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テネシーウイリアムズの不朽の名作です。同じ作家の、「熱いトタン屋根の家」は、映画化されて、ポールニューマンが演じています。あまり面白くありませんでした。・・・・ローラと母アマンダと弟トムは、家族で暮らしています。父は、若い日に逐電して、帰ってきません。南
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 十八世紀末イギリスの田舎町。ベネット家の五人の子は女ばかりで、母親は娘に良縁を探すべく奮闘中。舞踏会で、長女ジェインは青年ビングリーと惹かれ合い、次女エリザベスも資産家ダーシーと出逢う。彼を高慢だとみなしたエリザベスだが、それは偏見に過ぎぬのか?世界文学屈指の名ラブストーリー。 十八世紀後半のイギリスでは産業革命が国全体の特色となり、営利追求の姿勢が民衆に根付いたことで代々続く各家庭の階級にも大きく変化を見せるようになりました。土地の有無が重要であった当時の階級社会では、地主貴族が最も権力と資産を有しており、確固たる地位を示していました。また…
本が好き、読書が好き。 家には両親や祖父母が読んだ本がたくさんあり、小さい頃から読書は「遊び」と同じ感覚で向き合うものだった。 普段読むのは小説ばかりではないのだが、素敵なハッシュタグを見かけたので自分の人生を振り返りながら小説だけを選んでみた。 羅生門・鼻 芥川龍之介 初めて自分で購入した、芥川龍之介の本。 「鼻」と「芋粥」が特に好きで友人にも勧めたのだが、理解されなかった(ちょっと悲しかった)。 人間の良いところもダメなところも剥き出しにする、芥川龍之介の文章が堪らなく好きである。 一時期、本当に好きで常に通学バッグに入れて持ち歩いていた。 同じ本が既に家にあったのだが(
生きたいから生きづらいと死にたくなるんだよ『精神科ナースになったわけ』 読書感想文
精神科ナース、精神科医、医療施設や団体など、著者の水谷緑さんが様々なところに取材をしてまとめたコミックエッセイです。 精神科のリアルな現場を新人看護師の目線で描いています。 精神科ナースになったわけ 感想 「BOOK」データベースより 看護師の資格を取り、「精神科」で働くことを決意。 しかし身体のケガや病気のように目で見て明らかではない精神の病を抱える患者たちとの日々は想像以上に大変で忍耐力のいることだった。 何度も何度も読んでしまう本。 そして、何度読んでも同じところで同じように胸が痛くなります。 精神科には統合失調症や境界性人格障害、認知症...様々な病気の方が入院されています。 私は仕事…
お前は前世、メモ帳と離れ離れになって悲しい思いをしたんか? と、自分に突っ込みたくなるくらい、私はメモ帳と一緒に過ごしている。 メモ魔なのである。 ポケットには常にメモ帳、出掛ける際もバッグには必ずメモ帳を忍ばせ、寝るときも枕元にメモ帳を置いている。 思いついたこと、切れたストック、思いついた料理のレシピ、掃除中にひらめいた推理小説のトリック、誰が言ったか忘れたけれど急に思い出してしまった名言(後で誰のものか調べておきたい)、来週までに提出しなければいけない資料の締切日、銀座結びってどう結うんだっけ?、後で切り抜きたい新聞記事の日付と紙面番号… はっと頭に浮かんだことを、とにかく
一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編『ホテルローヤル』 読書感想文
第149回(2013年上半期)直木賞受賞作です。 この作品の舞台は、廃墟となった「ホテルローヤル」という名のラブホテル。 作者 桜木紫乃さんのご実家が営まれていたラブホテルと同じ名前です。 ホテルローヤル 感想 「BOOK」データベースより ささやかな昂揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。 7つの連作短編集。進み方が非常に好みで一気読みでした。 舞台がラブホテルなので、多少の性描写ありますが、過激な表現はありません。 作者が描く情事は時に優しく...時に哀しい。 全てのお話がグレーというか、白黒の世界でした。 湿った埃っぽい悲しい物語。 …
自分はなにになりたいのか、 どう生きたいのかを考えるきっかけに...『おとなになるのび太たちへ』 読書感想文
