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邦訳が再版になり、出版社に招待された作家のシドニー。行こうか、行くまいか、ギリギリまで迷い、遅れて空港に着くと、出発が3時間遅れていて飛行機に乗れてしまう。関空では編集者、溝口が待っていた。お話はシドニー(イザベル・ユペール)と溝口(伊原剛志)の、なんとも非現実的な雰囲気の6日間。第一、シドニーが招待された理由も現実味がない。訳書が再版になる度、著者を招待していたら日本の出版社は全部倒産してしまう...
むか~しむかしの映画ですね! ハチャメチャとしか言いようがない! 堕落、テキトー、思うがままみたいにやっちゃう! 刺激強すぎ BUCK-TICK櫻井敦司さん(泣)が、この映画を推されてたのを雑誌で
以前からずっと気になっていて、先日の機内で見た映画です。面白かったので忘れないうちに感想を書きたいと思います。 ※思いっきりネタバレありなのでご注意ください。
カナダの空港で居眠りをしている間に、パスポートなど貴重品を盗まれたアルチュロ(ジャン・ロシュフォール)。フランスに到着したものの、パスポートも身分証明書も盗まれたので、入国できず。「パリ空港の人々」は、パリの空港で出国手続きができず拘留されてしまう人たちを描いた、コメディタッチの作品。え?こんなふうにすれば、空港内で生きていけるってことなの?と驚きの連続。ウサギを捕まえる話には、本当にびっくりさせ...
リュック・ベッソン「DOGMANドッグマン」キノシネマ神戸国際no07
リュック・ベッソン「DOGMANドッグマン」キノシネマ神戸国際 「レオン」のリュック・ベッソン監督の新作「ドッグマン」をキノシネマ神戸国際という映画館で見ました。 犬と暮らす女装した男、DOGとG
虎ノ門の近くに小さな公園があります。なぜ、気がつかなかったんだろう。いや、気が付くはずもないだろう。何しろ仕事が忙しく、お弁当(←食費節約のため)を自分のデスクで食べながら仕事をしていた昼休み。こんなの「昼休み」なんて呼べないけど。それが、今はどうだ。11時半前にはお気に入りの店でゆったりと食事を味わう。満腹になったお腹をさすりながら、虎ノ門を散策。昼ご飯を食べにサラリーマンたちがビルから吐き出され...
コレージュ3学級(14~15歳)のフランス語の授業でロンサールの詩を勉強している。若い先生、ジュリアンは「Astéisme」という手法を「誰かを褒める時、非難のように聞こえる表現を用いること」と説明し、生徒たちの“ピンと来ない”という表情を見て、例を挙げる。「例えば『レスリー、その新しいヘアスタイル、素敵だね』という代わりに『レスリー、何そのヘアスタイル!』…」先生が言い終わらないうちにクラスは騒然となった。「...
久しぶりのビルボードライブでエリック・セラを観てきた、というか聴いてきた。自分のイメージの中ではエリック・セラって基本はキーボードのマルチプレイヤーと思いこんでいたのだけれどベーシストだった。 セットリストはもちろん彼が手掛けてきたベッソン作品のサントラ曲が中心で、「ニキータ...
「12日の殺人」2024年3月29日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時10分より鑑賞(スクリーン2/C-8) ~迷走する殺人事件の犯人探し。刑事たちの人間ドラマに妙味アリ ドミニク・モル監督の「悪なき殺人」(2021年)は、ある失踪事件を軸にした5人の男女の物語でなかなか面白かった。そのモル監督の新作が「12日の殺人」だ。 2016年10月12日の夜。21歳の女性クララが、何者かにガソリンをかけられ、生きたまま焼き殺される。さっそく捜査が開始され、殺人課の班長に昇進したばかりのヨアン(バスティアン・ブイヨン)率いるチームが捜査を開始する。ヨアンとベテラン刑事マルソー(ブーリ・ランネール)は聞き込…
♪I Need A Hero! バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー
超絶情けなくて、下品でくだらなくて罰当たりなのに何でしょう、この高揚感。ヒーロー(たち)は勘違いの彼方から。「バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー」(2021年/フィリップ・ラショー監督)セドリック(フィリップ・ラショー)は売れない役者。仕事と言えば「短小専用コンドーム」のCMくらい。そんな彼に転機が。ハリウッドの向こうを張った(しかし低予算の)スーパーヒーロー映画「バッドマン」(プロデューサー曰く「マントはつけていないからパクリじゃない」)の主役に。身代金受け渡し現場に乱入する見せ場シーンを撮り終えたところで、警察署長をしている父親が何者かに襲われ入院したと言う知らせが妹から。咄嗟にバッド…
1930年代の第二次世界大戦前夜から戦後を経た80年代まで、欧米4カ国で時代の波に翻弄されつつ音楽やバレエという芸術活動に携わってきた4家族の物語。 時代はいつも繰り返す。1度目のあと素知らぬ顔をして2度目がやってくる。反復されるボレロのメロディのように。大まかに2,3のパタ...
