メインカテゴリーを選択しなおす
TOHOシネマズの公式サイトを見たら、2026年にシネマイレージがリニューアル予定と告知されていました。TOHOシネマズ「重要なおしらせ」▼https://www.tohotheater.jp/news/renewal.html現在のシネマイレージは6回分映画を観たら、1本無料で観れる仕組みでしたが、リニューアル後では映画館での利用金額によって1回無料になるそうです。TOHOシネマズ、利用回数は多い方だけど、売店のフード、ドリンク類やパンフレット等の映画グッズ...
「エミリア・ペレス」2025年4月7日(月)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時55分より鑑賞(スクリーン7/E-8) ~麻薬王の驚愕の運命をミュージカル仕立てで描くエンターティメント映画 今年のアカデミー賞で作品賞や国際長編映画賞をはじめ、非英語作品としては史上最多となる12部門13ノミネートを果たした「エミリア・ペレス」。結局、「ANORA アノーラ」が主要な賞を席巻し、助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞の2部門しか受賞できなかったわけだが、はたしてどんな映画なのだろう。ちょっと出遅れたけれど、興味津々で劇場に足を運んでみた。 「ディーパンの闘い」「君と歩く世界」「預言者」「…
「レイブンズ」2025年4月4日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時50分より鑑賞(スクリーン1/C-7) ~伝説の写真家の人生。実話ベースのドラマとファンタジーの融合 ライターという職業柄、取材現場で多くのカメラマンと接してきた。ライターは取材が終わって、原稿を書くという大きな仕事がある。カメラマンは写真を撮ってそれで終わりだ。楽な仕事だなぁ~、と思ったこともあるが、実際はそんなに楽ではないようだ。特にデジタルの時代になって、誰もが簡単にプロはだしの写真を撮れるようになってからは、仕事が激減したと聞く。 「レイブンズ」は、1970年代を中心に活躍した伝説の写真家・深瀬昌久の伝記映画である。日本や…
「ミッキー17」2025年4月1日(火)イオンシネマ板橋にて。午後3時45分より鑑賞(スクリーン9/F-10) ~社会を投影させたポン・ジュノ監督らしいSFアドベンチャー 4月1日はエイプリルフール。以前は映画サイトなどでも、派手に嘘の情報を乗せたりして面白かったのだが、最近はあまり見なくなった。普段でも偽の情報が飛び交うネット社会だけに、致し方ないところかもしれない。ちょっと寂しいけれど。 というわけで、4月1日に観た映画は「ミッキー17」。ポン・ジュノ監督がアメリカで撮った映画だ。エドワード・アシュトンのSF小説「ミッキー7」の映画化で脚本も自ら担当。ブラッド・ピットの製作会社「プランB」…
「悪い夏」2025年3月27日(木)グランドシネマサンシャイン池袋にて。午後3時より鑑賞(シアター11/d-11) ~生活保護をネタにした欲望渦巻く社会派エンターティメント 前回取り上げた「少年と犬」の瀬々敬久監督はピンク映画の出身だが、世代は違えど城定秀夫監督もピンク映画を撮っていた。大学卒業後、フリーの助監督としてピンク映画やVシネマなどを中心にキャリアを積み、その後監督デビュー。ピンク映画からVシネマ、劇場用映画まで100タイトルを超える作品を監督している。2020年には青春映画「アルプススタンドのはしの方」がヒットしたので、そのイメージが強い人もいるだろうが、「性の劇薬」「女子高生に殺…
「少年と犬」2025年3月25日(火)池袋HUMAXシネマズにて。午後3時15分より鑑賞(シネマ2/F-9) ~1匹の犬と若い男女の絆のドラマ。瀬々敬久監督の熟練の技が光る プレビュー かつてはピンク映画の監督として、サトウトシキ、佐野和宏、佐藤寿保とともに「ピンク四天王」と呼ばれ、その後一般映画に移って「ヘヴンズ ストーリー」「菊とギロチン」「友罪」「64-ロクヨン」「護られなかった者たちへ」「ラーゲリより愛を込めて」「春に散る」など数々の秀作を生み出してきた瀬々敬久監督が、馳星周による直木賞受賞の連作短編集を映画化したのが「少年と犬」だ。 今作の座組は「ラーゲリより愛を込めて」とほぼ同じで…
