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「たまごのはなし」「いちじくのはなし」のしおたにまみこさんの絵本先の2冊はちょっと偉そうな(そこがいい味出しているのですが)卵とイチジクの話でしたがさかなくんは素直に可愛らしい主人公です小学生のさかなくんはガラスのヘルメットをかぶってなんと地上の学校に通っています同級生は種族を超えて色々な動物たちに小鳥のエナガちゃんもいたりしますとにかく絵が緻密で綺麗で隅々までたくさんの発見がありしかも突拍子もないお話でもう~わくわく以外ありませんついに関東地方も昨日梅雨入りもう鬱陶しいことこの上なくやたらと眠たいし気持ちも沈みそうですがこうなったらさかなくんの世界に行ったつもりでどっぷり想像力で楽しんじゃおうこちらも読みました「メダカ姫」の感想については昨日メダカの記事とともに一緒に載せていますのでよろしければそちらを...さかなくん~素敵な絵本見つけた♪~
←クリックで大きくなりますタイトルからしてほっこり系しっとり系かと思いきやとんだ誤算いい意味で、ですお話は4つ+エピローグ1話目ではいきなり偏屈な婆さんが出てきたと思ったら…テンポよく吸引力のある文体でもう先が気になって気になって謎解きの要素もありあっという間に読み終えてしまいましたひとは案外誰しも 思わぬところの思ってもいないひとに気にかけてもらっていたりとかするものなのかもしれないな~と思いましたエピローグの母と娘の話では自分と照らし合わせ考えさせられました著者はこの本で初めて知りましたが気持ちのいい文体なので他の本も手に取ってみたいです泣かせよう泣かせようという感動の押し売りでも押し付けでも説教でもなく爽やかで前向きな気持ちになれるほんとうに読んで良かったと心から思える1冊ですシリーズ2冊め こちら...天国からの宅配便🌠柊サナカ
こんにちは!先週の木曜日の更新から今日まで、たった一週間とは思えないくらいじっくりと過ごした一週間でした。これから暑さも本格的になってくるので、みなさん身体を大事に過ごしていきましょうね。 本日はこちらの本について、自分の近況を交えて書いていこうと思います。 『あしながおじさん』 ジーン・ウェブスター 作 坪井 郁美 訳 https://www.fukuinkan.co.jp/book?id=156 物語の主人公は孤児院育ちのジェルーシャ(愛称はジュディー)です。国語の成績が飛び抜けてよかったことが、あしながおじさん(ジュディーがつけた愛称です)の目に留まり、大学に通うための資金の援助を受ける…
タラヨウの樹がある神社そこでの不思議な体験から幸せへと導かれてゆく…タラヨウは葉書の木葉の裏に引っ掻いて文字を書くと手紙になるのです切手を貼れば送れますミクジと呼ばれるハチワレの黒猫が現れてタラヨウの葉にその人にしか見えない文字でお告げを与えてくれるこの本はお告げをもらえた幸運な7人のお話です読んでいるとあれ?この人どこかで会ってる!むむ…この方は、もしや!?そうだこの作家さんの「お探し物は図書室まで」「木曜日にはココアを」とリンクしているんだ♪もう一度読み直さなきゃ!と、ワクワクのおまけ付き(^o^)読み始めてすぐにわぁ★この本大好き!とまたもや思いましたどのお話もよかったけれど苔好きの小学生の男の子のお話が一番好きです小学生なのに苔好きですから渋い趣味すぎてクラスメイトには馬鹿にされたりするのですが気持ちを...猫のお告げは樹の下で🌳/青山美智子を読みました。
デビュー作からかなりの数を読んできましたが前作の「川のほとりに立つものは」からちょっと何かが変わったように思いますただ寄り添ってくれる目線は同じです今回の本を読んで思い出したのが著者の「わたしの良い子」「彼女が天使でなくなる日」です都合の良い子にさせられてしまう怖さ著者の作品を読むといつも「普通」って何だろう…と考えさせられます普通という価値観に縛られてしまう苦しさそんなものただの幻想にすぎないのに 「良い子は天国へ行く。 悪い子はどこへでも行ける」 帯にも書かれていた主人公が高校の先生から得た言葉です自由には判断力怖さなど多くの危険もいっぱい付いてくるけれど自分を押し殺したまま現世を過ごし死んでから天国へ行けてもそんなの幸せではないと思います本の中で主人公は辛いことばかりですが最後に明るい方へ行けてよか...白ゆき紅ばら/寺地はるな🌹読書記
