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「あまろっく」2024年4月23日(火)新宿ピカデリーにて。午後1時55分より鑑賞(スクリーン8/D-9) ~定番の人情喜劇だが、江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶のキャスティングが絶妙 「あまろっく」。何だかヘンテコなタイトルの映画だなぁ~。と思ったら、実はこれは通称「尼ロック」と呼ばれる「尼崎閘門(こうもん)」のこと。水門を開け閉めすることで、兵庫県尼崎市を水害から守ってくれているのだ。 映画は謎のシーンから始まる。ウェディングドレス姿の2人の女性が並んで登場する。なぜに2人??? 続いて映るのは、小学生の近松優子(後野夏陽)が父の竜太郎(松尾諭)、母の愛子(中村ゆり)とともにスワンボート…
チラシやアドカード(宣伝用の無料ポストカード)は、それほどこまかく整理しているわけではなく大きめで通気性のいいボックスに入れている程度で、必要があった時にゴソゴソ取り出しています。まぁ人に貸し出すこともないし(以前はお貸ししていたこともあったのですが、全然返してもらえなかったり、借りパクされそうになったことがあったので、現在は一律お断りしています)自分の利便性を考えてそうしている感じです。で、このアドカードなのですが入手してからずーっと「何かな~?」と思いつつ放置していたのです。 と言うのは、喫茶店とか街中で貰っても後でよく見てみたら映画とは全然関係ない写真店の物とかが混じっていたので、そうな…
『ディープ・コンタクト』のネタバレなし感想/悪くはないものの消化不良感が残るB級ホラー映画
(C)2020 CHROMA TRAVEL, LLC/映画好きな四十郎のおっさん999が、クリーチャー系ホラー映画『ディープ・コンタクト』のネタバレなし感想を投稿しました。
ホラー?スリラー?いいえ、これは教育映画です ホラー?スリラー?終始漂う不気味な要素はありつつ、子どもとの向き合い方や家族について考えさせられる教育映画と私は受け取りました。なかなかの良作なので、amazon prime videoで視聴出
ホラー?スリラー?いいえ、これは教育映画です ホラー?スリラー?終始漂う不気味な要素はありつつ、子どもとの向き合い方や家族について考えさせられる教育映画と私は受け取りました。なかなかの良作なので、amazon prime videoで視聴出
「プリシラ」2024年4月18日(木)シネ・リーブル池袋にて。午後2時30分より鑑賞(シアター2/D-5) ~エルヴィス・プレスリーの元妻の孤独と自立への道 昨日、大学病院の眼科に行ったら、左目に異常があるというので、目に注射をされて4万8210円も取られてしまった。先日15万円のパソコンを買ったばかりだというのに、どうするんだ、ワシ? 映画なんか観てる場合じゃないだろう。 しかし、まあ、それはそれとして(本当は、それはそれじゃないけど)、今日取り上げるのはソフィア・コッポラ監督の「プリシラ」。エルヴィス・プレスリーと結婚したプリシラ・プレスリーの回想録を映画化した伝記映画だ。 米軍関係者であ…
海はその広大な美しさと神秘性で、映画の魅力的な舞台として常に人々を惹きつけています。ここでは、海を背景に繰り広げられるドラマ、冒険、ロマンス、そしてサスペンス満載の映画を紹介しま...
