メインカテゴリーを選択しなおす
~「追いつけ、追い越せ」 「私が勤めていた○○高校」~ 口ぐせのように何度も聞かされた言葉です。僕が高校1年生のときの教科担当の先生のお一人でした。 授業は上手とは言えませんが、結構楽しくて人気もありました。彼は前任校である○○高校から、僕たちが在学していた第一高校(仮称)に赴任してきたのです。 つまり、君たちの多くは第2、第3希望として入学してきたので第1希望の学校の生徒より学力が劣る。だから 「追...
~「お前らは〇〇に感謝するべきだ。でないと今頃は・・・」~ 感謝と恨みが相半ばする個性的な恩師がいました。僕が高校2年のときでした。 まず感謝です。「宗教」という教科の担当で山本先生(仮名)という方でした。彼の授業は言葉に癖がありましたがわかりやすく、世界のさまざまな宗教を幅広く公正に教えていただきました。 いろいろな宗教の良さ、特性を知ることができ、その中には今でも役に立っていることがたくさんあ...
~「A校に生きA校に死す」 「こんなところで死ねるか」~ 僕が高校1年の時、同校の知り合い2人が冗談交じりに交わした会話です。前者は山田さん(仮名)で後者は川上さん(仮名)です。 2人とも僕より1つ年上の高校2年生でした。山田さんは第一希望で入学してきた生徒です。川上さんは第二希望での入学でした。 だからこのような言葉が出てきたわけですね。山田さんは自分が通う学校に誇りをもっています。だから生き生...
~「女子の制服は差別の象徴!」~ ・・・・・? 僕が高校1年のとき、近くのB高校に通う杉田さん(仮名)という女子生徒の言葉です。 今から思うと結構な美少女だったと記憶しています。あるとき突然、彼女の口からこの言葉が出てきたのです。 僕は唖然としてしまいました。推測の域は出ませんが、おそらく杉田さんもB高校に自身の第一希望で入学してはいないのだと思います。 だとすれば、典型的な学歴差別であり自分差別...
米:黒人女性バレー選手「試合中に差別発言をされた!」→調査結果「嘘松」[海外の反応]
記事 先月26日、米ブリガムヤング大学で行われた女子バレーボール試合において、対戦相手であるデューク大学に所属
大人気の激安スーパーがぼくの街にもある。ものすごい数のお客様が買い物に行く。土日は店から駐車場までのエレベーターの大渋滞は当たり前。この激安スーパーに行く理由は安いからという人が多い。またお肉がいいからという人もいた。 どのようにお肉がいいのか?他の店より安い。ビックリしたのは冷凍焼けしない。と言った人もいた。 ぼくは高級お肉でもどんなお肉でも冷凍焼けするとデパートの店員さんから聞いたことがある。 冷凍焼けしないお肉はもしかしたら、ぼくたちが知らない方法で加工されているのかもしれない。安全な方法で加工されていればいいが。 もしかしたら将来ぼくたちの身体に害を及ぼす化学薬品など使っているのかもし…
『LGBTQ』結婚してからそんなこと言われてもそれは話が違うだろう俺の男として愛し愛されたいと言う願いはあなたと結婚している限り叶わないのであるあなたの生き方…
トランス女性(身体は男性のままで自認は女性、という人)に、女性スペースを使わせて欲しい、という話題。 アライの方々が「いっそ男女共用にすればいい」と言っていますが、清掃員の体験から、トイレを男女共用にするとどんな問題が起きるか? を書きます
ハンセン病のことをよく知らない人も一読してみよう! 村内伸弘さん@murauchi 渾身の記事 国立ハンセン病資料館の感想記事 偏見・差別を受ける患者の気持ちを刻んだ展示物 病気に苦しみながらも、世界で一番幸せだと言う講演者 豊富な写真と講演録など、臨場感溢れる記事です 病...
人種差別・虐待・いじめ…涙が出たのは、感動ではなかったんだ(ドラマ「アンという名の少女」を見て)
先日も、書きました。 LaLa TV で始まった、 アンという名の少女 こちら 第1話、「感動して涙が出た」って書いたけれど、 3話まで見て、 感動? ではない気がしてきた。 ただ単に、アンがかわいそう? 生ま
今日、誕生日なんです。子ども時代と今、変わったことはたくさんありますが、昔は差別的だったなと思います。今なら考えられないことをみんな平気で口にしていました。実は私たち、中身はまったくついていけていないのでは?
