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2008年公開の日本映画の紹介です監督は、麻生学。それぞれが持つ財布の、持ち主の語りが入る、ミステリー映画です。主演・出演は、長塚京三、朝加真由美、金子賢、伊藤裕子、谷原章介、西田尚美、小清水一揮、仲村トオル、平山あや、佐藤めぐみ、窪塚俊介、大森南朋、佐藤藍子、谷村美月、酒井美紀、石井正則。(あらすじ)第一章刑事の財布刑事の響は夜中に起こされ、殺人現場で部下の寺島と合流します。男性が殺されていて、間もなく多額の保険がかかっていたことで妻の森元法子に疑いがかかります。ある日ホステスの路子が森元の自宅を訪ね、線香をあげた後いろいろ夫の秘密を知っていると脅します。疑いが晴れるまで保険金は降りないため、法子は路子が希望する高額のブレスレットを渡します。その後、路子は何者かに襲われました。第二章少年の財布少年・雅樹...「長い長い殺人」
「あなたを連れていく・宮部みゆき(墜ちる・より)」//不本意に殺された人の霊に出会う
堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫) 作者:宮部 みゆき,新名 智,芦花公園,内藤 了,三津田 信三,小池 真理子 KADOKAWA Amazon あらすじ 15年前の話 僕カツミが小6の時、母が病気療養のため夏休み期間中、千葉県海岸沿いにある叔母の家に泊まることになった その家には叔母と娘アキラが住んでいた 叔母も信じがたかったが、アキラはあるときから霊感を持つようになる それも自然死ではなく事故や事件で亡くなった人の霊だけ ある日叔母が車で帰宅したとき後部座席にアキラと誰か一緒に乗っているように見えた 長い髪を肩に垂らし、剥くんだ青白い顔の女性のシルエット 後日の話しで…
読書感想:宮部みゆき様「よって件のごとし」三島屋変調百物語八之続
読みだしたら止まらない、宮部みゆき様の三島屋変調百物語でございます。 どうしてこんなに、妖しい摩訶不思議な話を思いつくのでしょうか。筋立てをどうして思いつくことができるのか、どういう思考回路だろうかと、止められなくなる宮部みゆき様、摩訶不思議なお話が3作です。日頃から歌舞伎座とかお芝居よりも観客を観察したりして、人を見てるのでしょうね。 1作目が200ページなので、読みたい気持ちを抑えることができるなら、3日楽しめます。むしろ、ゆっくり、ゆっくり、次の話はどうなるだろうかと、味わいながら読みたい、このシリーズはありえない妖怪のような3作が続きました。 途中、おちかさんが身ごもってお産を心配する…
絵本題名:悪い本作:宮部みゆき絵:吉田尚冷編:東雅夫発行者:岩崎夏海発行所:岩崎書店怪談えほんです。大人も楽しめます。怖いです。 悪い本 (怪談えほん) […
この夏老眼が進んだのか、文庫本の文字が読みづらいのでもっぱら電子書籍電子書籍だと文字の大きくできるし画面が明るいので暗い室内でも読みやすいから。でも電子書籍化しない作家さん東野圭吾、髙田郁、宮部みゆきは本を買って読み終わった本を母に送り、本
模倣犯 【第一部】 第一部では事件の被害者、警察、関係者サイドに主点をおいて物語が進行する 1996年9月12日早朝、一家惨殺事件の唯一の生き残りである『塚田真一』は、犬の散歩中に大川公園で女性の右腕を発見する 同じ公園からは、失踪したOL『古川鞠子』のハンドバッグが発見さ...
U-NEXTで観ました。 「誰か Somebody」(第1話〜第5話) 杉村は、事故死した会社の運転手・ 梶田の娘たちの相談を受ける。 一見普通な梶田の人生をたどり始めた 杉村の前に、意外な情景が広がり 始める。 「名もなき毒」(第6話〜第11話) 首都圏で発生した無差別毒...
蒸し暑い日が続いていますこれくらいの時期になると気持ちいいのがサウナの水風呂!!体調あんまり良くないけど少し動いたほうが調子がよくなるとわかったのでなにも予定がない週末はサウナに行ったり、ちょっと遠くのスーパーに行ったりしてますいまのところ
◆読んだ本◆ ・書名:ぼんぼん彩句 ・著者:宮部みゆき ・初版出版社:KADOKAWA ・初版発行日:2023/4/19 ◆おすすめ度◆ ・ユニークなミステリー短編小説集度:★★★★ ・登場人物がヤバそう度:★★★★ ◆感想◆ 句会の仲間が作った俳句をヒントに短編小説を作っちゃうという、一枚の写真から短編映画を作るような、お題噺みたいな。 著者の小説には心優しい人物がよく登場しますが、本書は珍しくアブナイ...
