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『八つ墓村』(96)(1996.12.9.渋谷宝塚)天涯孤独の青年・寺田辰弥(高橋和也)は岡山の資産家・田治見要蔵の遺児であることを知らされ、故郷の八つ墓村を訪れる。村では戦国時代、村人に惨殺された8人の落ち武者のたたりの言い伝えがあり、過去には、忌まわしい殺人事件も起きていた。さらに帰郷した辰弥の周りで次々と奇怪な事件が起きる。市川崑による金田一耕助ものが17年ぶりに復活した。しかも、松竹が映画化したたために、当時監督ができなかった『八つ墓村』である。言わずと知れたストーリーは、松竹版とは異なる脚色が施され、名探偵・金田一耕助も石坂浩二から豊川悦司に代わり、レギュラー陣も一新されたところに時代の流れを感じる。だが、かつて三木のり平や大滝秀治といった芸達者な人たちが演じたコメディリリーフ的な遊びや余裕まで...「BSシネマ」『八つ墓村』(96)
『犬神家の一族』(76)4K修復版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8a3ea11048287138d4a7de3d9183c507「BSシネマ」『犬神家の一族』
金田一耕助シリーズ『犬神家の一族』(1976版)を視聴しました
令和になって金田一耕助シリーズにハマったワケ 金田一耕助は日本で一番有名……と思われる探偵キャラクターだと私は思う。あー、でも長年やっているコナンの方が今は知…
久しぶりに本を一気読みしました映画化される予定の「変な家」ネット小説のようですもともとインテリアや家づくり、間取りに興味があって以前から気になっていました予想以上の面白さ!字が大きく、行間も広いのが老眼世代には嬉しいところです日曜日の午後4
1年以上振りにヘアカットしたわけですが・・・ ↓↓↓ 急に思い立ってヘアカット 予約時間までに少し時間がありました。 で、途中、本屋さんへちょっと寄り道しました。 日本の作家たちの本(英訳)もいくつか目にしましたが・・・ 1番驚いたのはこちら、写真左下。 横溝正史氏の作品・・・ ...
2003年放送、第3シーズンepisode 4 20年も前のドラマなのね。 リアルタイムで視聴していた私は何歳なんだ!? …というのは置いといて>ぉ このシリーズは大好きだったんだけど、このepisode 4は集中して観
天気予報通り、寒い週末となり日曜日は朝からずっと雨が降っていました。寒いからなのか?それとも気圧のせいなのか?一応、掃除と洗濯と買い物は済ませたものの、ヤル気が起きない。こんな日はコタツに入って映画でも・・・すごい情報を耳にしたので、浮かない心もワクワクです。犬神家の一族YouTubeの角川公式チャンネルにて『犬神家の一族』(1976年)が<2週間限定で無料公開>されているんですよ(11月23日まで)実はわたくし・・・若い頃から横溝正史先生の推理小説が大好きでして。昔からの因縁とか、由緒のあるお屋敷とか、本家と分家とか、復員兵とか、祟りとかが大好物なの(笑)おどろおどろの世界文庫本は完全読破!テレビで放映される「金田一耕助シリーズ」は欠かさず観ているんです。今回無料配信されている約50年前の「犬神家の一族...雨の休日は「犬神家の一族」
その塚は、杉林の中でひっそりたたずんでいた。 石積みの壇の上に石仏や石塔が立ち並び、隣に五輪塔の礎石が1つ。周囲には、かつて五輪塔の一部だったと思しき石材が散らばっている。 そして、傍らに立つ石碑には「七人塚跡」の文字。 ああ、間違いない。これが八つ墓明神のルーツなんだ。僕は感無量の思いでカメラのシャッターを切った――――。 岡山県立図書館での文献調査を終えた僕が新見へ向かったのは、まだ梅雨の明けきらない7月初めのことだった。 JR岡山駅を出発した伯備線の2両編成列車は、水田の緑が映える吉備路をひた走り、高梁川の流れに沿って中国山地の奥へ分け入ってゆく。 列車が新見市に
