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恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、新宿駅中の駅弁屋さんで綺麗な紫陽花弁当と国技館焼き鳥を買って持ち寄り実家で母とランチでした。紫…
🎹先生と僕のワルツ 恋愛小説、ゆるキュン、胸キュン、じれじれがお好きな方、ぜひ。 ↑上記クリックしていただくと、お読みいただけます📚 大人の雰囲気のリョウにコロコロされっぱなしのピュアなルイ。 音楽、ピアノ、薔薇など出てきますので、リラックスタイムにも、ぜひ。 🐰葉山...
ショーンの一時帰宅から半月が過ぎた。 ここしばらくは雨の降りしきる日々がつづいていたが、今日はひさしぶりに天気が良い。空は高く、雲は白く、カラリとした初夏らしい蒼穹が広がっている。その下でアイザックたちはささやかなティータイムを過ごしていた。「アリアの新しいドレスはどうかしら?」 母のイザベラが得意げな顔をしてティーカップを置き、そう尋ねてきた。 陽光の降りそそぐ庭園に目を向けると、透明感のある...
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、乳がんの定期検診で花撮影をしながら近所の東京女子医大病院へ。思えば6年前の6月に乳がん手術、お…
ꕤ୭* short story ꕤ୭*地球軍基地のあるコロニーの、おる子専用スタジオ。今日の「ギャラクシー・ミュージック・ラボ」は、視聴者からの手紙を元に曲を作るという企画だ。おる子の目の前には、一通の可愛らしい封筒。送り主は、ごく普通の女子高生。部活の先輩に片思い中で、初めての恋愛感情に戸惑っている、と書かれていた。手紙を読み終えたおる子は、少しだけ目を閉じた。彼女自身のライアットへの想いとは、また違う種類の、純...
ꕤ୭* short story ꕤ୭*宇宙空間に静かに佇む、地球軍の巨大な空母アマテラス。そのブリッジに、他の船団からのメッセージが届いた。難破船を発見。乗船後。調査員数名のナノマシンに異常発生。調査を断念した。広報部隊に調査を依頼する。ナノマシンの異常……メッセージを聞き終えたライアットは、隣に立つおる子に目をやった。何が待ち受けるか分からない危険な任務だ。おる子を危険な目にあわせたくないという思いが、彼の心に一抹...
Chapter 27【甘くて、濃厚で、上品な、いい匂い】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 27【甘くて、上品で、濃厚な、いい匂い】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/27/ 更新しました。 少しだけ、太陽が雲の向こうにある状態で撮った写真です。 曇り空なのが少し惜しかったですが、来年(もしくは今秋?)薔薇のシーズ...
✚残074話 反逆のヴィーダ(2)✚ 「あの……さ……」「ん?」 いまいち歯切れの悪いエルフェリスに、レイフィールはきょとんとしたまま首を傾かしげていたが、ロイズハルトは何かを見抜くような眼差しを逸そらそうとはしなかった。 言いたい事が
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住むネコちゃん、着物ブームです。梅雨入りし雨の日も多いこの頃、貴重な(?)晴日なのでサクっと着物を着て美術館へ。 …
Chapter 26【淡々とクールとは】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 26【淡々とクールとは】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/26/ 更新しました。 読んでくださった方が、良い週末を過ごせますように🌕 元宮ショウジ(大学一年生)👓 黒髪、元バレーボール部、尖った鼻に逆三角形の顔 クール...
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、メトロで有楽町に出没、日比谷へ向かいます。 日比谷公園の入口に綺麗な花が咲き誇る花壇! …
~ 追憶 武仲 ~ ストーカーの亡骸を、高く伸びた雑草の中に仮置きして、 由子さんのタトゥースタジオ兼自宅へ入ろうとしたとき、 ストーカーが持っていた包丁のことを思い出した。 俺が視線を後ろへ遣るとラナが、 「わたしが取ってきますから先に入っていてください」 ラナも丁度思い出したらしかった。 ラナの声を聞いただけなのに、 俺の心はズキンと痛んだ。 「……ありがとう……」 なんとか力を振り絞り、 それだけ言って俺は扉を開けた。 由子さんとあいつが、派手にじゃれ合っていた。 いつも思うのだけど、 正直、 恋人同士にしか見えない。 まあいい……。 気にしないでおこう……。 由子さんは俺の彼女だし、 …
Chapter 25【友情と嗚咽】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 25【友情と嗚咽】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/25/ 更新しました。 愛情と友情の、感動ストーリー。 【あなたは一人ではない】 パーフェクトステージのテーマです。 25章は特に、友情が輝いているかもしれません。 読ん...
