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~ 追憶 武仲 ~ 「ねえ武仲ぁ……、 女は?」 大分経ってから、あいつが突然くちを開いたので そちらへ目を遣ると、 目隠しと猿ぐつわをされ、 手足を縛られた由子さんから身体を起こしたあいつと目が合った。 「なんか生徒が補導されたとかで 呼び出し喰らったみたいだよ?」 「そっか……、 じゃ、ラナでいいや。 今日はもう由子に飽きた」 あいつは由子さんをそのままにしてラナの寝ている部屋の扉を開けに行く。 「ねえ武仲君、 なんか由子さん、痙攣してるみたいだけど大丈夫?」 「ああ、由子さんはよくこんな感じになってるから大丈夫だよ」 「ねえ、 武仲君と由子さんがしてるとこ見たい。 今だったらバレなさそう…
~ Bella giardino ~ お客さんに貰ったハーブの根出し中☆ 普段ならハーブの増殖は 土に直接刺すのだけれど………………… 刺した瞬間そのことを 忘れてしまう 性質なので…………………………………… 希にだけれど…………………………… 気付くと 消滅して居ることもある…………………………………………… 今回貰ったこのタイムは……………………… ちょっと特別なもので…………..………… ツートンカラーの可愛らしいヴィジュアルと うっとりとする官能的な香り…………………… 絶対に消滅させたくない……………………………… どうしても大量繁殖させたい…………………………………… なので今回…
~ 追憶 武仲 ~ 「シー」 サリがそう言いながら体勢を変え、 俺に上から乗っかった瞬間だった。 パンッ 乾いた銃声が聞こえたのは……。 まるで扉は元々開け放たれていたとでもいうような空気感で 普通に入って来る由子さんとあいつ……。 俺とサリは身動きが取れず、 唯々固まり、二人を見ていた……。 俺とサリは、 たぶん、特に悪いことをしていたという訳では無いはずだ……。 けれども俺は、 由子さんはついさっきドアノブを破壊した拳銃で、 俺の頭も破壊するかも知れない……。 と、 そう思った。 俺は由子さんの目を見ようとした。 今の由子さんの心情を、少しでも予想できればと思ったからだ……。 けれども由子…
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~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 今回は収穫したてのキャベツと…… 確実に購入品ですよね?……… いつものメンバーで…… 何つくろーかな?……………… もう……… 決まってますよね?…………… ※野蒜はこーゆー使い方👇も☆♡♪ 今回は………… 高級食材使っちゃうよ?……………… 「玉葱も未だ未だ高価ですもんね……………… もう新玉出て来てるのになぁ……………」 こんな感じで…… 炒めて行きます☆ 辛みはやっぱりコーレーGINスー♪☆ ※藤子も棕櫚さんも玉葱が大好き☆ だけど…… レアな食感の玉葱は大嫌いなので 超しっかりと火入れして キシ感シャリ感完全ゼロにします☆ しっかり火が入ったところ…
~ 追憶 武仲 ~ 理科の先生のケータイが鳴って誰かと話し始めた。 相手はどうやら学校の、他の先生らしい。 話しはすぐに終わって、理科の先生は電話を切り、 俺に向かって、 「行かなきゃならなくなった」 と、 言った。 生徒が一名補導されたということで、 呼び出しを喰らったらしい。 理科の先生を見送ると、俺は独りになった。 だけど隣の部屋、 扉の向こうにはラナが居る。 考えるまでも無かった。 扉の向こうに行こう。 俺はそう思った。 ラナは今、体調不良で寝ているのだから、 きっと抵抗出来ないだろうし、 水を吞ませてやったときみたいに 中途半端で止めたりさえしなければ、 きっと誰かに言ったりすること…
~ Bella giardino ~ 今回の作業はハーブ・ブースの拡張です……………… とりあえずコチラ👆の砂利等をどけます……………… 今回の作業……………… かなり軽い気持ちでスタートしたのですが…………………… 砂利等どけ始めて…………………… 5分後には早くも…………………… そのハードさに気付いてしまいました……………………… 思った以上に…………………… 量が凄い……………………… でもなんとか頑張ります………………………… お写真じゃ解りにくいかと思うけど……………… ホントになかなかのヴォリュームなんですよ?……………… ここから全体をならして…………………… 軽く耕しを入れて…
