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【感想】『法廷遊戯』読み進めるごとに二転三転する法廷ミステリ!被告人と弁護人に仕掛けられた無辜ゲームの真相とは
五十嵐律人『法廷遊戯』の紹介・感想です。 『法廷遊戯』は、2023年に永瀬廉さん主演、他杉咲花さん、北村匠海さんが出演された映画として話題になりました。 第62回メフィスト賞受賞作家でもあり弁護士でもある五十嵐律人さんによる本作は、法廷を舞
『六人の嘘つきな大学生』就活の最終選考はグループディスカッションで内定者を1人決める!?白い封筒により暴かれる裏の顔
浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』の紹介です。 浅倉秋成先生は、『ノワール・レヴナント』『教室が、ひとりになるまで』や『ショーハショーテン』の原作などで知られる方です。 本作は2024年11月22日(金)に映画公開も予定されており、メインの6
去年、名探偵のいけにえを読んでからミステリ小説にハマっています。次に読む本は主にXで探していて、「読了」で検索→読書好きの方のポストを見る→名探偵のいけにえに出会う→読了後に名探偵のいけにえで検索→名探偵のいけにえ好きにオススメの小説と出会
【感想・ネタバレなし】『逆転美人』あの作品よりも鳥肌立つかもしれない神トリックミステリ!結末が衝撃過ぎる【電子書籍化不可能】
今回は、藤崎翔『逆転美人』のネタバレなし感想です。 この作品には、あるトリックが仕掛けられています。 ミステリなのでトリックがあるのは当然なのですが、それが一筋縄では解けない仕掛けになっています。 しかし、最後まで読めば誰でもその謎を解くこ
『Another 2001』ついに登場正統続編!今年の3年3組は異常すぎる…災厄に立ち向かうのは成長したあの少年
綾辻行人『Another 2001』の本紹介記事。傑作ホラー&ミステリ小説『Another』の正統続編が堂々登場。前作からさらに磨きのかかったその衝撃の展開に目が離せません。ホラーとミステリの両方好きな方にぴったりの小説です。
『Another エピソードS』僕たちが知らないもう一つの「Another」見崎鳴が出会った不思議な夏の一幕
本記事は、綾辻行人『Another エピソードS』を紹介した記事になります。前作『Another』の中で語られることのなかった、見崎鳴が夏休みに体験したもう一人の「サカキ」との出会い。サカキは自分のことを幽霊であると言い、鳴と共に自分の死体を探すことになる。ミステリとホラーの絶妙な融合が話題の傑作長編です。『Another』と『Another 2001』をつなぐ重要な作品にもなっています。
『Another』ホラーとミステリが融合した最恐小説!あなたは恐怖に負けずに謎を解けるか・・・?
綾辻行人『Another』の魅力を余すところなく紹介した記事です。本作はホラーとミステリの絶妙な融合が特徴的で、本格的な怖さがあるのにその謎に迫る手法はミステリ的になっています。普通のミステリやホラーに飽き飽きしてきた人にはピッタリの作品となっているので、次に読む本に迷っている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
『十角館の殺人』日本史上最高のミステリ!あの一文で世界はひっくり返る。これだけはネタバレ無しで読んでほしい作品
綾辻行人『十角館の殺人』の魅力をお伝えしています。様々なメディア展開をされている本作において、最大限楽しむための順番なども紹介しています。これからミステリを読み始めたい方、ミステリは好きだけどまだ十角館の殺人を読んだことがない方におすすめの記事です。
『硝子の塔の殺人』ミステリ好きにはたまらない仕掛けが盛りだくさん!あの作品がこんなところで・・・
知念実希人『硝子の塔の殺人』を紹介した記事です。ミステリの王道とも言える設定などをふんだんに盛り込んだ本作ですが、その結末には衝撃の真実が。ミステリ好きにはたまらない仕様となっている本作品の魅力を余すことなくお伝えしています。
紙の本でしか楽しめない小説を紹介!電子書籍化不可能な最高ミステリ
電子書籍不可能と言われる衝撃のミステリ小説を紹介しています。電子書籍派のあなたでも絶対に紙の本で読まなければならないこれらの小説にどんなトリックが仕掛けられているのか気になりませんか?
