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チャーリー·マッケジー著を川村元気さんが訳した絵本新聞で話題になっていたもので図書館の予約数が多くだいぶ待ちました大切なことがたくさん書かれた絵本でそういう意味では星の王子さまみたいな感じでしょうかちょっと…だいぶ違うか(^_^;)ぼくとモグラとキツネと馬とのやりとりが1冊になっています例えば…「いちばんの時間のむだって、なんだとおもう?」「じぶんをだれかとくらべることだね」…こんな感じ比べる事が好きな母親に育てられたのでこれだけで私はグっときてしまいました(´-`*)お守りみたいな本です(^_^)*オブジェの馬は20年くらい前陶芸を習い始めたころ先生の作風を真似して拵えたものです* それから…こっそりもう1冊紹介させてください★ 古いぬいぐるみのはなし/田村ふみ湖ぬいぐるみとその持ち主の言葉を寄せた写真集です...「ぼくモグラキツネ馬」🐴を読みました。
わたしは人生につらいことがあったり、指針を失った時に後押ししてもらうために本を読みます。 「幸せは我慢の先にはない」—逃
ざっそうの名前/長尾玲子作先日新聞の紹介で知った本ですが発行は2013年です夏の日男の子がおじいちゃんの家に遊びに行き草花の名前を教えてもらうお話なのですが絵が全て刺繍で作られています身近な草花ばかりなので子供の頃のことを思い出しましたそんなわけで感想というより自分の思い出話よりになりますオオバコ…子供の頃祖母にカエロッパと教わっていて飼っていたうさぎの餌にしていましたカエロッパは栃木の方言だったのでしょうかコニシキソウ…地べたに這いつくばって生えているあの草がこの名前だとは初めて知りましたカヤツリグサ…茎を割いて蚊帳を作る遊びを祖母に教わったことを思い出しましたネジバナ…自然豊かな環境で育ちましたがなぜかこの花の存在を知ったのは大人になってからですシロツメクサ…小学校の帰り道座り込んで白詰草の長い紐を編...刺繍絵本「ざっそうの名前」読みました☘️
三島由紀夫が大好き、というか気になって仕方がない。 葉隠は死を意識して生を輝かせるのが コンセプトだと思う。 読んで頂いてる方の先祖、私の先祖は無数に存在したはずで、 ご先祖の中に武士はいたはず、その武士のDNAを刺激する著書です。 私は読書家ではないし、三島由紀夫の著作をすべて読んだわけでもない。 それでも、日本の現状を見ると、彼の言葉がどうしても頭をよぎる。 「日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう。」 引用 葉隠 この言葉の「富裕」でさえ、今となっては危うい。しかし高度経済成長を経た歴…
にほんブログ村 これからお話しいたしますのは、あまりにも少数派で、マニアックで、決して一般的ではない「説」となりますので、どうぞご了承ください 山人(ヤマビト) それは蝦夷(えみし)より先に日本に先住していた、大和民族とは全く違ったタイプの 「本土先住民族」 と言われています 彼らは後からきた大和民族の物差しでは測りきれない ・身体能力 ・繁殖能力 ・第六感 を保有していると一説には言われております。 民俗学者である柳田國男は、岩手の記録者である佐々木喜善から仕入れたデータをもとに、遠野物語を編集しました。 当然あの物語には、人智を超えた存在が多数出てきます。 ニッチな見識では、ヤマビトの存在…
艶やかな表現と”美しく朽ちてゆく”ということに心をつかまれる『花に眩(くら)む』 読書感想文
第9回 女による女のためのR-18文学賞の読者賞受賞作品。彩瀬まるさんのデビュー作です。私は電子書籍で購入。短編小説なのですぐに読めます。 著者の原点にして頂点の作品集、とも言われる『花に埋もれる]』にも収録されています。 花に眩む 感想 「BOOK」データベースより 私の肌には赤い花が咲く。彼女と出会った夜も、彼の去った朝も――。出会った次の日、しまは私のアパートに転がり込んできた。しまといると、まっすぐに求められる。しまに求められると、なにもかもを叶えてあげたくなる……。 登場人物は 3人。主人公 ” はな ”と ” しま ” そして ” 高臣さん ” それぞれの肌には、それぞれの花が咲く…
