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※このお話は「chocolate 3」から20年後の設定になっていますので苦手な方はご注意を私個人の勝手な妄想で原作とは一切関係ありません …
美波との待ち合わせ場所は、美波の通う高校と僕の大学とのほぼ中間にある、御茶ノ水にあるコーヒ-チェ―ン店にした。付き合っている訳ではないし、別にロマンティックなところで会う必要は無かった。 彼女から届いたメッセ-ジは「相談に乗って欲しいことがあるので、会う事出来ますか?」だったと思う。会って欲しい、には驚いた。電話では話せないことなのだろうが、あのことがあってからそれ程経っていないのに…。 -やっぱり、あれの返事かな? 店内を眺めてみて美里の姿がなかったので、入り口が良く見える空いていた小さなテ-ブルに腰かけて待つことにした。約束の時間にはまだある。 念のためメッセ-ジが来てないことを確認して店…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第3話
中学校生活にも慣れた5月。授業にも部活動にも慣れ、新しい友達や部活の先輩とも良い人間関係を築いている。陸上部に入り、走り込みや筋トレなどの基礎体力作りにも慣れてきた。中学生に対してのハードルの高さも、いざなってみればこんなものかと、小学生の延長のように過ごしていた。
-どうしたんだろうか? 悠介は心配を通り越して不安に襲われた。 -いくら何でも、何も来ないってどういうことだよ! 会った翌日、つまり今日の朝にメッセ-ジを送ったが返事は無かった。夕方も送ったが返事なし。 -なんだよ! また不機嫌の魔法にかかっちゃったのかよ⁉ こうなるとお手上げである。 別れる前の彼女の態度からは、異変を予感させることは無かった自信がある。という事は、別れてから彼女の身に何か起こったのだろうか? そうとしか思えなかった。 -ヤレヤレ、女って言うのは面倒くさい生き物だな! と愚痴を言いながらスマホをベッドに放り投げて、壁に貼ってあるヌードポスタ―を横目で眺めた。 あんなに悠介を虜…
本の紹介「愛のあとにくるもの」辻仁成さんの小説を読んだ感想⑥韓国でドラマ化
こんにんちは。 40代独女のMOMOです。(プロフィールはこちら) * * * * * 作家・辻仁成さんの小説を紹介するシリーズ第6弾です。 今回は2006年に幻冬舎から発売された「愛のあとにくるもの」のご紹介です。 「愛のあとにくるもの」
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い始め着物ブームです。新春同窓会のお誘い、仕立て上がった紺の飛び柄小紋の着物…
合コン相手の男子学生4人と別れた後、美里は今晩泊まることになっている真理のマンションで話の続きをすることになった。本当は4人で今晩の「戦果」を確認し合いたかったのだが、一人がちょっと悪酔いした様だったので、実家が同じ沿線のもう一人が家へ送り届けることになったのだ。 まあ、来週にいくらでもこの話は出来るからいいや。 真理の賃貸マンションは、私鉄沿線にある女性専用のワンル-ムマンションだった。セキュリティはいいらしい。 でも室内は窮屈なんだろうなぁ、と想像していたのだが、いざ入ってみると奇麗に片付いているせいか思っていたほどでは無かった。ただ、そうは言っても最も大きい家具であるベッドの存在感は大き…
※今回はもう何度目か分からない『あれっ?この話、前にも読んだよ!?シリーズ』ですだいぶ前に消しちゃったけど一昨年の七夕にやったネタをバレンタインバージョンでリ…
