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★★★神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」 第十六話 更新★★★(2024/04/26)
********神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」第十六話:彼女の秘密の部屋のひみつ知ってか知らずか推しを前に出すあまりに、誰かのお気に入りに泥をかけてしまう。オセロをひっくりかえすみたいに、あっというまに巷の人気が裏返っていく。そして、年季の入りすぎた親衛隊どもは、おぞましいことに、神輿に担いだアイドル当人を落とすことさえ厭わなくなる。それはそれは、文化を愛する人類にとっての、とても不幸なことではないのだろうか。********売れないアイドルのコロナと売れっ子漫画家のレーコ。喧嘩するほど仲がいいコンビの馴れ初めは雨の日だった。(「ミス・レイン・レイン」シリーズ第三章)お読みになりたい方は★創作小説ご案内★へ([神無月の巫女二次小説其の一]→「ミス・レイン・レイン」(目次)→「アンサング・...★★★神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」第十六話更新★★★(2024/04/26)
あたしはめざとく室内の家具に視線を行き渡らせた。漫画家といえば、なんとなく、資料がてらに大きな本棚とか、オタクグッズとかありそうな部屋と思われがちだが、こいつの部屋にはそれらしきものがない。そこで目が留まったのが――。「へぇ。これ、ニューモデルじゃない?けっこう、羽振りのいい暮らししてんのね」「最近の漫画はデジタル処理することが多いから、必需品でね。おかげで徹夜明けの顔にトーンの削りカスが張り付いてるなんてこともなくなったけど」大型ディスプレイにHDが収納された最新型の薄型デザイン。音響ハウスで見かけたパソコンよりも大きい。ボディは純白だったが、ところどころ黒い指跡がついていた。キーボードに触れてみると、押し心地がなんとも軽い。古いパソコンにあるような指の疲れを感じさせない。「ねぇ、ちょっとだけこのPC貸...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(十六)
哲学書や哲学者が書いた本など、硬いものばかり読んでいたのですけれど… 気分を変えて、漫画を読みました。 『紡ぐ乙女と大正の月』 芳文社から4巻のコミック本が出ていて、作者は「ちうね」さんです。 フォロワーのお一人の方が、ブログの中で言及しておられて、興味を持ったのでタイトルを教えていただき、買ってみました。 実は私「百合もの」と「SF」が好きなので、大正時代の女学生の「エス」のお話と… 令和の女子高生が100年前にタイムスリップしてしまうという設定の両方に惹かれて読んでみたのですが、大当たりでした。 ネタバレは封印しますが… これ、いいですよ。全四巻のコミックの、第四巻の最後のページまで読まないと、良さが分からないと思いますけれど。 百年の時を超えた女の子同士の一途な愛。そして伏線回収。最後は思わずほろ...紡ぐ乙女と大正の月
令和6年4月23日(火)雨の沖永良部です。朝のうち少し雨上がってた気がしますが引き続き雨きっと一日中こんな感じなのかもしれません。早いですね。4月も23日ゴー…
日本語の面白い語源・由来(ゆ-②)ユッケ・憂鬱・百合・柚子・湯・油断・湯たんぽ
日本語の語源には面白いものがたくさんあります。前に「国語辞典を読む楽しみ」という記事を書きましたが、語源を知ることは日本語を深く知る手掛かりにもなりますので、ぜひ気楽に楽しんでお読みください。以前にも散発的に「日本語の面白い語源・由来」の記