【落ちこぼれ生徒の可能性を信じた先生の実話映画】奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ
『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』は2014年公開のフランス映画で、ある教師が落ちこぼれの生徒達を歴史コンクールに参加させたことで、生徒に良い変化をもたらした実話の物語です。出演者はアリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメです。アハメッドさんは実際の生徒の一人で、この話を監督に持ちかけ映画化が実現しました。
グルノーブル近郊の人里離れた1軒の山荘でそこに住まう大学講師の男性が転落死する。一見不慮の事故に見えたものの検死の結果遺体の状況から他殺の疑いが浮上、遺体発見時に愛犬と散歩に出かけていた息子ダニエルを除き、容疑者となったのはそのとき自室で休んでいたという著名な小説家の妻サンドラ...
「DOGMAN ドッグマン」2024年3月9日(土)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン1/C-5) ~帰ってきたリュック・ベッソン。孤独な男が犬たちとともに悪に染まる 今日は3月11日。東日本大震災が起きた日だ。あの日、私は家にいてものすごい揺れで外に飛び出した。そこには小学生ぐらいの女の子が、固まって動けずにいた。そこで私は「大丈夫だよ。きっと収まるから」と言ってあげたら、女の子はハッとしたように走り去っていった。知人にそれを話したら、「変質者だと思われたんだよ」と身も蓋もないことを言われたのだが、それに気づかせてやっただけでも立派なもんだろう。 それから…
最近ひんぱんに耳にする名前、ラファエル・クナール。金曜日のセザール賞授賞式では『最も期待される男優賞』『最優秀男優賞』、監督として『最優秀短編ドキュメンタリー賞』の3つにノミネートされ、『最も期待される・・・』を獲得した。射るような眼差し。笑うと優しくなる。©Capture d'écran canal+ 受賞のきっかけ映画『どう猛な犬』は、南仏の田舎町で仕事もしないでたむろしている若者たちのお話し。アントワーヌ(ラファエル...
出典元: あらすじ 結婚式に出す料理の見積もりが高いとかテーブルの花もいらないなど、格式あるホテルでの挙式ではあり得ない値引きを執拗に要求してくるカップルに、ついマックス(ジャン=ピエール・バクリ)は短気を起こしてしまい、そうそうに立ち去
「フランス人恐るべし(笑)」フランス人はヤバい。文化的洗練度がハンパない。まさか日本文化をこう理解して来るとは。日本の食文化の頂点をあっさりクリアして来る。(…
まごころFamilyのみなさん💕💕 にこまる〜 (*ˊᗜˋ*)ノ 本日もご訪問ありがとうございますお元気ですか?!わたしの方は、ありがたいことに 2月は比較的体調が落ち着いてて睡眠もとれた月となっておりますおかけで、映画鑑賞を楽しめてます💕また、ゆっくりと体操もやりつ
「落下の解剖学」2024年2月26日(月)Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下にて。午後1時より鑑賞(7F/D-11) ~雪の山荘で起きた転落事故。殺人の嫌疑をかけられた妻を巡るスリリングなサスペンス&人間ドラマ 2023年の第76回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いたのをはじめ、様々な映画祭で話題を集めた「落下の解剖学」。いよいよ日本公開された。日曜に観に行こうと思ったのだが、あんまり寒いから足が前に進みませんでしたよ~。なので、月曜日にGO! 人里離れた雪山の山荘で、視覚障がいをもつ11歳の少年が血を流して倒れていた父親を発見する。息子の悲鳴を聞いた母親のサンドラ(ザンドラ・ヒュ…
2014年製作・劇場未公開映画の紹介です監督は、ダヴィド・オロファン。アルベール・カミュの「客」が原作の、フランスのドラマ映画です。主演・出演は、ヴィゴ・モーテンセン、レダ・カテブ、ジャメル・バレク。(あらすじ)1954年。アルジェリア。フランスからの独立を目指す戦争の時代。そこで生まれ育ったダリュは、山奥の谷間で教師として子供たちに教える毎日を送っています。ある日、殺人罪のモハメドをロープで連れた憲兵が訪れ、タンギーまで送り届けるよう言い、ダリュが断わるも強引にモハメドを置いて行かれてしまいます。その後数人の男たちがモハメドを連れ去ろうとして攻撃を仕掛けてきます。何とか追い払ったダリュですが、馬は傷を負ってしまいました。一時はモハメドの解放を考えたダリュは、支度をしてモハメドを連れ歩き始めます。道沿いに...「涙するまで、生きる」
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』☆マイウェンが魅せるジャンヌの生き様!
