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こんにちは!アニメ「チ。 ―地球の運動について―」をみてから、サカナクションの曲をちょっとずつ聞くようになりまして、どんどん深みにはまっていきそうです。旦那さんに歌って踊って迷惑がられるのが最近の楽しみです。 さてさて今回は児童文学を離れて、今読んでいる本のことをちょこっと書こうと思います。 『埃だらけのすももを売ればよい ロシア銀の時代の女性詩人たち』 高柳 聡子 note.com タイトルの通り、ロシアの女性詩人の詩と解説の本になります。まだ読み始めたばかりで、本の中で紹介されている女性の2人目の紹介に入ったところです。この本とは別に、永瀬 清子 作 谷川 俊太郎 選『永瀬清子詩集』という…
こんにちは!今年は福音館の古典シリーズを読むと意気込んでいたのに着手できておらず、やっと『トム・ソーヤーの冒険』を読み始めました。ビー玉を久しぶりに手の上で転がしたり眺めたくなっています。今の時代だと子どもが集めて喜ぶものってなんだろうか、なんてことが気になっています。 さてさて、本日紹介するのはこちらの本です。 『ふわふわ』 谷川俊太郎+工藤直子 対談集 www.switch-store.net 工藤 直子さんと谷川 俊太郎さんのお二方が対談形式で、詩、生き物、人間、死、魂、さまざまなテーマを扱いながら、お互いの生い立ちや思考、詩をつくるようになった経緯など、次々と会話を行き交わせます。 私…
こんにちは!今年は福音館の古典シリーズを読むと意気込んでいたのに着手できておらず、やっと『トム・ソーヤーの冒険』を読み始めました。ビー玉を久しぶりに手の上で転がしたり眺めたくなっています。今の時代だと子どもが集めて喜ぶものってなんだろうか、なんてことが気になっています。 さてさて、本日紹介するのはこちらの本です。 『ふわふわ』 谷川俊太郎+工藤直子 対談集 www.switch-store.net 工藤 直子さんと谷川 俊太郎さんのお二方が対談形式で、詩、生き物、人間、死、魂、さまざまなテーマを扱いながら、お互いの生い立ちや思考、詩をつくるようになった経緯など、次々と会話を行き交わせます。 私…
こんにちは!最近ずっとブログで似たような話題が続いていてすみません。アンデルセンを読むのが面白くなってきてから、同じ物語を何回か読み直したり、読み比べたり、ゆったりとしたペースの読書になっていて、歩みがのろのろです。 さてさて、前回の記事で浜田 広介さんと中川 李枝子さん&山脇 百合子さんの幼年童話について触れましたが、まだまだ童話というものが自分の中でふわっとしていて、引き続き読書中です。『子どもと文学 増補新版』で最初に紹介されていた小川 未明さんを読んたときには、物語の支えとなる舞台を描くことの大切さについて考えたのですが、そのあとに浜田 広介さんの物語を読んでみると、対象年齢が下がった…
おはようございます。今日は七十二候では「鴻雁北」 こうがん かえる5日前は「玄鳥至」 つばめ きたる燕がやってきて、雁は北へ帰る季節こういうことに趣を感じる年頃だろうか。『俺たちの箱根駅伝』上・下を読み終えた。『俺たちの箱根駅伝』 池井戸 ...
こんにちは!先日アニメの『チ。』をみたことをちらっと書きましたが、今は主題歌の「怪獣」繋がりでサカナクションの曲を聴いています。クセになるメロディでずっと繰り返して聴いていたくなります。歌わなくても、踊ると旦那さんが「新宝島」の曲だと気づいてくれるようになりました。はい。 本日は、以前記事にした『子どもと文学 増補新版』の本に関連して、本の中で紹介されていた浜田 広介の話…をしようと思ったのですが、そこからさらに紐づいて、こちらの本を紹介したいと思います。 『おひさま はらっぱ』 中川 李枝子 作 山脇 百合子 絵 www.fukuinkan.co.jp 『子どもと文学 増補新版』については、…
『幸せへのセンサー』 吉本 ばなな今日はこの本を図書館へ返却しに行ってきた。何ヶ所かに付箋をつけていたので、それらを丁寧に剥がして…。そして、図書館に着いた時にふと気がついたのだ。タカハラこれ、記録書いてない1週間近く前に読み終えた時「まだ...
