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内容「結婚物語」から40年。陽子さんが待ちに待った正彦さんの定年がやってきた。二次元コードやキャッシュレスシステムに翻弄される陽子さんと、趣味の道を極める正彦さんの新・定年生活を描く。『WebBOC』に加筆修正。読書備忘録楽しく?あるあるでした。正彦さん、鼻腔を焼く手術したそうで、ここにも以前書いたけれど・・・入院こそしなかったけれど私もレーザーやりまして、ハイおしまい!と帰されたのだけれどお会計時に鼻血が出ていて院内のコンビニでマスクを買って詰め物して帰ったら、マンションエレベータの鏡にものすごいものが!って事がありましたね。そうコロナの時は公園混んでいましたっけ・・・東京から大阪に行っての介護は大変!私にはまずできない!偉いわぁーと思い、母にも義母にもさほどの面倒をかけられずに逝ってくれたことに感謝し...本・新井素子「定年物語」
内容観覧車でリモートワーク、海外の大学のオンライン講座、古代エジプトのミイラと対面…。三密を避けながら、距離や時間、次元をも超えて取材して見つけた、コロナ後を生きるための「距離感」とは。『WEBきらら』連載に加筆。読書備忘録いろいろなところに取材に行っていたのですね。「観覧車ディスタンス」あのころは様々な事が提案されて、どうですか?こんな方法もありますよ。などあったのを思い出したけれど、まさか観覧車とは・・・動物たちと観覧車に始まったお話ですが、せっかく取材されたのに、それほど興味のないこともありこのまま読み続けるか?と思いながらせっかく借りたからと読み続けたところ・・・「秘密結社の館で俗世からのディスタンス」秘密結社の世界、中でもメジャーなフリーメイソンの話が出てきて、お!・・・以前、箱根駅伝の勝手に応...本・辛酸なめ子「煩悩ディスタンス」
旅するツール・ド・フランス/小俣 雄風太2024年5月21日/274ページ目次:第1ステージ 第2ステージ 第3ステージ 第4ステージ 第5ステージ 第6ステージ 第7ステージ 第8ステージ 第9ステージ 第10ステージ 第11ステージ 第12ステージ 第13ステージ 第14ステージ 第15ステージ 第16ステージ 第17ステージ 第18ステージ 第19ステージ 第20ステージ 第21ステージ ...
イギリスを知る教科書 伝統と文化から世界が見える!/君塚 直隆2024年7月2日/208ページ目次:イギリスってどんな国? 歴史1 古代~中世 歴史2 近代の夜明け 歴史3 現代―大戦へ、その後 社会&文化 芸術&文化 生活&文化 数多くの写真、肖像画、イラストにより、イギリスの歴史、政治、経済、社会、文化を解説した本です。 イギリスについての社会科資料集といった本です。 まずはイギリスの公...
作品紹介・あらすじ懲りもせず失言を繰り返す政治家。知らず知らずのうちに相手を不愉快にさせる不作法者。日本語の方がわかりやすいのに、わざわざカタカナ語を多用する大人たち……。何気ない日常のふとした違和感をすくい上げ、歯に衣着せぬ物言いでズバッと切り込む。ウイットに富んだ内館節全開でおくる、忖度なしの痛快エッセイ七十五編。読書備忘録会社員時代の同僚(複数)・・・ご両親は社内結婚で、三菱重工横浜で同僚だったそうでに、へぇー!女子アナ志望でした!・・・あらーそうだったのですか。女子アナにならずによかったですね。老人の愚痴・・・老人は思い切って、愚痴の時間を筋トレに回したらどうか。「みんなの体操」いいですよ。しなやかな肝っ玉・・・私もすごい人だなぁーと思って、どういう方か調べてみたことがあった。先日の結果にほんとに...本・内館牧子「女盛りはモヤモヤ盛り」
サウジアラビア 「イスラーム世界の盟主」の正体/高尾 賢一郎2021年11月25日/224ページ目次:スラームの世界観 サウジアラビアの歴史 国家を支える宗教界 王室と権力 石油がもたらしたもの 過激主義の潮流 変革に向かう社会 イスラーム社会としての過去、現在、未来 「イスラーム世界の盟主」という観点から、様々な角度からその姿を紹介するだけでなく、時代とともに変化する姿を解説してい...
