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エリザベス・ローウェル「黄金の眠る谷で」
エリザベス・ローウェル「黄金の眠る谷で」を読みました。 黄金の眠る谷で (MIRA文庫 EL 1-5) ハーパーコリンズ・ジャパン 本 まあまあでした。 この作家さん、これまでにも読んだことがありますが、基本的なパターンは一緒なので、ある意味安心して読めます。 初対面で、相...
2025/07/16 14:22
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🔍【天才キャラ図鑑001】霊媒探偵・城塚翡翠とは?美しき頭脳派ヒロインの魅力を解説!
なぞ九郎: やまだ、ついにこの時がきたぴよ…!天才キャラ図鑑、記念すべき第1号ぴよ! 山田 探: いや勝手に図鑑作ってま
2025/07/16 13:21
はてなブログ5年半。「思考のショーケース」が、ほしくなった話。
私の家の、白い壁。漆喰の塗り壁。 新築してから10年が過ぎ、ところどころ手垢がついて黒くなったり、小さい擦過傷ができたりしているけれど、それも味わい。 今月の初め、思い立ってnoteを始めました。 ヘッダーに据えたのが、この漆喰の壁。白は白であって白にあらず、というところがなんとなく私のイメージに合ったので。 note.com 突然のようにnoteを開設した理由は、「持たない暮らし」を軸に日常の雑感をゆるく自由に綴るブログに加えて、自分の思考の軌跡や物事の見方をもうすこし整理した形で並べておける「ショーケース」のような場所がほしくなったから。ブログよりも居住いを正した、3000〜3500字の長…
2025/07/14 23:43
羽州ぼろ鳶組「双風神」!源吾と星十郎そして大坂火消らは緋鼬を食い止めることができるのか
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、今村翔吾さんが描く「羽州ぼろ鳶組」シリーズ9作目。羽州ぼろ鳶組「双風神」!源吾と星十郎そして大坂火消らは緋鼬を食い止めることができる
2025/07/14 23:02
文豪はみんな、うつ 岩波明
なんてタイトルだ、と衝撃を受けて手に取った本。 けれど芥川龍之介の経歴などは有名だし、いわゆる文豪系の本を読んでいると頻出する「神経衰弱」という表現からも、彼らが常にそうした状況から近いところにいたことは推測できる。 今ほど医学が進んでいなかった時代を生きた文豪たちを、一般的な文学史とは異なる目線で見るのは非常に興味深かった。 文豪はみんな、うつ 岩波明 文豪はみんな、うつ (幻冬舎文庫) amzn.to 693円 (2025年07月10日 16:55時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する
2025/07/14 08:07
今週のワンピース感想 – 第1154話「死ねもしねェ」
今週のワンピースも本当に濃密な内容でした!第1154話「死ねもしねェ」では、ロキの壮絶な過去とロックス・D・ジーベックの衝撃的な正体が明かされ、読者の心を揺さぶる展開となりました。
2025/07/14 01:02
アン・クリーヴス『哀惜』感想・レビュー|静かに心を打つ正統派警察ミステリー【刑事マシュー・ヴェンシリーズ】
派手な展開はなし。でも心に沁みる──アン・クリーヴス『哀惜』は、静かに進む捜査と丁寧な人物描写が魅力の正統派警察ミステリー。感想をたっぷり綴ります。
2025/07/13 19:56
坂木司「和菓子のアン」他シリーズ 感想・レビュー
「和菓子のアン」は、坂木司さん著書で4冊のシリーズ小説。第3弾までは文庫本、4作目のみ単行本です。(2025年7月現在)このシリーズの感想・レビューをお伝えします。表紙が和菓子になっており、本屋ですぐ目につきます。たくさんの上生菓子が登場します。ジャンルはお仕事小説。登場人物は同僚の店員やアルバイト、師匠などです。
