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今読んでいる本です。。。昨日借りてきました。 読書時間は寝る前、しーんとした寝室です。とても怖くてミスチョイスです。 でも、村上春樹ワールドですから、どんどんハマります。 …
【本】村上春樹『象の消滅』のスペース読書会に参加した話!!象の再襲撃、ヒロの消滅。
☆Xのスペース読書会に参加した☆ 一般の人よりは本を読んでるけど、読書家と呼ばれる人に比べたらあんまり本を読んでないプチ読書家のヒロ氏。 言うなればロボットでもない超人でもない、嗚呼ウォーズマン的な存在。 なんか、僕の趣味とかって多趣味と言えば聞こえがいいですが、どれも極めていない中途半端なのが多いように思いますね。 まあ、いいんすけど。 ちょいちょい耳にする「読書会」というワード。 僕は最近まで、みんなで集まってじっと本を読む会だと思っていました。 10人ぐらいでカフェとかで集まって、黙々と本を読む会。 こわっ!! 楽しいんかな?それって? とか、思っていましたがそれは大きな間違いでした。 …
1、作品の概要 ドラマ『地震のあとで』は2025年4月に放送されたドラマ。 全4回。 毎週土曜日22:00~22:45にNHKで放送された。 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』が原作。 第3話は『神の子どもたちはみな踊る』で、同名の短編小説が原作。 映画『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允が脚本を担当している。 渡辺大知、渋川清彦、井川遥、黒川想矢らが出演している。 2、あらすじ 父親がおらずとある宗教にのめり込んでいた母親(井川遥)から神である「お方」が自分の父親であると言われていた善也(渡辺大知)。 善也が成長してから、彼の出生時の右の耳たぶが欠けている産婦人科医とのエピソードを語られる。…
1、作品の概要 ドラマ『地震のあとで』は2025年4月に放送されたドラマ。 全4回。 毎週土曜日22:00~22:45にNHKで放送された。 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』が原作。 第4話は『続・かえるくん、東京を救う』で、短編小説『かえるくん、東京を救う』のその後の話を描いた。 映画『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允が脚本を担当している。 佐藤浩市、錦戸亮、津田寛治、のん(声)が出演している。 2、あらすじ 大地震を引き起こすみみずくんと、壮絶な死闘の末に東京を救ったかえるくん(声・のん)と片桐(佐藤浩市)。 それから、30年後。 再び、東京に危機が訪れようとしていた。 みみずくんと、…
【村上春樹】100分de名著『ねじまき鳥クロニクル』~第2回大切な存在の喪失~
☆クミコの失踪☆ 村上春樹の小説の中で、人がよくふっと消えてしまって、そのまま戻ってこなかったりするのですが、岡田トオルの妻・クミコもある日何も言わずに出ていってしまいます。 先日、羊男さんのスペースで『UFOが釧路に降りる』について語っていた時に、先日こちらでも著作を紹介させて頂いた浦澄さんが「妻は消えるもの」とコメントしていて、思わず噴き出してしまいました。 そうそう、妻は特によく消えるんですよね(笑) 『UFOが釧路に降りる』の妻は、まだ書き置きをしていった分親切だよね(ただ書いてある内容は辛辣極まりない)って話していましたが、元祖・消える妻であるクミコは、なんの兆候もなく、痕跡を残さず…
1、作品の概要 ドラマ『地震のあとで』は2025年4月に放送されたドラマ。 全4回。 毎週土曜日22:00~22:45にNHKで放送された。 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』が原作。 第2話は『アイロンのある風景』で、同名の短編小説が原作。 映画『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允が脚本を担当している。 鳴海唯、堤真一、黒崎煌代らが出演している。 2、あらすじ 家出をして茨城の海沿いの街に住み着いた順子は、大学生の啓介と同棲していた。 順子が働いているコンビニに客として来ていた初老の男・三宅と懇意になり、海辺で一緒にたき火をするようになった3人。 1人で絵を描きながら生活している三宅は、かつ…
1、作品の概要 ドラマ『地震のあとで』は2025年4月に放送されたドラマ。 全4回。 毎週土曜日22:00~22:45にNHKで放送された。 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』が原作。 第1話は『UFOが釧路に降りる』で、同名の短編小説が原作。 映画『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允が脚本を担当している。 岡田将生、橋本愛、唐田えりか、らが出演している。 2、あらすじ オーディオ機器の会社に勤めていてハンサムな小村(岡田将生)は、妻・未名(橋本愛)と結婚し、子供はいないものの幸せな毎日を送っていた。 しかしある日、阪神淡路大震災のニュースを食い入るように見ていた妻が置き手紙を残し彼の前から去…
☆最新作長編『街とその不確かな壁』が文庫化!!☆ まつりじゃまつりじゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! のっけからテンションが高い初老インザEHMです。 えっ、なんでそんなにテンションが高いかですって? そりゃ、アナタ!!4月だからですよ!! エイプリルがカミングしたからに決まっちんぐマチコ先生ですぞ!! こんな高いテンションで村上春樹の記事を書いているブログは、日本でこの『ヒロの本棚』だけでしょうね(笑) ある意味、『ヒロは変だな』でもあります。 そして、テンションの高さだけなら誰にも負けねぇぜ!! 2025年4月は、村上主義者(熱心な村上春樹ファンの…
NHK特集ドラマ『地震のあとで』は、2025年4月5日(土)よる10時から放送予定です。ドラマ『地震のあとで』について・どんな作品なの?みどころを知りたい!・キャストを知りたい!・どこで見れる? 視聴方法を知りたい!そんなあなたにお届けしま...
