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~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ コンビニの店員さんが 右手に持って居る血の付いたスコップを使い 慣れた手つきで穴を掘り出したので 「私は穴を掘るのが得意です」 と言って代わった… 最近授業以外でも 早苗の手伝いで穴を掘る機会が多く その行為自体に自信が在った…… 首が殆どとれてしまって居たお巡りさんを埋め終わると コンビニの店員さんが シャワーを貸してくれると言うので 二つ返事でついて行った…… これで今日は 母親に殴られずに済むと思うと 心に日が差したように感じた…… コンビニの店員さんの部屋に入ると 懐かしい匂いがした… あの美術教師と同じ匂いだと すぐに気付いて 大型冷蔵庫や 絵を描く道具が在…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 今私は お巡りさんから職務質問を受けて居る最中だが 今日如何にして母親に殴られずに シャワーを浴びるかの方法を模索することで 頭の中はいっぱいだ……… いつもの時間 いつもの格好 いつものコンビニで いつもの食パンを いつもの店員から買ったその帰り…… 私はお巡りさんに 呼び止められた……… 職務質問をするからこっちへ来なさいと言われ… 藪の中へ連れて行かれる私……… 先ずはボディーチェックをするからと言われ 軀に触れられる私….…… 今までに何度もお巡りさんからの 職務質問を受けたことがある…… 私は裸で居ることが多いので 食パンしか持って居ないということは 一目瞭…
~ クラスメイト ~ 女が既にこときれて居るということは すぐに解った…… 切り落とされた自分の頭部を 抱きかかえるように持たされて居たからだ……… 手指は十本とも逆方向へ曲がって居り 爪は全て剥がされて居た…… 指の無い足の 内くるぶしの上から下腹部にかけて 5㎜間隔で 数えるのがしんどいくらいの 切り傷が並んで居た…… 白い脂肪の見えるぐずぐずの切りくちは ノコギリで引いたものと推察する…… 乳房が見当たらず 肋骨が露わになって居る…… きっと生殖器も切り取られて居るだろうと思い 足を広げて見てみたが…… 執拗に切り刻まれて居り あるのかないのかすら解らない状態だった…… 瞼とくちを安全ピ…
~ クラスメイト ~ 今日は朝から体調が悪かった…… なんだか熱っぽいし くしゃみが出て ずっと鼻がぐずって居る…… 始め風邪かと思ったが… 今は三月 たぶん花粉症だろう……… 学校が近付くにつれ 私のヴィジュアルに 好ましくない変化が起こって居ることには… 気付いて居た…… マスクをして居れば隠せるのだが…… マスクは顔の皮膚と擦れて 将来的にシミの原因になりそうだし… 弱い力では在るけれど 常に鼻を押さえ付けられることで 鼻が低くなるのでは? という懸念を拭い去ることが叶わないということでも… 私はしない主義だった……... にもかかわらず 今日の私は いつも携帯して居るポケットティッシュ…
~ クラスメイト ~ 「ねえ… 今日帰りイタリアン行かない?」 「マジ?…」 「え? 嫌?……」 「嫌…… ではないけど……」 「ペスカトーレ食べたい……」 「い…… いいよ………」 TO BE COMUGIKO 藤子さんって…… これだけのこと殺った日でも トマト系…… イケちゃうんだね…… 結局イタリア料理店に行くことになったんだけど 想像力豊かな私は トマト系は避けた… でも…… ビアンカ・ピッツァの後にオーダーした ローマ風・カルボナーラが…… 生ハム仕様だった…… 最高に美味しかったけどね…… *********************************************…
~ 別の場所で ~ この時の私は…… もう 血塗れだった………… もう後戻りは出来ないと 頭では解って居たけれど…… 涙が…… 涙が…止まらなかった………… まさか……… まさか…皆殺しにするだなんて………… 私は 想像もして居なかった……… 先輩は 「手本を見せて殺る…」 そう言って いきなり女の顔を掴み 下腹部に刃を突き刺してから 首元まで 一気に引き上げた……… 切り裂かれた腹部に押し入れた先輩の手は 女の内臓を引きずり出し 吹き出した血液は 私達と 辺り一面を 真っ赤に染めた………… 「次はお前の番だ…」 それが私自身に向けられたものなのか…… 私に対して 同じように殺れ と そう言っ…