【レビュー】隣の部屋のダ天使に、隠しごとは通じない。1【感想】
1.『あらすじ』 謎はすべて解けた……でも面倒だから君が説明して?(お願い♪) 三年前、人類の半分が死亡するウイルス拡散事件が起きて以来、世の中には超常的な犯罪が蔓延るようになっていた。 上空五百メートルにある密室で殺人が起きたり、学
【感想・ネタバレあり】『変な家2』11の間取りに気づけるか?よく見ると不可解な痕跡が…
雨穴「変な家2」の感想です。最近流行りのモキュメンタリーが気になっている方はぜひ読んでみてください。モキュメンタリーの泥沼はすぐそこです。
個人的オススメ作品5選!~貴志祐介編~これを読めばあなたも貴志祐介の虜
貴志祐介さんの作品をまだ読んだことがない方に向けた、個人的オススメ作品5選です。 なお、作品間で順位付けなどは行っておりません。 貴志祐介さんは多くの作品を世の中に輩出されており、どれから読めばいいか戸惑ってしまう方も少なくないと思います。
【感想・ネタバレあり】『変な絵』9枚の絵に隠された驚愕の真実とは…
雨穴『変な絵』の感想です。 『変な家』に続く「変な」シリーズ第2弾となっています。 今回の物語の中心は、「9枚の絵」です。 時も場所もバラバラなこれらの絵には共通点があります。 その共通点から、浮かび上がってきた事実に衝撃を受けました。 変
【感想・ネタバレあり】『変な家』2つの間取りの共通点を知った者のその後は…
雨穴『変な家』の感想です。ネタバレなしで感想を書いているので、これから読んでみたい方、映画を観る前に簡単に知識を入れておきたい方にぴったりです。
アレイナ・アーカート『解剖学者と殺人鬼』(ハヤカワ・ミステリ文庫/青木創訳)
あらすじ 監察医のレンは、殺人事件の報告を受け現場である沼地に向かうと、そこには腹部を切り裂かれた女の死体が水に浸かっていた。そばにあった被害者の服とともにあったのは一冊のホラー小説。実はこの事件の二週間前にも、水たまりでずぶ濡れになった若い女の腐乱死体が見つかっており、その口の中には本のページが数枚押し込まれていた。同じような状況であることに不安を抱くレンは仕事仲間の刑事ジョンとともに事件を追ってゆく。 一方、この猟奇的な殺人事件の犯人であるジェレミーは、週末に計画しているさらなる「狩り」を楽しみにしていた。 監察医のヒロインの視点で語られる章と、殺人鬼の視点で語られる章が交互に描かれて物語…
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:味噌坊主「モンスター保険のフォッグ ユニコーン案件(9話)」・ミステリ・剣と魔法・異種族【No.1807】
味噌坊主「モンスター保険のフォッグ ユニコーン案件(9話)」 ・ミステリ・剣と魔法・異種族 怪我を治すため、ユニコーンの角を求める男性。薬効なしと知りつつユニコーンを乱獲しようとする金の亡者が見せた一握の善性とは。回を追うごとに味が出てくる… モンスターに関わる事件の補償をする保険屋フォッグを描いた剣と魔法・ミステリ。 モンスターと人が暮らす世界、フォッグはモンスターによる被害を補償する保険屋をやってい...
壮快な結末を 用意してあります 白銀の世界を 楽しんでください 東野圭吾 本を開くとまず、東野圭吾氏のこんな折り込みがありました。 そうか、壮大な結末があるのか、 白銀の世界を楽しめるのかぁ、 東野圭吾さんの作品は嫌いじゃない。面白そうだな、読んでみよう。 そして、実際はどうだったかっていうと…… 白銀ジャック/東野圭吾・作/実業之日本社 舞台は新月高原ホテルアンドリゾート会社が運営している新月スキー場で、広大なスキー場で多くのコースがある。倉田玲司は索道部マネージャー兼技術管理者で、社長、索道事業本部長に次いで責任があるポストについている。 この冬は積雪もありスキー場も無事問題なく運営され始…
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:味噌坊主「サテュロス案件 前編 モンスター保険のフォッグ」【No.1728】
味噌坊主「サテュロス案件 前編 モンスター保険のフォッグ」 ・ミステリ・探偵・ファンタジー 館の奥様が死亡、グラスには毒が。獣人の使用人が疑われるが…モンスターより本当に恐ろしいのは人間。キャラが育つという長期連載の面白さが… 保険が支払われるべきかどうか調査する保険の調査員フォッグが、事件を調査していくミステリまんがシリーズ、第7話。 貴族の家でパーティが行われ、みんなでワインを飲んだところ、館の奥...