2022年8月29日に出した、生殖補助医療法改正に関連して代理出産の合法化を進めようとする自民党案。 Twitterでも話題になっていましたが、本当に「怖い」と思うんですよね。 先天的に子宮が無い人などへの子宮移植が可能になるまでの時限的…
ジェンダーや宗教、人種に民族、職業や障害の有無など、あらゆる“違い”への差別は忌むべきものという認識が定着して…
「区別」「差別」は混同されやすい語だが、合理性の有無で使い分けるデリケートな言葉。本記事では、その違いを具体的な例を挙げて説明し、さらに「平等」に関する筆者の考えや、人権教育の重要性も説く。情報過多の時代だからこそ、より大切にしたいテーマ。
Login • InstagramWelcome back to Instagram. Sign in to check out what your fri…
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/08/02/kiji/20220802s00041000363000c.html https://twitter.com/kituonscw/status/1554026717382991874?s=21&t=7K-k9AVNgrw44FrSPhScyg https://twitter.com/radioya/status/1554437128884461568?s=21&t=7K-k9AVNgrw44FrSPhScyg https://twitter.com/toship55/status/…
摂食障害と向き合い、弱者描いた漫画家 松田妙子さん急死YAHOO!ニュースに2022/7/31に掲載された記事です。大量の食べ物を口にしては吐き出す摂食障害と…
我が家の息子たち 長男 12才 自閉症・軽度知的障害・ADHD 特別支援学校の中等部 1年生 次男 11才 小学6年生 三男 10才 自閉症・重度知的障害・…
ごきげんよう、まんきんたんです。 ゆうべはAmazonプライム・ビデオで『砂の器』を見た。 昭和スターの顔ぶれが懐かしかった。 『キイハンター』『Gメン…
画像やタイトルにあるように、職業(年収)や趣味で相手を選ぶビッチとは付き合わない方が良い。 こういう連中のせいで独身が増えるんだと思う。 昔は男尊女卑と言われたらしいが今は明らかに女尊男卑である。 実際、男の方がハードな人生である。躓いたら負け扱いだから。 https://twitter.com/ginseiou/status/1522335677110624256?s=21&t=RUd3BHrZ27oFTqM9pS3Pgg …はぁ(;´д`) 異世界で人生やり直したい。 それでは。 にほんブログ村 ↓フェミニストの話↓ https://emiriox.hatenablog.com/entry…
では、好かれる人になるにはどうすればいいのでしょう。先の実験には続きがあります。場を暗くする人をAさんとします、ところが例外が一つだけ発生したのです。Aさんが…
トルコで暮らし始めて約30年が経ちました。 私は今 トルコ・イスタンブールにある日系企業で現地採用職員として働いています。今の会社に入社して13年になりま…
https://www.j-cast.com/2022/06/29440432.html?p=all https://news.livedoor.com/article/detail/22420041/ 誰にでもできると書いてるけど、実際そうではないパターンが多かったり、リスクに対してリターンが取れてない給料(当然、優秀な人材はやってこない)なのが問題。 介護士もランキングされていたが、国が相応の給料貰えるようなシステム作りしていれば、人材は集まったはず。そうすれば、相模原障害者施設殺傷事件のような事件も発生しなかったのである。 誰でもできるという意味では転売屋や配信業もそうではあるが、前者は…
私が考える有効なひきこもり支援は (1)偏見や差別の撲滅 (2)お金や仕事の問題の解決 (3)人との繋がりなど、人生を豊かにすることを考える そしてこれらは、現在なら当事者サイドからでも、ある程度なら助け合ってできることです。
「ゲイと言ってはいけない法」って何?ゲイリーマンが考えてみた
こんにちは!ゲイでブログを書いてる平凡なサラリーマン、のびのびハスキー(@Gay_husky)です!今、アメリカではフロリダ州で成立した通称「ゲイと言ってはいけない法」ってご存知ですか?毎日ネットのニュースではこの関連のニュースで溢れています。日本ではまだまだ話題になっていませんが、アメリカを中心に世界ではすごく問題になっているので今回はこの「ゲイと言ってはいけない法」とはなんなのか?何がだめなのか?ゲイリーマンの僕なりに考えてみました。最後にコメント欄でみなさんのご意見も聞かせてもらえると嬉しいです。
ウチの近所でよく見る木です。 遠目に見ると、丸い綿のような白い花が咲いています。 グーグルレンズを見ると、『メラレウカ スノーインサマー』だそうです。 『夏の雪』だなんて、素敵な名前(*^^*) 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 𖥸 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 私がサポートしている...