マモちゃんが時代劇にでるそうですよ! 【公式サイト更新】テレビ朝日系列 ドラマプレミアム「霊験お初 ~震える岩~」小野重明 役 出演情報 https://t…
青瓜不動 三島屋変調百物語九之続/宮部みゆき 怪談小説の感想
◆読んだ本◆ ・書名:青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 ・著者:宮部みゆき ・初版出版社:KADOKAWA ・初版発行日:2023/7/28 ◆おすすめ度◆ ・ファンタジーな時代小説度:★★★★ ・江戸怪談話度:★★★★ ・眠気を忘れる面白さ度:★★★★★ ◆感想◆ リーダビリティの高さにいつもながらびっくり。 眠気を忘れる面白さです。 『青瓜不動』 富次郎が見た夢は何を示唆しているのかちょっとよく分からなかったけ...
読みだしたら止まらない、宮部みゆき様の新シリーズというか、続きのような本所深川界隈の岡っ引きというか、そのずーっと若い幼い少年のお話です。 続編がなぜでないのかと、宮部様、政五郎親分はあの美少年を跡取りにもらったの?とか、おでこは、どうなったのか、早く続編書いてくれないかな~~~と思っているあなた、このきたきた捕物帖の続編に、ちょろちょろっと出てきます。 天才、宮部様にしてみれば、生きていたような作中人物も、え~って軽い軽い扱いではあります。なんで、そんな残念なと1行で終わらせてもいますが、とりあえず、生きて元気にはしてますし、どうやら、美少年は役者にかどわかされる事もなく、立派に成長した。よ…
作品紹介・あらすじ行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。第一話青瓜不動第二話だんだん人形第三話自在の筆第四話針雨の里読書備忘録おちかが産気づくのを待っている大変な時に語り手を迎えていいのか?と思っていたが、恐ろしい話、忌まわしい話を語るものではないという事で迎えたいのは、歳は若くはないが婆様でもない頃合い、で背中には・・・いねが話すお奈津のことに・・・「青瓜不動」のお話でした。このお話がいちばん好き!「自在の筆」は壮絶だった。おちかは無事母親になりお子は小梅と名付けられた。もうちょっと怖いのが好き...本・宮部みゆき「青瓜不動-三島屋変調百物語九之続」
また小説を読むようになった。今読んでいるのは宮部みゆき氏の「クロスファイヤ」。読んでいるうちに物語に引き込まれる感じで、なかなか面白いと思う。宮部みゆき氏は他にも「小暮写真館」とかも読んだ。他には、村上春樹氏や東野圭吾氏あたりも好きで読んで
四年ぶりの関東支部・中学同級会とレアな2次会を楽み 翌日は「深川江戸資料館」へ。 以前 人気ブロガーさんの記事で「深川江戸資料館」を知り まさに作家・宮部みゆきさんが描く江戸小説の舞台とした町で 当時の建物が再現されいるらしく 上京した折には訪ねたいと願っていたのです。 清澄白川駅を出た途中のトイレの看板は「公衆便所」。 資料館の場所は「きたきた捕物帖」の物語の中で登場人物たちが 日々行き交っていただろうの霊厳寺の右並び。 入場料400円を払って入場すると 眼下に広がるのは深川の町並みの屋根。 江戸末期(天保年間)の大川(隅田川)沿いにあった 深川佐賀町にあった実践の町内を再現したとか。 町並…
大学生が先輩にスカウトされ、バイトとしてサイバーパトロールの仕事をする事になった。インターネット上で犯罪に結びつくような活動を早期に見つけ出し、関係各位に通報する仕事だ。殺人、いじめ、詐欺、請負、愉快犯、模倣犯など、インターネット上には、日常で顔を合わせる人々が、思ってもみない内面を吐露する所。 そこで、主人公は、同僚が行方不明になった事から、ある化け物の存在を知ってしまう。人の悪意をエネルギーにして、ある闇の世界に落ちた肉親を探し出そうとする化け物だ。何度も関わり合いになるなと忠告されたのに、大学生は、どんどん、化け物に近づいていってしまう。そして、最後、、、「すまない」繰り返す化け物の真の…
