メインカテゴリーを選択しなおす
「読んだ本・読みきれなかった本」の1冊に感想を追加しました。 親子関係・家族関係は永遠のテーマよねえ。自分の育てられ方を今更嘆いてもしかたがないし、自分の子どもも成人してしまったので何かをやり直せるわけではないけれど。ただ、自分の身近にい
←クリックで大きくなりますタイトルからしてほっこり系しっとり系かと思いきやとんだ誤算いい意味で、ですお話は4つ+エピローグ1話目ではいきなり偏屈な婆さんが出てきたと思ったら…テンポよく吸引力のある文体でもう先が気になって気になって謎解きの要素もありあっという間に読み終えてしまいましたひとは案外誰しも 思わぬところの思ってもいないひとに気にかけてもらっていたりとかするものなのかもしれないな~と思いましたエピローグの母と娘の話では自分と照らし合わせ考えさせられました著者はこの本で初めて知りましたが気持ちのいい文体なので他の本も手に取ってみたいです泣かせよう泣かせようという感動の押し売りでも押し付けでも説教でもなく爽やかで前向きな気持ちになれるほんとうに読んで良かったと心から思える1冊ですシリーズ2冊め こちら...天国からの宅配便🌠柊サナカ
本のリンク貼っただけだった先日の読書メモ。この記事に感想や手に取った経緯などを少しずつ追記していくことにしました。(お尻叩いてくれたグリコ様、ありがとう〜。)気になる本は山ほどあるのにまったく読めない(集中できない・頭に入らない・記憶に留め
タラヨウの樹がある神社そこでの不思議な体験から幸せへと導かれてゆく…タラヨウは葉書の木葉の裏に引っ掻いて文字を書くと手紙になるのです切手を貼れば送れますミクジと呼ばれるハチワレの黒猫が現れてタラヨウの葉にその人にしか見えない文字でお告げを与えてくれるこの本はお告げをもらえた幸運な7人のお話です読んでいるとあれ?この人どこかで会ってる!むむ…この方は、もしや!?そうだこの作家さんの「お探し物は図書室まで」「木曜日にはココアを」とリンクしているんだ♪もう一度読み直さなきゃ!と、ワクワクのおまけ付き(^o^)読み始めてすぐにわぁ★この本大好き!とまたもや思いましたどのお話もよかったけれど苔好きの小学生の男の子のお話が一番好きです小学生なのに苔好きですから渋い趣味すぎてクラスメイトには馬鹿にされたりするのですが気持ちを...猫のお告げは樹の下で🌳/青山美智子を読みました。
デビュー作からかなりの数を読んできましたが前作の「川のほとりに立つものは」からちょっと何かが変わったように思いますただ寄り添ってくれる目線は同じです今回の本を読んで思い出したのが著者の「わたしの良い子」「彼女が天使でなくなる日」です都合の良い子にさせられてしまう怖さ著者の作品を読むといつも「普通」って何だろう…と考えさせられます普通という価値観に縛られてしまう苦しさそんなものただの幻想にすぎないのに 「良い子は天国へ行く。 悪い子はどこへでも行ける」 帯にも書かれていた主人公が高校の先生から得た言葉です自由には判断力怖さなど多くの危険もいっぱい付いてくるけれど自分を押し殺したまま現世を過ごし死んでから天国へ行けてもそんなの幸せではないと思います本の中で主人公は辛いことばかりですが最後に明るい方へ行けてよか...白ゆき紅ばら/寺地はるな🌹読書記
いろいろな理由で手に取った本。最後まで読みきったものもあれば最初の数ページで挫折したものもあり。3月末以来2ヶ月分の記録。事実 VS 本能 目を背けたいファクトにも理由がある著者 : 橘玲集英社発売日 : 2019-07-26ブクログでレビ
朝刊の書籍コーナーで知り図書館に予約を入れました本職は新聞記者さんでお母様やお知り合いの方たちにオリジナルデザインの服を手作りされ作品展も開催された方の本ですてっきり作品集かと思ったらエッセイでした作者の子供の頃の、またお母様おばあ様の手作りの作品も掲載されていて物を大切に慈しんでこられたのが伝わってきます私が小学生のころ母が家でミシンの仕事をしていましたしまた親戚のおばから刺繍の本と上等な刺繍糸をたくさん頂いたりしましたので子供なりにも手芸を楽しんでいました初めてぬいぐるみを作ったのは小学生の時でしたしまれに母が留守にする時には必ずリカちゃん人形の服をかぎ針で編んだりした自作のものを決まった場所においてくれていたり祖母にも人形の着物や木の取っ手に浴衣地を使った手提げ袋などを手縫いしてもらったり…と身近に手作り...服のはなし/行司千絵を読みました。
