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Chapter 25【友情と嗚咽】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 25【友情と嗚咽】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/25/ 更新しました。 愛情と友情の、感動ストーリー。 【あなたは一人ではない】 パーフェクトステージのテーマです。 25章は特に、友情が輝いているかもしれません。 読ん...
Chapter 24 【愛しき寝顔】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 24 【愛しき寝顔】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/24/ 更新しました。 【主人公】元宮ショウジ(大学一年生) 黒髪、低い声、血管が浮き出た腕、元バレーボール部、数学が得意で口下手な理系、ロマンチスト 【ショウジの親友...
ヒロは頭を優しくポンポンと叩いてくれると、ハグしてくれる。だから、この言葉を添えてハグをし返す。「ありがとう」ヒロにハグをされたまま聞いていた。「ねえ、ヒロ」「ん?」「あのね、僕、ずっと考えていたのだけど分からなくて。聞いても良いかな?」「何? 言ってごらん」その優しい口調と言葉に勇気を貰い、聞いていた。「男同士でキスするのは、気持ちいいの?」すると、ヒロは黙ってしまった。優しく頭や肩を叩いてくれ...
ジュンの言葉。「男同士でキスするのは、気持ちいいの?」あまりにもストレートな言葉にショックで言葉が出なかった。やっと頭が動き、言葉が出てくる。「よくテレビで見るハグして頬にする、あれは挨拶だよ」「ほっぺたでなく、ここだよ。口なの」そう言って、自分の口に指を置く。その仕草に、これはどこかで男同士のを見たなと気が付くと言っていた。「ジュンは男相手に、そこにキスをしたいのか?」「え? い、いや、どんなも...
Chapter 23【泡風呂】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 23【泡風呂】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/23/ 更新しました。 元宮ショウジ(19歳)低い声、血管が浮き出た腕、黒髪 美浜遊(19歳)ド天然、天パ、栗毛色 森力也(20歳)黒い瞳、甘い匂い、黒髪 昨日は、「もう夏?...
先生と僕のワルツ、完結しました📚✨ とても愛らしい、ピュアな恋愛小説です。 ↓下記、クリックしていただくとお読みいただけます。 ピアノを愛する二人の、ピュアな感動ストーリーを読んで頂けたら嬉しいです。 🐈才賀リョウ × 🐰葉山ルイ 葉山ルイ(大学一年生)少し垂れたぱっ...
「あぁぁ、あ!もっとぉ…!ひびきさ、もっと、」 もっともっとと強請る陽詩の声はとろけるような艶を帯び、後孔の内壁は激しくうねって収縮し響生を貪ろうとする。こたえるように蠢くなかを穿たれ、シンクについた陽詩の手がぶるぶる震え、水滴をなすった。いいところをさんざんこすられて、性器はみなぎって先端から粘液をあふれさせている。 響生の手が腰から腹にまわり、胸へとのばされる。触れられもしないでぎゅっと凝って...
Chapter 22【ロマンチック】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 22【ロマンチック】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/22/ 更新しました。 元宮ショウジ(大学一年生) 理系。黒髪。低い声。元バレーボール部。クールに見られるが、案外ロマンチスト。 親友の遊に「ショウジって適当で、豪快だ...
挑戦するのに年齢は関係ない #120 肥満になる理由、それは―
ダディはこんなことを言ってくる。「一人分も二人分も変わらんからな」「ダディはどうする?」 「作れ」「は~い」朝の楽しみが増えたと思っていたら、ダディはこんなことも言ってくる。「今日の夕食は私が作るからゆっくりしてろ」「嬉しい。なら、昼寝するね」「それはダメ」「なんで? ダディだって」「食べて、すぐ寝るのは太る元だぞ」「太ってないけど?」「いいか、食べてすぐ横になったり、寝るのはダメだ。食べたものが...
挑戦するのに年齢は関係ない #121 Happy Birthday
夕食は豪華にケーキ付きだ。しかも、Happy Birthday to Jun!と付けてある。「ダディ……」「遅くなったけど」「ううん、嬉しい」「で、誕生日プレゼントだよ」「ありがと!」開けて見ると、セーターとジャンバーだ。「カッコいい」着てみると手障り良くて暖かい。「あったかいや」「少し大きいな。でも、そのほうが長く着れる」「ダディ、ありがとう」ヒロは、これだ。「トモが編んだ物だ」「いつ?」「博人さん!」「何が良いのか...
Chapter 21【月に近い家】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 21【月に近い家】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/21/ 更新しました。 👓元宮ショウジ(大学一年生)低い声、血管が浮き出た腕、黒髪 🐶美浜遊(大学一年生)ド天然、天パ、栗毛色 🐱森力也(大学二年生)黒い瞳、甘い匂...
