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### **フランス革命(1789年〜1799年)とは?** フランス革命は、**フランス社会の大きな変革**をもたらした出来事であり、**絶対王政の崩壊、共和制の成立、市民の権利の確立**などを特徴とします。これは近代民主主義の原点とも言える革命で、ヨーロッパだけでなく世界中に影響を与えました。 --- ## **1. 革命の背景** ### **① 社会の不平等(アンシャン・レジーム)** フランス社会は\*\*「三つの身分」\*\*…
原題:Emilia Perez(2024年フランス) ジャック・オディアール監督による異色のミュージカル映画。 アカデミー賞で助演女優賞と主題歌賞の2部門を受賞しています。 ジャック・オディアール監督作はデビュー作の『天使が隣で眠る夜』から『リード・マイ・リップス』『真夜中のピアニスト』あたりの初期の作品が大好きだったんだよね。 ここ最近の作品はあまり見てなかったんだけど、メキシコを舞台にしたミュージカル映…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 36歳の夫ジェラール・フィリップを肝臓ガンで亡くした妻の、夫に捧げるレクイエム。自らの孤独と悲哀を胸に、夫の死を深く見つめて綴った文章には、彼女の高貴な感性と強靱な精神があふれている。真実であること、純粋であること、精神的に優雅であることを心がけていた彼女ならではの、香りたかい愛の書。 1950年代後半から隆盛したフランス映画史の転換的衝撃「ヌーヴェルヴァーグ」、その前の時代に輝いた俳優がいました。ジェラール・フィリップは、第二次世界大戦争後から1950年代のフランス映画界、とくに文芸映画を支えた役者でした。早くから俳優を目指していたジェラー…
古都の空からごきげんよう愛犬家ゲイことMA⭐CHARUです。 フランス版のCAT'S EYES観てみました。 フランス版ドラマシリーズ「キャッツ・アイ…
早朝、ベルで起こされ、サンドラがドアを開けると隣の夫婦と小さい息子。お腹が大きい奥さんが産気づいたので病院に駆け付けなければならない。ベビーシッターが来るまで男の子を預かってくれないか?「1~2時間なら預かるって言ってたから」と妻。「わたしがそんなこと言った?」 “フェミニズム専門”書店を経営するサンドラは、結婚にも子供にも興味がない独身。6歳のエリオットにどう接したらよいものか?一方エリオットは物...
【またヴィンセントは襲われる】襲われるのはヴィンセントだけで良かったのに…【ネタバレ】
『…ん?ヴィンセント一体どしたw?』と言わんばかりの興味深いタイトル。こんなのもう(私のなかでは)設定勝ちだし
にほんブログ村ロボットとロボットを組み立てた犬の出会いと別れを描いたアニメ映画。昨年末から話題の映画で、見ようと思いつつタイミングを逃したかなあと思ったのですが、新宿武蔵野館でロングラン上映していたので鑑賞しました。タイトルにもなっている、ロボットがときどき見る夢がせつない。動物とロボットが擬人化されていて、セリフはありません。人間がセリフをしゃべらないからこそ、ほどよいせつなさだったのかも。ニューヨークが舞台で、アース・ウィンド・アンド・ファイアー「セプテンバー」が何度も流れるので、アメリカ映画かと思いきや、スペイン・フランス合作でした。フランスが絡んでいる割には、理解しやすかったです。(新宿武蔵野館)【株主優待】武蔵野興業:映画優待券(2024年9月分)監督・製作:パブロ・ベルヘル原作:サラ・バロン映...ロボット・ドリームズ
Bonjour, Yuri♪です。今日は、久しぶりにフランス映画をご紹介します。 「デュオ 1/2のピアニスト」です。原題:Prodigieuses 驚異的な…
Netflix『バスティオン36』は面白い?キャスト・あらすじ・感想レビュー!