~ 追憶 バーテンダー ~ 「死体運んでるみたいだね」 私と院長の声がシンクロした。 やはり院長と私は、とても気が合う。 由子は随分と疲れていたらしく、 揺すったり頬を叩いたりしても全く目を覚まさないので、 軽く洗った後、てきとうに拭いてから 裸のままベンツの後部座席に転がしておいた。 由子の身体には、首から上と手の平、足の裏以外、 びっちりと隙間無く刺青が入っている。 一見服を着ているようにも見えるので、 特に問題は生じないだろう。 犬に、 「また遊ぼうね」 と言いながら足払いして倒し、 顔をゆっくりと踏んであげたら、 少しだけ声を漏らした……。 私が足を上げるとすぐ、 犬はその場に手をつい…
~ 追憶 バーテンダー ~ 犬がいつもより早く動かなくなった。 それでも私は構わず続けた。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 私は、やっと自分の心の高ぶりが治まってきたのを感じた。 由子を、もう随分と待たせている……。 そろそろ帰ろうかと思い、 動かなくなった犬の脇腹を、もう二~三度蹴ってから部屋を出た。 隣に在る院長室の扉を開けると、 手足を診察台に縛り付けられ、 目隠しされてくちにガムテープを貼られた由子と、 裸の院長が居た。 院長が、 「あ、もう少しだからちょっと座って待ってて」 と言うので、 私は言われた通り椅子に座った。 パソコンの液晶画面に目を遣ると、 丁度犬が身体を起こしたところだ…
先日、Instagramに流れてきた動画で、街行く人にある画像を見せて、その画像の一部分が何色に見えるか、という質問をしているものがありました。 私はどうみても「グレー」だと思ったのですが、「グレー(灰色)」と答える方もいれば「茶色」と答える方、「ゴールド」と答える方もいて、「ええっ?」と思いました。何人かのグループに聞いても、それぞれが別の色を答えられていて、お互い顔を見合わせて「どう見ても茶色でしょ」「いや灰色でしょ」というやりとりをされたりするのです。 返答する色は、男性女性関係なく、動画ではトータルで30人くらい(もうちょっと多かったかも)の人が回答をされていたと思います。割合は、「グ…
~ BARで 東雲坂田鮫&酒森 ~ 「バーテンダーさん…… こんな感じでどうですか?………」 「上等だよ………… さすがだね……………… まるで切り身で買ってきたヤツみたいだ………………」 「褒めすぎです………… わたし照れちゃう……………♪♡」 確実に切り身で買ってきたヤツだよね?…………………… 「ここからは私の腕の………… 見せ所だよ…………………………」 「どうなります?…………」 「鯛飯だよ…………」 「ステキ……………♪♡」 鮭やで?…………………… 「炊き上がりに………… ON THE バターして………… 良い感じに…………… 混ぜ混ぜしてさ……………… 茶碗によそったらON T…
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~ 追憶 バーテンダー ~ 十八リットルタンクに満タンの灯油が二つ、 計三十六リットル在ったので、 由子と手分けして家全体の床という床に満遍なく撒いた。 運転席でベンツのキーを回し、 ルームミラーに目を遣ると、 そこに写った家の窓から見える屋内では、 巨大な龍が蠢いていた。 その巨大な龍が、こちらを見て、 自分は今から大暴れをするのだと……、 そう、 言っている……。 後ろ髪引かれたが、リスクはできる限り避けるべき。 炎の龍が大暴れするのは想像だけで辛抱し、 私はベンツのギアを入れた。 「帰ったらミートソースパスタつくってよ。つゆだくで」 「嫌だよ」 二人で笑った。 「ちょっと車止めてくんない…
こんばんは。 うちの地方は、今朝からバンバンと強風が災害並みに酷かったです🌬 余りにも音が大きいので目覚まし時計よりも早く目覚めました。 そのおかげで洗濯物は乾きましたけど。 本題に入ります。 本日は、母の日と言う言事を気づいて急いで仕上げた絵になります。 「舞ります!」...