結婚する姉の着るウエディングドレスを手作りすることになった家族の物語家族小説です子供の自主性を大事にする祖母と良かれと思って口を出すし頑張りすぎてしまう母親が私のかつての家族と似ていると思ったり…登場人物は生活力のない父親に刺繍好きの弟など風変わりな人々ではあるけれど実はこの世界のどこにも「普通の家族」なんて存在しないのかもしれませんこの作家さんの小説はいつも文体が小気味よくてスッとします今回も早速…個性は大事、というようなことを人はよく言うが、学校以上に「個性を尊重すること、伸ばすこと」に向いていない場所は、たぶんない。…というセリフにグッときました無意識に男らしくとか女らしくとか押しつけあっている気がします私が高校生の頃は田舎だったこともあり女の子は高校までで十分だとか男の仕事は女の仕事とは大変さが違うとか...水を縫う🌼/寺地はるなを読みました。
新聞の紹介欄で知り読んでみました大阪の靱(うつぼ)公園前にある「ピクニック·バスケット」という開店3年目の手作りサンドイッチ店を姉妹で切り盛りするお話ですどこか懐かしい味で食べる人をほっとさせるサンドイッチなのですが…ひとつ目のお話ではたまごサンドを買って行った客が何故かひとくちも食べずに公園のゴミ箱に捨て行きその謎を追って話は進みます関東でたまごサンドと言うとマヨネーズで和えたものが主流ですが随分前に沖縄の空港のレストランでたまご焼き(オムレツ)のサンドイッチを初めていただきました😋🥪もうそれはびっくりの美味しさ!それから数年前に転勤で暮らした神戸から初めての帰省の時新幹線の待ち時間に新神戸の駅の喫茶室で食べたのがやはりたまご焼きのサンドイッチでしたそんなわけでたまご焼きのサンドイッチには個人的に思いいれがあ...「めぐり逢いサンドイッチ」🐈️を読みました。
ザ・クリスタルボールをおすすめされたので読んでみた感想先日ビジネス書「ザ・クリスタルボール」をおすすめされました。この本は「観察力によって、ピンチをチャンスに変えて莫大な売り上げに繋げる物語」でした。そう、この本はビジネス書でありノウハウを...
オオルリ流星群/伊与原新BSテレ東「あの本読みました?」で紹介されていて大滝詠一や松任谷由実の曲が出てくるとあり興味を持ったのと「宙わたる教室」がとても良かったので読んでみました舞台は秦野市高校時代の文化祭に空き缶でオオルリのタペストリーを作った仲間が45歳になり今度は天文学者の仲間のために秦野の山に天文台を作る話です「宙わたる教室」と同様科学と人間模様の融合が素晴らしくラストは爽やかで感動的!是非ともドラマ化されて欲しいです個人的には野鳥好きとしてオオルリが出てきたことも嬉しかったです♪読了後すぐ松任谷由実の「ジャコビミ流星群」を検索してYouTubeで拝聴しました家族にも薦めてみたら夢中で読んでいました♪ 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。6人の作家の猫に関する短編集荻原浩さんや標野凪さんが...オオルリ流星群/猫の短編小説
小野寺史宜さんの「日比野豆腐店」を図書館から借りてきました 下町の商店街にある個人経営のお豆腐屋さんの日常をポラロイドカメラで撮影して切り取ったような独特な…
【本】100分de名著『ねじまき鳥クロニクル』~第1回 日常のすぐ隣にある闇~
☆100分de名著で『ねじまき鳥クロニクル』が取り上げられる!!☆ 2025年4月の村上春樹まつり。 土曜日のNHKドラマ『地震のあとで』のあとで、100分de名著で『ねじまき鳥クロニクル』が登場です!! みなさまのエネーチケー、だいぶ村上春樹プッシュですね!! もう付き合っちゃえよ!! しかも、4月7日の『新潮』では突如原稿用紙130枚分の新作中編『武蔵境のありくい』を掲載の電撃ニュースがっ!! いや、どんだけ村上春樹まつりやねん!! ワッショイワッショイ!! 新潮2025年5月号 新潮社 Amazon 100分de名著とは、NHKの番組で25分ずつ全4回の放送で100分かけて名著を紹介する…
読書日常:林(リン)さんチャーハンの秘密―野外料理の真髄は「現場」と「焚火」と「心」(林政明 著)
椎名誠さんの「怪しい探検隊」シリーズが好きです📗 そして、その怪しい探検隊の料理長を務めた本物の中華料理人 「リンさん」こと林政明さんが著した、アウトドアクッキングについてのスーパーエッセイ、それが 「林(リン)さんチャーハンの秘密」 です🍳(´・∀・`)📕
ミニレビュー:成功し続ける人の6つの習慣、Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である、勝者の科学
ひとつの記事にしにくい本をまとめてレビューする「ミニレビュー」のコーナーです。パフォーマンスと社会的価値の2つを高めるブレンドン・バーチャードさんの【成功し続ける人の6つの習慣】です。Prime Readingで無料で読めるので読んでみまし...
