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横尾忠則「飽きる美学」(実業之日本社)市民図書館の新刊の棚にありました。2024年の12月31日の新刊です。横尾忠則の「飽きる美学」(実業之日本社)です。字が大きくて読みやすいで
【おすすめ対象】 ■こんな人におすすめ ・ダッシュボードを作ったが「使われない」と悩んでいる方 ・データ活用をビジネスに結びつけたいビジネスパーソン ・DX推進やデータドリブン経営を目指す企業の担当者 ・BIツールを活用しているが、設計や運用に課題を感じている方 【読後感想】 本書は、トレジャーデータのプロフェッショナルチームが培ったノウハウを基に、ダッシュボード設計から運用までの具体的な手法を解説しています。特に「使われ続けるダッシュボード」をテーマにしている点が秀逸です。 多くのダッシュボード関連書籍が技術的な側面に偏りがちですが、本書は利用者視点を重視し、「問い」を中心とした設計手法を紹…
週刊 読書案内 最首悟「能力で人を分けなくなる日」(創元社)
最首悟「能力で人を分けなくなる日」(創元社) ここのところ創元社の、多分、若い人向けで作っておられるのでしょうが、「あいだで考える」というシリーズを、ポツポツ読んでいます。 今回
「業界研究のバイブル」として圧倒的な支持を集める『会社四季報 業界地図2025年度版』。今年も193業界を網羅し、投資・就活・ビジネスに欠かせない一冊となっています。最新のトレンドや業界の構造を“地図”で直感的に理解できるこの本の魅力を、実際に読んだ感想を交えながらご紹介します。 【おすすめ対象】 ■こんな人におすすめ ・業界全体の動向や主要企業のポジションを素早く把握したい方 ・株式投資や新NISAで有望な業界・企業を探している投資家 ・就職・転職活動で業界研究を深めたい学生や社会人 ・営業先の開拓や市場調査、ビジネス資料作成に役立つ情報が欲しい方 ・ニッチ業界や地方企業、海外市場まで幅広く…
おすすめ対象 ■こんな人におすすめ: ・人生の転機を迎え、これからの生き方を見直したい方 ・日常の中で「手放すこと」について考えたい方 ・40代以降のライフスタイルや価値観に共感できる人 一田憲子さんの『大人になってやめたこと』は、人生の中で何を手放し、何を選び取るかについて深く考えるきっかけを与えてくれる一冊です。特に働き方や人間関係に悩む大人世代に響く内容となっています。 読後感想 この本は、一田さんが自身の経験を通して「やめること」の重要性を語るエッセイ集です。彼女は、編集者としてのキャリアを歩む中で感じた挫折や葛藤を率直に綴りながら、「自分らしさ」を取り戻すために手放したものについて語…
本屋大賞発表されましたね👏 阿部暁子さんの【カフネ】が大賞受賞されました👏 おめでとうございます🎉 振り返ったら私は10月に読んでいました。 『【カフネ】読…
■本の概要 ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい』は、創造性を取り戻すための12週間プログラムを通じて、自分の内なる「アーティストチャイルド」を育てる具体的な方法を紹介しています。この本は、作家、画家、俳優などのアーティストだけでなく、日常生活をもっと創造的に生きたいすべての人に向けた実用書です。 ■おすすめ対象 こんな人におすすめ ・自分の創造性を取り戻したい人 ・なかなか一歩を踏み出せない人 ・日常生活に新しい視点や刺激が欲しい人 ・アートや自己表現に興味があるが、何から始めればいいかわからない人 ■読後感想 『ずっとやりたかったことを、やりなさい』は、単なる自己啓…
現代社会で「頑張りすぎて疲れてしまった人」に寄り添い、肩の力を抜いて生きるヒントを与えてくれる一冊です。本書は韓国でベストセラーとなり、日本でも多くの共感を呼んでいます。 【おすすめ対象】 ■こんな人におすすめ ・頑張りすぎて疲れている人 ・自分らしい生き方を模索している人 ・他人と比べてしまいがちな人 ・成果主義に違和感を覚える人 【読後感想】 本書は、「努力は必ずしも報われない」という現実を受け入れつつ、それでも自分らしく生きる大切さを教えてくれます。ハ・ワン氏は、自身の挫折や葛藤を率直に語りながら、「普通でいい」「期待しすぎない」といったメッセージを読者に届けます。 特に印象的だったのは…
週刊 読書案内 赤坂真理「愛と暴力の戦後とその後」(講談社現代新書)
