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「52ヘルツのクジラたち」は、町田そのこ氏の小説で、2021年に本屋大賞を受賞した作品です!!町田さんは、2022年に「星を掬う」、2023年「宙ごはん」と3年連続の本屋大賞ノミネートを果たしてます!あらすじ三島貴瑚(みしまきこ)は大分県の小さな町に一人で引っ
2021年の本屋大賞第1位を獲得した、町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』を読む。町田そのこさんという作家さん、まったく知らなくて今回が初なんだけど、知らないうちに読んじゃってるケースもあるので過去作品を調べてみると・・・、やっぱり初だった(^^;)妾の子として生まれた貴瑚は、幼い頃から再婚した義父と母親から暴言に暴力と凄まじい虐待を受け続けていた。高校を卒業しやっと社会人としてこの地獄のような家から解放されると思っていたところに、義父が倒れそのすべての介護を押しつけられる。遂に張り詰めていたが糸が切れる感覚を覚えた貴瑚は、死を覚悟し街をさまよっているとき、声を掛けてきた女性と男性がいた。高校時代の友人の美晴と、最初に貴瑚のただならぬ様子に気がついたアンさん。そして時は流れ、貴瑚はひとり東京を離れ大...町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』あらすじと感想
町田そのこ『夜明けのはざま』 レビュー。苦しみや悩みも絶対に無駄じゃない。生きることに前向きになれる1冊。
町田そのこ『夜明けのはざま』 レビュー。苦しみや悩みも絶対に無駄じゃない。生きることに前向きになれる1冊。
【シニアの本棚】『うつくしが丘の不幸の家』:でも、みんな不幸ではない
『うつくしが丘の不幸の家』 町田 そのこ 町田そのこさん、お初です。 物語の展開 海を見下ろす小高い丘に広がる住宅地に建つ築25年の3階建ての家。その家で暮らした5つの家族の物語が、時間を遡っていく形で描かれている。 おわりの家築25年の一
52ヘルツのクジラたち【特典付き】 (中公文庫)前から気になっていた本でしたが、虐待の話が出てくるのは辛いので、躊躇してました。確かに辛い場面もありましたが、軽いタッチで描かれているので、そう重くならず読めました。主人公貴瑚(きこ)が、海辺の町に引っ越してきた理
「ぎょらん(著者:町田その子)」僕が小説を好きになったきっかけになった大好きな方です。
「ぎょらん(著者:町田その子)」僕が小説を好きになったきっかけになった大好きな方です。
町田その子『ぎょらん』-レビュー|優しい世界と温かい言葉でネガティブな印象を包み込む優しい物語。
町田その子『ぎょらん』-レビュー|優しい世界と温かい言葉でネガティブな印象を包み込む優しい物語。
【あらすじ&ひとりごと】 町田そのこさんの『星を掬う』を読みました。 家族、親子って、どうあるべきなのか。分かり合える正しい繋がり方って何だろう。そんなことを考えさせられる作品でした。 芳野千鶴は、小学1年の夏休みに出掛けた母親との二人旅の直後に捨てられ、父と祖母に育てられるが、二人の肉親も亡くし、ひとりとなる。 高校卒業後就職し、同じ会社の男性と結婚するが、DVで離婚。その後も元夫からは逃げられず、暴力を振るわれ続け、金を取られるという不幸な生活が続く。 しかし、賞金欲しさに「夏の思い出」をラジオ番組に投稿したことで、千鶴の人生が変化していく。 その投稿は母親との夏の旅の思い出。それを聞いて…
電車の中で読んでいたら、夢中になりすぎて一駅乗り過ごしてしまった(苦笑)確か、川崎Fの瀬川選手も読んでいたような気が…。愛されてこなかった2人の愛の溢れる...
【今ある幸せに気づける本】日常に感謝できるようになる小説3選
いつも不満ばかり口にしていませんか? 他人はよく見えてしまうもの。 人間は些細なことでくよくよしてしまうし、気
【無料あり】2023本屋大賞ノミネート全14作品一覧|お得に読む方法も解説!