「ロングレッグス」2025年3月23日(日)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後4時15分より鑑賞(スクリーン6/C-7) ~怪しく、謎めいて、異様な緊張感の途切れないホラー・サスペンス 最近の予告編で最も面白そうだと思った作品が「ロングレックス」。あの「サイコ」の主演俳優アンソニー・パーキンスの息子オズグッド・パーキンス監督によるホラー・サスペンスだ。アメリカではプロモーションが話題になったこともあり、予想を超える大ヒットになったという。 内容は、連続殺人事件を捜査するFBI捜査官のドラマだ。1990年代半ばのオレゴン州。FBIの新人捜査官リー・ハーカー(マイカ・モンロー)は、上司から過…
孤独のグルメが年末に映画化されていたが観に行きたがっていた夫のコアラのタイミングが合わずに最近になってやっと行ってきた。鼻がよく効く私は後のジーさんの加齢臭がツラかったし夫のコアラの隣の老夫婦のバーさんがずっと喋っていてうるさかった。映画はまぁ面白かった。 ↓ココをポチっと押していただけたら励みになります<(_ _)> ↓ よろしければコチラもお願いいたします<(_ _)> ...
「スイート・イースト 不思議の国のリリアン」2025年3月19日(水)ヒューマントラストシネマ有楽町にて。午後7時より鑑賞(シアター2/C-4) ~アメリカの今を旅する物憂げな少女。混とんとした社会を痛烈に風刺 2014年の第27回東京国際映画祭コンペティション部門で最高賞にあたる東京グランプリと最優秀監督賞を受賞した、サフディ兄弟の監督作「神様なんかくそくらえ」。私も同映画祭で鑑賞したと記憶しているが、ニューヨークを舞台にドラッグに溺れる若者たちの日常をリアルに描写した衝撃的な映画だった。 その「神様なんかくそくらえ」をはじめ、ニューヨークのインディー映画界を中心に撮影監督として20年以上に…
「Playground 校庭」2025年3月12日(水)新宿シネマカリテにて。午後3時より鑑賞(スクリーン1/A-6) ~学校内の世界を一人の少女に徹底的に焦点を当てて描く ベルギーの映画監督といったら、文句なしに思い浮かぶのがダルデンヌ兄弟だ。「ロゼッタ」「息子のまなざし」「ある子供」「サンドラの週末」「トリとロキタ」など数々の作品を送り出しているカンヌ国際映画祭の常連だ。 そのダルデンヌ兄弟が高く評価したのが、ベルギーの新鋭ローラ・ワンデル監督。長編デビュー作「Playground 校庭」は、2021年の第74回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞している。小学校の中だけを舞台にしたド…
「プレゼンス 存在」2025年3月11日(火)ヒューマントラストシネマ渋谷にて。午後2時30分より鑑賞(シタアー1/C-10) ~全編を幽霊視点のカメラで描いたソダーバーグ監督のホラー映画 スティーヴン・ソダーバーグ監督といえば、「トラフィック」「オーシャンズ」シリーズをはじめ、多様なジャンルの映画を監督していることで知られる。一時は映画監督を引退してTVの世界に行ったが、その後は再び映画監督に復帰しユニークな作品を送り出している。 とはいえ、最近は彼の監督作を観ていないなと思ったら、ついに出ました新作映画。それも初のホラー映画「プレゼンス 存在」だ。 ある屋敷に4人家族が引っ越してくる。母レ…
お一人さま。アタシは、平日、仕事帰りの夜に、ひとり、映画館を訪れるのが好きだ。比較的、空いているし。作品や時間など、誰にも気兼ねなく、自由に選択できるからな。そして、本音を云うと、それだけが理由じゃない。嬉し、恥ずかし、勘違い?ひとり行動の...
