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こんにちは!ここ最近は手がかじかむ寒さですね。今年の冬は通販サイトのフェリシモで見かけた猫のハンドウォーマーを活用しています。手の平側にそれぞれ、おなかを見せてころんと寝ころがる猫が描かれている仕様で、なんとも和みます。今日も手の中の猫たちと共にブログを書いてまいります。 ところで今回の記事では、予告をしていた1~4月の本棚を紹介する予定でしたが、諸事情でまだ本屋へ伺うことが出来ておらず、本棚については今週末にお店に行けたところでご紹介出来ればと思います。 ちょっと余談ですが、今回棚に置く本は20冊を超える予定です。今まで4冊毎の紹介だったのが、一気に5倍に。肩に背負って持って行こうにも、それ…
【読書記録】家族問題の日常を描いた物語【主婦悦子さんの予期せぬ日々】
読了本です。 主婦悦子さんの予期せぬ日々 久田恵 初めての作家さんで 本屋さんで手に取り購入しました。 平和そうに見える家庭でも その中ではまたいろいろと問題があり また違う家庭では 違う問題があり。 同じ環境に置かれても それを幸せと受け取るかどうかはその人の心次第というか そんな風に感じました。 さて、我が家の場合は これからどんな風になっていくのやら。 azuazuazukina.hatenablog.com 家族問題まだまだ続きます(-"-) azuazuazukina.hatenablog.com ランキング参加中読書 \読んでいただきありがとうございます/ にほんブログ村 ランキン…
・眠れるラプンツェル(山本文緒) ・追憶の夜想曲(中山七里) ・護られなかった者たちへ(中山七里) ・ワルツを踊ろう(中山七里) ・とせい(任侠書房)(今野 敏) ・検事の信義(柚月裕子) 12月は6冊。中山七里さんにハマって面白くて一気に
こんにちは!たまに、建物の本をぼーっと眺めていたくなることがあります。最近は日本の古民家と言えそうな家が載っている本を眺めているのですが、あの佇まいに触れると、心が穏やかになります。祖母の家のように、縁側のある家に住みたいな。それか屋上のある家。会社の屋上で寝っ転がって寝泊まりしていた時の空が好きでした。 さてさて前回の記事では、次回の更新は本棚の紹介になるとお話していたのですが、その前にもうひとつご紹介するものがあります。 ほんとうに直前にやることを決めたので、まだ現物もなくデザインのみが手元にある状態ではあるのですが、そのものが何かというと、本に挟むしおりです。 この画像は、しおりの一部分…
#562 献本到着『幸せに人生を終えた人から学んだこと』 木村まり
本が好き!から『幸せに人生を終えた人から学んだこと』の献本が届きました。今回はいじめについてかなり重そうですがこういった本も読んでみたいと思います50歳を過ぎ…
こんにちは!みなさんは新年のお参りへ行ったでしょうか。自分は明治神宮への参拝とおみくじが恒例になっていて、今年も行ってきました。そのおみくじというのが、大吉や大凶といった結果の出る占いではなく、導きの言葉が書かれています(天皇の作られた詩文・和歌だそう)。今年は志し高く、人はみな平等なのだから謙虚に、という言葉を受け取りました。これが響くのですよね…。少し前は自分が成長したいというのが目標でしたが、そうすると人と自分を比べて落ち込むことに気が付いて、世の中のためにできること、を軸にしたら自然と努力できることが増えました。また、この本の活動もひとりよがりになってしまわないよう、考えていきたいと思…
こんにちは!そして、あけましておめでとうございます。今年は年始から震災のニュースに、いろいろな思いが巡ります。被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。みなさまに心を寄せて、一日もはやい復興そして日常が戻ってくることを祈ります。 この辰の絵は、昨年の終わりにかけて「地続き」という言葉がずっと頭にあり、年の節目ではありますが、2023年の嬉しいことも、悲しいことも、弧を描いて、ゆっくりと思い返す時間をとりながら、2024年の間も天に上り続けていく、そんなイメージで描きました。悲しいことも抱え続けて少しずつ癒していこう、後悔する前に行動しようと、そんなことを心に決めようとしていました。 2024…
読了本です。 聖母 秋吉理香子 最初に読み進めていたときにスムーズに「思い込んでいた」ことが 後半で「え?」となりました。 前半の不妊治療についての話の部分で 男と女の妊娠についての認識のズレがリアルで 残念だけどそういう男の人って多いんだろうな、と。 本書とは関係ないですが Xで被災地の支援物資の「生理用品」についての認識も 男性と女性では大きく違っていて 言っている人も悪気があってのことでもないのでしょうけど 月経が我慢できるもの(痛みじゃなく出血や量) と思っている人が多いことに驚きました。 ランキング参加中読書 azuazuazukina.hatenablog.com \読んでいただき…
今年もあと2日。パートの方も昨日仕事納め。こぎん刺しの方は気ままにやっています。高校サッカーも始まりましたね!仕事で見られないのも多いけど(決勝も゚(T_...