一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。(帯より)著者の「お探し物は図書室まで」「ただいま神様当番」が大好きで新刊を楽しみにしていましたところが最新作は作家名がなければこの方の作品だとはおそらく気がつかなかったと思います「エスキース」とは下絵のことですがこの本の中では絵の依頼主がこれから思い描いていく未来への気持ちを込めて絵のタイトルにそう名付けました描かれるきっかけになった時から30年余り先までの物語なのですが…その中の1篇に漫画家さんの話が出てくるのですがその物語が思わず荻原浩さんの小説を読んでいるような錯覚に陥りました*あくまでも個人の感想ですこちらの作家さんも人を見る目の優しい温かな作風の方ですので(^_^)読み終えて人生が年を重ねてきたことが愛おしく感じられる素敵な物語だなと思いました(^○^) 赤と青とエスキース/青山美智子を読みました。
本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。 標野凪 新聞の広告で知った本です 舞台は札幌インクブルーの三角屋根が目印の 本を置かない絵本屋カフェメニューは季節のスープセットとコーヒーのみ30代男性店主が客の話に耳を傾け悩みに寄り添う絵本を探す6編からなる連作短編集です1作目からそうきたか~!とワクワク本の世界に入り込めました春夏秋冬と話は進んでゆき季節感たっぷりのスープが美味しそう紹介されてゆく実在の絵本もとても興味深くその都度どんな本なのかネットで検索かけながら楽しく読み進めました終章ももうすごく素敵な終わり方で図書館で借りた本ですが手元に置きたい本になりましたまた、この本の店主の彼女が福岡でカフェをやっているという設定になっており彼女さんが主人公の本が 「終電前のちょいごはん」というタイ...「本のない、絵本屋クッタラ」「いちじくのはなし」
「蝸牛登山画帖」やまとけいこ 山と渓谷社何故、人は山に・・・と言うよりも。何故、山に惹かれる人がいるのか?と考えた時。大抵の人は趣味とは偶然の出会いであると思…
私の「好き」を詰めたブログにしよう...!そう思って初めて4年が経ちました。 おかげさまで、たくさんの方に読んでいただき本当に嬉しいです。 しかし...思いついたことを書いてきたので、なんだかごちゃごちゃしてしまったのも否めません。 なので本の感想は、読書ブログとして独立したブログに書いていこうと思います。 つきましては、このブログのUPしていた読書感想文は順次読書ブログに移行させていきます。 今後も読書感想文を読んでくださる方は、ぜひ読書ブログの方もよろしくお願いいたします(*’∀’人)♥*+ happy-books.hateblo.jp
「成瀬は天下を取りにいく」読了レビュー|“わかる”の連続で心をつかまれた一冊
滋賀県に行ったこともないのに、なぜこんなに共感できるの!?と思わせてくれた1冊。成瀬あかりの魅力と、自分なりの読みどころをまとめました。
一人ぼっちのつもりだった。だけど、そうじゃなかった。(帯より)7篇からなる短篇集またもや一作目で早くもうわぁこの本だいすきと思いましたほんとうにこの作家さんの文体は心地よくて心に響いてくるのにところどころにクスッとさせられる言葉が入っていて見方を変えると別の真実が見えてきたりああはなりたくないなぁ…と思っていた人が実は心動かされていた口笛を吹く人だったと分かったりもするタイムマシンに乗れないのは戻って来れなくなったら困るからやっかいだけどだいじな人がいてくれるから気持ちに寄り添ってくれる温かな一冊ですタイムマシンに乗れないぼくたち/寺地はるなを読みました。
前回(2024年12月)以降に読んだ本のまとめ。読んだ本&短文感想。3月までに読んだ本は、この記事の分を含めずにあと5冊ある。過去の記録はこちら↓。【堀江貴文】最大化の超習慣「堀江式」完全無欠の仕事術Amazon Prime Reading