文章は「つかみ」で9割決まる/杉山 直隆2023年6月1日/240ページ目次:文章は書き出しがつまらなかったら、その先を読んでもらえない 「つかめるつかみ」と「つかめないつかみ」は何が違う? 「つかみ」はネタの料理しだいでうまくなる 「つかみ」を書くための5つのステップ 読ませるための文章をつくりたい人のために、たとえ文章が苦手でも読み手の心を惹きつける「つかみ」が書けるように...
仕事は初速が9割 いつも余裕がある人の時間配分術/越川 慎司2023年12月11日/254ページ目次:できる人ほど仕事の初速にこだわる理由 仕事が早い人が「動く前」にやっていること 仕事の初速を上げる26のテクニック 無意識を操作! すぐやるメンタルの整え方 リーダー必見! チームの「初速」を上げる方法 限られた時間の中でいかに成果を出していくかをテーマに、「動く前の準備」「初速を上げ...
あらすじ幼い頃海外で暮らしていたまどかは、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックの「虎」と出会った。唯一無二の相棒だったが、一家は帰国にあたり、犬を連れて行かない決断をして-。『文藝』掲載に加筆修正して単行本化。読書備忘録番犬、塀に囲まれた広大な敷地の家、ジャカランダの花が咲いている、空港からすぐ車に乗り、目的地へ・・・とにかく外では車から出てはいけない。ちょっとでも車が止まるとわらわらと花を手にした子供たちが売りつけに来る。そんなことを駐在員から聞いた事があったから、南アフリカかな?と読んでいた。拓ちゃん一家がお父さんを残して帰国した。あることがあった時に、帰っちゃうかな?と思っていた。着いて早々に防犯のために犬を・・・仔犬を求めて行った先にいたいちばん小さい弱弱しい犬を選んだ。それがずっと一緒に...本・千早茜「雷と走る」
作品紹介・あらすじ第170回直木賞候補作!一枚の不思議な「絵」から始まる運命のミステリ。生きるために描く。それが誰かの生きる意味になる。ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は、異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)から、祖母に譲り受けた作者不明の不思議な絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受ける。しかし、絵の裏には「ISAMUINOMATA」と署名があるだけで画家の素性は一切わからない。二人が謎の画家の正体を探り始めると、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた業に繋がっていた。1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。芸術が招いた、意図しない悲劇。暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。長年秘められてきた真実は、一枚...本・加藤シゲアキ「なれのはて」
社会学をはじめる 複雑さを生きる技法/宮内 泰介2024年6月10日/208ページ目次:世界は意味に満ちあふれている―やっかいな問題としての社会 社会学って何だ?―みんなで規範の物語を作るいとなみ 聞くことこそが社会学さ―対話的な社会認識としての調査 社会学は泥臭い分析技法を手放さない―圧縮して考える なんのための理論?―表現の技法としての理論と物語 みんなソシオロジストになればいいのに―人びとの共同のい...
長生きはメンタルが9割 心と体の寿命をのばすストレスのない生き方
長生きはメンタルが9割 心と体の寿命をのばすストレスのない生き方/和田 秀樹2023年7月31日/224ページ目次:高齢者ほどメンタルが重要になる 脳の老化を防いでメンタルを強くする方法 日々の生活に訪れるメンタル危機に備える 本当に気をつけるべきは「老人性うつ」 認知症との上手なつきあい方 100歳まで若いメンタルを保つ生活術 日本の保健医療においてはメンタルに悪いことばかり行われ...
9割の投資家が知らない 金貨の世界/岩田 龍樹2023年11月1日/244ページ目次:人々を魅了する海外金貨の世界 あなたの知らない「記念硬貨」の世界 金よりも価値がある「10万円金貨」の世界 金貨投資家だけが知っている金貨の魅力 10万円金貨投資の始めかた 自分の資産を長期的に守ることについて関心が高まるなか、資産防衛のための10万円の金貨という選択を提案しつつ、さまざまな金貨の...
