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皆様こんにちは、霜柱です。 佐藤愛子さんと田辺聖子さんの共著『男の背中、女のお尻』(中公文庫)を読みました。 今回はこの
横溝正史、松本清張、二人のミステリー大作家が一つの事件に魅了された。昭和13年、岡山県・津山市で起きた通称<津山事件>。深夜から夜明けまでに、一人の人間が30…
皆様こんにちは、霜柱です。 桂歌丸さんの『歌丸 不死鳥ひとり語り』(中公文庫)を読みました。 今回はこの本を読んだ感想を
【御厨家の女性たちと節約の物語】『三千円の使いかた』を紹介!【読了感想】
お金のことを考えると、正直不安になってしまう…。そんなときは、小説の節約術を参考にしましょう!今回は原田ひ香氏の小説『三千円の使いかた』を紹介します。御厨家の4人の女性たちが織り成す、節約とお金にまつわる作品です。
【感想】『三千円の使いかた』原田 ひ香(中央公論新社/中公文庫)❝人は三千円の使い方で人生が決まるよ、と祖母は言った。❞
本ページはプロモーションが含まれています いま、お財布に三千円が入っているとします。 あなたは何に使いますか? こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 いきなり心理テストみたいなことをしてしまいましたが、今回紹介する本を読むと、この質問の意味がわかると思います。 わたしがこの本を読んだのは年末で(注・『縁結びカツサンド』を先に投稿したかったので記事を書く順番を入れ替えました)、「三千円」と聞いて脳裏に浮かんだのは、「忘年会の料金」でした。 お酒をほとんど飲まないわたしにとって、三千円は決して安い料金ではありません。 もっとコース料金の高い居酒屋も多く、他の参加者いわく、三…
単行本で持っているにもかかわらず先日、ブックオフで文庫版が売られていたのでついつち思わず連れて帰ってしまった🚙こういう買い物のことを一般的に無駄遣いというのであろう購買理由をひとつ挙げるのならば単行本では収録されていないヒダカトオルのあとがきが収録されてあることである(^^♪まんざらドブ金でもないだろう\(^o^)/久しぶりに再読したけど結構というかほとんど忘れていたwこんなに忘れるのかなぁ~というくらい忘...
見栄を張らず、本音を話せる相手を作れば、きっと老後も楽しく過ごせる――老後の資金がありません(柿谷 美雨)
祖母がついに施設に入った。 施設は人の目があるし、ごはんは出てくるし、何かあれば連絡がくるから安泰。 そう、お金があれば、ね。 施設は家ではないから、何もかもにお金がかかる。もらった年金はほぼ飛んでいく。それでも安全や健康や手間や時間を考えたら、他に方法はなかった。 祖母はどうにかひと段落したけど、両親は? わたしは? 老後にかかるお金はうん千万? そんなお金、あるわけないじゃん! こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 本日ご紹介する本は『老後の資金がありません』です。 そう、ないんですよ、老後の資金なんて。 今を生きるので精一杯。 なんなら今は貯金を崩しながら生きてる。…
会田雄次「アーロン収容所」・ 鯖田豊之「肉食の思想」(ともに中公文庫)
もう、10年も昔、世界史を教えているの同僚に紹介してもらって読んだ本がこの本。 鯖田豊之「肉食の思想」(中公文庫) コレが実に面白かった。後半に少々だるい所があるにはあるが、勢いがついて5
村田喜代子「屋根屋」(講談社) 2014年の出版ですから、もう、そんなに新しいとは言えないのかもしれませんが、追いかけるような、そうでもないような調子で読んでいる村田喜代子の小説「屋根屋」(講談社
池部 良「ハルマヘラ・メモリー」 (中公文庫) 塚本晋也監督の映画「野火」を見て、いろいろ心騒ぐ印象を受けました。映画を見終えて、大阪の九条の商店街を歩きながら、まず「原作、大岡昇平さんの