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豆電球に彩られた螺旋階段を降りて行き背広を着た双子の老人に出迎えられたなら壁掛けのようなアンモナイトが動きだし良き方向に導いてくれて困った時に助けてくれるといううずまきキャンディのおみやげをもらって🍬…という不思議な物語2019年から始まりひとつの章ごとに6年ずつ過去に遡って行くので登場人物の意外な過去が分かったり登場人物同士の意外な繋がりが見つかったり…とても楽しく読みましたその中でも特に4つめのお話 ト音記号の巻(2001年)が好きです 中学生の女の子が4人組で仲良くしているのですが そのなかに実はあぶれたくないばかりに 好きでもないキャラクターを揃えたり食べたくもないパンを買ったりして 自分に正直になれないことにモヤモヤしている子がいて…最終的には価値観の合う同級生の男の子と友達になるのですがこの男の子が...鎌倉うずまき案内所🍬/青山美智子を読みました。
書店まんが『書店員 波山個間子2』で紹介されていた棟方志功の自伝エッセイ『板極道』。 志功センセイの文は、上村松園や小村雪岱のように洗練されているわけでもなく、話は前後するし、言葉遣いは独特。正直、読みやすいとは言えない文章です。 (序文を
チャーリー·マッケジー著を川村元気さんが訳した絵本新聞で話題になっていたもので図書館の予約数が多くだいぶ待ちました大切なことがたくさん書かれた絵本でそういう意味では星の王子さまみたいな感じでしょうかちょっと…だいぶ違うか(^_^;)ぼくとモグラとキツネと馬とのやりとりが1冊になっています例えば…「いちばんの時間のむだって、なんだとおもう?」「じぶんをだれかとくらべることだね」…こんな感じ比べる事が好きな母親に育てられたのでこれだけで私はグっときてしまいました(´-`*)お守りみたいな本です(^_^)*オブジェの馬は20年くらい前陶芸を習い始めたころ先生の作風を真似して拵えたものです* それから…こっそりもう1冊紹介させてください★ 古いぬいぐるみのはなし/田村ふみ湖ぬいぐるみとその持ち主の言葉を寄せた写真集です...「ぼくモグラキツネ馬」🐴を読みました。
「(省略)ぼくはただ自分の根本思想を信じているだけです。それはつまり、人間は自然の法則によって二つの層に大別されるということです。つまり低い層(凡人)と、これは自分と同じような子供を生むことだけをしごとにしているいわば材料であり、それから本来の人間、つまり自分の環境の中で《新しい言葉》を発言する天分か才能をもっている人々です。それを更に細分すれば、むろんきりがありませんが、二つの層の特徴はかなりはっきりしています。第一の層、つまり生殖材料は、一般的に言うと、保守的で、行儀がよく、言われるままに生活し、服従するのが好きな人々です。ぼくに言わせれば、彼らは服従するのが義務なのです、だってそれが彼ら…
今日の休日は7時間総合病院に居ました。父が心臓の手術だったのです。母と大阪から帰省していた妹の3人で個室で手術が終わるを待っていました。待っている間に今月2冊目の本を読み終えました。「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ・著・河出文庫です。前回に続いて本棚からの再読。美術の専門学校の先生(女性)と生徒の恋愛小説です。この講師は結婚していて軽く不倫なのですが、実に軽い感じで体の関係を持ちます。その...
