searchカテゴリー選択
chevron_left

カテゴリーを選択しなおす

cancel
プロフィール
PROFILE

satakekanaさんのプロフィール

住所
未設定
出身
未設定

自由文未設定

ブログタイトル
佐竹 花菜
ブログURL
https://ksfavorite.hatenablog.com/
ブログ紹介文
 ブログを始めたら、すぐに小説が書きたくなりました。ぜひ、お読みください。現在、わんぐっどてぃんぐ 第三部と、完全に花と権太の世界に没頭しております。 よろしくお願いします。
更新頻度(1年)

80回 / 272日(平均2.1回/週)

ブログ村参加:2020/01/24

本日のランキング(IN)
読者になる

新機能の「ブログリーダー」を活用して、satakekanaさんの読者になりませんか?

ハンドル名
satakekanaさん
ブログタイトル
佐竹 花菜
更新頻度
80回 / 272日(平均2.1回/週)
読者になる
佐竹 花菜

satakekanaさんの新着記事

1件〜30件

  • 私見: どれ位ストレスなのか見える化する

    The New York Timesにこんな記事のってました。 なぜに、日本は自殺が多いのか。と、アメリカ人に心配されてました。 (長くなるし、訳していると暗くなるので、読みたい方は、↓のリンクからどうぞ。) 読んでいて辛い人は、もうここで止めましょう!青字に飛んでください。 弱みを他人に見せられない、SNSでの誹謗中傷により、誰にも相談できずに選んでしまう人もいた。Stay Home で孤立を深めたのも要因ではないかと。老人が多いのは、日本の切腹を美学にして、罪であるという宗教的禁止がないのが大きいというのは、外国からの指摘でそうかと改めて思いました。迷惑をかけたくないっていう感覚と、DNR…

  • 私見:何歳の時が、一番つらい?

    面白い記事を見つけたので、読みました。 何歳の時が、一番つらい? 何歳だと思いますか? www.psychologytoday.com In the study, the author analyzed data from more than 14 million participants from over 40 different countries. 1400万人、40か国を調べたと、かなり大規模です。 で、一番不幸なのは、なんと、49歳でした! ↓ 理由付けに妙に納得してしまいました。 The author of the study gave three different sugge…

  • 翻訳修行:UoPeople: 2 期目、最終日にWebがダウン

    無事に 英語能力テストは通過できた所までは、先に書きました。ksfavorite.hatenablog.com 先週は、2期目の第一目だったのだが、正直、先生を恨んだ。2期目は、仕事との両立は難しそうだ。(辞書もひかずには英語が書けない私には、倍時間がかかるのだ) 本来勉強したい、健康心理学は目が覚めるように嬉しい分野だったので、折に触れこれから書いていきたい。宿題も2つと非常に合理的量だ。 さて、この授業があと2か月あるから、今回は、あまり授業で習った点など書けないようだ。しかし、健康心理学こそ、これから高齢化、コロナ禍で先が見えなくなった日本人にとって必要な事だと思う。 日本はマスコミが活…

  • 私見:安倍首相 がVOA News に

    安倍晋三元首相が、VOAニュースになる 「なんてたって、歴代1位の連続在日日数という偉業は隠しきれないのだ」 Japanese Prime Minister Shinzo Abe has made history by becoming the country’s longest-serving political leader (VOA, Aug.21,2020). 今朝見たら、安倍元首相の突然の辞任がVOAにまで出ていました。かなり好意的で、トランプ大統領とも親交が深かったと書かれています。 しかし、政界でも、超エリート一族です。DAIGO も、KNWN (Ka Na Wa Nai) 記事…

  • 私見:安倍首相の引き際、忖度の最終決着

    安倍晋三首相が、辞意の意向を固めたらしい。 「xxは、見ざる、言わざる、聞かざる」 持病の潰瘍性大腸炎の持病が悪化し、これ以上の継続は職務を全うできない可能性があるとの判断らしい。 おばちゃんは20年以上、外資でいじめられて耐え続けてきたので、大人は嘘をつくと腹の底から信じている。 「12年12月に第2次安倍政権が発足してからの連続在任日数が24日で2799日となり、佐藤栄作元首相を抜いて歴代1位となったばかりだった。」 そうよね~~今辞めても、次の人が記録破るまで永遠、安倍首相の名は歴史に刻まれたのよね~~。 使い物にならない、2回洗うとほつれてくるような粗悪なマスクを、90億円発注して、2…