マンションの外観は築十数年ほど経ったとみえて古びてみえたが、室内は案外広くて新しかった。最近はやりのリノベーションってやつ。古いマンションの一室を安く買いあげて、お好みでリフォームしたのだろう。使いこなしのいいデザインデスクとチェアのセットが一体。その周囲に、センスは劣るが簡素な事務机が四体。机の上の書類という書類は、角をちぐはぐにはみ出させることもなく几帳面に整えられている。引き出しがだらしなげに階段状に開いて、外の空気を入れ込んでいたりもしない。あえて雑な部分をこの場に探り当てるとしたら、それはコルクボードに無造作にピンで止められた、無数の写真やメモの数々ぐらいなものだった。部屋の主が貧弱なオンナのせいか、まわりにあるものすべてがかえってご立派に見えてくる。オーナーにしてはできすぎた部屋だった。「駅や...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(十五)
令和6年4月20日(土)晴れています。少し風が強い感じ庭先の花たちへの水やり畑の野菜たちへの水やりを終え洗濯物の干してと毎朝のルーティーンも終わる頃夫帰宅です…
エレベーターで運ばれちまった五階には、ふしぎな光景がひろがっていた。郵便受けと同じ名義のネームプレートがかかったドアがある。長いながい廊下の両側に。「STUDIORAIN」と印字された金属製のプレートを掲げたドアが、等間隔にずらりと向こうまで並んでいるのだ。しかも、部屋番号がまったく無秩序に振られていた。手前にあったのが931号室、その向かいのドアは774号室、さらにその隣は564号室、斜め向かいに801号室といったふうに。薄暗い廊下は、人が歩くたびにセンサーが感知し、傘ひとり分の範囲の明るさを灯しては闇に呑み込まれていく。まるで蝋燭を掲げて、真っ暗な廊下を歩んでいるようだ。くさいだの、ななしだの、ころしだの、なんつう物騒なナンバーだっての。メガネ女に導かれてたどりついたのは、いちばん奥の向かって左側のド...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(十四)
みなさん、こんにちは♪心地よい日々をお過ごしですか?私は、久しぶりに選挙のお仕事に行ったりして、しゃべる仕事が楽しくて楽しくて!この時期の選挙は、桜が満開なので、お仕事しながらお花見ができるのがいいですね♪先日の大雨の中では、桜がブリザードになって、
「くるすがわひめこ」メガネ女が郵便受けを漁っているあいだ、その名が書かれた傘はあたしの手首にかかっていた。そうなのだ。その傘を持っているからって、あたしは「くるすがわひめこ」なる者に変身したりもしない。持ち物は持ち主を保証しない。売れっ子アイドルの名の入ったグッズを持ってるからって、アイドルが飲み食いしているものを口にしたからって、輝けたりもしないのに。髪形や化粧品やファッションを真似したって、そのひとにはなれっこないのに。そんな残酷な真実、アイドルが考えたらいけないこと。あたしたち、アイドルはその名前で、ファンに恋の魔法をかける。王国のなかの女王様になるのだ。でも、考えもしなかった。逆にアイドルが何の変哲もない一般人の名前を持ちあるいたとしたら、どうなるのか、を。ただの有名人に似た素人扱いでスルーされる...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(十三)
***――どう考えても、この地味めな女が住む家じゃない。自分の住んでるマンションにはない、屋上にあるどでかい広告塔だとか、パラボラアンテナだとかを見定めたとたんに、ひねり出された内なる声。…しかし、指さされたのはその横のビルだった。あたしのケチな闘争心がすこしだけクールダウンする。その古い雑居ビルは、一階がこぢんまりとした店舗だった。その店を通り抜けて、裏口の非常階段から二階へあがるようになっていた。「絶望の快速レストラン~ブレーメンラブ~」――なんだか食欲を爆下げしそうな不気味な字体の看板がかかっていて、どうみても客はいなさそうだ。不穏な店名に、列車の客席をあしらった店のつくり。だが、その店内ときたら、鉄オタさんウェルカムの食堂車といった趣は微塵もない。地方の路面電車をぶっきらぼうにビルに組み込んだ、霊...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(十二)
平成時代に百合ムーブメントを起こした火付け役というべき集英社ライトノベルの「マリア様がみてる」(著者;今野緒雪、挿絵:ひびき玲音)。そのランダム感想記事、原則は一巻につき一記事なのですが。今回は趣向を変えて、小話ひとつのみを扱うことにします。山百合会の三薔薇ファミリーのなかでお気に入りはと聞かれたら。私は白薔薇で、志摩子×乃梨子推しです。原則的にマリみてでは、柏木さん含め(爆)、嫌いなキャラはいないのですが。その白薔薇さま、シリーズ最初の「初代」と言われたら佐藤聖。三薔薇さまのなかで、最初に本名が判明したのもこの人。無印では、薔薇の館に出入りする主人公・福沢祐巳に地モーションをかけるなど、女たらしな面は実においしい立場。キャラ立ちがかなり濃厚だったせいか、終盤まで人気があり、シリーズ中、スポット出演するこ...マリア様がみてるの名作回「片手だけつないで」考察
