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今日は、考古学出発の日です。1877年(明治10年)のこの日、「大森貝塚」を発見・発掘したアメリカの動物学者エドワード・S・モース(Edward Sylvester Morse、1838~1925年)
こんにちは。高見沢隆の詩的ライフです。 昨日は群馬に使用で行ってきました。途中、ガソリンを給油しましが、店頭価格については168円、会員になっているので163円で入れてきました。少し高崎方面に行くと160円から163円の店頭価格です。長野県はと言うと店頭価格は安い所でさえ174円で6円もの差があります。いったいどういうことなのでしょうか。 さて、先日の信濃毎日新聞の一面では”香坂山遺跡が国史跡”に指定されるという記事がありました。これは世界史的な発見です。この発見により人類が日本に足を踏み入れたのは今から約4万2千3百年前ということとなり、通説が変わることになります。 佐久市・御代田町の考古学…
ロストシティZ 失われた黄金都市 原題 The Lost City of Z 監督 ジェームズ・グレイ 制作 2016年 アメリカ 出演 チャーリー・ハナム ロバート・パティンソン シエナ・ミラー トム・ホランド (画像はイメージ) 内容は大人向け。あらすじや宣伝にはインディジ...
遺跡を使うもんじゃない?!(´・Д・)」 @ヴェネト州2026年冬季オリンピック
皆さん、こんにちは〜(´・Д・)」 もうさ、東京オリンピックの事例を見れば「参加する事に意義がある」とか綺麗事ばっかり言って 現に2026年のミラノ-コル…
JUGEMテーマ:歴史 その2からの続き 前回は手宮洞窟の壁画を簡単に見ましたが、今回からはフゴッペ洞窟壁画を考えていきます。描かれたものがそれほど多くはない手宮洞窟に比べると、フゴッペは800点近い像が残されているそう
皆さま、おつかれさまです。 ainame01です。 皆さま、ジャーナリズムにどのような思いをお持ちでありますか?権力への諂、裏づけなき空疎な記事、社名を背負った傲慢‥‥‥と、現代の報道には、信念、執念、道徳が欠如している!といわれて久しいのであります! わたくしは、活字になる、電波に乗る、というものは、すべて信用に足る真実と思うて、若きときは生きていました。しかし自分が取材を受けたり、取り上げられたりという経験のなかで、報道はつくられる、良くいえば創られる、わるくいえばでっちあげられる!ということを身を以て知りました。ある種の諦念も持ちつつですが、やはり釈然としない澱は積もるものであります。 …
斉明天皇陵と推定されている奈良県牽牛子塚〈けんごしづか〉古墳は、令和4年(2022)に復元整備を終えて、平面八角形をした墳丘を白い凝灰岩で覆った往時の威容が…
46年、盛岡市生まれ。早稲田大卒業後、アンカラ大に留学。帰国後に三笠宮の発案で設立された中近東文化センターに勤務した。85年以降、カマン・カレホユック遺跡の調査に携わってきた。昨年12月にはトルコを公式訪問された秋篠宮ご夫妻を発掘現場で案内した。遺跡調査の大
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 手宮洞窟、フゴッペ洞窟ともに紀元1世紀〜4世紀の間に作られたとされます。北海道では「続縄文期」という時代にあたり、本州の時代区分では弥生時代の後期から古墳時代の始まりにあたります
私たちは古墳の副葬品というと鏡〈かがみ〉、剣〈つるぎ〉、玉をまず思い浮かべますが、奈良県ホケノ山古墳や中山大塚古墳、黒塚古墳、京都府椿井大塚山古墳といった畿…
■『私市円山古墳公園』山頂からの絶景と自然の藤が楽しめる、隠れた名スポット(京都府綾部市)
目次 1 ハイキング気分が味わえる、知る人ぞ知る穴場 2 『私市円山古墳公園』麓には広い駐車場完備 3 『熊に注意!』バイクで登れます 4 古墳の頂上まで歩いて登ることができます 5 晴れた日には福知山の街を一望できる『絶景スポット』 1 ハイキン
岡山市の西端を流れる足守〈あしもり〉川は、かつて高梁〈たかはし〉川の支流と合して瀬戸内海へ注いでいました。吉備津〈きびつ〉と呼ばれたその一帯は対外交流の拠点…
発見 de 大喜び?! ナポレオン令を免れた16世紀の遺体 @ヴェネツィア
皆さん、こんにちは〜( ´ ▽ `)ノ 普段、ヴェネツィアではサン・マルコ広場の様な所での工事は「何か発見出来るのではないか??」と 考古学者が工事現…