私が今の子供たちに対して「羨ましいなぁ~」と思うことの1つとして、幼いころからたくさんの職業を”知る”ことができること。 憧れる職業があれば、その職業に就くためにはどうしたらいいかを、ネットで簡単に調べることが出来るなんて夢のようです。 特に子供の頃は、憧れる職業や将来の夢がたくさんあるので、その全てを調べたり、実際にその職業についている人の話したyoutubeで聞けたり最高だなって思います。 本書は、eスポーツプレーヤー、声優、YouTuber、俳優、小説家、宇宙飛行士...などなど、子供たちが興味を持つような職業の方々がドラえもんの1話を選び、そのマンガの後に子供たちへのメッセージが綴られ…
「お金・愛・美 ほしいものすべて手に入れる 無敵美女」水輝ハニー。
「お金・愛・美 ほしいものすべて手に入れる無敵美女」 実家の破産、夜逃げ、離婚、難病・・。泣いてばかりだった私が、史上最高に幸せになるために決めた100のこと。 水輝ハニー。 感想を一言で言うと、、 「酸いも甘いも味わいつくした、最強美女。」 水輝さんは、1972年...
推しがいない私を一瞬で物語へ引きずり込んでいった『推し、燃ゆ』 読書感想文
第164回(2020年度下半期)芥川賞受賞作、2021年本屋大賞ノミネート作品です。 推し、燃ゆ 感想 「BOOK」データベースより 推しが炎上した。ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。そんなある日、推しがファンを殴った。 私は生まれてから今の今までずっと、人生で一度も「推し」がいたことはない。 いいな~と思う俳優や歌手ははいても「この人いいな~」止まり。 ファンクラブさえも、1度も入ったことがない。 なので、この主人公あかりの気持ちが分かるか?と言われれば、まったく分からない。 だけども....自分以外の存在を「推しは命にかかわるからね」と言うメンタリティは少し分かる気もした。…
面白い、でも読み進められない。 時々、こういう本に出会う。 理由は様々だが、今回読み進められなくなってしまった理由は「没入感と表現力が高すぎたため」。 設定だけでも面白そうだと思ったし、ストーリーは先が気になったし、丁寧な表現は脳内でそのまま映像化されるほどだった。 しかしだからこそ、である。 本当に面白かったし、あの後主人公たちがどうなったのかずっと気になっているのだけれど、没入感と表現力が高すぎて読み進められない。 私はグロテスク耐性がとても低い。 それが現実でないと分かっていても、ふとした瞬間に思い出してしまって勝手に怖がってしまうのである。 私には、ちょっとグロテス
難しいお年頃の晴れの日の切ないお話『成人式、後悔してる』 読書感想文
X(旧Twitter)で、たまたま流れてきたコミックエッセイ。絵がなんとも可愛くて、うちの娘も成人式を迎えたばかり!とういうことで読んでみました。 kindleでも無料で読めますし、著者すや子さんのブログでも読めます。 suyasuyako.blog.jp 成人式、後悔してる 感想 著者すや子さんの、成人式のお話。コミカルでキュートなイラストとは裏腹に....何とも胸が痛むストーリーでした。 「成人式で親の振袖を着る」というのは、とてもよくある話。 すや子さんも、母さんに「(お母さんも着た)祖母からもらった着物を成人式で着て欲しい」と頼まれ、その上に「着てくれたら10万円あげる」とまで言われた…
青少年読書感想文全国コンクール:第27回(1981年)課題図書一覧
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。 読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。 今回は、青少年読書感想文全国コンクール第27回(1981年)課題図書一覧です。 ※改定・改装版を紹介している場合があります。 第27回(1981年)課題図書一覧 小学校低学年の部 トイレにいっていいですか なんやななちゃんなきべそしゅんちゃん ひろしまのピカ むささびのおやこ 小学校高学年の部 さくらんぼ…
ここのところ読書熱が冷めてしまい kindleアンリミテッドも一旦止めようかなぁなんて思ってました。 ୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧ たまたま夫がみ…
望月麻衣「新緑のサスペンスー京都寺町三条のホームズ(6)」を読みました。 京都寺町三条のホームズ : 6 新緑のサスペンス (双葉文庫) 双葉社 Digital Ebook Purchas 面白かったです! 京都寺町三条ホームズシリーズの第6弾。 以前登場した探偵の小松さん...