*図書館で借りた本なので表紙を開いたところに帯が貼ってありました*(クリックで大きくなります)4人の直木賞作家が「はじめて」をモチーフにYOASOBIとコラボレーションした4つの物語が入っています私は若者ではないので近頃の音楽にはついていけないものも少なくないですがYOASOBIさんの世界はいいと思いますそんなわけで興味を持ち読みました収録3編がSF小説でしたSF小説は10代の頃大好きでしたが正直最近はそんな気分でもなく…どうかなと思いましたが楽しく読破できましたでもでも10代20代だったらおそらくもっと楽しめたと思える内容でした読み終えてYouTubeでYOASOBIさんの曲を楽しめたのもよかった歌詞も素晴らしかったです「私だけの所有者」は「ミスター」「ユーレイ」は「海のまにまに」「ヒカリノタネ」は「好...はじめての~YOASOBIとのコラボ本読みました~
作品紹介・あらすじ「俳句」という僅か17音で作られた世界の奥にはどんな物語が潜んでいるのか。社会派からホラー、SFに至るまで、あらゆるジャンルに足跡を残してきた宮部文学の新たなる挑戦。繊細で彩り豊かに輝く12編の物語。枯れ向日葵呼んで振り向く奴がいる鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす散ることは実るためなり桃の花異国より訪れし婿墓洗う月隠るついさっきまで人だった窓際のゴーヤカーテン実は二つ山降りる旅駅ごとに花ひらき薄闇や苔むす墓石に蜥蜴の子薔薇落つる丑三つの刻誰ぞいぬ冬晴れの遠出の先の野辺送り同じ飯同じ菜を食ふ春日和読書備忘録同世代に人たちと15名でボケ防止カラオケを略して「BBK」という会をつくったそうで、そのメンバーを誘って俳句・・・楽しそうです。そのメンバーの皆さ...本・宮部みゆき「ぼんぼん彩句」
「淋しい狩人」宮部みゆき著、新潮文庫、1997年2月東京の下町の古本屋店主と、古本屋を手伝う孫の周辺で繰り広げられる6つの事件を描く連作短編集。各話本を通じて人が繋がったり事件が解決したりします。実在する本もあれば著者の創作もあります。やりきれない事件を店主と孫の温かい関係で包んでいる印象。各話のあらすじ:「六月は名ばかりの月」結婚を控えた女性の身の回りで起こる不吉な事件の犯人を捜す話。この話に出てくる「歯と爪」という小説は実在するそうです。「黙って逝った」急死した父親のアパートの本棚に、「旗振りおじさんの日記」という本だけが302冊収納されていた真相を探る話。「詫びない年月」高齢の女性が一人で住む古い一軒家を建て替えるため取り壊してみると、地下の防空壕から二体の白骨が発見された話。「うそつき喇叭」古本屋...淋しい狩人
【読書ログ】「宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本」を読んだ
はじめに また書評本に手を出してしまいました。。。 以前別の書評本を読み、人の書評を読むのって面白い!!って思ってしまったんですよね。本屋さんをぶらついたりネットショップを漁ったりするのとは別の、こういうルートで本を知れるのもまた良いよな~
腰やられてまんがな。って事で一日の大半を横になってます。なので横になって出来る事と言えば携帯触ったり、読書やTV等よね?って事でユリ子ちゃんから借りてる本を一…
久しぶりに、一冊まともに読みました。何を読んでも、2、3ページで嫌になって放り投げていた私に最後まで読ませるとは、さすが宮部みゆき様です。そもそも図書館で何か借りようと思ったこと自体、2年ぶりくらいでしょうかそんなことはどうでもいいんですが主人公の北一は、3歳の時、親とはぐれて迷子になっているところを岡っ引きの親分に助けられました。そして、そのまま居ついて16歳、親分の副業、文庫売りを手伝っています。それが、ある日、親分がフグの毒に当たって急死、突然一人立ちしなければならなくなってしまいます。そこで、ほそぼそと文庫売りをしながら、盲目でありながら、世間を熟知している亡き親分のおかみさん、それに、長屋の差配やら、知り合った武家侍やらに助けられながら成長していくお話のようです。親分の朱房の十手は相応しい子分が...宮部みゆき「きたきた捕物帖」を読みました
