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できそこないの侯爵家三男は、一生、遊んで暮らすつもりでいたのが、急に甥っ子の面倒を見ることに。はじめは渋々だったものの「パパ!パパ!」と懐かれて、溺愛するようになり、いつか婿入りするのを想像して悲しんでいたら、突然「糞親父!」とグレてしまって・・?異世界
わたしの父である侯爵は国の一二を争う資産家。血も涙もない合理的で冷徹な商売人であり、子供の教育にも情けをかけず。できのいい長男と次男には英才教育を施し、見た目も中身も冴えない、目立った取り柄もない三男のわたしのことは「家名に泥を塗ったり、兄の足を引っ張っ
キャラクターの心理描写を深めるには? 小説執筆に役立つ心理描写のテクニックを解説。直接描写・間接描写・比喩表現などを活用し、読者の共感を呼ぶキャラクターを創り出そう!
心温まるファミリー小説を厳選紹介。家族の絆や日常の喜びを描いた感動作を5つピックアップしました。読後には温かな気持ちになれる物語ばかり。あなたのお気に入りの一冊を見つけてみませんか?
「語りの灯火」がPR FREEに掲載! SF・ファンタジー・恋愛など多彩なジャンルの小説が無料で読める小説投稿サイト。話題の特徴や今後の展望を詳しく解説!
えっと今日、2月5日は『ふたごの日』なんだそうで一昨年あたりになんか書いた気がするなぁ…って思って探したら、ありました『twins』『twins』「ほんっとに…
第1章: 透明なはじまり 東京の大学キャンパスは、朝の陽光を受けて白く輝いていた。佐藤太郎は、いつものように少し遅れ気味で講義へと向かう途中だった。駅の改札を抜けたところで、大好きな缶コーヒーを買おうとしたが、小銭が足りないことに気づき、し
——ギィ……カタカタ……ギィ…… 無機質な音を立てながら絡繰馬車(からくりばしゃ)が静かに進んでいた。 舗装はされているものの決して平坦とは言えない道だ。時折馬車が揺れ、そのたびにセルディナは、眠りかけた目を覚ます。 セルディナ王子はオルディア王国の三男王子。 今、彼は母であるセリーヌ王妃の静養の付き添いのために、ルミノス修道院へと向かっていた。 前方を進んでいる絡繰馬車に...
『次はー鉱金コウガネ、鉱金終点です。KR外環状線、景都ケイト都営地下鉄線はお乗り換えください。本日も景王ケイノウ電鉄をご利用いただきましてありがとうございました』 と、車内放送が鳴り響くと、明雲ア
前回のオリジナル小説に拍手してくださった皆様、ありがとうございました!拍手数は最近のあきらくんの拍手数とさほど違いはなかったので、安心しました。拙宅は昔から穏やかな読者さんばかりで、本当に管理人としてはありがたい限りです^_^で、またオリジナルの小説を更新ですみません。前回の【星のかけら〜未来への鍵〜】の、学級委員長の友人視点のお話を書き上げてしまったので、それを更新しておきます。起承転結の結がね、...
SS250117 20ー18絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS250117 20ー18絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」墓前。「こちらが七余姫のお墓なのね」女魔法使いがつぶやく。それは小さな小さなお墓。小さな墓石にはうっすらと七余姫と読める。「はい。こちらは初代住職である剣客が、七余姫を弔う為に作ったお墓でございます。中にはご遺骨はございませんが・・・」和尚様はそう告げると墓に手を合わせる。俺とシーフ、女魔法使いも和尚様に倣って手を合わせ黙祷する。暫くしてシーフが...
一次創作を始めて、一年~……にはなっていないのですが、しばらく経ちましたので自分の書く文章が読みやすいのか、自分の意図した通りに伝わっているのかが気になり始めました。 というのも、自分の文章を読み返して、自分の文章下手だな~! と思うことが
こんにちは、はじめまして。 趣味でオリジナルBL小説を書いています、レアンと申します。 ホームページの方では、私の空想上のファンタジー世界「エルドレアナ大陸」の物語を公開しています。 このブログでは、それ以外のBL寄りの短編小説や、普通の短編小説、思いついたことなどを気ままに綴っていこうと思います。 どうぞよろしくお願いします。...
