メインカテゴリーを選択しなおす
「……変わるのは、こわい?」 陽詩はそっと首を振った。変わらないほうが不自然でおかしい。変化を恐れて過去に固執するほうが。「僕が変わったんだとしても、いいほうに変わったんだと思いたい」「そんなポジティブな影響力があったかな、俺」 響生がしずかに笑った。考え考え、陽詩は言う。「僕は、いつかだれかのたったひとりになりたくて、なれっこないと思ってて。そんな自分の卑屈さがいやだった。響生さんがそれを壊してく...
クスッと笑える純愛ストーリーです。ピアノがお好きな方、音楽がお好きな方、ぜひ✨ ↑上記クリックしていただくと、お読みいただけます📚(完結しています🌹) ブラームスのワルツの第十五番。穏やかで、美しい旋律で、私も大好きな曲です。 先生と僕のワルツにも登場しますので、ぜひリ...
ジュンヤは机上勉強ならどんとこいの執念で合格した。実技及び研修先は、あの人が迎えてくれたので安心してアメリカに発てる。そのジュンヤに、一緒に暮らしているAは言いにくそうだ。「A、今までありがとう。待たなくていいからね」「あのさ……」「なに? 思い切って言ってみて」「アンディなんだけど」その名前に気持ちはグラつく。「う、うん……」「バツイチだって知ってた?」「知らない」「一緒になっても怒らない?」「Aはア...
何かを挑戦するのに、きっかけはなんでもいい。ただ、必要なのは、やる気ではなく、行動することだ。その行動力で、3人は自分の道を決めていく。友明は5年間という年月をかけて、再びメスドクに。ジュンは勇気を持つことができ、目出度くトニーから逃れることができた。そして、ジュンヤは自分の気持ちに気が付く。それから、2年後。ジュンはものの見事にドイツの高校の留学テストに受かった。住む所は、待ち人が住んでいる所。...
Chapter32【嘘だろ²】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/32/ 更新しました。 元宮ショウジ(大学一年生)👓 黒髪、元バレーボール部、尖った鼻に逆三角形の顔 クールに見られるが、案外ロマンチスト 美浜遊(大学一年生)🐶 天パ、...
挑戦するのに年齢は関係ない #130 性描写あります!!キスデビュー
途端にトニーは黙ってしまった。あれ、ほっぺたってこんなにも柔らかかったっけ。なんかグニュグニュしてるし。恐る恐る目を開けると、トニーの驚いた眼があった。まさか、これはほっぺたでなく、トニーの……、く、ち?思わず走っていた。やっちゃった。やっちゃった、やっちゃったよ。ほっぺたにするつもりが、口にしてしまった。うー……。でも、口って、あんなにも柔らかいんだね。トニーも驚いていたし。僕も驚いて走って逃げてし...
挑戦するのに年齢は関係ない #131 お互いにファースト・キス
一方、ジュンに体当たりを食らい倒れこんでしまったトニーは呆然としていた。負けたのがショックだからではない。その後のジュンの行動だった。「うるさい、黙れ。黙って言うことを聞いてればいいんだよ」そう言うとキスされた。できるなら、抱きしめたかったのだが、すでにジュンは走り去っていた。柔らかかったジュンの唇。自分の唇に指をあてなぞる。「ジュン……」虐めないでと約束をさせられたが、俺はお前を追いかけるからな。...
【第二部】掲載スタートしました。 パーフェクトステージ ——ネクスト——
【第二部】序章 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/30/ Chapter.32 俺の顔の造形 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/31/ 更新しました! (同じページにそのまま第二部として掲載し始めましたので...
「ハッ!」「なんの」「トウッ!」「へぇ、本当に合気道やってるみたいだな」全然、当たらないし、掠りもしない。しかも、トニーも合気道ができるみたいだ。「くそぉ……」「おら、どうした。かかってこい!」こうなると、アレしかない。「これは喧嘩じゃないからなっ」「分かってらあ」1年前のドイツで、ヒロがダディを負かした。あの時に見たアレをトニーにする。低くかがむと、トニーめがけてタックルしてやる。「ってやー」しか...
Chapter 25【友情と嗚咽】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 25【友情と嗚咽】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/25/ 更新しました。 愛情と友情の、感動ストーリー。 【あなたは一人ではない】 パーフェクトステージのテーマです。 25章は特に、友情が輝いているかもしれません。 読ん...
Chapter 24 【愛しき寝顔】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 24 【愛しき寝顔】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/24/ 更新しました。 【主人公】元宮ショウジ(大学一年生) 黒髪、低い声、血管が浮き出た腕、元バレーボール部、数学が得意で口下手な理系、ロマンチスト 【ショウジの親友...
ヒロは頭を優しくポンポンと叩いてくれると、ハグしてくれる。だから、この言葉を添えてハグをし返す。「ありがとう」ヒロにハグをされたまま聞いていた。「ねえ、ヒロ」「ん?」「あのね、僕、ずっと考えていたのだけど分からなくて。聞いても良いかな?」「何? 言ってごらん」その優しい口調と言葉に勇気を貰い、聞いていた。「男同士でキスするのは、気持ちいいの?」すると、ヒロは黙ってしまった。優しく頭や肩を叩いてくれ...
ジュンの言葉。「男同士でキスするのは、気持ちいいの?」あまりにもストレートな言葉にショックで言葉が出なかった。やっと頭が動き、言葉が出てくる。「よくテレビで見るハグして頬にする、あれは挨拶だよ」「ほっぺたでなく、ここだよ。口なの」そう言って、自分の口に指を置く。その仕草に、これはどこかで男同士のを見たなと気が付くと言っていた。「ジュンは男相手に、そこにキスをしたいのか?」「え? い、いや、どんなも...