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ ニラがどんどん伸びて来る……… 野蒜は愛変わらず…………… 未だ未だ暫く愉しませてくれそう☆ 未だギリいける春菊………… 枝豆食感大豆☆ 決して切らさずつくってます☆ 今夜のメニューは……… こんな…………… 感じ☆ ※収穫した青系野菜と卵とおかか☆ 出来たての枝豆食感大豆を用いた 簡単ながら 美味しさと栄養バランス そしてエコロジーにも留意した和風パスタです♪☆ 「最高です~~~♪♡♡♡……もぐもぐ……」 育ち盛り?の棕櫚さんには…… 挽肉でコクを上げた…………… リッチテイストヴァージョン☆ 今回も…… 「ん?…… マドラー?」 「超自然…
~ サクノ ~ 鉄の匂いは死の匂い…… 鉄と鋼を叩き合わせた昔ながらの包丁は 何の苦労も無く……………… わたしに死を思わせた……………………………… 「サクノ…… 暇だろ? ちょっと来いよ」 ドアを叩く音で目が覚めた…… 音の無い時間帯…… 月光だけが あなたの顔を 照らしてた……………… 「ついてこい」 断ることも 出来たはず………… 出来なかったかも知れない? どちらにせよ わたしは首を 縦に振り………… あなたのあとを ついて行く………………………… 「なんでここに連れてこられたのか 解ってるよな?」 あなたの左手に握られた包丁は………… わたしから 抵抗するという概念を…………. い…
アイコンを変えました。ブログを書き始めてから、ずっと青ベースの曼荼羅アートをアイコンにしていましたが、今回描いた曼荼羅が結構お気に入りになったので、アイコンにすることにしました。ただ、アイコンにしてみると、今度のは、けっこう細かいうえ、色が色々あるので、ちょっと見にくい気もします…同一系統の色で統一したもののほうが、アイコンのような小さい画像には向いているようです。 下描きの段階では、アール・ヌーボーっぽいイメージで書いていたのですが、花や蔦っぽい部分をピンクとか緑にするのは、なんだかしっくり来ないなあ、と思って、青をベースに、赤や黄色を入れつつ、仕上げました。本当は黒を使うつもりはなかったの…
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 本日の……… 収穫です……………… 丁度隙間的な……… 今の季節って………… あんまり派手なものは採れないけれど…………… それでも……………… そのとき在るもので…………… 何かしらの…………… 美味しいものは……………… つくれるよ……………… こんな感じにネ☆ 今回も回鍋麺にしました♪☆ 「棕櫚さんおまたせ☆ スコッチとの相性も抜群だよ☆」 「うんまっっ!! 本当に美味しいよ♪♡♡♡ 回鍋肉ではないけれど最高♪♡♡♡♡♡」 「おい… おまえ今なんつった?…………」 「えっ?… ちょっ…………やめて………………………あっ……………」 嗚呼……………… や…
~ 追憶 ラナ ~ わたしの興奮が治まったのは、 あれから随分と時間が経ってからのことだった。 数十分、或いは数時間。 時計が無いのでわからないけれど、 随分と長い時間が経過したということだけは解っていた。 興奮が収まって行くのに比例して、 ふらつきや吐き気、頭痛も全て、戻ってきた……。 帰ろう。 一瞬そう思ったのだけれど、 わたしに帰る家は無い。 あの人のことが、心に浮んだ。 ここから由子さんのタトゥースタジオまでの距離はかなり近い。 切れ味が随分と鈍くなり。 刃こぼれまでしている菜切り包丁を、 わたしは小さなゴミ箱にそっと入れて、 記憶の中では神さまだったはずの塊に毛布を被せた。 神は自分…