捨てられちゃうのかなぁ。飛べないよねぇ。もうとっくに、飛び方なんて忘れちゃったし。飼いならされた小鳥はさぁ、どんなにあの空に憧れてもね。ガゴの中がお似合いなんだよ。 小さく笑って彼が云う。 彼の眼は、なにを視ている? カゴの中で哀しそうに揺れているあの小鳥? それとも、 硝子に映る自分の姿。 飼い慣らされた小鳥は飛べない。 藻掻き抗い叫ぶことすら諦めて。 ゆるゆるとその生暖かい世界に首まで浸かって。 翼の意味など、とうに忘れた。 あんなに憧れて焦がれていた光の世界は。 結局は彼をただ摩耗させるだけで。 なにもできない俺はただそれを黙ってみていることしかできなくて。 飼い慣らされた鳥は飛べない。
私の二次小説創作のきっかけは、二次創作投稿サイトでした。その前から、花より男子の二次小説のサイトを読み漁っていた私。大好きな作家さんが投稿サイトを作ってくださって、小説を書き慣れた方、初めての創作をする方などに触発をされて、「私も書いてみたい!」→「書けた!下手だと思うけど読んでもらいたい」→「コメントもらえた!楽しい」→また書く→長編書き切った!→「ブログ運営してくださいよ〜」→「ええっ!?できるかわ...
SS250110 20ー17絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS250110 20ー17絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」剣客と七余姫が消え。大蜘蛛は雲散霧消した。その次の瞬間。ガラガラガラと崖が崩れ始めた。「アブねぇ!!」「きゃぁっ」シーフが、空中に浮いている女魔法使いの所までジャンプすると、側の大樹の先端にロープを巻きつける。そして遠心力を利用して地上に着地した。俺も崖から離れ慈母間の菩薩像の側にいた和尚様を連れて更に離れる。土埃が収まり崖を見ると大蜘蛛の身体の...
電子書籍『悪戯短篇小説集 耳毛に憧れたって駄目』無料配布開始のお知らせ
こつこつと書き溜めた短篇小説をなんとか自力で電子書籍化した『悪戯短篇小説集 耳毛に憧れたって駄目』。いまやその後に書いたものもこのブログに続々と蓄積されていっているけれど、そういえばあれっていつ出したんだっけ?――そう思ってAmazonのページで確認してみたところ「2014/3/3」とのこと。なんともはやリリースから10年(もうじき11年)も経っている……!という時の高速展開に衝撃を受けて、これを機に誰でも無料でダウンロードして読める形にすることにしました。そもそも最初から自己紹介がてら、ポートフォリオ代わりの見本市として無料で行こうという考えはあったのですが、どうも一番目に触れるチャンスの多…
「翻訳文学試食会」と読む海外文学/古今東西の短編小説を味見する、知的で軽妙な関西弁ポッドキャストの紹介本一覧
「翻訳文学試食会」の紹介作品一覧表 放送回作品名作家名翻訳者出版社ほか第112回タナタ氏の茶盌フェルディナント・フォン・シーラッハ酒寄進一創元推理文庫第112回エチオピアの男フェルディナント・フォン・シーラッハ酒寄進一創元推理文庫第111回
第1章: 透明なはじまり 東京の大学キャンパスは、朝の陽光を受けて白く輝いていた。佐藤太郎は、いつものように少し遅れ気味で講義へと向かう途中だった。駅の改札を抜けたところで、大好きな缶コーヒーを買おうとしたが、小銭が足りないことに気づき、し
SS241227 20ー15絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS241227 20ー15絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」女魔法使いの”ストップ”の魔法が切れた大蜘蛛は、身を震わせて咆哮を上げた。「ちぃいいいいっ。蜘蛛って咆哮する生き物だったかよ!」「シーフ、こいつはモンスターだ。通常の蜘蛛の概念は通用しないっ」「そんなことはわぁってるよっ。うわわわわ、揺れる揺れるぅ」「おねがい・・・たす・・け・て」大蜘蛛に取り込まれている七余姫が弱弱しく俺に訴えかける。その時、一段...