コース料理のスープを写したら、濃い影がついてミステリアスな雰囲気になった。 昔読んだ短編ミステリを思い出す。 妻が夕食に作った豆のスープに毒が入っていることに気が付いてしまった夫。 停電で部屋が暗くなった一瞬、夫のスープだけが蛍光色に輝いたのだ。 かくして殺人計画は未遂に終わった。 根が食いしん坊な私は、昔から食にまつわるミステリ小説を好んで読んでいた。 食とミステリの相性は抜群なのである。
【感想】『空き店舗(幽霊つき)あります』ささきかつお【幻冬舎文庫】
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『空き店舗(幽霊つき)あります』(幻冬舎文庫)です。 この本は幽霊の出るビルを舞台にしたお話です。 武蔵小金井にある古くて小さなビルの中は、一階が古本屋さん、二階がパンケーキカフェ、三階が美容室、四階が法律事務所という魅力的なラインナップ。しかも駅から徒歩3分。築50年近くの古いビルとはいえ、リフォーム済で月6万。何故なら今は半額キャンペーン中だから。 新しくお店を開きたい店主さんには夢のような条件の物件ですが、ただし、「幽霊つき」の物件です。出ます。出るんです、女の子の幽霊が。 え? 幽霊が怖い? いやいや、…
2023『このミステリがすごい!』大賞受賞作 名探偵のままでいて 小西マサテル著 認知症の祖父が解き明かす!
ただほんこんにちは、ただほんです。ナインティナイン岡村さん推薦の小西マサテルさんの「名探偵のままでいて」をご紹介します! 「名探偵のままでいて」(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObjec
『方舟』の夕木春央さんのデビュー作「絞首商會」を呼んでみた。元泥棒が探偵!?
絞首商會 夕木春央著 『方舟』が話題沸騰! 「週刊文春ミステリーベスト10国内部門」第1位 「このミステリー
ジギタリスの花が咲きました。 ジギタリス、れっきとした毒草です。古典的なミステリには時々出てきたりしますね。ミステリの中にはいろいろな毒物が出てきます。クリスティは毒薬使いの名人でした。作品には、毒性のある植物も多く取り入れられています。ベラドンナ、ジギタリス。毒ニンジン、トリカブト、ジギタリスなど。 そんなミステリに出てくる毒草ってどんな植物なのだろうと興味を持っていて植えてみました。ベルのような白が連なるきれいな花です 日常にあるきれいな花と毒性。この組み合わせがミステリっぽくていい。 悪魔の草とよばれるベラドンナも面白い。悪魔や魔女が好んでワルプルギスの夜を除いて手入れに励んでいるのだそ…
『葉桜の季節に君を想うということ』そんなロマンチックなタイトルから、儚げな純愛小説を想像していました。ところがどっこい、冒頭、エロいシーンからはじまります。殺人、詐欺といった生臭い事件と、主人公とヒロインの純愛。それが最後にはあんな風になる
tadano こんにちは、ただほんです。今日は綾辻行人さんの名作ミステリー「十角館の殺人」を読んでみた!を書い
【読みたい本ランキング第1位】知念実希人さん著作 硝子の塔の殺人 を読んでみた
tadano こんにちは、ただほんです。今日は知念実希人さんのミステリー小説「硝子の塔の殺人」を読んでみた感想
【書評ブログ】2022年 このミステリーがすごい大賞作品『特許やぶりの女王』を読んで
tadano こんにちは、ただほん です。今日は、2022年「このミステリーがすごい!」大賞作品、南原詠(なん
tadano こんにちは、ただほん です。今日は5/22発売の浅倉秋成三著書の「俺ではない炎上」の書評をお送り
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:味噌坊主「五、トロル案件 前編 モンスター保険のフォッグ」#職業 #剣と魔法 #ミステリ【No.1536】
密室から金のネックレスが盗まれる。犯人は壁を抜けるモンスター?しかし実は…人間とモンスターの間の軋轢が解消される結末が… モンスターによる損害を補償するモンスター保険の調査員フォッグが、事件を調査していくミステリ、第5話。 大手保険会社のビルに挟まれた谷間に、小さなフォッグの保険会社がある……そこに「人間とモンスターの共生を考える会」の、リスのようなモンスターのウィルクがやってきます。 彼はモンスター...