こんにちは!今日は前置きでこのことを書こう!と思ったのにすっかりと忘れてしまいました。なので本題を早速、本日はおでん文庫の今後についてご報告です。 おでん文庫という屋号で2023年2月から約2年ほど、南と華堂(なんとかどう)という絵本屋さんで棚を間借りし、棚主という、本を販売する活動をしておりましたが、昨年末で棚を借りるのは終了することとしました。 ブログで延々と本の感想を書き綴っているブログなので、棚主をしていることをどれくらい伝えられているのか、最近は怪しいところがあるのですが、おでん文庫の始まりについて書いた記事があるので下記にリンクを貼っておきます。ブログのカテゴリーにある「おでん文庫…
こんにちは!友人おすすめで『チ。』のアニメを見始めました。面白いです。ラジオでアニメ主題歌の「怪獣」よく聴くようになり気になっていたのですが、アニメを見てから曲を聴くと、作品とリンクしていてより曲が響いてきます。知ろうとすることが命がけであった時代、知への感動が、今の自分では感じたことのないくらいの大きさなのだろうな。 さてさて、今回は今読んでいる本について触れようと思います。アンデルセンです。アンデルセン、アルデンテでもなく、パン屋の方でもなく、物語のアンデルセン。「親指姫」、「マッチ売りの少女」、「みにくいアヒルの子」と、子どもの頃に親しんだ物語、みなさんはどんな風に覚えていますか。アンデ…
いや、肉体労働ってほどのことでもないんですけど。 テレビ置いてるコーナーがですね。 これまでこういう感じだったの。↓ 右側はZ氏の友達 私べつにものす…
・地面師たち(新庄耕)・マスカレード・ナイト(東野圭吾)・うちの父が運転をやめません(垣谷美雨)2月も3冊しか読めてない、、、。半年くらい前に予約していた「地面師たち」がやっと回ってきた!めちゃくちゃ面白かったです。ドラマは見てないけど、配...
こんにちは!前回、ここの前置きで携帯が壊れた話をしたのですが、今度はキーボードのRがとれるようになってしまいました。とうとう、不安になって部屋を掃除しました。ひとまず部屋を清めました。 さてさて、本日紹介する本はこちらです。 『鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践によるおおきな おおきな おいも』 市村 久子 原案 赤羽 末吉 作・絵 www.fukuinkan.co.jp 赤羽 末吉さんで思い出されるのが、強く印象に残っているのが小学校の国語の教科書に載っていた『スーホの白い馬』です。小学校といわず中・高校までも、国語の授業で取り扱っていた物語はほとんど忘れてしまっていても、『スーホの白い馬』は絵…
【シニアの本棚】『キミコのよろよろ養生日記』|著者は大変なのに、笑える
『キミコのよろよろ養生日記』 北大路 公子キミコさんとの出会い北大路公子さんのエッセイを初めて読んだのは何年前だっただろうか。タイトルも忘れてしまったし、初めて読んだエッセイの中に書かれていたのかどうかも定かではないが、とにかく強烈に印象に...
ズボラでソフトな潔癖、ちびたと申します 六歳息子の知育&ノーストレスで平和な毎日に憧れ日々奮闘中です 詳しくはこちら↓ちびたの自己紹介 今日もこのス…
花粉の飛散が一気にピークになったようで。さらに来週は気温も上がりさらにひどくなるようなので憂鬱です。とにかく早く終わって欲しい...✳︎さてさて。読書キロ...
