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『鷹の井戸』(ウイリアム。バトラー・イェーツ、訳=松村みね子、青空文庫)
『At the Hawk’s Well』(William Butler Yeats)底本は「近代劇全集 第25巻愛蘭土編」(第一書房、1927)『鷹の井戸...
韓国音楽劇「ノヴェチェント」 映画『海の上のピアニスト』の原作戯曲を音楽劇に オマンソク배우님の一人劇 음악극 노베첸토
よろぶん あにょはせよ〜韓国音楽劇「ノヴェチェント」음악극 노베첸토 1回目に行ってきたよ。【シアター】音楽劇「ノヴェチェント」2025.03.19 ~ 2025.06.08YES 24ステージ2館YES 24ステージの春は、すごいラインナップ!1館「ラフヘスト」2館「ノベチェント」3館「イソ
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 心のうちの愛情を素直に表わせないならず者リリオムの悲劇を、作者ならではのユーモアをまじえて描いた名作戯曲。原典からの初訳。 モルナール・フェレンツ(1878-1952)は、ドナウ川を挟むハンガリーの首都ブダペストで、医者を営むドイツ系ユダヤ人のもとに生まれました。ブルジョワに位置する家庭環境で、その生活は裕福でしたが、病弱であった母親が亡くなり、社会に出る前に深い悲しみを抱えることになります。学生のあいだにジャーナリストとして活動することを心に決め、執筆や取材を独自で進めていましたが、父親の意向により法学を学ぶことを迫られた彼は、スイスのジュ…
3/3、クリスティー文庫より、アガサ・クリスティー、チャールズ・オズボーン『蜘蛛の巣〔小説版〕』が発売されました。アガサ・クリスティーの戯曲『蜘蛛の巣』を、オーストラリアの演劇、オペラ評論家で詩人、小説家でもあるチャールズ・オズボーンが小説化。
№2,104 洋画セレクション “ 8月の家族たち(原題:August: Osage County)"
⏱ この記事は、約7分で読めます は じ め に ご 挨 拶 本 編 8月の家族たち(原題:August: Osage County) 概 要 キャスト スタッフほか お わ り に ご 挨 拶 dAGU’s 掲 示 板 🆕お知らせ 主催サークルのご案内 趣味のブログを楽しむ会 映画バンザイ!! NO MUSIC NO LIFE 洋楽好きのためのサークル 関西サークル ビバ!海外生活 2016年にブログを創めた人のサークル ブログサークルコメント #ハッシュタグ(IN POINT) やる気✖100倍 ポパイのほうれん草 は じ め に ご 挨 拶 おばんです 🍺 _ _)) ペコリ 白石です…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 求婚しようとした王女とその父の近親相姦を見抜いてしまった時から、ペリクリーズの波瀾万丈の旅が始まった──。詩人ガワーの語りという仕掛けのなかで、次々と起こる不思議な出来事。過酷な運命を乗りこえ、長い歳月をへて喜びに包まれる、ペリクリーズと家族の物語。イギリスで人気の高い、シェイクスピア最初のロマンス劇を新訳で。 本作『ペリクリーズ』は1607年から1608年に掛けて執筆された作品で、「四大悲劇」と呼ばれる『ハムレット』、『マクベス』、『リア王』、『オセロー』が発表された後の、シェイクスピア晩年に生み出されたものです。晩年に開花したシェイクスピ…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 公爵の代理に任命された貴族アンジェロは、世の風紀を正すべく法を厳格に適用し、結婚前に恋人を妊娠させた若者に淫行の罪で死刑を宣告する。しかし兄の助命嘆願に修道院から駆けつけた貞淑なイザベラに心奪われると……。性、倫理、欲望、信仰、偽善。矛盾だらけの脆い人間たちを描き、さまざまな解釈を生んできた、シェイクスピア異色のシリアス・コメディ。 本作『尺には尺を』は一般的に「喜劇」として扱われています。結末を婚姻の成就で締めくくり、道化的なやり取りを据えていることからも、「シェイクスピア喜劇」の枠内に収められる要素は多くあります。しかしながら本作は、作中…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 十六世紀後半、カトリック国のフランスではルターの思想を契機に勢いづいた新教派(カルヴァン派)が、フランスの商工業者層を中心に活動を強めて勢力を拡大していました。国教に背く行為であるとして、フランスは新教派に対して厳しい弾圧を与えましたが、商工業者たちが繋がっている各貴族たちをも取り込み、王権の強化に対する反発と相まって、カトリック(旧教派)との激しい対立の構図が生まれます。カトリックは新教徒を「ユグノー(乞食者)」と蔑み、反対にカルヴァン派はカトリック教徒を「パピスト(教皇の犬)」と読んで、対立は一触即発の緊張感を帯びていました。そのようなな…