アメーバブログ『yutake☆イヴのモノローグ』の 映画記事です。登録・関連TBご自由にど~ぞ♪警告出てブログ訪問できない方ごめんなさい。
2022年公開の映画の紹介です監督は、エマニュエル・ペルコ。医師の言葉が胸に滲みる、フランスのドラマ映画です。主演・出演は、ブノワ・マジメル、カトリーヌ・ドヌーブ、セシル・ドゥ・フランス、ガブリエル・サラ。(あらすじ)エデ医師は病院のミーティングで、看護師たちに話します。「死ぬ時を決めるのは患者。」病院を訪れた39歳の演劇講師・バンジャマンと母・クリスタルは診察室に通されます。エデ医師はこの病院に来た経緯をバンジャマンに尋ねます。「すい臓に“クソ”が見つかり、切除不可能と言われ化学療法は断っている。第一人者の医師を選んだ。良くなりたい。」「ステージ4のすい臓がんで治りません。いつか必ず癌に負ける日が来ます。」エデは更に、余命について迷うバンジャマンに、クリスタルだけに伝えると話すのです。病院を出て車で演劇...「愛する人に伝える言葉」
Bonjour, Yuri♪です。昨年の秋から年末まではフランス映画が次々と公開され忙しい日々を過ごしていましたが、年明けから、新作の公開がない!ようやく、フ…
出典元: あらすじ 学校の終業ベルが鳴り、たくさんの子供たちが沿道に溢れ出てくる。その中にいた少女アマンダ(イゾール・ミュルトリエ)は、時間になっても迎えが来ず、親たちと連れ立って家に帰って行く友人たちを見送っていた。迎えに来るはずの母親
「息子のまなざし」(原題の英語訳はThe Son)は、画質が粗く、素人がホームビデオで撮ったかのような揺れが多いです。まるで、私がビデオカメラをかついで、登場人物の後を追いかけているようです。職業訓練校で大工仕事を教える中年のオリヴィエ(ダルデンヌ兄弟の常連俳優、オリヴィエ・グルメ)。彼のところに新しい生徒、フランシスが入ります。フランシスの入学申込書らしき書類を見たオリヴィエは、ただならぬものを感じて...
最強のふたりは、大金持ちで身体障害者と移民の介護人のハートフルなフランス映画です。黒人の青年ドリスは失業保険をもらうためにお金持ちの介護人の面接を受ける。不採用になって失業保険をもらうために。しかし採用になり、お金持ちの紳士フィリップの介護をすることになる。介護の経験もなくやる気もないドリスだが、、、、
治る見込みのない病に侵されたイヴェット。洗顔やアイロン掛け、掃除の場面を見ると、イヴェットが几帳面でひとつひとつの動作を大切に生きていることがわかります。息子のアランは、刑務所帰り。仕方なく母親の家に居候させてもらうものの、なかなか仕事が見つからないイライラを母親にぶつけ、生活のリズムを壊される母親もつい小言を言ってしまいます。スイスで尊厳死を望むイヴェット。せめて、自分の頭がしっかりしているうち...
世界のアニメ映画ツアー2nd🈡『リトルプリンス 星の王子さまと私』
🔶今、アニメの徒然小道のカテゴリでは、今まで私の観てきた世界のアニメ映画の中から印象深かった作品の中から数回に分けて投稿しています。今日のアニメの徒然小道では、2015年に公開されたフランスのファンタジーアニメ映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(リトルプリンス ほしのおうじさまとわたし、原題:The Little Prince、フランス語:Le Petit Prince)の当時の劇場鑑賞、および配信先動画視聴(UーNEXT)からの感想...
