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月夜の猫-BL小説です 花さそう36 BL小説 みんなのあとから屋敷に入った工藤は杉田に「来てくれたのか、すまないな」と声をかけた。 「このお屋敷が賑やかになるの、あまりないことですもの」 笑顔でお茶を振舞う杉田が続けて「ぼっちゃ……」と言いかけたのを工藤は遮って「平造、好きなように見てもらうからあとはい
月夜の猫-BL小説です 花さそう34 BL小説 帰りは良太が運転したが、スキー用具を積み込む際、牧のスキーがかなり年季が入っているのを見て取った良太は、少しでも牧が売れるようになればいいがと思う。 日比野が推すくらいだから、牧の舞台での演技力はそれ相応のものがあるのだろう。 ふと、人気俳優となった本谷和正のこ
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太)33までアップしました BL小説 花さそう(工藤×良太)33までアップしました。氷花(京助×千雪)20までアップしました。ちなみに「花さそう」と「氷花」はちょうど冬のエピソードですが時間的には約10年程開きがあり、「氷花」では京助も千雪もまだ工藤と知り会う前になります
月夜の猫-BL小説です 花さそう33 BL小説 映画のエキストラに牧を連れてきたのは監督の日比野だった。 「割と肝の据わったマジメな役者なんです。若くてタッパもあるし見てくれもいいのに地味に小劇団で舞台をやってて、なんてのかな、いい役者になるって言う片鱗を見た気がして」 日比野の言葉に感化されたわけではないが、た
月夜の猫-BL小説です 花さそう32 BL小説 工藤と良太が上のコースに行ってみたりしているうちに、森村はもう牧について行ける程になっていた。 十二時半頃、森村がスキーセットをレンタルしたロッジに集合し、ランチを取った。 工藤に一生懸命ついて回った良太には、何だ、もうそんな時間か、と少しばかり残念な気がした。
月夜の猫-BL小説です 花さそう31 BL小説 リフトを降りた時に、森村が前にいる良太にぶつかりそうになったところを、牧が後ろから止めてくれた。 「お二人は先にどうぞ。俺、モリーと一緒に少しずつ降りていきますから」 そういう牧は、ドラマで出番を待ちながら大きな身体を縮こまらせている時とは打って変わって頼もし気だ
月夜の猫-BL小説です 花さそう30 BL小説 「食事会については以上です、よろしくお願いします」 良太が話し終えるのを待って、後ろにいた佐々木が「すみません、工藤さんの別荘見学のことで、いいですか?」と声を掛けた。 「あ、そうでした。何時頃になりますか?」 良太が聞き返すと、「お昼住んでからやと、二時くらい
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太)29までアップしました BL小説 花さそう(工藤×良太)29までアップしました。氷花(京助×千雪)14までアップしました。
月夜の猫-BL小説です 花さそう29 BL小説 「総菜、まだ仰山あるなあ」 佐々木は沢村がテーブルにつくのを確認しつつ、キッチンで片づけを手伝っていた。 サラダやハム類、スープ、それともともとたくさん煮た大根の煮物。 「サラダは和え物にして、野菜はちょっと炒めて昼に誰でも食べられるようにまた出しておく」 佐々木
月夜の猫-BL小説です 花さそう28 BL小説 「研二さん作ったんですか?」 「うん、大根食べとうなって」 研二は控えめに頷いた。 「ほんまに美味い。今度レシピ教えて下さい」 佐々木も気に入ったらしく、しきりと感心している。 四人がテーブルに向かい合って食べていると、ぞろぞろと皆が階段を降りてきた。 「美味そう
月夜の猫-BL小説です 花さそう26 BL小説 そこへ一人遅れてやってきたのは佐々木だ。 「あ、佐々木さん、こっちいらっしゃいよ」 理香ににっこり笑みを返す佐々木だが、沢村はソファを立って佐々木をカウンターに連れて行く。 「あらら、佐々木さんさらわれちゃったわ」 肩を竦めながら理香が速水を意味ありげに見た。
月夜の猫-BL小説です 花さそう25 BL小説 「いい加減部屋に戻ったらどうです? 風邪引きますよ」 秋山が何度目かのアスカへの苦言を口にした。 「だって、セシル寝てるからこそっとしないとダメみたいじゃない?」 「恵美さんも久々スキーやって、かなり堪えたらしくて、寝ちゃってるみたい」 直子もアスカに同調するよ
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太)24までアップしました BL小説 花さそう(工藤×良太)24までアップしました。氷花(京助×千雪)8までアップしました
月夜の猫-BL小説です 花さそう24 BL小説 「そうだ、工藤さん。佐々木さんが、工藤さんとこの別荘にある作品見せてもらいたいんだと」 沢村が工藤に言った。 「かまわないぞ、いつでも。俺がいなくても平造がいる時なら」 「何かしら? 工藤さんの別荘の作品って」 理香がそれを聞きつけて工藤に聞いた。 「いや、なんか