  • 海外ドラマ: Dr. House

    夏休みの間に、海外ドラマをHuluで一気見しています。 Huluで、今、Dr. House がSeason 8 まで見れます。英語では、HOUSE M.D. 病理医の所に、難病で治療法がわからない患者が担ぎこまれ、その病名が何か、どんな治療をすれば良いのかを探りあてるドラマです。見ている方は水戸黄門のように30分位まで、患者が発作を起こし危機を迎え、40分位でやっと治療法が見つかる。そして、最後の3分は、偏屈でへそ曲がりの主人公と親友のウィルソンのじゃれあいで仲良く終わる。偏屈変人の毒舌が、漫才みたいで面白くて噴き出してしまったら、あなたもDr. Houseの毒にやられた証拠。 彼の苦痛と向き…

  • 翻訳修行:UoPeople: English Composition 1 無事通過

    UoPeople大学の短大に入って、翻訳に必要な基礎知識を強制的に身に着けてしまおうと始まった、大学受験。その難関は、何といっても初めてのオンラインでのReportの提出方法と、ProctorU での英語の試験参加方法でした。(IT...) 最後の試験がProctorU という初めてのPC により監視されている試験でした。しかも問題を解いていて"Close the Window" というボタンを押した途端、試験が終わってしまった。Save した覚えがない。自分の点数を確認できる画面に行っても、ゼロ点のままだった。3 日目頃には、やはり最後のSave ボタンを押しそびれて、自分はテストを失敗して…

  • 私見: GDP、年率27.8%減 覚悟を決める時 

    ニュースを聞いて、やはりと思った。 「内閣府が17日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比7.8%減、年率換算では27.8%減だった。」 この数字を見て、覚悟を決める時がきたなと思った。これで、政府は国民を守ってはくれない。なぜなら、日本という国を守るためには、金がいる。国民は、国を守るために税金を徴収しなければならない。多少の犠牲になるものがでてきたとしても仕方がないと、腹をくくるべき時がきたと思う。 世界の中で、日本は、コロナの重症化による死亡数は少ない。 https://coronavirus.jhu.edu/data/mortality Jo…

  • 読書感想:「草花たちの静かな誓い」 宮本 輝 著

    誰が何をどうしたら、面白い小説が書けるだろうか。 1度でも読んでいただけるような作品を残したいと思った人なら、絶対にこの疑問を考えあぐねない人はいないだろう。アイデアなんて出てこない。出てきても、おおよそ先人が書いてしまったプロットをなぞっただけで新規性なんてないのだ。 ベストセラー作家の作品を読み終えるたびに、いつも思う。 どうしたら、こんなに多作になれるだろう。しかも、面白くて、先を急がずにはいられない。 宮本輝様も、尊敬してやまない、本屋で見かければ手に取らずにはいられない。作家の一人です。個人的に9週間いろいろ頑張ってきた。自分へのご褒美にと、この本を選びました。 電車通勤中でも1週間…

  • 翻訳修行:UoPeople: ProctorUで期末試験

    Internetだけで大学の単位が取得できるUoPeople大学。外国人は英語能力を証明しなければ単位取得コースに入れません。私は、English Composition 1コースに参加し、今週末に期末テストをProctorUというPCにて監視されながら受けます。外国に行く事なくテクノロジーの技術を駆使して低価格で大学が運営されています。 期末テストですが、教室に行くようには簡単ではありません。なお、テスト直前に知った衝撃事実、テスト50点以下だと落とすよ!とかあるので、これからEnglish Composition 1を受験する人は必ず6番までは読んでください。 1.コース登録時に、試験をど…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第八章 帰郷-終