たまごのはなし/しおたにまみこ2021年のMOE絵本大賞2位ということで興味を持って読んでみました これは面白い!長いことキッチンに置かれたままだった卵がヒヨコちゃんではなく卵のまま哲学者のような意志を持ち 袋に入ったマシュマロに呼びかけて 話をしたりともに帽子を編んで散歩に出たり… かといってメルヘンチックとは違いシュールというか ブラックユーモアというか 思わずクスッと笑ってしまったりもしますが哲学的なキャラなのです 子供が読んでも面白いのかもしれませんがむしろ大人にオススメしたい絵本です 雨の日に アールグレイなんか飲みながら読んだらぴったりな感じです☕️18枚のポートレイト/柏葉幸子小品集ひとつのお話につき10ページ程度の不思議なお話が詰まっています 沼がっぱ鬼山の人ならざるもの 桜🌸…などのモチ...たまごのはなし🥚と18枚のポートレイトを読みました。
柑橘香る風に🍋窓の外に広がる温暖な瀬戸内の海 部屋からも直接お散歩に行ける ここは もたいまさこさんのような 代表が営むホスピス…その島がこの小説の舞台です *著者のインタビュー記事で 映像としてもたいまさこさんと 書かれていました 毎週日曜日には🍮入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる おやつの時間があって 運が良ければ それをいただくことができるのです 生きていれば苦手な人も大嫌いな人もいるけれど そんな人たちもひっくるめて この本を読んで命というものが愛おしくなりました 老衰で眠るように あちらの世界に行くのが理想ですが そうじゃないのなら このようなホスピスが🏥ほんとうにあったなら…と思います 主人公が現実とあの世を 行き来している場面の描写に 臨場感がありました 思い出のおやつ…私だ...ライオンのおやつ🍋/小川糸を読みました。
いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界 リト@葉っぱ切り絵 テレビ番組で偶然知った葉っぱの切り絵作家さん初の作品集が出版されると知り即書店に予約を入れた本が手元に届きました🍃本の右側は初版本限定の栞です本によりますとトウネズミモチやサンゴジュ時にはモミジやイチョウアイビー、アオキを使って作品を作られるそうです🍁物語性があり絵本を見ているようなとても素敵な作品ばかり…☘️私は物を処分するのが苦手なので本も増える一方そんなわけでよほどでない限り図書館ですますのですがこの本は絶対ぜったい手元に置いておきたいと思いました都内で作品展も開かれているそうですがこのご時世ゆえ我慢の子!いつかぜひぜひ実物の作品を拝見したいと夢見ています(^o^) 朝ツバメの雛をアップしていますよろしければ可愛いお顔に会ってやっ...いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
85歳のひとり暮らし/田村セツコこどもの頃「いちご新聞」で著者を知ってその明るい女の子の想像力の塊のような絵&言葉が大好きになったわたし現在も活躍されている田村セツコさんどこまでもポジティブシンキング好奇心の塊!元気がもらえますエッセイですがご自宅のお写真も挟まれており玄関やキッチンお風呂の壁トイレなどにご本人の絵が直接描かれていて楽しい暮らしぶりが伝わってきますもうこの辺で歳を重ねるのは…と思っていた身には人生の大先輩からの応援団のような本でした自分が85歳になった時にこの本を読んだらどう思うかしらすぐそばでお友達が元気づけてくれているような1冊に感じられるんじゃないかな出逢えてよかった本ですいちご新聞現在もあるみたいですねこどもの頃母がお土産に買ってきてくれるのが嬉しかったなぁ… *おまけの1枚*頂...田村セツコ·小川糸さんのエッセイ☘️読みました。
悪口本っていうかうんちく本ですね。外国かぶれの人とか、話がやたら長い人とか…ちょっとイラっとする人を歴史や文学のエピソードを引き合いに出してユーモアたっぷりに切り取っていく、まさに教養(インテリ)×悪口という一冊でした。