≪観劇レビュー≫『A Number―数』『What If If Only―もしも もしせめて』@森ノ宮ピロティホール
今回の大阪の旅は、この舞台の大阪千秋楽のチケットが当選したから♪(前週の世田谷世田谷パブリックシアターの千秋楽にも応募していたのだけど、さすがに日曜日だったのでさっくり外れました、、、(^^;) と言う訳で、お初の森ノ宮ピロティホール。 ジ
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 革命時代のソ連を生き、小説『巨匠とマルガリータ』を遺したミハイル・ブルガーコフは死の前年、「モスクワ芸術座」の依頼で、独裁者スターリンの評伝劇を書き上げるも、上演禁止の告を受けた。この史実をもとに、文学者が独裁者の評伝劇を書き上げるまでの葛藤を、想像力豊かに描出した戯曲。 1917年の十月革命より、ロシアではレーニンが導くボリシェヴィキが独裁を実現させ、世界最大の社会主義政権であるソヴィエト連邦が発足しました。このときにレーニンの片腕であったヨシフ・スターリンが書記長となり、その後、レーニンから権力を継承する形でソ連の独裁的権力を握りました。…
『The Unexpected Guest』(Agatha Christie 1958)
『招かれざる客』(アガサ・クリスティ)ある邸宅で起こった殺人事件を扱った戯曲作品。まず邸宅の主が射殺死体で発見され、傍らにその妻が銃を手にしたまま呆然と立...
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 二〇世紀アメリカを代表する劇作家オニールの最高傑作。ギリシア悲劇の筋立てを南北戦争後のニュー・イングランドに移し、父母姉弟の錯雑した愛憎を描く迫真のドラマ。 ユージン・オニール(1888-1953)は、アイルランド系アメリカ人の舞台俳優ジェイムズ・オニールの子として生まれました。「モンテ・クリスト伯」で一世を風靡した父は、人気を保ちながらツアーを行い、実に六千回以上もの興行を成功させました。オニールはこの巡業に合わせて、各地をまわりながら幼少期を過ごします。カトリックの寄宿学校を経てプリンストン大学へと進学しましたが、勉学に熱は入らず、異性と…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 財産を気前よく友人や家来に与えることで有名なアテネの貴族タイモン。貯えが尽きることを恐れる執事の忠告も無視し贈与を続けるが、膨れ上がった借金の返済に追われることに。「友達を試す」と他の貴族らに援助を求めるものの、手の平を返したようにそっぽを向かれ、タイモンは森へと姿をくらましてしまい……。忘恩、裏切り、破滅。普遍的なテーマを鮮烈に描く。未完の戯曲として議論を呼ぶ問題作が、瑞々しい名訳で甦る。 アテネの繁栄に助力した資産家タイモンは寛大な心で人々に接し、毎日を盛大な晩餐で隣人を招き、多くの人々の望みを叶えて互いに満足していました。もてなすタイモ…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 ブリテン王シンベリンの娘イノジェンは、イタリア人ヤーキモーの罠にはまり、不貞を疑われる。嫉妬に狂う夫ポステュマスの殺意を知らぬまま、イノジェンは男装してウェールズへ行くが、薬で仮死状態になった彼女の傍らにはいつしか夫の首のない死体が──。悲劇と喜劇が入り混じり、波瀾万丈のなか、最後は赦しと幸福な結末を迎える「ロマンス劇」の傑作。 古代ブリテンの国王シンベリンには二人の王子と一人の美しい娘がいましたが、後妻を迎えたころに幼い王子たちは失踪して行方不明になりました。世継ぎの問題もあり、一人娘のイノジェン(イモージェン)の婚姻に関しては後妻の息子ク…
