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恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い着物ブームです。能楽堂でのイベントに「京都きもの市場」という呉服屋さんで誂…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、お天気に誘われてメトロでサクっと芝公園に向かいました。東京タワーがドーンと見えます。お地蔵様に…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い着物ブーム。ボーイフレンドのワンちゃんと展覧会デート、「着物でお出かけ」で…
どうも今年の梅雨は当たりのようで、毎日毎日雨がしとしと降って気持ちが塞いでしまいそうだ。きょうも朝から降り続いた雨が、夕方近くなって霧雨になっている。 気持ちが憂うつなのはそればかりではない。雨の日は花の売れ行きがイマイチなのだ。ただでさえ雨の日には荷物が多めになるので、更なる荷物になる花を買う客が少なくなるのも頷ける。余程の花好きなら別だろうけど。 店先に出て今日は暇だなあ、なんて思っていたら欠伸が出てきてしまった。思わず周りを見回したが、誰もいないのでホッとする。 そんなことを考えていたら、右手から自転車が近づいてくるのが見えた。結構スピ-ドが出ているようで危ない。 そう言えば初めて悠介と…
「ヴァンサンカンまでに」乃南アサ 不倫と二股、バブル期の日本を舞台に繰り広げられる歪んだ恋愛の行方とは?
乃南アサさんの恋愛小説「ヴァンサンカンまでに」の感想です。新入社員の翠は忘年会で同期の男性と恋仲に。しかし、彼女は20才以上年上の上司・荻島と不倫関係にもありました。そんな翠と荻島の関係を中心に、歪んだ恋愛模様が描かれていきます。
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、バスでサクっと原宿へ。明治神宮には外人観光客が大勢来ていました。前回発見した鳥居前のカフェで桜…
悠介はJR山手線の最寄り駅で降りて、大学キャンパスへ早足に急いでいた。 新宿駅で15分ほど足止めを食ったためだが、なんとか次の講義には間に合いそうだ。 ほんの少し前に起こった出来事を思い出そうとして、柄にもなく顔を赤らめてしまった。 救護室に彼女を運び込んで寝かせてから、ホッと大きな息を吐いて彼女をあらためて見てみた。実はどのような女性か顔も服装もはっきり見ていなかったのだ。 満員電車内で起こったことで、彼女の顔を見られなかったし、抱きかかえてからは(初体験だったこともあり)女性の体を何処かにぶつけないように細心の注意を払っていたせいか、そのような些細なこと(!)に思いが及ばなかったという事ら…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第14話
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第14話 どの運動部でも、3年生は最後の大会に向けて
※やっぱり日本語のタイトルって難し過ぎるかと言って、英語のタイトルもネタ切れですところで真壁くんっていつ、お部屋に電話引いたんですかね?『〜事情』でジムの公衆…
今日も相変わらずの雨降りだ。 中央線の荻窪駅で次の電車を待っているが、なかなか到着しない。また事故かなんかあったのかもしれない。電車は来ないのに、人はホームにどんどん入ってくるので溢れんばかりの人人人である。 ホ-ムが人ではちきれそうになった時、やっと電車が入ってきた。 超満員状態の車両から降りる人はほとんどいないのに、乗りたい人は山ほどいる。 そうすると、乗りたい人はある程度弾みをつけて車両に乗り込んでいく。後ろから押されるのに身を任すのが最も安全だろう。 やっと車内には入れたものの、つり革や手すりは近くには無い。つまり浮草のようにゆ-らゆらと波間に漂うように身を任せるしかない。 いつの間に…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: あれから13年・・今日は東日本大震災13周年目です。震災の悲惨な記憶を風化させないように執筆した小説『絆』、喪失と希望を…
2023年に読んだ本のまとめとおすすめ10選【読書好きのおすすめ】
シンカ こんにちは、元司書のシンカです。 今年は喪中のため新年の挨拶は控えさせて頂きます 2023年は読書アプリのブクログで読書記録をしていたため、年間の読書量が計算できました。 小説は大体月7冊ほど、1年 […]
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い始め着物ブームです。一時帰国中のNY在住の友人からひな祭り女子会パーティー…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、所用で丸の内にやって来ました。新丸ビルのエントランスは小説『ディナークラブ』の装丁に拝借。 …