アイドルは全身が売り物だ。毎日毎時間毎分毎秒が本番勝負。事務所と契約したその日から、自分は筋書きのあるイメージの権化そのもの。不本意なキャラを演じなけりゃならない。食わず嫌いは許されない。売れるためなら殴られても蹴られても笑え、身内の不幸さえもネタにしろ。雑巾で顔を拭き、汚物でもうまそうに食え。先輩や大物に逆らうな。内臓を売り飛ばす覚悟で生き抜いた奴だけが、巨万の富を手にできる――まさにそんなヤクザな世界だと知ったのは、数年たってからのことだった。ふつうの仕事師と違って、自宅でもアイドルをやめられない。この部屋は所属事務所の借り上げ。あたしの駆け出しアイドル人生は、4人の上下二段ベッド付き、トイレ、バス、キッチン共用の古い木造アパートからはじまった。デビュー二年目でやっと1LDK、オートロック付きのマンシ...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(十一)
みなさん、こんにちは♪心地よい日々をお過ごしですか?すっかり空気が暖かくなってきましたね。今日は土曜日です。年度末で、昨日までは忙しかった!という方も多いのでは?私の友人は、仕事で2万歩以上も歩いて、くったくたになったみたいでした。私もそろそろなまっ
「でも、この傘は役に立ったでしょ。コンビニのビニール傘じゃこうはいかない」眼鏡の女は、いきなり子どもみたいに傘をくるりと半回転させた。あ、ヤバい!留め具がねじれるぐらいブンと回って、あたしのほうに水を撥ねる…!ところがこの女、回転の勢いがつきすぎた傘の縁を手でつまみ押さえて、品よく揺り戻していた。いっしょにびしょ濡れになって笑いあってしまう、そんなうっすいラブコメみたいな間柄になるほど、こいつと気ごころしれたわけじゃないのだ。なんども言うが、この女の子女の子した傘がこの謎のオタクじみたオンナには心底似合わないったらありゃしないっての。だからといって――。「コンビニの傘なんて、死んだって買うもんか。あんな、クッソだっさいの!」「透け感のある素材は絵映えしない。線が浮きまくる」「そうよ、レインコートがファッシ...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(十)
令和6年3月21日(木)晴れて良いお天気気温今朝はちょっと低めでしたがガラス窓越しの私の作業部屋はまるで温室暖かいです。午前中は「一坪農園」へ出動!!水やりを…
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:majoccoid「ここは天国じゃないけど」#異種族 #百合 #居候もの
majoccoid「ここは天国じゃないけど」 【No.1907】#異種族 #百合 #居候もの 女性に振られた女性、ゴミ捨て場で天使に出逢う…世間に弾かれた者たちが都会の片隅で生きていく、都会の風が感じられる…▼ kindle 一人暮らしの女性が、天使のような女性を拾う、百合まんが作品。 ハル♀はガールズバーで働いています。同僚の噂話によるとどうやら女性同士で付き合っていて相手の女性にフラレてしまったようです。 で、真夜中、職場か...
今日は、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を観てきました。 女子高生の百合(福原遥)が戦時中にタイムスリップして、特攻隊(水上恒司)とのストーリー。感動しました。 白い百合が一面に咲く丘のロケ地は、「可睡ゆりの園(静岡県袋井市)」のようです。 このUP画像のユリは、20年前に撮ったマイガーデンに咲いた白いカサブランカです。 Facebookに「花のまち」滋賀のグループを作成しました。 滋賀県にお住...