本が好き、読書が好き。 家には両親や祖父母が読んだ本がたくさんあり、小さい頃から読書は「遊び」と同じ感覚で向き合うものだった。 普段読むのは小説ばかりではないのだが、素敵なハッシュタグを見かけたので自分の人生を振り返りながら小説だけを選んでみた。 羅生門・鼻 芥川龍之介 初めて自分で購入した、芥川龍之介の本。 「鼻」と「芋粥」が特に好きで友人にも勧めたのだが、理解されなかった(ちょっと悲しかった)。 人間の良いところもダメなところも剥き出しにする、芥川龍之介の文章が堪らなく好きである。 一時期、本当に好きで常に通学バッグに入れて持ち歩いていた。 同じ本が既に家にあったのだが(
片づけに関する講座や資格は多岐にわたりますが少しずつ違いがあるものの根本の部分は変わっていないのかなと 医療の発達はめざましくとも人間の基本的な身体の仕組みそ…
にほんブログ村 古書店それは戦前、戦後、昭和、平成、令和の今日においても、本好きにとって色褪せない魅力を持つお店のジャンルです。 そして、それを経営している人たちには独特のこだわりを持つ人も少なく
週刊 マンガ便 長田悠幸・町田一八「シオリエクスペリエンス 23」(BG COMICS)
長田悠幸・町田一八「シオリエクスペリエンス 23」(BG COMICS) 2025年5月のマンガ便で届きました。「シオリエクスペリエンス 23」(BG COMICS)です。 「ジミなわたしとヘンなおじさん」という副
黒川創「京都」(新潮社) 京都を舞台にした小説で、書名は「京都」です。もうそれだけで、京都の好きな人は手に取ってみようか、というところがあるかもしれませんが、目次には四つの町名が載っていて、最
今回はこちらの本。 『真犯人』翔田寛 『霧をはらう 上・下』雫井脩介『真犯人』翔田寛✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟🌟感想とか思ったこと関わった人たち全員の人生が狂ってしまう悲しい事件だ...
こんにちは!先週の時点では、今週一週間はほぼ毎日雨予報だったのですが、思ったよりも雨は降らず、5月の爽やかな風を感じながら気持ちよく過ごしています。今年の5月は気持ちいいと思う日が多い気がします。 さてさて、前回読み始めたとお話した『トムじいやの小屋(上)』と『あしながおじさん』を読み終えました(日本の児童文学の歴史を追っていたのですが、ちょっとした拍子で今はアメリカの児童文学の歴史を辿るために『トムじいやの小屋(上)』を読みました)。 『トムじいやの小屋(上)』は、アメリカの南北戦争が起こる引き金になったと言われている作品で、アメリカを舞台に、人種差別があった時代の様子が痛ましいほどよく描か…
柑橘香る風に🍋窓の外に広がる温暖な瀬戸内の海 部屋からも直接お散歩に行ける ここは もたいまさこさんのような 代表が営むホスピス…その島がこの小説の舞台です *著者のインタビュー記事で 映像としてもたいまさこさんと 書かれていました 毎週日曜日には🍮入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる おやつの時間があって 運が良ければ それをいただくことができるのです 生きていれば苦手な人も大嫌いな人もいるけれど そんな人たちもひっくるめて この本を読んで命というものが愛おしくなりました 老衰で眠るように あちらの世界に行くのが理想ですが そうじゃないのなら このようなホスピスが🏥ほんとうにあったなら…と思います 主人公が現実とあの世を 行き来している場面の描写に 臨場感がありました 思い出のおやつ…私だ...ライオンのおやつ🍋/小川糸を読みました。
最近の読書記録 町田そのこさんの 夜明けのはざま 家族葬専門の葬儀場を舞台に 身近な人の死を通して 自分らしく生きることについて考えるきっかけになる本。 町田そのこさんの
「新しい読書スタイル」昨日のジムトレーニングが効いている。9時間寝てもまだ疲労&筋肉痛。もちろんランニングが出来る状態ではない。そこで毛布を持ち出し、台所にヨ…
いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界 リト@葉っぱ切り絵 テレビ番組で偶然知った葉っぱの切り絵作家さん初の作品集が出版されると知り即書店に予約を入れた本が手元に届きました🍃本の右側は初版本限定の栞です本によりますとトウネズミモチやサンゴジュ時にはモミジやイチョウアイビー、アオキを使って作品を作られるそうです🍁物語性があり絵本を見ているようなとても素敵な作品ばかり…☘️私は物を処分するのが苦手なので本も増える一方そんなわけでよほどでない限り図書館ですますのですがこの本は絶対ぜったい手元に置いておきたいと思いました都内で作品展も開かれているそうですがこのご時世ゆえ我慢の子!いつかぜひぜひ実物の作品を拝見したいと夢見ています(^o^) 朝ツバメの雛をアップしていますよろしければ可愛いお顔に会ってやっ...いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