フジテレビアナウンサー短編小説(仮)が3月3日に徳間書店(1,980円)から発売される事が分かった。 短絡小説集をフジアナが出版するのは初めてで、作品のテーマは「料理」で、参加するアナウンサーは、 ・安宅晃 …
今日は短編小説を公開しました。 以前書いたものを加筆修正して公開しようかと思って修正していたら、何とよく見たら途中までしか書いていなかった作品でした。修正しつつ書き上げました。 途中までしか書いていなかったので、古い作品で修正もかなりしてますが初公開です。 カクヨム↓ kakuyomu.jp pixiv↓ www.pixiv.net 良いクリスマスを~♪ ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中小説家
ムームードメイン 1. 灰色の空が広がる街。そこには、人と同じ形をした「心がない人たち」が静かに立っている。彼らは、感情を持たない代わりに効率的で、正確な動きで周囲の人々の生活を支えていた。工場のライ…
【本】太宰治『走れメロス』~『女生徒』『富嶽百景』らの名作が収録された中期幕開けのの名作群~
1、作品の概要 『走れメロス』が太宰治の短編小説集。 1954年に刊行された。 表題作の『走れメロス』他、『ダス・ゲマイネ』『女生徒』『富嶽百景』など9作品が収録された。 文庫本で275ページ。 2、あらすじ ①ダス・ゲマイネ 友人たちから佐野次郎と呼ばれる大学生の青年は、娼婦に恋をしていた。 甘酒屋で出会った奇特な青年・馬場とつるむようになり、2人は雑誌『海賊』の創刊をもくろむ。 馬場の親類の画家・佐竹六郎、新人作家・太宰治を巻き込み計画を練るが・・・。 ②満願 伊豆の三島に滞在していた折に、仲良くなったまち医者。 肺を患っていた小学生の先生の若奥様は、ある時うれしそうにパラソルを回しながら…
SS241220 20ー14絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS241220 20ー14絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」俺は大蜘蛛を押さえていた名刀『月鏡』を崖から抜いた。「きゃぁっ」「魔法使い殿!!」後ろで女魔法使いの悲鳴と和尚様の叫びが聞こえた。それと同時に女魔法使いの”ストップ”の魔法が切れたのか、大蜘蛛が動き始め、崖が大地が揺れ始めた。「うわわわわっ」シーフの方を見上げると、彼が手に持っていた胎内仏を手から落としそうになっていた。「シーフ、大丈夫か」シーフは...
SS241213 20ー13絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS241213 20ー13絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」崖から大蜘蛛が正に出でようとして身体を震わせ、その振動で大地が揺れる。しかし、大蜘蛛と相対する慈母観音菩薩像は不思議な事に少しも揺れておらず慈愛に満ちたその表情は変らない。「剣士!シーフ!この像が結界を張っているから外側は大丈夫!10数えた後に大蜘蛛に”ストップ”をかけるわよっ1、2、3・・・」女魔法使いの言葉に俺とシーフは崖に向かって走りだした。...
【短編小説】『渋滞が教えてくれた事。』(些細なことシリーズ)
序章 夕暮れが近づく高速道路。西に傾いた太陽が、車列の窓ガラスに反射し、赤みを帯びた光をあたりに散らしている。道路の先に見えるのは、止まったまま動かない長い車の列。クラクションの音が時折響き、運転席から漏れる小さなため息がその音に混ざる。
SS241206 20ー12絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS241206 20ー12絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」「おかしい。村人が起きて来る気配がない」大地は相変わらず揺れている。俺達は崖から慈母観音菩薩像から離れた場所に避難している。「結界よ!!じぼかんの・・・ええとこの像を起点に寺と崖を結界が張られているのっ。だけどいつまで保つか分からないわっ」女魔法使いが叫ぶ。「夜明けか」空が白み始めていた。「剣士!!何余裕ぶっこいているんだよっ見ろっ崖の大蜘蛛の模...
SS241129 20ー11絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS241129 20ー11絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」「もうそろそろ夜が明けますな」「・・・和尚様、とにかく七余姫いえ、慈蓮尼さんからの依頼を我々は果たそうと思います」「そうですか。七余姫様が慈蓮尼として我々の前に姿を現わされて警告して下さったのです。実は、初代住職である剣客からの口伝によれば『月鏡』を一度抜いて、胎内仏を大蜘蛛ごと貫けば姫の魂は解放され、大蜘蛛も退治できるとございまして」「あれ?何...
SS241122 20ー10絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」
SS241122 20ー10絶体絶命!!「秋に埋もれし恋奇譚」「おーい、二人で何してんの?」「そーよぉー。でも綺麗な夜空ね」後ろを振り向くと、シーフと女魔法使いが近づいてきた。「起きたのか」「ああ、何か目が覚めたら剣士、お前隣にいねぇんだもん」「そうそう、私はシーフに剣士が夜這い掛けてねとか言うから飛び起きてちょっとシーフと話し合いをね」「まさか拳と拳の話し合いになるとは思わなかったぜイタタタタ」シーフがや...