・愛がなんだ(角田光代) ・ママの友達(新津きよみ) ・七十歳死亡法案、可決(垣谷美雨) ・贖罪の奏鳴曲(中山七里) 11月は4冊。どれも面白かったです。 そして、垣谷さんのお話はやっぱり面白い! 図書館で最近はいつも貸出中になっているので
こんにちは!クリスマスが過ぎて、ここから大みそかまであっという間にやってきそうですね。ふたを開いてみればありがたいことに今年はフリーの仕事を掛け持ちできて、人の縁と仕事の縁に恵まれた1年でした。このブログも忙しい中でも、毎週書くことを決めて取り組んでいましたが、収入とは関係なくやりたいと思う活動を続けていることが、気が付いたら心の支えにもなっていました。ほんとに、至らないところもたくさんあるのですが、こうして年の終わりという節目までたどり着けて嬉しいです。 さて本日紹介するのは、イギリスで生まれたキャラクター、マーティン・ピピンが語る物語の数々の不思議な世界です。 『ファージョン作品集 5 ヒ…
読了本です。 悪い夏 染井為人 正しい人と悪い人がいる。 だけど正しい場所にいるからといって 正しい人とは限らないということですね。 人間の精神が崩壊していく描写がリアルでした。 ラストまで救いようのない 読後感の悪い作品、でも目が離せず一気に読み終えました。 正しくない世界って 意外とすぐ近くにあるものなのでしょうね。 ランキング参加中読書 azuazuazukina.hatenablog.com \読んでいただきありがとうございます/ にほんブログ村 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中雑談 ランキング参加中Think<書くことは考えること> はじめましての方はこちらもどうぞ\…
こんにちは!頭の中で書きたい言葉が浮かばずに、ブログを書けなかったらどうしようと思うことが度々あるのですが、いつも最後にこの前置きを書く段階になってやっと心が休まります。今日はこのあとの時間はベッドでぬくぬく読書を楽しむとします。 さて本日紹介するのは、夜の学校で起こる奇妙なできごと…ナゾに出会う本です。 『夜の小学校で』 岡田 淳 作・絵 岡田 淳さんの本は、自分は大人になってから友人の紹介で知ったのですが、子どもの頃に読んでいた、という方もいらっしゃるでしょうか。図書館のHPで蔵書を調べると何十冊ものタイトルが表示され、自分が子どもの頃はどこに目を付けていたんだ、と疑いたくなりました。 こ…
読了本です。 フシギ 真梨幸子 事故物件や呪いなど不思議な現象のお話です。 物件サイトを見るのが好きなワタクシは、 いいなと思ったところは大島てるもチェックするタイプ。ついでに不動産広告も好きです。 フシギなお話が好きなのに 心はビビりという(´_ゝ`) 子どものころよくテレビでやっていた あなたの知らない世界系の番組をみて トイレに行くのが怖くなったり お風呂で頭を洗うのが怖くなったりした子ども時代w azuazuazukina.hatenablog.com ランキング参加中読書 \読んでいただきありがとうございます/ にほんブログ村 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中雑談 ラ…
こんにちは!いつもこの前置き部分の文章を最後に書いているのですが、前回の記事の更新のときに書きかけのままアップしていました。うっかりです。次回から気を付けます。 さて、本日紹介するのは14匹のねずみシリーズでご存知の方も多い、いわむら かずおさんの本です。 『トガリ山のぼうけん① 風の草原』 いわむら かずお 作 このブログの一番最初の記事で紹介したのが、いわむら かずおさんの絵本だったですが、今振り返ると懐かしいです。最初に書く記事は日本人の作者の本にしようと決め、出来る限り作者のことを調べた上で書こうと意気込んでいました。とはいえ、文章を書いてまとめることをこれまでの人生でほとんど行ってこ…
【シニアの本棚】『湖の女たち』:映画化されたと聞いて読んでみた
