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ファン必読の書「クリスティを読む! ミステリ女王の名作入門講座」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。「ミステリの女王」といえば、なんといってもクリスティ。文芸評論家の大矢博子さんによるクリスティ作品の解説書がこちら。「入門書」とあるが、クリスティの愛読者でも新たな発見が。まちがいなくミステリ好き必読の書。多くの人を魅了してきたクリスティ作品。映像化も多い。その魅力を「探偵」、「舞台と時代」、「人間関係」、「騙しのテクニック」、「ミスリード」の視点から解...
雨が待ってくれた!?コルプス・クリスティのプロセシオンが街を練り歩いた。
6月8日の木曜日。朝から曇り空。昼前から雨が降る予報が出ていた。pus Christi Granada 午前中の授業が終わって、外へ出てみると道路が乾いていた…
古きよき時代のグランドホテル・ミステリ「メナハウス・ホテルの殺人」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。アガサ賞といえば、アガサ・クリスティに敬意を表したミステリ文学賞。長編賞、歴史小説賞、短編小説賞と並んで、優秀なデビュー作に与えられるデビュー長編賞がある。これは、異色の経歴を持つ著者の2020年最優秀デビュー長編賞受賞作。時はアメリカ禁酒法時代の1920年代、若くして戦争未亡人となったジェーンは、叔母のつきそいでピラミッドを見渡せるカイロのメナハウス・ホテルに...