赤坂真理「愛と暴力の戦後とその後」(講談社現代新書) 今日の読書案内はコロナ騒ぎ始まるちょっと前に、題名が気になって『東京プリズン』(河出文庫)とか『箱の中の天皇』(河出書房新社)を読んでい
丸善の株を買っているので、リアル書店で本を買うときは、ジュンク堂か丸善で買います。毎週金曜日はポイントWデー(^^♪ということで、本日購入したのは6冊。漫画が2巻祭りとなってますね。とりあえずまだ読んでいないので、購入品の紹介だけ。◆ランジェリープランプ2/
中村文則「列」(講談社) たしか、20年前、2005年に「土の中の子ども」(新潮文庫)で芥川賞をとった中村文則の最新作だそうですが、「列」(講談社)を読みました。2024年の野間文芸賞で、中村文則の最高
歴史を単なる過去の出来事としてではなく、現代に生きる私たちにとっての「教養」として捉える視点を提供する一冊です。独特な文体と自由奔放な語り口が特徴で、読者を歴史の奥深い世界へと誘います。 【おすすめ対象】 ■こんな人におすすめ ・歴史に興味があるが、学問的なアプローチに馴染みがない人 ・歴史を現代社会や自分自身の生き方に結びつけて考えたい人 ・教科書的な説明ではなく、感覚的・哲学的に歴史を楽しみたい人 【読後感想】 本書は、歴史学の入門書でありながら、従来の因果関係や証拠を重視する説明的なスタイルとは異なり、堀越氏独自の視点で語られています。例えば、「むかしの人に歴史がどう見えていたか」という…
本書の概要 『人を動かすルールをつくる』は、行動科学の視点から法律や規範の効果を探る革新的な一冊です。著者ベンヤミン・ファンロイは、従来の法学を超えた「行動法学」という新しいアプローチを提案しています。本書では、「なぜ法律は人の行動を改善できないのか?」という問いに対し、心理学や行動経済学の知見を活用して答えを導き出します。 おすすめ対象 ■こんな人におすすめ ・法律や規範が人々に与える影響に興味がある方 ・行動経済学や心理学に関心がある方 ・組織運営や社会規範について深く考えたい方 本書は専門的な内容ながらも、具体例や研究結果を交えながら分かりやすく解説されています。 ■読後感想 法を定めて…
ロアルド・ダール「少年」(ハヤカワ文庫) 今日の案内はドアルド・ダールの「少年」(田口俊樹訳・ハヤカワ文庫)です。「チョコレート工場の秘密」(柳瀬尚紀訳・評論社ダールコレクション2)の、
【書評】数値化の鬼 「仕事ができる人」に共通する、たった一つの思考法
【おすすめ対象】 こんな人におすすめ ・ビジネスで成果を上げたいが、数字に苦手意識を持つ人。 ・KPIやPDCAなどの数値管理を学びたいビジネスパーソン。 ・自分の仕事を客観的に評価し、改善点を見つけたい人。 【読後感想】 「数値化の鬼」は、数字を使った思考法を通じて、仕事の効率や成果を向上させる方法を具体的に解説した一冊です。特に印象的だったのは、「数字は事実を知るための武器」という考え方。著者は、成功するビジネスパーソンには「数字と向き合う習慣」が不可欠であると説いています。 本書では、以下の5ステップで「数値化の鬼」になる方法が紹介されています: 1.行動量を増やす:まずは自分の行動を数…
奈倉有里「ことばの白地図を歩く 翻訳と魔法のあいだ」 シリーズ「あいだで考える」創元社 創元社の「あいだで考える」というシリーズにはまっています。 今回の、この本に関していえば、「翻訳と魔法の
週刊 読書案内 町山智浩「今のアメリカがわかる映画100本」(CYZO株式会社サイゾー)
町山智浩「今のアメリカがわかる映画100本」(CYZO株式会社サイゾー) 図書館の新刊の棚で見つけました。「映画」と「アメリカ」について、なかなか評
週刊 読書案内 斎藤真理子「隣の国の人々と出会う」(創元社)
斎藤真理子「隣の国の人々と出会う」(創元社) 図書館の新入荷の棚で見つけて借り出しました。現代韓国文学の翻訳者として、ボクでも名前を知っている斎藤真理子さんの「隣の国の人々と出会う」(創元社)で
週刊 読書案内 マロリー・オメーラ「女たちがつくってきたお酒の歴史」(椰野みさと訳・草思社)
マロリー・オメーラ「女たちがつくってきたお酒の歴史」(椰野みさと訳・草思社) 市民図書館の新刊の棚で見つけて「女がお酒をつくる?」 と手に取ると、いきなり「ガーリィードリンクって
金城一紀「友が、消えた」(角川書店) 今や、映画の方が、いや、映画も忘れられているかもの「GO」(講談社文庫・角川文庫)の、あの金城一紀の新刊が2024年の12月に、書き下ろしで出ていました。 図書館の