「兄さん、ひさしぶりだね! 会いたかった!」 ノックもなくアイザックの部屋に突撃してきたのは、弟のショーンだ。 満面の笑みで、ふんわりとしたやわらかい栗毛を揺らしながら、抱きつかんばかりに大きく両手を広げて駆け寄ってくる。アイザックは椅子に腰掛けたまま無表情で嘆息するものの、毎度のことなのでいまさらだ。「おまえ父上に呼ばれたんだろう」「あとで行くよ。まずは兄さんの顔を見たくってさ」「そうか……」 シ...
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、着物ブームです。呉服店、銀座「いち利」へはいち利で誂えたグレーの御召し着物に太下彦兵衛先生の唐…
~ 追憶 武仲 ~ ラナに「キモい」と言われた。 面と向かって女にキモいと言われたのは、 たぶん生まれて初めてのことだ。 ラナがそう思っているのなら、 もしかしたら他にもそう思っている女が居るのかも知れない。 そう思ったら心が暗くなった。 俺の想像の中でラナは、 もう一度 「キモい」 と 言った。 自分の涙が自分の頬を、 かなり速い速度で伝ったのを感じた。 大人になるまで引きずりそうだ。 いや、 大人になってからも引きずっていそうだ。 そう思った。 昨夜はもう閉まっていて行けなかったホームセンターに、 このあとサリと行く約束をしていた。 サリは勘のいい女だから、きっとすぐに俺の心中察してくれる…
とても愛らしい、ピュアな恋愛小説です。 音楽がお好きな方、ピアノがお好きな方、お花や薔薇がお好きな方も、ぜひ。 ↓下記、クリックしていただくとお読みいただけます。 ピアノを愛する二人の感動ストーリーを読んで頂けたら嬉しいです。 🐈才賀リョウ × 🐰葉山ルイ 【主人公】葉...
家事の合間や寝つきが悪いときに小説を読んでいます。 本は図書館で借りるのですが、あまりに膨大な量の本があり選びきれなかった経験があり、以降、事前にテーマを決めて本を選ぶようになりました。 最近のテーマは大人世代の恋愛小説。 ちなみに”大人世代”とは、主に自分の世代以上、アラフォー以上と捉えています。 ”大人”と言われると、つい自分の世代以上を想像してしまうのですよね。 というわけで、30代後半以上の登場人物が出てくる作品に限定し、面白かった恋愛小説を3つご紹介します。 ①センセイの鞄 ②平場の恋 ③わりなき恋 まとめ ①センセイの鞄 川上弘美作、2001年度谷崎潤一郎賞受賞作品。 40歳手前の…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、着物ブームです。外人の出席者も多いホテルでのレセプションには水色のプリズム寿光織御召し着物に和…
✚残073話 反逆のヴィーダ(1)✚ その行為を反逆と呼ぶのか、それとも革命と呼ぶのか。その判断はいつでもしばしの時を要する。史実を顧かえりみた時、そのほとんどが勝者を正義とし、敗者を逆賊ぎゃくぞくと捉とらえるからだ。 そこにどのような
「やあ」 自室を飛び出し、階段を駆け下りて応接室の扉を開けると、そこには第二王子のサイラスがソファに座っていた。なぜかその腕に大きな花束を抱えて。アイザックはその場に立ちつくしたまま眉をひそめる。「おまえ、約束もなく急に来るのはやめろと言っただろう」「行けるかわからない状況だったんだ」 だから約束を取り付けられなかったと言いたいのだろうが、それなら別の日にすればよかったのだ。悪びれもせずにこやかに...
Chapter 24 【愛しき寝顔】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 24 【愛しき寝顔】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/24/ 更新しました。 【主人公】元宮ショウジ(大学一年生) 黒髪、低い声、血管が浮き出た腕、元バレーボール部、数学が得意で口下手な理系、ロマンチスト 【ショウジの親友...
