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朝礼後の店内には… 暫しの間を置いて 良い香りが立ちこめる……… 少し前に行われた 朝礼行為と相まって…… 私の心は…… 非現実の世界と… 半ば溶け合ったような状態………… …………………………… 程なくして………… わたしの視界に入るのは…… 床に置かれた 赤いソースのパスタ………… ときどきフォークを取り上げられ… 髪を掴まれ パスタに顔を押しつけられたり…… 「犬のように くちだけで食べろ」 と 命令されたりする………… わたしは毎回… 黙って従う………… 勿論… あのひとを怒らせたくないからだ……………… 一番最初はハラスメント…………… 回を重ねるうちに… あのひとの趣味嗜好…… 性…
彼女は…… 呆然として居た………… 今の…… この状況が理解出来ず………… 唯々 立ち尽くして居る だけだった……………… しかしこれは……… 彼女の勘違い… いや………… 知識の希薄さがもたらした 事故だった…………………… 彼女は 空を見た………… 今彼女が…… 本当に見なければならないものは………… …………………………… 現実だというのに…………………………… TO BE COMUGIKO これはたまねぎではありませんにているけれどちがうのですもしもたまねぎだとおもってつよいちからであつかえばだいさんじはまぬかれません 確かに似て居ます…………でもコチラは大丈夫少々強い力で握ったとして…
このBARで…… わたしが与えられた仕事は… 気温が高くなるのと比例して 迅速さが必要となるものだった………… 私は… あのひとのことを… 心底 恐ろしく思って居るが…………… それなのに… あのひとの 仕事の教え方は 何時も丁寧で……… そして… 優しく……… あまつさえ… わたしへの… 気遣いを 感じさせるものだった……………… 刃物を扱う仕事なので… 自分の手や軀を傷つけないように 注意することが必要だという 教えに始まり…………… 解体後は 土中埋没処理を基本として居るが……… 量が多い場合や 急ぐときは燃やすので… 「その際は火傷にも充分注意するように」 …とか……… ……燃やす為の…
盛夏のうちに載せておきたい過去作神話ふうBOOTHより BASEより PCのみ対応 最近ヘビロテしている2曲。脳内で鳴ってます。このネタ定期的に使ってます😂…
~ BARで 鯖戸 ~ 今期はかなり…… 収穫が遅れたけど…… 出来は良い…… 大蒜もいっぱい収穫して在るから…… キタアカリと男爵…… 大蒜ゴリ効かせで…… 大根と人参等も追った煮物にしよう…… 甘長とキノコで ペンネの…… チーズ焼き…… 良い感じ…… これは確実にお酒が進むね…… 「おまたせいたしました 甘長とキノコのチーズ焼きペンネです」 「サンキュー♡ わ~♡ コレ確実に… お酒進むやつじゃん♡ チーズと甘長って 超合うよね~♡」 さて… それでは… 仕上がった煮物とキノコや卵… そして…… 絶対逃げられないように… 拘束した甘長もONだ…… 「ねえ棕櫚さん… ストーブでお米炊いて良…
BARの重い扉を開くと…… いつもすぐに あのひとが近づいて来る…… わたしはいつものように…… 髪を乱暴に掴まれて…… 硬いテーブルに 頭を 押しつけられる……… …………………… でも…… あのひとが…… わたしの頭を テーブルに押しつけるときは…… 優しく…… とても…… ゆっくりと………… …………………… きっとわたしの顔や 軀の見える部位に…… 傷や痣が出来ないよう…… 気を使ってくれて居るのだ………… ……………… 今夜は わたしの髪を掴んで テーブルに押しつけて居る あのひとの手の力が…… 何故か… 緩んだ…… ……………… そして……… 今度は 私の髪をゆっくりと引っ張って……
わたしは…… 泣かないよ………… わたしは…… こんなことくらいじゃ………… 泣かない…………………… でもあなたは今………… 泣いて居るわ……………… 「………………………………」 泣いたって良いんだよ?……………… 「でも……」 あなたは人間でしょう?………… 「知って…居たんですね……………………」 これだけのことを…… しておいて…… 一滴の涙も…… 流さないなんて………… そんな人間が…… もしも 居るのだとしたら…… 私は…… そっちのほうが…… 嫌だわ………… 「ホンマに?……」 ほんまや…… 「ホンマにホンマで言うてるん?……」 ホンマにホンマで言うてるて………… 「ありがとう…