主人公たちの気持ちは、あのころの私の気持ち『まともな家の子供はいない』 読書感想文
『まともな家の子供はいない』なんだか心に刺さるタイトルです。 受験を控えた中学3年セキコを中心に進んでいく「まともな家の子供はいない」と、セキコの同級生を中心に進む「サバイブ」の2話が収録されています。 まともな家の子供はいない 感想 「BOOK」データベースより 気分屋で無気力な父親が、セキコは大嫌いだった。彼がいる家にはいたくない。塾の宿題は重く、母親はうざく、妹はテキトー。1週間以上ある長い盆休みをいったいどう過ごせばいいのか。 子供と大人の境目にいる主人公達の気持ちは....あの頃自分と一緒だ。 とにかくセキコはイライラしている。私は大人になった今でもイライラしているけれども、あの頃の…
青少年読書感想文全国コンクール:第23回(1977年)課題図書一覧
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。 読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。 今回は、青少年読書感想文全国コンクール第23回(1977年)課題図書一覧です。 ※改定・改装版を紹介している場合があります。 第23回(1977年)課題図書一覧 小学校低学年の部 わたしのぼうし もずのこども くろべのツンコぎつね ふしぎなかぎばあさん 小学校高学年の部 ワーシャとまほうのもくば 雪ぼっこ…
ヤングケアラーの再生日記『私だけ年を取っているみたいだ』 読書感想文
近年、少しずつ聞かれるようになった「ヤングケアラー」 ヤングケアラーとは、家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子どものことです。 最近では芸人の平成ノブシコブシの徳井さんやキンタローさん、俳優の山崎育三郎さんや松村雄基さんが、ご自身がヤングケアラーだったことを発信しています。 ■ 山崎育三郎: 「僕もヤングケアラーだった」祖父母の介護経験 ■ 松村雄基:「家が糞尿まみれになってしまう」祖母の介護 ■ キンタロー:「自分の人生を大切にしてもいい」精神疾患の父親の介護 ■ ノブコブ徳井:「あの壮…
料亭と呼ばれるお店が立ち並ぶ色町のお話『飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生』 読書感想文
飛田新地、ご存知ですか? 大阪市西成区の山王3丁目一帯に広がる、大正時代に開かれ日本最大と言われた飛田遊廓の事です。 そこには「料亭」と呼ばれるお店が立ち並びます。そしてそこにいる女の子(仲居)は、たまたまやっておきたお客さんと、店の2階で自由恋愛をして....結ばれることになります。 お店にいる女性は...若い女の子から、「年金通り」と呼ばれるところで働くベテランさんまで。 この本は、この飛田新地の料亭の元経営者がつづった人間ドキュメントです。(この本の前に「遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる」があります。) 飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生 感想 「BOOK」データ…
三島由紀夫が大好き、というか気になって仕方がない。 葉隠は死を意識して生を輝かせるのが コンセプトだと思う。 読んで頂いてる方の先祖、私の先祖は無数に存在したはずで、 ご先祖の中に武士はいたはず、その武士のDNAを刺激する著書です。 私は読書家ではないし、三島由紀夫の著作をすべて読んだわけでもない。 それでも、日本の現状を見ると、彼の言葉がどうしても頭をよぎる。 「日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう。」 引用 葉隠 この言葉の「富裕」でさえ、今となっては危うい。しかし高度経済成長を経た歴…
こんにちは 子供が一人いなくなっただけで時間の流れが変わったのを感じます 時間が余るというか 洗濯機をドラム式にして干す時間もなくなったし、大学生の次女も夕飯は外で済ますことが多くて 家事時間が
青少年読書感想文全国コンクール:第10回(1964年)課題図書一覧