『ウィンザーの陽気な女房たち』ウィリアム・シェイクスピア 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 1597年から1598年に執筆されたと言われる本作『ウィンザーの陽気な女房たち』は、題名どおりにシェイクスピア作品のなかでも頭抜けて陽気な感情で観る(読む)ことができる演劇です。諸説ありますが一説に、シェイクスピアの劇団を支援する宮内大臣であるジョージ・ケアリー男爵がガーター勲章を授かり、それを祝う騎士団の祝宴で喜劇を披露することになったため、シェイクスピアが約二週間で書き上げたものだと言われています。この説に付随して、『ヘンリー四世』を観劇したエリザベス女王が、登場人物フォールスタッフが色欲に溺れる姿を観たいと望んだため、このような題材とな…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 女性の繊細な恋愛心理と微妙な恋のかけ引きを得意とするマリヴォーの代表作。心おだやかで愛らしい登場人物たちが織りなす恋愛喜劇。 現代でも舞台で数多く演じられる作品を残した劇作家ピエール・ド・マリヴォー(1688-1763)は、モリエールの築き上げた古典としての喜劇に、細かな心理描写を埋め込んで新たな喜劇の基盤を構築しました。当時のフランスでは、ルイ十四世の弟であるオルレアン公フィリップ一世によるパレ・ロワイヤルでの豪奢な放蕩三昧に代表されるように、貴族たちは娯楽と遊蕩に溢れた生活に耽っていました。このような世にありながら、ランベール侯爵夫人は格…
三谷幸喜喜劇「笑の大学」 笑いを守る闘い 2024年-2回目 연극 웃음의 대학
よろぶん あにょはせよ〜三谷幸喜喜劇「笑の大学」연극 웃음의 대학2024年-2回目に行ってきました。【シアター】演劇「笑の大学」2024.05.11 ~ 2024.06.09 世宗文化会館Sセンター今回は、혜공放送記念割引「일찍 오셨네요할인」40%引きチケットのデザインが前回と違うの
韓国演劇 喜劇「笑の大学」ヒトにはなぜ笑いが必要なのか 연극 웃음의대학
よろぶん あにょはせよ〜三谷幸喜戯曲「笑の大学」연극 웃음의 대학2024年-1回目を見て来ました!【シアター】演劇「笑の大学」2024.05.11 ~ 2024.06.09 世宗文化会館Sシアター【作品紹介】みなさんご存知三谷幸喜さんの大ヒット戯曲世界中で数えきれないほど上演されてい
『終わりよければすべてよし』ウィリアム・シェイクスピア 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 前伯爵の主治医の遺児ヘレンは現伯爵バートラムに恋をしている。フランス王の難病を治して夫を選ぶ権利を手にし、憧れのバートラムと結婚するが、彼は彼女を嫌って逃亡、他の娘を口説く始末。そこでヘレンがとった行動は──。善と悪とがより合わされた人物たちが、心に刺さる言葉を繰りだす問題劇。 この作品は1601年から1606年の間とされており、一般的にシェイクスピア作品のなかで「問題劇」と呼ばれる『トロイラスとクレシダ』及び『尺には尺を』などと共に括られています。三作どれもが、暗く苦い笑いと不愉快な人間関係を軸に描かれており、これはシェイクスピアの喜劇時代…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 本作『ヴェローナの二紳士』は、シェイクスピアが執筆した最初の喜劇と言われています。劇中には、女性の男装や情欲の森など、彼が後の作品に活かす発想が随所に現れています。舞台となるイタリア北部にあるヴェローナは『ロミオとジュリエット』でも知られています。 ヴェローナの紳士であるヴァレンタインとプローテュースは、互いに固い友情を交わし、何事も隠し事のない強い絆で結ばれていました。しかし恋愛についての考え方は正反対で、ヴァレンタインはそのようなものに関心を持つことができず、見識を広めたいという思いからミラノ公爵のもとへと旅立ちます。反してプローテュース…
『タイタス・アンドロニカス』ウィリアム・シェイクスピア 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ローマの帝位継承権を争う前皇帝の息子兄弟。そこにゴート人との戦いに勝利したタイタス・アンドロニカスが凱旋帰国し、市民の圧倒的支持により皇帝に推薦されるが……。男たちの野望に、愛情・復讐心・親子愛が入り乱れたとき、残虐のかぎりが尽くされる……。シェイクスピアの作品では異色の惨劇。 ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)は、劇作家として活躍する初期の1588年から1593年の間にこの劇を書いたと考えられています。『タイタス・アンドロニカス』は、彼の作品のなかで最も暴力的で血生臭い作品の一つであり、名誉の力と暴力の破壊的な性質を題材として…
『Pygmalion』(G.B.Shaw, Drawings=Feliks Topolski、PenguinBooks)
『ピグマリオン』(G.B.ショー)タイトルに続いて「A Romance in Five Acts」とあり、そのあとには作者名とフェリクス・トポルスキによる...