アネモネの姉妹リコリスの兄弟 /古内一絵 #花言葉診断をクリックして自分の名前を打ち込むと自分にとって一番必要な言葉が表示されるという花言葉をモチーフにした連作短編集でタイトルにある通り姉妹兄弟などの関係が軸になっています同じ環境で育てられても反発しあったり影響を受けあったりある意味兄弟姉妹って最初のライバルですよね親は長子には厳しいのに次男次女には甘々だったり昭和の田舎では女の子は高校まででたくさんだとか男の仕事は大変だとか(これは今でも思っている人いそうですが)母親って絶対娘より息子を可愛がるように思います(個人の感想だったらごめんなさい)著者の「マカン·マラン」シリーズが大好きなので借りてみましたがその要素はなくただ内面を描くのがとても上手な作家さんなので感情移入しやすくサクサクと読み進めました最終話は...「アネモネの姉妹リコリスの兄弟」を読みました。
あずかりやさん まぼろしチャーハン / 大山淳子 を読みました。
あずかりやさんシリーズ4冊目ですブログ仲間さんの記事で新刊が出ていることを知り即図書館に予約を入れましたどんなものでも1日100円で預かるあずかりやさんをしている店主のお話ですが語り手が古いトランクだったり誇り高い盆栽(!)だったりするのが興味深くまた今回は登場人物に高倉健緒形拳石原裕次郎に浅丘ルリ子まで出てきて(もちろんご本人ではありません)めちゃめちゃ楽しかったです(^_^)v先が読めずにワクワクしてあっという間に読破しましたタイトルに入っている「まぼろしチャーハン」は5編収録されている中でわずか数ページの短いお話ですがひとっていいな…と思える温かな1編でした1冊目2冊目は転勤して程なくまだ図書館の利用ができない状態ではじめての本屋さんに行き帯で惹かれるものがあり最初に購入した本ですそんなわけで個人的に思い...あずかりやさんまぼろしチャーハン/大山淳子を読みました。
遊園地ぐるぐるめ青山美智子田中達也帯にもあるように青山美智子さんの新刊であり田中達也さんとのコラボ本になっていますとある遊園地を訪ねるのはこの日が初デートの若いふたり女の子の2人組老夫婦家族連れお仕事で訪ねる会社員などなどそれにいい味出してる遊園地で働くお料理もするピエロさん♪タイトルのぐるぐるめってピエロさんの作るお料理がグルメなのかしら?なんて思いながら読み進めましたがぐるぐるめの意味はネタバレになってしまうので秘密です㊙️もう1作目からすごくよくって絶対絶対おすすめの本です❤️青山美智子さんの小説だけでも素敵なのに田中達也さんの見立て遊具の中に主人公たちがどこにいるのか探してみたり(青山美智子さん田中達也さんの姿も見つけたよ♪)わくわくの時間がプラスされて最高に素敵なひと時を持つことができました図...遊園地ぐるぐるめ*そういえば最近
読んだ順にタイトルを並べましたが既に記憶がオボロ~なので記憶違い、勘違いがあるかも(^^;でもまあ、読んで良かったと思った本ばかり。メモくらい残ってたら、後々(自分が)嬉しいかな~となんとか思い出しながら書いてみました。「11月に去りし者」 ルー・バーニ
もぐらとずぼんチェコの絵本 (福音館書店1967年12月1日発行) 🦋大きなポケットのついた青いズボンが欲しくなったモグラ君がいろんな生き物たちの力を借りてズボンを作り上げ身につけるまでのお話です新聞の紹介で知りましたチェコのお話なので日本の生き物とは種類が違うとは思うのですがヒメアカタテハさんに似た蝶が出てきたり亜麻の花に教えてもらってその茎の繊維を使って糸をより機織りをして布にしヨシキリという鳥が巣を編んで作ることから布を縫い合わせてもらうことを思いつくのです日本でヨシキリといえば賑やかだけが取り柄の(?) 夏の風物詩オオヨシキリさんを想像してしまいますが実は芸術家さんだったと再認識しましたその時々の工程で色々な生き物が次から次へと出てきて自然が大好きな私は わくわくしっぱなしでしたあのひのきもち作·...もぐらとずぼん🦋あのひのきもち