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。 読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。 今回は、青少年読書感想文全国コンクール第10回(1964年)課題図書一覧です。 ※改定・改装版を紹介している場合があります。 第10回(1964年)課題図書一覧 小学校の部 まあちゃんと子ねこ エルマーのぼうけん 宇宙旅行の話 銀色ラッコのなみだ 南の浜にあつまれ 中学校の部 シラサギ物語 シロクマ号とな…
"あなた"がネットの世界にのめりこんでいく様子がリアル『爪と目』 読書感想文
第149回(2013年上半期)芥川賞受賞作です。 独自の視点へのアプローチで、読み手を戦慄させるホラー作品です。 爪と目 感想 「BOOK」データベースより 三歳児の「わたし」が、父、喪った母、父の再婚相手をとりまく不穏な関係を語る。母はなぜ死に、継母はどういった運命を辿るのか……。 .....なんだろう。読み終わった後のこの感じ。 私の勝手な想像で、子供が虐待されるのかと思っていたのですが...違っていました。 2人称で書かれているのは違和感なくスッと入ってきたのですが、とにかく想像力をフル回転させる本でした。 3歳だった「私」が淡々と語っていきます。 ”悪人”は1人も出てきません。 出てく…
青少年読書感想文全国コンクール:第09回(1963年)課題図書一覧
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。 読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。 今回は、青少年読書感想文全国コンクール第09回(1963年)課題図書一覧です。 ※改定・改装版を紹介している場合があります。 第09回(1963年)課題図書一覧 小学校の部 ねことオルガン ぼくらの出航 地球は青かった ジェイミーの冒険旅行 中学校の部 バンのみやげ話 黄金のパラオ 日本人のこころ 高等学…
青少年読書感想文全国コンクール:第08回(1962年)課題図書一覧
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。 読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...と課題図書を年別にまとめてみました。 今回は、青少年読書感想文全国コンクール第08回(1962年)課題図書一覧です。(課題図書は第8回コンクールから制定されました。) 第08回(1962年)課題図書一覧 小学校の部 小公女 チベット旅行記 飛ぶ教室 中学校の部 君たちの天分を生かそう 古代文明の発見 少年の海 高等学校の部 サラ・ベルナールの一生 野火…
椎名誠さんの書くアウトドア系紀行文の中に あやしい探検隊シリーズ というのがあって、そのなかの1つ 「あやしい探検隊 不思議島にいく」 を紹介します。 椎名さんは、僕が小学校の頃から好きな作家で
子供の夏休みの宿題「読書感想文」と親の向き合い方 - 我が家の場合 -
「読書感想文」と私と娘 今昔変わらない小中学生の夏休みの宿題の定番と言えば....読書感想文! 私が子供の頃も、一人娘(現在20歳)が子供だった頃も、読書感想文を書くのは結構大変だった記憶があります。 私は勉強がとても苦手な子供だったのですが、作文は好きでした。 そのきっかけが読書感想文で賞をいただいたこと。 当時獣医になりたかった私は、アフリカでの象牙の密猟について書かれたノンフィクションを学校の図書館で借り、その本の読書感想文を書きました。 その本のことは今でも鮮明に覚えています。 娘は私とは反対で、勉強は少し得意だけれど...作文がめちゃくちゃ苦手な子供でした。 小学校に上がって最初の読…
私の「好き」を詰めたブログにしよう...!そう思って初めて4年が経ちました。 おかげさまで、たくさんの方に読んでいただき本当に嬉しいです。 しかし...思いついたことを書いてきたので、なんだかごちゃごちゃしてしまったのも否めません。 なので本の感想は、読書ブログとして独立したブログに書いていこうと思います。 つきましては、このブログのUPしていた読書感想文は順次読書ブログに移行させていきます。 今後も読書感想文を読んでくださる方は、ぜひ読書ブログの方もよろしくお願いいたします(*’∀’人)♥*+ happy-books.hateblo.jp