「男性」という言い方と「男の人」という言い方と「男」という言い方はみんな同じものをさしますが微妙に違いますね。言葉って本来の意味以外に印象、ニュアンスがあって…
先日70代の女性に私が一度も結婚したことがないと伝えると「あら、きれいなのにもったいない」と言われ、「きれい」だと褒められたにも関わらず、心の中にモヤモヤが広がっていった。 70代専業主婦は結婚するのが当たり前だと思ってる世代だから、他の生
前回に引き続き社会心理学について書いていきます。気付かないうちに差別している?人種差別、女性軽視など現在も大小さまざまな差別が存在します。そもそも差別は「差別しよう」と思って始まったわけではないのです。偏見が原因第一次世界大戦後の黒人排斤政
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.1 医学は、健康を正常であること、病気を異常であることと定義づけてやってきましたよね。で、異常と診断したひとたちに治療をしてきましたね。 正常と病理 (叢書・ウニベルシタス) 作者: ジョルジュカンギレム,滝沢武久 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 1987/12 メディア: 単行本 購入: 1人 この商品を含むブログ (11件) を見る でも、正常とか異常とかいう言葉の意味、みなさん、わかります? 失礼なことを言うと思われるかもしれませんけど、実はみなさん、そうした言葉を、意味もよくわからないまま、ただ何となく使ってきただけなの…
異常な人間はこの世にただのひとりも存在しないということ(1/3)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.2 医学は、健康を正常であること、病気を異常であることと定義づけてやってきましたよね。で、異常と診断したひとたちに治療をしてきましたね。 そのように、ひとを正常とか異常とかと判定することの意味を先日確認したの、ひょっとしてみなさん、覚えてくれていますか。こういうことでしたよね。 ひとを正常と判定するというのは、 ①そのひとを「作り手の定めたとおりになっている」と見(ひとの作り手を「自然」と考えるのか、それとも「遺伝子」と考えるのかは不問に付しておきますよ)、 ②その「作り手の定めたとおりになっている」ことを、問題無しとすること、 かたや、ひと…
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.3 今回は、医学に差別されてきたのは、そしてされていくのは誰か、確認しますね。 以前に確認したことを、最初に軽くふり返ってから、はじめることにしましょうか。 簡単に言うと、こういうことでしたよね。 そもそも、みなさんと医学とでは、何を健康とし、何を病気とするかが異なるということでしたね。 ふだんのみなさんにとって、「健康」という言葉は、「苦しまないで居られている」ことを表現するためのものであるいっぽう、「病気」という言葉は、「苦しんでいる」ことを、その苦しみが手に負えないようなときに表現するためのものである。ふだんみなさんが、健康であるとか病…
「発達障害」を例に、誰が医学に差別されるのか確認する(1/4)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.5 今回は、発達障害なるものを例に、診断という名の差別について見ていきますね。 でも、そのまえに、これまでに確認した事項を3点、簡単におさらいしておきましょうか。 ずいぶんまえに、健康、病気、についてこういうことを確認したの、覚えていますか。 ふだんのみなさんにとって、「健康」という言葉は、「苦しまないで居られている」ことを表現するためのものであるいっぽう、「病気」という言葉は、「苦しんでいる」ことを、その苦しみが手に負えないようなときに表現するためのものである。そのように、ふだんみなさんが、健康であるとか病気であるとかとしきりに言うことで争…
統合失調症の「悪口が聞こえてくる(幻聴)」を理解する(統合失調症理解#1)(1/5)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.8 この世に「理解不可能」なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 (参考:そのときの記事をいちおう挙げておきますね。) だけど、医学はこの世に「理解不可能」な人間は存在するとします。 たとえば(精神)医学は一部のひとたちを統合失調症と診断し、「理解不可能」と決めつけてきましたよね。で、やれ「永久に解くことのできぬ謎」だ、「了解不能」だと言ってきましたね? かつてクルト・コレは、精神分裂病〔引用者注:当時、統合失調症はそう呼ばれていました〕を「デルフォイの神託」にたとえた。私にとっても、分裂病は人間の…
統合失調症の「監視されている」「数字が合図を送ってくる」「盗聴されている」を理解する(統合失調症理解#4)(1/8)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.11 目次・ある男性の3つの訴え・監視されている(ⅰ)・監視されている(ⅱ)・数字が合図を送ってくる・盗聴されている(ⅰ)・盗聴されている(ⅱ)・盗聴されている(ⅲ)・(精神)医学は人間差別の体系である ◆ある男性の3つの訴え この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 (参考:いちおうそのときの記事を挙げておきますね。) そしてそれは、「理解不可能」なひとなど、ただのひとりも存在し得ない、ということを意味するとのことでしたよね。 (参考:そのことを確認したときの記事もいちおう挙げておきます…