絶対悲観主義 / 楠木 建 楠木建の著書紹介 楠木建の著書『絶対悲観主義』は、その名前からも分かるように、現代社会における悲観主義の新たな側面を探求した一冊です。 本書では、悲観主義を単なる消極性やネガティブな考え方として捉えるのではなく、
結婚する姉の着るウエディングドレスを手作りすることになった家族の物語家族小説です子供の自主性を大事にする祖母と良かれと思って口を出すし頑張りすぎてしまう母親が私のかつての家族と似ていると思ったり…登場人物は生活力のない父親に刺繍好きの弟など風変わりな人々ではあるけれど実はこの世界のどこにも「普通の家族」なんて存在しないのかもしれませんこの作家さんの小説はいつも文体が小気味よくてスッとします今回も早速…個性は大事、というようなことを人はよく言うが、学校以上に「個性を尊重すること、伸ばすこと」に向いていない場所は、たぶんない。…というセリフにグッときました無意識に男らしくとか女らしくとか押しつけあっている気がします私が高校生の頃は田舎だったこともあり女の子は高校までで十分だとか男の仕事は女の仕事とは大変さが違うとか...水を縫う🌼/寺地はるなを読みました。
新聞の紹介欄で知り読んでみました大阪の靱(うつぼ)公園前にある「ピクニック·バスケット」という開店3年目の手作りサンドイッチ店を姉妹で切り盛りするお話ですどこか懐かしい味で食べる人をほっとさせるサンドイッチなのですが…ひとつ目のお話ではたまごサンドを買って行った客が何故かひとくちも食べずに公園のゴミ箱に捨て行きその謎を追って話は進みます関東でたまごサンドと言うとマヨネーズで和えたものが主流ですが随分前に沖縄の空港のレストランでたまご焼き(オムレツ)のサンドイッチを初めていただきました😋🥪もうそれはびっくりの美味しさ!それから数年前に転勤で暮らした神戸から初めての帰省の時新幹線の待ち時間に新神戸の駅の喫茶室で食べたのがやはりたまご焼きのサンドイッチでしたそんなわけでたまご焼きのサンドイッチには個人的に思いいれがあ...「めぐり逢いサンドイッチ」🐈️を読みました。
井戸川射子「この世の喜びよ」(講談社) 井戸川射子という人の「この世の喜びよ」(講談社)という作品集を読みました。書名になっている「この世の喜びよ」は、ちょうど1年前、2023年1月に発表された芥川賞
和田誠「わたくし大画報」(ポプラ社) 市民図書館の新刊の棚で見つけました。はて、なんで? 著者の和田誠は数年前に亡くなった方のはずです。で、手に取って奥付を見て了解しました。1982年だそ
今日たまたま文芸ニュースを読んでいたら、芥川賞や直木賞作品よりも、本屋大賞受賞作品の方が圧倒的に売れるというような記事があって興味深く読んだ。 そもそも本屋大賞が創設されたきっかけの一つは、2002年に横山秀夫さんの書いた「半落ち」という作品が、圧倒的な読者支持を得ていたにも関わらず、直木賞を受賞することができなかったことらしい。横山さんは、この選考結果に納得がいかず、今後直木賞とは決別するとして大きな話題になったようだ。そして、同じくこの結果に納得できなかった書店員さんたちの思いが、本屋大賞を創ったそうだ。 本屋大賞が売れる理由は、自分たちが選んだ本だということで、当然、販売コーナーも目を引…
小谷野敦「文学賞の光と影」(青土社) その昔「もてない男」(ちくま新書)という、まあ、衝撃的な(笑)書名の所為でベストセラーになった本を書いた小谷野敦という、多分、比較文学の研究が本業だったは
乗代雄介「皆のあらばしり」(新潮社) 2021年の「新潮」10月号に掲載された作品の単行本化ですが、文庫はまだありません。その年の芥川賞の候補作らしいですが、これで3回目の落選です。
登場人物のひとり曰くマシュマロマンのような女性司書さんがテキパキと選んでくれた本とともに羊毛フェルトでこしらえた付録!を渡してくれる5章からなる小説です既に1章の途中まで読んだところでこの本大好き!と思いました思わず書きとめておきたくなるような素敵な言葉がたくさんたくさん出てくるのです最初に書き留めたのがこの言葉です十月十日、お母さんのおなかで誰からも教わることなく人間の形に育って、まったく環境の違う世界に飛び出してきたんだから。(略)たぶん、人生で一番がんばったのは生まれたとき。(略)あんなすごいことに耐えたんだから、 ちゃんと乗り越えられる この本は図書館で予約待ちをしていて先に読んだ「木曜日にはココアを」と同じ作家さんだと後から気付きましたでもでもじんわりと幸せな気持ちを届けてくれる後ろから優しく背中を押...お探し物は図書室まで🕊️/青山美智子を読みました。
一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。(帯より)著者の「お探し物は図書室まで」「ただいま神様当番」が大好きで新刊を楽しみにしていましたところが最新作は作家名がなければこの方の作品だとはおそらく気がつかなかったと思います「エスキース」とは下絵のことですがこの本の中では絵の依頼主がこれから思い描いていく未来への気持ちを込めて絵のタイトルにそう名付けました描かれるきっかけになった時から30年余り先までの物語なのですが…その中の1篇に漫画家さんの話が出てくるのですがその物語が思わず荻原浩さんの小説を読んでいるような錯覚に陥りました*あくまでも個人の感想ですこちらの作家さんも人を見る目の優しい温かな作風の方ですので(^_^)読み終えて人生が年を重ねてきたことが愛おしく感じられる素敵な物語だなと思いました(^○^) 赤と青とエスキース/青山美智子を読みました。