週刊 読書案内 J・G・ロビンソン「思い出のマーニー」(越前敏弥・ないとうふみこ訳・角川文庫)
J・G・ロビンソン「思い出のマーニー」(越前敏弥・ないとうふみこ訳・角川文庫) ここのところ、読書案内役を担っていただいている笠間直穂子さんの「山影の町から」の中で、笠間さんが子どものころから繰
週刊 読書案内 太宰治・ホノジロトウジ「駈け込み訴え」(立東舎)
太宰治・ホノジロトウジ「駈け込み訴え」(立東舎) なんか、凄い本みつけちゃいました。立東舎という出版社(多分)の「乙女の本棚」というシリーズの1冊です。 青空文庫という、著作権が、多分、フ
週刊 マンガ便 石塚真一「Blue Giant Momentum 4」(小学館)
石塚真一「Blue Giant Momentum 4」(小学館) 2025年の3月のマンガ便で届きました。石塚真一の「Blue Giant Momentum 」(小学館)の第4巻です。 ニューヨークにやってきた大ちゃんたちですが
週刊 読書案内 サンダー・コラールト「ある犬の飼い主の一日」(長山さき訳・新潮クレストブックス)
サンダー・コラールト「ある犬の飼い主の一日」(長山さき訳・新潮クレストブックス) 市民図書館の新入荷の棚で見つけて借り出しました。オランダからスウェーデンに移住して小説を書いているらしい、1
週刊 マンガ便 水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て 2」(秋田書店)
水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て 2」(秋田書店) トラキチ君の2025年、2月のマンガ便で届いた、水凪トリという人の「しあわせは食べて寝て待て」(秋田書店)の第2巻です。 第1巻の感想というか、案内は
大沢真幸「正義を考える」(NHK新書) 最初にお断りすると、この投稿原稿は、ほぼ十年前のことですが、ぼく自身が学年の担任団から外れて、図書館の係をするようになった頃、授業を受け持っていた高校三
週刊 読書案内 廣野由美子・桒山智成「変容するシェイクスピア」(筑摩選書)
廣野由美子・桒山智成「変容するシェイクスピア」(筑摩選書) 市民図書館の新入荷の棚で見つけました。 筑摩選書とか、平凡社ライブラリーとかあると手が出てしまうわけですが、イギリスのお芝居
週刊 読書案内 小野和子「あいたくて ききたくて 旅にでる」(パンプクエイクスPUMPQUAKES)
小野和子「あいたくて ききたくて 旅にでる」 (パンプクエイクスPUMPQUAKES) 笠間直穂子という方の「山影の町から」(河出書房新社)の中にある書評で知って読みました
井戸川射子「共に明るい」(講談社) 2021年、「ここはとても速い川」(講談社文庫)で野間文芸新人賞、翌年2022年、「この世の喜びよ」(講談社文庫)で第168回芥川賞を受賞した井戸川射子という1987年
週刊 読書案内 アガサ・クリスティー『検察側の証人』・ビリー・ワイルダー映画『情婦』
100days100bookcovers 98日目 アガサ・クリスティー『検察側の証人』・ビリー・ワイルダー映画『情婦』 大変遅くなり、申し訳ありません。 前回のKOBAYASIさんの投稿が2月の中旬でしたので、もう3か月ほど経
週刊 マンガ便 水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て 1」(秋田書店)
水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て 1」(秋田書店) トラキチ君の2025年、2月のマンガ便で届きました。水凪トリという人の「しあわせは食べて寝て待て」(秋田書店)の第1巻と第2巻です。第1巻が2021年の4月、
週刊 読書案内 デイヴィッド・ピース「Xと云う患者」(黒原敏行訳・文藝春秋社)
デイヴィッド・ピース「Xと云う患者」(黒原敏行訳・文藝春秋社) 「一読三嘆!」という言葉がありますが、「私は芥川龍之介が、子どものころから好きだった、雲の意図なんて、絵本で読んだし!」 という
笠間直穂子「山影の町から」(河出書房新社) 市民図書館の新入荷の棚で出会いました。飾り気とか全くない装幀の地味ですが、だからこそでしょうか、気を弾かれて借り出してきましたが、「これぞ、待って
100days100bookcovers 97日目その2 内田樹「ためらいの倫理学」(角川文庫) 続いて2冊め。 内田樹『ためらいの倫理学 戦争・性・物語』(角川文庫) 内田樹の名前を知ってその文章に触れたの