この記事では、2023年本屋大賞ノミネート全14作品の一覧とおすすめ本、そして未読の方に向けてお得に読む方法を詳しく解説します。
「読書メーター」読みたい本ランキング第1位 2021年「本屋大賞」 …と新聞広告で知りまた タイトルにも惹かれて 図書館で借りました 虐待拘束ジェンダー問題自殺 刃物沙汰…など これでもかとスキャンダラスな 出来事が続き読んでいて 心が痛くて折れそうになりましたボタンを掛け違うとひとはこんなにも残酷になりうるのだとヒリヒリしました 「52ヘルツ~」とは 周波数が高すぎて仲間に声が届かない クジラのことでした 主人公もそんな52ヘルツの存在 ある人物との出会いによって 辛い生活から救い出されるのですが 関わるひとの存在って 大きいものだなあとあらためて思いました 皆素知らぬ顔をして暮らしているけれど 内容や思いは違えど 52ヘルツの周波数のひとたちは たくさん存在するのだと思います 生きているだけで 生きて行くの...52ヘルツのクジラたち/町田そのこを読みました。
書名 あなたはここにいなくとも [ 町田 そのこ ] 目次 おつやのよる ばばあのマーチ 入道雲が生まれるころ くろい穴 先を生くひと 感想 『52ヘルツのクジラたち』(2021年本屋大賞)の町田さんの
町田そのこさんの「宙ごはん」を借りてきました! 叔母に育てられていた宙(そら)は叔母の夫の海外赴任を機に実母のカノと暮らし始めます。カノは子どもとの関わり方…
私の親は毒親だと思ったら、自分の日常、振り返ってみて本のデータ 著者 町田そのこ 出版社 小学館発行日2022年5月27日どんな本なの?宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで
『52ヘルツのくじらたち / 町田そのこ』を読んだ感想。【2021年 本屋大賞】届かない声なんてない!
こんにちは。 ヘルツとは何ぞや?「単位時間あたりの波の数を表す単位」で、人の耳で聴こえるのは一般的には 20Hz~20,
大人になりきれない人とそうじゃない人の差ってなんだろう本のデータ 著者 町田そのこ 出版社 中央公論新社発行日 2020年4月21日どんな本なの?自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆ
2023年の本屋大賞ノミネート作、町田そのこさんの『宙ごはん』を読みました。主人公の宙(そら)が”ママ”と呼ぶ育ての母と”カノさん”と呼ぶ産みの母。小学校入学を機にカノさんと暮らし始めた宙の成長を描いた小説です。
町田そのこ・著『52ヘルツのクジラたち』を、ようやく読んだ。 3年越しの本 コロナ禍に突入して間もないころ、書店で濃紺の表紙を見つけた。カラフルで華やかな平積みコーナーの片隅で、深く静かなその表紙絵はどこか異彩を放っていて、妙に惹かれた。
1、作品の概要 『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』は2017年に刊行された、町田そのこの短編小説集。 5編からなる連作短編小説。 デビュー作の『カメルーンの青い魚』が収録されている。 同作で「女による女のためのR-18文学賞」の大賞を受賞。 2、あらすじ ①カメルーンの青い魚 母親に見捨てられて祖母と二人暮らしだったサキコは、児童施設にいたりゅうちゃんと付き合っていたが、ずっと音信不通だった。 12年ぶりに偶然再会したりゅうちゃんと一緒に街の商店街をあるくサキコ。 彼に一緒に暮らしいてる啓太の話をするが・・・。 ②夜空に泳ぐチョコレートグラミー 夏の間だけ新聞配達のアルバイトをしている啓太には…
【町田そのこ】どれから読む?おすすめの順番&新刊から文庫本まで全9作品を徹底解説!
町田そのこさんの作品を読むおすすめの順番や、新刊から文庫本まで全9作品の魅力を徹底解説。この記事を読むと、あなたにぴったりな一冊が見つかります!
