メインカテゴリーを選択しなおす
川上未映子・村上春樹「みみずくは黄昏に飛びたつ(その2)」(新潮社)
川上未映子・村上春樹「みみずくは黄昏に飛びたつ」(新潮社)(その2) さて、いよいよ「地下二階」です。一晩たって、考えたことなんですが、村上春樹さんが、どんな風に考えて、小説を書い
岡部伊都子「沖縄の骨」(岩波書店) 今から15年ほど昔のことです。三学期の最後の授業だったでしょうか、三年生は受験戦争の最中だった最中のでしょうね。ぼくはのんびりこんなことを書いていました。別れの
『ホメロス英雄叙事詩とトロイア戦争: 『イリアス』と『オデュッセイア』を読む』ギリシア悲劇の理解のためにはホメロスの作品理解も必要ということで読みました。ホメ…
ちばてつや「ひねもすのたり日記(2)」(小学館) ちばてつや「ひねもすのたり日記」第2巻です。もちろんヤサイクンのマンガ便にはいっていました。 下のページの写真をご覧になれば、お気付きだと
吉本隆明「佃渡しで」(「吉本隆明代表詩選」(思潮社)」 「佃大橋から勝鬨橋を臨む」 「佃大橋」 東京の月島に住む友人が歩いて「佃大橋」を渡っています。ぼくには
#205 ブックレビュー『才能をひらく編集工学』著:安藤 昭子
もっと本をしっかり読みたい、そしてブログて発信したいと思い、私の読書の指針的存在の松岡正剛先生の編集工学を知るために読んだ1冊 編集工学の意味とその方法を具体…
「100days100bookcovers no30-4」(30日目その4) 上田岳弘『ニムロッド』(講談社) 5、5冊目が上田岳弘の小説『ニムロッド』(講談社)です。 KOBAYASIさんは、現実世界に周辺=地理的フロンティア
永田和宏「歌に私は泣くだろう」(新潮文庫) 歌人で科学者の永田和宏の「あの胸が岬のように遠かった」(新潮社)を偶然読んで読書案内に書きました。 「スゴイで、アッケラカンやで、おくさんい
『ホメロス イリアス 下 (岩波文庫 赤 102-2)』 読書目標”とにかく読了 ギリシア悲劇”で、ギリシア悲劇を楽しもうとすると、ホメロスの作品を読まねばと…
佐藤正午「鳩の撃退法(上・下)小学館文庫 今年も冬の・芥川賞・直木賞の発表がありました。。芥川賞が古川 真人「背高泡立草」、直木賞が川越 宗一「熱源」でしたね。芥川賞は、今読んでいるとこ
#217 ブックレビュー『ハンニバル アルプス越えの謎を解く』 ジョン・プレヴァス著
名将ハンニバルの謎"アルプス越え"は、どこを越えたのか?資料だけでなく様々なルートのアルプス越えを実際に行って確認した著者の執念の1冊ハンニバルのアルプス越え…
SNSで書評をどう書いたらいいかと悩み始めたときに、読んでみようと思った書評サイト「HONZ」の代表、成毛眞さんの本を読んでみた納得!成毛眞さん流の「神は細部…
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (61日目~70日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (61日目~70日目) 下の一覧の書名か表紙写真をクリックしていただければ、元の掲載記事にたどり着けますので、よろしくお願いします。 no61(2
週刊 読書案内 永田和宏「あの胸が岬のように遠かった」(新潮社)
永田和宏「あの胸が岬のように遠かった」(新潮社) 今日の「読書案内」は、後期高齢者になった元京大教授が著者ですが、「いやー、そこまで書きますか!?」 と70歳を迎えることにビビって
課題本の書評コンテストに参加して、書評とは何かを悩むようになったのでその解消のために、書評家の印南さんの本を読んで”書評”を学んでみたなるほど!書評とは、書評…
SNSで書評をどう書いたらいいか、そもそも書評とはと悩み、一連の書評術を本として書評家のプロである豊崎由美さんの『ニッポンの書評』を読みました。プロの書評家に…
編集 飯沢耕太郎「子どもたちの日々」(福音館書店) 表紙の写真は植田正治の昭和24年(1949年)の写真「へのへのもへ」です。ぼくの勝手な感想ですが、植田正治は「超現実的」、所謂、シュールな印象の写真
乗代雄介「パパイヤ・ママイヤ」(小学館) 乗代雄介の作品にはまっています。図書館の棚から、適当に借りてきたこの作品は、昨夏だったか芥川賞を逃した「それは誠」(文藝春秋社)という、高校生の群像を描い
週刊 読書案内 乗代雄介「最高の任務」(講談社・講談社文庫)(その1)
乗代雄介「最高の任務」(講談社・講談社文庫)(その1) ここのところ、乗代雄介という、1986年生まれらしいですから、37歳の寅年、我が家の愉快な仲間の3番目のカガククンと、たぶん同い年の作家に、ち