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 「おーいバーテンダー♪ 今夜は何を食べさせてくれるの?♪♡」 「やあ棕櫚さん…… 待ってたんだよ………」 「え?」 「クイズの時間だよ☆」 なんだよ…アレと違うんかい……………… 【出題】この画像👇の中に卵黄は幾つ在る?そして在るならそれはどれ? 「う~ん……………… たぶん……………… 一番左と左から二番目のポーチド内部と一番右……………… この三つが卵黄かな?……………………」 「それでは正解発表いかさせていただきます☆」 先ずは~ 左端トマト☆」 「ウソ…… いきなりハズれてるやん…………」 「やっぱり棕櫚ちゃん大好きぃ~♪♡♡♡」 「右端トマト!! …
週に2回は更新したいです、といいながら、なかなかペースがつかめず、週1更新になってしまっています。できれば、月・木とか火・金くらいで(燃えるごみの日みたいな・・・)更新できるようにしたいなあと思っています。 さて、唐突ですが、私は、新聞などに入っているような、普通の広告チラシを見るのがわりと好きです。お洋服とか食料品、家具などの生活に密着したチラシが好みで、特に何か買おうと思って見るわけではなくて、ただ、何となく色鮮やかなデザインを見て楽しむ、という少々(?)変わった趣味があります。 私自身、チラシデザインなどに少し関わっていたこともあり、ここは、背景の色がカラフルだから、文字を目立たせるため…
~ 追憶 ラナ ~ 予想通り、一番奥の部屋は神さまの寝室だった。 部屋にはベッド以外に物が殆ど無く、 在るものはといえば、小さな本棚と、 そこに入った数冊の本、 あとは小さなゴミ箱くらい。 本当に寝室のみとして使っている部屋なのだろう。 わたしはベッドに神さまを優しく寝かせてから、 神さまの向こう脛を菜切り包丁で斜めに切った。 白いものが見えた。 「ねえ、気持ちいい?」 今度はわたしが神さまに訊く番だった。 菜切り包丁を十回、二十回……、 何度も何度も振った……。 神さまの身体を何度も何度も切りながら、 わたしは、 何度も何度も訊いた。 「ねえ、気持ちいい?」 しつこく、しつこく、 しつこく訊…
~ BARで 鯖戸 ~ 「棕櫚さん……………」 「え?…… ちょっ……何?………………… えっ?…え?……… いやっ………ちょっと……………あっ…………… ちょっと…ちょっと…待って待って………………… ああっっ………… ねえ…バーテンダー・・・冗談だよね?……お願い……ほんとにやめて……………………… あっ………んんっっ…………………… ちょっと……そんな……いっ……いきなりなんて……無理……だって……………… んっ……んっんっ………………………… 「きっつ……………………」 「あっ…くっ……………… いっ…痛いよ………………お願い……もう……いったん抜いてよ……………………」 「なんで?嫌…
~ 追憶 ラナ ~ 三つの感覚があった。 一つめは、わたしの中に、どくどくと流れ込んでくる感覚……。 二つめは、床に強く押しつけられていたわたしの顔から押力が抜けた感覚。 そして三つめは、 わたしのお腹にあたっている菜切り包丁の、硬く、冷たい感覚……。 「あっ」 神さまはそう言って、自分の顔に手を遣った。 一振り目は、逆手に持った菜切り包丁を、左斜め下から右斜め上へ。 わたしがまだ小さかった頃、 父の膝の上で何度も何度も観た映画、 父もわたしも大好きだった、あの映画のワンシーンを思い出した。 わたしは今、 座頭市。 偶然だけど、パンツを履いていなかったので、更に俳優寄せで気分が上がる。 「ラナ…
~ BARで 鯖戸 ~ 枝豆が食べたいのに枝豆の姿が見当たらなくて悲しい…… そんな方の為に☆ 【枝豆食感の美味しい煮大豆】 レシピ公開☆ はじまりはじまり~~~♪ まずは大豆を…… キレイに洗います☆ 「サポニン……… いっぱい出て来るね………」 キレイになったら…… お水に浸ける☆ ※オススメはアルカリイオン水 有害物質の抜けが良いそうです 実際お味もクリーンで美味しくなります♪☆ 一晩放置プレイ♫ ※アルカリイオン水を用いた漬込みの祭は 琺瑯やセラミック 陶器など酸やアルカリに強い素材の容器を使いましょう ステンレス等の金属はアルカリに弱いので 鍋に穴が開くことがあります⚠ 一晩経てば吸…