🎹先生と僕のワルツ ゆるキュン。胸キュン。恋愛小説がお好きな方、ぜひご覧ください。 読んで頂いたあとに、晴れやかな気持ちになる小説を心がけて書いています📚 ↓下記、クリックしていただくとお読みいただけます。 ノベマでは会員登録なさると、しおり、本棚の機能などがお使い頂け...
Chapter 10【コンタクト】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。 Chapter 20【コンタクト】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/20/ 更新しました。 🎹先生と僕のワルツも、多くの方が読んでくださってまして、とても感謝しています。 先生と僕のワルツも、...
片付けが大の苦手なヒロは朝食を作ってくれた。丸いおにぎり、プチトマト、バイオリンの模様を描いたきゅうり。それに、ジャガイモをすりつぶして玉子と一緒に焼き上げた物。それを見ると笑っていた。「良かった。ヒロのご飯だ。でも、ジャガイモと玉子で、こういうのができるんだね。ケチャップかけると美味しい」「見た目は悪いけど」ダディはヒロの言葉を遮ってくる。「5年間かける365日、こればかりだと飽きる」「ダディは作ら...
Chapter 19 【俺にはもう、わからない】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 19 【俺にはもう、わからない】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/19/ 更新しました。 笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。 読んでくださってる方、ありがとうございます。 今日もよい一日をお過ごしください。 あなた...
恋愛小説【🎹先生と僕のワルツ】クライマックスに差し掛かっています。 ほのぼので可愛く、ドキドキもあります。 読んで頂いたあとに、晴れやかな気持ちになり、心が温かくなる感動のストーリーです。 ↓ タップしていただくと、お読みいただけます。 ノベマは会員登録なさると、本棚やし...
目が覚めると2人ともいない。もしかしたら、もう仕事行ったの?僕になにも言わずに?ダディ、ヒロ!急いでリビングに向かうと、途中にあるキッチンから声や音が聞こえてくる。「だから」「別にいいだろ」「よくない! ジュンが起きてくるまでやり直し!」何のことを言ってるのか分からず、キッチンに入り声を掻けていた。「何をやってるの?」「ほら、もう起きてきた」「ヒロ、何を」ダディは僕をキッチンからどこかに連れて行こ...
Chapter 18【ぬくもり】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 18【ぬくもり】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/18/ 更新しました。 美浜遊(大学一年生) ふわふわの天パ、栗毛色の髪、漫画から飛び出てきたようなビジュアル。 ド天然で、主人公のショウジをたびたび固まらせている。 正義...
Chapter 14 【僕を月に……】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
Chapter 14 【僕を月に……】 https://ncode.syosetu.com/n9755ki/14/ 更新しました。 上記リンクから飛んで読んで頂けます。目次もありますので、ぜひご覧ください。 (ムラゴンではChapter1から掲載していますので、そちらからも...
チンと乾いた音が鳴るのでキッチンに行く。「あとはクリームを入れるだけ」「見事な形だ」ダディにそう言われ、僕は嬉しくなった。「博人さんより形が良い」「ヒロのはボールだよね」「独特だからな。で、メニューはなんだ?」「今は味をしみ込ませているところ」そう言うとタイマーに目を向ける。「あと14分経ったら焼きます」「本格的だな」「えへへ」「で、部屋は掃除したんだろうな?」「しました」その時点で気が付く。リビン...
第5章「選んだ先にあるもの」 金曜日の夜、東京の空はうっすらと雨が降っていた。 退勤後、オフィスビルの下で長谷川陸が傘も差さずに立っていた。 「……バカじゃん、濡れるやんか」 小走りで駆け寄った市川陽翔が、陸の頭の上に自分の傘を差し出す。 「なんしよんと、こんなとこで」 「……待っとった。お前に、ちゃんと答え聞かんと落ち着かんけん」 陽翔は小さく息を吐いた。 「俺な、ずっと迷っとった。陸とおると、気が楽っちゃ。昔と同じ空気で、なんも考えんで笑えるし、安心できる」 「……うん」 「けど、それって“今”の俺が欲しいもんとは……ちょっと違うか
短編BL小説5章で最後。明日アップして終わり〜次のはもう少し面白いの書きたいなぁ。ってか英語のも書いたんだけど、ここでアップしてもね😅 Lonely
第4章「距離が近づくとき」 週明けの朝、社内はいつもよりざわついていた。 「市川くん、市川くん!今日の資料、部長からすごく褒められてたよ」 「えっ、本当ですか!?やったー……!」 プレゼン資料の準備で、先週ずっと残業続きだった陽翔。報われた嬉しさに、思わず小さくガッツポーズを取った。 「……市川さん」 声をかけてきたのは高槻。少しだけ、目元が緩んでいた。 「お疲れさま。……本当に、頑張ってましたよね」 「あ、ありがとうございます……高槻さんが一緒に残ってくれたおかげです」 「いえ。僕は、あなたと一緒に仕事できるだけで十分なんで」 そう
響生と恋人同士になってから、2週間がまたたくまにすぎた。恋人というものができるのがはじめての陽詩には世間一般そういうものなのか、それとも自分たちが特殊なのかはわからなかったけれど、ひまさえあれば会って、会えばセックスした。試験期間あけだったので、大学生の陽詩は実技の授業がない日はそれほど忙しくもなかったし、響生の仕事も閑散期らしい。唇や触れてくる指、なかを穿つ性器まで、余すところなく記憶してしま...