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~ クラスメイト ~ あの女が殺害されたと知ったとき…… 私の心は やっと透明になった気がしたの……… あの女が誘拐されて あんな状態で見つかって…… それから学校に来なくなって あの時も本当に嬉しかった……… でもね…… 私の心は まだ濁りがとれて居なかった………… あの女が…… あの女があんなふうに殺害されてやっと………… ……………… 私は暫くの間 人前で笑いを堪えるのが大変だった………… 本当に嬉しかった………… でもね…… 気付いたんだ………… その時やっと透明に戻ったって思った私の心は まだ全然濁ったままで…… その濁りは 全然ましになって居ないどころか どんどん増して もう1ミリ…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ ローズと初めて会ったのは 早朝の24時間スーパーだった…… その頃私は 夜勤明けにスーパーで 無料のアルカリイオン水を汲ませてもらうことが ルーティン化して居て その日もペットボトルを携えて 吸水マシーンの前へと向かったのだ……… 早朝からアルカリイオン水を汲みに来る者など 私以外滅多に居ないのに…… その日は二人も並んで居て 軽く舌打ちをした…… 「あ…ダメっスよ? 二本入れたら並びなおさないと」 声が聞こえたので前を見ると 今水を入れている人物のショッピングカートには 給水用のペットボトルが四本入って居て どうやら3本目に吸水する為 カードを挿入したらしい…
少し青錆の浮いた金属製ドアノブに触れると 物理的な冷たさだけで無く それ以外の何かも感じ…… 背筋が冷えた………… L字型のバーを下げ 重い鉄の扉に力をかける……… コンクリート打ちっぱなしの無機質な室内は 陰鬱な空気と 血の匂いで充満して居た………… 彼女は私に気付くと 二本の指を立て 一呼吸おいてから 「2分だけ待って……」 そう言って 焦点の定まらないような どこか混沌とした目付きで…… 私と目は合わせずに 曖昧な笑みを浮かべた……… 彼女の傍には スタイルの良い女が居た……… 私はその女がどうなるのか 事前に知らされて居たので顔を見ることが出来ず 赤黒い飛沫でシミだらけのコンクリート壁…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 今日の私は なんてついてないんだろう………… 朝からいきなり 猟奇殺人鬼に拉致られて 昼まで監禁…… めちゃくちゃされて殺されるっていう寸前に いっしょに拉致られた女の指骨が折られる音や 殴られる音を背に 全力で山を下った………… 車を捕まえて…… やれやれと 思ったら………… 乗せてくれた人も…… そっち系………… 私は誰も 苦しめたくない……… 楽に 幸せに…… 眠るように 殺してあげたい………… そう思って居るのに………… 今私は…… 目の前で滅多刺しにされた屍のせいで 血塗れだ………… ナイフを使うことに あまり慣れて居ない私の手には 水ぶくれが出来て…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ こいつ狂ってるのか? そう思ったり 実際に言葉にしたことは 今までに 何度も在った………… だけど それら全てが大袈裟だったと…… 今日の私は…… 理解した………… この状況下で 服を脱がないのだ…… 目の前に居る女が………… 服を脱ごうとしないのだ………… すぐに脱いだほうが良いと言っても…… 何故か首を横に振るのだ………… 私達が閉じ込められた部屋は 辺り一面 裸の女の骸だらけだった……… 恋愛と一緒で 猟奇殺人鬼にも 好みが在るという話を聞いたことが在るが…… どうやら あの猟奇殺人鬼は 女で在れば 誰でも構わないらしかった………… 私はこの 裸の女達の…
