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これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。実はあまり読んでいないSF。そんな中、面白そうだったので手に取ってみたこの本。カーカスレビューのNPRベストブック2022選出ということだけど、どんな内容なのか?時間犯罪取締局(TEA)を時間離脱症(アンスタック)のため退職し、時空港(タイムポート)併設ホテルで警備主任をしているジャニュアリー。ある日、アンスタックの症状のひとつである幻視で、ひとりの男の死体を見たと...
オーディブルで読んで(というか聞いて)よかった本5作【4月のエモ活】
本の朗読が聴き放題のオーディブル。小説を読めない私だけど、オーディブルでグビグビ小説が読めて嬉しいので紹介するね♪ 「やりたいことやったもの勝ち!エモ消費」を今年の抱負に掲げているので、毎月「エモ活」と称して楽しかったことを記録している 【エモが溜まったら更新】エモ活日記|根尾ねおり|note エモーションを揺さぶる活動、エモ活(※辞書には載ってない)を記録するマガジン。大体月1〜3くらいで書いている。エモを揺さぶ note.com (エモを)求めよ、さらば与えられん🤞 Ask, and EMO will be given to you. 本記事
やはり、読んでまちがいなし!「お茶と探偵⑯ アジアン・ティーは上海の館で」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。なんとなく読むものに困ったとき、ふと手に取りたくなるこのシリーズ。今度はどんなお茶とお菓子の組み合わせ? そして、ティー・ショップのオーナー、セオドシアの今回の活躍は?チャールストンのギブス美術館では、上海からそっくり移築した200年前の貴重な茶館のお披露目の真っ最中。ところが、恋人マックスの招きでセレモニーに出席していたセオドシアは、催事に設けられた写真ブ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。本屋で見つけた新刊。「殺し屋」の文字が物騒だけど、マカロンと紅茶の缶をあしらった表紙は意外とポップ。「人気シリーズ最新刊」ということで読んでみた。「殺し屋探偵」シリーズの4作目。人知れず副業で殺し屋を営むコンサルタントの富澤とシングルマザーの鴻池。2人のもとに届く殺害依頼は謎めいている。発見者を指定してきたり、花を置いたり、時期を夏休み中に限定したり……。か...
チャーハンで狙撃するわけではありません「炒飯狙撃手 弐 第3の銃弾」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。本屋で見つけたこの本。 タイトルが気になって思わず手に取ってみた。「台湾発 本格謀略小説」ということだが、いったいどんな話?総統選挙まであと7日となったある日、狙撃手・小艾は、元刑事の老伍に呼びだされて向かった先で選挙活動中だった総統の銃撃事件に遭遇。メールは偽のもので、小艾を陥れるための罠だったのだ。狙撃手が潜んでいたと思われる建物から発見された薬莢は、...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。このあいだから古書でコツコツと読んできたルイーズ・ペニーのガマシュ警部シリーズ。ついに邦訳最後の4作目に。本作の舞台はスリー・パインズ村ではなく湖畔のロッジ。いわば番外編?年に1度の休暇を楽しむために湖畔のロッジ、マノワール・ベルシャスを訪れたガマシュ警部と妻のレーヌ・マリー。そこには、同様に休暇を楽しんでいるらしい家族の姿が。だが、女主人とその夫、女主人...
紹介されなかったらきっと読んでなかった作品ばかり!「選んで、語って、読書会 ①」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。ミステリ作家の方々はどんな作品を面白いと思うのか? それを知りたくて手に取ったのがこちら。有栖川有栖・北村薫・宮部みゆき先生の選んだアンソロジー「選んで、語って、読書会」。さて、どんな作品が?東京創元社の隔月刊誌<紙魚の手帖>掲載コラムをもとに編集されたアンソロジー。各編にかつて創元推理文庫で使われていた分類マークつき。井上ひさし「括弧の恋」から三崎亜記...
アガサ賞受賞作だけのことはある読み応え!「スリー・パインズ村の無慈悲な春」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。アガサ・クリスティに敬意を表したミステリの文学賞であるアガサ賞。その最優秀長編賞に3年連続で輝き、さらに受賞を重ねているのがルイーズ・ペニー。2度目の最優秀長編賞受賞作がこちら。地図に載らない村、スリー・パインズ。そのビストロで始まった降霊会。丘の上の旧ハドリー邸で行われた第2回の降霊会で皆の人気者だったマドレーヌが急死した。一見心臓発作と見えるこの事件を...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。いわゆる「本格」ミステリが少なくなった昨今、明らかに「本格」好きな作家の作品はうれしい。<秘密の階段建築社>シリーズの最新刊では、横溝先生など日本の作家の名前が挙がっていて楽しい。主人公テンペストの家業は、秘密の小部屋などの仕掛けを得意とする<秘密の階段建築社>。会社が手がけた地下のスペースで読書会メンバーによって開催された降霊会。別れた夫の思い出を葬る...