~ 追憶 ラナ ~ ゆっくりと回転するステージの上で、身体を起こそうとしたら、 急な吐き気に襲われて嘔吐した。 回転しているのは、ステージではなく、 自分の頭なのだと気づき、 それと同時にここがストリップ小屋ではなく、 神さまの家だということを思い出した。 あれからどれくらいの時間が経過したのかは解らないけれど、 窓から差し込む月明かりと静けさから、 真夜中で在るということはわかった。 頭痛と吐き気が酷く、頭はぐるぐる回り続けているのだけれど、 幸い記憶はしっかりしていた……。 とりあえず、何とか上体を起こし、 あたりを見回す。 ひとまず安全。 近くに神さまは居ない。 わたしの手は、身体の後ろ…
~ Bella giardino ~ エピローグ 先ずはコチラのブース👇とその周辺ブースをご覧下さい…… こんな感じで…… 特に……… 何の面白味も無い…… 殺風景な空き地です…………… 「ホントだね………… つまんねー空き地………………」 「おまえ… ちょっと来い」 「え?ちょっ…待っ…… あっ…… じっ…………自分が言ったんじゃんっっ…あっ…………………」 この日までに殺ったことといえば……… ハーブスペースをレンガで囲い……… 歩行路をつくり…… ※👆ブロック水平埋没後にカラーブロックでカヴァー 裏の菜園から出土した岩石をばら撒き……………… 数本の小さな樹木を植えた………… と まあそ…
~ 追憶 バーテンダー ~ 「なんだよおまえ……、 教える必要なんて無いじゃん……、 楽で良いけどさ......」 由子は驚いて、 というよりも、ちょっと嫌そうな様子でそう言った。 きっと私に何かを『教える』という行為を、 『プレイ』として愉しみたかったのだろう……。 本心を隠しきれない子供のような由子の瞳を見て、 私は少しだけ、申し訳無い気持ちになった。 族狩りを探して居る暇が無かったので、 某組事務所で一台ベンツを借りた。 ベンツを貸してくれた担当の人には、 とりあえずトランクに入ってもらった。 由子が私に、 「運転席に座れよ」 と、 そう言ったので従った。 「とりあえず勘で運転してみな。…
特にお習字を習ったとかいうわけでもなく、何か専門に勉強をしたわけではないのですが、字を書くのはわりと好きなほうです。もちろん、今は、パソコンやスマホで文字を打つほうが圧倒的に多いのですが、メモや貼紙など字を書く機会があると、張り切って書いてしまいます。ちなみに字そのものは、上手でも下手でもなく、いたって普通です。 そして、実は人の字を見るのも好きです。畏まった書類でなくて、普通のメモとかの字を見ると、それぞれ個性があって、(本人にそのつもりがなくても)字って、自分を表現する身近な手段なのだなあと(勝手に)思っています。 さて、博物館などで働くと、作家さんの字を見分けなくてはいけない場面が出てき…
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 「良い香り………………」 ここ最近…… というか…… もうかなりの間…… スコーンとおからパウダーに.…… どハマり中…… 冬の間寒くて手出し出来なかった奴も…… 最近頻繁にイってます…… 因みにおかかには…… 季節関係無く昔からハマりっぱなしです……… 「わたしもあなたにハメられて…… もう完全に奴隷です……」 誤解を招きそうな言い方は止めてください…… 「おかか大好き♪♡♡♡ わたしはもう完全におかかの奴隷…… でも毎日あなたにハメられて 奴隷にされて居るのは事実です……」 私はいつも…… 唯々美味しいものを提供して居るだけです…… オカ…