こんにちは!昨年2月に突然パソコンの電源が入らなくなるという事態に見舞われて一年…今年は何事かが起こりはしないかと不安をわずかに携帯しながら過ごしていたら、スマホが故障しました。4年以上使っていたので寿命といえばそうなのかもですが。来年の2月は過去にあったことなどそしらぬふりで過ごそうと思います。 さてさて本日は最近読んだ本のご紹介です。 『こころはナニで出来ている?』 工藤 直子 著 www.iwanami.co.jp 工藤 直子さん。稀な人だと思います。自分はこの本を読んで幼少時の思考がどんなであったかを思い返すことになりました。著者のように世の中を理解するひらめきがあったかというと、てん…
【シニアの本棚】『坂の中のまち』|仕掛けがたくさんあって本好きにはたまらない
『坂の中のまち』 中島 京子物語の展開東京の大学に進学した坂中真智は、祖母の親友である志桜里の家に下宿することになる。彼女が住んでいるのは、いたる所に坂のある町小日向だ。そこは江戸川乱歩、夏目漱石、遠藤周作など名だたる文豪が住んでいた土地で...
こんにちは!最近、つい面倒がって床に荷物をぽいぽい、机の一角に本を積み積みして放置したがってしまいます。これを書き終えたら、ちょっと片づけようと思います。やるぞ。 さて、前回の記事で、児童文学の羅針盤ともいえる本『子どもと文学 増補新版』を紹介しましたが、次にこの本を隣に携えて『名作童話 小川未明30選』を読み始めました。おでん文庫の棚がお休み中の今のうちに、勉強読書です。 an-tyk-book.hateblo.jp www.shunyodo.co.jp 『子どもと文学 増補新版』では、時系列に日本の児童文学(童話)作家および作品を解析しており、その最初に取り上げられているのが小川 未明でし…
【シニアの本棚】『ようやくカナダに行きまして』|50歳の留学生にエールを!
『ようやくカナダに行きまして』 光浦 靖子人気番組『めちゃイケ』メンバーとして一世を風靡し、その後の多くの女性芸人に影響を与えたオアシズ光浦靖子「本の話」 にはこのように書いてあるのだけど、実はわたしはその頃の彼女をまったく知らない。その番...
こんにちは!寒いですね!食器を洗うときにお湯が出るようにしていると、野菜を洗うときに冷水に戻すのがちょっとためらわれます。しかしこうも寒いと、湯たんぽがとってもぬくぬくに感じて、あたたかさが沁みます。 さて本日は、最近読んだ本をからめたお話です。 『子どもと文学 増補新版』 石井 桃子 いぬい とみこ 鈴木 晋一 瀬田 貞二 松居 直 渡辺 茂男 著 www.chuko.co.jp この本は、子どもたちに必要な本とは何かを追求し導き出した、発行当時の昭和三十五年時点での最大の答えを説明しています。もうすでに読んだ方もいらっしゃるかもしれませんが、児童文学に興味がある方ならきっと面白く読めると思…
『カフネ』 阿部 暁子「カフネ」とはポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指をとおすしぐさ」だそうだ。「頭をなでて眠りにつかせるおだやかな動作」という意味もあるらしいけど、そっちの方がしっくりくるかな。テレビ番組「あの本、読みました?」で紹介...
【シニアの本棚】『アーセナルにおいでよ』|生きていく武器を身につける
『アーセナルにおいでよ』 あさの あつこあさのあつこさんというと『バッテリー』だ。20年以上前だと思うけど、当時の会社の同僚に勧められ、文庫本6巻夢中になって読んだ記憶がある。それ以来何作か読んだけど、しばらくご無沙汰していた。物語の展開「...