「ナショナリズムの克服」(集英社新書) ほぼ十年前に高校生相手に書いた「案内」です。今年は東京でオリンピックだそうで、案外ピッタリかなと思って復刻します。 ※ ※ ※ ※ ※ ※
おもしろスゴイ発明12~イグ・ノーベル賞万歳!!~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももたとかみかみボールの取り合い」。 まあ、愛犬との…
漂流・サバイバル19~極地恋愛、侮りがたし~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももたと走るダイコン」。 もらいもんのダイコンを使って、ち…
漂流・サバイバル18~無人島,研究と冒険半分半分~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、母ちゃん抱っことそのあと3」。 抱っこされて…
宇宙を目指す物語16~青い海の宇宙港に行きたい~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、母ちゃん抱っことそのあと1」。 ということで、…
宇宙を目指す物語15~宇宙飛行士:山崎直子さん~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、苦手なシャワーのあと2」。 すこ~しアップにし…
昔話・童話パロディ20~王様の耳はタダの耳!?~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、苦手なシャワーのあと1」。 久しぶりにシャワー…
おもしろスゴイ発明10~祝りもで・りんぐ2巻発売!~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、母ちゃんの足の上3」。 耳がもとに戻り、何…
【2023年マイベスト本】ブックキュレーターが選ぶおすすめ11冊はコレだ!
この記事では、「2023年マイベスト本」と称して、2023年にブックキュレーターのRUKI BOOKS管理人るきが読んだ223冊の本の中から、おすすめの11冊を厳選して紹介します。対象は2023年に発売された新刊です。
空想生物図鑑10~迷惑生物、新種発見!?~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、母ちゃんの足の上2」プラス無駄話をちょこっと。 もも…
魅力的なタイトル「疲れない大百科」。図書館で借りてきました。著者は医師の工藤孝文さん。2019年発行。 ふんわりとしたイラスト入りで若い年代の女性向けのようですが、わたしでも参考になるものがいくつかありました。前書きに栄養ドリンクのことが書いてあります。栄養
市川沙央「ハンチバック」(文藝春秋社) 今日の読書案内は、2023年の夏、ボクの見立てでは「文学」とは何か?! という、まあ、いわば基本的な「問い」を投げかけたことが理由なんだろうなということ
週刊 読書案内 小澤征爾・大江健三郎「同じ年に生まれて」(中公文庫)
小澤征爾・大江健三郎「同じ年に生まれて」(中公文庫) 2024年の2月6日、音楽家の小澤征爾が亡くなったそうです。フェイスブックで知り合った方が、その記事をシェアなさっていたので知ったのですが、記事を読
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (51日目~60日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (51日目~60日目) no51(2020・11・18 T・S) 山下洋輔「ドバラダ門」(新潮社)no52(2020・11・21 N・Y)樋口一葉『
週刊 読書案内 大江健三郎「読む行為」(大江健三郎同時代論集5・岩波書店)
大江健三郎「読む行為」(大江健三郎同時代論集5・岩波書店) 市民図書館の新入荷の棚に並んでいたので、思わず借りてきた本です。今更、大江健三郎の評論集などを読む気力はほとんどないといっていいのですが、
週刊 読書案内 乗代雄介「旅する練習」(講談社・講談社文庫)
乗代雄介「旅する練習」(講談社・講談社文庫) 本日の案内は乗代雄介という、1986年生まれですからまだ30代の作家の、「旅する練習」(講談社・講談社文庫)です。2021年の三島由紀夫賞受賞作品で、その年の芥
司修「私小説・夢百話」(岩波書店) 司修という、一般には大江健三郎の作品のの装幀家と知られていますが、絵もお描きになるし、小説もお書きになる、
【『お金の大学』で学ぶ!リベ大学長 両さんが語る、お金に困らないための5つの力】お金の大学 両@リベ大学長著