~ BARで 鯖戸とバイトの鋳鷹 ~ 「ねえねえバーテンダー………」 「はい?」 「あの女…… ……何?…………」 「ああ…… ほら…… 最近暑くなって来たから バイトを雇ったんですよ……」 「へぇ~…… ………… バイトって…… 何…させんの?……………」 「ナニって………… まあ……そう……………… ソレ以外にも…… 色々サセてますけどね…………」 「……………… ああ…… そう……なんだ………………」 「どうぞ 先ずは前菜サラダと ツイストのマティーニから お飯あがりください」 「旨♡」 「ねえバーテンダー…………」 「はい?」 「あの女…… 何で地ベタでパスタ食べてんの?……」 「自分…
あ… なんだ… いつから見てたの?………… 私のこと…… 軽蔑した?………… え? なんだ…… 最初から…… 気付いてたのか…………… そうだよ…… 私は…プロの………… ………………………… 料理人…………………………………… TO BE COMUGIKO おまけ 「ねえ…酒森ぃ………… あの女…… 何で全裸で 血塗れ風なわけ?…… …………… 何か…キモチワリイんだけど…………」 おまゆー…… 「てゆーか玉葱ヒュームで涙が止まんない…………」 「安心して下さい………… たぶんわたしも…… あと三十秒ほどで号泣しますから……………」 「今夜はどーする?」 「あ…… おまかせで…… お願いしま…
あの日以来…… わたしが賄いをいただく場所は この床が 定位置となって居た………… そして…… 私がいただくその賄いは…… 日替わりのパスタと 決まって居る………… あのひとは…… 私が 常日頃から…… 床で食事をとって居るということを…… 知って居たにちがいない…………… そして…… パスタが大好きだということも…………… もしこのことを尋ねても…… またとぼけるに決まって居るけれど…………………… わたしが飽きてしまわないように 賄いパスタを 日替わりにしてくれて居ることが…… 嬉しかった………… いつも同じパスタでも…… わたしは構わないのに………………… あのひとの優しさを…… わたし…
え? ホントですか?………… ……もしかして……… 誰にでも同じこととか………… 言ったりしてません?………… え~? ………………… どうしよっかなぁ………… それじゃあ………… 二百五十円で如何?…………………………………… TO BE COMUGIKO 一時期よりはかなり求め易くなったけど……それでもやっぱりお高いなぁ…………昨日はセールでも39円だった…………最近では39円でもなかなか凄いことだけど昔は大玉9円のセールが毎週開祭されてたことも在ったのに………………まあ……お高くても買うんだけどね…….…… 玉葱の無い生活とかって……絶対無理だからね……せめていつでも大玉50円以下をキー…
バイトの面接に行って… 開口一番言われたことには 驚いたけれど…… 私は 「ありがとうございます…… よろしくおねがいしますっス……」 と そう答えるしかなかった…………… 私は以前…… この人に 遭って居る…………… 後ろから髪を掴まれて テーブルに頭を押しつけられるかたちで行われた 面接行為の最中に…… そのことを仄めかしたら………… 「覚えて居ない」 と そう言って居たけれど…… 絶対に嘘だ……………… あの日私は…… 男を一人…… 殺害した……………… その時 埋めるのを手伝ってくれたのが…… この人だ……………… あの日私は 生まれて初めて 本物の恐怖…… というものを知った……………
先日公開した新作イラストPIXTAより ※最大300dpi 先に自分のショップで販売開始していましたが、この度PIXTAでも審査を通過し公開されました。よろし…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…… バーテンダー…………」 「どうかした?」 「良い香りだね……」 「今夜は棕櫚さんの 大好物だよ……………」 「ねえ………… バーテンダー……………… わたしはさぁ………… 逃げたりなんかしないよ?……………………」 「どうしたの? 突然………… ほら…… 棕櫚さんの大好物 焼けたよ…………」 「ねえ…… わたしが逃げるんじゃ無いかって………… 不安に思って居るんでしょう?………………」 「どうしてそう思うの? そんな不安 抱いてなんか居ないよ?……」 「本当?…………」 「本当だよ?」 「そっか…… わたしの勘違いなら…… いいんだけどさ……………… 「どう…