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、新幹線で熱海へ行き起雲閣を訪れ、踊り子号で伊豆高原、温泉旅館「茄子のはな」に宿泊しました。2日目は伊豆シ…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、新幹線で熱海へ行き起雲閣を訪れ、踊り子号で伊豆高原に到着。宿は「茄子のはな」という温泉旅館、伊豆高原の高…
~ Bella giardino ~ 先日秘密裏に挿し木して居たタイム……… どうやら旨く活着したみたいです……… 失敗したらひどい目に遭わせて殺ると言われて居たので………… 本当に良かった……………… 色んな子達が沢山萌芽してくる季節だけれど…………… ミントだけで無くオレガノさんまで……………… 萌芽して欲しくないところから……………… しかも沢山……………… 「おい朔乃… これわざとか?」 「ちっ…違……………」 「くちごたえすんな」 私にとってハーブという存在は 料理を美味しくしてくれるだけでなく 美容や健康にとっても欠かせないもので在り 尚且つその存在自体が癒やしで在り 安らぎで在る…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、サクっと伊豆へプチ旅行でした。マンションの空調工事で一日断水とのこと、それなら、と旅に出てホテルへ退避し…
先生と僕のワルツ、完結しました📚✨ とても愛らしい、ピュアな恋愛小説です。 ↓下記、クリックしていただくとお読みいただけます。 ピアノを愛する二人の、ピュアな感動ストーリーを読んで頂けたら嬉しいです。 🐈才賀リョウ × 🐰葉山ルイ 葉山ルイ(大学一年生)少し垂れたぱっ...
「確かにお預かりした」 アイザックはソファでひととおり書類を確認して、そう応じる。 向かいに座っているのは、パブリックスクール時代の同級生レイモンド・チャーチルだ。宰相であり現ベルファスト公爵でもあるメイソンの次男で、今日はベルファスト公爵に正式に依頼していた書類を、息子の彼が届けてくれたのである。「君が来るとは思わなかった」「父が僕に仕事をさせたがってるんだ」「ああ……」 苦笑して肩をすくめるレイ...
Chapter 22【ロマンチック】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 22【ロマンチック】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/22/ 更新しました。 元宮ショウジ(大学一年生) 理系。黒髪。低い声。元バレーボール部。クールに見られるが、案外ロマンチスト。 親友の遊に「ショウジって適当で、豪快だ...
~ 追憶 ラナ ~ わたしの身体が何度も痙攣した。 わたしにカメラがグッと近付く。 皆がわたしを撮影していた。 わたしは自分の身体の痙攣を、 全く制御できなくなっていた……。 「パスタ冷めるじゃん。くち開けろよ」 あのひとはそう言いながら、 わたしが自分のくちを押さえている手をどけて、 パスタを食べさせてくれた……。 うれしい。 温かいものは温かいうちに。 わたしに美味しく食べさせてくれる。 その気遣いが、嬉しすぎた。 そして、本当に、本当に、 美味しかった。 このひとの為なら何でもしたい。 そう思った。 この気持ちは、頑張って言葉にして伝えた。 「こんなに美味しいパスタが食べられるのなら、 …
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、ボーイフレンドのワンちゃんと待望の(!)「ミッションインポッシブル」最新作を観に行くことに。ハ…
Chapter 21【月に近い家】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 21【月に近い家】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/21/ 更新しました。 👓元宮ショウジ(大学一年生)低い声、血管が浮き出た腕、黒髪 🐶美浜遊(大学一年生)ド天然、天パ、栗毛色 🐱森力也(大学二年生)黒い瞳、甘い匂...
