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河童は遠野物語には欠かせない存在ですが、遠野物語を掘り下げていくと、そこにはなんと河童が座敷童となった極めてユニークなケースも存在します
佐々木喜善 宮沢賢治、石川啄木、野村胡堂、と並ぶ「岩手の四大文人」の1人とされ、柳田國男に「遠野物語」を伝え、遠野物語が世に出るきっかけを作った人物です 彼の伝える物語は、人間の心の闇や、そして本当に危険で不気味な怪異たちが混在となった、「本来の遠野物語」…「裏」遠野物語と言えます。 今回はその中から、座敷童を抜粋して紹介してみます。
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《4》民話「ものいう地蔵」 瀬川拓男・松谷みよ子・辺見しゅん編『日本の民話6土着の民話』(角川文庫 1981年刊)の中に次のような話が載っています。(内容は少々要約しています)「
JUGEMテーマ:歴史 今回の話題は決してホラーでもオカルトでもありません。タイトルだけ見て期待した方はすみません。 《1》ある誤解 ネットサイトの中のある日のQ&Aのコーナーに首かしげる質問と回答が載っていまし
『おおさと昔かだり』という大郷町に伝わる昔話の本。 軽く読んでみたら、これが興味深くておもしろい!昔話には、大郷町に実際にある地名や場所がたくさんでてきます。きっと大郷町で人から人へ語り継がれてきた昔話なんでしょうね。 他所に住んでいる僕なんかには、耳にする機会なんてない。この本は、地元のご高齢の方たちに聞いたりもしながら作られたようです。ほんと、貴重な本。
週刊 読書案内 小野和子「あいたくて ききたくて 旅にでる」(パンプクエイクスPUMPQUAKES)
小野和子「あいたくて ききたくて 旅にでる」 (パンプクエイクスPUMPQUAKES) 笠間直穂子という方の「山影の町から」(河出書房新社)の中にある書評で知って読みました
初気事:愛らしいジョウビタキ、僕のハードワークを心配したか!?弍
※本ページには、プロモーションが含まれています※ ☆ランキング参加中☆ にほんブログ村 #ライフスタイル 人懐っこい野鳥だと思う、ジョウちゃんこと、ジョウビタキだが、カメラにおさめるとなるとちと事情が変わる。やはり自然の生き物、こちら人間の意図を察しているかのようになかなかいい感じでは撮らせてくれない。っていうか、お手軽にiPhoneカメラのみで撮ろうとしてる僕の考えが甘いせいだろう。できるだけ近づいて、カメラ望遠倍率を上げずにおさめようと何回も試みたが、なかなかうまくいかなかった。 前回シリーズリンク hatch51.com でも何回も試みることができるくらい、ジョウちゃんは何回もやって来…
JUGEMテーマ:歴史 その3からの続き 《5》弥生・古墳時代の蛇 おそらく私の不勉強によるものでしょうが、前々回にも述べた通り弥生時代の土器の中にヘビをモチーフにしたデザインや造形があるのかを知っていません。同様に古墳
朗読演目 どんな風にお選びになっていますか? ・これ好き! ・これ読みたい! もちろん これはごく基本的な選書基準でございますね 好きこそものの上手なれ なんて申しますし 練習の気合がちがってきますものね でも 朗読演目の選書の場合 自分目線だけだと チョット不十分です 特にリアル朗読会の場合は お客様視点を加えてみましょう それにはこんな方法がございますよ 【テーマ:季節】 広く多くの方が興味をもってくださるであろうテーマ その一つが「季節」でしょうか 今では 春・秋が短く 何と申しますか 一年が 熱すぎる夏へと加速する期間と 冷めやらぬ余熱期間 と言った感じですが… それでも(それだからこ…
【11月開講!が年を越して1月に】 店内での朗読講座 これがやりたくて 古本屋を始めた様なものなのでございますが 昨年 秋頃から公告いたしまして 開講は11月! と言うことで… SNSでいろいろ また 実教室は玄関先の掲示をふんだんに! と言う これまたSNSの無料教室起業動画などを拝見しての工夫 をしたもののの これがなかなか でございます たまに お尋ねくださる方もございましたが 「朗読って なんなん?」 と言うことで 押しつけがましくならないように これこれこんなもので 楽しく かつ健康にもよいのでございますよぉ と お伝えするのですが そこから先のお申込みには至らず… ところが 先週金…
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《4》龍と王権 春成氏は講演の中で、龍の信仰が伝わってきた理由についても言及されています。龍の観念が伝来した紀元1世紀頃の日本列島は気候が極めて不安定であったとされていて、極端な
今日は、北海道・せたな町の、浮島公園にまつわる竜神伝説を、紹介します。 ・昔々、竜神様が住んでいると言われていたこの沼を、アイヌの人達はカムイ・ルル・トゥ(神…
素敵なプロジェクトだと思いますが如何でしょう。海ノ民話のまちプロジェクト YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@uminominwa/featured海ノ民話のまちプロジェクト 公式サイトhttps://uminominwa.jp/その土地に伝わる物語。民話からわかるのは今も残る地名と関わり(歴史)があったり、そのお話から人々を守るための教訓があったり、過去から現代まで続く信仰があったり等々実に興味深いもの。中には現実的には考えられ...