こんにちは!この記事を書いている今、バレンタインデーを迎えました。昨日まですっかり忘れていました。いつだかバット一面に生チョコを作ったことがあり、冷蔵庫を開けたらチョコがある、食べてもまだたくさんある、というのが幸せだったことを思い出しました。明日早起きできたら作りたい…。 さてさて本日のブログで何を書くか考えているうちに、気づいたら一冊読んでしまっていました。ブログでここ何週間と話題にしている、京極 夏彦さんと書体設計士の鳥海 修さんの対談から繋がっている本です。 『本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』 鳥海 修 著 高岡 昌生 著 美篶堂 著 永岡 綾…
【シニアの本棚】『女の国会』|女だって働いていいけど、家のこともきちんとしてよね
『女の国会』 新川 帆立ちょっと前にBSテレ東の番組「あの本、読みました?」に作者が出演されていて、この作品のことを話してたので読んでみようかなと。物語の展開野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。敵対関係にありつつも、ある法案については共...
こんにちは!おでん文庫という名前なのに、今年の冬におでんを食べそびれていることに昨日気がつきました。毎年食べていますが、今はそこまで求めている感じが無く、昨年におでん串(紙製の)をふるまったことで、それで今も胸が満たされているのかもしれません。 さてさて、ブログの【雑記】という括りから新たに、【煮込み中】もしくは【仕込み中】といったものを用意してもいいかもしれないという考えが今ふとよぎりました。 詩の世界が、奥深いです。最近ブログで話題にもしている『昭和という たからもの』の文を書いた岩崎 俊一さんの著作『大人の迷子たち』の紙面にある文字の配列が、美しいです。作文用紙のマス目があるかのような等…
2月に入ってから、寒い日が続いています。そして忍び寄ってますね。花粉が (;´д`)今年は去年の2倍とか...(よく分からないけど)私はそのままヒノキも続...
『いまこそガーシュウィン』 中山 七里この間図書館に行ったときに目についた作品。中山七里さんはデビュー作の『さよならドビュッシー』以来、結構読んでいたけど最近はちょっとご無沙汰していた。作曲家シリーズもガーシュウィンが出てたとは知らなかった...
こんにちは!芸も無く、今週もあっという間に過ぎていくなあ。今日のラジオで、時間の流れる感覚は何歳のころが最も早く感じたかといった質問をしていたのですが、年々、速さが更新されているように感じます。 1月は読書がままならないなりにもなんとか、京極 夏彦 著『書楼弔堂 破暁』を読み終えました。『書楼弔堂』シリーズ全4巻のうちの第1巻にあたります。 googleのトップ画面に表示されるようになった記事へ、ついぽちぽちと寄り道する具合で、そのときは『書楼弔堂』シリーズの最新刊発売の記事が目に留まりました。そこには、物語の舞台が明治時代であること、当時の本の流通について描かれていることといった本の概要に加…
こんにちは!一週間がほんとうにあっという間だなぁ。最近早起きを頑張っています。ノートに毎日早起きすると書き続けています。じわじわ効果を感じます。どうだろう。笑 ブログで紹介する本候補をあれこれ手元に寄せては決めきれずに、机の上に雑然とした環境を作り上げてしまうことがあるのですが、表紙の手触りがざらざらと気持ちいい本があって、いま文章を書きながらもついつい触れてしまいます。 以前紹介をした、昭和の回顧録ともいえる絵と文章が綴られた 谷内 六郎 絵 岩崎 俊一 文『昭和という たからもの』 【雑記】思い出の中のたからもの探し - おでん文庫の本棚 こちらの本を読んでから、昔のよかったものはなんだろ…
【シニアの本棚】『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』
わたしは67歳ではないし、一人暮らしでもないけど、「同年代の人がワクワクしながら一人暮らししているらしい」というので図書館に予約していたのだ。『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』 本田 葉子タイトルは「67歳から…」だけど、ご...