あずかりやさんシリーズ5冊目です桐島君という青年が「1日100円で何でもおあずかりします」という商いを始めて早10年という設定の物語毎回語り手がいろいろな「物」だったりするわくわくのシリーズですが今回の語り手はナイフちょっぴりレアな?焼きそばパンマルチーズご先祖様…です深刻な話なのにユーモアたっぷりで思わず笑ってしまうのに心がじんわり温まるそんな4つのお話が入っています今回は「あずかりやさんに預けてみよう!キャンペーン」として読者にアンケートを取ったものが生かされているそうです(^_^)このキャンペーンは引き続き行われており早くも次回作が楽しみになっています♪明日は鳥さんの登場です是非とも見に来てください(^_^)v「あずかりやさん満天の星」を読みました。
全く毛色の違う2冊ですがどちらも好きです(^ー^) ワンダーランド急行/荻原浩 分厚いほど嬉しくなる作家が2人池上栄一さんと荻原浩さんです久しぶりの荻原浩さんのSFはコロナ禍にパラレルワールドに迷い込んだ40歳の会社員男性が主人公切なくもありますが荻原節が効いていて面白い!そして最終章に出てくる老婆と物語の結末が興味深いですにっぽん全国おみやげおやつ甲斐みのり 東京都杉並区に十数年在住の著者が個人的にオススメしたい全47都道府県のお菓子やおやつの品々を紹介している本です年配の男性が可愛らしいクマちゃんサブレを作っていたりパッケージデザインも素敵なものが多くてほのぼのワクワク見ているだけで楽しくなりますちなみに私の住んでいる埼玉のお土産としては梅林堂さんのちっちゃな魚の形のマドレーヌが紹介されていましたそれ...パラレルワールドとお土産おやつ✏️読書記
栃木県にある水産高校を舞台とした小説を読みました「海なし県の水産高校」は2月24日の記事に載せていますので続編の「海なし県の海洋実習」について書いてみます1冊目は高校1年生の話でしたが2冊目は登場人物たちが高校2年生になり茨城県にある海洋高校の生徒たちとの交流も描かれこちらも楽しく読みましたちなみにこちらの茨城の水産高校のモデルはひたちなか市にある茨城県立海洋高等学校とのこと栃木県の水産高校として書かれている那珂川水産高等学校のモデル栃木県立馬頭高等学校のホームページを拝見したら栃木県のソウルフードであるしもつかれの缶詰やキャビアの缶詰など高校生の作られたものが出てきてすごいなあと思いました栃木に住んでいた時私の町はこの小説ほどには自然豊かではありませんでしたが田んぼの用水路に蜆の殻などを見ていて農家の方...海なし県の🐚水産高校生の青春小説!
なんちゃってホットサンド2021年の日記エッセイベルリンから戻られた後の生活ぶりが記録されています「天然生活」の小川糸さんの特集誌を一緒に読むことができましたこちらは2023年10月24日発行のものです糸さんが標高1600mの信州に建てられた山小屋の様子を知ることができますお庭には苔むした石がたくさん!八ヶ岳が大好きな私はページをめくるだけで森林浴の気分でした「なんちゃって~」の本にはこちらの山小屋で暮らすために教習所通いをした話なども書かれておりセットで読むことができてよかったです「天然生活」の中で糸さんが紹介されていたお菓子づくりの本気になったので図書館で借りてみましたとても親切なハードルの低いレシピ本になっていますそれからこちらの2冊は糸さんとは全く関係がないのですが同時期に借りた刺繍の本絵本の世界...小川糸さんの本と刺繍の本
チャーリー·マッケジー著を川村元気さんが訳した絵本新聞で話題になっていたもので図書館の予約数が多くだいぶ待ちました大切なことがたくさん書かれた絵本でそういう意味では星の王子さまみたいな感じでしょうかちょっと…だいぶ違うか(^_^;)ぼくとモグラとキツネと馬とのやりとりが1冊になっています例えば…「いちばんの時間のむだって、なんだとおもう?」「じぶんをだれかとくらべることだね」…こんな感じ比べる事が好きな母親に育てられたのでこれだけで私はグっときてしまいました(´-`*)お守りみたいな本です(^_^)*オブジェの馬は20年くらい前陶芸を習い始めたころ先生の作風を真似して拵えたものです* それから…こっそりもう1冊紹介させてください★ 古いぬいぐるみのはなし/田村ふみ湖ぬいぐるみとその持ち主の言葉を寄せた写真集です...「ぼくモグラキツネ馬」🐴を読みました。
夕方が一日でいちばんいい時間なんだ――カズオ・イシグロ『日の名残り』(土屋政雄訳)