私がこの本を手に取ったのは 沖縄が好きだったのと 庭に宮古馬が現れて…とあったので ファンタジーかな?と思ったからです 実際はファンタジーではありません 入館者をとらない郷土資料館で 資料整理とオンラインで世界中の知らない人達に向けて一対一のクイズを出題する 「孤独な業務従事者への 定期的な通信による精神的ケアと 知性の共有」というのが主人公の仕事で 特殊な環境…宇宙に 海底に 戦時中のシェルターに…いる方たちが対象です資料館が壊される前に最後のクイズとして 「にくじゃがまようからし」を出題します 本にはこの答えはありませんでしたが スマホによる検索で種明かしを見つけましたスマホの地図中のある場所を示すのに 3つの言葉でその場所を特定することができる……というものですwhat3wordsといいこのクイズの場合答...首里の馬🐴/高山羽根子を読みました。
月の立つ林で /青山美智子待ちに待った新刊はある男性のPodcast「ツキない話」のリスナーが月に関する語りに心を寄せながら新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく5章からなる小説ですそれぞれの物語のなかで他の章の登場人物が絡んでくるのですがその相関図を知っているのは読者だけ本人たちの知らないところで影響しあい大切な拠り所になっていたりするのが読んでいて心地良かったです読後感もとても良く前向きな気持ちになれました🌝 夜に星を放つ /窪美澄直木賞受賞作表紙が素敵だったのとタイトルに惹かれて図書館から借りました帯には「心の揺らぎが輝きを放つ短編集」とありバラエティに飛んだ内容になっていますが1作目の主人公に共感できなかったこともありあまり好きになれませんでしたネット検索では評価が高いようなので ただ単に好みの...月と星の小説2冊読みました。
はじめまして、はるパパです。 さて本日は、コチラの本をご紹介します。 『AI分析でわかったトップ5%社員の読書術』 あな
恩田陸さんの『きのうの世界』を読みました。初の恩田陸さん作品。読みやすさに引っ張られて、一気に読めました。感じたままの読書感想文です。
『ロジ・コミックス: ラッセルとめぐる論理哲学入門 』(Logicomix: An Epic Search for Truth)感想
グラフィックノベル『ロジ・コミックス』感想
作ってあげたい小江戸ごはん①~③勝手知ったる川越が舞台なので読んでみました川越の外れにある定食屋さんの物話です正直なところ個人的には「作ってみたい」ほどのメニューはありませんでしたが(ゴメンナサイ!)時の鐘のところの福呂屋さんのかき氷や亀屋のさつま芋シュー小江戸黒豚ソーセージ松本醤油店氷川神社などなど実在のお店や場所商品も出てくるので楽しめたのと…何と言ってもこの店で働く看板娘たまきちゃん(見た目は20歳の可愛い系の美人さんですが実は500歳の狸という説も!?)がチャーミングで大ファンになりました何度もほっこりとした笑いが♪3冊目の小江戸コッペ(さつま芋の肉じゃがを挟んだ商店街コラボ)の話がお気に入りですちなみにこちらの小説は漫画化もされていて 綺麗な作風で たまきちゃんも可愛いです🦝コッペパンといえば…🥖この...作ってあげたい小江戸ごはん🦝/高橋由太を読みました。
ネコシェフと海辺のお店標野凪裏表紙には「疲れた心にそっと寄り添う物語」とあります悩み多き人たちの前に俳句和歌に精通する博識の猫シェフが突如現れ食を振る舞ってくれる物語なのですが登場の仕方が楽しくて思わず笑ってしまうのです登場する人たちの悩みは深刻なのですがウィットに飛んでいて楽しく一気に読み終えてしまいました それから猫繋がりでもう1冊わすれていいから/大森裕子 赤ちゃん猫と赤ちゃんの時から 共に育った1匹と1人やがて 男の子が家を出てゆくまでが猫の目線で少ない言葉で 綴られた余韻の残る絵本 猫の表情もとても良くて好きです 私にも子供の頃から就職で家を出るまでずっと 一緒だった外猫の 三毛猫がいました 今の季節に読むのにぴったりな 素敵な絵本だと思います🐈ネコシェフと海辺のお店🐚と、猫絵本