“美しく”“優しく“柔らかく”スイーツにせまる番組【ひと息つける自分の時間】
仕事や子育てに追われながらも "ひと息つける自分の時間"を大切にしたい。 そんな大人の女性のために "美しく" "優しく" "柔らかく"スイーツにせまる番組(*
正月、仕事始めの休憩に入ったら、今度はニュースで能登半島地震における被災地支援に向かう海上保安庁の航空機と日本航空機の衝突事故で海上保安庁の職員5名がお亡くな…
ジャック・ロジエ「フィフィ・マルタンガル」元町映画館no206
ジャック・ロジエ「フィフィ・マルタンガル」元町映画館 元町映画館が「みんなのジャック・ロジエ」という特集を組んでいました。ジャック・ロジェなんていう人は知りませんでした。最後のヌーベルバールとか
【映画レビュー】2023年6月|3本|TSUTAYAレンタル鑑賞履歴
こんにちは、ジャッキーです。 映画はレンタルショップやテレビ、映画館で楽しんでいて、アマプラやNetflixなどの映像系サブスクは利用していません。 ゾクゾク閉店するレンタルショップに加え、楽しみにしていた映画が一部劇場でしか公開されない、
今年8月公開の映画の紹介です監督は、グレタ・ガーウィグ。着せ替え人形バービーの実写化、ファンタジー・ロマンティック・コメディ映画です。主演・出演は、マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ケイト・マッキノン、ウィル・フェレル。(あらすじ)“バービーランド”明るくカラフルなこの街には、たくさんのバービーやたくさんのケンたちが暮らしています。主人公のバービーも、朝起きて(水が出ない)シャワーを浴び、冷蔵庫から出した(流れ落ちない)ミルクを飲みます。この街のバービーたちは大統領や物理学者など仕事を持っています。一方、バービーに恋する波乗りのケンは、夜の『ガールズ・ナイト』から締め出されてしまうのでした。ある時「死について考えた」バービーは、かかとが地面に付きべた足になったりしたため変てこバービーを訪ねます。「...「バービー」
コロペットという名物メニューに舌鼓を打ったあとでパリのタクシー運転手になった1日
歴史あるお店の名物メニューに惹かれない人は恐らくいないと思います。 大阪駅前第3ビルの洋食ネスパさんのコロペッ
シェルブールの雨傘 ☆Soundtrack by Michel Legrand
反戦映画だったのですねぇ ただのラブロマンスだと思って居ました。 世界一の美女と呼ばれていたカトリ-ヌドヌ-ヴ様。 最近は日本人の中にも負けてない美女が…
2011年公開の映画の紹介です監督は、フランソワ・オゾン。フランス製作の、コメディ・ドラマ映画です。主演・出演は、カトリーヌ・ドヌーブ、ジェラール・ドパルデュー、ファブリス・ルキーニ、カリン・ビアール、ジェレミー・レニエ、ジュディット・ゴドレーシュ。(あらすじ)赤い上下のジャージ姿の富豪の主婦・スザンヌはジョギングの最中動物たちを見かけ、ノートを取り出すと詩をしたためます。家政婦が出払っているため、朝食を用意し夫・ロベールを迎えると、「そんなことはやらなくていいのに」と小言を言われます。その後、ロベールが薬を忘れたことに気づき、スザンヌは会社の社長秘書・ナデージュに伝えます。事細かに連絡をよこすスザンヌを、ナデージュもロベールもうるさく思うのでした。自宅に寄った長女のジョエルは、離婚を考えているとスザンヌ...「しあわせの雨傘」
出典元: あらすじ 愛する妻エレーヌに裏切られ、不倫相手もろとも殺害してしまったパイロットのヴァンサン(リシャール・ポーランジェ)だったが、なぜか無罪の判決が下り一人隠遁生活を送っていた。そんな彼のもとに、ある日二人の男がやってきて言う。
🎦今日ののぶちゃんの映画録は、1994年に公開されたフランスのアクション映画『レオン(完全版)』(仏: Léon、英: Léon: The Professional)の当時の劇場鑑賞や配信先動画視聴(UーNEXT)からの感想(懐想記)の投稿です。【レオン(完全版):作品の概要】『レオン(完全版)』(仏: Léon、英: Léon: The Professional)は、1994年のフランスのアクション映画です。監督はリュック・ベッソン、出演はジャン・レノとナタリー・ポー...
一昨日は真冬の寒さで、手袋がなくて後悔しました。昨日は小春日和で、畑の大根抜きにピッタリ暖冬の予報ですが、普通の冬であって欲しいものです。今日、フランス映...