『湖の女たち』 吉田 修一 吉田修一さんの作品は好きなのが多いです。『怒り』とか『国宝』とか、とても重厚で深くて読み応えがありました。『怒り』は映画もよかったです。『横道世之介』も大好きです。 今作は未読だけど、映画化されたというニュースを
【読書記録】高齢者のリアルな感じがする にぎやかな落日【本が好き】
読了本です。 にぎやかな落日 朝倉かすみ 初見の作家さんですが とにかく出てくる方の話し言葉が地元の言葉(*´艸`*) 祖父母、母親やお姑さん、近所のおばちゃんのおしゃべりが聞こえてくるような気がしました。 少し物忘れが多くなったり、記憶が交錯するような場面は 高齢者のリアルな感じがしました。 相手をする子・嫁世代の方に肩入れして読んでいたので これはけっこうしんどいよなー、と。 本人にいたって悪気はなく しかし下の世代は振り回される。 現在の自分の環境(親の寿命に期限が付いた状態)にも重なりながら読み終えました。 誰にも頼らずひとりきりで生きていくってやっぱり無理でしょうからね。 azuaz…
【読書記録】頭脳派の推理小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』【本が好き】
読了本です。 ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 東野圭吾 おじさんの頭が良すぎて驚くことが多かったですw でもやっぱり東野さんの本はすいすいと読めます。 文庫で新刊が出ると迷わず読むんですが 最近『新装版』で出ているのが多いので気を付けないと。(同じの2回買っちゃう) 現在読みかけの本2冊と 未読3冊あるので安心です。 何もないとなんだか落ち着かないワタクシですw azuazuazukina.hatenablog.com ランキング参加中読書 \読んでいただきありがとうございます/ にほんブログ村 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中雑談 ランキング参加中Think<書くこと…
こんにちは!最近一段と冷えてきましたが、 12月のテーマ”ナゾ かいけつ?”で最初にご紹介するのはこの本です。 『ニレの木広場のモモモ館』 高楼 方子 作 千葉 史子 絵 作者の本とのはじめての出会いは、以前このブログでも紹介をした 『グドーさんのおさんぽびより』でした。 なかよし3人組のちょっと照れくさくて可笑しい日々 - おでん文庫の本棚 佐々木 マキさんの描く、性別も年齢も関係なくつるむ3人組の絵にひかれて手に取ったのですが、物語もとても好ましかったです。 勘違い、物忘れ、疑り、などなど、誰しもがやったことのある(自分はやりがちです)ちょっと恥ずかしい経験を笑い話として描いている、一見マ…
【シニアの本棚】『ラブカは静かに弓を持つ』:音楽教室と著作権
『ラブカは静かに弓を持つ』 安壇 美緒 本屋大賞のノミネート作品ということでタイトルだけは知ってました。表紙を見ることもなく、弓というのは弓矢の弓だと思っていて、勝手に戦争がテーマの作品だろうと思っていたタカハラです。なんと、チェロの弓だっ
こんにちは!本日、本棚の中身を12月テーマに入れ替えました。 12月のテーマは ”ナゾ かいけつ?” です。今年最後に紹介するのはナゾを持ち込む本たちです。 【本リスト】 ※12/3現在 『トガリ山のぼうけん① 風の草原』 『ニレの木広場のモモモ館』 『夜の小学校で』 『ファージョン作品集 5 ヒナギク野のマーティン・ピピン』 『トガリ山のぼうけん① 風の草原』 いわむら かずお 作 www.rironsha.com 『ニレの木広場のモモモ館』 高楼 方子 作 千葉 史子 絵 www.poplar.co.jp 『夜の小学校で』 岡田 淳 作・絵 www.kaiseisha.co.jp 『ファー…
