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桜木紫乃著「孤蝶の城」は 昨今のようにLGBT問題が取り沙汰されない時代に 性同一性障害であっても そのことを隠すこと無く生きて来た 現在81歳のカルーセル麻紀さんの自叙伝と言われる本の下巻です。 桜木さんが直木賞を受賞した頃 同郷が釧路で好きなものも一緒で意気投合して カルーセルさんの自叙伝を書く流れになったようです。 道内作家の桜木さんの作品は デビュー作から何冊かは読んではいるのですが 活字好きで文字に込められた余韻を探りたい私には 面白いけどあっさりし過ぎてそれ以上残らない作家さんでした。
「緋の河」桜木紫乃 本物の自分として生きるために闘う主人公を描く傑作小説
桜木紫乃さんの小説「緋の河」の感想です。戦時中の釧路で生まれ、男でありながら男であることに違和感を持ち、ゲイボーイとしていきながら、自分として闘い生きていく主人公・秀男の姿を描いていきます。カルーセル麻をモデルにした圧巻の人間ドラマです。
読了本です。 俺と師匠とブルーボーイとストリッパー 桜木紫乃 あぁこういう世界感好きです。 日の当たる方ではなく影の方で生きている人たち。 人情味というか、個人的には納骨のエピソードが印象に残りました。 (現在、近いうちに親の葬儀を控えているからかも) 最後の終わり方がいいですね。 桜木紫乃さんの世界観や言葉の使い方が好きです。 寒さの表現などはさすが道民!と思います。 azuazuazukina.hatenablog.com ランキング参加中読書 はじめましての方はこちらもどうぞ\(^o^)/ °˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧˖°°˖✧✧ 読んでいただきありがとうござ…
日が短くなり夜が長い季節になりました。 わたしは自分の家が大好きなので、一人で過ごす時間は幸せです。 家にいるとストレスを感じるかたもいますよね。 友達や家族と出かけるのが好きな人はインスタ派 家の中が好きで一人時間を大切にしている人はブロ
読了本です。 琥珀の夏 辻村深月 高学年女子の人間関係の微妙なやり取りや 明るいグループ、とおとなしいグループや 浮いてたり 学校外で友達ができることなど 辻村さんの文章は自分がこの年代に戻ったように感じるくらいのリアルさで迫ってきます。 ワタクシも人見知りのくせに 小4~小5くらいのころに サマースクールのようなのに出され (市の主催なので怪しいものではなかったのですが) 心細くて不安だったのを思い出しました。 今まですっかり忘れていたのに不思議です。 ちょうど初潮が来るか来ないかの時期の不安定さや 知らない人たち、知らない場所で過ごす数日のことが思い出されました。 以前読んだ『家族じまい』…
Second best is never enough(2番目に満足してはダメ)。
桜木紫乃さんの小説「蛇行する月」は、物語が縦軸と、それを貫く横軸というか、横断...
こんばんは。 マダムあずきです。 今月の読書記録。 家族じまい (集英社文庫) 作者:桜木紫乃 集英社 Amazon 最初の章を読んで 自分と同世代の家族の話か・・・と思いながら あぁ、この長女と親との距離もわかるし 次女が親の愛情を受けたかった気持ちのようなものもわかるし DV夫だけど離れないでいた母親のことも なんとなくわかるし 我が家はここまで表面化していたわけではないですが なんとなく家族間の感情の持ち方が似ているような そんな気持ちで読みました。 背景の描写が北海道なのも、近く感じた気がしました。 号泣(新潮文庫) 作者:前川裕 新潮社 Amazon こちらは 登場する女性に感情移入…
『起終点駅ターミナル』(15)食べることは生きることなのだと思わされるhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/19fbef20d9ee94a03daef6800d703a74「BSシネマ」『起終点駅ターミナル』
釧路湿原を見下ろす高台に ポツンと立つ 家族経営の小さなラブホテル 「ホテルローヤル」 経営難からついに廃業することとなった ラブホと 関わりを持つことと…
【正直レビュー】読書の秋を満喫しよう!最近読んだ本をご紹介【本紹介】
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