    権太は故郷の風景は今頃、田植えを待ちきれず耕された豊かな土の香が風にのり、見事な桜が咲いた見慣れた景色を想像していた。ひときわ大きな屋根に、太陽を受け鈍く光る瓦。何度も夢に見た屋敷が見えるはずだ。 鳶だけは変わらず早春の雲が多い空に羽をひろげて、悠然と飛んで行く。 権太は、足をひきずるように田舎道を歩いた。周りは耕す人がいないのか荒れた畑が多かった。 角を曲がったとたん、権太は声を上げた。 「塀が壊れている」 見渡せば広い野原にぼろ小屋が数件、並んで建つばかりだ。権太は、うめき声を上げながら、先へと急いだ。もう、二日ほど食料にありついていない。 佐藤が靴の裏底が破れ、小石を踏むたびに、もっとゆ…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第八章 帰郷 3

    権太は港に上がり、日本に着いたと聞くと、昔の権太に戻ったように元気に歩きだした。 港から権太の故郷の方が近く、一日遠回りになるだけで東京には帰れると佐藤は権太を送る事にした。 記憶のそれとは違い、日本はどこも焼け野原になっていた。みすぼらし身なりをした人々がわずかな食べ物を求めて長い列を作っている。佐藤は悲惨な野原に幾度となく立ち止まった。まさか本土までこのように激しい空襲を受けていたとは、噂では聞いていたが、実際に目にするとその悲惨さは想像を超えていた。佐藤は焼け野原に建つみすぼらしい掘建て小屋を見るたびに、浅草の妻子は無事だろうかと不安になった。 権太は、腹に入れた千人針で幾重にも巻いた洋…

  • 私見: 突然の足つり 熱中症の初期症状

    両足が一度につったことあります? 初めてでした。 悶絶しました。 コロナが怖くて、自発的に現在も自粛中である。 郊外ゆえ、 東京の渋谷、新宿までは自分も働きにでていた。週末は若い夫婦が多くなるスーパーにさえ行かずにおこもり生活を満喫していた。スーパーも駅近くはレジ前で待たされるので避けて、週に一度、平日にまとめ買いをしていた。 働いていた時は、通常でも7000-8000 歩は歩き、万歩計の東海道は何度も制覇していた。だから、自分は、この駅から遠い家に住んでいるだけで、健康生活を送っているはずだと何も考えてなかった。 昨日、週一度のお買い物日に遠出をして9000歩、熱い日本茶を二杯飲み、その後、…

  •  翻訳修行: Internetで大学入学試験: UoPeople

    コロナで派遣にも怖くて出れなくなった。老親がいる。狭い家の中で外からウィルスを持ち込めば、すぐにうつしてしまう。さりとて、働かねば自分の老後がとても不安だ。どうしましょう。 世の中、働かねば食えない人もいる。一人分の空きを譲ろうと考えた。悩んだ挙句、この時間は、戦う能力を磨く事にした。 そこで、何とか金をかけずに勉強できないだろうか。世の中の素晴らしい方々は、意識高く、提出期限だの試験などなくても自分で勉強できす。 されど、一度自分の限界を知り、年も年だし、世の中からはもう相手にされないだろう、このまま、わずかな年金をあてに細々と命ある限り適当に、、、、 どうしても、自分では勉強ができない。 …

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第八章 帰郷 2

    花は、佐和を起こさぬよう身を起こすと、右手の包帯を外した。ピンクにひきつった肌が中指と薬指の根本で癒着して、それをはがそうと力を入れると痛んだ。また破れて出血させ、ばい菌が入れば指を切り落とさなければならなくなる。清潔にしなければならない。 村のお医者様は、薬が手に入らず、黴菌、壊死させるなと言うばかりで、何をどうすれば良いのかは教えてくれない。 房は昔の人は、薬草を煮だしその汁で消毒したと、野原から草を摘んできては、花の包帯を外そうとした。花は傷跡を見せれば佐和が苦しむだろうと、二人には極力見せないようにしたかった。 花は眠っていると考えた佐和が、夜中に自分が防空壕から飛び出したせいだと自分…