「ケナは韓国が嫌いで」2025年3月10日(月)新宿武蔵野館にて。午後2時45分より鑑賞(スクリーン1/B-9) ~幸せをつかむため自ら行動を起こした女性を軽やかに描く 先月だったと思うが、韓国の女優キム・セロンが24歳の若さで急逝した。「冬の小鳥」の主演で子役として鮮烈にデビューし、その後も「アジョシ」「私の少女」ときらりと光る個性を発揮し、これから大人の役者としても活躍すると思われた矢先だった。死因は今のところ不明のようだが、とにかく残念でならない。 その「冬の小鳥」でセロンと共演していたコ・アソンは、ポン・ジュノ監督の「グエムル 漢江の怪物」で主人公の中学生の娘役で子役デビュー。同じくポ…
「ANORA アノーラ」2025年3月4日(火)イオンシネマ板橋にて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン3/D-9) ~爆笑のシンデレラストーリーの向こうに見える現代社会の歪み 今年のアカデミー賞は「ANORA アノーラ」が作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞の5部門を受賞した。ライバルと目されていた「エミリア・ペレス」の主演俳優のSNSでの差別的投稿が問題視される敵失があったとはいえ、それだけでアカデミー賞が与えられるとも思えない。 「ANORA アノーラ」のショーン・ベイカー監督は、iPhoneで撮影した「タンジェリン」以来、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」「レッド・ロケット」…
「石門」2025年3月3日(月)シネ・リーブル池袋にて。午後2時40分より鑑賞(シアター2/D-4) ~予期せぬ妊娠がもたらす波乱。女性を取り巻く高い壁を描く 前々回の「恋脳Experiment」のレビューでも書いたが、男女格差は以前よりだいぶ解消されたとは言うものの、依然として女性の置かれた状況は厳しい。それを実感させる映画が「石門」である。 この映画は、日本の資本で撮られているので日本映画となっているが、中国を舞台にした中国のドラマだ。夫婦で映画製作を続ける中国湖南省出身のホアン・ジー監督と東京出身の大塚竜治監督による作品である。2人の映画が日本で劇場公開されるのは本作が初めてだという。 …
「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」2025年2月28日(金)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン9/E-11) ~若き日のボブ・ディランを描く。ティモシー・シャラメが見事な演技を披露 世界的なミュージシャンのボブ・ディラン。2016年には歌手として初めてノーベル文学賞を受賞したが、その若き日を描いた音楽伝記映画が「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」だ。1961年からの5年間を描いている。 1961年、ミネソタからニューヨークへやって来た青年ボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)は、ミュージシャンのピート・シーガー(エドワード・…
暖房入れているんですが・・・・・と、やまびこ館・担当の方。上映前だったので、暫くしたら暖房が効いてくると思っていましたが・・・終わるまで、暖房は効かず。...
「恋脳Experiment」2025年2月27日(木)新宿シネマカリテにて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン2/B-2) ~恋愛依存の女性の「気づき」を大胆かつ自由に描く。粗削りだが才能を感じさせる一作 ぴあフィルムフェスティバル(PFF)は、長年にわたって映画界の新しい才能を発掘してきた歴史ある映画祭である。 そのPFFで、短編アニメーション「Journey to the 母性の目覚め」でPFFアワード2021審査員特別賞を受賞したのが岡田詩歌監督。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻を修了し主にアニメ畑で活躍して来た彼女が、PFFスカラシップ作品として送り出したのは、意外にもア…
「ゆきてかへらぬ」2025年2月23日(日)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時35分より鑑賞(スクリーン2/D-6) ~大正時代の雰囲気あふれる中で展開する3人の男女の青春の愛と葛藤 映画「ゆきてかへらぬ」を観て、ノスタルジックな感じにとらわれた。スクリーンに満ちあふれる大正時代の雰囲気が何とも言えず、懐かしかったのだ。 いや、もちろん私は大正時代に生きていたわけではない。昔観た鈴木清順監督の「大正浪漫三部作」である「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」の世界と共通するものを感じたのだ。 それもそのはず「ゆきてかへらぬ」は、「大正浪漫三部作」の脚本を担当した田中陽造が、40年以上…