言わずと知れた「リベ大学長 両さん」の本です。 私はリベ大生ではありませんが、両さんの動画は、お金について楽しくわかりやすく解説されているので、楽しく拝見(聴?)させていただいています。 新NISAがスタートして、投資を始める人も増えました
本「本日晴天 お片づけ」の感想です。著者はスタイリスト・著作家の伊藤まさこさん。2018年発行。洋服、本、台所道具、器、冷蔵庫の中など家の中の片づけについて書かれています。時々、〈教えてください!まさこさん〉のページがあり、質問に詳しく答えてくれます。伊藤さん
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (41日目~50日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (41日目~50日目) no41(2020・09・21 T・S) 大岡昇平「成城だより」(文藝春秋社)no42(2020・09・27 N・Y)
週刊 読書案内 島田裕巳「京都がなぜいちばんなのか」(ちくま新書)
島田裕巳「京都がなぜいちばんなのか」(ちくま新書) ここの所、宗教学の島田裕巳のお寺や神社についての面白楽しいうんちく本にはまり気味で、今回の読書案内は「京都がなぜいちばんなのか」(ちくま新書
黒井千次「群棲」(講談社・講談社文芸文庫) 2024年、お正月早々読み始めた小説集に唸っています。黒井千次「群棲」です。 1981年から1984年、文芸誌「群像」誌上に連載された短編連作集です。現在
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (31日目~40日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (31日目~40日目) 「備忘録」でまとめ始めました。2020年の7月から8月あたり、30冊から40冊、少しづつスピードが落ち始めていますが、コロナは頑張っていました。
松山巌「猫風船」(みすず書房) 松山巌って、ボクにはどう説明したらいいのかわからない人ですが、まあ、とりあえず、作家ということにしておきます。そのうち、あれこれ案内しそうですが、今日は「猫風船
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (21日目~30日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (21日目~30日目) コロナ騒動の最中2020年の6月から7月、no21からno30の進行です。このあたりは順調です(笑) 書名か、本の写真をクリックしていただくと投稿
週刊 読書案内 鶴見俊輔「思想をつむぐ人たち」(河出文庫・鶴見俊輔コレクション1)
鶴見俊輔「思想をつむぐ人たち」(河出文庫・鶴見俊輔コレクション1) 2024年の始まりに鶴見俊輔「身ぶりとしての抵抗」(河出文庫・鶴見俊輔コレクション2)の読書案内を始めました。 で、そ
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (11日目~20日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (11日目~20日目) no11から新しい仲間が加わりました。DFGUTIさん・YAMAMOTOさんのお二人です。総勢5人です。5人で100冊ですから、一人20冊です。半年もあればゴ
秋にカフェの読書会で知り合った 本好きのHさん 旅暮らしという生き方 ひとりで楽しも。 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) 彼女のおすすめの本、 ようやく読了しました。 夜に星を放つ(くぼ・みすみ
宇宙を目指す物語14~宇宙はジョークでいっぱい~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももたのお友達??プラスワン」です。 お散歩の途中で出…
本「脳のトリセツ」の感想です。著者は作業療法士の菅原洋平さん。2014年発行。自分の脳の力を最大限に発揮するための取説です。「脳のムダづかいをやめる」のが大切なのだそうです。自分がいかに脳のムダづかいをしているか気づかされました。だから疲れるんだなあ…と。こ
週刊 読書案内 大江健三郎「晩年様式集イン・レイト・スタイル」(講談社文庫)
100days100bookcovers no94 94日目 大江健三郎「晩年様式集イン・レイト・スタイル」(講談社文庫) DEGUTIさんの93日目は関川夏央・谷口ジロー「坊ちゃんの時代-凛冽たり近代 なお生彩あり明治人」(