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」展が面白い!(3)
さて、この特別展で最も興味惹かれたのは日本列島の南と北に暮らした人々の展示です。南西諸島では弥生時代から貝の交易が盛んに行われていましたが、飛鳥時代には途絶…
タイのマニ族(ホアビニアン)“最初の日本人”縄文人の「親戚」が東南アジアのタイの密林にいた 「古代DNA解析」が明らかにした新事実とは? NHKホアビ二アンの分布地ゲノム分析と骨から復元された港川旧石器人の想像図全然似てない気もするが・・・マニ族の特徴は異常に出
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」展が面白い!(2)
第2~4章で流される映像では、古人骨に自らの様子を語らせています。礼文島〈れぶんとう〉の縄文人はこの時代の老年にあたる40才の女性で、髪は縮れ毛、シミが出や…
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」展が面白い!(1)
夏日が続いた3月下旬、桜まつりでにぎわう東京の上野公園を訪れました。この日のお目当ては国立科学博物館で開催中の「古代DNA―日本人のきた道―」展(6月15日…
JUGEMテーマ:歴史 その2からの続き大山古墳(仁徳天皇陵)の話を進めていますが、期せずして先日(3/18)の朝日新聞(朝刊)にて大山古墳の記事が載っていました。本来、なかなか調査が許可されない天皇陵ですが、3月7日に研究者によ
以前、岡山県古代吉備文化財センターに勤務されていた吉久正見〈よしひさまさみ〉さんから『吉備地域の石棚・石台を持つ横穴式石室について』と題した著作を拝受しまし…
現在、九州国立博物館を会場に「はにわ」展が開催されています。その様子はSNS等でさまざまに伝えられていますが、同じ埴輪を展示しながらも東京国立博物館の会場(…
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《4》巨大プロジェクトのリアル 本多猪四郎監督はインタビューで次のようにも言っています。 「…落ち着いて、一分の隙間も無いような計画のもとに、一
岡山県北部の津山市にある高尾北ヤシキ古墳は、群集墳として著名な佐良山〈さらやま〉古墳群を構成する古墳の一つです。6世紀末に築かれた径13mの円墳で、長さ6m…
JUGEMテーマ:歴史 古墳をとり上げようと思います。が、単に自分で勉強したことをそのまま書き連ねても芸がないことなので、最近観た映画の話から始めようと思います。 《1》映画『妖星ゴラス』 といっても、扱うのは新作ではな
岡山県の弥生集落を発掘すると、土器を使った棺〈ひつぎ〉が見つかることがあります。いずれも九州に見られるような棺専用の土器ではなく、日常用の土器を転用したもの…
山陽自動車道と国道53号バイパスが交差する岡山市北郊の田益〈たます〉地区。その航空写真を見ると、住宅地と水田を囲む楕円形の区画が見て取れます。この一帯に国立…
エジプト展 ピラミッドの魅力損切も 出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m河江肖剰さんを知ったミイラの作りかた シュールというか 死者への冒瀆というか、十字は切ったものミイラの写真などとりました。私ミイラはみたりしてるけど、 整然とならんでると、恐怖より時空をかんじてしまった。全く違う死生観が支配する世界。そうは 珍しい展示物はなく、 目玉展示品もなく、展示の方法がなかなか。それは プロヂュー...
JUGEMテーマ:歴史 その4からの続き 《6》不吉な影 記紀(古事記・日本書紀)垂仁天皇の中にあるサホヒメ・サホヒコのエピソードに蛇(小蛇)が登場します。 天皇の后であるサホヒメは兄のサホヒコから天皇を殺して自分たちで
皆さんはこの焼き物を何だと思いますか? 直径20㎝余りの鉢にフードを被せたようなこのうつわは、炭火を入れて暖を採った「手焙〈てあぶり〉」という古民具に似てい…
JUGEMテーマ:歴史 その3からの続き 《5》弥生・古墳時代の蛇 おそらく私の不勉強によるものでしょうが、前々回にも述べた通り弥生時代の土器の中にヘビをモチーフにしたデザインや造形があるのかを知っていません。同様に古墳
NYU博士号過程の生徒と共に、古代ローマ美術の講義に参加する
昨夜は、恐れ多くもNYU(ニューヨーク大学)のファインアーツ インスティテュート(芸術学院かな?Institute of Fine Arts)のお膝元であ...