【ネタバレ】世界は姉妹でできている――「大室家 dear sisters」レビュー&感想
「ゆるゆり」のスピンオフを映像化した「大室家 dear sisters」。いわゆる日常系の本作に大筋はない。けれどだからこそ感じられるまとまりは、それこそが姉妹のようなものだ。
2024(R6)1月 つまみ細工教室レポ♪ パート5★足利アピタ■上級『剣返し百合コサージ』"剣返しの百合"はボンド“丸花”はでんぷんのり大判土台に百合の...
保健室はふたりきり 2巻(完)【ひとりぼっちだった保健室がふたりの場所になりました】
人と関わるのが苦手な鈴音はいつしか保健室に通うようになっていた。そんな時、病弱でたまにしか学校に来れないお嬢様・かのんを保健室で介抱したことをきっかけに友達になることに。病弱ながら前向きなかのんに憧れを抱く空音だったがかのんは大きな手術をすることを知って…腐れ縁のツンデレ女子とクール系女子、世話好き女子と小動物系女子、保健室の先生と体育教師…保健室を舞台に繰り広げられるガールズ・オムニバスラブストー...
今朝はとっても冷えました。ガラス越しのお日さまに感謝です。北陸の皆様にもお日さまの日差しが届いて欲しい気持ちでいっぱい!心が痛みます。~~~~~2本目の庭...
お正月に花開きました。初めて植えた百合庭で大きく育ってくれました。ちょっと嬉しい~いやすごーく嬉しいです😍ちょうどぴったりな時に花が~😊今年は百合を活ける...
あけましておめでとうございます。分かっています、まだ2023年だってことくらいは! ということで少し早いですが、年始の挨拶です。年末の挨拶をしていないことは忘れて下さい。とゆうことであけましておめでと
通行人に顔を見られたらヤバい。とっさに逃げようとしたあたし、なぜか足は前を向くのに腕が追いつかない。袖をむんずと掴まれていたのだ。まずい!「ちょっ、アンタ!まだあたしに絡もうっての?」「静かに。騒ぐと警察の厄介になる」後半はどう聞いても脅し。あたしは血の気が引いた。ぬかるみに足を突っ込んだみたいに立っていられなくなる。大歓声、バックダンサー、アップテンポのバンド、くるくる回る照明、拍手喝さい、銀河のようなペンライト……かつての、これからの、華やかなステージの熱狂が遠ざかっていく。膝がしらの裏を思いきりカックンされた。ふらつきかけたら、腰に手を回していたりする。いやいや、ちょっと待て。なぜ、こいつと腕を組む必要がある?知り合ってまだ数分なんだぞ?アイドルにここまで馴れ馴れしく近づく奴は覚えがない。歌え、喋れ...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(九)
みなさん、こんにちは♪心地よい日々をお過ごしですか?今日は12月15日(金)です。12月も折り返し地点のところに来ましたね。昨日は、JRの特快に乗って、座ってすぐに車両の浄化を始めたら、浄化の設定をしながら眠ってしまい、その設定の中にいる夢を見ました。実際、私
臆病な青びょうたんぶりなのに、黒っぽいビール瓶みたいにハラの中が透けて見えない。気味の悪いオンナだ。とにかく、あの目つきが気に入らない。ホルマリン漬けのカエルを観察している解剖学者のような、もしくはまな板に乗せられた魚をどう捌こうかと見下ろしている料理人みたいな、温かみの欠片も滲ませないまなざしだ。こいつの鏡には、笑顔などお目にかかったことがないだろう。眼鏡をかけてる奴はたいがいレンズで目の回りの温度が抜けて、冷たい感じがするけれど、こいつは格別そう見える。なにせその口もハンパなく悪い。しかもなぜか、こういう弱っちいの限って、向こう見ずな勇気があったりする。自分より大柄な相手を見るや、湧き上がってくる劣等感をとりつくろうとして、わざと小馬鹿にした態度をとるといった具合だ。「歌ってるときの顔は、あんまりかわ...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(八)
ふと、なにげなく横を見て、目が点になった。ベレー帽をかぶった奇妙な通行人がしゃがみこんで、サムズアップしている。正しくいうと、あたしに向かってHBの鉛筆を立てていた。「あ…?なに?!」あたしの視線に気づいても、そいつは動じることなくスケッチブックに目を戻し、鉛筆をさらさらと滑らせている。鉛筆の持ち方が達人っぽくてなかなか堂に入ってる。興味をひかれて絵を覗こうと近づこうとしたら、また縦にした鉛筆で制された。「動かないで。いま、ちょうどいいところなんだから」声はかすれているが、その高さから女だと分かる。「ハァ?」「だめっ!さっきみたいにテレビのほう向いて。ガラスに指くっつけて、もっと顎はひいて」まるで指揮者みたいに、女は指先をくるくる回しながら、あたしにあれこれと指示をだした。顎の引き方はこうね、と顎をしゃく...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(七)
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 松坂慶子、審査員! 福原遥×水上恒司×伊藤健太郎×島崎斗亜×上川周作×小野塚勇人×出口夏希 百合の花、5分で描いてみたチャレンジ!