横溝正史が描いた八つ墓村埋蔵金伝説のルーツを求めて、十数年ぶりに訪れた岡山県。真っ先に足を運んだのは、JR岡山駅から東へ約1キロ、岡山城のすぐ南側に位置する岡山県立図書館だ。 旭川のほとりにそびえる岡山城 この種の伝説調査をする場合、新旧の郷土資料が大量に所蔵されている地元の図書館は「宝の山」であると言っていい。もちろん、文献調査なんかすっ飛ばして、いきなり現地で住民に聞き取りをするという選択肢もあるが、僕の経験から言えば、それはあまりにも効率が悪すぎる。 なぜなら、日本各地に残る伝説・民話の類は近年ものすごいスピードで消滅しつつある。戦前生まれの古老が健在だった昭和の時代ならと
まずは、八つ墓村埋蔵金伝説のモデルとなった伝説を探すにあたって僕が参照した主な文献を紹介しておこう。 1冊目は、日本における埋蔵金研究のパイオニアである畠山清行氏(1905~1991)の「日本の埋蔵金」(1973年・番町書房)だ。北海道の山奥から鹿児島の離島まで全国50カ所近くの埋蔵金伝説を取りあげ、現地調査の結果も交えながら各伝説の信憑性を考察した上下2巻本。埋蔵金マニアの間では「バイブル」と呼ばれていて、絶対に外すことのできない名著である。 2冊目は「別冊歴史読本 日本列島埋蔵金地図」(1984年・新人物往来社)。この本の特筆すべき点は「全国埋蔵金伝説総覧」と題した膨大なリ
ここからは「八つ墓村」のモデルとなった実在の土地や事件、伝説などを紹介し、創作の裏側に迫っていくことにしよう。 横溝正史がこの小説を構想するにあたって、かつて岡山県で発生した大量殺人事件から多大なインスピレーションを受けたことは、ミステリーファンなら知らぬ者がいないくらい有名な話だ。 その事件とは、いわゆる「津山三十人殺し」(別名・津山事件)である。 横溝正史を戦慄させた津山事件 日中戦争開戦の翌年にあたる1938年(昭和13年)の5月21日未明、岡山県北部の旧西加茂村(現在は津山市の一部)の山間集落で、都井睦夫なる21歳の青年が猟銃や日本刀を使って民家を次々と襲撃。一夜に
それではいよいよ、尼子落人の黄金の隠し場所を示す「宝の地図」に記された謎の歌の内容に踏み込んでいくことにしよう。 ここまで読んでいただいた方はすでにお察しのことと思うが、僕はかなりの埋蔵金マニアである。フィクションとしての宝探し小説はもちろん、日本各地に伝わっている埋蔵金伝説そのものにも強い関心を持っている。 かつて新聞記者をしていたころは、地方へ赴任するたびに仕事の合間を縫ってその土地の埋蔵金伝説に関する文献を集めたり、古老から地元の言い伝えを聞き取ったりしながら、「この伝説はガセっぽいな……」「これは信憑性が高いかも……」などと考察することを趣味としてきた。 その経験から言
「八つ墓村」の本編でも、要所要所で物語に絡んでくる尼子落人の埋蔵金伝説。その存在が最初にうっすらと顔をのぞかせるのは、物語の語り手である寺田辰弥という青年の身の上話の中である。 彼が亡き母親の形見として幼いころから肌身離さず持っていた「守り袋」の中に、和紙に毛筆で描かれた奇妙な絵図が納められている、というのだ。少し本文を引用してみよう。 それは不規則な迷路のような形をした地図で、ところどころに「竜の顎(りゅうのあぎと)」とか「狐の穴(きつねのあな)」とかいうような、地名ともなんとも、わけのわからないことが書いてある。 そして絵図のそばに、御詠歌のようなものが書きつけてあるのだが