  • 私見: 匿名だと誹謗中傷が多い

    先日、若手俳優の突然の逝去のニュースに、正直、ぞっとした。 思わず、親の世代だったので、絶対にこんなことをしないで欲しいとインターネットニュースにコメントを書いてしまった。 それは、同じ年頃の甥っ子がいて、その子が無口でおっとりして何を考えているのか。もどかしくて、でも心配で。親はもう亡くなっている。具合が悪いのにかけてきた親の最後の電話が、子供の心配をしている電話だった。息も苦しいのに、子供がコロナに感染しないか心配してた。それが、後を見守ってくれと頼まれているような、そんな気分がどうしても、気になる。 甥っ子に電話してもそっけない。 子供の頃どれだけかわいい坊やだったか!! こっちはいつま…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第八章 帰郷

    船が大きく揺れ、権太は背中の洋二郎の頭が肩にぶつかる夢から覚めた。暗い洞窟に落ち、血しぶきを浴びる夢を見ていた。 喉が渇きまわりを見回すが、狭い船室に多くの人が重なり合うように寝ている。起きだすと甲板へとあがった。潮でぬれても、甲板は空気が良いので、そこで寝ている者もいた。日本に近づくに連れ風は寒くなり、次第に人も少なくなった。 見下ろすと、船の腹に海流があたり、白い渦を巻いている。権太は自分の汚れた手を洗い流したくて、水面に届くかと上半身を屈め手を伸ばした。 「田所、落ちるなよ」 誰かに肩をつかまれ、甲板に座り込まされた。見上げれば、佐藤炊事班長殿が立っていた。権太は頭をふりながら、そのまま…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第七章 空襲そして敗戦-4

    佐和は房に留守を頼むと、集会場へと向かった。塀が崩れても直せる男手はなかった。残った女子供や老人、傷痍軍人は、いつ飛んで来るかもわからない戦闘機に用心しつつ、畑にしがみつき、何か少しでも食べれるものを作ろうとした。 不注意で不発弾に触れば畑で突然爆発する。子供にどんなに厳しく言っても、先日も野良仕事を手伝っていた十二歳の女の子が亡くなったばかりだった。 畑がまわりに広がるのに、家を焼かれた後は、食べるものに事欠くのが常になっていた。 板の間に正座し、尊い放送を聞こうとしたが、良く聞こえなかった。 「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び」 現人神の声を始めて拝聴した。正座したまま雑音からお言葉を聞き…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第七章 空襲そして敗戦-3

    佐和は、銀行家からの使いの者の背中に型とおりの会釈をすると、まるで汚れを払うように、蔵の戸を開けた。まだ焼け跡の煙くさいが、風が入ってきた。 さっぱりとした。 破談を告げにきたのだ。花が火傷を負い臥せっている噂は、すぐに伝わった。 戦争がこんなに激しくなるのに、健康そうな男子が徴兵されないのは不思議だと、陰口をされていた息子にも遂に召集令状が来たのだ。 「徴兵される前に、嫁を取り祝言をあげさせたい」 先方からの急な申し出だった。 それが今日は、同じ使いが突然訪ねてきて、 「戦時下で時間がない中、花嫁が右手が使えなくなったのでは、お互い待てない」と破談にしてきた。 佐和は使いの者が軽率に使った、…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第七章 空襲そして敗戦-2

    花を焼け残った蔵に寝かしつけると、房に医者を呼びに行かせた。早くに手当をしなければならなかった。まずモンペが張り付いている燃えかすを肌からはがそうとすると、花は絶叫をあげた。 佐和はどうしたものかわからなかった。右もものやけども広範囲だった。だが、右手は、どうなるだろうか。 佐和は涙を拭くと、井戸に向かった。水を汲もうとして、足が止まった。井戸の蓋さえ爆風で落ち、その上に設置した手押しポンプが見当たらない。 どうしたものかと顔をあげると、塀の割れ目から房が一人でこちらに向かってくるのが見えた。塀まで燃え崩れ、遠くまでも見渡せるようになっていたのだ。 医者は来れない。村一帯が空爆されたのだ。けが…