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こんばんは(^^)二度寝が得意なazurです。そして3度寝・4度寝も得意です。ここのところよく寝ます。←今更感。昨日はというか、今朝ですが、7時に寝て、起きたら午後5時でした。その前は朝8時に寝て、起きたら夕方6時でした。その前はもっと酷くて朝7時に寝て、起きたら夜の8時でした。←でも、その前は32時間起きてた。ここ3日、途中で1度か2度、目が覚めてる。今朝7時に寝て、目が覚めたとき午後1時半でした。時計を見たのを覚えています。フツーならそこで起きるんですけれどここのところ、二度寝をしてしまうのです。そうして次に起きたら夕方なんですね。これはもう、毛布のせいだなと思う。←イヤちゃうやろ。私は毛布が好きです。物心ついたときから、ずっとずっと毛布が大好きです。布団より毛布が好きです。さすがに夏は使いませんが。...ぐるぐる完了カサブランカ
みなさん、こんにちは♪心地よい日々をお過ごしですか?昨日の夜、海外で地震がありましたね。21時37分頃、フィリピンのミンダナオ島付近でマグニチュード7.7と推定される大地震が発生したとのこと。被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。日本でも津波が観測され
こんばんは。寒がりな夫を持つazurです。私自身は暑がり+汗かきです。先日の夜、夫がモッケなことを言い出しました。「ウチもさ、ここ(居間とダイニングの間)にアコーディオンカーテン付けたらどうやろな?」ウチ「も」と彼が言ったのには理由があって、私の実家にはアコーディオンカーテンが付いてるから。居間とダイニングの間、2階への階段の途中、その2ヵ所に付いています。実家は、主に亡き祖父が中心になって設計したのですが何と言うか空調的には非常に開放的とでもいいましょうか。部屋と部屋は確かに分かれているのに、ドアがなかったり、仕切りがなかったりなのですね。もちろん独立してる部屋もありますが、玄関・居間・2階への階段・ダイニング・台所・洗濯場に仕切りがなく、ドアもなく、空調的につながっています。しかもそれぞれがけっこう広...ぐるぐるカサブランカ
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:とーはに「スノーフレークビッグバン」・百合・短編集・ポストアポカリプス【No.1795】
とーはに「スノーフレークビッグバン」 ・百合・短編集・ポストアポカリプス 制服のまま二人で湯船に浸かり、高鳴る少女らの胸。百合シチュエーションを集めた短編集。短編集という形式自体を劇中劇という形でブックデザインに取り込む見事な構成… 雪が降る景色の中の百合関係を描く短編を多数収録した短編集。 まず、人類が滅びたあと雪に閉ざされた世界、亜人の少女らが旧時代のビデオテープを見つけ、VRマシンで再生してみる...
今日もお元気で。Copyright(C) 2023 miruhana. All rights reserved.*ぽちっとお願いします*にほんブログ村*ラ...