シェイクスピアは豊かで多様な作品を数多く遺しました。彼の戯曲は、さまざまな人間関係や文化を交えて、数多の解釈を生み出し、現代でも熱心に研究が進められています。さらには、現代の科学技術を用いて、新たな発見が次々に認められています。そして、彼の戯曲は現在の舞台や映画でも、色褪せない存在感と感動を放ち続けています。ここでは、シェイクスピア作品の感想をまとめました。ぜひ、お楽しみください。 「美しく、優しく、真実の」がわが主題のすべてであり、「美しく、優しく、真実の」をべつの言葉に変えて用いる。私の着想はこの変化を考えるのに使いはたされるのだ、三つの主題が一体となれば実に多様な世界がひらかれるから。美…
おはようございます! キャリアコンサルタントの江藤セツ子です。自分らしい生き方や働き方を見つけていきましょう。 先日、『欲望という名の電車』の観劇に新国立劇…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 サー・トマス・モア(1478-1535)は十六世紀に法律家として活躍した思想家です。ロンドンの法律家のもとで生まれ、裕福な環境のなかで育てられました。オックスフォード大学で古典の哲学や文学を学びましたが、家業に倣って法律家を目指すため、法律学校へと移ります。法学を修めると、その才覚はすぐに芽生え、多くの人々の支持を得ます。その後、二十代にして下院議員に当選し、政治家としてもその手腕が認められていきました。四十代に至ると国王ヘンリー八世の寵愛を受け、幾つもの外交政治における要職を任され、その活躍も認められて、官職の最高位である大法官の地位を与え…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 本作『お気に召すまま』の種本は、トマス・ロッジ『ロザリンド』(1590)と、作者不詳の物語詩『ギャミリン物語』(1400)が用いられています。両作品に描かれる残虐な死の場面や、淫蕩で不幸な場面などはシェイクスピアによって姿を消され、おかしみや機知に富んだ会話に溢れた作品へと変化されています。シェイクスピア作品のなかで、最も甘美で、最も幸福な物語と言われています。 フレデリック公爵は兄である先代の公爵を策略によって追い出し、地位、名誉、財産の全てを簒奪しました。しかし、先代の娘ロザリンドは、自身の娘シーリアの願いにより、その側へ置くことになりま…
『アントニーとクレオパトラ』ウィリアム・シェイクスピア 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 本作『アントニーとクレオパトラ』は、『ジュリアス・シーザー』の後の舞台を描いており、これらを二部作と括る場合もあります。シェイクスピアは『ジュリアス・シーザー』を転換点として、その作風に強く深い悲劇性を帯びさせていき、『ハムレット』『オセロー』『マクベス』『リア王』の四大悲劇を生み出します。その後、『ジュリアス・シーザー』に呼応させるように、この悲劇時代の終わりを飾る最も光景な悲劇『アントニーとクレオパトラ』を執筆しました。実に四十二場面に及ぶ舞台の目紛しさ、それに伴う多くの使者や伝令の登場は、劇そのものの公的な慌ただしさと、当時の不安定な政…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 クリスマスイヴ、貧しい木こりの子チルチルとミチルの部屋に醜い年寄の妖女が訪れた。「これからわたしの欲しい青い鳥を探しに行ってもらうよ」ダイヤモンドのついた魔法の帽子をもらった二人は、光や犬や猫やパンや砂糖や火や水たちとにぎやかで不思議な旅に出る。<思い出の国><幸福の花園><未来の王国>──本当の青い鳥は一体どこに?世界中の人々に親しまれた不滅の夢幻童話劇。 モーリス・メーテルリンク(1862-1949)は、ベルギーのガン(ヘント)でワロン・フラマン人(フランス語を話すゲルマン民族)のカトリック家庭に生まれました。母親は裕福な家柄で、父親は公…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 旅回り一座の座長・宗介は、ずっと籍を入れないままの女房レイ子と一座の若い男とをくっつける。そして、駆け落ちに破れて戻って来るレイ子をやさしく受け入れることで夫婦愛を確認していた。寝取られ亭主のマゾヒズムに快感を感じていた宗介だったが、死期を迎えた父親のため、家族、親戚、友人一同の前で、ついにレイ子と式を挙げることを決意する。しかし、その直前またしてもレイ子は駆け落ちを宣言。「もう帰って来ないよ」と言い捨て出て行ってしまう……という一座の舞台裏と呼応した劇中劇(若き日の徳川家宣と青砥芸者お志摩の許されぬ恋)が進行する。つかこうへいが、24歳当時…