平凡で、真面目で、ロマンチストで…自らの執事としての「品格」を疑うことなく生きてきたスティーブンス。きっと第二次世界大戦以前の、大英帝国がまだ栄華を誇っていた時代であれば、そのまま何の疑問も抱かずに生き抜くことができたのでしょう。でも、戦争の終結とともに社会構造が大きく変わり、変わりゆく時代について
結婚する姉の着るウエディングドレスを手作りすることになった家族の物語家族小説です子供の自主性を大事にする祖母と良かれと思って口を出すし頑張りすぎてしまう母親が私のかつての家族と似ていると思ったり…登場人物は生活力のない父親に刺繍好きの弟など風変わりな人々ではあるけれど実はこの世界のどこにも「普通の家族」なんて存在しないのかもしれませんこの作家さんの小説はいつも文体が小気味よくてスッとします今回も早速…個性は大事、というようなことを人はよく言うが、学校以上に「個性を尊重すること、伸ばすこと」に向いていない場所は、たぶんない。…というセリフにグッときました無意識に男らしくとか女らしくとか押しつけあっている気がします私が高校生の頃は田舎だったこともあり女の子は高校までで十分だとか男の仕事は女の仕事とは大変さが違うとか...水を縫う🌼/寺地はるなを読みました。
新聞の紹介欄で知り読んでみました大阪の靱(うつぼ)公園前にある「ピクニック·バスケット」という開店3年目の手作りサンドイッチ店を姉妹で切り盛りするお話ですどこか懐かしい味で食べる人をほっとさせるサンドイッチなのですが…ひとつ目のお話ではたまごサンドを買って行った客が何故かひとくちも食べずに公園のゴミ箱に捨て行きその謎を追って話は進みます関東でたまごサンドと言うとマヨネーズで和えたものが主流ですが随分前に沖縄の空港のレストランでたまご焼き(オムレツ)のサンドイッチを初めていただきました😋🥪もうそれはびっくりの美味しさ!それから数年前に転勤で暮らした神戸から初めての帰省の時新幹線の待ち時間に新神戸の駅の喫茶室で食べたのがやはりたまご焼きのサンドイッチでしたそんなわけでたまご焼きのサンドイッチには個人的に思いいれがあ...「めぐり逢いサンドイッチ」🐈️を読みました。
一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。(帯より)著者の「お探し物は図書室まで」「ただいま神様当番」が大好きで新刊を楽しみにしていましたところが最新作は作家名がなければこの方の作品だとはおそらく気がつかなかったと思います「エスキース」とは下絵のことですがこの本の中では絵の依頼主がこれから思い描いていく未来への気持ちを込めて絵のタイトルにそう名付けました描かれるきっかけになった時から30年余り先までの物語なのですが…その中の1篇に漫画家さんの話が出てくるのですがその物語が思わず荻原浩さんの小説を読んでいるような錯覚に陥りました*あくまでも個人の感想ですこちらの作家さんも人を見る目の優しい温かな作風の方ですので(^_^)読み終えて人生が年を重ねてきたことが愛おしく感じられる素敵な物語だなと思いました(^○^) 赤と青とエスキース/青山美智子を読みました。
現代に生きる作家、今は取り壊された大仏ホテル、そこを訪れていたかもしれない過去の作家、そこにいたかもしれない二人の女、と幽霊。
一人ぼっちのつもりだった。だけど、そうじゃなかった。(帯より)7篇からなる短篇集またもや一作目で早くもうわぁこの本だいすきと思いましたほんとうにこの作家さんの文体は心地よくて心に響いてくるのにところどころにクスッとさせられる言葉が入っていて見方を変えると別の真実が見えてきたりああはなりたくないなぁ…と思っていた人が実は心動かされていた口笛を吹く人だったと分かったりもするタイムマシンに乗れないのは戻って来れなくなったら困るからやっかいだけどだいじな人がいてくれるから気持ちに寄り添ってくれる温かな一冊ですタイムマシンに乗れないぼくたち/寺地はるなを読みました。
