~ 燦の母親 ~ でも院長さんは、 「結果が全てだよ」 と言って、津葦さんの手を取り、ジュラルミンケースを持たせた。 「それでは遠慮なく」 「うん」 「またのご連絡をお待ちしています」 「気を付けて帰ってね」 「はい。あ、氷鷹さん?」 「はい?」 「あの、何か格闘技とかやってます?」 「あ、少しだけ」 「ですよね、あの、わたし達絶対にケンカしないって決めませんか?」 「あ、いいですねそれ」 「ていうか仲良くしましょうよ」 「え?本当ですか?嬉しいです」 「よかった、氷鷹さんみたいなヤバい人、久し振りに見たのでちょっとビビりました。わたし、鳥肌立ったの、かなり久し振りです」 「待ってください、私…