This blog is 「実践!ニュージーランド 海外移住 PART2」●姉妹サイト:『ニュージーランド海外移住生活 節約術』『ニュージーランドでFXトレー…
「毒親<ドクチン>」2024年4月15日(月)ポレポレ東中野にて。午後3時より鑑賞(E-7) ~女子高生は自殺か、殺されたのか。ミステリーの中に母と娘のゆがんだ関係を織り込む ポレポレ東中野に行くのは久しぶりだ。ここはドキュメンタリーを中心に上映しているので、なかなかそこまで追いかける余裕がないのだ。しかし、この日に観たのは劇映画。韓国映画「毒親<ドクチン>」だ。ホラー映画「オクス駅お化け」(2022)の脚色や「覗き屋」(2022)の脚本を担当したキム・スインの長編映画監督デビュー作だ。 ドラマはある女子高生の死から始まる。河原のキャンプ場でユリ(カン・アンナ)が死体で発見される。車の中で複数…
『モルグ 死霊病棟』のネタバレなし感想/実話を元にした色々と惜しい死体安置所が舞台のホラー映画
(C)HJ PRODUCCIONES 2019 ALL RIGHTS RESERVED/映画好きな四十郎のおっさん999が、パラグアイ製作のホラー映画『モルグ 死霊病棟』のネタバレなし感想を投稿しました。
「ブルックリンでオペラを」2024年4月10日(水)シネ・リーブル池袋にて。午後3時20分より鑑賞(スクリーン2/D-3) ~常識外れの人間たちが笑いを巻き起こす上質の夫婦コメディ 公開作品の案内が映画館になかったので近所の桜の写真を・・・。 「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでブレイクし、「パーフェクト・ケア」「シラノ」などで個性的な演技を披露しているピーター・ディンクレイジ。彼がアン・ハサウェイ、マリサ・トメイと共演した映画が「ブルックリンでオペラを」だ。 ブルックリンに住むオペラの作曲家スティーブン(ピーター・ディンクレイジ)は、妻の精神科医パトリシア(アン・ハサウェイ)と幸せそうに暮…
第33回日本映画批評家大賞が発表されました。 以前みた 『正欲』でガッキーこと新垣結衣さん が助演女優賞です。 おめでとうございます。 テレビドラマ(特に逃げ恥のような作品)のガッキーとは一味違う。 正欲は、浅井リョウさんの原作を映画化したものです。 正欲(新潮文庫) 新潮...
映画『偽りなき者』の考察と感想:偏見が奪う、考える力と正しく見る目
この世で最も忌むべき犯罪として、幼い子供に対する性的虐待が挙げられる。逆らえない、もしくは、その行為の意味すら
感動して泣ける洋画を集めてみました。笑うツボが人それぞれ違うように、泣きのツボも人それぞれというのも事実。ですので観たら絶対に泣く、とまでは断言できないですけれど、恋愛、別れ、友...
「パスト ライブス/再会」2024年4月6日(土)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時30分より鑑賞(スクリーン9/E-10) ~幼なじみの2人の24年目の再会。繊細な感情描写で切なさ最高潮 激しいだけが恋じゃない。恋愛には様々な形があるのだ。ハリウッドのロマンス映画といえば、情熱的だったり、とびっきりおしゃれだったりする印象があるが、それとはだいぶ違う恋愛映画が公開されてヒットした。今年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞にノミネートされた「パスト ライブス/再会」である。 映画の冒頭、3人の男女がバーで会話をしている。ノラとその夫アーサー、そしてヘソン。ノラとヘソンは韓国人。アーサーはア…
『プー あくまのくまさん』のネタバレなし感想/イメージ先行型のメリハリのないストーリーが残念なホラー映画
(C)2023 ITN DISTRIBUTION, INC. ALL RIGHTS RESERVED./映画好きな四十郎のおっさん999が、恐ろしいプーさんが登場するホラー映画『プー あくまのくまさん』のネタバレなし感想を投稿しました。
「オッペンハイマー」2024年4月2日(火)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時35分より鑑賞(スクリーン8/I-20) ~天才物理学者の苦悩と葛藤の日々。映像の力に圧倒される 第96回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィー)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門を受賞した映画「オッペンハイマー」。これは観ないわけにはいかないだろう。というので行ってきたのだ。 原爆を開発した科学者の伝記映画だ。舞台は1920年代から50年代。アメリカは第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに先駆けて原子爆弾を開発することを目標に極秘プロジェクト「…