こんにちは!おでん文庫の12月の本棚のPOPを作成しました。 12月のテーマは【ナゾ かいけつ?】です。 探偵もの?と、想像されるかもしれませんが、少しひねった切り口で、読み応えのある本を揃えました。ナゾのある本は、この先にどんな展開が待っているのか、本のページをめくる手が止まらなくなることがあります。年末の冬休み、大掃除がおろそかになってしまう危険のある本たちにゆっくり浸って楽しんでもらえたらと思います。 そして、おでん文庫を始めたのが今年の2月のこと。おでん文庫の看板を抱えて年末まで迎えられそうでほっとしています。ブログを読んでくださっている方がいることが、とても励みになっています。ありが…
こんにちは!めずらしく朝の更新です。昨日、SNSで早起きが苦手だとつぶやいたのですが、やることが詰まっているときと、図書館で借りた本の返却日が迫っているときは、なんとか起き上がります。今日の天気は晴れやかで、ほどよい冷気が肌に気持ちいいです。 ではでは、本日紹介するのはこちらの本です。 『ふくろうくん』 アーノルド・ローベル 作 三木 卓 訳 がまくんとかえるくんシリーズの作者であるアーノルド・ローベルの味わい深い一冊です。作者の絵を見たことがある人は、表紙を見た瞬間に、ピンとくるのではないでしょうか。色の明暗を柔らかく表現していて、優しいですよね。それでいて、ふくろうくんの佇まいはなんだかユ…
こんにちは!最近、おでん文庫の本棚テーマの「舞い込む」という言葉を、日常の中で意識して過ごしているのですが、仕事が舞い込む、チャンスが舞い込む、手紙が舞い込む…来るという言葉を使うよりも、なんだが日常に躍動感が出てくることに気が付きました。言葉選び一つで楽しい気持ちになれるのは、ちょっと嬉しい発見です。 ということで、本日紹介するのはこちらの絵本です。 『ゆきのプレゼント』 ベアトリス・シェンク・ド・レーニエ 文 ライナー・チムニク 絵 矢川 澄子 訳 この本は4月の本棚テーマ【友だち】のときに取り上げた『ともだちつれて よろしいですか』と同じ作者になります。 『ともだちつれて よろしいですか…
読了本です。 代理母、はじめました 垣谷美雨 社会問題を題材にしつつ しっかり物語になっているのはさすがです。 近未来の日本はこんな風になるのかな、なんて思いつつ読み終えました。 代理母や生殖医療、最後には養子縁組(?)の話題まで。 垣谷美雨さんの本は文庫で出ているとつい手に取ってしまいます(*´艸`*) azuazuazukina.hatenablog.com azuazuazukina.hatenablog.com \読んでいただきありがとうございます/ にほんブログ村 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中雑談 ランキング参加中Think<書くことは考えること> はじめましての…
読書のお供📖 ブックカバーを買いました。 文庫本サイズで 革のしおり🔖付き。 こちら 学校祭の製品販売での購入なんです。 手触りもいいし これから長く付き合っていけるといいな☺️ 読んでいただきありがとうございます😊 にほんブログ村
こんにちは!今日は突然、冬到来のような寒さでした。今日はお布団も取り出して、衣替えもして、急いで冬準備を済ませました。さっきすこしお布団に入ったら、もこもこであったかくて気持ちよくて、明日の朝起きれるか心配になってきました。 というわけで早速、本日紹介するのはこちらの絵本です。 『あさがくるまえに』 ジョイス・シドマン 文 ベス・クロムス 絵 さくま ゆみこ 訳 版画の美しい絵に引き寄せられて手に取った絵本です。あさがくるまえに、という夜から朝にかけて何かを想起させるタイトルでありながら、窓辺でぬいぐるみと一緒に寝ている女の子が描かれています。物語の終わりのようなワンシーンですが、ここからどん…
読了本です。 正体 染井為人 フィクションだけど実際にあった事件を思い起こさせる小説。 各パートでの伏線をきちんと回収するのでモヤモヤが残らない本です。 最後が非常に残念ではありますが・・・ ランキング参加中読書 azuazuazukina.hatenablog.com \読んでいただきありがとうございます/ にほんブログ村 ランキング参加中ライフスタイル ランキング参加中雑談 ランキング参加中Think<書くことは考えること> はじめましての方はこちらもどうぞ\(^o^)/ °˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖ 今週のお題「最近読んでるもの」