古いブラウン管のほうには、花嫁の幼年時代が映しだされた。歩行器に支えられているつなぎの服を着た三歳。ブランコに乗ってあそぶ幼女。ランドセルを背負って小学校の前に立つ少女。受賞楯を手にして優雅に微笑んでいる中学生。美しさにさらに磨きがかかった高校時代。そして、アイドルデヴューのとき。あのバックダンサーのなかにいたひとりがあたしだった。ひとりでに拳がふるえていた。ぎりぎりと噛みしめた奥歯が無性に痛い。今のあたしはどうだ。湿気でヘアスタイルはぐちゃぐちゃになりかけてる。濡れた縄みたいにもつれそうなツインテール。マニキュアは剥がれかけてて、化粧品は試供品か、そこらのドラッグストアで買った安物ばかりだ。「おめでと。しずく…幸せにね」白い息を吐くと、透明なてのひらが白く縁取りされていた。そこにいたことを誰かに知らせる...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(六)
急に降り始めた雨に追い立てられるようにして逃げこんだのが、運悪く商店街の電器屋の前。電器屋はひと世代遅れたモデルのテレビをバーゲンしてるらしくて、ウインドウにはところ狭しとブラウン管が並べられていた。その周囲には色褪せた梱包の箱と古めかしいオーディオデッキが、その周りを固めていた。予定では五年後とやらに、地上波デジタル放送がはじまる。新放送対応のモデルも横に並んで発売されていたが、値段が古いものと一桁違う。あまり買われているふうではなかった。陳列されたテレビはすべて違うチャンネルを映しだしていて、観ていてなんだか得した気分になっていた。それで雨が上がるまでの暇つぶしに観ようとしたのがまちがい。ばらばらだった、その画面がいっせいに切り替わって特別報道番組にかわる。バージンロードを歩んだ花嫁をむかえて花婿が微...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(五)
みなさん、こんにちは♪心地よい日々をお過ごしですか?今日の占いでは、百合のカードが出ましたね。百合には一つ思い出があります。私が中学生の頃、母方の祖父のお誕生日会がありました。同じ市内に住んでいたので、母とよく遊びに行っていました。というか、小さいこ
みなさん、こんにちは♪心地よい日々をお過ごしですか?土曜日の朝、昨日よりはあったかいですね。・‥…━━━☆・‥…━━━☆2023.11.18(土) 今日の占い10.LILIY 百合 のカードが出ました。気高さ、品格、家族、家柄などを表すカードです。プライドの高さとか、献身
西尾維新さんの小説、『デリバリールーム』の実写PVです。ドラマの1シーンじゃないの、そう思うくらい映像が凝っています。出演者の演技も原作と全く違う風ではなく、安いセットで撮ったという感じが全然しなくて
邪神ヤマタノオロチの復活が近い。八の首がすぐそばに迫っている。そんな重大な事実をさらっと、こんな甘い夜のあとで言ってしまえるなんて。そんなのずるい。私はまだまだこの余韻に浸っていたいというのに。噛みしめられた痛さもわからぬほど、千歌音の下唇はへこんでいた。「わたしと千歌音はいっしょにいなければいけないわ」知っている、そんなことは。三の首戦での鐘の中に囚われた時の心細かったこと。姫庫(ひめぐら)に閉じ込められていた時の闇よりも、何倍も何万倍もすえ恐ろしかった。孤独だからではない。姫子がたったひとりで戦ってくれていたことが、怖かったのだ。もしその鐘が開いたときに、目にしたものが愛する者の元気な姿ではないのだとしたら、光りさす世界に戻れたとしてもどんな喜びがあるというのか。もう、この世界にひとりだけ取り残される...神無月の巫女二次創作小説「夜の狽(おおかみ)」(二十一)
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:糸原あき「姉妹劇」・百合・学園・部活もの【No.1774】
糸原あき「姉妹劇」 ・百合・学園・部活もの 演劇部で伝統の演劇。憧れの先輩の妹役に抜擢されたのは…自分ではなく幼馴染だった。手の届かないものへの憧れの先に気づいた、秘められた感情とは。 ある私立女子高で、「姉妹劇」という演劇が毎年上演されることになっています。 姉役は三年の一番実力のある女子がやることになります。 で、演劇部の女子、スズカは、姉妹劇の妹役をやりたいと思っているんですが、実際に選ばれた...