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<何個言える?③>画像から「TOEFL」単語を思い浮かべよう
▼下記をボタンリックしていただけますと励みになります。 というわけで何個の英単語を思い浮かべることができたでし
え? おいおい…… あっ…… お前こんな時間から 何殺ってんだよ………… TO BE COMUGIKO 今朝はちょっとしたトラブルがあって 普通に更新が出来ず 番外編という形での公開となりました…… 『証券会社で働いて居ます』の物語 更新は毎朝職場のパソコンで こっそりと行って居ります 私は自分のパソコンどころか スマフォすら持って居ないのです いつもイラストをガラケーのカメラで撮影し 職場のパソコンに取り込み 文章を打ち込み 公開する という流れなのですが…… 今朝は珍しく こんな時間から上司が出勤して居ます…… 見つかると面倒なので 以前描いたイラストを用い サクッと番外編として公開の巻
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 頭を二つ… 並べてみた………… 先生みたいに センス良く飾ることの 難しさを知った…… やっぱり先生は凄い……… 先生は…… 先生は今何処に居るのだろう………… 先生と逢いたい…… 先生とまた一緒に あの美味しい紅茶を呑みたい………… と…… 強く…思った………… 学校の水道で 血塗れの 軀と服を洗った………… ノコギリは 柄の部分が木製で 刃は鉄製…… 自然素材だから…… と 言い訳して 川に投げた………… さほどお腹が空いて居た訳では無かったけれど 心は完全な空腹だった…… 食パンが 食べたくて食べたくて………… 仕方無かった………… 一旦家に帰って 濡れた服を洗…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 少し…… 夢を見て居た…… 先生との 愉しい思い出………… 軀を揺すられて…… 私は目を覚ました………… 目の前には… 先生が 「あいつ」 と 呼んで居た いじめっ子の女が居た…… 女はだらしなく口を開けて…… こっちを見て居た………… 私は軀を揺すられ続けながら… その女を観察した………… 女の目付きや表情に… なんとなく違和感を感じたからだ……… よく見ると月明かりに照らされた女は水溜りの中に居て……… 頭と胴体が………… 繋がって居なかった………… ………… 驚きはしなかった……… 因果応報 その言葉が 頭に浮んだ… それと同時に私は 先生の冷蔵庫と 食パンの味…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 先生が姿を消した後も 私の基本的な生活は それまでと何も変わって居なかった…… 夜明け前 或いは 夜が明けてから帰宅する母親を避けて まだ暗い時間に外へ出る日々……… でも 基本的な生活以外では 変わったことも在った……… 私はあの日 先生の部屋を出て以来 先生のことを考えない日が無くなった……… 先生のことを考えて居るとき…… 無意識に 自分の軀を縛って居た………… 勿論あのとき先生が優しく私の手に乗せてくれた包帯で………… それが 今何処に居るかも解らない先生を 身近に感じられる気がする 唯一の方法だと…… 知った………… あの日先生がしてくれたみたいに 毎日自分…
~ 保健室で 産業医 津葦キリコ ~ ああ…… ローズ………… どうしたの? それ…… へえ…… そうなんだ…… ありがとう 嬉しいよ お客さん相談ルームだったっけ? 良いことも在るんだね…… それはそうだろうね…… だって基本業務がクレーマーさんとのトークなんでしょ? ………… パイナップルか………… フフフ…… なんか…… 昔のこと…… 思い出しちゃうね………… TO BE COMUGIKO おまけ イラストを描くとき 左手で描いたり 右手で描いたり その時の感じで変えてます 左手で描くイラストと 右手で描くイラストは けっこう雰囲気が違って 特に慣れて居ないほうの手で描くイラストは 自分…