みなさん、思いや考えをうまく言葉にできていますか? 「伝えたいことはあるのに、うまく表現できないな…」「自分の言葉で語る力を身につけたいな…」 そんな悩みを抱えている方に、ぜひ読んでいただきたい素敵な本があるんです。 現役コピーライター・さ
2冊とも新聞の紹介で知ったお洋服関連のエッセイと小説ですピクニック部/嶽本野ばら著書の小説は以前たくさん読んでいるし映画化された「下妻物語」も大好きです新聞の本の紹介のページで大絶賛されていたので即図書館にリクエスト程なく読むことができました表題作と2つの短編が入っています私は表題作には今一つ共感できず60歳でロリータファッションに目覚める瞬間を描き出した「こんにちはアルルカン」という短編がいいなと思いましたロリータではありませんが私は若い頃いわゆる年相応なファッションが苦手でした人に迷惑をかけるわけではないのだから好きな服を着ていたっていいじゃない!と思っていた人間なので野ばらさんの小説は好きだしロリータファッションも見ている分には大好きですいとしい服ようふくとわたしのはなし おーなり由子漫画家さんだ...野ばらと由子さん🎀洋服の本
不得意と困ってしまうの違い – 『貧困と脳』の逆読みテストから考える
「ずあたする おおんざさ」これを逆から読んでみてください。いかがですか?実はこれ、脳のワーキングメモリー(短期記憶)をチェックするテストなんです。本来のテストでは、この文字列を一度覚えて、目を閉じてから逆に読むというもの。ここで読者の皆さん...
「怠惰」なんて存在しない – 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論
最近、私は疲れやすくなっていました。仕事から帰ってきても、やりたいことに手が出ない日々が続いてちょっと自己嫌悪におちいっていたんです。 そんな時に出会ったのが、社会心理学者デヴォン・プライスによる『「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性
【感想・ストーリー分析】成瀬シリーズの 何が面白いのか&読んだ後どうなる?(著者:宮島未奈)
「成瀬は天下を取りに行く」そして続編の「成瀬は信じた道を行く」。 この2冊に共通する魅力は、何と言っても“主人公・成瀬明里”をあえて本人の視点から描かず、周囲の人々の視点で物語が紡がれていくところにあります。 読後には世界が少しだけ多層的に
2018年、行方不明だった2歳児を発見し、一躍時の人となった尾畠さん。(帯より)尾畠さんの半生をフリーライターの白石あづささんが3年間の取材を経てまとめた本です尾畠さんは現在82歳だそうですテレビで拝見してあのパワーはどこから?と興味を持ちました強い信念行動力経験に裏打ちされた方の言葉は説得力があり夢中で読みましたスーパーマンのような尾畠さんも人間であってスーパーマンではないのだから人ってとてつもない力を持っているのかもしれない…と思いました大変勉強になる一冊でした尾畠さんは本当の意味で相手の気持ちになって考えることのできる方プラスチックの風呂椅子のヒビをホチキスで補強したり40年前の登山靴を古タイヤを使い工夫して修理して履き続けたりとてもとても物を大切になさる方自分の生活を切り詰めることを犠牲とは思わずに人の...「尾畠春夫のことば」を読みました。
前回(2024年12月)以降に読んだ本のまとめ。読んだ本&短文感想。本記事の4冊はいずれもkindleで、旅行の移動中に読んだ本。過去の記録はこちら↓。【橘玲】働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれるAmazon Prime
日本ガチャガチャクロニクル 杉村典行/辰巳出版ガチャガチャの歴史とこんなものがあったんだ~という商品がオールカラーでたくさん載っている本ですしょうもない品が大多数ですが懐かしいものも…(クリックで大きくなります)↑そういえばこれ持っていたと思い出したのがこちら とても気に入ったことも思い出しました 他にはモーラーというフワにょろのものシーモンチーという水に入れて育てることのできるホウネンエビの仲間と思われる生き物の卵!こちらは本当に卵から孵ってその後変身を遂げた姿まで確認しました説明によるとこちらはアメリカ産だったようです本に添えたものは大人になってからガチャガチャをして 出てきた昭和の王道の豚さんの貯金箱のチャームいい年になったいまもガチャガチャは気になる存在見かけるとこっそり覗いてしまいます懐かしきガチャガチャの本、見つけたよ♪