映画「PERFECT DAYS」鑑賞記 ──人間にとっての幸福とは何か──
自分が自分であることを自分に許せば、人は一瞬にして幸せになれるのに。 隣のベンチに坐る平山さんも、そのことを知っている。(記事より抜粋)
「12日の殺人」2024年3月29日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時10分より鑑賞(スクリーン2/C-8) ~迷走する殺人事件の犯人探し。刑事たちの人間ドラマに妙味アリ ドミニク・モル監督の「悪なき殺人」(2021年)は、ある失踪事件を軸にした5人の男女の物語でなかなか面白かった。そのモル監督の新作が「12日の殺人」だ。 2016年10月12日の夜。21歳の女性クララが、何者かにガソリンをかけられ、生きたまま焼き殺される。さっそく捜査が開始され、殺人課の班長に昇進したばかりのヨアン(バスティアン・ブイヨン)率いるチームが捜査を開始する。ヨアンとベテラン刑事マルソー(ブーリ・ランネール)は聞き込…
『ランダム 存在の確率』のネタバレなし感想/アイデアや雰囲気が不気味すぎるSF映画
GLOWSTICK LLC (C)2013/映画好きな四十郎のおっさん999が、X(旧twitter)のフォロワー様から教えて頂いたSF映画『ランダム 存在の確率』のネタバレなし感想を投稿しました。
本ページはプロモーションが含まれています またしても藤原竜也氏を追いかけてアマプラで発見した映画。 松山ケンイチ氏との共演とのことで、デスノートを彷彿とさせる。 説明文にはジャンル...
「変な家」2024年3月27日(水)TOHOシネマズ日本橋にて。午後6時50分より鑑賞(スクリーン9/D-10) ~変な家というよりは変な一族の話。怖くなくてむしろ笑っちゃいました 何だか知らんが、月に一度3~4人が集まって映画を観る会を開いている(本当はその後に飲むのが目的ではないかと疑っているのだが……)。基本的に映画選びは人に任せているので、私の趣味とは違う作品が選ばれることも多い。今月選ばれたのは「変な家」だ。 違和感だらけの変な間取りの家を追ったYouTube動画をもとに、動画制作者・雨穴が書いた小説「変な家」を映画化したらしい。 オカルト専門の動画クリエイター雨宮(間宮祥太朗)は、…
「PERFECT DAYS」を観てきた。 頭から離れなくなる映画だった。 vol.3〈完結〉
もちろんそうは言っても生きているかぎり心はゆれる、ゆれつづける。ラストシーンの平山さんのように。それもまた、 だからこそ、命あるものはこんなにも愛おしい。 ゆれてもいいのだ。誰もがみなゆれる。ものやわらかな表情のうしろに泣き笑いをおさめ込んで、今日をみな、懸命に生きている。〈記事より抜粋〉
「ペナルティループ」2024年3月23日(土)シネマロサにて。午後2時20分より鑑賞(シネマロサ1/C-8) ~タイムループものの新機軸。復讐の意味を問う タイムループものの映画は数あれど、当たりハズレがけっこう激しい。最近では「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」はなかなか面白かったが、配信で観た「リバー、流れないでよ」は中盤ちょっと飽きてしまった。同じことの繰り返しだから、そこに何か工夫がないとね。 「ペナルティループ」もタイムループものの映画。はたして、そこに何か工夫はあるのか? 冒頭は幸せそうなカップルの朝が描かれる。岩森淳(若葉竜也)が目を覚ますと、砂原…
『PEARL パール』のネタバレなし感想/気まずい部分はあるけどミア・ゴスを堪能できる人間ドラマにホラー要素がプラスされた映画
(C)2022 ORIGIN PICTURE SHOW LLC. ALL RIGHTS RESERVED./映画好きな四十郎のおっさん999が、ホラー映画『X エックス』の前日譚となる『PEARL パール』のネタバレなし感想を投稿しました。
『パディントン』2016年 かつてペルーの地を訪れた探検家に会うため、遠く離れたロンドンへとやってきた子グマ。 彼はそこでとある一家と出会い、家へと迎え入れられる。 パディントンと名付けられた子グマは、人間の一家と暮らすがトラブル続き。 そんな中、パディントンを狙う謎の女性が現われて…。 ちょっと元気が出ないな。明るい気分になりたいな。 そんなときにぴったりの映画でした。 大好きなおじさんおばさんと別れて、遠いロンドンにひとりでやってきた子グマ。 昔にとある探検家から告げられた「ロンドンに来たら歓迎するよ」という言葉を信じて。 だけれど現実は厳しくて、誰も子グマに見向きもしない。 そんな中で唯…
密室から消えるトリック、予測不可能な展開、そして最後の一秒まで心を掴まれるストーリー。ミステリー映画は、まさに観る者を別世界へと誘います。特に、日本のミステリー映画は、独特の雰囲...
