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【本】「オオルリ流星群」(伊与原新 著)ほか ~ GWは読書でも。
さて、ゴールデンウィークですが、どこにも行く予定がない方、家でのんびり読書でもしましょう。(どこ行っても人が多そうだしねー) 特に、いつもはあまり触れることがないような分野に触れてみるのは? そこで今日は、伊与原新さんの長編小説をご紹介します。短編集は何度か読んでますが、長編はお初です。 オオルリ流星群 (角川文庫) 作者:伊与原 新 KADOKAWA Amazon 45歳の久志たち高校の同級生は、天文学者になった同級生の彗子の帰郷をきっかけに再び集まる。 彼らは高校3年生の夏、文化祭に出展した巨大な空き缶タペストリーを共に作った仲間だった。 特別な夏を過ごした仲間たち。だが、その人生は様々。…
ルカの方舟 (講談社文庫)NHKのドラマ「宙わたる教室」で話題になり、そのあと直木賞も受賞。今注目の作家さんの原点ともいえる小説。科学には疎い私なのでついて行けるか心配でしたが、終盤に丁寧な種あかしがあるので、なんとかついて行けました。火星隕石に生命の痕跡が見
伊与原新は富山大学勤務?研究者で作家の経歴や本名も調査してみた!
最近、気になる作家・伊与原新さんについて調べたことをお届けしますね。伊与原新さんの作品は、心を動かす物語で多くの読者に支持されています。そんな伊与原新さんを「研究者で作家?」と気になった方も多いのではないでしょうか?この記事を読むと、伊与原新さんのことがもっと好きになり、今すぐ作品を読みたくなるはず!
伊与原新の文庫本おすすめ5選!最新刊藍を継ぐ海の心揺さぶられる全5編を深堀り
心に静かに沁みる物語を読みたいな、と感じたことはありませんか? 忙しい日々の中でふと立ち止まりたくなった時、伊与原新さんの作品はまるで柔らい風のように近れた心を癒してくれるんです。 伊与原新さんは直木賞候補にもなった注目の作家で、自然科学や人間の心情を静かに、けれど力強く描く物語が魅力です。
宇宙を目指す物語17~「宙わたる教室」を語るっ!!~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、母ちゃんにヨーグルトをもらう2」。 さて……
宙わたる教室 第1話 ネタバレ 感想~実験教師の青空の作り方
夜八時の青空教室 伊与原新『宙わたる教室』 あらすじはコチラ→☆ 藤竹(窪田正孝)は岳人(小林虎之介)の計算が速いことに気がつく 大麻の計算、連立方程式もすぐにわかる しかし文章問題は全く解けない。 「文章を読むのが疲れる。 全然入ってこな
初読み作家さん。あの夏の青春をもう一度、と集まる高校時代の仲間たち。こういう体験をしたことがないからか?なぜかリアリティを感じられなかった…。共感できる人が本当に羨ましい(泣)。キャラクターもぼんやりした感じで、だけどお話自体はとっても良い
新聞だったかテレビだったか覚えていないのですが紹介されていたもので興味を持ち図書館で借りてみました著者の本は初めてですがとても読みやすく興味深くあっという間に読了しました年齢も立場もバラバラな定時制高校の生徒が先生のもと科学部を結成し「教室に火星を作る」実験に成功する実話を元にした小説です読み始めた当初とんでもない生徒が出てきてうわぁ合わないものを借りちゃった~と思ったのですがそれこそとんでもない誤解でしたこれは相田みつを氏のガチャガチャで得たレプリカの豆皿なのですがこの言葉を思い浮かべました(クリックで大きくなります)ただどんなによい出逢いをしても決断するのは自分自身変わる勇気を持たなければいけないのだよなぁ…とこの本を読んで改めて思いましたドラマ化されたらいいなぁと思っていたところNHKで10月から連...宙わたる教室*伊与原新
最近読んだ本を紹介します。 こちらの小説です↓ 『月まで三キロ』著者は、伊与原新さん。科学と人の心情を絡めた短編集です。専門用語が多く出てくるけど、ストーリー…
【読書感想レビュー】伊与原新さん著「宙わたる教室」を読みました。
おはようございます。 1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。 今日ご紹介する本はこちら。 伊与原新さん著「宙わたる教室」です!! 宙わたる教室 posted with ヨメレバ 伊与原 新 文藝春秋 2023年10月20日頃 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 「宙わたる教室」のあらすじ 舞台は東京・新宿にある都立高校の定時制に集まった、 さまざまな事情を抱えた生徒たち。 1人の先生の計らいをきっかけに、 生徒たちは「科学部」を結成し、 「火星のク…
【読書】絶望とは愚か者の結論/高校生たちの夏が眩しい『青ノ果テ』に拍手!って話
理系の題材を上手く小説に取り入れてる伊与原新の『青ノ果テ』を読んだ。花巻の高校生の純粋で瑞々しい感情の揺れを自転車の旅と絡めてロードノベル風にした泣ける小説。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を骨格にした青春小説は何度も読みたくなる上質な青春群像。
【読書】人生に行き止まりはない!/伊与原新の『月まで三キロ』は心に沁みる傑作短篇集!って話
初めて伊与原新の作品を読んだ。新田次郎文学賞を受賞してる『月まで三キロ』。六編からなる短篇集だけど、どれも心に沁みる傑作。「人生に行き止まりはない」って事を淡々と描いた作品群は、何だか清々しい余韻を残す。伊与原新、追いかけたい作家の仲間入り。
表題作を含む8話が収められた短編集。いずれも科学を絡めたストーリーになっているのが特徴だ。その科学も、数学や物理学などといった「いかにも」なものではなく、ちょっとひねった分野なのが一ひねりきいている。 たとえば天文学、気象学、地層学(?)など、科学の中でもさらになじみのない...
【八月の雪】著:伊与原新新規感染者が減らなくて、公共施設の休館が1週間延長になってしまった。図書館から借りてきている本、寝しなに読む程度なのに、返却期間が延びて、しっかり読み終えられています。さて、この本。短編が5つ。いずれも、科学のジャンルをベースに人と人を繋いで行く不思議な展開です。そして、染みるのです。緻密なほどに調査されたであろう裏付けが、ぐんぐん伝わってきて、他の著作より、参考文献を読みたくなってしまうほど!人によって心を掴まれる一編が違うようですが、私は「十万年の西風」に涙しました。凧と偏西風、そこから第二次世界大戦へ展開して行く。これ以上はネタバレになるので、やめておきますが、戦争中、伯母・叔母たちがトーチカを作るためにセメントを運んだ話、映画【太陽の子】で優秀な学生たちの運命を狂わせてしまうこと...最近読んだ本