にほんブログ村 3月2日行って来ます‼️https://movies.shochiku.co.jp/zenjinmitotoweltraumcinema/「…
「あの歌を憶えている」2025年2月21日(金)新宿ピカデリーにて。午後2時5分より鑑賞(シアター5/C-10) ~記憶を巡るドラマ。ある出会いによって過去と向き合う女性 映画「あの歌を憶えている」を観てきた。「セプテンバー5」の好演も記憶に新しいピーター・サースガード、「タミー・フェイの瞳」でアカデミー主演女優賞を受賞しているジェシカ・チャステイン。いわゆる演技派俳優ではあるけれど絶世の美男美女というわけではない2人によるラブストーリーと聞いて、これは何かあるに違いないと興味津々で映画館に出かけたのだ。 ニューヨークで13歳の娘と暮らすソーシャルワーカーのシルヴィア(ジェシカ・チャステイン)…
「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」2025年2月19日(水)ヒューマントラストシネマ有楽町にて。午後6時30分より鑑賞(シアター1/D-12) ~友人の安楽死に寄り添う小説家。アルモドバル監督が捉えた「死」 「オール・アバウト・マイ・マザー」「ペイン・アンド・グローリー」など自身の人生を投影した作品で知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督。新作の「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」では人生の終末を描いている。初の長編英語劇で(過去に短編英語劇「ヒューマン・ボイス」は撮っているが)、2024年の第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した。 小説家のイングリッド(ジュリアン・ムーア)は、…
「ドライブ・イン・マンハッタン」2025年2月18日(火)イオンシネマ板橋にて。午後1時40分より鑑賞(スクリーン1/F-7) ~タクシーの中だけで展開する運転手と乗客の会話、そこに恋愛の真実がある!? 映画の多くはドラマの中で舞台が変わる。だが、時にはずっと同じ舞台のワンシチュエーションのドラマもある。「ドライブ・イン・マンハッタン」は、真夜中のタクシー内を舞台に運転手と乗客の2人だけで繰り広げる会話劇だ。「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」の脚本を手がけたクリスティ・ホールが、もともとは舞台劇を想定して脚本を書いたという。その出来が良かったことから映画化されることになり、…
先週の土曜日、映画「ファーストキス」を観てきました〜絶対に観る!と決めて楽しみにしてた映画。SNSで見た人の感想とか上がってきても、なるべく見ないようにしてた。めちゃくちゃ良かったです。ものすごく泣きました。後から映画のことを思い出しても涙...
「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」2025年2月17日(月)新宿武蔵野館にて。午後2時25分より鑑賞(スクリーン2/B-6) ~彼女は加害者なのか、被害者なのか。あなたならどうする? その昔、いしだあゆみの「あなたならどうする」という歌があったが(古い!)、まさしく「あなたならどうする?」と鋭く観客に問いかけてくる映画が、「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」である。ナチスの密告者となったユダヤ人女性の実話をもとに描いたドラマだ。 1940 年、ベルリン。18歳のユダヤ人女性、ステラ・ゴルトシュラーク(パウラ・ベーア)は、アメリカに渡ってジャズシンガーになる夢を見ていた。だが、…
「セプテンバー5」2025年2月16日(日)イオンシネマ板橋にて。午後1時40分より鑑賞(スクリーン7/D-9) ~世界で初めてテロ事件を生中継した人々。そこには報道の今に通じる問題がある 先々週はカーリングの日本選手権に連日通ってフォルティウスを応援していたので、今はすっかりカーリング・ロスです。 そして、先週は溜まっていた仕事をしていたので映画館に行けず。ようやく日曜日に映画館へ。観たのは「セプテンバー5」。第82回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)にノミネート、第97回アカデミー賞の脚本賞にもノミネートされた映画だ。 1972年のミュンヘンオリンピックでテロ事件が起きた。当時はま…
昨日、映画「セブン」を観てきました〜公開30周年記念の特別上映で初めてのIMAXを経験しました!これ、当時に観ていなくて・・・グロいシーンが苦手だから、観てなかったんですよねー。昨日は上映中の三分の一くらいは目を薄目に開けて観ました。笑ラス...