なが生きしたけりゃ居場所が9割/川口 雅裕2023年11月20日/224ページ目次:「高齢者」「高齢期」をどう考えるべきか 今どきの高齢者の健康、体力、心理、本音 幸福な高齢期の生き方のそれぞれ 楽しく、幸福な高齢期は「環境次第」 高齢期に相応しい環境の整え方 高齢期の住み替えのススメ 幸福な高齢期を生きるために 世の中にはびこる怪しい情報に惑わされずに長い高齢期をより良いものにす...
不調の9割は腸が解決してくれる/内藤 裕二2023年10月23日/192ページ目次:腸ってすごい 腸が整う食習慣 腸内環境を乱す悪習慣 腸を整える生活&メンタル習慣 腸が整う運動とセルフケア 腸内環境のセルフチェック 人の腸に多様な種類の腸内細菌が存在することが健康維持には重要であるとの考えから、腸の働きを解説しつつ、腸を健康にするための食習慣や運動の方法などが説明されています。 ...
あらすじ「どんなにかなしいことがあっても、本当にかなしむ必要はない。この世界に悲劇なんてものは存在しないんだから。」89歳までの健康長寿を保証する夢の装置Timerを開発し、失踪したサカモト博士が残したメッセージにはどんな意味があったのか?装着したTimerの消滅日=死を目前に、カヤコは突然、「博士を捜し出し、Timerの秘密が知りたい」と言い出した。その時限設定を解除した者は不老不死になるという噂もある。彼女の真意は不明だが、僕は同行を決めた。年老いて夫婦二人きりになった今、カヤコの死は、僕の死だった。健康長寿を保証する世紀の発明“Timer”。なぜ開発者は消えたのか?装着したTimerの声に導かれ、余命わずかの老夫婦は、禁断の地へ向かう。“死”の果てを描いた異次元の衝撃。人類究極の問いを突破する白石文...本・白石一文「Timer世界の秘密と光の見つけ方」
作品紹介・あらすじ孤高の美術家・篠田桃紅さんの私的空間を訪ねる初の写真&エッセイ集。都心の自宅と富士山を望む別荘のしつらい、敬愛する芸術家の作品、文房四宝や自作の着物、漆椀に菓子皿。暮らしを彩る「好きなもの」は、桃紅さん自身を感じさせて印象的です。一〇五歳の日々を、思い出とともに。読書備忘録山中湖の山荘がとても素敵。一生もの・・・あるかなぁ?と思った時、母のおばから、母がもらって私に来た真珠のネックレスがあったわ。一生ものがあってよかった。ひとつでも・・・「無用の時間、用を足していない時間を持つことは、非常に大事なことだと思います」と・・・★★★★☆そう言えば昨日の夕方の情報番組で六義園を”ろくぎえん”とアナウンサーが言ったから、違いまーす!”りくぎえん”でーす。と、テレビに向かって言ったら、すぐに"りく...本・篠田桃紅「桃紅一〇五歳好きなものと生きる」
あらすじまほど世の中の仕組みが複雑ではなかった1970年代。『七夜物語』という不思議な本の世界を冒険した子どもたちがいた。鳴海さよと仄田鷹彦。七つの夜をめぐる冒険は、二人にとって大切な経験となるが、さよも仄田くんも「夜の世界」の出来事を決して思い出すことはなかった。あれからおよそ30年――。さよの息子「絵」と仄田くんの娘「りら」は、両親と同じ小学校でクラスメートになっていた。二人もまた『七夜物語』の世界へと導かれるのか?2010年の現代を舞台に、10歳から11歳へと成長する二人の変化の兆しと、子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、そのきらめきを届ける物語は、2011年の「あの日」へと向かっていく。著者の長編ファンタジー『七夜物語』から12年、次世代を生きる子どもたちの物語読書...本・川上弘美「明日、晴れますように続七夜物語」