私がこの本を手に取ったのは 沖縄が好きだったのと 庭に宮古馬が現れて…とあったので ファンタジーかな?と思ったからです 実際はファンタジーではありません 入館者をとらない郷土資料館で 資料整理とオンラインで世界中の知らない人達に向けて一対一のクイズを出題する 「孤独な業務従事者への 定期的な通信による精神的ケアと 知性の共有」というのが主人公の仕事で 特殊な環境…宇宙に 海底に 戦時中のシェルターに…いる方たちが対象です資料館が壊される前に最後のクイズとして 「にくじゃがまようからし」を出題します 本にはこの答えはありませんでしたが スマホによる検索で種明かしを見つけましたスマホの地図中のある場所を示すのに 3つの言葉でその場所を特定することができる……というものですwhat3wordsといいこのクイズの場合答...首里の馬🐴/高山羽根子を読みました。
月の立つ林で /青山美智子待ちに待った新刊はある男性のPodcast「ツキない話」のリスナーが月に関する語りに心を寄せながら新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく5章からなる小説ですそれぞれの物語のなかで他の章の登場人物が絡んでくるのですがその相関図を知っているのは読者だけ本人たちの知らないところで影響しあい大切な拠り所になっていたりするのが読んでいて心地良かったです読後感もとても良く前向きな気持ちになれました🌝 夜に星を放つ /窪美澄直木賞受賞作表紙が素敵だったのとタイトルに惹かれて図書館から借りました帯には「心の揺らぎが輝きを放つ短編集」とありバラエティに飛んだ内容になっていますが1作目の主人公に共感できなかったこともありあまり好きになれませんでしたネット検索では評価が高いようなので ただ単に好みの...月と星の小説2冊読みました。
はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『AI分析でわかったトップ5%社員の読書術』 あな
恩田陸さんの『きのうの世界』を読みました。初の恩田陸さん作品。読みやすさに引っ張られて、一気に読めました。感じたままの読書感想文です。
この数週間、頭がとっ散らかっていてブログを書く気になりませんでした。家業の年度末進行に加えて、3月は地域のお役目や行事もあれこれ集中。さらに春休み中のムスメと前々から約束していたお出かけ、友人とのランチ会などなど。ほんの数時間でも出かける予
「怠惰」なんて存在しない – 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論
最近、私は疲れやすくなっていました。仕事から帰ってきても、やりたいことに手が出ない日々が続いてちょっと自己嫌悪におちいっていたんです。 そんな時に出会ったのが、社会心理学者デヴォン・プライスによる『「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性
「紙の本と電子書籍、どちらがいい?」この記事では、本好きのためのハイブリッド読書術を紹介。Kindle Unlimitedの活用法や本棚の管理術、目が疲れにくい読書のコツまで、実体験に基づいた実践的なアドバイスをお届けします。c「紙の本と電子書籍、どちらがいい?」この記事では、本好きのためのハイブリッド読書術を紹介。Kindle Unlimitedの活用法や本棚の管理術、目が疲れにくい読書のコツまで、実体験に基づいた実践的なアドバイスをお届けします。_
不得意と困ってしまうの違い – 『貧困と脳』の逆読みテストから考える
「ずあたする おおんざさ」これを逆から読んでみてください。いかがですか?実はこれ、脳のワーキングメモリー(短期記憶)をチェックするテストなんです。本来のテストでは、この文字列を一度覚えて、目を閉じてから逆に読むというもの。ここで読者の皆さん...
ツェッテルカステン×AI実践ガイド|Apple WatchとObsidianで作る最強のメモ環境
ツェッテルカステンをデジタル化し、AIで効率的に運用する方法をご紹介。Apple WatchとObsidianを使った具体的な実践方法から、継続のコツまで、工場勤務者の視点でお伝えします。
ツェッテルカステン×AI応用編|メモを育てて知識管理を次のレベルへ
ツェッテルカステンとAIを組み合わせた実践的なメモ管理術を解説。ObsidianとAIサービスを使った具体的な方法から、工場勤務者でも続けられるメモの育て方まで、実践的な知識管理の方法をご紹介します。