Dream36.らくだとステテコの賢者2 「サキュバス……せくしーぎゃるか! みみみ見せてくれ!」 急に熱量の上がった賢者様に冷ややかな視線を浴びせながらも、その右手にサキュバスの封印された珠を載せてやる。 マイラック賢者は大事そうにその珠
[PG12] この鼓動[ビート]を君に捧ぐ [グランブルーファンタジー]
それなりにファンがついてたDOSSSSのベース(ラカム)がスキャンダルを起こして進退に悩んだ末、プロポーズを決意する話。 この話単体で読めますが、『リペイント・ザ・メモリー』『The End of THE DOSS』は履修お願いします。 ラカムの家族は捏造。 ラカジタですが、ラカムとアオイドスの間にもクソデカ感情があります。 リリンク遊んでるとラカムの芝居じみた言い回しがなんか良いなと思いまして。 ジータちゃん18歳になってます ナルグラ行かずにファータグランデで平和に暮らしてる世界線。 ジータは付き合ってるつもりだけどラカムはそうじゃない。 でもラカムもジータが好きだし、ジータが自分を好いてることも知ってる。 外で手は繋ぐし時々添い寝はするが、どちらも好きだと言っていないしキスもしていない。 プロポーズシーンは『父親に会えたら』を読んでね。#アオイドス #ジータ #ラカジタ #ラカム
「何だって?」 それは、ある晴れた休日のことだった。 アイザックはスペンサー邸の自室で公爵家の仕事をしていたが、使用人に来客を告げられ、その思いもしなかった客人の名に大きく瞠目した。次の瞬間、ハッとはじかれたように自室を飛び出していく。 乱暴に応接室の扉を開くと、そこには確かに名前を聞いたそのひとがいた。 ふわりとやわらかな金髪、なめらかな白い肌、宝石のような青緑の瞳、かすかに甘さのある端整な顔、...
~ 追憶 ラナ ~ あのひとがパスタをつくってくれた。 しかも、 あのひとの素手で捏ねた手打ちパスタだ。 あのひとの成分がタップリと練り込まれた 手打ちのカヴァティェッディ。 幸せ過ぎる……。 武仲さんが、パスタの名前を何度も間違えるので、 わたしはイライラとしてきた。 でもそれは、 わたしが良いことを閃くきっかけになった。 馬鹿と思われるのは嫌だったので、 ほんの少し、 微妙に発音だけを、あえて間違えて、 あのひとに間違いを指摘しつづけて貰うという プレイを愉しんだ……。 あのひとは、 くちには出さなかったけれど、 わたしがわざと間違えていることに、 気が付いていたに違いなかった。 その証拠…
「あの、今日はいつごろ帰ってきますか?」 いつものように宰相補佐の仕事のため朝から王宮に向かおうとしたとき、見送りのアリアがそう切り出した。どこかそわそわした落ち着かない様子で。何かあるのだろうかと怪訝に思いながらもアイザックは淡々と答える。「急ぎの仕事がなければ夕方までには」「そうですか」 その声には安堵の息が混じり、あからさまにほっとしている様子が窺えた。しかしながらその理由を言うつもりはない...
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、近所の紫陽花が色づき始めました。 新宿御苑に向かって歩いていたらモスバーガーのお兄さんが割…
🎹先生と僕のワルツ ゆるキュン。胸キュン。恋愛小説がお好きな方、ぜひご覧ください。 読んで頂いたあとに、晴れやかな気持ちになる小説を心がけて書いています📚 ↓下記、クリックしていただくとお読みいただけます。 ノベマでは会員登録なさると、しおり、本棚の機能などがお使い頂け...
翌日から、アリアのスペンサー家における日常が始まった。 母のイザベラがあらかじめ家庭教師を手配しておいたそうで、さっそく教養やマナーなど幅広く学んでいる。他にも母から直々に公爵夫人の仕事や心得を教わっている。大変ではあるもののやりがいを感じているようだ。 ドレスはどれも首元の詰まったもので、チェーンに通した結婚指輪はその内側にしまってある。勉強の邪魔にならないようにと母に言われてのことらしい。 ...
Chapter 10【コンタクト】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。 Chapter 20【コンタクト】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/20/ 更新しました。 🎹先生と僕のワルツも、多くの方が読んでくださってまして、とても感謝しています。 先生と僕のワルツも、...
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住むネコちゃん、着物ブームです。お茶の稽古には御召しの単衣(ひとえ)着物に箔屋清兵衛の茶帯・西陣織袋帯で参上。 …
「スペンサー邸だ。今日から君もここで暮らすことになる」 馬車が止まり、不安そうに外を窺っていた少女にアイザックはそう声をかけた。 少女は混乱したような困惑したような表情でそろりと振り向き、ほんのかすかに頷いてうつむく。まだ顔は蒼白で、膝の上で重ね合わせていた小さな手にも力がこもり、ひどく緊張していることが見てとれる。 アイザックは先に馬車を降りると中にいる少女に手を差し伸べた。彼女は戸惑いながらも...