~ 追憶 ラナ ~ だからわたしは、 自分の部屋の扉の横壁に張り付くようにして立ち……、 待った。 母を。 大好きな、 母を。 玄関のドアが開き、 そして閉まる音で、母の帰宅を知った。 母は今夜も、真っ先にわたしの部屋へと来てくれた。 わたしの部屋のドアを開け、 いつもならわたしが眠って居るはずのベッドへ向かって、 真っ直ぐに歩いて行く。 けれど、 今夜の私はドアの横に立って居る。 母の後ろ姿を見ながら、 また母と仲良くなった未来を夢想する。 わたしは先ず、 母の背中を 斜めに切った。 わたしは、台所に在った菜切り包丁を持って来て居た。 普段、三徳包丁ばかり使うので、 菜切り包丁は滅多に使わな…
~ BARで 鯖戸 ~ 今日もアーモンドを愛でてから…… 野良生え人参収穫し…… 夏野菜準備の皮切りに…… ポタジェブースを…… 整えた…… もう少し進めようかと思ったけれど…… すぐに誰そ彼時になる……………… もうすぐいつもの女が来る時間だ………… 急いで仕込みをしなければ………… 今回の収穫した野良生え人参等………… 葉系はきちんと…… 茹でこぼしての蓚酸抜き………… 購入して来たラージキャベツ…… 外葉を茹でこぼすのは残留農薬除去の為………… 因みにキャベツを買った日は…… 確実にザワークラウトつくってます☆ こーゆー作業は…… まーまー時間がかかるのだけど…… 出来るだけ纏めて殺って…
~ 追憶 ラナ ~ ある日わたしは、台所で手を切った……。 野菜を切って居るときに……。 失敗したのではない。 この包丁で手を切ったら、 わたしはどう感じるのだろうか? そう思って、 切る気で切った……。 結果は思った通りだった。 今までに経験したことの無い快感が、 わたしの身体を駆け昇った。 脳が溶けかけた。 今なら父を、 努めて大好きだと思わなくても素でできる。 そう思った。 そしてわたしは、 すぐに閃いた。 母と仲良くなる方法を。 この快感を、 母にも教えてあげるのだ。 そうすれば母は、わたしに感謝し、 また以前のように、 わたしのことを大好きになってくれるに違いない。 と、 そう思った…
似顔絵界でも話題の似顔絵制作のコツを公開!【Pinterest】
こんにちは!スタジオ・ロングワンです!今日はピンタレストで急上昇中の「ポップアート」チュートリアルピンをご紹介します。🔍このピンが人気の理由1. 一目で分かる…
~ BARで 鯖戸&酒森&東雲坂田鮫 ~ 大豆を煮ながら……………… 白菜外葉を茹でこぼし…… 大豆が煮立ったら…… 灰汁を取り…… ボールにIN☆ ※この灰汁👆は天然の界面活性剤☆ 油汚れ用超絶エコ洗剤として使って居ります♪♡ 因みにパスタの茹でZIRUも同様で 油汚れや茶渋まで良く落ちます☆ 茹でこぼした白菜外葉に…… おかかをかけて…… EXVオリーヴオイルも少々……………… そこへ先程の大豆煮汁をINします☆ スープ量足りなきときは……… お水を追加☆ 煮立てたところへ……………… きしめん!!を♪☆ 投入!!☆ 手打ちのタリアテッレ=きしめん?! とろみ強めのスープにしたいか…
~ 追憶 ラナ ~ 髪を掴まれ、叩かれる……、 蹴られる……。 このときの痛みを、 わたしも……、 きもちいい、 と、 感じた……。 ラナさんはこのことを、 好きだと言って居たのだ……。 父がわたしのベッドに来なかったのは、 ほんの数日の間でしか無かった。 数日でまた、 今までと同じになった。 父に言われた通り、 わたしはそのことを母にナイショにして居たのだけれど、 母はわたしのことを、 毎日蹴ったり叩いたりするようになって居た。 父だけでなく、 母もわたしのことを、 ラナさんだと思って居るらしかった……。 わたしは母のことが好きだったし、 この頃はもうわたしにとって、 痛みと快感は完全に同じ…
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 「まだ幼木なのに…… 綺麗………… バーテンダーさんは…… 子供のクセして化粧濃い派手な女とか………… どー思います?」 「大人と………… 同じように…………………………」 「ダメです!! それ捕まるやつっっ!!」 「落ち着きなよ藤子…………… 女児と桜はカンケー無いって………………」 「…………………………」 「…………………………」 ※アーモンドです………………… 「だけど…………… そっちに居るキャバ嬢は関係在るんでしょう?」 「安心しなよ藤子…… 関係在るけどキャバ嬢は大人だから何の問題も生じない…………」 「あ…そっか……♪♡」 ※どっちも唯のお花…