「酒森センパイ…… それじゃあ申し訳無いんスけど…… 今日は定時で上がらせてもらいますっス……」 「あ… そっか…… そうだったね…… 今夜はコンパ?」 「コンパだったらもっとちゃんとメイクするっスよ……」 「ああ…… そっか… じゃあ…………… パパ活?」 「違いますよ~ パパ活は一昨日っス…… 今夜は新しい闇バイトの…… 面接なんスよ…………」 「へ~ そうなんだ…… TPOだっけ? 鋳鷹ってそーゆーこと ちゃんとしてるよね… 私も見習わないとなぁ……………」 「TPOは大事っス…… たとえ無人島で…… たった独りで居るんだとしても そこにはそこの TPOが…… 在るんス………………」 「…
前回に少し触れましたが、ホームページ、BASEショップ、インスタグラム更新してます。 ホームページホームページ//hisuiawahara/ スクロールすると…
~ BARで鯖戸 ~ カレンジュラと…… ボリジ…… バジルもかなり…… 良い感じだ…… エディブルフラワーって ちょっと在るだけで…… なんか気分上がる…… 「どうぞ 先ずはサラダから」 「サンキュー あ… カクテルのボリジ花可愛い♡ 卵黄に乗った… カレンジュラの花びらも…… ステキ…………」 ミニトマトです…… 「棕櫚さん…… 今夜は…… 超オサレなこれを……」 「え? 何?これ…… ま…まさか…………」 「ええ… 菜園風鬼オサレTKGです」 「うわ~~♡ ヤバ……」 「まだですよ…… 仕上げに ナッツとボリジ そして…… 今年の梅干しも ONです」 「ジーザス………………」 「はいピッ…
~ クラスメイト ~ 廊下は真っ赤な海だった……… 真っ赤な海には人間のパーツが…… 沢山浮んで居る………… 少し…… 気になることが…… 在った……………… この廊下には 藤子が真っ赤な海に変える前にも亡骸が…… 私達に覚えの無い…… 幾つかの亡骸が… ころがって居たのだ………… でも………… でも…… 少し…… そう…… 少し気になっただけ…………………… すぐにどうでもよくなった…… とりたてて気にするようなものでもない…………………… そんなことより…… 私は 早くあの女を捜したかった……………… たぶん女が居るのは 最上階だろうと 思っては居たが…… 目に付いた扉は念の為全て開け 確…
前回まで途中経過をお見せしました。『描き直しイラスト作成☆途中経過の続き アプリで修正』前回は下絵などお見せしました。『作成中のイラストの経過*下絵など 初秋…
~ 路上で ~ え? あ… これですか?…… ごめんなさい… これは… 大切なものなので………… ******************************** いえ…… 私は… 解りません…………… そんなこと言われても…………… 解らない事は… 解らないとしか…………… はい… そうです…… 偶々通りかかったら… この人が… 道端で眠って居られただけで……… え? ちょっと…… ちょっと待ってください…… わたし… もう……… 帰りたいんですけど…………………… ******************************** あれ…… わたし……………… あ… あの…………… もし… …
~ クラスメイト ~ ビュンビュンと… 軽快な素振りを見せる藤子を 私は見て居た………. とりあえず 私達は廊下に出た…… 曲がり角を曲がると…… 二人の人間と 目が合った……… 少しの間を置き… 二つの首が 床に降りる………… 長ドスを振って 紅い液体を払う藤子…… 「またつまらぬものを 切ってしまった……」 昨夜藤子と観たビデオ三本のうち 一本はアニメだった…… 因みに台詞はそのアニメの完コピだったが…… シーン的には以前観た時代劇かなにかのアレンジと推察する…… かなりシリアスな ゾーン的なものに入って居る感じだった…… 藤子は遊びに対して いつも真剣なのだ………… 始めの一振りは…… …
~ 鯖戸先輩の発酵教室 ~ 日曜の朝は さすがに辛い… 土曜出勤とその残業で 血まみれになった軀をシャワーで流し いつものBARに寄ってから集会に参加………… 夜明け前には帰れるけれど……… 夜明け前に私は起きる……… 昨夜の睡眠時間は8分だった… こんな朝…… 特に辛いのが 糠床を混ぜること……… 40ℓの糠床を 底からしっかり混ぜるのは 思って居るより重労働……… だけど クーラーの無いこの部屋で 朝夕二回の混ぜ作業はどうしても欠かせない… でも 今日からそれが楽になる…… 昨夜バーテンダーに教えて貰った 糠床の裏技…… こんな簡単な方法が 在っただなんて…………… ホントに良いことを教え…