2025/07/13 19:32
『リチャード二世』ウィリアム・シェイクスピア 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 イングランド国王リチャードは、宿敵である従兄弟ボリングブルック(のちのヘンリー四世)を追放したあげく、その父ジョン・オヴ・ゴーントの財産を没収する。しかし、復権をねらって戻ってきたボリングブルックに王位を簒奪され、屈辱のうちに暗殺される。胎弱な国玉リチャード二世の悲痛な運命を辿る。 『リチャード二世』は、シェイクスピアによって1595年ごろに執筆されました。本作は「第二・四部作」と呼ばれる連作史劇の先頭に位置し、『ヘンリー四世』第一部、第二部、『ヘンリー五世』と続きます。1398年ごろの出来事を中心に描いたこの作品は、プランタジネット家最後の…
2025/07/12 07:08
【杉咲花主演】月下のサクラ【映画化された話題作の続編】
今回はネタバレ有の解説となっています。ネタバレNGの人は先に『月下のサクラ』を読んでから見てください。 書籍紹介 シリー
2025/07/11 22:09
芸術的伏線回収!『六人の嘘つきな大学生』【新感覚青春ミステリ】
今回はネタバレ有の解説となっています。ネタバレNGの人は先に六人の嘘つきな大学生を読んでから見てください。 ↓↓もしよか
2025/07/11 22:07
『この夏の星を見る』映画感想|コロナ禍の青春!原作との違いを徹底レビュー【辻村深月×桜田ひより】
山田 探: なぞ九郎、またミステリ小説か? 最近ほんと読んでるな…… なぞ九郎: いや、今回はちがうのだ! ミステリじゃ
2025/07/11 22:02
学生アリスシリーズ第一作『月光ゲーム―Yの悲劇’88』感想|有栖川有栖のデビュー作は災害×本格ミステリの傑作
学生アリスシリーズ第一作『月光ゲーム―Yの悲劇’88』は、噴火で孤立したキャンプ場を舞台にした青春×災害×本格ミステリ!推理と心理戦の融合が魅力の有栖川有栖デビュー作。
2025/07/10 22:51
赤瀬川隼「幻影の街」
赤瀬川隼「幻影の街」を読みました。 幻影の街 集英社 本 面白かったー! 赤瀬川隼さんの作品。 しっとりとした雰囲気があって、読みやすい文体、大人な恋愛と駆け引きで楽しく読みました。 短編集なのでそれぞれ独立した話だと思って読んでいたら、途中から、あれ?そういう繋がり?って...
2025/07/10 15:56
Read a book/「クスノキの女神」を読みました
東野圭吾さんの「クスノキの女神」を図書館からお借りしました 「クスノキの番人」がとても良く、続編と言うことでお借りしましたが、ラストはあまりに悲しく思わず涙…
2025/07/10 15:10
【読書】ブログで5億円稼いだ方法
ブログで5億円を稼いだブロガー・きぐちさん。彼の方法は一見すごいようで、実は初心者でも真似できる本質に基づいています。今回は、本書を読んで特に重要だと感じた3つのポイントを紹介します。① 特化ジャンルで「検索される悩み」に応えるきぐちさんは
2025/07/10 05:49
【映画と原作の違い/ネタバレ有】杉咲花主演!朽ちないサクラ
あらすじ 「孤狼の血」シリーズの柚月裕子による警察ミステリー小説を杉咲花の主演で映画化。杉咲演じる県警の広報職員が、親友
2025/07/09 22:16
【映画化決定】朽ちないサクラ【警察内部の闇に挑む広報広聴課員】
今回はネタバレ有の解説となっています。ネタバレNGの人は先に『朽ちないサクラ』を読んでから見てください。 書籍紹介 警察
【直木賞候補作】地雷グリコ/JKたちの本格頭脳バトル!気になるアニメ化・ドラマ化は?