以前、「謎美術用語:死んだ線、生きた線」という記事を書きました。そのあと、そういう独特の表現が他にあるかな、と考えてみたのですが、そのときは思いつきませんでした。 ちょうど、今回ブログに載せている絵の色塗りをしているとき、「面でとらえられてないな」とふと思い、学生のころ先生に「線でとらえるんじゃない、面でとらえるんだよ」と何回も言われたことを思い出しました。 この「線でとらえる」「面でとらえる」は、デッサンなどをしている学生さんは、一度は先生に言われたことがある言葉じゃないかな、と思います。 デッサンで立体物を紙という平面に描こうとするとき、奥行きとかその形の存在感を表現することが大切になるの…
~ 追憶 ラナ ~ 母が、 「忘れられるよね?」 と、 そう言ったので、 わたしは、 「はい」 と、 返事した。 結局ラナさんを刺した犯人は見つからなかった。 あれから父はずっと元気が無く、 暫く働いては辞めて、 また暫く働いては辞めて……。 そんな生活を続けて居た。 母は毎晩仕事に出るようになって居た。 わたしは髪を伸ばし始めた。 ラナさんみたいになりたかった……。 私が中二の夏のことだった。 その夜は特に蒸し暑く、 部屋にはクーラーなんて無かったし、 わたしは全然眠ることが出来なかった。 父がわたしのベッドに来たので、 「どうしたの?」 と、 訊くと、 「母にはナイショにしておくんだよ」 …
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 「ねーねーバーテンダー・・・・・・・・・・・・ これって今何分咲き?………」 「そうだな…………… 八分…………… 或いは満開……………………」 「着飾った君は綺麗だ……………………」 映画かなんかの影響でも受けたのかな?……………… 「ねーねーバーテンダー・・・・・・・・・・・・ 今夜は何をたべさせてくれるの?………………」 「今夜はね…………… フフフ…… 何だと思う?………………………」 「ヒントちょーだいよ…………」 「中伊折衷………」 …………………………………… 「ギブ…………」 早っ……………… ………………………………………… ……………………
~ 追憶 ラナ ~ 朝から多くの警察関係者が父のストリップ小屋を出入りし、 夜の帳が降りた後も、まだ騒がしさが完全には消えては居なかった。 その日ストリップ小屋は臨時休業となり、父はずっと泣いて居た。 わたしも父と一緒に、ずっと泣いて居た。 数日後に父のストリップ小屋は通常営業を再開したのだけれど、 客足はかなり遠のき、 その後もそれが回復する事は無かった。 ストリップ小屋が閉店した後、 今までわたしと遊んでくれて居たお姉さん達が 誰も居なくなってしまったので、 わたしは随分と暇だった。 何もすることが無くて、 独り部屋の隅で座って居ると、 どうしてもラナさんのことを思い出してしまう……。 わ…
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 酒粕&醤油かすを用い…… 美味しいパスタをつくります…… 茹でたパスタの余熱で溶かす☆ あとは糠漬けや大豆等で…… ササッとヴィーガンスパゲティ♪ 「大好き♪♡」 それでは続いて………… ピッツァにも醤油かす…… そしてチーズとWエッグ☆ &ケチャップ!!☆ ※ケチャップと醤油かすも とても相性の良い組み合わせなので 良く殺ります☆ 焼き上がりました☆ この日の一枚目は藤子と棕櫚さんの来店時間が被った為………… 急いでシンプルにつくりましたが………… 「それでもかなり美味しいよ? 生地自体が美味しいからシンプルでもナイス♪♡♡♡ 醤油かすが活きてる~もぐもぐ…