山歩きで「行くが行くが行くと」を体感 夏休み 高原ハイキング 峰山高原から砥峰高原までを4時間かけて歩きました 詳しくは 前前回 前回の記事を読んでね 🔳山歩きの朗読効果
赤沼の悲恋伝説 今から300年程昔のこと。 行き倒れになったある母子が、赤川の大地主、由右衛門に助けられた。 母子は由右衛門の親切を受け、やがて子は、年…
食べてみると、バターの香りが口いっぱいに広がります。お芋のしっとりした甘さが協調されていて、豊かな味わい。栗まで入っていて、贅沢なスイーツです。 しのぶの里の民話 HPを見てみると、このお菓子のもとに
民話(動物) オンゴロとネンゴロとノロ 昔、ある所に、爺(じっ)ちゃと婆(ばっ)ちゃとおったどしァ、とうふ屋をしていたが子供がいないので淋しく、犬と猫をわが…
【民話】松の幹・杉の枝葉の御霊杉(静岡県袋井市)松のような杉の木がある油山寺(袋井市)に行ってきました。この不思議な杉には弘法大師の伝説が伝わっているので紹介させていただきます。...
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《3》 怪異の正体 “化け物の正体見たり枯れ尾花”というのは横井也有という江戸時代の俳人の作った句のようです。 その正体を“科学的&rdquo
民話(動物) 茂吉の猫 むかし、小沢に茂吉という酒のみがいた。酒ぐせが悪いので嫁にくる人がないのか、猫と一しょに暮していた。月末になると、酒屋の小僧が酒代を…
民話(動物) さん子と猿 むかしある所に妻に先き立たれ、三人の娘と暮している木こりがありました。ある日人里離れた山奥で木を切っていると、大きな雄の猿が出て来…
民話(動物) 狐退治の話 むかし堀切りのあたりに悪い狐がいて、通行人をだましたり鶏を盗むなどして村の人を困らせていた。 一人の若者がこの狐を退治してやろうと…
民話(動物) 死んだばばコ ある時、小様の村でしっかり者の「ばばコ」が亡くなりました。とむらいを出した晩、村人達が集まって念仏を唱えていた時、ガラガラと戸口…
民話(動物) いじわるたぬき じっことばんばがありました。じっこが畑へ出て豆まきをしました。「一粒千粒なーれ、一粒千粒なーれ」といって豆の種を蒔いていると、…
民話(動物) 地蔵様の話 昔あったじょん、あるところに正直な爺(じ)さまと婆(ば)さまがおったじょん、爺さまが庭掃いていたば、豆コァ転(ころ)がっていてあっ…
民話(動物) 鬼の女房 むかしコある所に、ほいど(けち)な「てで」が一人暮していました。これまでに何人も「あば(嫁)」を貰ったが、飯を食わせるのがいたわしい…
民話(人物) 赤ん坊になった八五郎 昔ある所に、爺様(じさま)と婆様(ばさま)がいたが、子供がおそく生まれたので、一人息子の八五郎はやっと十五になった。 両…
JUGEMテーマ:歴史《1》ウサギさん快速 大阪と和歌山を結ぶJR阪和線を走る快速電車には“直通快速”とか“紀州路快速”とか“区間快速”等といった種類があります。 終着
【絵本】『てぶくろ』ウクライナ民話をロシア人が描く作品<5歳~7歳児おすすめ絵本>
助け合う心を伝えるウクライナ民話ウクライナ民話は、手袋をテーマにした民話や絵本がたくさんあるそうです。それは、寒い国ならではの悩みなのですが、手を温める手段として手袋は重要なアイテムであり、物語の中で、仲間を助けあう、思いやりを伝えるアイテ
民話(人物) 耳なし坊主 むかし、根子の村に若者たちの集まる大きな小屋があった。毎晩毎夜若者たちが集まると、力だめしや歌をうたったり、また、きれいな娘のうわ…