あらすじ父親を亡くしたばかりの弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は川越の家で暮らし始める。小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るくてお調子者の亮介と交流することで人として成長していく。だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、衝撃の事実を知る。母は結婚前に快彦を妊娠していて、快彦に知られてはならない秘密を抱えていた。そして、出生の秘密は亮介の傷害致死事件とも繋がっていく。二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか――。読書備忘録そうだったんだ。籠の中から出たではないか・・・友達やいい仲間がいてよかった。★★★★★本・薬丸岳「籠の中のふたり」
作品紹介・あらすじ〝あなたの好きな少女〟には、死んでもならない。清楚、母性、包容力……身勝手な幻想から私たちの心身を取り戻す50篇。シャーリィ・ジャクスン賞候補作!読書備忘録「お金」村の通貨は刀の形!そう、紛らわしいんです。首輪のお金もあるらしいから・・・「スリル」こういうドキドキってありますもん。好き!「パルテュスの「街路」への感慨」パンが長い。そ、それだけ?面白いっ!「GABAN1」マラスキノチェリーって何?・・・あーあれってそう言うんですか。今頃覚えました。「履歴書」好き!「バードストライク!」人間が鳥に負けないエンジンを開発するなら、鳥はエンジンに負けない鳥を開発するしかない。たまに座席の下に鳥の羽が・・・「21世紀のティンカーベル」あれ?ピーターパンは?あーはぐれたのね。好き!「若い時代と悲しみ...本・松田青子「女が死ぬ」
日経MOOK 宇宙ビジネス最前線/KPMGコンサルティング 監修2023年6月22日/118ページ目次:宇宙ビジネスのインパクト 宇宙ビジネスの変革 宇宙ビジネスを推進する機器産業 宇宙から生まれるサービス 宇宙ビジネスと安全保障 宇宙ビジネスを支える環境整備 ロケットの製造など宇宙機器産業や、衛星データ提供などの宇宙利用産業、宇宙保険や宇宙旅行といった新たな産業を、日本の宇宙ビジネ...
一気読み西洋美術史 美術館に行く前3時間で学べる/ナカムラ クニオ2024年4月30日/292ページ目次:先史から古代オリエント―祈りから伝達技術の美へ ギリシャからローマへ―理想化された美の追求 中世の美術―初期キリスト教、ビザンチン美術からロマネスク、ゴシックへ ルネサンスからマニエリスム―世界の中心が神から人間へ バロックからロココへ―ダイナミックな装飾の時代 印象派と象徴主義の時代―感じたまま描...
日経キーワード 2024-2025/日経HR編集部2023年12月6日/320ページ目次:テーマ1 「日本経済」 テーマ2 「国際経済」 テーマ3 「国内政治」 テーマ4 「国際社会」 テーマ5 「業界・企業」 テーマ6 「労働・雇用」 テーマ7 「テクノロジー」 テーマ8 「国土・環境」 テーマ 9 「医療・福祉」 テーマ10「社会・生活」 テーマ11 「教育・文化・スポ-ツ」 報道に頻出する単語を平易な...
ジェネレーティブAIの衝撃/馬渕 邦美2023年6月26日/288ページ目次:Generative AI概論 Generative AI技術とその応用 Generative AIのビジネス・投資の現状分析 Generative AIが変えるホワイトカラーの仕事 Generative AIの倫理 Generative AIの未来 まとめ いわゆるジェネレーティブAIについて、ビジネス・業務・雇用・倫理のほか、その未来像を解説しています。GPT-3とGPT-4の情報源の詳...
寿司の「魔力」 850日間連続で寿司店に通いつづけ、30000カンの記憶とともに考えたこと
寿司の「魔力」 850日間連続で寿司店に通いつづけ、30000カンの記憶とともに考えたこと/瀧本 伸哉2024年6月7日/272ページ目次:わたくし「寿司リーマン」と申します 寿司とは何か?―寿司の「魔力」 寿司はこんなにも素晴らしい―美味しさを読んで味わう 「寿司リーマン」とは何者か?―私の自己紹介 寿司リーマンが描く寿司の未来 月給の6〜7割を寿司に「投資」して、全国各地のあらゆる...