先週の金曜日、仕事帰りに映画「ビーキーパー」を観てきました!予告でこれ観たい!と思ってたやつ〜。ジェイソン・ステイサム、かっこよ!金曜日の夜に観たから、週末が1日早くやってきたようで得した気分です。仕事でのモヤモヤも忘れて帰宅後のお酒が美味...
「リアル・ペイン 心の旅」2025年1月31日(金)TOHOシネマズ 池袋にて。午後3時20分より鑑賞(スクリーン1/B-6) ~正反対のいとこ同士のポーランドへの旅。人間の生きづらさを、軽快さと重厚さを使い分けながら描く ジェシー・アイゼンバーグと言えば、「イカとクジラ」(2005年)での繊細な演技が印象深い。その後も、「ゾンビランド」(2009)、「ソーシャル・ネットワーク」(2010)、「ジャスティス・リーグ」(2017)などで個性的な演技を披露してきたが、2002年の「僕らの世界が交わるまで」ではついに監督デビューを果たした。 そして監督第2作となるのが、今回取り上げる「リアル・ペイン…
「港に灯がともる」2025年1月28日(火)池袋シネマ・ロサにて。午後12時35分より鑑賞(シネマ・ロサ1/C-8) ~震災未体験世代の葛藤と成長。震災映画の新たな秀作 今年で発生から30年を迎えた阪神淡路大震災。それをテーマに取り上げた映画も多い。その中では2011年の「その街のこども 劇場版」が最も印象に残っている。2010年にNHKで放送されたドラマに新たなカットを加え再編集した作品で、脚本は渡辺あや、監督は井上剛。今年再上映されたが残念ながら観に行けなかった。素晴らしい映画なので、未見の方はぜひ観ていただきたい。 そして、今回取り上げるのは「港に灯がともる」。同じく阪神淡路大震災を素材…
基本、インドアなので読書や映画を観ておうちでまったりするのが好きです最近観てよかった映画。「CODA あいのうた」2022年作品「コーダ」とは聞こえない又は聞こえにくい親を持つ、聞こえる子どものことを指すそうです。自分以外はろう者である家族を、通訳で支えながらず
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』 巷の盛り上がりが気になって
TOHOシネマズで、公開中のアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』を鑑賞。実はアニメの『ガンダム』シリーズ、初代を含めて通しで見たことがなかったりする。本作を観ようと思った理由は、1月17日から公開が始まったのにも関わらず、観た人がほとんどネタバレをせずに盛り上がっているのを知り、純粋に映画の内容が気になりました。映画ランキングでは2週連続で1位を獲得しており、累計興収は14億円を突破したとのこと。...
界隈で有名らしいですCanon EOS Kiss Digital X ƒ/1.4 1/4000s2025年1月14日千葉へ行ったんですこの映画館よりも埼玉から行くと手前のDIC川村美術館ところがです行ったら祝日で休みがズレてこの日は休館日もうあと少しで閉館してしまうので久しぶりにのんびり雰囲気を楽しみたかったんですけどねそこで前日に動画で見た廃墟の情報からリンクを辿って記憶に残っていたこの映画館までやってきたとこの街自体が寂れた感じ...