さくらももこ「永沢君」(集英社) トラキチ君の2025年2月のマンガ便です。2018年に亡くなったさくらももこさんの「永沢君」(集英社)です。 今更、ボクがあれこれいうマンガではありませんね。
週刊 読書案内 ザ・ブルーハーツ「ドブネズミの詩」(角川書店)
ザ・ブルーハーツ「ドブネズミの詩」(角川書店) トラキチ君の2025年2月のマンガ便に入っていました。でも、マンガではありません。ザ・ブルーハーツの「ドブネズミの詩」(角川書店)という、まあ、い
週刊 読書案内 サラ・ピンスカー『いずれ すべては 海に中に』(市田泉訳・竹書房文庫)
100days100bookcovers 97日目その1 サラ・ピンスカー『いずれ すべては 海に中に』(市田泉訳・竹書房文庫) 遅くなりました。 前回のSODEOKAさんからの「引継」テーマは、「個人」と「世界」の関
100days100bookcovers 96日目 保坂和志「ハレルヤ」(新潮社) 保坂和志『ハレルヤ』(新潮社)より、「こことよそ」。 前回の山本さんのレビューから、またずいぶん時間が経ってしまいました。な
週刊 読書案内 筒井功「アイヌ語地名の南限を探る」(河出書房新社)
筒井功「アイヌ語地名の南限を探る」(河出書房新社) 縄文以来の原日本語を探り続けていらっしゃる筒井功さんの「アイヌ語地名の南限を探る」(河出書房新社)をいじっています。 著者の縄文語探索「縄
週刊 読書案内 桑野隆「生きることとしてのダイアローグ」(岩波書店)
桑野隆「生きることとしてのダイアローグ」(岩波書店) 斎藤環の「イルカと否定神学 対話ごときでなぜ回復が起こるのか」
昔から胃腸が弱い。昨年は、仕事や人間関係でストレスを抱えることも多かったせいか、とくに夏場体調を崩しがちだった。そんなこともあり、今年は、自分のからだの状態を知る年にしようとおもい、年始そうそう胃カメラ検査を受けに行った。その1週間後、人生...
週刊 読書案内 斎藤環「イルカと否定神学 対話ごときでなぜ回復が起こるのか」(医学書院・シリーズケアをひらく)
斎藤環「イルカと否定神学 対話ごときでなぜ回復が起こるのか」(医学書院・シリーズケアをひらく) 2025年の、お正月早々の読書は斎藤環という人の「イルカと否定神学 対話ごときでなぜ回復が起こるのか」
上野昂志「黄昏映画館」(国書刊行会) お正月早々「夏の庭」と「お引越し」という相米慎二監督の作品を続けて2本見ました。で、相米慎二という人が、どんなふうに言われている監督なのか気になって、市
山本陽子「入門 日本美術史」(ちくま新書) 市民図書館にシャーロット・マリンズという人の「若い読者のための美術史」(すばる舎)を返しに行って、新入荷の棚をのぞいていて見つけました。こんどは日本美
週刊 読書案内 笹原宏之「美しい日本の一文字」(自由国民社)
笹原宏之「美しい日本の一文字」(自由国民社) ここ数年、「美しい日本」とかいう言い回しで日本文化について取り上げる風潮が広がっていて、ウンザリしています。とりわけ「日本」を、他の国や文化に比
週刊 読書案内 豊永浩平「月(ちち)ぬ走(は)いや、馬(うんま)ぬ走(は)い」(講談社)
豊永浩平「月(ちち)ぬ走(は)いや、馬(うんま)ぬ走(は)い」(講談社) 新しい作家の登場!です。2024年に出合った日本の小説で、一番うなった作品です。荒削りの印象は否めませんが才能にあふれている
小説家が書いた小説の書き方~本好きばぁばのbooklist28~
本好すきばぁばのkarimeroが、ゆるっと本をご紹介。28冊目は人気小説家森沢明夫氏が書いた小説の書き方の本。
週刊 読書案内 ゴイティソーロ「パレスチナ日記」(山道佳子訳 みすず書房)
ゴイティソーロ「パレスチナ日記」(山道佳子訳 みすず書房) 2024年の6月に「エドワード・サイードOUT OF PLACE」という佐藤真監督の映画を見て以来、パレスチナをめぐって、映画を見たり、本を読んだりという
ご訪問ありがとうございます おかげさまで2025年1月1日より断捨離®トレーナー に認定されました ランキングに参加していますポチっと押していただけると大…
週刊 読書案内 シャーロット・マリンズ「若い読者のための美術史」(下田明子訳 すばる舎)
シャーロット・マリンズ「若い読者のための美術史」(下田明子訳 すばる舎) やたら分厚くて、チョット腰が引けるかもの見かけの本です。市民図書館の新刊の棚で見つけました。二月