2020年公開の映画の紹介です監督は、サフィ・ネブー。カミーユ・ロランスの小説が原作の、フランス・ベルギー、ラブ・サスペンス映画です。主演・出演は、ジュリエット・ビノシュ、ニコール・ガルシア、フランソワ・シヴィル。(あらすじ)精神分析医に名前を呼ばれて、はっとしたクレールは薬のせいだと弁解します。変わったばかりのカウンセラーに戸惑いながら、クレールはリュドとのことから話し始めます。-----------------------------------------大学教授のクレールは、付き合っているかなり年下のリュドが疎遠になっていくのに気づきます。電話をするも、同居している写真家・アレックスが出て居留守をつかわれてしまいます。夫と別れたばかりのクレールは、息子2人と暮らしていました。ある日パソコンでリュド...「私の知らないわたしの素顔」
昨年3月公開の映画の紹介です監督は、シルヴィ・オハヨン。ファッションブランド“ディオール”のアトリエが舞台の、フランスのドラマ映画です。主演・出演は、ナタリー・バイ、リナ・クードリ、パスカル・アルビロ、クロティルド・クロー。(あらすじ)ディオールのオートクチュール部門、アトリエ責任者エステルは、出勤時通路上でギターを弾く女性・ジャドの歌を聞きます。すると突然エステルはバッグを奪われてしまい、ジャドは「捕まえる」と言ってギターをエステルに渡し走り出します。ところがジャドはバッグを奪ったスアドの仲間で、その後エステルは途方に暮れながら出勤するのです。バッグを開けたジャドは、ドレスのデザイン画や高価なブレスレットを見つけます。しかし、“ユダヤの星”のデザインで、宗教にまつわるものは不吉だから返して来いと言われる...「オートクチュール」
「私がやりました」2023年11月8日(水)TOHOシネマズ シャンテにて。午後7時40分から鑑賞(スクリーン1/D-12) ~殺人事件を利用して成り上がる女たち。社会問題を取り込みつつ気楽に笑えるコメディー 「8人の女たち」「スイミング・プール」など次々に多彩な映画を送り出すフランソワ・オゾン監督の新作は、1930年代のパリを舞台にしたクライムミステリーだ。 同じ部屋に住む若手女優のマドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)と駆け出しの弁護士のポーリーヌ(レベッカ・マルデール)。どちらも仕事がなくお金に困っていた。今日も今日とて大家が家賃の催促に訪れるが、ポーリーヌは支払うことができない。 や…
クリスチャン・カリオン「パリタクシー」パルシネマ パルシネマのタクシー映画二本立ての二本目でした。もう1本がジャームッシュ監督の「ナイト・オン・ザ・プラネット」で、それを見たあとに続け
フランソワと高校生の息子エミールは渋滞に閉じ込められていた。父はイライラとタバコを吸い、息子はポテトチップスをボリボリ食べ、「友達とやることがあったのに…」「やることってバカなゲームだろ。今日は2人で行くって約束したじゃないか」ムッとしたエミールは突然車から降りて歩きだす。オイ、待て!と追いかける父。その時、渋滞の中にいた救急車が異様に揺れ動いて、ドアから飛び出してきたのは羽が生えた人間。大きな羽...
文学少女ヴァネッサが作家ガブリエル・マツネフに初めて会ったのは、母親が“文学友達”を夕食に招いたときだ。リベルタンとして知られる彼の淫乱な話を、お客たちは面白がって聞いている。でも50歳のマツネフの視線は、執拗に13歳のヴァネッサを追っていた。間もなくヴァネッサはマツネフから手紙を受け取るようになる。「あの晩から、あなたのことが頭から離れない」「あなたのような人に出会ったのは初めてだ」詩的な言葉で綴られ...
【映画】『シェルブールの雨傘』~悲恋を描く美しきミュージカル映画~
1、作品の概要 『シェルブールの雨傘』は、フランス・西ドイツ合作の映画。 1964年に公開された。 上映時間は91分 監督・脚本はジャック・ドゥミ。 音楽はミシェル・ルグラン。 主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。 第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。 セリフが一切ないミュージカル映画。 主題歌の「I Will Wait for You」が世界中で大ヒットした。 フランスの港町シェルブールを舞台に、若い2人の恋を描いた。 2023年10月現在、アマゾンプライムビデオで配信中。 2、あらすじ フランスの港町シェルブールに住む自動車整備工の(カトリーヌ・ドヌーヴ)は恋人同士。 互いに愛し合い結婚を…