前回は下絵などお見せしました。『作成中のイラストの経過*下絵など 初秋に向けて』こちらは現在の最新作人魚の竪琴BOOTHよりBASEより PCのみ対応 …
こちらは現在の最新作人魚の竪琴BOOTHよりBASEより PCのみ対応 ・作成中のイラスト下絵 今回のは、元々PIXTAで公開したコスモスの妖精で、これ…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ メガネは赤い部屋の中へ ゆっくりと歩いて行き そこら中に散らばって居る手足や胴体の一部… そして頭部の中からひとつを持ち上げ 「これ…組…あっ… えっと… これ…社長です……………」 と そう言った……………… 部屋の中に散らばった 十体分くらいはあるであろう 人間のパーツから この部屋で 少し前に起こったで在ろう光景を想像する…… 私は 自分が今… かなり興奮して居るということに気付いた…… 今日はさっき三時間ほど休憩もしたし さほど疲れて居なかったので メガネにくちづけした ******************************** 少し休憩してから…
ねえ…… どうして欲しい?…… 遠慮なんか…… しなくて良いよ…………… あなたの…… 好きなように……. してあげるから………………………… スライス?……微塵?……………………………… TO BE COMUGIKO おまけ 「ねえ…酒森ぃ………… あの女…… 何で全裸なわけ?…… …………… 何か…キモチワリイんだけど…………」 おまゆー…… 「ん?」 「あ…… いえ…………」 「ねえ…… どうする?………」 「あ…… それじゃ薄いスライスで EXVオリーブオイルと溜りに…… あと…本枯節は在りますか?……」 「在るよ OK…… スライスしてから水に晒す? 栄養面考えると 晒さないほーがオ…
~ クラスメイト ~ ブルース藤子が6~7人倒したところで… 叫び声が聞こえた…… 見ると刺青の男が 長ドスを振りかぶって居る… 私が瞬きした瞬間 目の前に… 男の顔…… あたかもそれは 瞬間移動… 或いは 空気から 突然生成された 芸術作品のようだった……… 私はすぐに 目を閉じた………… 温かい液体が 私の顔… そして全身に降り注ぐ………… 暫く目を閉じたままで居た……………… その間 私の鼓膜を震わせるものは… 全て無視した………………… 程なくして 私の軀も自由になったので 目の周りの血を拭ってから ゆっくりと…… 目を開ける………………………… 「ちーくわちくわっ♪♡」 バラバラにさ…
~ BARで 鯖戸 ~ 「先ずはアペリティフと サラダをどうぞ」 「今夜も全部自然栽培の自家製野菜?」 「もちろん」 「美味し~い♡」 うそだろ…… EXVオリーヴオイルと塩しか かけてないのに何が跳ねたんだ?…… まあいいや…… ピッツァつくろ…… 「ねえねえバーテンダー… 今夜は何食べさせてくれるの?」 「その前に一旦拭こっか…………」 「サンクス♡」 よし…焼けた…… 「はいどーぞ」 「おお~良いね~♡ グリーンラヴェルだね♡」 卵黄とトマトの見分けはつかないのに… ウイスキーは香りと見た目だけで当てるんだよな… 「左がサツマイモで… 右がトマト!!」 「正解!!」 サツマイモはね…… …
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 社長室目指して 私は歩き続けた……… 途中誰かに見つかる回数と比例して…… 亡骸の数が増えた……… やっと社長室らしき部屋を見つけて 三回ノックしてから中に入ると… 社長秘書らしき 眼鏡をかけた痩身の男が居て… 「組長にご用でしょうか?」 と言ってしまったので 私が視線で訴えると… 「あ… 失礼いたしました…」 と 礼儀正しく頭を下げ 「社長にご用ですか?」 と 言い直してくれた……… 話の出来そうな男だったので 私は少しの間 ソファーに座ることにした……… ………………………… 眼鏡の男は紅茶を淹れてくれた… アップルパイも切ってくれて ヴァニラ・アイスやミ…
~ 路上で ~ はい? ああ…… 良いですよ……… 良いですけど……… 幾らで買ってくれますか? TO BE COMUGIKO 特大の上物だから200円以下では売りませんよ? そこを何とか150円で譲っていただけないでしょうか?