横溝正史の「八つ墓村」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。 原作小説(1949年発表)を読んだことのある人なら、迷信に支配された山村で次々発生する連続殺人事件の不気味さを思い出すかもしれない。 あるいは、「祟りじゃ~」という流行語を生みだした松竹映画「八つ墓村」(1977年公開)の、あまりにも残虐な落人襲撃シーンを思い出して身震いするかもしれない。 あるいは、あなたが犯罪マニアなら、この小説のモデルになったと言われる昭和初期の現実の事件、「津山三十人殺し」を連想するかもしれない。 いずれにせよ、今から半世紀上前に横溝正史によって紡ぎだされた「八つ墓村」という物語は、推
作品紹介 金田一耕助再起動!横溝正史の最高傑作にして数々のミステリー・ランキングで1位に輝く名作を映画並みのクオリティーでドラマ化!長谷川博己演じる金田一が事件に挑む。2016年製作/120分 原作横溝正史「八つ墓村」「悪魔の手毬唄」「悪霊
金田一耕助シリーズ「八つ墓村」映画版/ドラマ版 キャスト比較
「八つ墓村」歴代キャスト比較【原作】横溝正史の長編推理小説。「八つ墓村」横溝正史<金田一シリーズ作品キャスト比較>「犬神家の一族」歴代キャスト比較「獄門島」歴代キャスト比較「悪魔が来りて笛を吹く」歴代キャスト比較金田一シリーズの中でも、「八つ墓村」は、「犬神家の一族」の次に多い映像化作品。・映画 3作(1951年、1977年、1996年)・ドラマ 7作(1969年、1971年、1978年、1991年、 1995年、2004年、2019年)こ...
金田一耕助シリーズ「悪魔が来りて笛を吹く」映画版/ドラマ版 キャスト比較
「悪魔が来りて笛を吹く」キャスト比較【原作】「悪魔が来りて笛を吹く」横溝正史横溝正史の長編推理小説で、「金田一耕助シリーズ」の1つ。ストーリー冒頭に出てくる「天銀堂事件」は、実際にあった「帝銀事件」がモデル。小説では、宝石店「天銀堂」に保健所職員名乗る男が「伝染病予防のために来た」と店員を騙し、毒薬を飲ませて殺傷した強盗事件。実際の事件は、1978年1月、帝国銀行に現れた男が、行員らを騙して12名を毒殺し...
「獄門島」映画とドラマのキャスト比較【原作】「獄門島」横溝正史横溝正史の長編推理小説で、金田一耕助シリーズの一つ。<映画2作>1949年、1977年。<ドラマ5作>1977年、1990年、1997年、2003年、2016年。1949年を除いた6作のキャストを比較。1949年の主演は片岡千恵蔵で、金田一役と嘉右衛門の2役を演じた。【キャスト比較表】 1977年映画 1977年映画「獄門島」1977年8月27日公開。主演:石坂浩二、監督:市川崑。原作者・...
(この文章は、横溝正史『犬神家の一族』の犯人やトリックを明かしています。未読の方は読まないで下さい。) まずは、何にしても「犬神家の一族」の遺言状のシーンから始めねばなるまい。 「ひとつ…犬神家の全財産、ならびに全事業の相続権を意味する、犬神家の三種の家宝、斧(よき)、琴、菊はつぎの条件のもとに野々宮珠世に譲られるものとす」 正面の白…
『犬神家の一族・後編』観ました。 ロケ地、岡山なんですね。犬神家の舞台となる長野県の雰囲気が長野県以上に出ていたと思います。 解決編 おおむね…
「犬神家の一族」 後編 ネタバレ 感想~佐清が悪人!?斬新な結末。
原作はコチラ横溝正史石坂浩二主演 (1976年)石坂浩二主演 (2006年)古谷一行主演(1977年)古谷一行主演(1991年)あらすじはコチラ→公式サイト小夜子(菅野莉央)の妊娠に気づいた珠世(古川琴音)珠世は佐智(渋谷謙人)のことを好き
二日酔いした日の食事は? 二日酔いしません。下戸だから。 『犬神家の一族(前編)』BS4Kでやってはったのを録画して観ました。脚本、小林靖子さんや…
「犬神家の一族」 前編 ネタバレ 感想~犬神佐兵衛ってモメサだよね~