人魚が逃げた/青山美智子今イチオシの作家青山美智子さんの本屋大賞ノミネート作ですついプロローグとエピローグを真っ先に読んでしまいうわーこれきっと大好きな世界!と読み始めたのですが…第1章の主人公が見栄張るくんで全く感情移入できずただロブ秋山という情報番組を担当している芸人が出てくるのですがこれってもしかしてモデルはロバート秋山?なんて思いながら読み進めて…実在する銀座の歩行者天国と虚構の世界を楽しみながら途中から物語にすっかり入り込んでそしてそしてえーっ!?と思ってもいなかったラストへこれはもう一度最初から読み直さなければです!!第1章に出てきた主人公のことも見直し読後感はとても良かったですそしてやっぱりエピローグが最高ですところでだいぶ前に陶芸で人魚姫を拵えたことを思い出しせっかくなのでご披露したいと...人魚が逃げた🐬青山美智子
沖縄の島を舞台にした恋愛小説、『カフーを待ちわびて』の外伝『花々』。純粋な続編ではなく、明青や幸と交流のあった女性たちを主人公にした物語です。独立した物語になっているので『カフーを待ちわびて』を読んでいなくても問題なく読めます。『花々』あら...
藍色ちくちく ~魔女の菱刺し工房~高森美由紀ブログ仲間さんが紹介されていて興味を持ち読んでみました友人のお友達のブログでこぎん刺しは知っていましたが菱刺しという言葉自体初めて耳にするものでネットで検索かけたりしながら読み進めました素晴らしい伝統工芸だと思います青森県南に伝わる刺し子技法の一つ南部菱刺しの工房の先生であるより子さん(80代)を中心とした高校生から年配の方まで幅広い仲間達の日々の暮らしが綴られた手芸と再生の物語ですより子さんの子供の頃のことやお嫁入りした話なども載っており東北弁がいかされた素敵な小説ですそういえば東北弁の小説を読むのは初めてです方言っていいですよねその土地の人々の生活の手触りを感じることができて若い頃自分の出身地栃木県の訛りがどうも好きになれませんでしたが今では愛おしく思いま...菱刺し小説「藍色ちくちく」読みました。
甘い飲み物は苦手でココアは年に一度も飲まない私ですが楽しめました☕桜並木の外れにある🌸小さなカフェで働く青年と常連の「ココアさん」を軸に東京とシドニー(ココアさんのエアメールの相手が住んでいます)での色々な人々の思いが交錯する小説です主夫に家族を養うキャリアウーマン新人の幼稚園の先生サンドイッチ屋を開いた元銀行員金婚式の記念にシドニーを訪れた夫婦…冒頭からすんなり言葉が心に入ってきてニコニコしたりウルッとしたり…しながら読み進めました🕊️途中、「魔女」「前世」などの言葉が出てきてあらっ…と思いましたが(ファンタジーでしたらワクワクなのですがこの本はそうではないので)最終章ではなぜココアなのかが判明しそこからの流れがものすごくよくてもう口元が緩んで幸せな気持ちになりました🐱 大寒桜が見頃になりました…*別名を安行...木曜日にはココアを/青山美智子を読みました。
「うそコンシェルジュ」津村記久子 感想・レビュー(Kindleなし)
津村記久子さん著書の「うそコンシェルジュ」の感想・レビューをお伝えします。あらすじは、姪にうその依頼をされた主人公が、作戦を立て、複数の人でうそを実行するお話です。津村記久子さんは、お仕事小説やエッセイで有名ですが、こひとあじ違う小説かなと感じ。津村記久子さんの小説が好きな方におすすめです。
デザイン基礎学習「やってはいけないデザイン」レビュー&ポイント
こんばんは。バナー&サムネイル制作を副業にするためデザインの基礎学習を独学で始めたあきよんです。 リベ大スキルアップチャンネルでおすすめしていた本、「やってはいけないデザイン」を読みました。 1.レビュー おすすめ度 ★ ...