作品紹介・あらすじ執筆期間15年のミステリ・ロマン大作『鈍色幻視行』の核となる小説、完全単行本化。「本格的にメタフィクションをやってみたい」という著者渾身の挑戦がここに結実…!遊廓「墜月荘」で暮らす「私」には、三人の母がいる。孔雀の声を真似し、日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。身の回りのことを教えてくれる育ての母・莢子。表情に乏しく、置き物のように帳場に立つ名義上の母・文子。ある時、「私」は館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。着流しの笹野、背広を着た子爵、軍服の久我原。なぜか彼らに近しさを感じる「私」。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで……。謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。『鈍色幻視行』の登場人物たちの心を捉えて離さない、美しくも惨烈な幻想譚。読書備忘録三人の母がいるがいるが、...本・恩田陸「夜果つるところ」
あらすじ犯人当てならぬ座敷童子当ての本格ミステリ。死の床に臥した大富豪は、後継者を定めるべく親族一同を蔵のある立派な屋敷に呼び寄せた。そこで起こる怪異を解くべく少年探偵団が結成されるが、そこには座敷童子も紛れていて…。読書備忘録大きなお家・・・これだけ広い座敷があったら四人ゲームもできるし座敷童も心置きなく現れてくれるでしょうね。六畳の間でやったって、たぶんつまらない!四人ゲームはさすがにしたことはなかったけれど、こっくりさんはやっちゃいましたね。誰か動かしているでしょ!?みんな知らないと・・・子供向けのホラーのようだけれど、大人すぎても楽しめました。行者沼は特に・・・★★★★☆本・小野不由美「くらのかみ」
本・篠田桃紅 「一〇三歳、ひとりで生きる作法 老いたら老いたで、まんざらでもない」
内容人生、やり尽くすことはできない。いつも何かを残している-。百歳を超えた今でも筆をとり、制作に励む孤高の美術家が、若さに媚びない生き方の作法を伝える。「一〇三歳になってわかったこと」の続編。読書備忘録雑誌Ku:nelの「私の読書時間」でスタイリストの原由美子さんが紹介していた「これでおしまい」を借りようとしたら近くの図書館にはなかったので予約して、先に「一〇三歳になってわかったこと」と本書を借りて先に読んだ。「一〇三歳になってわかったこと」がシニア層だけでなく二十、三十代の若者にも読まれているらしい。その年で巡り合えてよかったでしょうね。私はシニアだから、押しつけがましくない言葉たちに励まされたのです。謙虚!年齢なんか関係なく知らない事には謙虚にしていなければと。ケガね・・・私もおちょこちょいだから気を...本・篠田桃紅「一〇三歳、ひとりで生きる作法老いたら老いたで、まんざらでもない」
働かないニッポン/河合 薫2024年1月10日/216ページ目次:意欲を奪われる若者たち―初老化する30代と「頑張り損」の社会構造 中高年無理ゲー社会―狭まる「ジジイゲート」と新・働かないおじさん なぜ働く意欲をなくしてしまうのか―階層主義国ニッポンと日本的マゾヒズム 日本的マゾヒズムの呪縛から逃れる―集団のSOCを高める 脱「働かないニッポン」のためにできること―有意味感を強くするための6カ条 ...
F‐35とステルス わかりやすい防衛テクノロジー/井上 孝司2023年4月15日/152ページ目次:F‐35ライトニング2 第5世代戦闘機の戦い方 ステルス技術とカウンター・ステルス技術 次期戦闘機とソフトウェア 艦艇とステルス技術 アメリカ軍のF35という戦闘機について、さまざまな視点から解説している本です。 特にステルスという観点からも説明を加え、そのほか艦船などのステルス技術な...
イギリス帝国盛衰史 グローバルヒストリーから読み解く/秋田 茂2023年11月30日/432ページ目次:新たな世界史の視点「グローバルヒストリー」―従来の一国史では見えなかったもの 帝国の黎明期―二流国イギリスの「帝国の兆し」 帝国への転換期―歴史を大きく変えた「イギリス革命」 イギリスの「長い十八世紀」“前半”第一次帝国/大西洋を挟んだ帝国 イギリスの「長い十八世紀」“後半”―第二次帝国/大西洋からアジア...
飛行機のテクノロジー 完全版 ニュートンムック Newton別冊
飛行機のテクノロジー 完全版 ニュートンムック Newton別冊/ニュートンプレス2024年5月10日/176ページ目次:飛行機図鑑 旅客機 完全図解 飛行機のテクノロジー 世界の軍用機 洗練されたテクノロジー 次世代の航空機 未来を切り開くテクノロジー 航空機の歴史と技術のほか、金属が飛ぶ原理や次世代の飛行機までをも解説しています。 発明はひらめきだけではありません。ライト兄弟が行っ...