民話(人物) 三人兄弟と泥棒 むかし、根子のがけ山に一軒の炭焼があって、息子三人で一しょに炭を焼いているから、大そう金持であった。ところである日のこと、一番…
民話(人物) 夢買長者 昔、旅の男が二人で歩いていた。すると一人は「ああ大分くたびれた、ここらで休むかな」と、二人は木かげにねころんで昼寝をした。ぐっすりと…
民話(人物) 長い名前 昔、ある家で可愛いい孫が生まれたので、国中で一番長い名前をつけて喜んでいました。ある日のこと、孫があやまって井戸の中へ落ちてしまいま…
民話(人物) ばか兄 むかしコ、あるところにばか兄とおんじの二人の兄弟がありました。ある時、おんじが兄にいいました。「兄 兄、親の仏コかくんて寺さ行って和尚…
我が家で「阿仁町伝承民話第一集」なる書物が発見されました。 「郷土の民話、伝説は郷土の先祖の生活から生まれて伝承された心の結晶であり、郷土の人々はこの話を心の…
さあて、もう開き直って定期的にブログを投稿することはあきらめることとして、気分が乗った時だけ投稿することにする。さすがに前回投稿から4ヶ月もあけて言い訳の内容すら思いつかない。とはいえ、YouTubeでの投稿はずっと続けていました。 最近では奄美の野茶坊節に出てくる野茶坊の話で文英吉(かざりえいきち)氏が書いた野茶坊物語で動画(デジタル紙芝居的なもの)を作り投稿していました。野茶坊というのは奄美大島で集落(人里)で生きることが出来なくなった子が山に棲みついたといわれている野人のことです。 1episodeあたり5分程度で作成するとなんとepisode28までになってしまった。1日1episod…
絵本紹介♪ 第二百三十七回 てぶくろ―ウクライナ民話 アルビン・トレッセルト
*表紙画像の著作権は出版社のHP参照・又は問い合わせを経てルールに基づき使用しております。 お疲れ様です。MOOMINです。 古典的に有名なウクライナの名作絵本を、新訳したタイプです。 絵の感じもカラーページ、白黒ページと繰り返し、めくるたびに斬新なデザインになっています。 はじまり、はじまり さむーい真冬のロシアの森。男の子がてぶくろを、おとしてしまいました。雪のうえにおちたてぶくろに、つぎからつぎへと、森のどうぶつたちが、おしかけてきて…ゆかいなウクライナ民話を、リズミカルで心地よい文章と、美しく味わい深い絵で描いた絵本です。 おしまい 作品名 てぶくろ―ウクライナ民話 作 アルビン・トレ…
JUGEMテーマ:歴史森の木々が燃えるように赤く黄色く染まっていく晩秋の頃でした。スケタケはニホンオオカミの子どもです。近くに住むツキノワグマの子のワタロウと遊んでいました。ワタロウたち熊はもうすぐ冬ごもりに入ってしまうので、一緒に遊べるの
皆さま如何がお過ごしでしょーか ねこ科たぬきはバイクに乗ってるときについに寒いと感じるようになったので厚着して乗るようになりました。 今回の記事は 【ねこ科たぬきが語る超ショート噂話集】 でございます! nekokatanuki.hatenablog.com ↑ ↑ お時間のある方は是非こちらの記事も読んでいただけるとすごく嬉しいです♪ 肉薄するメガネ 瞳の中の宇宙 完璧な灸 存在感の強い男
皆さま如何お過ごしでしょーか ねこ科たぬきは休みの日に映画みてたら深夜3時になってしまい焦りましたが、途中で終わってはいけないと全て見終えたらもう明るくなっていました そして日中眠すぎて苦労しました 睡眠大事!!これマジ!! 今回の記事は 【ねこ科たぬきの部屋番号016 隠れ赤女】 でございます nekokatanuki.hatenablog.com ↑ ↑ お時間のある方は是非こちらの記事も見ていただけると嬉しいです♪ 隠れ赤女