ふぐにあたって、千吉親分があっけなく逝ってしまった。3つの時に迷子となり親分に育てられた北一は、そのまま文庫売りとして16まで親分の家で生活できていたが、これからどうすればよいかと見の振り方を憂う。千吉親分の奥方は、目が見えないおとなしい方で親分の生前にはあまりお会いした事もなかった。お江戸深川で文庫売りを続ける事となった北一は、差配人の富勘からなぜか使いぱっしりを頼まれ、そして事件に巻き込まれる。立派なお屋敷で暇そうな留守居役に北一はなぜか気に入られ、番茶までふるわられ多いに助言いただく事になる。下っ端ゆえある日なんぞ、床下から見つかった白骨を掘り起こす、ぞっとして腰がひける難儀な仕事まで頼…
宮部みゆき『この世の春』 面白!読みだしたら、止まらない。寝不足必須。金土日でないと、もったいない。 若殿がご乱心あそばした。小藩で押し込めになった若殿は、気の病がおありになる。突然、お世話する事になった出戻りの多紀は、夏の別荘の五香苑に連れていかれる。そこで、夜半、女のすすり泣きを聞く。ある日、突然、若殿が豹変し子供のように、多紀に甘え話しかけ、若殿、重興殿の病を知る事になる。 何が面白いって、奇想天外なストーリ。この作品を書いた当時ならあり得ないでしょと思いながら、読み進めます(2017年)。ところが今や、まさか、まさかの J事務所の問題があり、妙にリアルな話に思えるから不思議です。この、…
『模倣犯』の劇場型犯人「真犯人X」に翻弄され、傷ついた前畑滋子は書けなくなっていた。マスコミに取り上げられ、そしてかろうじて真犯人を最後に暴く事はできたが、あの陰惨極まりない連続女性誘拐殺人事件の全容は、あまりに残酷過ぎ、以来、傷ついたまま眠るように9年を過ごしていた。子供を交通事故で亡くしてしまったある中年女性が、どうしても子供の事を調べて欲しいと尋ねてくるまでは。 「喪の仕事」交通事故で突然に子供を失った善良そうな夫人の痛みを少しでも和らげる事ができるのであればと、その仕事を断れなかった。少年のある絵に知りえるはずのない風景が描かれていた。あの山荘のおぞましい遺体の記憶。なぜ彼が知ってた?…
宮部みゆき「ぼんくらシリーズ」の『日暮らし』 『ぼんくら』 『日暮らし』 『おまえさん』 シリーズの日暮らし読みました。 井筒平四郎は、ぎっくり腰を患い、どうにも動けない。しかし、なぜか江戸には、いろいろ次々と事件がおこるものである。そして、時に安らかに幸せに過ごして願うような善良な民が、それに巻き込まれてしまう。 今回は、湊屋の遠戚でありながら実の母親は、店の金を持ち逃げして男と逃げたと聞かされて遠慮して生きてきた佐吉。それでも健気に気立てが良くて、やっとおみつさんと幸せな新婚生活始めたと思ったら、何か心配事で心もここにあらずのような状態に。自分が気に入らないのではと心配になる新妻、おみつさ…
主人公・北一は3歳のときに 母親から捨てられたように手放され 文庫屋の”岡っ引き千吉親分”の元で16歳まで育てられました。 才覚も人望もあった千吉親分が46歳であっさり亡くなると ”朱房の十手”も本所深川の同心・沢井様に返して 目の見えない千吉親分のおかみさんの”若葉”と 小柄で髪が薄くて髷も結えない下っ端弟子の北一が残されて 千吉親分の文庫屋は一番目の兄弟子が継ぎ 北一は”朱房の文庫”売りながら 岡っ引不在となって揉め事が持ち込まれる深川の差配人・勘右衛門の「富勘長屋」に住みながら 富勘と共に岡っ引の真似事をして深川を走り回ります。 ある事件でもう一人の”きたさん”と呼ばれる正体が謎の”喜多…
昨日がなければ明日もない 杉村三郎シリーズ これもまた、面白くて眠れません。短編で3つ入ってます。またまた、ストーリー追いかけるだけでも、夢中になり、眠れません。 これだけのストーリーを書けるというのは、やはり宮部様が、若い時に法律事務所で書記をしていたという経験から、様々な事件を聞き、おそらく裁判所で実際の加害者と被害者の家族を見ていたという経験があるのだと思います。多作である事からしても、自分の経験だけのはずが絶対ないのです。やはり、外の事実を元に作品が構築できるか、いなかで、作品かける本数が変わってくるのだと、改めて考えました。 「絶対零度」とても怖い話です。なぜなら、実際に起こりうるお…