年間100冊以上の本を読む彼女の本棚『まなの本棚』 読書感想文
芦田 愛菜さんと、私の娘は同い年。私が愛菜さんを初めて知ったのはドラマ「mother」です。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, d.id=a,e=c.getEl…
やっと暖かくなってきた。 ベランダに椅子を置いて読書をしたいと思っているのだが、紫外線と花粉が気になって出来ずにいる。 リック・ルービンの創作術 クリエイターと呼ばれる人だけに書かれた本ではない。 全ての人に向けて書かれた本だと思う。 こういう仕事の仕方をしろ、時間はこう使え、というような実用書ではない。 自己啓発とも違う。 これを読んでいて、何度も思い出したのは幼稚園や小学生の頃の自分だ。 何も知らなかった時の自分は、世界をどう見ていただろうか。 あの時の自分が感じていたことが、何よりも大切なのかもしれない。 リックの言葉は、自分に自信を与えてくれる。 分厚くてびっくり
意識して出かけたのでは絶対に辿り着けない、巡り会えない場所、あると思います。 あくまでも「意識の外」で、流れというものが自分の足を自然に導いて、無自覚のうちに、何の気なしにたどり着くような場所。
現代に生きる作家、今は取り壊された大仏ホテル、そこを訪れていたかもしれない過去の作家、そこにいたかもしれない二人の女、と幽霊。
40代も悪くないよ、と伝えてくれるようなエッセイ『銀座缶詰』 読書感想文
益田ミリさんのエッセイです。 40代に突入したミリさんの日常が描かれています。 銀座缶詰 感想 「BOOK」データベースより 40を過ぎて気づく、既に失われたかけがえのない「若者」だった時間と、尊い「今この瞬間」を掬いとる、心揺さぶられるエッセイ集。 ミリさんのエッセイの感想に共通しているのですが...ゆるゆる読む感じ。 私はまだ30代なのでガッツリ分かる!!という感じではないけれど、ちょっとした待ち時間などに読むのにオススメ。 ミリさんはとても素直に生きていると思う。 40代未婚のミリさん。きっと周囲に色々と言われることも考えることもあっただろうと思うけれど....そんなもやもやっとした感情…
2025年 課題図書一覧 第71回青少年読書感想文全国コンクール
2025年4月1日に、2025年第71回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が公開されましたので一覧を作りました。
季節の変わり目になると次の季節の洋服が無性に欲しくなり、暇さえあればネットで服を漁る日々。 シンプルライフを目指して自分で断捨離をしたのに、また服を欲しがる浅はかさ……。 そして洋服の欲のスイッチが入ると他の欲までスイッチが入ってしまい、物だけならともかくもっと明るい性格に...
お疲れ様です。僕です🖊️(´・∀・`)☕️ 今回は本を1冊紹介いたします。 椎名誠さんの食エッセイ 「全日本食えばわかる図鑑」 1989年に初版発行されたものですが、その時点で古今東西の食に関する考察及び
福永耕太郎 著の「電通マンぼろぼろ日記」を読みました!最近は実用書を読むことが多かったんですけど、久しぶりに娯楽のための本を読みました。著者の福永さんは日本最大手の広告代理店である電通に長年勤務されていて、電通の入社から退職までの様々なエピソードを面白可笑しく紹介している本です。この本を購入したきっかけは、本屋で平積みされていたのを何気なく手に取って、パラパラと立ち読みしたときに、私が好きなSMAPの...
挑戦する大人に大人が勇気をもらう本『ビリギャルが、またビリになった日』 読書感想文
坪田信貴さん(以下、坪田先生)著『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』が大ヒットし、その後2016年に映画化されたビリギャル。 私は本は読んでいないのですが、映画版は見ました。 金髪の有村架純さんがとても印象的で、子供は信じてくれる人がいるだけで、こんなにもマインドが変わるんだ...と思ったのを覚えています。 私が「映画 ビリギャル」を見たのは、偶然にも娘の中学受験の日。 娘を送り出した後に、たまたまつけていたテレビで放送されていたのを見ました。 時が過ぎ、この本と偶然出会ったのは....娘を私立医学部の受験に送り出した日でした。 「BOOK」データベースより …