テックジャイアントと地政学/山本康正2023年3月8日/248ページ目次:ChatGPTが与える衝撃 テクノロジーが変える地政学 曲がり角のテックジャイアント メタバース&Web3、先端技術ブームの実態 日本人が知らない世界の最新常識 テクノロジーに関する世界的な変化については日本に伝わりにくい理由があるとして、最新のテクノロジーやそれにかかわる企業・個人の動向を、実際の実務の視点などから解...
2021年3月、乳癌宣告されました。Amebaで、「たーこいずのgdgd日記」と「茶部。ログ」の2ブログを書いていましたが、合併しました。高齢独女しかも無職のしょうもない日々を、だらだらと書いております。 フォローは遠慮させて頂いております。こちらからも致しません。 ユニークユーザーとINPOINT数の乖離に悩んでおります。ランキングバナークリックはどうしても嫌!という方はブラウザを閉じて下さって結構です。さようなら。 「仕事を探しているけど、うまくいかない・・・」っていう方に読んで頂きたいな、と思っています。 無職批判野郎が大嫌いです。コメ欄閉じてるからって、自身のサイトで批判したり、感想書いたりするような人は、読まなくてけっこうなので、関らないで。晒し、リンク貼り絶対不可。文句あるなら見ない方がいいですよ。 ※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。 |今年はいつもの年に増して、ハケン運が無かったなあ。|新・たーこいずのgdgd日記(茶部。ログと合併)
内容祖父の火葬をあつかった自伝的な「骨拾い」、砕け散ってしまった観音像を巡る「弱き器」など、内容のゆたかさ、心理の複雑さ、人間性にせまる鋭さに満ちた、作家・川端康成のあらゆる要素がふくまれた短編全122編を収録。読書備忘録「日向」人の顔を見る癖になったのは祖父と二人きりで十年近く田舎の家に暮らしていた時に、祖父が盲目だから南だけが微かに明るく感じられるのだと、北を向いてほしいと思いながら祖父の顔を見つめていたから・・・「バッタと鈴虫」好きだったんだね。「化粧の天使達薬」え?「屋上の金魚」父の遺言状に千代子は自分の子ではないと書いてあった。彼女が寝室へ泣きに行った時、彼女の母親が金魚を口いっぱいに頬ばって、千代子を見ても知らん顔で金魚をむしゃむしゃ食っていた。頬ばっていた口から大きい尾が舌のようにべろりと下...本・川端康成「掌の小説」
作品紹介・あらすじ十七歳と十六歳の夏の夕暮れ……川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語りかける。何か大事な、言葉にはできないことを――高い壁と望楼、図書館の暗闇、古い夢、そしてきみの面影。自分の居場所はいったいどこにあるのだろう。村上春樹が長く封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。読書備忘録650ページ越えを読み終えたら、あとがきが・・・それを読んで、そうでしたか。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の私の備忘録には難解だったと書いてあった。本作品はそんなことはなく、とても読みやすかった。不思議なお話!もっとも第一部では、なんどか読み返す部分もありながらも、わくわく読んで、第二部に入ったらどんどん読まされ第三部では、わーやっぱり!どちらが影でどちらが本体か・...本・村上春樹「街とその不確かな壁」
内容台湾出身だと語る風変わりな青年、探偵屋に漂うルーロー飯の香り、異国の地でひっそりと暮らす男性に打ち明けた思い…。人気女性作家6人による、珠玉のアジアン・アンソロジー。『オール讀物』掲載を文庫化。読書備忘録中島京子「隣に座るという運命について」初めて友達になるのは出席番号が前後だったり、体育の時間に背の順になったときだったり、たまたま隣に座ったりとか・・・「よしんば」が呼び名となった金子泉「いくばくもない」ともいう大学の同級生、台湾からの留学生のエイフクさんとか・・・小学校から中学校へはほぼほぼ全員、中学から高校は数人が一緒に進んだけれど、短大はひとりでポツン!でも当時まだあった両国の日大講堂での学部と一緒の入学式で、たまたま隣に座った子と仲良くなって、そこから友達が増えて行って楽しい学生生活だった。そ...本・アンソロジー「いつか、アジアの町角で」