#464 献本レビュー『「お茶」を学ぶ人だけが知っている「凛とした人」になる和の教養手帖』
本が好き!さんから指名献本の『「お茶」を学ぶ人だけが知っている 「凛とした人」になる和の教養手帖』を読み終えました。ほんわかと柔らかな語り口で「お茶」の基本か…
#467 献本レビュー『秘められた真序小倉百人一首』著:野田功
本が好き!さんから献本『秘められた真序小倉百人一首 1000年の歴史ミステリー これこそ真の小倉百人一首か?』についてのレビューです。 ああ!六年生の頃に自分…
こんにちは!本日は南と華堂さんでお店番を行いながら、棚の本を入れ替えしました。 11月のテーマは ”舞い込む” です。どの本にも共通に出てくるのが家。そこになにかが突然舞い込んでくるのです。家の扉を開いたがためにオオカミに襲われる物語もありますが、この物語たちは安心してください。ハッピーが舞い込みます。しかも秋から冬にかけての季節にぴったりな本が揃いました。本リストはこちら! 【本リスト】 ※11/5現在 『こぶたのレーズン』 『あさがくるまえに』 『ふくろうくん』 『きんいろのとき』 『こぶたのレーズン』 バーリント・アーグネシュ 作 ブローディ・ベラ 絵 ↓記事はこちら ハンガリーで生まれ…
読了本です。 琥珀の夏 辻村深月 高学年女子の人間関係の微妙なやり取りや 明るいグループ、とおとなしいグループや 浮いてたり 学校外で友達ができることなど 辻村さんの文章は自分がこの年代に戻ったように感じるくらいのリアルさで迫ってきます。 ワタクシも人見知りのくせに 小4~小5くらいのころに サマースクールのようなのに出され (市の主催なので怪しいものではなかったのですが) 心細くて不安だったのを思い出しました。 今まですっかり忘れていたのに不思議です。 ちょうど初潮が来るか来ないかの時期の不安定さや 知らない人たち、知らない場所で過ごす数日のことが思い出されました。 以前読んだ『家族じまい』…
文化の日にちなんで、アート&貴重な美術・工芸書との出会いのこと。
今日は文化の日ということで、関西の博物館や美術館といった文化施設では 無料で観覧できる展示があったり、入館出来たりする日となっています。 (有名な特別展などは対象外ですが、施設によっては常設展などを観たり 入館出来たりしました。) 少し前の話ではありますが、よくこの日に合わせて展示を見に行ったり、 普段なかなか入館する機会の少ない個人が運営される美術館などに 出かけたりしていました。 普段見る機会の少ない分野のアートや工芸の作品に触れたことで、 作品作りにとっていい刺激となりました。 ちなみに、関西の美術館、博物館をめぐるのにとても便利なパス 『ミュージアムぐるっとパス 関西○○年(一年ごとに…
こんにちは!おでん文庫の11月の本棚のPOPを作成しました。 11月のテーマは【舞い込む】です。 12月の年末を意識し始める11月。年の瀬に向けて、残りの日々を惜しみながら、やること、やりたいことに向き合っていくように思います。 そんな季節に”舞い込む”と聞くと、日々やることがパンパンなスケジュールに何が舞い込むんだと、おもわず身構えてしまうかもしれませんが、安心してください!予定外のハッピーが待っています。 舞い込む、という偶然で奇跡的なできごとがどんな物語を紡ぐのかを知ったとき、ちょっとでも忙しい日常の中に可愛げを見つけられたらいいなと思います。 それでは次回からテーマ本を紹介していきます…
もりあがれ!タイダーン ヨシタケシンスケ対談集 (MOE BOOKS)