【第9話 田舎者のジレンマ 】侯爵令息ヒューバートと子爵令嬢アリシアの身分差のある婚約は資金援助を目的とする政略。しかし婚約している七年間にその立場は逆転。二人の結婚は七日で終わりアリシアは姿を消した―――それから七年。
【第10話 約束と復讐 】侯爵令息ヒューバートと子爵令嬢アリシアの身分差のある婚約は資金援助を目的とする政略。しかし婚約している七年間にその立場は逆転。二人の結婚は七日で終わりアリシアは姿を消した―――それから七年。
【第11話 虚無の復讐 】侯爵令息ヒューバートと子爵令嬢アリシアの身分差のある婚約は資金援助を目的とする政略。しかし婚約している七年間にその立場は逆転。二人の結婚は七日で終わりアリシアは姿を消した―――それから七年。
【 短編 】「君を愛することはない」と言った夫であり初恋の君でもある皇帝ニコライに恋をしている皇后アナスタシア。結婚後、ニコライは言った通りアナスタシアを愛することなく他の女性と浮名を流し続けた。愛されなくても、愛している。ニコライが世界の全て、空の青さしか知らなかったアナスタシアが世界を知るとそこには―――。
【第12話 会いにきた理由 】侯爵令息ヒューバートと子爵令嬢アリシアの身分差のある婚約は資金援助を目的とする政略。しかし婚約している七年間にその立場は逆転。二人の結婚は七日で終わりアリシアは姿を消した―――それから七年。
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第13話
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第13話 小学生の頃からあいつが好きな私。 その気
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、ボーイフレンドのワンちゃんが久しぶりに愛車のポルシェに乗って来たので、お洒落な神宮外苑に向かい…
~ 追憶 産業医 津葦キリコ ~ 今までの人生で 私は幾度となく拉致され 監禁もされてきた…… だから多くの場合 経験に裏打ちされた勘が働き それを回避出来る…… そんなスキルを身につけて居た……… しかし 今回に関しては そのスキルが全く役に立つことは無く…… 頸動脈を圧迫されるのを感じた時には もう 意識が遠のいて居た………… 目を覚ました時 私の軀は動かず くちも塞がれた状態だった……… 肘で相手の首を押すと そこには 知った顔があった………… 「あ…… もう起きちゃったの?……」 私が所属して居た課の班長で在る 杉原だった……… 「ねえ…キリコさん……… お金……持ってる?……」 荒い…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い始め着物ブームです。1週間に1度は着物を着ましょう、との先生のアドヴァイス…
その日、美里がフラワ-ショップの店番をしていたのには少々訳があった。 母が急用で外出しなければならず、しかもアルバイトの人の都合がつかなかったので、急遽美里が駆り出されたという訳だった。幸いにも今日の授業は午前中だけだったので、昼過ぎには店に出ることが出来た。 その男が店に入ってきたとき、美里は先客の相手をしていたのだが、その客が帰った後、その男を見てドキッと胸が締め付けられるほど、鼓動が高まるのを感じた。 黒のニットカーディガンを白のTシャツの上に着て、下はオリ―ブ色のチノパンツという、どこかのファッション雑誌から抜け出ていた様な、あるいはマネキン買いをしたような男の姿にちょっと圧倒されたの…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住むネコちゃん、ボーイフレンドのワンちゃんと国立で待ち合わせ。可愛いレトロな(復元された)国立駅をパチリ、スタバで…
「ねえ…… もう一粒…… 使う?……」 「え?! 良いんですか? 嬉しいです」 「ねえ…」 「はい?」 「手伝おーか?…」 「あ… でも…… あの… 今回は…… 今回は独りで…… 独りで殺ってみたいんです…… センパイ…… ごめんなさい……」 「あやまらなくて良いよ? 頑張りな………」 「はい…… ………… え? センパイ…… ……………… 泣いてる?……」 「ああ…… 気にしないで…… こんなに離れて居るのにね……」 「換気扇… 強にしてみますね……」 「ひとつだけ…… 聞いてくれる?……」 「はい?」 「刃は真下に落としても切れないの…… それは潰して居るだけ…… 刃はね… スライドさせた…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第12話
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第12話 中学校に進学し、あいつとの距離を縮めた私。
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、日本橋で女子会ランチです。三越に立ち寄る予定、呉服店には着物で伺う方針のネコちゃん、先日のパー…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第11話