Chapter 23【泡風呂】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 23【泡風呂】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/23/ 更新しました。 元宮ショウジ(19歳)低い声、血管が浮き出た腕、黒髪 美浜遊(19歳)ド天然、天パ、栗毛色 森力也(20歳)黒い瞳、甘い匂い、黒髪 昨日は、「もう夏?...
先生と僕のワルツ、完結しました📚✨ とても愛らしい、ピュアな恋愛小説です。 ↓下記、クリックしていただくとお読みいただけます。 ピアノを愛する二人の、ピュアな感動ストーリーを読んで頂けたら嬉しいです。 🐈才賀リョウ × 🐰葉山ルイ 葉山ルイ(大学一年生)少し垂れたぱっ...
「あぁぁ、あ!もっとぉ…!ひびきさ、もっと、」 もっともっとと強請る陽詩の声はとろけるような艶を帯び、後孔の内壁は激しくうねって収縮し響生を貪ろうとする。こたえるように蠢くなかを穿たれ、シンクについた陽詩の手がぶるぶる震え、水滴をなすった。いいところをさんざんこすられて、性器はみなぎって先端から粘液をあふれさせている。 響生の手が腰から腹にまわり、胸へとのばされる。触れられもしないでぎゅっと凝って...
Chapter 22【ロマンチック】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 22【ロマンチック】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/22/ 更新しました。 元宮ショウジ(大学一年生) 理系。黒髪。低い声。元バレーボール部。クールに見られるが、案外ロマンチスト。 親友の遊に「ショウジって適当で、豪快だ...
挑戦するのに年齢は関係ない #120 肥満になる理由、それは―
ダディはこんなことを言ってくる。「一人分も二人分も変わらんからな」「ダディはどうする?」 「作れ」「は~い」朝の楽しみが増えたと思っていたら、ダディはこんなことも言ってくる。「今日の夕食は私が作るからゆっくりしてろ」「嬉しい。なら、昼寝するね」「それはダメ」「なんで? ダディだって」「食べて、すぐ寝るのは太る元だぞ」「太ってないけど?」「いいか、食べてすぐ横になったり、寝るのはダメだ。食べたものが...
挑戦するのに年齢は関係ない #121 Happy Birthday
夕食は豪華にケーキ付きだ。しかも、Happy Birthday to Jun!と付けてある。「ダディ……」「遅くなったけど」「ううん、嬉しい」「で、誕生日プレゼントだよ」「ありがと!」開けて見ると、セーターとジャンバーだ。「カッコいい」着てみると手障り良くて暖かい。「あったかいや」「少し大きいな。でも、そのほうが長く着れる」「ダディ、ありがとう」ヒロは、これだ。「トモが編んだ物だ」「いつ?」「博人さん!」「何が良いのか...
Chapter 21【月に近い家】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 21【月に近い家】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/21/ 更新しました。 👓元宮ショウジ(大学一年生)低い声、血管が浮き出た腕、黒髪 🐶美浜遊(大学一年生)ド天然、天パ、栗毛色 🐱森力也(大学二年生)黒い瞳、甘い匂...
🎹先生と僕のワルツ ゆるキュン。胸キュン。恋愛小説がお好きな方、ぜひご覧ください。 読んで頂いたあとに、晴れやかな気持ちになる小説を心がけて書いています📚 ↓下記、クリックしていただくとお読みいただけます。 ノベマでは会員登録なさると、しおり、本棚の機能などがお使い頂け...
Chapter 10【コンタクト】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。 Chapter 20【コンタクト】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/20/ 更新しました。 🎹先生と僕のワルツも、多くの方が読んでくださってまして、とても感謝しています。 先生と僕のワルツも、...
片付けが大の苦手なヒロは朝食を作ってくれた。丸いおにぎり、プチトマト、バイオリンの模様を描いたきゅうり。それに、ジャガイモをすりつぶして玉子と一緒に焼き上げた物。それを見ると笑っていた。「良かった。ヒロのご飯だ。でも、ジャガイモと玉子で、こういうのができるんだね。ケチャップかけると美味しい」「見た目は悪いけど」ダディはヒロの言葉を遮ってくる。「5年間かける365日、こればかりだと飽きる」「ダディは作ら...
Chapter 19 【俺にはもう、わからない】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 19 【俺にはもう、わからない】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/19/ 更新しました。 笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。 読んでくださってる方、ありがとうございます。 今日もよい一日をお過ごしください。 あなた...
恋愛小説【🎹先生と僕のワルツ】クライマックスに差し掛かっています。 ほのぼので可愛く、ドキドキもあります。 読んで頂いたあとに、晴れやかな気持ちになり、心が温かくなる感動のストーリーです。 ↓ タップしていただくと、お読みいただけます。 ノベマは会員登録なさると、本棚やし...
目が覚めると2人ともいない。もしかしたら、もう仕事行ったの?僕になにも言わずに?ダディ、ヒロ!急いでリビングに向かうと、途中にあるキッチンから声や音が聞こえてくる。「だから」「別にいいだろ」「よくない! ジュンが起きてくるまでやり直し!」何のことを言ってるのか分からず、キッチンに入り声を掻けていた。「何をやってるの?」「ほら、もう起きてきた」「ヒロ、何を」ダディは僕をキッチンからどこかに連れて行こ...
Chapter 18【ぬくもり】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 18【ぬくもり】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/18/ 更新しました。 美浜遊(大学一年生) ふわふわの天パ、栗毛色の髪、漫画から飛び出てきたようなビジュアル。 ド天然で、主人公のショウジをたびたび固まらせている。 正義...