統合失調症の「声が命令してくる(幻聴)」を理解する(統合失調症理解#5,6)(1/3)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.12 この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 (参考:そのときの記事をいちおう挙げておきますね。) そしてそれは、この世に「理解不可能」なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを意味するとのことでしたよね。 (参考:そのことを確認したときの記事もいちおう挙げておきますよ。) だけど、医学は一部のひとたちを異常と判定し、「理解不可能」と決めつけて、差別してきました。 たとえば、あるひとたちのことを統合失調症と診断し、こんなふうに、「永久に解くことのできぬ謎」だとか、「了解不能」だと…
統合失調症の「体感幻覚」「テレビ・ラジオ幻聴」「高校生幻聴」「車幻聴」を理解するpart.1(統合失調症理解#7)(1/4)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.13 目次・場面1:中学生時代(幻聴)・自分しか知らないことをみんなが知っている・同級生、家族、近所からの悪口 ◆場面1:中学生時代(幻聴) この世に異常なひとなどただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 〈参考:そのときの記事をいちおう挙げておきますね。〉 〈参考2:もっと簡単な証明法はこちら。〉 そしてそれは、この世に「理解不可能」なひとなどただのひとりも存在し得ないということを意味するとのことでしたね。 〈参考:そのことを確認したときの記事もいちおう載せておきますよ。〉 〈参考2:もっと簡単に確認したい場合…
統合失調症の「体感幻覚」「テレビ・ラジオ幻聴」「高校生幻聴」「車幻聴」を理解するpart.2(統合失調症理解#7)(1/2)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.14 目次・場面2:朝起きたら身体中が痛い・場面3:朝起きたら身体中に落書きされている ◆場面2:朝起きたら身体中が痛い 「理解不可能」なひとなど、この世にただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。だけど(精神)医学は、一部のひとたちを不当にも「理解不可能」と決めつけ、差別してきました。 そこでそのことを実地に確認するために、前回、統合失調症と診断され、そのように差別されてきたCさんに登場してもらい、Cさん本人が挙げてくれる7つの場面を見てみることにしました。 〈参考:前回〉 前回は、その7場面のうち、最初のひとつ…
統合失調症の「他人が身体のなかに入ってくる」を理解する(統合失調症理解#8)(1/5)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.16 目次・20代女性の訴え・推測その1・推測その2・推測その3・(精神)医学は差別する ◆20代女性の訴え この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 (参考:そのときの記事を一応、貼り付けておきますね。) そしてそれは、この世に「理解不可能」なひとなどただのひとりも存在し得ないということを意味するとのことでしたよね。 (参考:その確認をしたときの記事も一応載せておきますよ。) だけど、医学は一部のひとたちを異常と判定し、「理解不可能」と決めつけて、差別してきました。 たとえば、あるひとた…
統合失調症の「赤の他人の怒ったような顔写真を見て、自分の父親は怒っているととる」を理解する(統合失調症理解#9)(1/4)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.17 この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 (参考:そのときの記事を一応挙げておきますよ。) そしてそれは、この世に「理解不可能」なひとなどただのひとりも存在し得ないということを意味するとのことでしたよね。 (参考:そのことを確認したときの記事も一応載せておきますね。) だけど、医学は一部のひとたちを異常と判定し、「理解不可能」と決めつけて、差別してきました。 たとえば、あるひとたちのことを統合失調症と診断し、つぎのように、「永久に解くことのできぬ謎」だとか「了解不能」だとかと言ってき…
自分にとって大事な人や物、存在という意味合いのトクベツはあると思う。 でも、存在そのものにおいてのトクベツはないと思っている。 お金をたくさん持っていても、 素晴らしい肩書があっても、 血筋が素晴らしいとされていても、 同じ人間。 同じ存在。 お金を持っていなくても、 仕事をしていなくても、 罪を犯したとしても、 同じ人間。 同じ存在。 その存在が、今そうである。今ただその経験をしている。というだけのこと。 もし『違う!』と感じるのなら、それは誰かが決めた価値観で自分や他の存在をジャッジしているだけだったりする。 こんなシーンはどうだろう。 自分とは関係のない生まれたての赤ちゃんを10人見せら…
統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.5(統合失調症理解#14)(1/6)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.25 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で5回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日の模様からはじめ、現在はその翌日を見ているところです。 統合失調症と診断され、「理解不可能」と決めつけられてきたその小林さんが、(精神)医学のそうした見立てに反し、ほんとうは「理解可能」であることを、実地にひとつひとつ確認しています。 vol.1(下準備:メッセージを受けとる) vol.2(朝刊からメッセージを受けとる) vol.3(駅名標示から意…