本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。 標野凪 新聞の広告で知った本です 舞台は札幌インクブルーの三角屋根が目印の 本を置かない絵本屋カフェメニューは季節のスープセットとコーヒーのみ30代男性店主が客の話に耳を傾け悩みに寄り添う絵本を探す6編からなる連作短編集です1作目からそうきたか~!とワクワク本の世界に入り込めました春夏秋冬と話は進んでゆき季節感たっぷりのスープが美味しそう紹介されてゆく実在の絵本もとても興味深くその都度どんな本なのかネットで検索かけながら楽しく読み進めました終章ももうすごく素敵な終わり方で図書館で借りた本ですが手元に置きたい本になりましたまた、この本の店主の彼女が福岡でカフェをやっているという設定になっており彼女さんが主人公の本が 「終電前のちょいごはん」というタイ...「本のない、絵本屋クッタラ」「いちじくのはなし」
話題になっていましたのでなかなか順番が回ってこなかったのですがようやく 子どもにとって冒険はピンチと背中合わせでもそのピンチを経験して何を思いどう行動するか?…
国破れて山河在り 城春しろはるにして草木深し 時に感じて花にも涙を濺そそぎ 別れを恨んで鳥にも心を驚かす 峰火ほうか三月に連なり 家書萬金ばんきんに抵あたる 白頭はくとう掻かいて更に短かし 渾すべて簪しんに勝たえざらんと欲す 引用:『春望』(作:杜甫) この有名な詩は中学の時、僕が初めて学んだものであり、いまだに最も心惹かれる漢詩です。 戦により荒廃した街並み、しかし山や川は何も変わらぬようにそこにあり、春を前に草花もいよいよ深く生い茂っている。 戦争を知らない僕ですら、ありありとその情景を感じられ、おそらく戦争に負けて帰ってきた日本兵も、焼け野原と化した故郷とともに変わらぬ姿で聳える山々や、…
―借りてきた本リスト― ・「蒼路の旅人」上橋菜穂子 偕成社・「教養としての「ローマ史」の読み方」本村俊二 PHP研究所・「一握の砂」石川啄木 朝日新聞出版・「天と地の守り人 第1部」上橋菜穂子 偕成社 ・「天と地の守り人 第2部」上橋菜穂子 偕成社・「天と地の守り人 第3部」上橋菜穂子 偕成社 ―購入した本― ・「それでも人生にイエスと言う」V・E・フランクル 春秋社・「夜と霧 新版」V・E・フランクル みすず書房・「世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方」エディ・ジェイク 河出書房新社・「NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧」諸富…
2024年も3ヶ月終わってしまいました単調な日々を過ごしていると1年てあっという間です動画のサブスクを契約しましたが、見たのは最初だけやっぱり動画より本や漫画のほうが好きです BUTTERposted with ヨメレバ柚木 麻子 新潮社
ネコシェフと海辺のお店標野凪裏表紙には「疲れた心にそっと寄り添う物語」とあります悩み多き人たちの前に俳句和歌に精通する博識の猫シェフが突如現れ食を振る舞ってくれる物語なのですが登場の仕方が楽しくて思わず笑ってしまうのです登場する人たちの悩みは深刻なのですがウィットに飛んでいて楽しく一気に読み終えてしまいました それから猫繋がりでもう1冊わすれていいから/大森裕子 赤ちゃん猫と赤ちゃんの時から 共に育った1匹と1人やがて 男の子が家を出てゆくまでが猫の目線で少ない言葉で 綴られた余韻の残る絵本 猫の表情もとても良くて好きです 私にも子供の頃から就職で家を出るまでずっと 一緒だった外猫の 三毛猫がいました 今の季節に読むのにぴったりな 素敵な絵本だと思います🐈ネコシェフと海辺のお店🐚と、猫絵本
作ってあげたい小江戸ごはん①~③勝手知ったる川越が舞台なので読んでみました川越の外れにある定食屋さんの物話です正直なところ個人的には「作ってみたい」ほどのメニューはありませんでしたが(ゴメンナサイ!)時の鐘のところの福呂屋さんのかき氷や亀屋のさつま芋シュー小江戸黒豚ソーセージ松本醤油店氷川神社などなど実在のお店や場所商品も出てくるので楽しめたのと…何と言ってもこの店で働く看板娘たまきちゃん(見た目は20歳の可愛い系の美人さんですが実は500歳の狸という説も!?)がチャーミングで大ファンになりました何度もほっこりとした笑いが♪3冊目の小江戸コッペ(さつま芋の肉じゃがを挟んだ商店街コラボ)の話がお気に入りですちなみにこちらの小説は漫画化もされていて 綺麗な作風で たまきちゃんも可愛いです🦝コッペパンといえば…🥖この...作ってあげたい小江戸ごはん🦝/高橋由太を読みました。
東京は雨や曇りの日が多くなんだか憂鬱体力維持のため、テレワークのときは立って仕事してるんですがここ数日は午後は座りっぱなし天気のせいでしょうか。 最近ハマってるドラマ 最近ドラマが面白いです今見ているのは・終わっちゃったけど、正直不動産2・
今まで本屋で出会ってきた数々の本が決してハズレではなかったけれど、今回の本との出会いほどのアタリはないです。今月2冊目の本を読み終えました。「電話をしてるふり」バイク川崎バイク・著・文春文庫です。著者のバイク川崎バイクさんはピン芸人という肩書を持ちながら、とてつもない才能を持った方だなと・・・この本、実は私が手に取る前から話題になっていたという印象(まったく知りませんでした)。ほんま凄いね!才能...