【これは読む、あるいは該当の劇を見ないと…】井上ひさし『夢の泪』
この作品の感想は仔細には書かないでおきましょう。一切読む意味がなくなります。大事なある言葉だけは、ちゃんとよく見てほしいんだ。
韓国ミュージカル創作初演「燃ゆる暗闇にて」名作戯曲初ミュージカル化!뮤지컬 타오르는 어둠 속에서
よろぶん あにょはせよ〜韓国ミュージカル「燃ゆる暗闇にて」뮤지컬 타오르는 어둠 속에서を観て来ました。【シアター】ミュージカル 燃ゆる暗闇にて大学路 リンクアートホール ベイコホール(地下)2023.08.26 ~2023.11.26リンクアートセンターへの行き方다시 돌아온 걸
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 プルターク英雄伝を概ねの種本として描かれた本作『ジュリアス・シーザー』は、シェイクスピアにとって絶頂期に差し掛かろうとする成長著しい時期に執筆されました。『空騒ぎ』『十二夜』などの喜劇、『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』といった史劇を生み出していたなか、浮かび上がるこの悲劇は特徴的な立ち位置と言えます。喜劇でありながら強く浮かび上がった悲劇性を持つ『ヴェニスの商人』以来、シェイクスピアは悲劇の舞台を探し続けていました。彼はどこまでも歴史を遡り、古代ローマ史劇へと辿り着きます。公人たちによる政治と戦争が綴られた英雄伝の悲劇を、シェイクスピアの芸術…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 あらゆる権謀術数を駆使して王位を狙う魔性の君主リチャード──薔薇戦争を背景に偽善と偽悪をこえた近代的悪人像を確立した史劇。 1339〜1453年まで続いたプランタジネット家(イギリス)とヴァロワ家(フランス)によるフランス王位をめぐる実質的な領地争い「百年戦争」。この両諸侯による長い争いは、両国において封建領主の没落をもたらし、結果的に王権が強化されることになりました。国王のもとで統一的な国家機構(絶対王政)を構築し、主権国家となって領地と国民が紐付けられました。ここから封建社会は衰退し、近代主権国家へと移行していきます。この「百年戦争」を終…
『間違いの喜劇』(間違いつづき)ウィリアム・シェイクスピア 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 本作『間違いの喜劇』(間違いつづき)はシェイクスピア作品の中でも初期に執筆された喜劇で、最も短い作品として知られています。古代ローマの喜劇作家プラウトゥスの「メナエクムス兄弟』という双子の人違いが引き起こす作品を種本として書かれ、これに双子をもう一組増やしてスラップスティックな印象を強めています。また中心となる双子アンティフォラス兄弟の父イージオン、修道女院院主エミリアのドラマ性を追加して、単純な笑劇に終わらせない喜劇を作り上げています。また、フランス古典劇で厳格に守られる「三一致の法則」が用いられ、舞台はエフェサスから動かず、時間は一日のあ…
起きると天気予報通り雨が降っていました。少し出発時間をずらせば乗れないこともなかったのでしょうが、路面も濡れていたし、今日は時より通り雨も予想されたのでいっそ乗らない日にしました。朝はたまごかけご飯を食べた後で田中慎弥の長編を読み進めます。いや~難解やな~。この作家を好きと言っている自分がとても物好きに感じます(田中さんすみません)。昼飯時になったので行きつけのカフェに立ち寄ります。月替わりの珈...