第2章「意識し始めた瞬間」 「なあ陽翔、昼一緒に飯行かん?」 会議が終わったタイミングで、長谷川陸が陽翔のデスクに顔を出した。隣の席に座る高槻悠真の目が、さりげなくそのやりとりを捉える。 「あ、うん。ええよ」 「ほんじゃ決まりやな!」 にかっと笑う陸を見て、陽翔は少しだけ照れたように笑い返す。 「仲良いんですね、幼なじみって」 ふいに高槻が言った。 その声に陽翔は一瞬反応し、視線を向けた。 「あっ、はい。小学校からずっと一緒だったんで。……なんか変な感じです、ここでまた会うなんて」 「……そうですか」 高槻は視線を落としたまま、静かにタイピングを再開した。
第1章 再会 「おはようございまーす……って、あれ?何か人増えとる?」 市川陽翔(いちかわ はると)はオフィスに入るなり、見慣れない後ろ姿に足を止めた。スーツなのに、どこか体育会系の匂いがする。背が高くてがっしりした肩、ラフなリュック。 「あれ、まさか……うっそ……」 ぽつりと漏らした瞬間、その男が振り返った。 「おっ!やっぱ陽翔やん!お前、こんなとこで働きよったんか!」 「陸!? 長谷川陸!? なんしよん、いつ東京に来たんか!?」 「転職よ。ほんでこっち配属っち言われて来たら、まさか陽翔がおるとか。運命やろ?」 驚きと戸惑いでしばらく口が開いたままの陽翔。 声
ピンポンと鳴らして入る。「ただいま~」バタバタと賑やかな足音が聞こえてくる。「ダディ、ヒロ。おかえりなさい」「ただいま。ジュン、泣いてないか?」「大丈夫だよ。1年だからね」ヒロは匂いを嗅いでいる。「なんかいい匂いがするな」「シュークリームの生地を焼いているんだ」「デザートはシュークリームか。嬉しいな」ジュンに土産袋を渡す。「これ、スペイン土産だよ」「ありがとう。開けて良い?」「いいよ」ヒロから貰っ...
ボスはこれだ。「これが、こいつのいい所だからな」「そう言われると……」「まあ、私も言ってなかったが。ジュンは料理作れるんだ。スズメありがとな。で、計算できたか?」「だから、要らないって言ってるだろ」「計算できないってか」「する気もないから」 「食材、無駄になったんだろ」「私を言い含められるとでも思っているのか!」その強気の叫びにボスは優しく応じる。「思っている」即答で返ってくるので瞬間ガックリするが...
「スズメ」「なに?」怒り声で応じたが、誰に声をかけられたのかが分かると、今度は普通の声を出してくる。「あ、いや。何ですか?」「お前、ジュンに料理を作っていたのか?」その言葉に鼻の下を擦りながら応じる。「そりゃ、ジュンのことよろしくって、任すって言ってたから」「そっか、ありがとな」段々と言いづらくなってきたスズメはしどろもどろだ。「あ……、あ、あ、で、でも、毎日じゃないし」「あいつ、食ってた?」「まあ...
もったりと生ぬるい湯に浸かっているような意識のなかで玄関のドアがひらいて、閉まる音を聞く。あ、響生さん帰っちゃうんだ。起きなきゃ、声をかけなきゃ、と思う頭はまくらに糊付けされたかのように動かない。あれ、おかしいな、でも響生さんが帰るんだったら声をかけたい。ぽこりぽこりと浮かんでは流れる思考は端からふわっとはじける。はじけた先にはやわらかいいとおしさがあって、陽詩は口もとだけで微笑んだ。 ……響生さ...
急に声が割って入ってくる。「スズメ、テイクアウトの出来てるって?」その声にビクッと肩が震える。「トモヤか……」友は顔を覗き込まれる。「5年ぶり。元気だった?」「ああ。そっちは元気そうだな。ボス業はどうだ?」「5年やって、なんとか慣れたってとこ」「私はいなくても大丈夫そうだな」「いろんな人にフォローされてるけど。でも戻ってきたんだろ」「まあな」スズメはじっと立ち聞いているみたいだ。「スズメ、どうした?...