「音楽は耳を傾けてくれる聴衆がいてこそ成り立つものよ。お客さまは忙しい合間を縫って、人生の一瞬を預けにいらしてるの。その貴重な時間をいいかげんにやり過ごそうとしたなんて、プロとして失格ね」女の声がくわん、くわん響く。ほんっとに目障りなオンナだ。声だけでもそうとううっとおしい。どうせただのピアノ弾き。歌って弾けるほどじゃなきゃ芸能界では生きていけない。せいぜい、その芸術家魂とやらを大事にあたためて、金持ち連中だけ喜ばせとけばいい。「楽器の演奏よりも、歌唱は自分でコントロールできたと思ってるのね?だとしたら大間違いよ」オンナはまるで、あたしの脳みそを覗きこんだみたいに言う。「楽器なんて、高価なの揃えりゃそりゃ音だって違うじゃない。ストラディバリなんとかっていうバイオリンとか」「ストラディバリウスは名器だけれど...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(四)
★★★神無月の巫女二次創作小説「夜の狽(おおかみ)」第二十一話 更新(了)★★★(2023/11/11)
神無月が終わってもひめちか愛はエターナル!!********神無月の巫女二次創作小説「夜の狽(おおかみ)」第二十一話:巫女の決意「一秒後、あなたの心臓はおさまる。一分後、あなたは涙をとめる。一時間後、あなたはわたしと静かな月光のなかで甘やかな眠りに落ちる。一日後、あなたは朝陽を背にして、凛として立ちあがる。ひと月後、あなたはわたしと素敵な新しい人生を晴れやかに歩む。百年も千年もたてば、わたしたち巫女は伝説になる――さあ、千歌音、息を整えて。これを数えるの」([神無月の巫女二次小説其の一]→「夜顔」(目次)→「夜の狽(おおかみ)」)********おろち討伐が佳境を迎えつつある、大正十二年の夏ざかり。姫子と千歌音の住まう大神神社に、おろち衆が牙を剥いて襲い掛かる。そして、ふたりの巫女を襲う絶望の瞬間が――…...★★★神無月の巫女二次創作小説「夜の狽(おおかみ)」第二十一話更新(了)★★★(2023/11/11)
千歌音はやにわに上体を起こして、姫子の心の臓に耳をそばだてる。聞こえない、何も。かつて姫子は「神に肝を喰われたことがある」と言っていた。その神とはおそらく、あの邪神ヤマタノオロチの手先の巨神(おほちがみ)なのだろう。だとしたら、月の巫女である自分が洞窟でまみえたあの白銀の鎧の女神の正体は――…?タケノヤミカヅチを側にかしづかせていた、あの女神は…?いいや、おばあさま生き写しのお声のあの神々しい存在が禍(まが)であるはずもなかろう。姫子の体中には、不穏な痣があちこちに現れる。なに、これ…?もちろん、千歌音が口吸いした痕ではない。必死に口づけをして息を送り、揺すってみたが、人形のように動かない。三の首戦で姫子に表れたおろち衆と同じ痣――蛇の鱗を、鐘の中に隠されていた千歌音は知らずじまいだった。だから、知らなか...神無月の巫女二次創作小説「夜の狽(おおかみ)」(二〇)
(介錯@Kai_Seven_2023年10月1日のつぶやきより)2023年は神無月の巫女19周年記念!ファンの間では10月1日が主人公の来栖川姫子と、姫宮千歌音の誕生日と認定されていますが。アニメの初放映日はSNS経由の情報によれば、10月2日なのだそうです。へ~、そうなんだ。これは最近、百合もの×ロボットアニメの食い合わせとして引き合いに出された「機動戦士ガンダム水星の魔女」もそうらしくて。2004年10月2日は何曜日?ウェブ調べでは土曜日だったそうです。私が当時地上波で観たKBS京都は、月曜深夜だった記憶がありますけどね。実質火曜日か?それはともかく、今年の神無月のはじめ。公式サイドからは嬉しいサプライズ。なんと、神無月の巫女大正編についての、つぶやき。2021年末の姫神の巫女公式同人誌「HIMEGA...大正版神無月の巫女を公式でぜひとも!