お題「この前読んだ本」 内容紹介(出版社より)ヨシタケシンスケが会いたかった人気作家11名と対談した著者初の対談集。芸術書のコレクションを披露しあったり、リスペクトする絵本作家のアトリエを訪ねたり。対談後の感想「お話しして思ったこと」などユニークなイラストも数多く収録した豪華な内容。登場作家/糸井重里、かこさとし、岸本佐知子、クリハラタカシ、坂崎千春、柴田元幸、junaida、鈴木のりたけ、ブレイディみかこ、穂村弘、モリナガ・ヨウ What)これは何のための本か? ヨシタケシンスケ先生の対談集です。 Why)この本を読む理由は何か? ヨシタケシンスケ先生の作品が好きなので。 How)この本が伝…
#442 献本到着『「お茶」を学ぶ人だけが知っている「凛とした人」になる和の教養手』著:竹田理絵
本が好き!さんから献本『「お茶」を学ぶ人だけが知っている「凛とした人」になる和の教養手帖』が届きました。「お茶」を学ぶ人だけが知っている「凛とした人」になる和…
こんにちは!最近、秋晴れが気持ちいいですね。元気よく半袖で出かけたら、外で半袖の人を一人も見かけなくて、日傘を深めに差して歩きましたとさ。 さて、おでん文庫の10月の本棚テーマ”おくりもの”の本紹介は、今回でラストになります。 『きんいろのとき』 アルビン・トレッセルト 文 ロジャー・デュボアザン 絵 江國 香織 訳 アルビン・トレッセルトとロジャー・デュボアザンのふたりの絵本『きりのなかのかくれんぼ』が好きで、ふたりの作品を辿っていたときに出会ったのがこちらの絵本でした。訳は江國 香織さんということで、読む前から期待も高まってしまいます。 『きりのなかのかくれんぼ』では、訳を片山 令子さんが…
【読書記録】古本食堂・バイタルサイン・私が見た未来【本が好き】
azuazuazukina.hatenablog.com 最近の読了本です。 古本食堂 原田ひ香 ほのぼのとした気持ちで読み終えました。 イヤミスが好きなワタクシですが こういう誠実な人たちの人間模様を切り取ったようなお話も和みます。 ヴァイタル・サイン 南杏子 高齢者が多い入院病棟と看護師さんのお話です。 素野子の責任感の強さゆえ 精神的に追い込まれていく様子に胸が痛みました。 病棟だけでなく、きっと介護施設などでも 同じようなことは起こっているのでしょう。 人手不足と経験不足はこれからも続きますね。 私が見た未来 完全版 たつき諒 一時期話題になっていた本で そのうち読んでみたいと思ってい…
本が好き!さんから献本『秘められた真序小倉百人一首 1000年の歴史ミステリー これこそ真の小倉百人一首か?』が届きました。秘められた真序小倉百人一首 100…
また少し更新があいてしまいました。一週間があっという間です、ホントに。最近は外に出ると金木犀の香りがして秋を感じますね。書店に勤めてそろそろ3か月。仕事を...
こんにちは!今日は仕事が思うように進まずに、先程までしなびていました。夜遅くまで働くと悩みが次々と浮かんでしまって結局、早く寝た方がよかったりするのですが、夜は悩むのをスパッとやめるのがどうにも下手。今日はこのブログを書いている間に、ほどよい睡眠に襲われて、スカッと寝よう。 それでは本日紹介するのはこちらの絵本です。 『アフリカの音』 沢田 としき 作・絵 沢田 としきさんは、アフリカにあるエンザロ村に図書館を作った日本人メンバーのひとり。そのことを知ったのは、『エンザロ村のかまど』という絵本でさくま ゆみこさんの紹介文を読んだことから。 「アフリカ子どもの本プロジェクト」を立ち上げているのを…
こんにちは!友達のおすすめで『モブサイコ100』のアニメを見ていたら、筋肉を付ける努力をしている主人公のモブ君に感化されて今日は久しぶりにジョギングをしました。続けたい…! 本日紹介するのは、今月の本棚でオチオシしたいこちらの絵本です。 『あんちゃんのたんぼ』 梅田 俊作 作 絵も内容も一度読むと心に残る絵本です。絵も文章も作者がひとりで手がけている絵本というのは見かけることがありますが、それってなかなか出来ることではないですよね。 絵が絵本の中の要素として重要であることはもちろんなのですが、ある程度自分で文章を読んで理解や想像を膨らませることができる小学生が読むものとなってくると、人の気持ち…