「鯖戸先輩…… この子……… もう…… 息してない…………」 「酒森が殺ったんだよ……」 「…… ……はい……」 「酒森も同じだね…… もう… 私と同じだ……」 「…………」 「酒森が殺らなきゃ私が殺ってた」 「はい…………」 「どうしたってあの子達は 死ぬことになってた…………」 「はい…… 解ってます…………」 「自分は直接手をくだしてないって…… だから 自分は殺ってないって…… そんな酷い話があるかよ…………… 私達は 私達が奪った命を背負って 生きていくんだ」 「はい…… あの… 鯖戸先輩……」 「ん?」 「またこういうことが在ったら…… 呼んでください……… 私…… 鯖戸先輩や 東…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ かなりの長時間 女が暴行され続けて居る倉庫の中で…… 隠れて居た…… 被害者は私の同僚で 加害者は上司と先輩達…… 私は全員の顔を知って居た………… 会社の金を盗んで逃げる計画を持ち出したのは 今 私の隣に居る女だった…… 広い倉庫だったが 捜されれば…… 私達は忽ち捕まって居ただろう………… でも 上司達は…… そうしなかった………… 同僚を暴行し続けながら 時折私や 私の隣に居る女の名を呼んだ…… 被害者の女以外…… 皆とても愉しそうだった………… 倉庫内にチェーンソーの音と 女の叫び声が鳴り響いた………… 四回目の切断音の後 女の声は 聞こえなくなった……
夜の色を吸い込んで 真黒になった刃を 女の頸動脈に当てる… 瞬間 女は「あ」と くちから漏らした………… まともに研いで居なかった刃は まだ女の首を傷つけて居なかった…… 女の喉に触れた刃から 間接的に伝わる浅い息…… それを感じながら 私は右手の小指と薬指に力を入れて…… 強く…引いた………… 赤いはずだったその色は 闇に吸い取られ 私の頬に 暖かさと 鉄の匂いだけを感じさせる………… 首から胸に流れる間…… それは徐々に温度を下げた………… 少しの間を置いて…… どさり という音と共に 振動が足から這い上がって来て その時内腿を通り過ぎようとして居たそれと… ぶつかった…… 私の頬に 暖か…
~ クラスメイト ~ 「お前はくちを開くな私生児」 私の耳がその言葉を感知したすぐ後に 婆ちゃんは女を撃ち殺した…… 耳障りな悲鳴が聞こえた…… 私の髪をつかんで居た女の手から ゆっくりと力が抜けて行き 右半分が 熟れ過ぎたザクロのようになった女の顔に 引きずられるようにして 下方へと滑り降りて行く……… 現実感が全く無かった…… まるで白黒の活動写真でも観て居るかのようだった………… 婆ちゃんは優しく私を抱きしめてから 「お前も私生児だろうが……」 そう言って 女の死体めがけてもう一度散弾銃の引き金を引いた…… 左側もザクロになって 飛び出した眼球と…… 目が合った………… 今度はさっきみた…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 本当に悲しいとき 涙はいつも左側……… 左の頬を……… 冷たく濡らす………… 私はいったい ここでなにをして居るのか…… 貴女が居ない一日は とても寂しく そして悲しい…… 誰も居なかった冬の夜 暖炉にくべた 蘭のことを思い出す………… 小学校を卒業するまで 私は大きな屋敷で暮らして居た…… そこには沢山のアネモネが居たけれど アネモネの花はすぐ落ちる…… だから私の母親は 何時も花瓶に 何か別の花を生けて居た…… 広い部屋に 私はひとり 怖くは無かったけれど 退屈で 私は丁度花瓶に生けてあった欄を…… 暖炉にくべてみた…… 欄はみるみる姿を変えて 私の前から居なくな…
~ 自分の部屋で 酒森 ~ 今夜は来ないのかな…… 急に来られると…… ちょっとウザいなって思ったりもするんだけど…… 来なきゃ来ないで……… 少し寂しい…気もするね………… さて…… 今夜は……… どんなふうに 殺ろうかな………… いくら経験を積んでもやっぱり泣いちゃう玉ねぎしごと…… TO BE COMUGIKO