タイトル:宙ごはん(そらごはん) 作者:町田そのこ ページ数:365ページ 2022年6月1月 初版 第1話 WEBきらら 2021年12月号~2022年1月号 第2話 WEBきらら 2022年2月号~4月号 第3話~第5話 書き下ろし満足度:★★★☆☆☆☆☆☆☆あらすじ 宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」 宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と…
【どちらがオススメ】『宙ごはん』と『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ代表2作品
本屋大賞に3年連続ノミネートしている町田その子さん。今回紹介するのはその中でも、2023年作品「宙ごはん」2021年大賞「52ヘルツのくじらたち」 どちらも読んで希望と感動を与えてくれる一冊。ネタバレ無しで紹介をしていますので、読む前に参考になるように紹介をしています。
こんにちは。フユ子です。今日もお立ち寄りくださり、ありがとうございます。にほんブログ村庭の仕事で忙しかったので読んだのはこの3冊だけですがどれも読みごたえがありました。「宙ごはん」町田そのこおいしい料理が出てくる小説って最近とても多いですよね。シリーズ化されているものも本当にたくさんあります。そのくらい「食事」というものは人を幸せにする力があるということ。複雑な家庭環境に悩む宙(そら)を支えてくれ...
最近読んだ本を紹介します。こちらの小説です↓『あなたはここにいなくとも』 作者は、町田そのこさん。表紙のカラー&帯の言葉に惹かれ、買ってみました。(しょっちゅ…
【本】『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ~声なき叫びを聴いて!!生き直しの物語~
1、作品の概要 2020年4月に刊行した町田そのこ初めての長編小説。 書き下ろし。 2021年本屋大賞ノミネート、『王様のブランチ』本屋大賞1位、読者メーターOF THE YEAR2020 1位、ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 4位に輝いた作品。 虐待という重いテーマを扱いながら、心に傷を持った者同士の深く優しい触れ合いを描いた物語。 2、あらすじ 都会の街から1人で大分県の海辺の町にやってきたキナコ。 彼女は、過去に自分を虐待の地獄から救い出してくれたアンさんの声なき想いを感じることができずに失ってしまい、愛してくれた主税を粗暴な男へと豹変させてしまったとという重い過去をひき…
今回は、町田そのこさんが書かれた『52ヘルツのクジラたち』という本の感想やら名言やらをご紹介!町田そのこさん、素敵な時間をありがとうございました!
1、作品の概要 町田そのこの書き下ろし長編小説。 『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞受賞作後の第1作。 離れ離れになった母娘の絆の再生を描いた作品。 2、あらすじ 千鶴は幼い頃に母に捨てられ、父と義母に育てられたが、父が早逝したことで義母と経済的に苦しい中成長していった。 職場で出会った夫の弥一には、離婚後も付きまとわれて暴力を振るわれてお金も取り上げられる始末。 思いつめた千鶴はひょんなことから、自分を捨てた母・聖子が住むさざめきハイツに転がり込み4人での不思議な共同生活を始めることになる。 心身共に傷を負った千鶴は他者との触れ合いの中で、自らを見つめ直し少しずつ母と向き合うようになってい…
【本】オンライン読書会に参加してみた!!「食欲の秋!料理・食事の描写が印象的な小説」について♪
☆読書会に初参加!!そしてZOOMの利用も初だった件☆ ツィッターでフォローさせて頂いている方がオンライン読書会を企画されるということで参加させて頂きました。 テーマは、「食欲の秋!料理・食事の描写が印象的な小説」で、天高くヒロ肥える秋にピッタリなテーマでした!! 小説の中には「食」がテーマになっているものも多く、非常に興味をそそられました。 開催日は10/28の10:30~12:00で、なんとかお休みは取れたものの休日出勤のため半分ぐらいの参加に・・・。 うーん、残念。 初めての読書会でどんな流れになるのかドキドキでしたが、もうひとつ初めてZOOMを使用するというのが不安でした。 ちょっと前…