宴は混沌としてきたようだ。 女性陣は全員未成年なので、我々4人も軽い飲み物を頼んでいたのだが、女性陣のひとりが我々のビールを、小鳥が水飲み場で水を飲むように上品に飲んだのだが、量はごくわずかでも飲みなれていないから、すぐに酔っぱらったような状態になってしまった。 それが引き金になったのか、この頃になると全員の仮面はとれてあちこち笑い声に包まれていた。 8人はほぼペア-毎に分かれ、悠介は知り合いだと勘違いされて例のミサトとかいう「婦人警官」と話すことが多くなった。他のペア-は話がはずんでいるように見える。 一方、悠介たち2人は話すことが多くなったとはいえ、けっして話が弾んでいるという訳では無かっ…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ どうやら私は風邪をひいたらしく 頭痛が酷かった…… 吐き気もあり こめかみの辺りが青くなって居たし 左目がかなり充血しても居たので 数日の間 布団の中で大人しくして居た………… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まだ頭痛は少し残って居たが 左目の充血はほぼとれて居たし 痣は髪に隠れる部位だったので 学校へ行くことにした…… 久し振りに 教室の自分の席に座ると クラスの女の子達が あの事件の後自主退学した友人が亡くなったことと 先生の模倣犯も殺害されたこと…… そして その犯人が先生なんじゃないか ということを 話して居た…… 私は心の中で 先生…
翌日大学へ行くと吉報⁉が待っていた。 企画していた合コンの日取りが決まったのだという。日程もそうだが、もっと重要なのはどこの誰とやるかだ。 それはF女学院の1年生4人ということだった。それなら上出来、と言っていい。 F女学院大学は、数あるお嬢さん学校の中でも美人が多いと噂される女子大である。 こちらの4人は、悠介と滝本、合コンのセッテイングをした吉福、それに商学部の黒川というメンバ―になった。全員付属高校から一緒の連中だ。これは面白くなりそうだぞ、という期待が膨らむ。 話し上手、というよりホラをさも本当のように話す話術が絶品の滝本、選抜された4人の中で一番の長身(185センチ!)の割には身のこ…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、ボーイフレンドのワンちゃんと三鷹の深大寺にやって来ました。 時刻は3時過ぎ、神代植物公園に梅…
それは杞憂には終わらなかった。 その日は朝から雨が降っている陰鬱な日だった。 悠介は最寄り駅である荻窪から新宿まで中央線の快速に乗り、ぎゅうぎゅう詰めの車内で、足場を気にしながらあっちに揺られこっちに揺られ、浮草のように身を任せていたら何だか眠気を催してきた、まさにその時だった。 突然、右手首を掴まれた。いやガッチリと固められたように、全く右腕を動かせなくなっていた。身体も金縛りになったみたいに、何故か身動き一つできない。 -何だぁ、これは? 何が起こったんだぁ? そう思った途端、女性の鋭い大声が車内に響き渡った。 「痴漢です!痴漢で-す!」 そう聞いたと思ったら、僕の右手が、右腕が上の方に引…
その日は日曜日の午後で、悠介は母親に頼まれて母方の祖母が入院している病院に届け物をした帰りだった。 祖母の病状は良くなかった。顔色も悪かったし元気も無かったが、ショックだったのは、元々小柄だった体がさらに一回り縮こまったように小さくなり、顔も手も皺だらけにやせ細っていたからだった。 いつも悠介ちゃん、悠介ちゃんと優しい声で呼んでくれた祖母の姿はそこには無かった。 -もう長くは無いかも知れないな。もしかすると、おばあちゃんの顔を見るのは、今日が最後かもしれない…。 そう思うと目頭が熱くなり、視界がぼんやり霞みだした。 僕が子供の頃、祖母は本当に優しい人だった。僕は祖母に叱られたことが無かったと思…
4月中旬とはいえ、日曜日の午後の気温は25度にも達して日差しは強かった。 その時、美里は店先の乾ききった歩道に水を撒いていたのだが、少し前に店を出て行った中年の男の客に腹を立てていたので、店の前を右から近づいてくる自転車に全く注意していなかった。 「全く頭に来ちゃう。私の体をじろじろ見て、可愛いね、ですって。本当に嫌らしいオジンだわ。ぶるるるッ、虫唾が走るはわ、気持ち悪い!!」 そういって思わず水の入った柄杓を乱暴に振ってしまったら、柄杓から放たれた水しぶきをかわそうして、真横からスピ-ドを出して通り過ぎようとしていた自転車と衝突しそうになってしまった。 何とか自転車をかわしてホッとした途端、…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第2話