こんにちは!今日は偶然、パンにマカロニにラーメンにおにぎりと食べるものが炭水化物祭りでした。この勢いで夜はパスタでも食べてやろうかと思いましたが、さすがに止めておきました。 さてさて、以前書いた記事で、児童文学の中で大人はどういった立ち位置で存在しているのかを記事にしたいと言ったことがありました。そのときには一応の検討をつけて、ささっと思い描いていた大人のイメージが、その頃から今に至るまで一か月程の時間をかけて、その間にいくつか本を読み、人と会話をして、お仕事をして、ご飯を食べるといった日常生活の合間にこねこねして出てきた考えが、結局はごちゃごちゃとありすぎて、細かく見ていく必要を感じていると…
アクセス急上昇の謎普段あまりアクセス数とか気にしてないんだけど、なぜか2年以上前にアップした太田愛さんの『犯罪者』のレビューへのアクセスが急に増えていてビックリ。なんかあるのかな?映画とかドラマになるとか?実は『犯罪者』も2作目の『幻夏』も...
いつも朝6時半過ぎにゴミ出しに行くのだけど、この時季はちょうど夜明け前で、毎回オレンジ色に染まった素敵な空を見ることができる。いい気分だ。さて、ことし2冊目は推しの作家さん、寺地はるなさんの作品。『いつか月夜』 寺地 はるな物語の展開会社員...
君が手にするはずだった黄金について 君が手にするはずだった黄金について 無料お試し版 作者:小川哲 新潮社 Amazon 私小説なのか私小説風なのか分からないけれど 作家の小川さんが主人公の短編の連作。 承認欲求の成れの果てって言うコピーに 惹かれて読み始めました。 というのも、承認欲求について悩んでいると 身近な人が言っていて”承認欲求”ってなんで今 そんな悪者扱いされているんだろうと 思っていたからというのもあります。 小川哲さん、売れっ子なのに一冊も 読んだことなかったというのもある。 しかし、承認欲求って上手く飼いならせば 悪い物じゃないと思うんだけどな。 そもそも、人間の進化の証でも…
こんにちは!これから読もうと思っている本をすでにいくつか積んでいるのに、図書館が開館となり、いろいろ借りてしまい、なにしてんだ自分です。粛々と読んでいきたいです。 さてさて本日紹介するのはこちらの本です。 『昭和という たからもの』 谷内 六郎 絵 岩崎 俊一 文 bookclub.kodansha.co.jp 今回は児童文学から離れて年末年始に読んだ本を紹介します。といっても、児童文学と全く関係無しと切り離すわけでもなく、児童文学を読んでいて思う部分とこちらの本とで重なる部分がありそうで、そのあたりについて触れてみたいと思います。 それにしても、タイトルにある昭和というのは、令和の時代からみ…
【シニアの本棚】『よむよむかたる』|死ぬまで生きなきゃならない
『よむよむかたる』 朝倉 かすみ物語の展開喫茶シトロンで月に1回開催されている読書会。シトロンのオーナーが結婚して引っ越すことになり、彼女の甥である安田がその店を引き継ぐことになった。安田は作家としてデビューしたが、出版社に届いた1通の手紙...
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い煎します。*1.2日とオットの実家へ泊まりに行き、地元の神社へ初詣。義兄家族も毎年泊ま...
あけましておめでとうございます。はやいもので、おでん文庫は今年の2月で3年目に突入します。今年のおでん文庫の中の人の目標は福音館古典童話シリーズ&洋書を読むことです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さてさて今年の初夢を早速見た方はいらっしゃいますか。おみくじを引くような感覚で、どんな初夢を見るのかを楽しみにしていましたが、今年は途中でお手洗い休憩が挟まった都合で、二部構成で夢を見ました。前後半どちらも内容の方向性がはっきりとしていて、前半は探しものを見つけに行く旅で、後半は女の子が落としていった買い物リストを拾い、女の子の代わりにリストにある品々を買い集める夢でした。 この内容から察す…
毎年恒例「心に残った本5選」ことしは昨日までに33冊読んだようだけど、記録を見てもほぼ思い出せない。その時の記事を見て「ステキなお話だった」なんて書いてあると「あぁ、そうだったのか…」ぐらいで詳しい内容はほとんど覚えてないのよねぃ。そんな中...