~ 私の部屋で 酒森 ~ 「え?? どーしたの?…… 滅茶苦茶泣いてるじゃない…… 大丈夫?……」 「解らないんです…… 急にまた…… 涙が止まらなくなって……」 「あ…… センパイ…… センパイも…… 泣いてる……」 「玉葱を調理する祭は 切ってから暫くおいといたほーが良いんだよ…… そのほーが健康効果上がるからね……」 「そのほーって呼ばれたの初めて…… 蛇苺センパイも時代劇好きなんですね……」 「そういう意味じゃ…… 無いのよ?……」 TO BE COMUGIKO
~ 心の中で 酒森 ~ 永遠に続けることなんて出来やしない……… そんなことも解らない程 私は子供じゃ無かった………… いつかは終わらせなければならないということは…… 始めから解って居た…… そしてそのいつかは………… すぐにやって来るのだということも………… その夜は鯖戸先輩が宿直だった…… 今年に入って まだ麺を食べて居なかった私は…… 麺に飢えて居た…… 1.5㎜のスパゲティーニを茹でて 大豆の煮汁溶き片栗粉で とろみをつけた…… 下味として 軽く塩と醤油を用いたこのパスタを 土鍋に入れ…… こんこん煮の具材をトッピングした…… 卵焼きも置いてみた………… 憂いに満ちた私の心と軀を優し…
~ 心の中で 鯖戸 ~ 私は今日出張だった…… 出張先から直帰の予定だったが 途中会社に寄った…… 今夜も酒森の住処に転がり込んで 一緒にこんこん煮を殺りながら呑みたかったからだ……… 今日酒森は出張だった私の代わりに 解体室で働いて居る…… 解体室に行くと酒森が居た…… 浮かない顔をして居るので どうしたか尋ねると…… 東雲坂田鮫が手伝ってくれたので 解体室での仕事自体は終わったのだが 別件で急遽宿直になってしまったという…… じゃあまた明日にでも…… そう言いかけたら酒森は私に自分の居住処の鍵を渡して 今夜は一人で食べて その代わり新しい具材を追い 火入れして毛布で巻いておいて欲しいと言う…
~ バーテンダー ~ 出張先から帰店すると 未だ太陽は高い位置に在り その光は私にとって 死を連想させるものだった…… 我々のような 夜の仕事に従事して居る者で在れば ご理解いただけることとは思うが 日中の太陽光は 一万本の槍にも匹敵するもので在り 翌日に私の葬儀が執り行われなかったことは 奇跡と言っても過言では無い…… 通常で在れば 一度店内に入れば もう太陽が見える時間に外へ出ることは無い しかしこの日はどうしてもまた 一万本の槍が降り注ぐ店外へと 足を運ばなければならない理由が在った…… 私は死を覚悟して BARの重い扉を開いた…… 万に一つの奇跡を求め ローズマリーの佇む場所へ向かった…
「ねえ…酒森ぃ…… サーディンのマリネつくるから 一緒にたべない? 昨夜いつものバーテンダーにつくり方教えてもらったんだよ……」 「え? 食べたいですたべたいです」 「ちょっと待ってな…… けっこう…… 簡単なんだよ………… すぐできるんだ………… ついでに もう一品つくるよ…… 大根の葉っぱ使って…… ハーブ効かせた トスカーナ風…… これも旨いんだよ…………」 「料理って…… けっこう大変なんですね…………」 「そんな大したこと無いさ…… さあ 食べよう…………」 TO BE COMUGIKO
「ねえ酒森ぃ」 「あ… 鯖戸先輩………」 「ねえ… この服どう思う? 最近買ったばかりなんだけど いい歳してイタくなったりして無いかなぁ?」 「いえいえ! ぜんぜんそんなこと無いですよ!! 似合ってますし 凄くカワイーです!」 「ほんと? 世辞じゃ無い?」 「ほんとです! すっごくカワイーです!!」 「そっかぁ よかったぁ ちょっと派手目だから 心配してたんだよね…」 「因みになんですけど 鯖戸先輩………」 「ん?」 「ちょっと変なこと聞きますけど……」 「何?」 「あの…… 今……」 「ん?」 「あの……… 今… 全裸では無いですよね?」 「え? やっぱり似合って無いってこと?………」 「い…
~ クラスメイト ~ 今私はホテルの一室で 学生時代の担任教師と… 二人きり………… 部屋にはクリスマスの飾り付けが施されて居て とても 可愛らしい………… 風俗店が建ち並ぶ夜の街…… 前から歩いてきた人物が 学生時代の担任教師だということは…… マスクをして居たけれど すぐに解った………… 私が指二本差し出すと その元担任教師は 簡単について来た………… 私は黒い物を持って居ない 私の黒い所有物は すぐに汚れたり 無くなったりし易いからだ……… 私の黒い鞄は よくゴミ箱と間違えられた……… 多くの場合は ジュースの紙パックや パンの袋だったが…… 時には砂や 水などの液体が入って居たこともあ…