希望荘 杉村三郎シリーズ 面白くて眠れません。短編で4つとストーリー追いかけるだけでも、夢中になり、眠れません。 理由あって、また一人暮らしを始めた杉村三郎が、なぜか、またまた事件が持ち込まれて、他人の秘密を少しづつ探しだしていく。 逆玉の輿婚を反対され勘当され、出戻りとなり故郷に戻り、ガン末期の父親に寄り添いながらそれなりに生きていく道を探していた三郎。それなのに、またまた、事件に出会ってしまう。普通に生きる人々が事件に巻き込まれ、そして悲劇が生まれる。 個人的には、出戻りだと肩身が狭いのは、女だけではないのかと、田舎で人生を模索する描写が面白い。 元財閥のお嬢様菜穂子様、突然、とっぴな行動…
宮部みゆきさんといえばいろいろなジャンルの本を執筆されていますが、この記事では日本SF大賞を受賞した「蒲生邸事
ペテロの葬列 時代設定は少し古いですが、ねずみ講や電話詐欺など、これからも陥る可能性のある罠の仕組みを知っておいて損は絶対ありません。 現代に設定が変わると、説明書きが長くなるのである。それゆえに、物語の純度、ストリーとして少し悠長になります。金土日で読み切れる量ではあります。ただし、通勤電車の中では、多分、主要な登場人物以外だと、?これ誰だったけと、人物相関図が必要になります。昔はこんな事なかったのに、これが老化なんだなと改めて実感しました。 このねずみ講的、友達を誘って何か売りつけ売り上げ報酬の分け前をもらう詐欺っというのが流行った時を設定にしています。似たような会社の事件があったようなか…
暑い暑い。熱中症が怖いので外の活動はだいぶ控えめ。涼しい部屋で読書が一番のお楽しみですな。そして映画、行き帰りだけ注意すれば観てる間はまったく問題ないので、すごい安全で安価な(夏休みで割引多し)エンタテイメントかもしれん。 「魂手形 三島屋変調百物語七之続」宮部みゆき(2021...
毎日暑いことで、いつまで続くのか? 青瓜不動を予約していたのだが、ようやく届く。 宮部みゆきさんの新作。 夢中で読み耽る。 地図を見ていると、何とか堰という名前を見る。 昔誰かが水を引いたのだ。 今はゆたかな田圃の景色だけれども、昔は原野だったのだろうか。 その苦労の田畑が耕作放棄地となる。 時代の流れとは言え、悲しいことだ。 最後までお読み頂きありがとうございました。
引き続き宮部みゆきさん読んでます。何冊目かな?これは短編集です。ちょっとオカルト風味。怪奇小説です。霊感、怖くて仕方ないのです。霊感は無縁、私には無い!と...
地域の涼み処になっている自宅近くの図書館。貸出しカードが有効期限切れになるくらい久しぶりです。この機会に涼みながら読書します。借りた本はこれ。「火車」今更...
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は宮部みゆき「蒲生邸事件」。 1996年発表作品。 日本SF大賞受賞作。 蒲生邸事件 (文春文庫) 作者:宮部 みゆき 文藝春秋 Amazon 社会派ミステリーをはじめ、SF・ファンタジーから時代物まで幅の広い作風の大御所女流作家の宮部みゆき先生。 本作は初期宮部を代表するSF作品。 所謂タイムトリップものでSFでも古典と言っていいジャンルをどう宮部みゆきが料理したかを楽しめる作品です。 予備校受験のため上京していた青年・尾崎孝史はホテル火災に巻き込まれ、タイムトリップ能力を持つ男・平田に命を救…
ネットフリックス (Netflix)で、今年3月から放映されている台湾制作のミニシリーズ「模仿犯 (もほうはん) 」を観ました。全10話完結で1話あたり1時間前後の長さです。私は、台湾制作のドラマを今回初めて観ました。原作は宮部みゆきの2001年刊行小説「模倣犯」です
歳のせいなのか、自分が怠け者なのか、動く気にならないほどフラフラである。 ちょっとだけ夜のバレーボールを楽しみにしてる。 「希望莊」はよみおわる。 短編で読みやすいのだが、次作の「昨日がなければ明日も無い」の方が、娘の桃子への想いはよく描かれていた気がする。 桃子も成長する。 次作では中学生か高校生だ。 早く読みたいけど2~3年待たねばなるまい。 三郎は少女を見ると、良く娘の桃子と重ね合わせる。
おはようございます。 ひまわりBちゃんです。 ↓↓↓🌟ポチッとしていただけると嬉しいです🌟 にほんブログ村 昨日、実家の片付けをしました。 とりあえず明日、運び出す分は整理できました! 一人では心細いので、相棒を連れて行きました🚗。 そして、作業のお供は、聞く読書オーディブル。 宮部みゆき 杉村三郎シリーズ①の「誰か」をききました。 この本について、少々書きます。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 主人公は、心優しい普通のサラリーマン杉村三郎。 大企業今多コンツェルン会長の一人娘(婚外子)と結婚し、 義父の結婚の条件を呑み、それまで勤めていた出版社を辞め、 今多コンツェルン会長直属…