今日から中学校生活が始まる。いつもより早く目が覚めた朝。転校することが無くなり、あいつやみんなと同じ中学に行ける。着慣れない学生服に袖を通し、身支度を済ませて家を出た。身長が伸びることを想定したブカブカの学生服。履き慣れない学生シューズに、持ち慣れない学生かばん。全てが新鮮な1日。
「へえ-、それじゃあ従兄の悠介って人には断ったわけ? なんかもったいない感じ。」 「どうしてそう思うの?」 「だって、彼は美波のことが好きで告白したんでしょ?だったらチョットは付き合ってあげてもよかったのに、って事よ。」 「そうじゃなく、何で私が断ったことになるかってことよ。はっきりと断ったわけではないわ。」 「だって美波がそう言ったじゃないの。好きは好きでもお兄さんみたいな感じ、とか、付き合うのはピンとこない、とか。それって告白を断る際の定番じゃないの。知らなかった訳じゃあないでしょ?」 「あの時は動揺してて、どう返事していいか分からなかったから、とりあえずそう返事をしたんだけど…。つまり今…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 東京は5日に雪が降りました。四谷に住む作家ネコちゃん、外の雪景色を眺めながらクマさんとホットチョコレート。 翌朝目覚め…
うわあ― と欠伸を噛み殺しながら、あ-眠い、と呟いた。 昨日は学部の仲間と居酒屋で飲んだ後、終電近くまで麻雀してしまったのだ。 今朝の1時限目は体育で選択したテニスの授業だが、今回は雨が降っているので本部キャンパスの教室での講義である。先程から名前が呼ばれ出欠席がとられているところだ。 高校時代に一応テニス部に入っていたので、テニスはまあできる。つまりこの授業は遊びみたいなもんである、という訳ではないが、昨日は少し騒ぎ過ぎてしまったようで、喉はガラガラだし体も疲れているようだ。 また欠伸が出そうになるのを必死で堪える。 点呼が終わり、では始めましょうか、と教授が言ったその時、廊下でバタバタと音…
【小説】if ~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第1話
気が付けば40歳も半ばとなり、今現在も独身で、実家に住んでいる私。友人はみな結婚し、徐々に疎遠となっていった。私自身は結婚に縁がなく、好きな事をして過ごしてきた。ゲームをしたり、クルマを改造したり、歴史関係の書籍を読み漁り、史跡をクルマで巡ったり。
「ヒヤァ-、お前に告白するような女子がいるとは驚きだな。それも従妹とわな。それで、お前これからどうすんの?」 と言って、悠介を見ながらニヤリと笑った。 「どうするって、どうしようもないだろう? これからは電話で会いたいなんて言えないし…。でも正直に言えば、俺は結構楽観的に考えていたんだよな。彼女はOKと言うんじゃあないかと思っていたから、ショックは大きいよ。」 「様子見るためにメッセ-ジ送るのはどうだ? そのくらいは許してもらえるだろう。」 「いや、彼女のメルアド知らないからダメだ。」 月曜の午後の陽光を浴びながら、キャンパス内の18階建てのビルといくつかの3階建ての建物に囲まれた小さな広場の…
美波は微動だにしないで僕の目をじっと見つめている。まるで僕の告白が真実かどうかを見極めようとするかのように。緊張しているせいか、顔が蒼白に変わり強張って見える。 彼女は一つ深呼吸をすると、ゆっくりと話し出した。 「驚いちゃった、急にあんなこと言うんだから、本当に驚いちゃったわ。悠介クンがそんな風に私のこと思っていてくれているなんて…」 と戸惑いながらも、笑顔が彼女の顔に戻って来たようだ。それは、はにかんでいるような、戸惑っているような複雑な笑顔にみえた。 「そういう風に思ってくれて嬉しいんだけど… でも何て返事をしたらいいか…」 どうしたらいいの、と訴えるような目を向けてくる。 もうここから悠…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、愛宕神社の節分豆まきに行きました。メトロで再開発が進む虎ノ門へ。日比谷線虎ノ門ヒルズ駅ができた…