デザイン基礎学習「ノンデザイナーズ・デザインブック」レビュー&ポイント
こんばんは。バナー&サムネイル制作を副業にするためデザインの基礎学習を独学で始めたあきよんです。近頃花粉症が始まって目がかゆい…。 現在は本でデザインの基礎を学習中です。2冊目の本、「ノンデザイナース・デザインブック」を ...
集中力がないから作業を長く続けることができないついついスマホを触ってしまう集中力が長く続くようにトレーニングが知りたい集中力がもたないという問題はもはや現代病みたいなもので、無関心でいるわけにはいかない問題だと思います。学生のころを思い出し...
徒然日記20250308/〓【読書/レシピ】よしながふみ:きのう何食べた?20
何冊かまとめて購入してから、少し読んでずっと放置していた「何食べ」を、ようやく先日から読み始め(再開し)ています。 ドラマの第2シーズンが放映されたのは一昨年のことで、ちょうどそ…
まほろ公園で、ふりむけば藤重ヒカル作/小日向まるこ絵図書館の新刊コーナーで気になって借りた本初めて知った作家さんです表紙をめくると*町にねむる思い出と子どもたちがであったとき、ごくふつうの公園ではじまる 五つのふしぎな物語。*とありますとても好きなタイプのファンタジーで最初からワクワクしました児童向けですが立原えりかさんの初期作品が好きな方ならきっと好みだと思います特に2作目の「もしもし、もしもし」祖父と孫娘の時空を超えた電話ボックスの話がお気に入り4作目の「アルバム図書館」も!曾祖母と男の子がこれまた時空を超えて公園で出会う…系譜に思いをはせ温かな気持ちになれて祖母のことを思い父のことを思いましたゴロゴロヤマネコ不動産なんだかあやしいおすすめ物件藤重ヒカル作/樋口モエ画「まほろ公園で、~」がとても良かっ...ファンタジー童話2冊🐱良かったです♪
女子高時代にキャラクターをつくられ 3人組の少女バンドとして メジャーデビューを果たした過去を持つ彼女達の30代半ばの物語でした バンド時代を誇りに思っていたり 恥ずかしい過去としていたりと 三者三様ですが日々の焦燥やもがき自立母娘の葛藤など 読んでいて ヒリヒリした気持ちになりました 作家さん自体が この物語を書いたことを忘れていて 14年もの間 埋もれていた小説とのことですそんなわけでスマホも出てこず メールはパソコンでやりとりされており 小説とは関係のないところで 時代の変化に驚かされたりしました とはいえ心の有り様は 時代で変わるものではありません あとがきに 彼女たちの「いま」を書いてみたい気持ちがちょっとだけある旨ありましたので 楽しみに待ってみたいと思いました 銀の夜/角田光代を読みました。
著者の「マカン·マラン」シリーズが大好きです待ちに待った新刊はまず宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思わせる表紙にグッと惹きつけられました読み終えて他の方のレビューを検索すると美味しそうな料理食べてみたいこんなホテルに宿泊してみたいなどでてきましたがわたしはとてもそうは思えませんこんなコワいところどんなに料理が魅力的でも行きたくありませんそうです!猫さんの活躍するダークファンタジーなのです読んでいるぶんには物語に入り込みましたがそれだけで充分です(^o^;) 「あんたの眼に映ってるものが、俺の眼に同じように映るわけじゃないんだから。みんな違う眼で物事を見てるんだしさ」「誰からどう思われようが、知ったことじゃないよ。 要は自分がどうしたいかさ」 というセリフが心に残りました美味しいものをいただくのなら山亭ミアキスよ...山亭ミアキス/古内一絵と映画の猫のこと。
節分を過ぎて大寒波がやってきました。冬は苦手。なるべく家から出たくない。 正月休みも毎年恒例のドラマの一気見と昼寝と読書の繰り返し。 そんな中、今年は1冊目から名著に出会えました。 講談社現代新書 久坂部羊 著 著者は1955年大阪生まれの
「窓ぎわのトットちゃん」読書感想文:純粋さと自由が教えてくれたこと
『窓ぎわのトットちゃん』の読書感想文の書き方を具体例とともに紹介。トットちゃんの純粋さやトモエ学園の魅力から学んだ個性と自由の大切さをまとめました。感想文のヒントにどうぞ!