こんにちは!本日は今年最後のブログ投稿となります。おでん文庫の9~12月の本棚テーマ”誰かの物語”も、南と華堂さんの年内営業日をもって終幕です。 昨年の2月から活動が始まった、小さい声で淡々とどこかに向かって話しかけているおでん文庫ですが、棚の本を実際に手に取ってくださったり、ブログを気にかけてくださったり、おでん文庫の名前を見ておでんを食べたくなったりと、関わってくださる人がいるということが、細々ながら今もこうしておでん文庫を続けるちからになっています。本当にありがとうございます。 来年は棚を借りている南と華堂さんの1~3月の休業に伴い、リアル本棚も一旦はお休みとなるので、しばらくはブログの…
・神去なあなあ日常(三浦しをん)・天使のナイフ(薬丸岳)・ブロードキャスト(湊かなえ)・おまじない(西加奈子)11月は4冊しか読めませんでした。久しぶりの三浦しをんさん、めちゃくちゃ良かったです。「ブロードキャスト」は読んでて、これ湊さんの...
こんにちは!魔法が使えるのなら、朝にお布団からパッと出られる魔法を自分にかけたい。 さて、本日はクリスマス直前ということで、今だからこその、こちらの絵本をご紹介です。 『もみのき そのみを かざりなさい』 五味 太郎 作 www.anonima-studio.com 五味 太郎さんの絵は唯一無二で、一度見たらこれは五味 太郎さんだとすぐ気がつけるという、それは大人に限らず子どももきっとそうではないかと思います。というのも、私も子どもの頃の記憶の中に、五味 太郎さんの絵がきちんと残っているからです。内容は、英語が書いてあるカードだったか、算数の勉強となるような学習目的の(絵?)本だったような気が…
【シニアの本棚】『捨てたい人捨てたくない人』|あなたはどっち派?
我が家にとっていかにもタイムリーなタイトルで、完全にタイトル買い、いやタイトル借りだ。『捨てたい人捨てたくない人』 群 ようこ内容紹介捨て活しようとする人たちを描いた5篇からなる短編集。「捨てられない姉 捨てさせたい妹」43歳・独身のトモコ...
こんにちは!最近、マイペースがたたって今日も書くのが真夜中に…。ブログを書くときの視界の癒しにポケモンのヌオーのぬいぐるみを置いているのですが、ちょっと足場が悪いせいでのけぞっていて、あごしかみえない。でもそんなアングルもいとかわゆです。 さてさて、本日紹介するのは久しぶりにおでん文庫の本棚に置いているこちらの本です。 『ペーパーボーイ』 ヴィンス・ヴォーター 作 原田 勝 訳 岩波文庫から出ている、10代からの海外文学シリーズ〈STAMP BOOKS〉の中にある一冊です。たまたま手に取った『ペーパーボーイ』にジーンときて、STAMP BOOKSのその他の本を読んでみようと思っていたのがそのま…
こんにちは!ブログを毎週更新するのを目標に今日こそ無理だと思っても、なんとか書けました(大体いつも本文を書き終えてからこの前置きを書いています)。本棚を借りている南と華堂さんが1~3月に改装工事で営業がお休みになる都合で、おでん文庫のブログも休んでしまおうか、なんて魔が差すのですが、ナマケに負けずにやっていきたいです。 さて、今年ももう終わりが近づいていますね。というのも、図書館で借りた本を返す前に、読み終えた本の情報をメモ帳に書き留めているのですが、その流れで今年読んだ本を振り返ってみると、1年とはなんとあっという間に過ぎゆくことでしょうか。読んだ本のタイトルを見ると、つい先日読んだと思って…
【シニアの本棚】『茶柱の立つところ』|タイトルの意味が興味深い
『茶柱の立つところ』 小林 聡美小林聡美さんは気になる女優さんだ。特にファンというわけではないけど、ドラマなど彼女が出演してるのなら見てみようかなという気になる。それをファンと言うのかもしれない…。文章も面白くて、何冊かエッセイを読んでいる...