Netflix『バスティオン36』レビュー Netflixの新作映画『バスティオン36』が2025年2月28日より配信開始されました。 本作は、問題を起こしてエリート部隊を追われた警察官が、かつての仲間が次々と命を奪われる謎の事件に直面し、
『最強のふたり』が教えてくれる人生の贈り物。10年経っても色褪せない感動の理由
フランス映画『最強のふたり』(原題:Intouchables)が公開されてから10年以上の時が過ぎました。 しかし、この作品が私たちに伝えるメッセージは、今なお新鮮で心を揺さぶり続けています。 なぜこの映画は時を超えて多くの人々の心に残り続
ロミー・シュナイダーの『追 想』・狂えるナチの暴虐への壮絶な復讐・・仏 1975年度
『追 想』 大戦末期をすさまじい暴力描写と悲しみに満ちた追想で描く 男の孤独な復讐劇『冒険者たち』の監督であるロベール・アンリ…
『自由を我等に』・フランス映画の古典・ルネ・クレールを見れば日本映画が見えてくる・1931年度
『自由を我等に』 今夜はルネ・クレール3部作の一本≪自由を我等に≫を取上げます。過去に取り上げた作品・・『巴里の屋根の下』、『巴里祭』と…
『ベル&セバスチャン』アルプスにしのび寄る戦争の影は一匹と一人に過酷な試練を・・(仏)2013年
『ベル&セバスチャン』 『名犬ジョリィ』の実写化!!★ ナチ占領下のフランス。ユダヤ人家族を救うため、冬のアルプス越えに挑む…
【フレンチSFに「理」を求めてはいけない】レッド・グラビティ【SF=S(それっぽい)F(雰囲気)】
アメリカン西部劇とマカロニ・ウェスタンが異なるジャンルであるように、米国産SFと仏産SFは立っている地平が、いや住んでいる宇宙が異なります。サイエンス・フィクションでもスペース・ファンタジーでも少し不思議でもない「それっぽい雰囲気」。それがフレンチSF。そこに「理」はありません。「レッド・グラビティ」(2020年/ロマン・キロ監督)ちょっと先のお話。気候変動・資源枯渇で人類絶滅オープンリーチ。現れた救世主は「赫き月」。突然現れたこの月が放つ光「ルミナ」を新たなエネルギー源として活用することに成功した人類は再び繁栄の道を歩むかに見えましたが、突如、この月が軌道を外れて地球に大接近。衝突秒読み。電…
《情婦マノン》・目がくらむ強烈な映像の迫力、輝きは失われず!!1948年度
『情婦マノン』 今夜は、ヌーベルバーグの生みの親でもあるアンリ.ジョルジュ.クルーゾー監督の1948年度の仏作品。この監督は…
フランス側から描くコソボ紛争その後。活動家、教師、移民の子孫、小学生たち。それぞれの視点から難民問題を描いた「Adèle's Choice」。旧ユーゴスラビアのコソボ関連の映画とは、また趣が異なります。小学校で教師をするアデル(Miou Miou)のクラスに、問題児のカニウシャ(Luàna Bajrami)が転校してきました。前の学校では教師に噛みつき、アデルのクラスではクラスメートに暴力をふるい孤立します。カニウシャは、父・アルベ...
Netflix『アドヴィタム』映画レビュー|キャスト・あらすじ・感想!
Netflix『アドヴィタム』レビュー 『アドヴィタム』は、2025年1月10日よりNetflixで配信が開始されたフランス発のサスペンス・スリラー映画です。元エリート捜査官が妻の誘拐事件を追う中で、国家規模の陰謀に巻き込まれていく緊迫のス
観てられない…「あのこと」の感想。中絶禁止の時代を生き抜いた女性の物語
映画「あのこと」ネタバレ感想です!望まぬ妊娠をしてしまった女性が、中絶をするためにあの手この手を試みるも結局うまくいかず、最悪の事態に陥った物語。結論から言うと、想像以上に痛々しい映像の連続で疲れました。映画「あのこと」のネタバレ感想あのこ...
≪皆殺しのバラード≫・ミレーユ・ダルクも出演していた・ジャン・ギャバン作品・1966年
≪皆殺しのバラード≫ フランス映画 ジャン・ギャバンの≪皆殺しのバラード≫を取り上げます。 監督ド・ラ・パトリエール…
≪インドシナ≫・独立運動へ走る娘・母の恋・娘の恋を絡めて描く・1992年度 仏
≪インドシナ≫ 今夜はカトリーヌ・ドヌーブの作品≪インドシナ≫を取り上げます。いつものよ…
仏映画の古典の名作・『我等の仲間』とジャン・ギャバンのこと・・・1936年度
『我等の仲間』とジャン・ギャバンのこと 今日からはまた、大好きなフランス映画の古典をピック…
【心にグサっ】皮肉に富んだファンタスティックプラネットの感想。重いアニメでした。
映画「ファンタスティックプラネット」ネタバレ感想です!結論から言うと、不気味でちょっと怖くてシュールな印象のアニメですが、最後の語りで「あ!そういう話だったのね!」と着地点が用意されてたので面白かったのと、皮肉さがエグいと思いました。グサ!...