85歳のひとり暮らし/田村セツコこどもの頃「いちご新聞」で著者を知ってその明るい女の子の想像力の塊のような絵&言葉が大好きになったわたし現在も活躍されている田村セツコさんどこまでもポジティブシンキング好奇心の塊!元気がもらえますエッセイですがご自宅のお写真も挟まれており玄関やキッチンお風呂の壁トイレなどにご本人の絵が直接描かれていて楽しい暮らしぶりが伝わってきますもうこの辺で歳を重ねるのは…と思っていた身には人生の大先輩からの応援団のような本でした自分が85歳になった時にこの本を読んだらどう思うかしらすぐそばでお友達が元気づけてくれているような1冊に感じられるんじゃないかな出逢えてよかった本ですいちご新聞現在もあるみたいですねこどもの頃母がお土産に買ってきてくれるのが嬉しかったなぁ… *おまけの1枚*頂...田村セツコ·小川糸さんのエッセイ☘️読みました。
アネモネの姉妹リコリスの兄弟 /古内一絵 #花言葉診断をクリックして自分の名前を打ち込むと自分にとって一番必要な言葉が表示されるという花言葉をモチーフにした連作短編集でタイトルにある通り姉妹兄弟などの関係が軸になっています同じ環境で育てられても反発しあったり影響を受けあったりある意味兄弟姉妹って最初のライバルですよね親は長子には厳しいのに次男次女には甘々だったり昭和の田舎では女の子は高校まででたくさんだとか男の仕事は大変だとか(これは今でも思っている人いそうですが)母親って絶対娘より息子を可愛がるように思います(個人の感想だったらごめんなさい)著者の「マカン·マラン」シリーズが大好きなので借りてみましたがその要素はなくただ内面を描くのがとても上手な作家さんなので感情移入しやすくサクサクと読み進めました最終話は...「アネモネの姉妹リコリスの兄弟」を読みました。
【5月に読んだ本】韓国発ベストセラーとKALDIで買ったもの
韓国発のドラマはたまに見るけど本は発信が少ないのであまり読んだことないけど2024年本屋大賞の翻訳部門で3位と知り不便なコンビニ 読んでみました。5月に読んだ本 不便なコンビニソウルの下町。亡き夫の遺産で建てたコンビニ「Always」を細々...
こんにちは!急に蒸し暑い天気がやってきましたが、みなさん体調は大丈夫でしょうか。身体を大事にお過ごしくださいね。 さて、今年は福音館の古典童話シリーズを読もうという決意の下、3冊目となる(半年で3冊…oh)『あしながおじさん』を読み始めました。そして、前々回の記事あるアメリカ児童文学の歩みを知るために、瀬田 貞二 猪熊 葉子 神宮 輝夫 著『英米児童文学史』で紹介されいてる『トムじいやの小屋(上)』も読み始めました。アメリカで黒人が奴隷として扱われていた時代が舞台です。平然と、人(奴隷)をもの扱いしていたりと、当時の当たり前が非常識でのけぞっています。この本がアメリカの南北戦争の引き金になった…
あずかりやさん まぼろしチャーハン / 大山淳子 を読みました。
あずかりやさんシリーズ4冊目ですブログ仲間さんの記事で新刊が出ていることを知り即図書館に予約を入れましたどんなものでも1日100円で預かるあずかりやさんをしている店主のお話ですが語り手が古いトランクだったり誇り高い盆栽(!)だったりするのが興味深くまた今回は登場人物に高倉健緒形拳石原裕次郎に浅丘ルリ子まで出てきて(もちろんご本人ではありません)めちゃめちゃ楽しかったです(^_^)v先が読めずにワクワクしてあっという間に読破しましたタイトルに入っている「まぼろしチャーハン」は5編収録されている中でわずか数ページの短いお話ですがひとっていいな…と思える温かな1編でした1冊目2冊目は転勤して程なくまだ図書館の利用ができない状態ではじめての本屋さんに行き帯で惹かれるものがあり最初に購入した本ですそんなわけで個人的に思い...あずかりやさんまぼろしチャーハン/大山淳子を読みました。