皆さま如何がお過ごしでしょうか ねこ科たぬきは最近ホラー記事ばかり描いていますがお許しください 最近おじーおばーが色々お話聞かせてくるのです!!なんなら地域のおじーおばーまで話を聞かせにきます 折角聞いたお話なので記録がてら残したいのです! 元気に過ごしてくれていて、私に話して更に元気になるのなら私は嬉しいので、皆様も何卒お付き合い下さいませ…!! 今回の記事は 【アタガリイシ】 というお話でございます nekokatanuki.hatenablog.com ↑ ↑ お時間のある方は是非この記事も見ていただけると嬉しいです♪ アタガリイシ
皆さま如何がお過ごしでしょーか ねこ科たぬき、実はTwitterも始めているのですがイマイチ使い方がわかりません 今回の記事は 【ねこ科たぬきが語る沖縄の奇妙な話 逆立女】 でございます nekokatanuki.hatenablog.com ↑ ↑ お時間のある方は是非こちらの記事もご覧ください♪
皆様方如何お過ごしでしょーか ねこ科たぬきは小さいサボテンを買って鑑賞しております かわええ 今回の記事は 【ねこ科たぬきの部屋番号015】 でございます! 少しでも皆さんの暇つぶしになれば幸いです nekokatanuki.hatenablog.com ↑ ↑ お時間のある方は是非こちらの記事もご覧ください♪ 真正の月
皆さま如何お過ごしでしょうか ねこ科たぬきは寝りながらYoutubeで怪談朗読を聴きながら眠ることにハマっております 今悪夢を見そうだとか思った方いるでしょ!? そんなことないんです意外と ちなみに昨日の夢はパンケーキだと思って食べたらどら焼きだったので海に飛び込むとゆー夢でした 今回の記事は 沖縄出身ねこ科たぬきが語る沖縄の昔話 です お時間のある方はこちらの記事も是非ご覧くださいませ♪ ↓ ↓ nekokatanuki.hatenablog.com 股くぐり豚
梅は百花の先駆け まだ寒さがのこる厳しい季節、春の芽吹きを待つどの花よりも先だって咲く梅花。 1月から3月にかけて、日本各地で白、紅、薄紅の花を咲かせます。 その様子から、特にすぐれた人物は多くの人が世に出る先駆となることを示して、梅は百花の魁(さきがけ)という諺もあるほど...
JUGEMテーマ:歴史 (1) もはやヒーローではない…ある日、車を運転しながら流していたラジオから、水曜日のカンパネラの『桃太郎』(2014年発売)が流れてきました。ストーリー仕立てで歌われるラップ調の曲でしたが、
奈良女子大学叢書の1つとして『大和・紀伊半島へのいざない』という本が出版されました(2020年3月)。主に人文系の若手研究者の方々の論文が集められています。その中に、渡邉瑞穂さんという方の「ニホンオオカミの絶滅」という論文がありました。26
人と“人ならぬもの”との恋愛や結婚の話を、異類婚姻譚(いるいこんいんたん)といいます。「鶴女房」(いわゆる鶴の恩返し)、「信太妻」(キツネの話。陰陽師安倍晴明の誕生にまつわる神話)、「オシラサマ」(東北地方の伝承。馬と娘の話)など、日本各地
JUGEMテーマ:歴史 (1) オオカミ岩きのくに民話叢書5『紀州‣龍神の民話』(和歌山民話の会刊)の中に、オオカメ岩の話が載っています。オオカメだから“大亀”だと思ってしまいますが、オオカミが