~ クラスメイト ~ さて… どうするか…… 私を拘束して居るこのロープを…… どうにかすることが出来ないか………………… しかしどうやら私の力では… 当然ながら… どうすることも出来なさそうだ………… 仕方が無い…… 藤子が飽きるまで 私は なすがままにされて居ることにした………… 何時間経過したろうか…… 刺青の男達は 代る代るなので休憩も取れて余裕なのかも知れないが…… 兎に角ひつこく…… まだ終わらせてはくれなさそうだ………… それにしても… 藤子の体力…… マジ ハンパ無い……… 私はさすがに疲れて…… 本気でヘトヘトになってきた………… もう限界と… 「ねえ藤子… そろそろ……」 …
オリジナルキャラの人魚姫海の底の人魚BOOTHよりBASEより PCのみ対応 同じキャラで連続してきてだんだんシリーズ化してくると、名前を付けたりします。シ…
~ BARで 鯖戸 ~ 「もしかして… 迷惑だった? こんな昼間っから来ちゃって…………」 「大丈夫だよ?… こっちこそ何か悪いな… 梅しごとでテーブル席全部使っちゃってて……」 「それは全然だいじょーぶ… てゆーか 好きだし…………… ……………… カウンターも…… 梅も……………」 「前菜だよ」 「もしかして 疲れてる?…………」 「そんなことないよ… これも食べて…………」 「なんだか食べにくいなっっっ!! やっぱり疲れてるでしょっっっ!!」 「そんなことないって… 食べたら解るよ……」 「ホンマやっっっ!! うんまっっっ!!♡」 「なんか最近雨の降り方変だね… 心配だから今日は部屋干し…
~ クラスメイト ~ ターゲット発見…… 今日も私は カバンから出した特殊警棒を伸ばしつつ…… 女の背後に忍び寄り 後頭部を強めに一発……… と… その寸前 黒いスーツの男に手首を掴まれた…… いったい何故… てゆーかコイツ…… 何処から出て来た?……… 鼻に一発入れて逃げようと思ったら 顎に強い衝撃を感じ 一瞬視界が歪んだ後 歪んだ視界の周りから 無数の黒い髪の毛のようなものが 中心に向かって浸食して来た……… 視界が真っ黒になる寸前 私の瞳に映って居たのは 後ろから羽交い締めにされた藤子の 淡い 水色の左目だった……………… あれからどれくらいの時間が経過したのだろう…… いろんな音や声が…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 血の海となったエントランスを後にして 社長の部屋を目指す……… 途中追加で六人ほど殺害して 更に歩を進めると… 何やら騒がしい部屋が在ったので 扉を細く開けて 中を覗いてみた…… 中には刺青の男達が十数人と 女が二人……… 女は二人ともロープで縛り上げられて居り…… ローリング・エディションの…… なんというか… 強制的なそれに見えたが……… 金髪の女の声や台詞…… 動きも…… 明らかにプロのそれだったから混乱した……… 管理スプリング販売の会社から 派遣された女の子達なのだろうか……… と 一瞬思ったが……… それにしては彼女達の容姿が……… 若過ぎるのだ……
★最近のYouTube紹介★kpop歌ってみたcover梅雨イラストも登場、曲に合う絵だと個人的に思ってるいい加減低評価つけるのやめませんか?いくらあなたがつけても私はやめませんよ?そういう人はもう見に来ないでください。YouTube収益化すらしてないのに人の趣味叩き続けるの誹謗中傷ですよ[初回特典 オンライン特典] Stray Kids 【限定版】 ATE Ver [ ATE ] Album / ストレイキッズ SKZ スキズ アルバム / 韓国音楽チャート反映 KPOP ...