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「おいおい…棕櫚………… 酒森が…信じちゃってるじゃないか………… なあ…酒森…… そんなわけ無いだろう?…… この子はただの地縛霊だよ……」 「いやいや…… 地縛霊だなんて…… そんなの 信じるわけが…… え?…… ええっっ??!! うわーーーっっ 消えたーーーーーっっ!!」 TO BE COMUGIKO
嘘偽りの無い事実だよ 始めは何も知らなかった あなたの笑顔が見たいから 私はあの子を手にかけた あなたのせいとは言わないよ 全ては私が決めたこと 私は随分大人になった 今まで自分がしてきたことの 罪を償う時間も無いし もとよりそんな量じゃ無い 罪なら全部認めるよ 払い戻しは出来ないけれど あなたは全て見て居たよ 見ていなくても知って居た 一目で解る血の跡が 私の手にも軀にも あなたは何時もキレイだね あなたの手にも軀にも 血の跡なんて見えないよ だけどあなたも一緒だよ 私は見えるよあなたの手 私は見えるよあなたの軀 私と同じ血まみれだ その血は決して拭えない あなたも私も生きてるだけで 数え切…
~ クラスメイト ~ ねえ藤子…… 悪いんだけど… 今日は独りで帰ってくれる? 私 ちょっと美術室に用事が在って………… あ… いいのいいの…… 少し時間がかかるから…… また明日…… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あ~あ…… 見つかっちゃった………… 独りで帰ってって…… 言ったのに………… 来ちゃうんだもん………… うん…… そうだよ………… ジャージなら…… 汚れてもすぐ洗えるから………… え?…… ………… ………… ………イーゼルの後ろに………… あと二人転がしてあるよ……………… TO BE COMUGIKO
「酒森先輩… 只今還りましたっス…」 「おー どーだった?」 「もー マジビビりましたよ…… 行ったら全然怒ってないし てゆーかべつに私なんも殺って無いっスけど…… つーか めちゃめちゃ優しかったっス……」 「だから言ったじゃん 鯖戸先輩優しいって……」 「先輩!これ!!」 「ん?……」 「もうっっ! 酒森先輩ちょっと手ぇ止めて こっち見てくださいよ!!」 「何?… えっ?! ちょっと それどーしたの?!」 「鯖戸先輩が ランチに二人で食べろって」 「ええ~~っっ?! ホントに?? サイコーじゃんっっ?!」 「ハイ! マジサイコーっス!! どーやって食べます?」 「そんなの藁焼きに決まってるじ…
~ クラスメイト ~ ああ… それは大丈夫だよ 婆ちゃん呼んだから…… もう今頃 肥料になってると思う…… 婆ちゃんは無農薬『有機栽培』で野菜を育ててる それより何食べる? お腹空いちゃった……… ああ… それだったら 実弾買うお金だけ持ってくれば いつでも貸してくれるってさ…… TO BE COMUGIKO
~ クラスメイト ~ 藤子ごめ~ん…… 遅くなっちゃった……… 来る途中で友達に会っちゃってさあ………… このコート…… すっごいお気に入りのやつなんだけど…… やっぱり…… 捨てなきゃダメだよねぇ?………… TO BE COMUGIKO
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この記事では『変な家』は面白い漫画なのか気になっているあなたに向けて、あらすじや実際に読んだ感想を紹介しています。
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私がここ1年位、大好きで楽しみにしているホラー漫画が「裏バイト逃亡禁止」です。あらゆるホラー要素がつまっています。理不尽な恐怖・・神や自然という大いなるものの前では人は小さくかなわない。神は容赦ない(311の時思った)瞬間的な恐怖・・・急に驚かされる視覚
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