  • 小説: わんぐっどていんぐ 第一部 戦中編 第七、八章

    過去に発表してきた小説をまとめました。第七章は、下の3番目からです。 わんぐっどていんぐ 第一部 戦中編 第一、二、三章 わんぐっどていんぐ 第一部 戦中編 第四、五、六章 <第七章> にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 //

  • 読書感想: 「幸福な王子・忠実な友達(The Devoted Friend)」オスカー・ワイルド 著

    昨夜、「忠実な友達」を読んでしまい、今朝もまだ胸が痛い。 子供の頃、絶対読んだはずの童話だ。まさか、ここまで胸かきむしられるとは思わなかった。1880年発表の「幸福な王子」と他の童話の後の方に載っている物語だ。 発端は、穴ネズミの独身男が、友情こそが一番美しく、愛情などあてにならないと断言したことに、小鳥が道徳的な教訓を話だした事による。 平凡な独りぼっちの農夫(人間)が、「友情とは」と厚かましく相手を利用するだけの金持ちの口約束に翻弄されて、最後は、全く悲しい結末だ。勧善懲悪どころか、金持ちは最後、自分が彼を都合よく利用し続けた事さえ反省もせず、彼が今まで身を削り尽くしてくれたあれこれを他に…

  • 読書感想: 「嵯峨野花譜」葉室 麟 著

    固い文章です。一章ごとに読みやすいので、通勤電車15-20分でも読めます。 行間から、どれほどの情景、趣を読み取る事ができるか。余計な葉を落とされた生け花を愛でるように、読み手が行間をくみ取る本です。 実在の人物の、歴史に刻まれてないであろう側室に産ませ寺に預けた、息子は生け花に秀でている。京都の大覚寺で修行し生け花をきわめていく。実の父親、江戸時代後期の老中、水野忠邦とは親子の縁を切ったはずなのに、いつの間にかそれと知れてしまい、父を恨む政敵から命も狙われます。しかし、父は、母子を助けてもくれません。老中として歴史に残る「天保の改革」を推し進め、政治に命を懸け、情を断ち切った男です。 実の母…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第七章 空襲そして敗戦

    「花、花、しっかりしなさい。手を伸ばして、こっちに」 佐和は気を失った花を何とか引っ張り出そうと、必死に声を張り上げた。爆音がし、閃光の次に物が砕け散る。炎が上がる。煙が臭くて、呼吸が苦しい。手を伸ばす。後、もう少しの所に花の手があった。名前を呼ばれるとかすかに指が動いた。まだ、生きている。 「花様、お嬢様」 房も炎の中、逃げもせずに花の体の上に倒れてきた柱を動かそうとしていた。炎があがり、どす黒い煙を吐き緋色の炎が殺意を抱いた生き物のように燃え広がる。 花は衝撃でしばらく意識を失ったが、母の声で気が付いた。 「逃げて。お母様、逃げて、危ない」 佐和は聞かず、花が従うよう威厳をこめ叫んだ。 「…

  • 私見: コロナ禍でデモ、お家に帰っておいで

    思った通り、アメリカのデモによりさらに混迷が深まっているようだ。他国の事ながら、子供の頃から憧れたアメリカの負の部分を見せつけられるのは、何とも気持ちが悪い。日本だってこの30年も経済は低迷し、東日本大震災だの、大雨、川決壊だの、熊本地震だの他国の心配などしている場合ではないのだが。 予想通り、アメリカのコロナ死亡予想数が上方修正され、17万人から20万人と修正された。 ↓ 米の死者予測、20万人に https://news.yahoo.co.jp/articles/8db50212090179d69f731fd95ba955856cb0d24b 人種差別を抗議するデモが平和的に広がるなかで、…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第六章 非情なジャングル-3