11月11日、文学フリマで私が小説を寄稿したアンソロジーがはじめて頒布されます。東京でのイベントとのことらしいですので、私は行きません。でも東京でのイベントに行ける人はぜひ行ってください。そして他の方
恋より青く 1巻 【退屈だった毎日が青く色づいていくような予感がした】
好きなことを見つけられず、放課後を持て余す女子高生・高峯。何気なく手に取った小説も頭に入らないそんなある日、電車内で他校の生徒・咲倉と同じ本を取り違えるとそれをきっかけに彼女との放課後のみの交流が始まっていく。それぞれの事情で退屈な放課後を過ごしてきた2人はお互い惹かれ始めていき…...
ご褒美をあげよう、と姫子が言ったのはほんとうだった。上目遣いにしっとりと頬を包んで、しなだれながら姫子が甘えた声で、濡れきった瞳で。その水晶のような瞳には、もう逆らえないような艶っぽさがある。「千歌音…。わたしを、あなたの女にして…」「私が最初で、最後に愛したのは…姫子、貴女だけよ」千歌音は瞳を閉じて、額をくっつけあった。重なるのが唇になるのに時間はかからなかった。こんな場所でと思う気持ちはなかった。二人が燃えあがったいまだからこそ、できることがある。血の池と思った水はいつのまにか、清らかな花の揺れまどうおおきな蓮池に変貌していた。膝をつけば首が出て、立てば腰が隠れるぐらいの深さがある。口づけを深くなんども交わしあい、首を撫でながら、ふたりはかわるがわるに互いの肌をさらしていった。水の冷たさももはや感じな...神無月の巫女二次創作小説「夜の狽(おおかみ)」(十九)
「コロナさん、お久しぶりね」「く…っ、姫宮千歌音。会いたかなかったわよ、あんたなんかと」昨年の某学園の学園祭で出会った黒髪のオンナ。肌は抜けるように真っ白け、まるで陽を浴びたことがないみたい。舞台の上の拍手喝采はみんなこいつにだけ集まっていた。「最近はピアノの独奏だけじゃなくて、編曲のご依頼も多くてね。あなたの分も修正してさしあげたから聞きよくなったはずですけれど?」美人で虫も殺さないような優雅な顔つきをして、しっかりと嫌みを聞かせるのを忘れない。こいつは、そういうやつだった。あたしが丹念に作詞作曲した楽曲がかってに変更されていたのだ。ストリートミュージシャンでならしたあたしの渾身の作。路上の聴衆にはバカ受けだった、あの名曲を。学園の雰囲気に相応しくないという、ただそれだけの理由で。許可もなく、いじって別...神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」(三)
ひさびさにあの洞窟に入ったのは、八月近くのことだった。夏の盛りのひぐらしの声はますますかまびすしく、空気は熱っぽい。息をするだけでも喉が灼けそうでたまらない猛暑日が、三の首の事件以来続いていたのだった。洞窟内はひんやりとして涼しく、練習としても避暑地としてもうってつけの場所だった。「さあて今日は、新しい修行をしましょう。おろち戦に備えて、千歌音の弱いところを鍛えるの」そう明るめに言われたものの。いったい、何をさせられるのやら、と千歌音の心配顔。いま、千歌音は布で目を覆われたまま、木刀を持たされたまま立っている。暗闇のなかで、どの方角から何が飛んでくるのかわからない。月の巫女、姫宮千歌音の弱点それは、不測の事態に動じやすすぎるし、予測しすぎてあらぬ不安を呼び込んでしまい、ほんらいの巫女としての実力が出せない...神無月の巫女二次創作小説「夜の狽(おおかみ)」(十八)