1、作品の概要 『東京奇譚集』は村上春樹の短編小説集。 2005年9月16日に新潮社より単行本が刊行され、2007年12月1日に新潮文庫より文庫化された。 5編の短編小説からなる。 単行本で212ページ。 『新潮』2005年3月号~6月号に4編の短編小説が掲載されて、『品川猿』が書き下ろしで収録された。 単行本のイラストは松永かの。 『ハナレイ・ベイ』が吉田羊主演で2018年に映画化された。 東京の片隅で起こった奇妙な5つの物語。 2、あらすじ ①偶然の旅人 村上春樹が冒頭に語った奇妙な2つの物語。 偶然で終わらせるにはいささか奇妙な物語を、ピアノの調律師の男も持っていた。 毎週火曜日にショッ…
村上春樹の英語の短編集(漫画版)がイイ!絵本のように読めるのが魅力!
この記事では、村上春樹の英語の短編集を漫画で読めるHaruki Murakami Manga Stories をご紹介しています。
1、作品の概要 映画『めくらやなぎと眠る女』は、フランス、ルクセンブルク、カナダ、オランダ合作ののアニメ映画。 2022年に公開された。 2024年7月26日に日本でも字幕版、吹き替え版が公開された。 原作は村上春樹で、『めくらやなぎと眠る女』『かえるくん、東京を救う』『UFOが釧路に降りる』『ねじまき鳥と火曜日の女たち』『かいつぶり』『バースデイ・ガール』の6編の短編小説を編集した。 村上春樹作品では、はじめてのアニメ映画化。 監督はフランス人のピエール・フォルデス。 上映時間は109分。 日本語版の吹き替えを、小村(磯村勇斗)キョウコ(玄理)片桐(塚本晋也)が担当した。 2011年、東日本…
こんばんは、柴犬です。小説を書かなくなってまだたったの2ヶ月なんですが、ずいぶん長い間、書いていないような気がします。これからまた書けるのかなぁなんて不安になったりしていますが、自分なりに優先順位があり、それを黙々とこなしている状態ですね。
【本】村上春樹『バースデイ・ガール』~20歳の誕生日に彼女がしたひとつの願いごと~
1、作品の概要 『バースデイ・ガール』は村上春樹の短編小説。 2017年11月に刊行された。 初出は、村上春樹翻訳の誕生日をテーマにした短編小説のアンソロジー『バースデイ・ストーリーズ』に掲載された。 イラストはカット・メンシックが担当。 1編の短編小説に挿画が多く掲載されている。 あとがきを含めて61ページ。 『めくらやなぎと眠る女 TWENTY STORIES』にも収録されている。 2、あらすじ 20歳の誕生日を迎えた女の子は、彼氏とも喧嘩した上に、体調を崩した他のスタッフの穴埋めでアルバイトをしていた。 女の子がアルバイトをしていたイタリア料理店では、フロアマネージャーがオーナーに毎日夕…
村上春樹の作品を読みたいけどどこから読むのが正解だろう?今回の記事ではそんな方に向けてオススメの小説を紹介します。 実は村上春樹作品は、一度挫折した人も自分の心の成長とともに読めることがあります。こちらの記事で読みたい小説がきっと見つかります。
今回は、村上 春樹の『1973年のピンボール』を取り上げたいと思います。 ちょうど最近読み返しました。 この作品は秋になると読み返したくなります。 1、作品の概要 『1973年のピンボール』は、1980年に出版された村上春樹の2作目の長編になります。 「僕」が主人公の初期3部作の2作目になります。 1969年から1973年の出来事を時系列をバラバラにして語った物語で、離れ離れに過ごしている「僕」と「鼠」の物語を描いています。 基本的には1人称で、リアリズムの物語ですが、「僕」の物語はポップで会話も多く軽快な印象がありますが、「鼠」の物語は内省的で重々しい感じがします。 芥川賞の候補にもなった作…
村上春樹の長編を読む前に、「女のいない男たち」を春樹初心者に薦めたい
今回紹介するのは村上春樹の短編集なのですが、この「女のいない男たち」は村上春樹特有の喪失感を存分に味わえ、 しかも濃厚な村上ワールドを展開している物語が6つも入っています。 長編小説に挑戦するのをためらっている、そしてまだ村上春樹を読んだこ
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近、久しぶりに新作を発表した村上春樹。短編のなかでも一番好きなのがこの本。著者のストーリーテラーとしての魅力が詰まった一冊。偶然の一致、肉親の死や失踪。みなの人生にもしかしたら一度はあるかもしれない、説明できない出来事をつづった短編集。ディケンズ、非常階段、猿。一瞬のあわいに背中合わせになっている、現実と非現実。今あるものが次の瞬間にはなくなるかもしれ...