内容紹介離婚して1年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある「学校」を紹介される。そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた-。忙しすぎて“生活”が後回しになっている、大人たちへの応援歌。『BOC』連載を単行本化。読書備忘録根気強く家で教育すればそれなりになることはあるかもしれない。が・・・結構大変でしょ?そんなときこういう所に行ってみる!行かせてみる!って手もありますよね。タダじゃないけれど・・・ただ、もうすでに出来上がっている人は難しそうですね。本人が行く気になればってことでしょうね。「家事とは、やらなければ生活の質が下がったり、健康状態や社会生活に少しずつ問題が出たりするのに、賃金が発生しない仕事、すべてのことを言います。多くが自分自身や、家族が快適で健康に生きるための手助けをすることで、しかし、賃...本・近藤史恵「山の上の家事学校」
あらすじ同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々、EXILE一族に対する深い愛…。三浦しをんの沼にどっぷりハマる爆笑エッセイ集。『BAILA』連載他に書き下ろしを加えて単行本化。読書備忘録相変わらずとっても楽しいエッセイでした。こんなことするの私だけじゃないじゃないの!と・・・「ヒビが入る」あった。キッチンで思い切り足をぶつけ、その日は何という事はなかったけれど、スーパーで買い物して帰ったら靴が脱げないほど腫れていたっけ・・・!私は折れてたけれど!どうしても旅行に行きたくて、でもそのちっこい指を手術と聞いて、それはいいです。したら、先生がすごい防護服?を着て私にはそんなような重たい塊をかぶせて、痛いですよ、いきますよ。せーのっ!とその指をグリンとして、それを何度かして延ば...本・三浦しをん「しんがりで寝ています」
内容インスタグラムに現れる動物にほのぼのし、絶景に縮み上がる。キャットタワーが捨てられなくてひとり途方に暮れる…。地味でマニアックで新鮮な驚きに満ちている、「いつもの暮らし」を綴ったエッセイ集。読書備忘録「婦人会」というネーミングが妙にぴったりな、既婚者×1、離婚経験者×3、未婚×2のお友達の会、かなり自由な婦人たちであるけれど、ある意味いかにも現代らしいとも統計いえる。ってところに妙に納得した。てきとーで楽しそう。肉体的にも、急ぐことは危険ゾーンに入って来た実感がある。と・・・いやいや、まだまだでしょう。と思っても、雨の日にマンホールの蓋に足を滑らせ大開脚の未転倒という惨事!そうですね。もうちょっといくと大腿骨骨折なんてことになりかねないから、早めに気が付けて良かったですね。これからどんどん危険が増えて...本・小林聡美「茶柱の立つところ」
美しいスーパームーンのことと、「もしかしてひょっとして」を読んだこと
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作品紹介・あらすじうる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大学の後輩で恋人どうしの佐々と千花に知られてしまう。うる波が事実を打ち明けて程なく佐々は不審な死を遂げる。遺された千花が秘匿するある事情とは?機械の親友を持つ少年、小さな子どもを一途に愛する青年など、密やかな愛情がこぼれ落ちる瞬間をとらえた四編の救済の物語。読書備忘録幽霊見えたと言うと畳の部屋の角にうつむき加減にジトっと恨めしく座って、いつまでそこに居るんですか?怖いから消えてください。と、言いたくなっちゃうようなのが小説などに出て来ていたけれど、鹿野君はそんなことなく・・・鹿野君が必要でなくなるまでずっと一緒に居られるといいわね。お隣の西島さんの秘密に、だからそういうことが言えたのね。やさしい・・...本・凪良ゆう「神さまのビオトープ」
お花の処分のタイミングに悩むことと、「本バスめぐりん。」を読んだこと
☆アクセスありがとうにほんブログ村 ☆ランキングに参加してます☆ 昨日の札幌 曇り最低気温、 14.8℃ 最高気温、18.1℃ 昨日は4週に1度の、枝・葉・…
本・篠田桃紅 「一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」