「満ち足りた家族」2025年1月18日(土)ユーロスペースにて。午後4時より鑑賞(ユーロスペース1/C-6) ~子供を巡る苦悩と葛藤。正反対の兄と弟の対立をサスペンスフルに描く 「八月のクリスマス」(1999年)は、私の韓国映画への認識を変えた重要な作品だ。それまでの熱気あふれる熱い映画という思い込みが、繊細で抑制的なこの映画によって覆された。素晴らしいラブストーリーだった。 その「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督の新作が「満ち足りた家族」だ。どちらかというと、ラブストーリーのイメージが強いホ監督だが、この映画は色合いが違う。兄と弟、それぞれの家族の対立を描いたサスペンスフルなドラマだ。ハリウ…
「敵」2025年1月17日(金)池袋シネマ・ロサにて。午後2時30分より(CINEMA ROSA 2/C-8) ~独居老人の穏やかな日常と幻惑の日々。モノクロで「老い」を描いた秀作 大昔のことだが、俳優の長塚京三に会ったことがある。いや、会ったというよりは見たと言うほうが正確か。脚本の師匠に連れられて渋谷のバーに行ったら、そこに彼が客としていた。テレビで見る以上に、実物はカッコよかった。 その長塚京三も現在79歳。12年ぶりに主演した映画が「敵」だ。筒井康隆の小説を「桐島、部活やめるってよ」「騙し絵の牙」の吉田大八監督が映画化した。穏やかな生活を送っていた独居老人の前に、ある日「敵」が現れると…
【『日本人の特性は小学生時代に完成されている⁉︎』ということがわかる映画】
ドキュメンタリー映画『小学校〜それは小さな社会〜』 話と関係ないけど、今日の旦那さんご飯 2024年は外国人が訪れた人数
現在公開中の映画『ビーキーパー』を配給している会社のクロックワークスが、入場者特典で配ったおみくじ(大凶)の件で謝罪したというニュースがありました。自分は公開初日におみくじをもらいましたけど、中身は「大吉」でした。タダで貰えるものでクレームが来て、謝罪しないといけない配給会社が気の毒だなと思いました。お年玉ではなくて、おみくじと袋に表記していたら良かったのかなと一瞬思い浮かびましたが、中身の「大凶...
「#彼女が死んだ」2025年1月14日(火)シネマート新宿にて。午後12時35分より鑑賞(スクリーン1/C-13) ~SNSを素材にしたサスペンス・スリラー。序盤からは想像もできないシリアスで緊張感あふれる展開に驚愕! 最近はSNSを素材にした映画も多い。例えば、昨年公開されたアメリカ映画「#スージー・サーチ」は、ポッドキャスト配信者の大学生がインフルエンサー失踪事件の真相を追うミステリードラマだった。 その「#スージー・サーチ」同様に、日本タイトルに「#」がついているのが韓国映画「#彼女が死んだ」。こちらもSNSをネタにしたサスペンス・スリラーだ。監督は長編デビューのキム・セフィ。脚本も担当…
「不思議の国のシドニ」2025年1月9日(木)シネスイッチ銀座にて。午後2時15分より鑑賞(スクリーン1/D-8) ~日本で再生していくフランス人作家。穏やかで温かな余韻の残る作品 ずいぶん久方ぶりにシネスイッチ銀座に出かけてきた。歴史の長いミニシアターで、結構気に入っているのだが、最近は近場の映画館ばかりでなかなか銀座に行く機会がなかったのだ。観た映画は「不思議の国のシドニ」。 フランスを代表する名優イザベル・ユペールが、撮影のために日本に来ているとだいぶ前に聞いたことがある。どうやら、それがこの映画だったらしい。 喪失感を抱えるフランス人作家が、日本に来て再生していくドラマだ。 フランスの…
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新年はまだ映画館に行っていないので、今回は昨年観た映画のベスト10を挙げてみたいと思います。 ふだんは「映画に順位などつけるのは無粋だ!」をモットーにしている私ですが、多少なりとも読者のみなさんの映画選びの参考になれば……。 【日本映画】●第1位 「夜明けのすべて」三宅唱監督の良さが発揮された作品。弱さを抱えた者同士が、肩を寄せ合い助け合って生きていければ……というメッセージがそこはかとなく伝わってくる。松村北斗の自然体の演技、上白石萌音の陰影のある演技も素晴らしかった。 ●第2位 「ぼくのお日さま」フィギュアス…
おはようございます。昨日からコロちゃんのブログは、「年末年始考」として、以前に1度発表した「少年Kの1960年代」シリーズを「リライト」して再び発表しています。今日は「シリーズの第2作」です。コロちゃんが元気に走り回っていた、「少年Kの19