    冷たい水が顔にかかり権太は気が付いた。見上げると炊事班長が水筒を手に立っていた。 「他の者と離れすぎては、まずい」 起きろと促されたが、権太は首を振った。 「俺はここで洋二郎様と一緒に死にます。ほおっておいてください。洋二郎様をこんな所で一人にしていくわけに行きません」 どすんと殴られ、権太は気を失い、暗い洞窟の中を洋二郎様を探して歩く夢へと落ちていった。 権太は、誰かに腰に紐をつけられ引っ張られて歩く。背中には、洋二郎の血の気のない頭がごつんと音をたて権太の肩にあたる。ジャングルで川辺に着くと、権太は必死に手を洗った。洗っても洗っても手に血がついている。 腹が減ると横に花お嬢様が竹皮に包んだ…

  • 私見: 自叙伝のすすめ 孫の記憶

    先日、尊敬する宮本輝様の「流転の海」第9部「野の春」を読んだ。その際、流行作家は、この父母の経験も血肉にして多くの作品を残したと実感した。 昨日、偶然にも母が亡くなった祖母の自分史を見つけたと手渡してきた。祖母が亡くなってもうすでに17年たつ。この薄い教科書サイズ22ページの自分史を手渡された時は、私も働いていたので、目を通したかどうかの記憶さえない。亡くなった3年前に書かれたものだった。 私が血もつながらない大作家の人生を反芻するように拝読する姿を、天国から見ていて、もどかしく思い、押しの強かった祖母が自分も本を書いたと自己主張しているかとおかしくなった。 祖母は、鹿児島に生まれ軍人の娘だっ…

  • 小説: わんぐっどてぃんぐ 第一部 戦中編 第六章 非情なジャングル-2

    洋二郎が前に短刀を置いた。 「できません」 権太は、がくんと膝をつくと、大声で喚いた。 「許してください。できません」 権太は洋二郎を止めようと、その肩にむしゃぶりついた。そばの上官達が権太を引きはがした。 「洋二郎様、そんな事いけません」 権太は叫んだ。洞窟に権太の叫び声が響いた。 洋二郎が振り向いた。その目にわずかに涙が浮かび、ろうそくの光で輝いて見えた。洋二郎は、泣きすがる子供に諭すかのように、権太の目を見た。そして、落ち着いた声でゆっくりと繰り返した。 「母様に、私が詫びていた事。そして先祖の墓に私の骨を必ず入れてくれ」 前を向き正座をする洋二郎の背中が一度大きく息を吸い込み、そして短…

  • 読書感想: 「野の春」宮本輝 著

    大好きな作家です。ベストセラー作家が生まれるには、「100年かかる」。 作中、5部か6部か父「熊吾」が、まだ作者である「伸仁」が子供だった折に語り聞かせた言葉からだ。「人を作るには100年かかる」。 そして、宮本輝という本人曰くストリーテーラが生まれたのは、この父母に生まれたからだ。作家は、自分の人生だけでなく、父母から語り継がれた戦争前からの経験を、見聞きしそれを通して多くの作品を書いたのだ。 もしも、時間が許せば、一度にもう一度読み直さなければならない作品リストを書いたなら、宮本輝の「流転の海」9部も加えなければならない。 いや、加えた。 個人的には、長いただ金のためだけに働いてきた、だら…

  • 私見: コロナ禍でデモ、Come up with a better way.

    子供の頃から英語が大好きだった。アメリカは憧れだった。お金を貯めては、貧乏旅行を繰り返し西海外サンフランシスコの路面電車に乗った時、ニューヨークでミュージカルを初めて見た時、本当に嬉しかった。 それがいつの間にか、アメリカの拝金主義が許せなくなった。多分、超格差社会の仕組みが作られ、ごく一部の人間だけが富み続け、搾取され続ける人間は一生浮かび上がれない、とてもずる賢いだけど残酷な人間が勝ち組と牛耳る国だと気づいてからだ。ケイマン諸島の脱税者リストにアメリカ人が少ないのは、合法的に脱税できる仕組みが国内にあるからだ。 そして、今回のコロナ禍の中でのデモ。平和に参加しているという人も三密の中、マス…

カテゴリー一覧
商用