東雲坂田鮫 アネモネ 藤子 のお正月休み終了に伴い 今年の新年会は温泉旅館にて執り行われる事となった…… しかし問題が在る…… 鯖戸 ディアスパラグモス 棕櫚 の全身には刺青が…… そして東雲坂田鮫にもけっこう…… 酒森は考えた…… 旅館側と交渉し 通常入湯時間より早く露天風呂を使わせて貰う…… その間自身は他客と鯖戸先輩達がバッティングしないよう 露天風呂入り口で見張る…… 温泉旅館側との交渉は 酒森が刃物を見せながら必死で懇願することにより なんとか成立した………… 「すいません… 私幼児体型なんで… 恥ずかしいからお部屋で入ります………」 「えー? なんでよぉ… 良いじゃん行こうよー………
※えっと、先月末発売の『クッキー3月号』を読んで思うところがあっていつもとちょっと趣向の違うお話になってしまいましたいつにもまして何の話?って感じでわかりづ…
美波は受話器をそっと置いた。 まだ胸がドキドキしている。 -驚いたわ、電話してくるなんて思ってもみなかった。 先ほど母から、悠介クンから電話よ、と聞いた時には思わず、エーっと声を上げてしまった。 今年正月に会った時はあまり話が出来なかったような気がする。話したのは主に、従姉の麗子さん、つまり悠介クンの姉とだけだった。 悠介クンとは、親戚一同がいる前ではどうも話しずらいし、目を合わせるのが何故か恥ずかしい。 -どうしてなんだろう。いつからこんな気持ちになったのだろう。 彼は2歳年上の従兄だけど、私は彼のことを小さい頃から「悠介クン」と呼んでいる。母がそう呼んでいたので、わたしも物心ついたころから…
あらすじ 付属高校から理工系学部に進んだ大学2年生の城ケ崎悠介は、男子高出身だったこともあり、高校以来女子学生との出会いが少ないのが悩みと言えば悩み。どちらかと言えば周りの仲間たちに埋もれて存在感の薄かった悠介が、これから出会う人たちとの交流・交際を通して成長していく恋愛物語です。 週に2,3回程度追加予定です。 主な登場人物 (第10話まで) 城ケ崎悠介 私立W大学理工学部2年生 一見優男で優柔不断なところもあるが、反面いったん決めたらとことんやる一途な一面もある。曲がったことが嫌いで、家族(特に女性陣)から不器用な性格と言われる。小さい頃から失恋ばかりで、恋愛に関しては成功体験ゼロ。2歳上…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、ボーイフレンドのワンちゃんと飯田橋にやって来ました。 カナルカフェのブティックにバレンタイ…
~ BARで ~ 「棕櫚さん ナッツ好きですよね」 「うん… 好きだよ?……」 「一番は?」 「ん?…… そうだなぁ………… 胡桃とアーモンド………… どっちか……かな?……」 「それじゃあ今 今この瞬間では?」 「今…か……… 今なら………… うん…アーモンド……」 「どうぞ」 「ありがと…… ねえ…… さっきから香ばしい良い香り…… 何してるの?……」 「大豆を煎って居るんですよ…… 明日は 節分ですからね……」 「ああ……」 「本当は三日くらい前に煎って 神棚にお供えさせていただいたほうがよろしいのですが… 最近忙しくて前日になってしまいました……」 「そうなんだ……」 「…………」 「…
ここ最近、恋愛のお悩みで腸心セラピー®︎を受けられるお客様が多かったので、恋愛のお悩みランキングを調べてみました。 *~**~**~**~**~**~**~** 心と体が軽くなるサロン 「腸」から未来をか
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、着物着付け教室の初級・中級・上級(全9カ月)を今月めでたく終了、修了式には訪問着を着ました。着付…
※仕事が忙しくてなかなか更新出来ないのですが、今日(1月31日)は愛妻の日と聞いたので即興で書きましたなので後で修正するか、丸ごと消すかしそうなくらいひどい出…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 先生が姿を消した後も 私の基本的な生活は それまでと何も変わって居なかった…… 夜明け前 或いは 夜が明けてから帰宅する母親を避けて まだ暗い時間に外へ出る日々……… でも 基本的な生活以外では 変わったことも在った……… 私はあの日 先生の部屋を出て以来 先生のことを考えない日が無くなった……… 先生のことを考えて居るとき…… 無意識に 自分の軀を縛って居た………… 勿論あのとき先生が優しく私の手に乗せてくれた包帯で………… それが 今何処に居るかも解らない先生を 身近に感じられる気がする 唯一の方法だと…… 知った………… あの日先生がしてくれたみたいに 毎日自分…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、冬旅は1日目に札幌の雪景色を堪能、2日目は札幌近郊のパークなどに立ち寄り広大なスキー場リゾート、星野リゾ…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、冬旅は札幌の雪景色を堪能。