このスポーツが出てくるミステリ、初めて読んだ!「スリー・パインズ村と運命の女神」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。先日読んだカナダのミステリ「ガマシュ警部シリーズ」。続きが知りたくて古書を購入。その2作目は実はクリスマスストーリー? 時期はずれではあるが読んでみた。地図に載らない小村、スリー・パインズ。クリスマスのあと、恒例のカーリングの試合で移住者の女性が死んだ。捜査を任されたガマシュ警部は、それが巧妙な殺人だと気づく。さらに、その死がクリスマス時期に殺害されたホー...
ハラハラしたけど、こうなってよかった!「英国貴族の本棚② 公爵家の図書係は恋をする」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。第1作で兄になりすまして公爵家の図書係を務めたティファニー。その後が気になっていたところ、待望の2作目が刊行された。さて、その内容は?仕事と家を手に入れたティファニー。ある朝、体調が悪いなか仕事に出かけようとしたところ、死体を発見。それは、少し前まで公爵家に仕えていたフットマンのバーナード。札付きの女たらしだった彼を殺害する動機を持つものはたくさんいそうだ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近アジア系の翻訳出版も増えてきた海外ミステリ。意外に聞かないのが欧米圏であるカナダ。少し前の作品だけど、カナダのガマシュ警部が探偵役のこのシリーズを読んでみた。ケベック州の平和な村、スリー・パインズ。感謝祭の週末の朝、森の中で発見された元教師ジェーンの遺体の胸には矢の傷が。しかし、周囲に矢は見当たらない。ハンターの誤射なのか? 事件を捜査すべく現場に派...
私は、物欲は強い方ではありません。 それでも、時々色んなものを買いたい!!となる瞬間が訪れます。 なんというか、一定期間買い物に行ってないと…こう、ふと色々買いたくなります。 ネットで色んなものを買うことはありましたが、それも生活用品や消耗品の買い足しでワクワクするショッピングとは違う感じ。 (あ、セーラームーンのミニチュアグッズは買いましたが…😅) ネットではなく実店舗で実際にモノを見て、触って、欲しいものを選んで買うということがしたくなるのです。 というわけで、購買意欲を満たすために久しぶりにお店で色々買っちゃいました🥰という記録です! 誰得?なのですが、完全に私得です!私が楽しいからです…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。海外ミステリを読んでいると、たまに日本のミステリが読みたくなる。それも、最近めっきり少なくなった気がする「本格」もの。少し前の作品だが、懐かしい匂いがしているこの本を読んでみた。私立探偵の石動戯作は、14年前に鎌倉の梵貝荘という私邸で起きたある殺人事件の再調査を依頼される。「名探偵」水城優臣により解決済のその事件の顛末は、「名探偵」の記録者・鮎井郁介により...
オルビスユー ドット 7日間体験セット オルビス初めての方限定980円(税込)2025年 ノンストップ!で紹介された本をまとめました。無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス 吉武 麻子 「1日が24時間だと足りない! 時間
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。日本のコージーものが読みたくなり、ふと手に取ったのがこの本。第23回『このミステリーがすごい』大賞受賞作。”焼きたてのパンの香りが広がる<日常の謎>ミステリー!”とくれば、読んでみたくなるでしょう。大学1年生の市原小春は、大阪府豊中市にあるパン屋<ノスティモ>でアルバイト中。自分をバイトに誘ってくれた親友の由貴子に押しのライブビューイングをドタキャンされたが...
【コンピュータの歴史をわかりやすく】「Spectator パソコンとヒッピー」の書評レビュー
マンガや図解形式でコンピュータの歴史をわかりやすく教えてくれる本のご紹介です!
【仕事ができる人はこれをやっている】「なぜ、あの人は仕事ができるのか?」の書評レビュー
日々の「忙しい」から解放するために「仕組化」し、よりお客様に喜んでもらうための時間を増やすためのエッセンスを凝縮した本のご紹介です。
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。日本ミステリの数少ない女性探偵、それが若竹七海の描く「タフで不運な」葉村晶。その5年ぶりの文庫書き下ろし長編が刊行されたのでさっそく飛びついた。しょっぱなからなにやら不穏な展開?コロナ禍の引きこもり生活で探偵の仕事はまるでお留守だった葉村。近所の老婦人の法事につきそうことになり、そこで紹介されたひさびさの仕事は秘密厳守の人探し。さっそく尋ね人・稲本和子が...