ハワイ州観光局「ハワイスペシャリスト」フリーアナウンサー/タレント・伊藤嘉奈子です。YouTubeやってます!チャンネル登録してね映画「はたらく細胞」観ました…
2024年最後の月。 いつの間にか大みそかになっていますね。 12月の映画いってみましょう。 インターステラー IMAX JAWAAN ジャワーン モアナと伝説の海2 JAWAAN ジャワーン はたらく細胞 ライオン・キング ムファサ ヘヴィ・トリップⅡ俺たち北欧メタル危機一発! 私にふさわしいホテル JAWAANを2回観てますね。 特典欲しさですw インターステラー warnerbros.co.jp 公開10周年とのことでIMAXでの復活上映がありました。 配信で観てから、これは映画館それもIMAXで観るべき映画じゃーーー!って思っていたので願いが叶いました( ´∀` ) いや~~もう最高の…
「私にふさわしいホテル」2024年12月28日(土)イオンシネマ板橋にて。午後1時15分より鑑賞(スクリーン11/B-8) ~大物作家をあの手この手で翻弄する新人女性作家。のんの魅力が全開! 今年観た映画は今年のうちに。というので2日連続の投稿です。 東京・神田駿河台にあるホテル「山の上ホテル」は、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎といった著名な作家が、執筆のために宿泊したホテルとして知られている。 2024年2月には老朽化のため休館となり、このまま閉館してしまうのではないかと心配されたが、明治大学が土地と建物を取得。外観は維持しつつ、改修工事を施したうえでホテルや学生支援、地域連携の施設として…
「バグダッド・カフェ 4Kレストア版」2024年12月24日(火)シネ・リーブル池袋にて。午後1時50分より鑑賞(シアター1/D-8) ~寂れた店を変えていくドイツ人旅行者。ミニシアターブームを担った印象深い作品 昔の映画の4Kレストア版がけっこう頻繁に上映されている。「それよりは新作映画を」と思いつつも、つい足が向いてしまう作品がある。 「バグダッド・カフェ 4Kレストア版」を観に行ってきた。1987年製作で日本公開は1989年。ミニシアターブームの一役を担うヒット作となった。その後、91分のオリジナル版に未公開シーンを追加して再編集した108分の「ニュー・ディレクターズ・カット版」が200…
「太陽と桃の歌」2024年12月18日(水)TOHOシネマズ シャンテにて。午後7時より鑑賞(スクリーン1/C-9) ~美しい映像で綴られる大家族のドラマ。農業が直面する問題を鋭くえぐり出す 農家を取り巻く状況が厳しいのは、世界中どこでも同じようだ。スペインのカタルーニャ地方を舞台にした大家族のドラマ「太陽と桃の歌」を観てそう思った。 スペインのカタルーニャで、三世代に渡って大家族で桃農園を営むソレ家。収穫期を迎えた彼らに衝撃が走る。彼らの農地は地主から借りているもの。その地主から夏の終わりに土地を明け渡すように通達されたのだ。地主はそこの桃の木を伐採してソーラーパネルを設置するという。地主は…
「型破りな教室」2024年12月20日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時20分より鑑賞(スクリーン1/C-8) ~最低の学校にやって来た型破りな教師。教育の本質を問う良作 記憶に残る教師が何人かいる。そのいずれもが個性的で、他に類を見ない教師だった。だが、それをはるかに上回るのがメキシコ映画「型破りな教室」に登場する教師。超個性的で、邦題通りに「型破り」な教師なのである。 舞台はアメリカとの国境に近いメキシコの町。治安が悪く、麻薬や殺人がはびこっていた。その町のマタモロス小学校は、教育設備も不足し、学力も国内最底辺だった。そんな中、出産のため辞職した6年生の担任の代役として、フアレス(エウヘニオ…
ここに来て年内に読みたい本や 観たいドラマがある。 気がせく! そろそろ今年を振り返っていきたい と思います。 今年、映画館で観た映画は32本。 いなかに帰って観られなかった月 がありますが、それを除くと月 2~3本は観に行っています。 すごく感動したとか泣けたとか いう映...
秋田県大館市にある映画館「御成座」が今年もやります。12月28日(土)~31日(火)に「第二回オナリック・ショック映画祭」が開催されます。第二回 オナリック・…