小説における天才を説得力ある描写する7個の方法を紹介。1.何らかの権威を持たせる。(例えば、教授である等)2.時間のかかることをその場で一瞬で解かせる3.社会通念上あり得ない問いに対して、その問いの背景や論理的正しさを説明させる……などなど
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:味噌坊主「モンスター保険のフォッグ レーシィ案件(7,8巻)」#剣と魔法 #職業 #ミステリ【No.1496】
密室殺人事件。霧状のモンスターに殺された?いや…人の道を外れた「モンスター」は誰だ。 剣と魔法のファンタジー世界で、モンスターによる損害を補償する保険の調査員兼勧誘をしている男フォッグを描くまんが作品。 今回は7,8巻の「レーシィ案件」のレビューとなります。 父が密室で死亡した、ということで、調査にきたフォッグ。 部屋にはわずかに開く窓しかなく鉄格子が付いているので人間が入るのは無理……被害者の息子は、...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。アメリカでは戦時中、男性が戦地に送られたため、不足の労働力を女性が補っていたという。マドンナも出演した映画「プリティ・リーグ」では、女性のプロ野球リーグがテーマだった。この本は、そんな時代を背景にしたミステリだ。酔って暴力を振るう父親の元を逃げだし、サーカス団員になったウィルは、ある事件をきっかけにニューヨークきっての女性探偵リリアン・ペンテコストと知り...
小学生や中学生、高校生におすすめの本、子どもたちが大好きだった絵本や読み聞かせした本、そしてノンフィクションや小説などのおすすめ本を紹介します。
私の大好きな作品『ミステリと言う勿れ』の映画化が発表されました!!! 主人公:久能 整(クノウ トトノウ)君はもちろん菅田将暉さん(^^♪ 筒井道隆さん(青砥成昭)、尾上松也さん(池本優人)、伊藤沙莉さん(風呂光聖子)、お馴染みの警察署の方
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 さて、本日は「三月は深き紅の淵を」を読了しましたので、ご紹介します。 恩田陸先生の著書の中でも人気な、「理瀬シリーズ」の一番最初の本だそうです。 理瀬シリーズはつい先日、17年ぶりに新作「薔薇のなかのヘビ」が刊行されました。 あらすじ 「三月は深き紅の淵を」という題名の本をめぐる4つの短編集です。 第一章「待っている人々」 読書好きの鮫島は、その理由で会社の会長の別宅に招待された。 そこに待っていたのは、変わり者の会長と3人の友人達と、膨大な著書。 そろいもそろって大の読書好きの4人は、ある本のことを鮫島に教える。 それは「三月は深き紅の淵を」という本が、屋…
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 さて、読書が大好きな咲紗ですが、ブックオフに行って本を買いあさるのを唯一の趣味としています。 ただ、紙の本はどうしても場所を取ってしまい、すでにもう本棚がかなりギュウギュウ状態。 最近は少しずつですが、電子書籍も取り入れるようにしています。 そこで、3月に購入した本を、紙、電子書籍合わせてご紹介したいと思います。 3月は、かなりやってしまった・・・という感じです。 ブックオフに久々に行ってみると、比較的新しい、読みたいと思っていた本がどっさりあるではありませんか! 「うぉ~!!!」と心の中で雄たけびを上げる咲紗。 あれもこれもと手に取ってしまい、気づくと・・…
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 今回は、映画「ザ・リトル・ストレンジャー」をご紹介します。 1940年代のイギリスが舞台なのですが、ホラーともミステリーともいえる、不思議で不気味なムード漂う映画です。 ファラデー医師は、ある日、没落した貴族の屋敷に呼ばれました。 メイドが病気なので診てほしいとのこと。 訪ねてみると、そこには戦争で重傷を負い家に引きこもっている息子(当主)とその妹のキャロライン、そして気品ある母親が3人で住んでいました。 しかし、貴族なのに当主である息子もその妹も地味で、とてもお坊ちゃま、お嬢様とは思えないほど。 メイドはまだ子供ともいえるような年齢の子が1人いるだけ。家事…
咲紗の読書遍歴 いかにして咲紗は読書家を目指すようになったか?