azuazuazukina.hatenablog.com 少し前の読了本です。 そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ 朝が来る 辻村深月 たまたま同じ日に選んだ2冊は どちらも血のつながりと家族についての本でした。 『朝が来る』の特別養子縁組の件。 ワタクシ学生時代に乳児院に実習で行ったことがあり そこにいた生後すぐ預けられた赤ちゃんの母親は たしか中学生だった・・・ 乳児のお部屋で実習させてもらっていたワタクシ、 廊下のガラス越しに泣いている女の子を見て なんとも言えない気持ちになりました。 その当時のことを思い出しました。 妊娠出産には責任が伴うものですから 安易に若年の妊娠を推奨するつも…
こんにちは!今日は冷たい風が吹いて急に涼しくなり、気温が20度以下かと感じる勢いでしたが、最高気温が25度くらいありました。それくらい夏の気温が強烈だったということですね。ひとまずは夏を乗り越えたことを喜んで、それから秋に浸っていきたいです。 今回紹介するのは、10月の本棚テーマの決め手となった本です。 『つるばら村のパン屋さん』 茂市 久美子 作 中村 悦子 絵 この表紙がすごく好きです。ウサギたちが覗き込んでいる窓の内側には、焼き立てのパンの香りが広がっているのだろうかと想像をしただけで、なんだか幸せな気持ちに包まれます。 この幸せな食欲を我慢しなくてもいいんだよと、自分に許しを与えられる…
みなさんは日常的に読書をする習慣はありますか? 私は子どもの頃から読書が大好きで、大人になった今も仕事や家事育児に追われながらではありますが、読書を日々の暮らしに取り入れています。 好きなジャンルも多
こんにちは!本棚を借りている南と華堂(なんとかどう)さんで、棚の本を入れ替えしてきました。店主さんと熱い絵本トークをして、身体がポカポカ!自分は奥深い児童文学の世界へ足を踏み出すきっかけを作れるように、ブログで発信をしていきたいです。 ということで本題の10月のテーマは ”おくりもの” です。本リストはこちら! 【本リスト】 ※10/1現在 『あんちゃんのたんぼ』 『つるばら村のパン屋さん』 『アフリカの音』 『きんいろのとき』 『あんちゃんのたんぼ』 梅田 俊作 作 『つるばら村のパン屋さん』 茂市 久美子 作 中村 悦子 絵 『アフリカの音』 沢田 としき 作・絵 bookclub.kod…
石井佳苗さんの「Heima」ずっと買おうか迷っていた1冊ですが(ちょっとお値段張るので)やっぱり手元に欲しくて購入。いつもインスタで素敵だなーと拝見してま...
こんにちは!おでん文庫の10月の本棚のPOPを作成しました。 10月のテーマは【おくりもの】です。 初めは実りの秋をテーマに、「収穫」というテーマ名が浮かんでいたのですが、しっくりいかず、なんでだろうと考えていました。そんなときに読んだ一冊の本(10月の本棚にも置く予定です)。パン屋さんの主人公が、動物や不思議な生きものからもらったものから、新しいパンのアイデアを閃くのです。 そこで思いました。「収穫」という名前では、その先が見えない気がするのす。手に入れて終わるような。このパン屋さんの主人公のように、誰かからの「おくりもの」を、今度は誰かへの「おくりもの」に。「おくりもの」を受け取った人の気…
読了本です 夜明けのすべて 瀬尾まいこ 本の帯に映画化の件が載っており 山添君→松村北斗くん 藤沢さん→上白石萌音さん で脳内再生されました。 カムカムエブリバディのお二人✨さわやかでしたね✨ www.nhk-ondemand.jp メンタル疾患や病気などは なったことのない人からすると 「よくわからない」こと。 しかし なってみたからこそわかることや見える事もあるという気持ちが伝わってくるお話でした。 読後感がとても良いです。 これはワタクシ自身が メンタルで落ち込むことがどれほどしんどいことかを わかっているからかもしれません。 もしかしたら 心身ともに健康な方にはこの読後の感覚は起こらな…