今回はゲームの具体的な展開には言及していませんが、あらすじを書いていますので前回の勝敗のネタバレ箇所があります。それも含
2025/07/09 22:15
【橋本環奈主演】天久鷹央の推理カルテ【累計350万部超】
みなさんだいぶご無沙汰です。 前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいましたm(_ _)mこれからは更新頻度を増やしていき
2025/07/09 21:56
📘 名刺代わりの10冊【なぞ九郎の読書ファイル】
こんにちは、なぞ九郎なのだ。今回はぼくのことがちょっとだけわかっちゃう(!?)10冊を紹介するぴょ! ① 十角館の殺人/
2025/07/09 21:55
夕木春央『方舟』はただの密室モノじゃない──読後に震えるどんでん返し【ネタバレなし】
山田よ、今すぐ読むべき本があるのだ! またですか、なぞ九郎さん。今度は何です? これなのだ! 夕木春央の『方舟』! 嵐、
2025/07/09 21:54
【2025年映画公開】辻村深月『この夏の星を見る』紹介・読書感想文推薦|コロナ禍を過ごした学生の葛藤と希望の物語
またミステリ読んでいるのか? 今回はちがうのだ!コロナ禍で当たり前だった学生生活がなくなって、つらい思いをした人たちの気
2025/07/09 21:53
櫛木理宇『依存症シリーズ』読む順番と感想記事一覧まとめ|殺人・残酷・監禁の3作紹介
『殺人依存症』『残酷依存症』『監禁依存症』の順番や感想を知りたい方へ。櫛木理宇の依存症シリーズを一覧でまとめました。
2025/07/09 20:07
隆慶一郎「捨て童子・松平忠輝」!"鬼っ子"忠輝の爽快にして壮絶な前半生
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、隆慶一郎「捨て童子・松平忠輝」!"鬼っ子"忠輝の爽快にして壮絶な前半生です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどこ
2025/07/08 05:04
『監禁依存症』感想・レビュー|法のすき間と依存の恐怖を描く社会派ミステリー【櫛木理宇】
性犯罪・司法制度・誘拐事件…社会の裏側に切り込む衝撃作『監禁依存症』感想。依存症シリーズ第3弾の重厚ミステリー
2025/07/07 22:03
便利なブログの読書記録
京都を旅行中の娘からメッセージが来た。「キングダムの75巻が出ていた。買ったか?」と。京都の書店?コンビニ?で見たらしい。はっきり言って75巻まで出ている刊行…
2025/07/06 16:12
原浩「蜘蛛の牢より落つるもの」
原浩「蜘蛛の牢より落つるもの」を読みました。 蜘蛛の牢より落つるもの (角川書店単行本) KADOKAWA Digital Ebook Purchas 面白かったー! 原浩さんの作品は、これでコンプリートですが、どれも好き!おすすめです! 怖いし、面白いし、話が破綻せずにち...
2025/07/06 11:32
日ソ戦争
「日ソ戦争」麻田雅文、中公新書、2024年4月日ソ戦争帝国日本最後の戦い(中公新書)麻田雅文中央公論新社にほんブログ村1945年8月8日から9月上旬まで満洲・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争について、米国によるソ連への参戦要請から、満洲など各所での戦闘の実態、終戦までの全貌を描いた書籍。戦争の愚かさ、敗戦国の特に巻き込まれた一般市民の悲惨さを痛感しました。日本にとって辛い話ばかりなので、ページが進まず、読み終えるのに時間がかかりました。戦争はない方がいいなというのは改めて感じます。個々の事象について、どの国、誰が悪いというのは、その人の置かれた立場によって、感じ方が異なるかもしれません。【目次】はじめに第1章開戦までの国家戦略―日米ソの角逐第2章満洲の蹂躙、関東軍の壊滅第3...日ソ戦争
2025/07/06 08:32
うらはぐさ風土記/中島京子
うらはぐさ風土記/中島京子映画化された「小さいおうち」ドラマ化された「やさしい猫」の原作の作家さんの最新作武蔵野にある空き家となった伯父の家に暮らすことになった離婚を機に30年ぶりにアメリカから帰国した50代の大学教員の女性が主人公9章に分かれた長編小説なのですが1章目から「しのびよる胡瓜」なるものが現れて心を掴まれました登場するのは庭の野菜のお世話をしてくれる近所の足袋屋さん滝沢カレンのようなヘンテコな敬語を使う女子大生とそのお友達の陸上部のエース認知症の伯父等々コロナ禍の中で移りゆくものと変わらないもの自然の移ろい更年期空き家問題…など日常の様々なことが描かれますが印象としてはゆったりとした東京都下での日々の暮らしを綴った小説という感じで読んでいてとても心地よかったです(クリックで大きくなります)うらはぐさ風土記/中島京子
2025/07/05 20:00
櫛木理宇『残酷依存症』感想・レビュー|胸糞注意!衝撃の拷問と私刑を描くイヤミス地獄【依存症シリーズ2作目】
櫛木理宇『残酷依存症』感想・レビュー。依存症シリーズ第2弾は、拷問・私刑・胸糞事件が描かれるイヤミスの傑作。倫理観が揺さぶられる衝撃作!