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 大男の右手が懐に入って行こうとするのを見たとき… 私は反射的に 左手に持って居た鉈で 大男の右腕を 切り落としてしまって居た………………………… 床に落ちた肘から下には… 鋭い牙の毒蛇が 巻き付くように描かれて居り…… ピクンッピクンッ と 痙攣する様は それがまるで本当に生きて居るかのように思わせた…… 「美しい………………」 私は純粋にそう思い 声に出して居た……………… とても芸術的で優美だった… 自分の心が 穏やかに… とても安らいでいくのを感じた……… 大男に視線を戻すと 肘から下が無くなった上腕を押さえる左腕に描かれた女と 目が合った……………… …
「ねえ…酒森ぃ…… もしも… もしも私が… 生きて帰って来られたら…… そしたら……… そしたら…ハグして欲しい….………」 「鯖戸先輩…… いくら頑張ってデス・フラグ立てても… 健康診断ごときでは普通死にませんよ? ってツッコんで欲しいのか ただハグして欲しいだけなのか… どっちです?………」 「両方… あと くちづけもして欲しい♡」 「………………………」 ******************************************** 「はい お疲れ様です 心電図問題ありません もう起き上がってもらって大丈夫ですよ」 「次は診察へ行ってください ……… 次の方どうぞー」 ****…
オリジナルキャラの中でも今回は、ミントの妖精姫。 ミントの妖精姫・森の泉BOOTHよりBASEより PCのみ対応 ケルトの森、ミントが繁る水辺に棲んでる設定…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 私の首を掴む大男の左手に隙が生まれた瞬間… 私は自分の右手が…… ずっと前から 普通にフリーだったことに気付いた………… 大男の左手に生まれた隙は…… もう どうでもよくなった……… 大男に気付かれぬよう…… 私の右手人差し指は………… 下方から… 胸 首 頬………… 決して大男の その軀の…… どの部位にも触れぬよう…… 且つ 迅速に… 仮に的と定めた 左の下睫毛を目指す………… 私は大男の左目…… 目尻から… 自分の人差し指を 滑り込ませた………… 左目があった場所を押さえて のたうちまわる 大男……………… 大男の右目が 私を捕らえた瞬間を…… 私は見逃…
~ BARで 鯖戸 ~ 「ねえ…… バーテンダー…………」 「如何なさいました?」 「わ… わたし…今夜……… 回鍋肉と…… 麺を逢わせたものが…… たべたい………………」 「解りました……… 解りましたが… 棕櫚さん…… 実は私… 回鍋肉というものに対する知識が… 豚肉と野菜を使った 中華料理……………… という…… それくらいしか在りません…… ですので……………………」 「ねえバーテンダー… わたしがそんなこと 気にする訳無いでしょ?……」 「棕櫚さん……」 「バーテンダーの 勘で殺ってくれ………」 「OK」 てゆーか…… もうさっきから 勘で殺り進めてるんだけどね……… OK出来た… …
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 私はライバル会社のエントランスで………… 刺青全開の太い腕で首を掴まれ 壁に押しつけられて居た………… さすが直参…… セキュリティ ハンパ無い………… 私は空気に溶け込めるよう全裸で… 尚且つ 怪しまれないよう…… まるで自分が この会社の従業員で在るかのように…… 正面入り口から 堂々と侵入した……………… 普通に考えれば…… これで見つかる訳が無い………… この時の私は…… 誰の目にも止まるはずのない 空気のような存在だったはずなのだから……………… ……………… にもかかわらず……… 私は社内に一歩足を踏み入れた瞬間…… 「オイ!! なんじゃぁわれぇ!…