2日目はツアーバスで移動、白い恋人パークやノーザンホースビレッジに寄り道央の広…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、冬旅は札幌の雪景色を堪能。2日目はツアーバスに乗り、海鮮丼の朝食の後、初めて「白い恋人パーク」へ。 …
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、羽田空港から冬旅です。空港の展望カフェでフレンチトーストのモーニング。 昼のANA便で1時間半ほど、…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、親戚のM君が初めて彼女さんを連れてランチに来るので張り切って料理。女子向きに(?)綺麗な和食器…
「鯖戸先輩…」 「ん?」 「さっきバーテンダーさんから着信入ってたんで かけなおしたんですけど… 明日流木ハンティング行かないか?って………」 「え? 良いじゃん 行こうよ」 「それが………」 「ん?」 「今回海だそうで………」 「え? 串打川じゃなくて?」 ……… ちょっと……… キツイね…………」 「ですよね……… 潮風ってちょっとあたっただけで 鋲とか滅茶苦茶錆びますからね…………」 「間違い無いもんね…………」 「間違いないですね…… あの…… 鯖戸先輩基本全裸だから行けるんじゃ………」 「ダメだよ… ピアス錆びるじゃん……」 「ああ……」 「酒森こそ全裸だったら行けんじゃん?」 「私…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、米国から来日した女子友と箱根旅行です。1日目は箱根神社や関所を訪れ、元箱根の山のホテルに投宿、懐石料理を…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 作家ネコちゃん、米国から来日した女子友と箱根に旅行、箱根神社や関所を訪れました。 元箱根の「山のホテル」にチェックイン…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、ワシントン時代の女子友エリザベスが来日したので夕刻に新宿京王プラザホテルに迎えに行きました。ホ…
~ 追憶 東雲坂田鮫 ~ 本当に悲しいとき 涙はいつも左側……… 左の頬を……… 冷たく濡らす………… 私はいったい ここでなにをして居るのか…… 貴女が居ない一日は とても寂しく そして悲しい…… 誰も居なかった冬の夜 暖炉にくべた 蘭のことを思い出す………… 小学校を卒業するまで 私は大きな屋敷で暮らして居た…… そこには沢山のアネモネが居たけれど アネモネの花はすぐ落ちる…… だから私の母親は 何時も花瓶に 何か別の花を生けて居た…… 広い部屋に 私はひとり 怖くは無かったけれど 退屈で 私は丁度花瓶に生けてあった欄を…… 暖炉にくべてみた…… 欄はみるみる姿を変えて 私の前から居なくな…
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い先日上級クラスを終了しました。 着付け教室「いち瑠」新宿校(ヒルトン東京)…
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恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記: 四谷に住む作家ネコちゃん、新年は「着物でお出かけ」や京都旅行で忙しくしていたので、久し振りに(今年初!)新宿御苑に行きま…