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」は猫のマドレーヌ夫人と、その飼い主である小学校1年生のかのこちゃんの、ちょっと不思議な日常を描いた物語。また新たなマキメワールドの誕生です。今までの「鴨川ホルモー」や「鹿男」「プリンセス・トヨトミ」などの歴史
京都でホルモー、奈良で鹿、大阪ではトヨトミと、万城目文学の近畿シリーズ(と、勝手に呼んでいる)「偉大なる、しゅららぼん」の舞台は滋賀。琵琶湖を舞台に異能力バトルが繰り広げられます。偉大なる、しゅららぼん あらすじ琵琶湖から不思議な力を授かる
門井慶喜さんの『銀河鉄道の父』は、深い愛情をうまく表せない不器用な父と放蕩息子の物語です。放蕩息子・宮沢賢治近代時代の文豪といえば、破天荒で自堕落な社会不適合者ばかりです。しかし、宮沢賢治だけは、純粋な製作と農業改革に心血を注いだ立派な人だ
日本ガチャガチャクロニクル 杉村典行/辰巳出版ガチャガチャの歴史とこんなものがあったんだ~という商品がオールカラーでたくさん載っている本ですしょうもない品が大多数ですが懐かしいものも…(クリックで大きくなります)↑そういえばこれ持っていたと思い出したのがこちら とても気に入ったことも思い出しました 他にはモーラーというフワにょろのものシーモンチーという水に入れて育てることのできるホウネンエビの仲間と思われる生き物の卵!こちらは本当に卵から孵ってその後変身を遂げた姿まで確認しました説明によるとこちらはアメリカ産だったようです本に添えたものは大人になってからガチャガチャをして 出てきた昭和の王道の豚さんの貯金箱のチャームいい年になったいまもガチャガチャは気になる存在見かけるとこっそり覗いてしまいます懐かしきガチャガチャの本、見つけたよ♪
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (71日目~80日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (71日目~80日目) コロナが蔓延し始めた2020年の5月に友達と始めた「ブックカヴァーチャレンジ」の備忘録です。当時、フェイスブック上とかで「7デイズ・7ブック
今月1冊目の本を読み終えました。「一私小説書きの日乗(憤怒の章)」西村賢太・著・角川文庫です。この本は西村氏の日常を日記形式で読むことが出来る本です。ブログの記事でもそうですが、人が文章を書くとその人のバックボーンというか人となりの一端が垣間見れるようです。以前から西村賢太氏のファンである私は今回もとても面白く読ませて頂きました。例えば引用でとある日の文をペーストしますと・・・(一月二十四日)午...