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 さて、このブログでもたびたび読書の話をして、もうひとつ読書感想ブログも書いている咲紗ですが、小さいころから読書家だったわけではありません。 そこで今回は、いかにして咲紗がこんなに本好きになったか、についてお話していきたいと思います。 小学生時代 特に本が大好きというわけではありませんでしたが、江戸川乱歩の「怪人二十面相」シリーズが好きで、集めていました。懐かしいですね。 また、世界の名作も好きでした。 中学生時代 がぜん、赤川次郎にはまってました。また、あのころものすごく人気があって、次々と作品が映画化されていた時代でした。 三毛猫ホームズはあまり読まなかっ…
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 今回は、史上もっとも有名な未解決事件、幽霊船「メアリー・セレスト号」についてお話していきます。 幽霊船事件と言えば、この船の名前が真っ先に挙げられるほど有名な事件です。 1872年、ポルトガル沖で無人のまま漂流していたところを発見されました。 船の大きさは約30M、重さは約280tと大型の船だったそうです。 1872年11月、船長ベンジャミン・ブリックスとその妻と娘、7人の船員をのせて、大量の工業用アルコールを積み、イタリアのジェノバに向けて出港しました。 しかしジェノバにつくことなく、連絡は一切途絶え、船は消息不明となりました。 そして同年12月5日に、ポ…
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 さて、私は宮部みゆき先生の大ファンなのですが、なかでも時代小説が大好きでたまらないのです。 宮部先生の時代小説は、読みやすい文章と共に、溢れんばかりの人情、活気あふれる江戸の様子、そして人間の深い業というものが生き生きと、読んでいるこちらにも伝わってくるのです。 そこで今回は、咲紗が読んだ中から、独断と偏見でBEST5をご紹介したいと思います。 なにしろ独断と偏見ですから、ランキングなんて都度変わるのですが、あくまでも今現在ということでご了承ください。 第5位 あかんべえ 第4位 三鬼 三島屋変調百物語四之続 第3位 ぼんくら 第2位 天狗風 霊験お初捕物控…
2021年上半期 咲紗の、読んで好きだった本ランキング BEST10!~後半~
さて、続きです。 5位から1位までをご紹介していきます。 第5位 medium(メディウム)霊媒探偵城塚翡翠 相沢沙呼 第4位 この本を盗む者は 深緑野分 第3位 あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 宮部みゆき 第2位 異人たちの館 折原一 第1位 ルームメイト 今邑彩 第5位 medium(メディウム)霊媒探偵城塚翡翠 相沢沙呼 城塚翡翠は、霊媒の能力を持っています。 その能力で、彼女は殺人事件の犯人を突き止めるのですが・・・ いや、まさにドンデン返しなんてものじゃない展開になります。 キャッチコピーは「すべてが、伏線」まさしくその通りです。 皆さんも、気持ちよくだまされて、このどんでん返…
こんにちは、咲紗(サーシャ)です。 さて、今回は、咲紗が読んだ本をご紹介します。 今回読了したのは、江戸川乱歩の「空中紳士」です。 作品概要 あらすじ 読後に感じたこと 作品概要 昭和4年。まだ戦争前の作品ですね。 すっごく面白かったです。一気に読んでしまいました。 あまり聞いたことない作品だなぁ、と思われるかもしれません。 乱歩作品にしては珍しい、異色の合作小説となっています。 乱歩は何作かリレー作品はあるのですが、合作は珍しいです。 乱歩を筆頭にして、乱歩、土師清二、長谷川伸、小酒井不木、国枝史郎の5人です。 正直言って、乱歩以外は、私の勉強不足のせいか、知らない名前ばかりです。 どうやら…
宮部みゆきさんの『魔術はささやく』を読みました。 魔術はささやく (新潮文庫)Amazon(アマゾン)1〜4,200円 9月2日、加藤文恵がマンションの屋上か…
森博嗣さんの『黒猫の三角』を読みました。 黒猫の三角 (講談社文庫)Amazon(アマゾン)1〜4,200円 3年前の7月7日の夜、当時11歳の高木理香が殺害…
勝手にバースデー企画!! 現在、新しいミステリ小説との出会いを求めています。そこで、このブログを見に来てくださる方なら、似たような好みの方がおられるのかな?と…
『野呂邦暢ミステリ集成』は、過去作品の中から推理小説的な中短篇八編とエッセイを収録した作品集。主人公の内部に深く埋もれていたものが明るみに出て来る(中略)このようなミステリには事件はいらない。平凡な日常生活があれば事足りるのである。そこには