別役実「台詞の風景」(白水Uブックス) 今でも、この本が新刊書店の棚にあるのかどうか、いささか心もとないのですが、面白いものは面白いということで案内しましょう。劇作家の別役実さんの演劇コラム集
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 シチリア王レオンティーズは妻のハーマイオニと親友のボヘミア王ポリクシニーズの不義を疑い嫉妬に狂う。しかし侍女のポーライナから王妃の死の知らせが届き、後悔と悲嘆にくれる。時は移り、十六年後一同は再会、驚くべき真実が明かされる。人間の再生と和解をテーマにしたシェイクスピア晩年の代表的ロマンス劇。 本作『冬物語』は、シェイクスピアが後期に生み出した「ロマンス劇」四作のうちの一つです。絶え間ない悲劇の三つの幕と、それらを修復する喜劇の二幕で構成されています。メタシアター的に綴られる舞台には、展開される愛憎だけではなく、「観客の信じる力」などを求める挑…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 『十二夜』(Twelfth Night, or What You Will 十二夜、もしくはお望みのもの)は1600-1601年ごろに執筆されたと見られており、『ハムレット』の前、つまり「悲劇時代」の直前であり、「喜劇時代」の締め括りの作品となっています。また、『空騒ぎ』『お気に召すまま』と並んで三大喜劇と言われることもあります。 題名に付けられた「十二夜」とはカトリックにおける公現祭(エピファニー)を示します。12月25日の降誕祭(クリスマス)から12日目にあたる1月6日、または1月2日から8日の間の日曜日に行われ、すべてのキリスト教会で共…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 青年貴族クローディオーと知事の娘ヒーローのめでたい婚礼の前夜、彼女に横恋慕するドン・ジョンの奸計から大騒動がまきおこる『空騒ぎ』。 貴族レオナートーは美しき娘ヒーローと、才気煥発な姪ベアトリス、そしてその父であり自身の兄であるアントーニオーと、メッシーナに在る城に住んでいました。彼の親友ドン・ペドローが、二人の若き貴族クローディオーとベネディックを引き連れて戦争より帰ってくるため、迎えの準備をします。その一行にはドン・ペドローの腹違いの弟ドン・ジョンもいました。ベアトリスとベネディックは見知りの口喧嘩仲間で、早速話に花が咲きますが、その傍らで…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 美人だが、手におえないじゃじゃ馬むすめカタリーナが、男らしいペトルーキオーの機知と勇気にかかって、ついに可愛い世話女房に変身ーー。陽気な恋のかけひきを展開する『じゃじゃ馬ならし』。 執筆時期は修行時代末期に該当する1590年頃、ロンドンにおいてエリザベス朝演劇が隆盛する時期で、演劇の大きな波が押し寄せ、多くの劇団が組織され、多くの劇場が建てられていました。ウィリアム・シェイクスピアはこの波の中にあり、俳優として活動する傍らで演劇台本の執筆も多く書き上げていました。『ヘンリー六世三部作』を始めとして、悲劇も喜劇も書き上げる才は、すでに同業者に煙…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 Two households, both alike in dignity,In fair Verona, where we lay our scene,From ancient grudge break to new mutiny,Where civil blood makes civil hands unclean.From forth the fatal loins of these two foesA pair of star-cross'd lovers take their life;Whose misadventured pit…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ヴェニスの若き商人アントーニオーは、恋に悩む友人のために自分の胸の肉一ポンドを担保に悪徳高利貸しシャイロックから借金してしまう。ところが、彼の商船は嵐でことごとく遭難し、財産の全てを失ってしまった。借金返済の当てのなくなった彼はいよいよ胸の肉を切りとらねばならなくなるのだがーー。機知に富んだ胸のすく大逆転劇が時代を越えてさわやかな感動をよぶ名作喜劇。 種本として中世イタリアの物語集『イル・ペコローネ』(阿呆)の一つから取られており、借金、貿易、ユダヤ人、人肉担保、法学博士、求婚など、大筋の設定が活かされています。 当時のユダヤ人は、イギリス内…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 古代ギリシアを舞台に、従兄弟同士の騎士が王女の愛を競い決闘する。新たにシェイクスピアの作品と認定された傑作戯曲!人間の運命がもたらす悲哀を謳い上げた五幕の悲喜劇。 近年の研究により、ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)の執筆と認められる作品が増えています。シェイクスピアは国王一座の作家であったことから、演劇台本を書くことが仕事であり、役者が演じるために用意するものであったことから、署名の無い作品が多数存在していました。