作品紹介・あらすじ「いつ死んでもいい」なんて嘘。生きているかぎり、人間は未完成。大英博物館やメトロポリタン美術館に作品が収蔵され、一〇〇歳を超えた今なお第一線で活躍を続ける現代美術家・篠田桃紅。「百歳はこの世の治外法権」「どうしたら死は怖くなくなるのか」など、人生を独特の視点で解く。生きるのが楽になるヒントが詰まったエッセイ。新シリーズ!こころの文庫。読書備忘録自然の一部として生まれて来ただけ、と思えば気負いがなくなる。人には柔軟性がある。これしかできないと、決めつけない。なんとなく過ごす。なんとなくお金を遣う。無駄には、次の何かが兆している。相手に従うのではなく、お互いに違うことを面白がる。運命の前では、いかなる人も無力。だから、いつも謙虚でいる。本書でみつけた素敵なことばライシャワーさんが、「いいお湿...本・篠田桃紅「一〇三歳になってわかったこと人生は一人でも面白い」
作品紹介・あらすじ「いつか」ではなく、今、大切な人に伝えたい。累計70万部のベストセラー、「ツバキ文具店」シリーズ最新作。鎌倉と小高い山のふもとで、代書屋を営む鳩子。家事と育児に奮闘中の鳩子が、いよいよ代書屋を再開します。可愛かったQPちゃんに反抗期が訪れたり、亡き先代の秘めた恋が発覚したり、新しく引っ越してきたお隣さんとの関係に悩まされたり……。代書屋としても、母親としても、少し成長した鳩子に会いにぜひご来店ください。読書備忘録原作、初めから読んでいるけれど、ドラマでのどうしても魅力あるバーバラ夫人を思ってしまい、もう、会えないんだなぁー・・・本作では、ちゃんと海外から帰って来て、心配事だったお隣さんの件をさっぱりと解決されていましたからね。ミツローさんが言うようなことは確かにありそうだから、やたらと声...本・小川糸「椿ノ恋文」
内容忘れちゃっても、読んでいる時間が楽しければそれでよし!?江戸のガーデニングから編み物の製図、ギリシャ哲学、プロレス本まで、毎月買った数十冊の本と、ネコとのシンプルで豊かな日常生活を綴る。買った本リスト付き。読書備忘録2000年12月に「生きる読書」として刊行された。全然使っていなかったクーラーを、あまりの暑さに使おうとしたら壊れていた。と・・・今年じゃなくてよかった~!ですね。本はいろいろなことを教え、経験させてくれるけれど・・・読みゃあいいってもんじゃなく、やはり実生活で経験するのも大事ってことですよね。でも、人ひとりが経験できることなんかほんの少し、本は疑似体験できます。ってことですよね。それにしても毎月買う本の量が・・・すごい!四十三歳で書いた本のあとがきを六十九歳で書いた、「文庫本のためのあと...本・群ようこ「忘れながら生きる」
あらすじ読書家でなくとも本は読む-。猫と遊んで、ごはんをつくり、今日もゆるゆるページをひらく。人気女優・小林聡美が、「本のある愉しい暮らし」を軽やかに綴った読書エッセイ。『サンデー毎日』連載を単行本化。「猫は不思議」七歳の健康診断で七キロまで成長した猫に悪魔降臨!落ち着かせようと優しく声をかけ、目が合った瞬間に顔面目掛けて・・・私、見たことあります。食器棚の上からシャーッと飛びついてひっかいた猫!「急がない人生」ほとんど誰とも会わない日が少なくない。だからお話もしない。って・・・ちょっと驚き!「俳句は命がけ?」俳句は年寄りのやるものだと思っていたけれど、始めたそうです。「休日の冒険」楽しそっ!「自分の目線で」友人に言った言葉にそっか、そうよね!お母さんを例に出し、俳句もそう。とりあえず生む!下手でも恥をか...本・小林聡美「わたしの、本のある日々」
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作品紹介・あらすじ才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの?青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか?いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!読書備忘録プロローグ/三月十日/小説家の鏡/君が手にするはずだった黄金について/偽物/受賞エッセイ嫌な思い出というものは、簡単に忘れられるものではない。たとえば・・・と、始まった話に・・・そうそうあるある!・・・「それらは忘れたくても忘れられず、そればかりか、何の前触れもなく、まるで雑踏で急に誰かから肩を叩かれたと...本・小川哲「君が手にするはずだった黄金について」