映画【落下の解剖学】おつまみ【豚バラソテーのクリームソース】
映画【落下の解剖学】の考察記事です。 自分なりの解釈を鍛えたい時に観る映画 一味違う考察記事を是非ご覧下さい!!
「シベールの日曜日」クリスマスにおすすめですね。 フランスの地方の湖の叙情的な風景と、クリスマスの準備のシーンもあります。かわいいだけの映画ではないんです…
お前を許さない。復讐がデーマの映画17選。子供を殺された親、親友を殺された女、様々な復讐劇。
こページでは復讐系の映画を紹介しています。全て私がこれまで鑑賞してきて「復讐系だな」と感じたものを厳選!子供を殺された、親友を殺された、罠にはめられた、いじめられた等。洋画・邦画ともに紹介。ジャンルはアクションからサスペンスなど多岐にわたります。
『旅路の果て』・フランス映画・古典の名作・鬼気迫る演技のジュイ・ルーベ 仏 1939年
『旅路の果て』 ・ こんばんは。 いつもご訪問ありがとうございます。 フランス映画・古典の名作 1930年から194…
『GT MAX 』映画レビュー・感想|家族愛と迫力のアクションが融合したフランス映画
GT MAX 映画レビュー イントロダクション Netflixで配信中のフランス映画『GT MAX』は、オリヴィエ・シュナイダー監督によるハイスピードなアクションスリラーです。主演のアヴァ・バヤが演じるソエリーは、かつてモトクロスの天才とし
「動物界」2024年11月16日(土)シネ・リーブル池袋にて。午後2時50分より鑑賞(シアター2/C-4) ~モンスター映画の異色作。父と子のドラマに加えて現代的テーマも包含 土日の池袋ルミネはかなりの混雑ぶりだ。特に8階のレストランフロアには、私なんぞ入ったこともないおしゃれな飲食店がたくさんあって、入店待ちの人でごった返している。 その人波を抜けて同じフロアにあるシネ・リーブル池袋へ。この日観たのは「動物界」。フランスで大ヒットしたSFスリラーだ。 映画の冒頭、料理人のフランソワ(ロマン・デュリス)と高校生の息子エミール(ポール・キルシェ)が車の中でケンカをしている。その挙句にエミールは車…
日本とフランス。 女性が年齢を重ねると、日本では「おばさん」と呼ばれ、忌み嫌われるが、フランスでは「マダム」と呼ばれ、憧れの眼差しで見られる人も多いと聞く。 フランス映画を観ているとさ。 魅力的な「マダム」が、若い男性を虜(とりこ)にし、恋
【動物界】新感覚!フランスがパンデミック映画を撮るとこうなる【一部ネタバレあり】
良い意味でフランス映画らしくない、エンディング 『人間が動物になってしまう…』そんなパンデミック映画聞いたこと
■あらすじ ●ネリー…結婚したくねぇから逃げた●マルタン…ネリーの逃亡に巻き込まれた●ビットリオ…ネリーの婚約者、金持ち●アレックス…ナイトクラブ経営者…
Netflix映画『ルー・ガルー:人狼を探せ』の見どころと感想|フランクで楽しめるタイムトラベルミステリー
イントロダクション 『ルー・ガルー:人狼を探せ』は、家族がカードゲームを通して中世の村にタイムスリップするアドベンチャーファンタジーです。戻るためには村に潜む人狼を見つけ出さなければならず、家族は現代人ならではの視点で困難に立ち向かいます。
上品なマダム、マドレーヌ(リーヌ・ルノー)。92歳。彼女をタクシーに乗せることになったのは、借金返済を迫られていたシャルル(ダニー・ブーン)。タクシーに乗せた途端、ゆったりと自分語りを始めるマドレーヌ。マドレーヌの意外な過去が、男運のない人生が徐々に語られます。そんな暴力亭主、さっさと別れればいいのにと私は思ったのですが、1950年代のフランスでは、マドレーヌによると「主婦が仕事を見つけるのにも、夫の許...
Pendant l'été, je n'ai pas tellement vu des films. Lorsque je voyais le film "Sans toit ni loi" d'Agnès Varda sur Amazon Prime, j'ai dormi. ...