遊園地ぐるぐるめ青山美智子田中達也帯にもあるように青山美智子さんの新刊であり田中達也さんとのコラボ本になっていますとある遊園地を訪ねるのはこの日が初デートの若いふたり女の子の2人組老夫婦家族連れお仕事で訪ねる会社員などなどそれにいい味出してる遊園地で働くお料理もするピエロさん♪タイトルのぐるぐるめってピエロさんの作るお料理がグルメなのかしら?なんて思いながら読み進めましたがぐるぐるめの意味はネタバレになってしまうので秘密です㊙️もう1作目からすごくよくって絶対絶対おすすめの本です❤️青山美智子さんの小説だけでも素敵なのに田中達也さんの見立て遊具の中に主人公たちがどこにいるのか探してみたり(青山美智子さん田中達也さんの姿も見つけたよ♪)わくわくの時間がプラスされて最高に素敵なひと時を持つことができました図...遊園地ぐるぐるめ*そういえば最近
自分はなにになりたいのか、 どう生きたいのかを考えるきっかけに...『おとなになるのび太たちへ』 読書感想文
私が今の子供たちに対して「羨ましいなぁ~」と思うことの1つとして、幼いころからたくさんの職業を”知る”ことができること。 憧れる職業があれば、その職業に就くためにはどうしたらいいかを、ネットで簡単に調べることが出来るなんて夢のようです。 特に子供の頃は、憧れる職業や将来の夢がたくさんあるので、その全てを調べたり、実際にその職業についている人の話したyoutubeで聞けたり最高だなって思います。 本書は、eスポーツプレーヤー、声優、YouTuber、俳優、小説家、宇宙飛行士...などなど、子供たちが興味を持つような職業の方々がドラえもんの1話を選び、そのマンガの後に子供たちへのメッセージが綴られ…
【読書感想3冊】『刑事のまなざし』『荒神』『夜明けのすべて』
今回はこの3冊。 『刑事のまなざし』薬丸岳 『荒神』宮部みゆき 『夜明けのすべて』瀬尾まいこ『刑事のまなざし』薬丸岳✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟🌟🌟感想とか思ったことせつない事件しかな...
【読書感想3冊】『マル暴甘糟』『マル暴総監』『マル暴ディーヴァ』
今回はこの3冊。 『マル暴甘糟』今野敏 『マル暴総監』今野敏 『マル暴ディーヴァ』今野敏『マル暴甘糟』今野敏✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟ほっこり 🌟🌟🌟笑える 🌟🌟🌟🌟泣ける 🌟感想とか思ったことタイトルから連想す...
読書の幅を広げたくて、最近は読んだことのない作者の本を手に取るようにしています。読後がすっきりとした小説が好きなので探していたところ、知り合いにおすすめされたのが柚木麻子の『嘆きの美女』(朝日文庫)で
こんにちは!今週は急ぎのお仕事が入り目まぐるしく過ごしています。慌てず焦らず、早起きをして、コーヒーを体に流し込んで、やっていこうと思います。 さてさて、本日はこの記事のタイトルにある通りです。 日本の児童文学をけん引した石井 桃子さんや松居 直さん、瀬田 貞二さんたちが勢ぞろいした著作『子どもと文学 増補新版』の本に紹介されている児童文学作家を順にたどりながら、本に書かれていることを理解しようと試みているのですが、児童文学に関する本からの~の記事が気がつけば今回で6記事目となりました。 【雑記】児童文学に関する本を読んで - おでん文庫の本棚 【雑記】児童文学に関する本からの小川未明 - お…
緩和ケアナースに話を聞いて、心に残った罪悪感を整理していく物語『大切な人が死ぬとき ~私の後悔を緩和ケアナースに相談してみた~』 読書感想文
「もっとできることがあったではないか?」 著者自身がお父さんを亡くした後、そんなことを思い緩和ケアナースから話を聞きながら、胸に残る後悔や罪悪感を受け入れていく物語を描いたコミックエッセイです。 大切な人が死ぬとき 感想 「BOOK」データベースより 「もっとできることがあったんじゃ…」 看取りで残った後悔と罪悪感――。 そこで、緩和ケアナースに話を聞いてわかったこと。 それは、大切な人が、残された時間を「どう生きたいか」を知ること。 人は誰だっていつか死ぬ。 頭で分かっていても...自分や自分の大切な人が死ぬことについて、日常生活を送る中で常に意識することはありません。 だからこそ、私は定期…
推しがいない私を一瞬で物語へ引きずり込んでいった『推し、燃ゆ』 読書感想文