「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」2024年3月19日(火)テアトル新宿にて。午後3時30分より鑑賞(C-11) ~熱い熱量が伝わる。映画にとりつかれた若者たちの青春群像ドラマ デスクトップパソコンの起動が遅くなったので新しいのを買おうと思うのだが、そのままデスクトップにするか一体型にするかで迷っている。一体型は機能は劣るものの、省スペースで、内蔵カメラも備え、サウンドも良いとあって悩んでしまう。さて、どうしたものか。 そんなことには関係なく、今回観た映画は「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」。若松孝二監督率いる若松プロに出入りした人たちの青春群像劇「止められるか、俺たちを」(白…
「PERFECT DAYS」を観てきた。 頭から離れなくなる映画だった。 vol.2
死を覚悟したとき、人はこれまでの人生で出会った大切な人たちに、もういちど会いに行きたくなるときがある。その人たちが幸せでいてほしいと切実に願うときが。心が透き通ってしまうときが、あるのだ。(記事より抜粋)
【映画】観了。映画『ある男』(微ネタバレなし)【映画感想文】
いい映画を見た。 手応えがしっかりとこの手に、最後まで残る映画だった。 ⏩️映画『ある男』 ストーリーの大まかな展開は最初である程度思いつ...
映画感想『メタモルフォーゼの縁側』BLで繋がる17歳と75歳の友情。
『メタモルフォーゼの縁側』2022年 将来の夢もなく冴えない女子高生うららは、 ある日バイト先である本屋でBL漫画を買う老婦人雪と出会う。 同じくBL漫画が好きなうららは、雪と意気投合し、 年が離れた友人として交流することになる…。 推しがいる生活って心が潤うんですよね。 わかるわかる!!となりながら映画を見ていました。 BL漫画を通じて交流をすることになった女子高生と老婦人。 『好き』という共通の気持ちがあれば年の差なんて関係ない!! やりたいことも特になく冴えない学校生活を送っていたうらら。 そして、ひとりぼっちで暮らす老婦人の雪さん。 そんなふたりがBL漫画というアイテムを手に入れてメタ…
「PERFECT DAYS」を観てきた。 頭から離れなくなる映画だった。 vol.1
社会的地位の〝高い低い〟より、 何よりも〝自分自身〟でありたかったのではないか。〝自分にとっての幸福とは何か〟を考えてしまう資質を持っていたのだろう。 「それは自分の道ではありません」とはっきり言うのは勇気がいることでもある。普通はそれができないのだ。親や親族、世間の目を気にして。自分自身の本性をこそ、深く見つめるべきなのに。 (記事より抜粋)
『変な家』(映画版)のネタバレなし感想/良い感じに映像化された、怖くて不気味なホラー映画
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。 今回は、映画館で鑑賞したホラー映画『変な家』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。 Youtubeでの動画投稿やウェブライターとして活躍されてい