【本】「うつくしが丘の不幸の家」(町田そのこ著)~ 幸か不幸か二択じゃない
幸せか不幸かって、他人に決められたくないですよね。とかく他人の評価を気にしがちな今日この頃ですけど。 今日紹介するのは、町田そのこさんの連作短編集。 海を見下ろす「うつくしが丘」という住宅地に建つ、3階建ての一軒家を買った代々の住人を描く連作短編集。 うつくしが丘の不幸の家 (創元文芸文庫) 作者:町田 そのこ 東京創元社 Amazon 第1章では、1階を店舗に改装して美容室を開こうとする夫婦が家を購入。この時点で築21年。 ところが、開店直前にたまたま通りかかった近所の人から、「ここは『不幸の家』と呼ばれているのを知っているのか」と言われる。 なぜそう呼ばれるのか? はたして本当に「不幸の家…
【本】町田そのこ『宙ごはん』~温かい一杯のスープがあなたの心を満たしますように~
1、作品の概要 2022年5月27日に刊行された町田そのこの長編小説。 作者最長の長編小説だが、物語は5話に分けられて、それぞれ数年の間隔が開けられている。 第一話~第二話がWEBきらら2021年12月号~2022年4月号に連載されて、第三~五話が書き下ろされた。 主人公の川瀬宙が一風変わった家族との絆と料理を通して成長していく物語。 2、あらすじ 母親の妹・風海(ふみ)に育てられた宙(そら)は、6歳の時に本当の母親・花野(カノ)と2人で丘の上の屋敷で生活を始める。 破天荒で、およそ母親らしくない花野に失望した宙だったが、食事を作りに家に来てくれていた花野の後輩のやっちゃんに作ってもらった「魔…
夏休み中に「二学期になったらやろう」と思っていたことが少しずつ片付いてきて 久しぶりに本を読む時間が取れるようになってきました。9月の1冊目は『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』 『52ヘルツのクジラたち』が好きだったので町田そのこさんの他の作品も読んでみた
町田そのこさんの「星を掬う」を読みました。 楽天 アマゾン 町田そのこさんの本を読むのは2冊目になります。 1冊目は「52ヘルツのクジラたち」でした。 こちらも DVの場面や虐待の場面が出てきて重いです。 読んでいて辛くなる場面が含まれます。 母に捨てられた娘 千鶴さんは 夫のDVから逃げてきた。 娘のしあわせのために離れた母 聖子さんは 52歳で若年性認知症を患っている。 娘に捨てられた母 彩子さんは 仕事をしながら「さざめきハイツ」の家事をこなす。 早くに両親を亡くし 聖子さんを母を呼ぶ娘 恵真さんは SNSでは有名人。 そんな4人が共同生活を送る中で少しづつお互いを理解し始める。 そして…
暑い、暑い、と言っているうちに、6月が終わってしまいました(-_-;)6月に読んだ小説はこちら!■ 今度生まれたら 内館牧子NHKでドラマをやっていましたね。ドラマを途中までみて、小説を読み、そして、ドラマ最終回を見ました^^ 原作とドラマどちらも
人は知らないと勝手なこと言うなあ 「52ヘルツのクジラたち」
町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」を読みました。 2021年の本屋大賞受賞作品です。 すごくよかった。 でも虐待されていた人にはとても辛い内容が含まれます。 そんな重たい内容なのに 始まりが えっと思わせて 田舎のお節介とか情報網の話に 親近感を持って読み進めることができたのです。 田舎の悪いところが前半に出てきて 嫌だ嫌だ こんなところが嫌なんだ〜と 共感しながら読みました。 人は知らないで勝手なこと言うなあ。 でも 物語が進んでいくにつれ それぞれの事情が分かってくると お互いにお互いのことが分かってくると 人の繋がりってやっぱりいいなと思えてくる。 ワタシは ずっと一歩引いたまま…