統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.8(統合失調症理解#14)(1/7)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.28 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で8回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日の模様からはじめ、現在はその翌日を見ているところです。 統合失調症と診断され、「理解不可能」と決めつけられてきたその小林さんが、(精神)医学のそうした見立てに反し、ほんとうは「理解可能」であることを、実地にひとつひとつ確認しています。 vol.1(下準備:メッセージを受けとる) vol.2(朝刊からメッセージを受けとる) vol.3(駅名標示から意…
統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.9(統合失調症理解#14)(1/6)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.29 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で9回目、最後になります。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日とその翌日の模様を見てきました。 統合失調症と診断され、「理解不可能」と決めつけられてきたその小林さんが、(精神)医学のそうした見立てに反し、ほんとうは「理解可能」であることを、全9回にわたり、実地にひとつひとつ確認してきました。 vol.1(下準備:メッセージを受けとる) vol.2(朝刊からメッセージを受けとる) vol.3(駅名標示から意味…
統合失調症の「話が途切れ途切れになる」「頭が飛ぶ」「ピコーンときてバリバリする」を理解する(統合失調症理解#15)(1/8)
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.30 目次・いつもの前置き・話が途切れ途切れになる・「理解可能」なひとを「理解不可能」であることにする・障害という言葉を使って「理解不可能」と表現する・表現内容まで「理解不可能」であることにする・言葉遣いまで「理解不可能」であることにする・締めの言葉 ◆いつもの前置き この世に異常なひとなどただの一人も存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 〈参考:そのときの記事をいちおう挙げておきますよ。〉 〈参考2:もっと簡単な証明の仕方はこちら。〉 そしてそれは、この世に、「理解不可能」なひとなど、ただの一人も存在し得ないということを…
医学に差別されてきたのは、そしてされていくのは、「標準より劣っている」とされるひとたち(1/5)
目次・医学は誰を差別するか・「ひととはコレコレこういうものだ」というイメージの作り方・異常と決めつけられ、差別されるのはどのグループか・今回わかったこと・みなさんがほんとうに争点にするのは「普通か、普通じゃないか」か ◆医学は誰を差別するか 医学は健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてやってきた、ということでしたよね。 〈参考1:そのことを下の記事で確認しました。〉 でも、この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ない、ということを先日、確認しました。 言うなれば、ひとはみな正常である、って。 にもかかわらず、医学は一部のひとたちを不当にも異常と決めつけ、差別してきた…
発達障害とか運動障害とか言うときの「障害」という言葉は、「異常」と同義(1/4)
目次・世間で用いられる障害という言葉の意味ふたつ・医学は、身体に起こる出来事を一点のせいにする・「発達障害」と「運動障害」を例に確認する・なぜ「障害」という言い方にひとは違和感を覚えるのか ◆世間で用いられる障害という言葉の意味ふたつ 発達障害とか双極性障害とか運動障害といったように、医学では障害といった用語がしばしば使われますね。 そして最近では、時に、その障害という表記の代わりに、障がい、もしくは障碍と書かれることがありますね。 でも、そうした、障害・障がい・障碍(以下、障害とのみ記す)、といった用語はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回は、その意味を特定します。 いきなりですけど…
早速、正常、異常という言葉の意味を確認した前回のつづきを話させてもらいますね。 〈参考:その「前回」はこちら〉 ふだんみなさんが、やれ健康だ、やれ病気だとしきりに言うことで争点にするのは、「苦しくないか、苦しいか」、である。だけど、医学が、やれ健康だ、やれ病気だとしきりに言って争点にしてきたのは、それとはまったく別のことだった。すなわち、正常か異常か、だった。(身体をあやまって機械と見なす)医学は(苦しいとか苦しくないとかいうのが何であるか理解できず)、健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてやってきたんだ、ということでしたね。 では、そのように医学が、健康、病気をそれぞれ…