『リチャード二世』ウィリアム・シェイクスピア 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 イングランド国王リチャードは、宿敵である従兄弟ボリングブルック(のちのヘンリー四世)を追放したあげく、その父ジョン・オヴ・ゴーントの財産を没収する。しかし、復権をねらって戻ってきたボリングブルックに王位を簒奪され、屈辱のうちに暗殺される。胎弱な国玉リチャード二世の悲痛な運命を辿る。 『リチャード二世』は、シェイクスピアによって1595年ごろに執筆されました。本作は「第二・四部作」と呼ばれる連作史劇の先頭に位置し、『ヘンリー四世』第一部、第二部、『ヘンリー五世』と続きます。1398年ごろの出来事を中心に描いたこの作品は、プランタジネット家最後の…
2025/07/12 07:09