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読書感想:宮部みゆき様「よって件のごとし」三島屋変調百物語八之続
読みだしたら止まらない、宮部みゆき様の三島屋変調百物語でございます。 どうしてこんなに、妖しい摩訶不思議な話を思いつくのでしょうか。筋立てをどうして思いつくことができるのか、どういう思考回路だろうかと、止められなくなる宮部みゆき様、摩訶不思議なお話が3作です。日頃から歌舞伎座とかお芝居よりも観客を観察したりして、人を見てるのでしょうね。 1作目が200ページなので、読みたい気持ちを抑えることができるなら、3日楽しめます。むしろ、ゆっくり、ゆっくり、次の話はどうなるだろうかと、味わいながら読みたい、このシリーズはありえない妖怪のような3作が続きました。 途中、おちかさんが身ごもってお産を心配する…
先日、ミューザ川崎でコンサートを聞くことになって、その前日に、空いている時間に何をしようと考えた時、私が思いついたのは、川崎といえば、宮部みゆきの三島屋変調百物語の主人公おちかは、川崎宿の旅籠で生まれ育ったなあ・・・川崎大師も話題にあったなあ・・・ということでした。それで、川崎大師、どんなところか行くことにしたのである。 大きな寺社に縁のない私は、門前のたくさんのお店にびっくり。 くずもちとせき止め飴のお店がたくさんある。寒いからか甘酒を売っているところも多い。観光地度というか、祝祭空間度が非常に高かったのである。 日頃咳喘息があり、コンサート中に咳出ないようにしなくっちゃ!と思っていたことも…