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第11話 月曜日の朝。 中間テストが終わり、今日か
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、ボーイフレンドのワンちゃんの誕生日を祝うディナーに、先日仕立て上がった十日町「吉澤の友禅」の華…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第10話
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第10話 あいつから家に誘われた私。 小学生の時も
【お知らせ】 このブログの小説は、これまでほぼ毎日1話ずつ投稿してきましたが、内容をより充実して継続していけるように、次回投稿を4日か5日後に、その後は投稿間隔を当初考えていた2,3日に1回程度とさせていただきたく考えています。(場合によっては短くなるかもしれませんが。) このところ、スト-リ-に迷いが出てきて、中々話が進んでくれないことがままあるからです。もう少し先を見据えながら、目の前の1話1話を丁寧に紡いでいきたいと思います。 私自身としては、とにかく面白いものを書いていくことを第一に考えていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。 第27話 彼女は魔女? 悠介は自分が何を言われた…
美波の風邪はなかなか治らなかった。 もう3日も寝たままだ。熱があるから起きるのも億劫だし、食欲もほとんどない。熱が39度を超えることも度々で、喉も痛い。きっとそのうち咳も出てくるに違いない。 ちょっと怖かったのだが、あれからあのような怖い夢は見ていない。 このような体が弱っている時にあんな怖い夢を見たら、本当に気絶してしまうわよ。うん、もしかして失神しちゃうのかな? まあどっちでもいいや、そんなこと。 そんなことを考えていたら、またとろとろと眠ってしまったようだ。 不意に目が覚めたら、なんとベッドの横に悠介が立膝を立てているのに気付いて卒倒しそうなくらいにびっくりした。 美波は何か言おうとした…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第9話
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第9話 帰宅し、夕食を済ませた後、自分の部屋で勉強を
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、早春の佐賀旅行は1日目に唐津を観光し唐津シーサイドホテルに宿泊。2日目は伊万里を見学、有田で「雛のやきも…
その夜、美波の帰りが遅くなったのには特にこれと言った理由はなかったのだが、最寄りのメトロの駅を降りたのが9時半をとうに過ぎていた。 メトロの出口は大通りに面しているから車や人の往来は多いが、1本また1本と脇道に入るにつけ人通りがパタッと途絶えてしまい、街灯がポツンポツンと侘しく地面を照らしている坂の多い夜道を歩くのは、何とも言えない薄気味悪さがある。 -毎日通っている道なのに、何故か今夜は感じが違うみたい…。 それに加えて、家までの道のりで最も厄介なのは途中に小さい公園があることだった。昼間の明るい時間であれば、そこを抜けていけば近道なので通ることもあるが、夜しかも9時過ぎであればとてもではな…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、早春の佐賀旅行は1日目に唐津を観光し唐津シーサイドホテルに宿泊。2日目は伊万里に立ち寄り有田で「雛のやき…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第8話
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第8話 学校の図書館に初めて入った。 決して大きく
悠介の従妹である美波はどうしているであろうか? 今日はゴ-ルデンウィーク明けの月曜で通常通りの授業があったから、美波が帰宅したのは4時過ぎだった。朝からどんよりとした曇り空で、日中でも5月にしては肌寒いと感じるくらいの陰鬱な一日だったこともあり、美里はリビングのソファ―に腰掛けたら、どっと疲れが出たような気分だった。何となく体が怠く感じる。 -連休中に遊び癖がついちゃったからかな? あ-あ、連休が過ぎちゃうとつまんないなぁ。 連休前半は例の向井のことで頭が一杯だったし、昨日までの4連休も夕方からは気を抜けなかったから体より神経が参っているのかもしれない。 一体いつまでこんな生活を続けなければな…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、福岡空港へ飛び唐津観光、唐津シーサイドホテルで海の絶景と懐石料理を堪能しました。2日目は列車で伊万里へ。…