最近の天気ひどくないですか??コートもいらないポカポカ陽気だと思えば翌日は寒気で真冬に逆戻り気温の乱高下で体もスッキリしませんそれからこの時期は花粉!!最近東京は強風が多くて花粉が飛びまくってるらしくおうちを出て30分くらいはくしゃみと鼻水
藍色ちくちく ~魔女の菱刺し工房~高森美由紀ブログ仲間さんが紹介されていて興味を持ち読んでみました友人のお友達のブログでこぎん刺しは知っていましたが菱刺しという言葉自体初めて耳にするものでネットで検索かけたりしながら読み進めました素晴らしい伝統工芸だと思います青森県南に伝わる刺し子技法の一つ南部菱刺しの工房の先生であるより子さん(80代)を中心とした高校生から年配の方まで幅広い仲間達の日々の暮らしが綴られた手芸と再生の物語ですより子さんの子供の頃のことやお嫁入りした話なども載っており東北弁がいかされた素敵な小説ですそういえば東北弁の小説を読むのは初めてです方言っていいですよねその土地の人々の生活の手触りを感じることができて若い頃自分の出身地栃木県の訛りがどうも好きになれませんでしたが今では愛おしく思いま...菱刺し小説「藍色ちくちく」読みました。
甘い飲み物は苦手でココアは年に一度も飲まない私ですが楽しめました☕桜並木の外れにある🌸小さなカフェで働く青年と常連の「ココアさん」を軸に東京とシドニー(ココアさんのエアメールの相手が住んでいます)での色々な人々の思いが交錯する小説です主夫に家族を養うキャリアウーマン新人の幼稚園の先生サンドイッチ屋を開いた元銀行員金婚式の記念にシドニーを訪れた夫婦…冒頭からすんなり言葉が心に入ってきてニコニコしたりウルッとしたり…しながら読み進めました🕊️途中、「魔女」「前世」などの言葉が出てきてあらっ…と思いましたが(ファンタジーでしたらワクワクなのですがこの本はそうではないので)最終章ではなぜココアなのかが判明しそこからの流れがものすごくよくてもう口元が緩んで幸せな気持ちになりました🐱 大寒桜が見頃になりました…*別名を安行...木曜日にはココアを/青山美智子を読みました。
最近の読書記録 順番待ちをしていた本が 絶妙なタイミングで 同時に貸し出し^^ 大慌てで読み進めました! 楽しみにしていた本を読む時は本当にワ
吉本隆明「佃渡しで」(「吉本隆明代表詩選」(思潮社)」 「佃大橋から勝鬨橋を臨む」 「佃大橋」 東京の月島に住む友人が歩いて「佃大橋」を渡っています。ぼくには
「100days100bookcovers no30-4」(30日目その4) 上田岳弘『ニムロッド』(講談社) 5、5冊目が上田岳弘の小説『ニムロッド』(講談社)です。 KOBAYASIさんは、現実世界に周辺=地理的フロンティア
永田和宏「歌に私は泣くだろう」(新潮文庫) 歌人で科学者の永田和宏の「あの胸が岬のように遠かった」(新潮社)を偶然読んで読書案内に書きました。 「スゴイで、アッケラカンやで、おくさんい
これまで生きてきた中で触れたたくさんの小説、詩歌、随筆。 その中で、僕の人生に大きな影響を与えた、どうしても忘れられない本、心に残る言葉や文章があります。 今回、そんな言葉たちを紹介していきたいと思います。 小説(日本) 『蜘蛛の糸』(著:芥川龍之介) 『人間失格』(著:太宰治) 『破戒』(著:島崎藤村) 『門』(著:夏目漱石) 『かのように』(著:森鴎外) 『なめとこ山の熊』(著:宮沢賢治) 『悟浄出世』(著:中島敦) 『鬼平犯科帳(七 寒月六間掘)』(著:池波正太郎) 小説(世界) 『カラマーゾフの兄弟』(著:ドストエフスキー 訳:江川卓) 『ツァラトゥストラはこう言った』(著:ニーチェ …
10年後の為に暮らしを整える 一見便利に見える道具も、年と共に便利よりも手入れの大変さに気づいたりあれこれと予定を詰め込み過ぎると体が追いつかなくなるので休…
【読書日記】「公爵さま、いい質問です リン・メッシーナ コージーブックス」
今回は 「行き遅れ令嬢の事件簿2 公爵さま、いい質問です リン・メッシーナ コージーブックス」 公爵さま、いい質問です (コージーブックス 行き遅れ令嬢の事件簿 2) [ リン・メッシーナ ]
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (61日目~70日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (61日目~70日目) 下の一覧の書名か表紙写真をクリックしていただければ、元の掲載記事にたどり着けますので、よろしくお願いします。 no61(2
週刊 読書案内 永田和宏「あの胸が岬のように遠かった」(新潮社)
永田和宏「あの胸が岬のように遠かった」(新潮社) 今日の「読書案内」は、後期高齢者になった元京大教授が著者ですが、「いやー、そこまで書きますか!?」 と70歳を迎えることにビビって