第164回(2020年度下半期)芥川賞受賞作、2021年本屋大賞ノミネート作品です。 推し、燃ゆ 感想 「BOOK」データベースより 推しが炎上した。ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。そんなある日、推しがファンを殴った。 私は生まれてから今の今までずっと、人生で一度も「推し」がいたことはない。 いいな~と思う俳優や歌手ははいても「この人いいな~」止まり。 ファンクラブさえも、1度も入ったことがない。 なので、この主人公あかりの気持ちが分かるか?と言われれば、まったく分からない。 だけども....自分以外の存在を「推しは命にかかわるからね」と言うメンタリティは少し分かる気もした。…
1、作品の概要 『女神』は三島由紀夫の中編小説。 1955年に刊行された。 『婦人朝日』の1954年8月号~1955年3月号に連載された。 文庫版で150ページ、短編も含むと338ページ。 新潮文庫版には、「接吻」「伝説」「白鳥」「哲学」「蝶々」「恋重荷」「侍童」「鴛鴦」「雛の宿」「朝の純愛」ら10編の短編小説が収録されている。 1960年にTVドラマ化された。 女性の美に異様な執着をみせる男と、その妻子の常軌を逸した日常を描いた。 2、あらすじ 女性の美に異常な執着を持つ周伍は、美貌の妻・依子を女神のような美の化身に育て上げるが、空襲による顔の火傷で彼の夢は無残にも崩れ去ってしまう。 失意の…
今回はこの3冊。 『影法師』百田尚樹 『カフネ』阿部暁子 『株価暴落』池井戸潤『影法師』百田尚樹✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟🌟🌟🌟感想とか思ったこと感動してめちゃくちゃ泣いた。勉...
【読書感想3冊】『ツバキ文具店』『きみのお金は誰のため』『水車小屋のネネ』
今回はこの3冊。 『ツバキ文具店』小川糸 『きみのお金は誰のため』田内学 『水車小屋のネネ』津村記久子『ツバキ文具店』小川糸✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟ほっこり 🌟🌟🌟🌟笑える 🌟🌟泣ける 🌟🌟🌟🌟感想とか思った...
難しいお年頃の晴れの日の切ないお話『成人式、後悔してる』 読書感想文
X(旧Twitter)で、たまたま流れてきたコミックエッセイ。絵がなんとも可愛くて、うちの娘も成人式を迎えたばかり!とういうことで読んでみました。 kindleでも無料で読めますし、著者すや子さんのブログでも読めます。 suyasuyako.blog.jp 成人式、後悔してる 感想 著者すや子さんの、成人式のお話。コミカルでキュートなイラストとは裏腹に....何とも胸が痛むストーリーでした。 「成人式で親の振袖を着る」というのは、とてもよくある話。 すや子さんも、母さんに「(お母さんも着た)祖母からもらった着物を成人式で着て欲しい」と頼まれ、その上に「着てくれたら10万円あげる」とまで言われた…
最近読んだ本『世界と比べてわかる日本の貧困リアル』 #PR含む
東京に上京した30年前は新宿の地下街はホームレスがたくさんいて貧しい人がたくさんいるんだなととてもびっくりしたことを覚えています30年後のいま新宿でホームレスはほとんど見かけない道ゆく人はみんな小綺麗で外見で貧しさを感じることはないのにどう...
こんにちは!GWがもうあっという間に終わっていました。そして近づく母の日に向けて、休み中になにか手芸で作ったものを贈ろうと頭の片隅に考えていましたが、自分がずっと気になっていた和菓子屋さんのお菓子に変更しました。 さて今回の記事は最近読んだ本の話です。コツコツと日本文学作家の本を読み進めている…はずが、ちょっと脇道にそれてつまみぐい読書をしていました。 ブログで何度か紹介している、日本の児童文学をけん引した石井 桃子さんや松居 直さん、瀬田 貞二さんたちが勢ぞろいした著作『子どもと文学 増補新版』に紹介されている日本児童文学作家の本がほとんど未読であるため、本に書かれた内容を理解するためにも、…
【読書】落ち込んだ時に読む本「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」心に響いた10選とおまけ
今回のテーマは、落ち込んだ時に読む本で。 実際私も助けてもらったんだけど、つぶやき本で読みやすい「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」だよ。 朝寝猫 昼寝犬 本のタイトル通りに、不安が吹き飛んで助かったよって、後日言ってたもんね。 そ