~ 追憶 ラナ ~ わたしはラナさんと同じくらい父のことも大好きだったので、 ラナさんと父が同時に出演するまな板ショーが 本当に大好きだった。 ずっと見て居られると思った。 そしてわたしも、大人になったらここで 沢山チップを貰うのだと、 いつもそう思って居たのだった......。 ストリップ小屋にまだお客さんが入って居ないとき、 父はよくわたしをステージに乗せて遊ばせてくれた。 遊ぶといっても、 わたしは唯ステージの上に寝転がるだけなのだけれど……。 ゆっくりと回転するステージの上に寝転がって見る光景が、 わたしは大好きだったのだ。 わたしがそうして居ると、 ラナさんも隣に来て、一緒に寝転がっ…
ラフスケッチを頑張って描いて載せます、文章は短くしますと前回書いたのですが、せっかくなので、普通にブログを書くにはちょっと短いかな?みたいな小さなトピックを一緒に書こうかな、と思い立ちました。 というわけで、ラフスケッチを載せるときは、展示に使う道具とか設備、絵を描くときに使う物などについて、手短に解説してみようかな、と思っています(本当に手短になるかは怪しいですが・・・)。 というのも、人と話をしていて、何気なく使った言葉で「あれって、そういう名前だったの!」と言われることが時々あり、そういうお話も面白いかも?と思ったからです。 さて、美術館や博物館に限らず、パネルなどを吊るす場所には結構「…
~ BARで 鯖戸&酒森 ~ アーモンドのお花って桜よりイケちゃってない? なんて思ってんの私だけでしょーか?…… 好きです♪ アーモンド♡ 「桜と違って毛虫も付かないしね…」 本日は………… ビッグニュースが在ります…… 遂にケバメーマー結実!! 「小っさっ!! そんなの全然ビッグニュースじゃないよっっ!!」 …………………… それでは…… この流れで………… 本日も………… ※最強雑草の野蒜!!👆👇玉葱価格高騰じの救世主?!☆ お料理タイム☆ いかさせていただきます☆ 今回は…… 久し振り回鍋肉です☆ 「久し振りかなぁ?……… しかも………… それ以前に………… どーせ今回も…… 回鍋肉じ…
~ 追憶 ラナ ~ 目を開けると、 わたしはステージの上だった。 ゆっくりと回転するぼやけた情景を見ながら、 わたしは、 自分がまだ小さかった頃のことを思い出して居た……。 わたしが物心ついた頃、 父はストリップ小屋の経営者で、 母はストリッパーだった。 父も母も、他のおねえさん達も、 小さなわたしにとても優しく、 いつもかわいがってくれたのを覚えて居る。 その中でも特にわたしに良くしてくれたのが、 ラナさんというおねえさんだった。 ラナさんは色白で、 真っ黒なストレートのロングヘアーがとても似合って居る スレンダーな美人さん。 わたしはラナさんのことが大好きだった。 父のストリップ小屋では様…
私自身の記録です。タイトルの通り、自分が体験したこと・思ったこと・好きなこと等を語っています。だから、ジャンルとかも決まっていなく好きなもの等を突然語り出します。ときには、感情を絵にしたり、怠惰な所もあるのですごく短いときもあり…フリーダムなブログです。
ブログを週1ペースにして、3ヶ月くらい経ったのですが、ブログの更新スタイルをちょっと変えて、ラフスケッチの投稿を増やしてみようと思います。 また絵を描くようになって、ベースとなる人を描く部分がまだまだだなあ、と感じる瞬間が多くありました。そして、ただ人を描くだけでなく、もっと自分のスタイルで、個性を出して描けるところまで持っていけたらいいな、とも思うようになりました。 と、いうわけで、簡単なラフスケッチを平日に時々描いてブログにあげようと思っています。ラフスケッチに文章は、今のところ、あんまりつけないつもりです(とか言いつつ、何か気が向いたら書いているかもしれません・・・)。 別にスケッチをブ…