半世紀以上にわたって執筆してきたプロのエッセイストから「心をつかむ文章の書き方」のエッセンスが詰まった本のご紹介です。
【勉強や読書に欠かせない】「ブックスタンド」の読書グッズレビュー
読書や勉強の際の身体への負担を軽減し、より集中力や学習効率の向上を補助してくれるグッズのご紹介です。
【ビジネスマナーはこれ一冊】「今さら聞けない 仕事の超基本」の書評レビュー
全ての働く人へ、社会人としてのルールからマナー、仕事への取り組む姿勢や職場でのコミュニケーションの取り方など図解付きで分かりやすく解説している本のご紹介です。
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。今年は寒いけど、暦の上では冬ごもりの虫が動きだすという「啓ちつ」を過ぎた。「虫」といえば、探偵役が虫好きの連作ミステリがこちら。待望のシリーズ第3弾はどんな内容?あちらこちらにひょっこりあらわれては謎を解く魞沢泉(えりさわせん)。巻頭の「白が揺れた」では、北海道の山中で蜂さがしをしていたところ、地元猟友会会員の射殺体を発見。これは誤射なのか? 25年前にも同...
【ワンオペ営業の教科書】「ワンオペ完全マニュアル」の書評レビュー
一人で店舗業務をこなしながら、お客様の期待に応え続けるための工夫やアイデアを写真付きで計20店が解説している本をまとめた記事です。
【起業を考えている人へ】「(決定版)失敗しない起業家の戦い方」の書評レビュー
著者がこれまでの起業家人生で失敗したことやそこから学んだことを余すことなく記した本のご紹介です。
また書いてくれないかな?「あきらめのよい相談者ーー剣持弁護士の多忙な日常」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。ミステリ作家には別に職業を持っている人がいる。日本で比較的多い気がするのは弁護士。この本もそのひとつ。主人公も弁護士という設定なので作品の端々にリアリティが。福岡在住の主人公・剣持鷹士はいわゆる「イソ弁」。弁護士事務所に雇われて経験を積んでいる。この日訪れた相談者は、知人がホテルの照明が暗くて怪我をしたので損害賠償を請求できないかという。揉めることを想定...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。喫茶店のメニューといえば、やはり「クリームソーダ」や「プリン・ア・ラ・モード」が思い浮かぶ年代。やっと入れる時間も余裕もできたのに、気づくとめっきり少なくなってしまったレトロ喫茶。こんな店があったらいいなあ、と思うのがこの作品。東中野の商店街の路地奥にある<喫茶おおどけい>。店主は御年88歳のハツコさん。そして、懐かしい料理や飲み物を作るのは孫のハヤテ。店...
【なぜ物価上昇を起こすのか?】「暮らしと物価の地政学」の書評レビュー
暮らしや物価に影響を及ぼしている重要物資を巡る世界情勢や国際貿易の基礎、地政学などを図表や最新データを使ってわかりやすく解説してくれる本をご紹介しています。
【資格で悩んだらこの一冊】「資格のかけ算大全」の書評レビュー
将来、仕事のキャリアアップや生活を充実するために非常に有効な資格の掛け合わせの本についてまとめた記事となります。
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。冬本番という感じだけれど、3月に入れば春休みまでもうすぐ。春休みに縁がなくなって長いけれど、なにかが始まりそうなこの時期のワクワク感を今も思いだす。そんなわけで、中学2年生が主人公のこのミステリを読んでみた。父親の海外赴任が決まり、春休みから曾祖母・五月さんが経営するアパート「さつき荘」に住むことになった花南子。五月さんがぎっくり腰で入院してしまい心細く思...
【悩みや問題はこれで解決】「小さく分けて考える」の書評レビュー
「悩む時間」や「無駄な頑張り」を分解思考を使って80%減らすことによって、本当に大事なことに集中できるようになる本の書評レビューです。
【シンプルかつ効果絶大】「仕事の成果を最大化する トヨタのすごい線」の書評レビュー
トヨタが組織を強くするために実践している「線引き」をご紹介している記事となります。
これまで、中々続かずに挫折を繰り返してきた方へ向けて、「無理なく続けて」習慣化するためのエッセンスをまとめた本のご紹介です。
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。家政婦が探偵役といえば、ついふすまの陰から立ち聞きする姿が目に浮かんでしまうが、こちらは家事を一任されて使用人を束ねる存在。人はいいがカンがイマイチの主人を助けて事件を解決。さて、そのやり方とは?あまり評判のよくない医者が毒キノコで殺された? ウェザースプーン警部補が担当することになったこの事件、主人にお手柄を立てさせるべく”名探偵”家政婦のジェフリーズ夫...