花崗岩〈かこうがん〉由来の酸性土壌が広がる岡山県において、古人骨を発掘する機会はそれほど多くありません。けれども、古墳の石室や石棺のように密封された場所では…
JUGEMテーマ:歴史 その2からの続き 《4》性の神 山梨県立考古博物館展示の津金御所前遺跡出土(縄文時代中期)の土偶は出産土偶として有名です。容器上部についているのが母親の顔、側面に見えるのが子どもの顔とされており、
金印のポイント●封泥「封泥(ふうでい)とは古代の西アジアや中国において、重要物品を入れた容器や公的内容を記した木簡・竹簡の束を封緘するとともに、責任の所在を示す証明書として用いられた粘土の塊のこと。封緘、保管、輸送などを担当する責任者を記す記号や文字が刻
弥生時代から秦氏はいた・日本史は持統から・阿武山古墳は鎌足 過去記事修正画像更新
ただいま、過去記事の中から抜粋して文章や画像を見やすく書き直す作業中です。重複記事になりますが、読みやすくしてあるつもりですので、もう一度ご覧ください。筆者Kawakatu弥生時代から秦氏はいた。宇治に。宇治の「池山古墳」、古墳の痕跡見つからず 墓地の可能性、名
岡山市街地の東部を流れる百間川〈ひゃっけんがわ〉の河川敷を発掘していると、赤く焼けた炉のあとが2つ並んで見つかりました。どちらも一辺1mほどの方形をしていま…
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《3》再生への願い 民俗学の谷川健一さんが『蛇〜不死と再生の民俗』(冨山房インターナショナル 2012年刊)で、沖縄・奄美地方でハブを頭に乗せて占いをするノロ(巫女)がいたことを
遺跡から見た邪馬台国その3 奴国と肥前肥後の遺跡の関係2019年06月21日 13:36水行陸行をこの地図から見れば、那珂川を下るのに3日、吉野ケ里まで背の高い藪をこぎながら歩いて2日もあれば行けたんじゃないか?ただし立派な中華の使者の行列なら10日の20日かかっても(わざ
考古資料からは歴史の真実がよく見えてくる。じいいいいっとながめていると、あっと気づくことが浮かび上がる。そこに真理を見出そうというのが筆者の歴史研究だ。今、筆者は過去記事を再読し始めている。けっこういいことを書いたなという記事がたまにある。たまにしかない
JUGEMテーマ:歴史 あけましておめでとうございます。昨年は正月早々の地震やら大事故やらでたいへんなスタートとなりましたが、私の住む地域では今年は比較的穏やかな天候となり晴ればれとしたお正月を過ごしました。と思っていたら、ここ数
「第4章 国宝挂甲〈けいこう〉の武人とその仲間」はこの特別展の目玉だけあって、5体の埴輪に一室を当てる贅沢な展示。勢ぞろいした「挂甲の武人」たちをつぶさに見…
ようやく秋らしい日和となった10月下旬、東京国立博物館で開催されている「ハニワ」展を見学しました。埴輪の特別展は50年ぶりということで、一昨年の企画発表か…
JUGEMテーマ:歴史 11月30日、大阪の近つ飛鳥博物館(富田林)において文挾健太郎氏(群馬県藤岡市教委)による『モノづくりが繋ぐ交流と信仰〜群馬県藤岡市の歴史文化の特性』という講演が行われました。“モノづくり&rd
国の特別名勝に指定されている岡山後楽園〈おかやまこうらくえん〉は、元禄13年(1700)に岡山藩主池田綱政〈いけだつなまさ〉が築いた岡山城附属の大名庭園(御…
JR岡山駅の北側には、弥生時代の中ごろ(約2400年前)にさかえた南方〈みなみかた〉遺跡があります。さまざまな開発事業に伴って住居や墓、貝塚などが発掘されて…
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《4》龍と王権 春成氏は講演の中で、龍の信仰が伝わってきた理由についても言及されています。龍の観念が伝来した紀元1世紀頃の日本列島は気候が極めて不安定であったとされていて、極端な