2025/07/05 18:50
【書評】成瀬は止まらない!滋賀愛が弾ける「成瀬は信じた道をいく」を読む
滋賀県、みなさんは行ったことがありますか? 滋賀県といえばやっぱり日本最大の淡水湖、琵琶湖が有名ですよね。ただ、どこか地味な印象は拭えず、東京都を中心とした関東圏での生活が長い私としては、近隣の京都府・大阪府などの陰に隠れてしまっている…と
2025/07/05 18:19
『絵のない絵本』ハンス・クリスチャン・アンデルセン 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 わたしは、貧しい絵描き。友達はいないし、窓から見えるのは、灰色の煙突ばかり。ところがある晩のこと、外をながめていたら、お月さまが声をかけてくれた......。ある時はヨーロッパの人々の喜びと悩みを語り、ある時は空想の翼にのって、インド、中国、アフリカといった異国の珍しい話にまで及ぶ。短い物語の中に温かく優しい感情と明るいユーモアが流れる、まさに宝石箱のような名作。 1807年からナポレオン戦争にフランス側として参戦したデンマークは、1813年のスウェーデンによる侵攻によって敗れました。翌年、代償として国土の割譲を求めるキール条約が結ばれ、それ…
2025/07/05 07:06
奇のくに風土記*木内昇
奇のくに風土記 /木内昇新聞の紹介で気になって借りた本江戸後期の本草学者畔田翠山(くろだすいざん)という実在の人物の時代幻想譚で本人の描かれた植物やイソヒヨドリの画も載っています本草学とは検索によれば「薬用に重点を置いて植物やその他の自然物を研究した中国古来の学問」とのことです人ならざる者との関わりも書かれておりそういう意味では浅井まかて「雲上雲下」梨木香歩「家守綺譚」「冬虫夏草」を思い出したりしながらとても興味深く読みました植物にはさほど詳しくありませんが定家葛や大山蓮華など知っている草木が多く登場してそういう意味でも楽しめました多分初読みの作家さんだと思うのですが文章がとても気持ちよくこのところ読んだ小説の中では一番好きになりましたクリックで大きくなります奇のくに風土記*木内昇
2025/07/04 20:59
6月に読んだ本と今読んでる本
こんにちはこんばんは今月読んだ本の簡単なご紹介と、今読んでる本の記録ですちなみに5月は一冊も読了できませんでした...💦
2025/07/04 19:32
櫛木理宇『殺人依存症』感想|グロい、鬼畜、胸糞イヤミスで最悪の読後感!でも続編を期待しちゃう
『殺人依存症』は鬼畜な胸糞イヤミス。救いのない物語ながら続編が気になる不思議な魅力。子ども被害描写もあり苦手な方は注意。
2025/07/03 19:26
『46番目の密室(新装版)』感想・レビュー|火村英生×作家アリスの名コンビが挑む密室殺人【有栖川有栖】
火村英生シリーズ第1作『46番目の密室』感想。密室で殺された推理作家。真相を追う火村とアリスのコンビが鮮烈!
2025/07/01 22:14
本の記録(2025-06)
2025/07/01 11:18
おとなの週末「夏の麺」!ご当地うどんも痺れる麺も!さっぱり&ピリ辛で夏を乗り切ろう
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、おとなの週末「夏の麺」!ご当地うどんも痺れる麺も!さっぱり&ピリ辛で夏を乗り切ろう…です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの
2025/07/01 05:17
今週のワンピース感想 – 第1153話「ロキ誕生」
ジャンプ31号掲載の第1153話では、ついにロキの悲劇的な誕生秘話が明かされる。ハラルド王の改心、イーダとの出会い、そして冷酷なエストリッダによる残酷な仕打ち。エルバフの複雑な歴史と王族制度の闇に迫る重要エピソード。
2025/06/30 06:26
アンナ・ガヴァルダ短編集「泣きたい気分」とジョン・ロブしか履かない男
図書館でアンナ・ガヴァルダの小説「泣きたい気分」を借りてきました。フランスに暮らす様々な男女のショートストーリーを収録した短編集なのですが、「その男と女」という作品に、「ジョン・ロブしか履かない」という五十歳過ぎの男性が登場するため、私の興味は本題である男女間の心の機微から離脱し、この小説が上梓された1999年頃の革靴事情に移行して戻ってこられなくなってしまいます。男は週末用の装いだ。古いツイード...