こんな料理、食べてみたい!「ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。コージーミステリに食べ物はつきもの。ケーキやクッキーだけでなく、卵料理やインド料理までさまざまな料理が登場。サンフランシスコが舞台でアメリカ探偵作家クラブ賞受賞のこの本には、おいしそうな中華料理がいっぱいだった!夫婦で中国茶専門店を営みながら息子を育てたミセス・ワンは、夫を亡くし息子も独立したいまも朝4時に起きてウォーキングをする強烈なキャラクター。今日...
田舎町もいいもんだ?「スープ専門店① 謎解きはスープが冷めるまえに」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。1月はあったかかったのに最近は急激に寒い。こんな時、日本人は「鍋」だが、欧米ではやはりスープ? そんなわけで雪深い村が舞台となるこの本を読んでみた。冬にはスキー客が押しよせる雪深いスノーフレーク村。両親を不慮の事故で亡くし、故郷に戻ったラッキーだが、稼業のスープ屋を継ぐかどうか決心がつかない。そんななか、なにかと話題になる観光客の女性の死体が店の裏で発見さ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。アマゾンのおススメでずいぶん前からあがっていたこの本。「オックスフォードティールーム・ミステリー」? 見慣れない装丁と、かわいいネコの絵に惹かれて読んでみた。オーストラリアでのキャリアを捨て、故郷オックスフォードで英国式ティールームを開いたジェマ。少しずつ店が軌道に乗りはじめたある日、アメリカ人の観光客が中庭で死んでいるのを発見。死因は店のスコーンを喉に...
クッキー型がお見通し?「クッキーと名推理① フラワークッキーと春の秘密」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。コージーミステリにお菓子はつきもの。カフェのオーナーやシェフなどが主人公の作品は多いが、こちらのシリーズはクッキー用品店。クッキーの抜型を手がかりに事件の真相を暴く? どんな内容なのか?1年前に離婚し、故郷の町で親友マディーとクッキー用品店を経営するオリヴィア。 春のイベントの準備中、開業を支援してくれた実業家のクラリスが急死したという知らせが。少し気にな...
シリーズのはじまりはこうだった!「卵料理のカフェ① あつあつ卵の不吉な火曜日」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。シリーズ本は通しで読みたいが、すでに絶版になっているものも多い。図書館という手もあるが、今はネットで探せば見つかるのはありがたい。シリーズの始まりである第1作は、続巻が多いほど趣があるなあ。夫を亡くしたスザンヌは、友人2人とともにアンティーク調のカフェ<カックルベリー・クラブ>を開業。店の自慢は卵料理だが、午後にはアフタヌーンティーのサービスも行い町の人々...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。毎年1月に刊行される「れんげ荘物語」。働かずに月10万円で暮らすキョウコのライフスタイルが以前よりも現実味を帯びて感じられる。おなじみのキャラクターがどう過ごしているのか知りたくてさっそく読んでみた。息子のケイと娘のレイナが帰ってこないため、兄夫婦と3人で正月を過ごしたキョウコ。癒しの存在・ぶっちゃんたちには会えないけれど、れんげ荘の隣人・チユキさんに恋愛...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。先日読んで気になったスウェーデンのミステリ。謎解きというよりは、登場人物たちの生き方に興味を惹かれた作品だった。彼らのその後が気になり、第2弾も読んでみた。1作目から1年たった夏のサンドハムン島。恒例の外洋ヨットレースのスタート時、その号砲に合わせて発射された銃弾で高名な弁護士・オスカルが殺された。レースを見物していたナッカ署の警部トーマスは、チーム員たち...
シリーズ続編の刊行を希望!「ボンベイ、マラバー・ヒルの未亡人たち」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。去年の「虎に翼」ではないが、「女性初」という言葉が出てくるうちはまだまだ? 2018年アガサ賞最優秀歴史小説賞受賞作のこちらは、1921年のインドを舞台にボンベイ唯一の女性弁護士が探偵役を務める歴史ミステリ。さて、その内容とは?父親の弁護士事務所で働く事務弁護士パーヴィーン。ある朝、見知らぬ男が事務所の様子を窺っていたことから、過去の記憶が呼びさまされていく。そ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。日本でも最近出てきたが、自分以外の国を題材にしたミステリと言えば、ドイツのシャルロッテ・リンクによる<ケイト・リンヴィル>シリーズ。その第3弾がこちら。コミュ障ぎみの主人公ケイトの今回の事件は?ヨークシャーのスカボロー署への移籍を決めたケイトが旅行で乗った列車内で遭遇した銃撃事件。被害者は狙撃犯と面識がないという。そこに発生する第2の事件。現場で撃ちこまれ...