原作はコチラ横溝正史石坂浩二主演 (1976年)石坂浩二主演 (2006年)古谷一行主演(1977年)古谷一行主演(1991年)あらすじはコチラ→公式サイト金田一耕助(吉岡秀隆)は若林から犬神家に起こる事件を確信していた。面会するはずだった
WATARUです! 金田一耕助マラニック! 今回は、ラン友みーくんプレゼンツ「金田一耕助マラニック』です。 金田一耕助の産みの親、横溝正史さんの足跡を巡って来ました! 雨の中走る変態ランナーある意味サスペンスです! 雨の中ですがパン屋さんや
これまでに一番はまった本は? ありすぎですが。 とにかく今の読書傾向の根幹を作ったのは間違いなく、クイーンとクリスティ、ヴァン・ダイン。横溝正史御大。…
映画版・ドラマ版等のキャスト比較。朝ドラ、大河ドラマ、月9、日曜劇場の歴代作品&ドラマ視聴率比較。日本アカデミー賞。ジャニーズ、K-POP。愛犬のための療法食ドッグフード、その他、気になったことや好きな事をジャンルバラバラにまとめています。
特撮で有名な円谷プロの元スタッフのブログです。面白くてためになる「小説」や「お話」「詩」をお届けします。【通常ブログ画面】 からお入り下さい。
今年、最初に読み終わった1冊。横溝正史の『大迷宮』。 昨年2022年が横溝正史生誕120年で、角川文庫では横溝正史作品が復刻されているのを書店で見かけていたが、12月のTOEIC受験の帰り道、蔦屋書店でこの『大迷宮』を購入。 横溝作品は中学生のあたりに何冊か読んでいて、久しぶりに読みたいと思っていた。 背表紙はこんな感じ。 「金田一と怪獣男爵の対決が、ここに幕を開ける!」 本書を読み進めると、ストーリー展開などは面白いが、文体など大人向けではないことに気づいた。江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを思い出した。 解説にはこのような記述があり、たしかに少年向けの作品であった。 ところで、そのような横溝…
こんばんは! 今宵も元気なウサギです。 昨年からシリーズを順番に見ている「金田一耕助シリーズ」。よく考えたら「獄門島」を見ていない事に気づいて、正月早々に見てしまいました。ちょっと正月ムードではないですが、それも休みだからできる事。早速、シェアしていきたいと思います。
🔶アニメの徒然小道では、今回テレビアニメ『金田一少年の事件簿』(きんだいちしょうねんのじけんぼ)にいこうと思いました。が、そのキャッチコピーが「じっちゃんの名にかけて!」ということならば、まず、今年8月23日に亡くなられた俳優古谷一行さんの追悼も込め、金田一少年の祖父『金田一耕助を探る』というテーマで、推理小説の好きな私としては個人的な意見が入りますが、名探偵・金田一耕助の魅力を探ってみたいと思います...
また、一人の名優が逝去された。古谷一行さん、享年78歳・・・・ 古谷一行さんといえば、私の中では金田一耕助!!横溝正史の小説が映像化されたTVドラマの中で金田…
【読書記録】横溝正史 「日本探偵小説全集9 横溝正史集」 名探偵金田一耕助登場
日本探偵小説全集 9 /東京創元社 楽天市場 Amazon Yahooショッピング by カエレバ きっともう五回以上読んでいます。 この本を買ったのが1992年。 その頃は本格ミステリーの若手の作家の方が多くデビューされていて、数多くの作品が世に出されていました。 当時僕は島田荘司さんの作品が好きで、出版されていた本はほとんど入手していました。 それと並行して、古典の推理小説も読んでいました。 その流れの中で手にしたのがこの創元推理文庫で企画された日本探偵小説全集の「横溝正史集」。 夏になると読みたくなるのですが、今年もまた読んでしまいました。 この本の売りの一つは、収録されている作品を読む…