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は宮部みゆき「理由」。 1998年発表作品。 直木賞受賞作。 理由 (新潮文庫) 作者:宮部 みゆき 新潮社 Amazon 今や女流作家の大御所とも言うべき宮部みゆき先生。 本作により直木賞を受賞してその地位を揺るぎないものにしたかと。 物語の中心となる舞台は東京都荒川区にある高層マンション。 2025号室で中年男女と老女の惨殺死体が発見され、地上にはベランダから転落したと思われる若い男の死体が。 ところがその四人の死者は2025号室に住んでいるはずの家族ではないと言う驚きの事実が。 物語はドキ…
事件現場に落ちてた物品の持ち主とか、近隣をウロついてた不審人物とか、そんな連中を引っ張ってきてガンガン拷問し、無理矢理に「私がやりました」と言わせる。で、一件落着。 ……こんな“捕物”ばかりだったらしい江戸時代に、真犯人をしっかりと見極め
4月1日からサービスが始まった「地方税お支払いサイト」を使ってみました。 某市HPによると「地方税お支払いサイト」は地方公共団体が共同して運営する「地方税共同機構」が開発・運営している地方税納付専用サイトとのこと。 「納付書に印刷されたeL-QRやeL番号を使いスマホ・PC...
咳が出る間は外出を控えようと(それをいいことに)読書三昧な日々。ただ映画館に行けないのは辛いなー。 「さよならの儀式」宮部みゆき(2023) 宮部さん初のSF短編集。書かれた年代はバラバラである。各々ネタバレなしの粗筋?と☆をつけてみた(個人の感想です)。どれもこれも読みやす...
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は宮部みゆき「火車」。 1992年発表作品。 山本周五郎賞受賞作。 火車 (新潮文庫) 作者:みゆき, 宮部 新潮社 Amazon 宮部みゆき先生は1960年生まれで自分よりだいぶ上の世代の作家さん。 今や日本を代表する大御所女流作家ですが、30年以上前に書かれた本作によって広く世間に認知されたかと。 物語の舞台は90年代初頭の日本。 職務中の怪我により休職中の刑事・本間は、亡くなった妻の遠縁の男・栗坂から婚約者・関根彰子の行方を探してほしいと依頼されます。 彰子はクレジットカードを作成しようと…
「さよならの儀式」宮部みゆき著、河出文庫、2022年10月さよならの儀式(河出文庫み33-1)宮部みゆき河出書房新社帯に「宮部みゆき、初のSF作品集」とありますが、解説にあるとおり、「龍は眠る」「クロスファイア」など初期の作品はSF長編で、SF短編は本作が初、ということのようです。8つの短編が収められていますが、最初の方の作品が分かりやすく、最後の方は分かりづらかったです。解説に「聖痕」という作品は「チヨ子」(光文社文庫)にも収録されていると書いてあり、「チヨ子」を引っ張り出してみると、たしかにありました。短編のタイトルと備忘的なコメントは以下。■母の法律児童虐待の話。「マザー法」など、ありえなくもないと思いました。■戦闘員防犯カメラと闘う老人。■わたしとワタシタイムスリップもの。■さよならの儀式タイトル...さよならの儀式
ようやく コーヒー道具を揃える気持ちのゆとりが出て来て amazonの口コミを熟読して コーヒーケトル、ドリッパー、ミルを揃えました。 リーズナブルでいいのいいの。 オリガミのクリアが欲しかったので 良かった。フィルターもオリガミをポチ したはずがフツーのが届きポチ能力の低...
先週amazonに返品をして 返金まで待とうと思いましたが そうなるとますます部屋の臭いが気になり 遂に見つけたオゾバリア(amazonで) 日本製の製品でパッキングも完璧な姿で到着。 試しにトイレバスルームにしばし置くと 消臭効果が分かりました。 手のひらサイズで16畳位...