2025/06/29 21:40
【本】小川洋子『余白の愛』~現実と記憶の狭間で揺蕩う~
1、作品の概要 『余白の愛』は小川洋子の長編小説。 1991年に福武書店より単行本が刊行された。 2004年に中公文庫より新装文庫版が刊行された。 234ページ。 耳を病んだ「わたし」と速記者Yの、現実と記憶の狭間で語られる物語。 2、あらすじ 「わたし」は夫と離婚後、耳を病んでしまって長く入院生活をしていた。 雑誌のインタビューで知り合った速記者のY。 美しい指を持つ彼の虜になり、次第に親密な関係になっていく。 消えてしまった『十三歳の少年』、ベートーヴェンの補聴器を展示していた博物館、屋敷とジャスミンの間・・・。 現実と記憶が入り混じり、意識は虚構へと揺蕩っていく。 余白の愛 (中公文庫)…
2025/06/29 19:21
恩田陸「珈琲怪談」
恩田陸「珈琲怪談」を読みました。 珈琲怪談 (幻冬舎単行本) 幻冬舎 Digital Ebook Purchas 面白かったー! 多聞シリーズ、第3弾。 多聞シリーズ第1弾は「月の裏側」第2弾は「不連続の世界」です。 ↓ 不連続な世界の感想ブログ 「不連続な世界」の収録され...
2025/06/29 14:09
「嫌われ者」のモチベーション維持に興味がある話。
昔から、「ばいきんまん」の行動原理が不思議でたまりませんでした。 アンパンマンシリーズに登場する重要な敵役。私利私欲で動くばいきんまんは、自己犠牲と利他の象徴であるアンパンマンと相対関係にあります。 物語の発端となるトラブルを幾度となく引き起こし、最後には正義の英雄に負けて捨て台詞とともに退場する。 懲罰の対象となる悪戯は彼にとってライフワークのようなものだと推察します。 ですが、身の丈を超えた欲望を自制し、善良なる村の住人たちへの無意味な悪戯を控え、ある程度の良好な対人関係を築きさえすれば、争わずして彼の願望(食べ物が欲しいとか)は叶えられるはず。 それなのになぜ、ばいきんまんは敢えて「嫌わ…
2025/06/28 23:17
『死と乙女』アリエル・ドルフマン 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 「あの医者よ。」海辺の一軒家。シューベルトから逃げ続ける女主人公が不意の客人の声に探りあてたものとは。息詰まる密室劇の姿を借り、平和を装う恐怖、真実と責任追及、国家暴力の闇という人類の今日的アポリアを撃つ、チリ発・傑作戯曲の新訳。 作曲家フランツ・シューベルトが死の直前に書き上げ、没後に認められて見出された「弦楽四重奏曲第十四番」は、自身の歌曲「死と乙女」の主題をもとに作られている経緯から、この名が通称として使用されています。死を前にしたシューベルトが抱いた「絶望」が描かれていると解釈されており、歌曲の歌詞からも死を受け入れる心の揺れ動きが伝…
2025/06/28 07:06
Book and yarn/「ディア・オールド・ニュータウン」を読みました
小野寺史宜さんの「ディア・オールド・ニュータウン」を図書館からお借りしました 今回は「みつば」のお蕎麦屋さんを経営する若者のお話親が残した蕎麦屋の店舗を利用…
2025/06/27 21:39
「夜更けより静かな場所」岩井圭也(幻冬舎)感想・レビュー
岩井圭也さん著書の「夜更けより静かな場所」を読みました。この本の感想・レビューをお伝えします。岩井圭也さんは、過去に直木賞候補になった「完全なる白銀」などの作品があります。古書店で夜更けに開催される読書会がテーマの短編小説集です。読書好き(特に小説・エッセイ)におすすめの1冊です。
2025/06/27 10:33
本多孝好「WILL」
本多孝好「WILL」を読みました。 WILL MOMENT (集英社文庫) 集英社 Digital Ebook Purchas 面白かったです! 「Moment」の続編 or後日談的な話のようですが、私は「Moment」は読んでません。 読まなくても、大丈夫でした。 この作...
2025/06/25 13:49
『大人は泣かないと思っていた』寺地はるな 著
時田翼32歳、農協勤務。九州の田舎町で、大酒呑みの父と二人で暮らしている。趣味は休日の菓子作りだが、父は「男の
2025/06/24 17:44
『家族という病』下重暁子 著
日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家...
2025/06/24 17:42
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