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日本列島に暮らした人々の顔は、時代や地域によってさまざまに変化してきました。石垣島、北海道礼文島、鳥取県、東京都など、各地の遺跡で出土した頭蓋骨から復元された“顔”は、生活環境や社会のあり方を映し出しています。顔に刻まれた歴史に思いを馳せてみましょう。
特別展「古代DNA 日本人の来た道」① 幻の獣、ニホンオオカミの眼差し
国立科学博物館「古代DNA展」で展示中のニホンオオカミの剥製。昨年女子高生の助言で発見されたこの標本を見て、かつて身近な山で生きた幻の獣に特別な想いを抱きました。
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」展が面白い!(3)
さて、この特別展で最も興味惹かれたのは日本列島の南と北に暮らした人々の展示です。南西諸島では弥生時代から貝の交易が盛んに行われていましたが、飛鳥時代には途絶…
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」展が面白い!(2)
第2~4章で流される映像では、古人骨に自らの様子を語らせています。礼文島〈れぶんとう〉の縄文人はこの時代の老年にあたる40才の女性で、髪は縮れ毛、シミが出や…
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」展が面白い!(1)
夏日が続いた3月下旬、桜まつりでにぎわう東京の上野公園を訪れました。この日のお目当ては国立科学博物館で開催中の「古代DNA―日本人のきた道―」展(6月15日…