本作『二人の貴公子』も同様に正規作品と見做されていませんでしたが、初版のタイトルページに名前があったこと、そして文…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 百年戦争の最中、美女の誉れ高い伯爵夫人に恋い焦がれるエドワード三世の様と騎士道の美徳を称えた歴史劇。 ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)は、エリザベス女王一世の統治下における宮内長官による劇団一座にて演劇台本の執筆を手掛け、数多くの作品を生み出しました。統治がジェイムズ一世となると、劇団はそのまま国王一座として受け継がれ、過去に書き上げられた作品も引き取られました。宮廷用の演劇台本として書かれた作品は匿名の状態で後世に継がれたため、現在において、幾人か存在したお抱えの作家のいずれが執筆したかが不明となっている作品が多くあります。…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 奸悪な弟に領地を奪われ、娘ミランダと共に絶海の孤島に漂着したミラノ公プロスペローは、魔法の力を究め弟の船を難破させたが……シェイクスピア最後の傑作。 野心溢れる実弟アントーニオーとナポリ王アロンゾーの陰謀により国外へ娘と共に追放された元大公プロスペローは、漂い流れ着いた孤島にて恨み辛みを抱きながら、それでも大切な我が子を生かそうと懸命に育てました。追放の際に忠実で親切な臣下ゴンザーローから手渡された僅かな生活必需品と大切な魔法の研究書を手に、十二年間も生きながらえます。その間、島に住んでいた魔女の子供キャリバンに言葉や知恵を与えて服従させて、…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 妖しい美しさで王エロドの心を奪ってはなさぬ王女サロメ。月光のもとでの宴の席上、七つのヴェイルの踊りとひきかえに、彼女は預言者ヨカナーンの生首を所望する。幻想の怪奇と文章の豊麗さによって知られる世紀末文学の傑作。ビアズレーの挿絵をすべて収録。 オスカー・ワイルド(1854-1900)は十九世紀末に隆盛を始めた耽美主義を率いる代表者の一人です。アイルランドのダブリンに住む、イギリス系の敬虔なプロテスタントの父と詩人の母の元に生まれました。彼の秀でた能力は多言語の習得だけでなく、古語と詩作を中心に才能を開花させ、オックスフォード大学を優秀な成績で卒…
🎵😍📚📚スクラップブック📚📚😅💦(14頁目) [大弦小弦]世界日報の謎 /行政文書は公共の財産 政治の私物化防ぐ役割も 沖縄対外問題研究会代表の我部政明氏に聞く
★2022年11月28日 13:02 [大弦小弦]世界日報の謎 大弦小弦 沖縄タイムス 世界日報は、東京と沖縄でのみ宅配している。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)によると、創設者の文鮮明氏が発刊した。教団と関係が深い新聞だ▼本社がある東京はともかく、沖縄は人口が...
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 妖精の王とその后の喧嘩に巻き込まれ、さらに茶目な小妖精パックが惚れ草を誤用したために、思いがけない食い違いの生じた恋人たち。妖精と人間が展開する詩情豊かな幻想喜劇。 本作『夏の夜の夢』の一つの特徴として種本が無いということが挙げられます。婚礼式典の余興として描かれていることから、貴族の結婚式で披露する目的でシェイクスピアが自ら書き上げたと考えられています。 Midsummer-dayは「夏至」を指します。キリスト教文化圏においては、この日に洗礼者聖ヨハネの誕生を祝う日として催しが行われます。それに関わる「ヨハネの聖水」という風習があり、夏至前…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 著者の下宿の裏通りには街娼がよく出没した。その中の54歳の娼婦が実は男だと知り、作った表題作は都内中のゲイバーのママが総出演し、アンダーグラウンド・カルチャーの仇花となった。〝ワイ雑で、野放図で、ぶちこわし型で、その中に人間存在の根源をさがし求めてゆく〟やり方は、新劇の啓蒙的近代主義へのアンチ・テーゼとなった。1960年安保闘争を描いた処女戯曲「血は立ったまま眠っている」他、戯曲と同時代のすれちがいを提示しつつ、現代寺山演劇の萌芽を内包する初期傑作戯曲集。 寺山修司(1935-1983)は、母方の叔父が経営していた青森の映画館「歌舞伎座」で少…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 映画『月の輝く夜に』でアカデミー脚本賞を受賞したジョン・パトリック・シャンリィ、初の戯曲集。ニューヨークを舞台にして、人間同士の心のかよいあいを中心にくりひろげられる現代のメルヘン。 南北戦争、第一次世界大戦争を経たアメリカ合衆国は、ヨーロッパ諸国からの移民に溢れます。イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、アイルランドなどから先住民たちを数で凌ぐほどの勢いで移り住みます。軍需だけでなく、イギリスに起こった産業革命の影響として、科学や工業製品の流入を伴いながらやってきました。現代のアメリカ人口の九割がこれらの移民の末裔であるという説もあります。…