月夜の猫-BL小説です 花さそう23 BL小説 「じゃ、コニャックを頼むよ」 速水が言った。 「ジントニックお願いできる?」 理香が聞いた。 「わかりました」 「マティーニとかいいかしら?」 彩佳が聞いた。 「もちろん。工藤さん、バカルディでいいですか?」 「ああ」 工藤は頷いた。 「あたし、何を飲もうかな」
月夜の猫-BL小説です 花さそう22 BL小説 頭にタオルを巻いてバスローブ姿のアスカは、良太の注意にも馬耳東風で、カウンターに入って行くと、ソーダをグラスに注いでゴクゴクと飲んだ。 「はあーっ、生き返った」 「オヤジな発言!」 「うるさいわね、良太。ちょっと長湯し過ぎちゃって、喉乾いちゃって」 そこへ牧や森村
月夜の猫-BL小説です 花さそう21 BL小説 「どうぞ」 速水が工藤と良太の前にグラスを置いて向かいに座った。 「ありがとうございます」 良太はほとんど炭酸かというロンググラスに口をつけた。 工藤は彩佳を覚えていなかったが、住田という名前に記憶があった。 三友フィナンシャルの住田か? いつの間に良太のやつ、知
月夜の猫-BL小説です 花さそう20 BL小説 「キッチン、去年よりすごいことになってて。業務用のでかい食洗機があるんです。食器とか片付けるのもすげえラクで」 良太はこんな風に工藤が仕事を離れてゆっくりしていることが何だか嬉しかった。 「手伝っていたのか?」 「ええ、今さっき終わったとこです。あ、でも、社員さん
月夜の猫-BL小説です 花さそう18 BL小説 「最初はいずれ会社はお前に任せればいいかと思っていた。無論お前が望めばだが。しかし、アスカの操縦はお前じゃないとダメだろう。独立という手もある。バックアップは惜しまないぞ」 すると秋山はややあって神妙に答えた。 「ありがとうございます。その言葉を疑いませんよ
月夜の猫-BL小説です 花さそう17 BL小説 「うっさいぞ、沢村!」 良太は振り返りもせずに言い返す。 「お二人、ほんと仲いいんですね」 笑う牧に、「どこが。犬猿の仲だろ」と良太は反論する。 「そろそろ風呂、行きませんか?」 あいつは相変わらずどこでも馴染むやつだ、とそんな良太のようすをみていた工藤を秋山が誘
月夜の猫-BL小説です 花さそう16 BL小説 「そうなのよね~、フフ、昔、克也が千雪ちゃんにコテンパンにやられた事件って知ってる?」 「え、何ですか、それ」 理香の話にちょっと興味を持った良太が聞き返したその時、理香の背後から「古い話を坊やに聞かせて取り入ろうなんざ、お前もやきがまわったな」と茶化した声で速水
月夜の猫-BL小説です 花さそう15 BL小説 良太がリビングに戻ると、鍋も終盤に差し掛かり、京助や公一がデザートをトレーに乗せて運んできて、カウンターバーの前のテーブルに置いた。 ほとんどが参加者の差し入れだが、良太はパンナコッタのグラスを見つけて早速手に取った。 以前藤堂がオフィスに持って来てくれたパンナコッ
月夜の猫-BL小説です 花さそう14 BL小説 ロケットの蓋を開けると、そこには工藤の亡き母親の写真が入っている。 ルビーが本物かどうかなどより、母親の写真が入ったロケットなど工藤家の思い出の品であることが重要だろうが、良太としては、そんな高価なものを自分が預かっていることが何やら背中がむずがゆくなってしまうの
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太)13までアップしました BL小説 花さそう(工藤×良太)13までアップしました
月夜の猫-BL小説です 花さそう13 BL小説 「こいつ、犬が寄ってくるんだぜ? いつだったか、犬と一緒のCM撮りでさ、どうも犬がご機嫌斜めで撮影がストップしてたのが、良太が来たらえらく懐いて、俄然、撮影も調子よく進んでさ」 小笠原が笑いを浮かべながらしゃべる。 「そう言えば、イタリアでも加絵の犬や猫にやたら懐
月夜の猫-BL小説です 花さそう12 BL小説 「あのさ、ここはとにかく健全な、合宿なんだよ。変なことなんかあるわけがない」 断言した良太だが、これまでの佐々木に言い寄った面倒な男たちのことを考えると、沢村が心配するのも無理はないかとも思う。 まあ、その一人は無害なスラッガーだったからいいようなものの、沢村と
月夜の猫-BL小説です 花さそう11 BL小説 「ただ今戻りましたあ!」 元気よく走り込むように入ってきた良太と森村は、リビングに展開されている鍋料理に、「うわあ、うまそお!」とばかり突進した。 「あ、工藤さん、ちゃんと食べてくださいよ! あ、それとさっきのスーツ一式クリーニングに出しますから、あとで渡してくだ
月夜の猫-BL小説です 花さそう10 BL小説 リビングではちょうど公一を手伝って宇都宮や京助の友人で華道家の五所乃尾理香やその友人の友田彩佳がテーブルやいすを移動させたりして、食卓を作っているところだった。 そこへ千雪がやはり京助の友人の速水と一緒にカセットコンロやグリル鍋を運んできた。 いくつかのテーブルに
月夜の猫-BL小説です 花さそう9 BL小説 「藤堂さん、代理店の人なの。それと画家の五十嵐悠くんです」 そう説明したのは、黒いワンピースやブーツを脱ぎ捨てて、パーカーにスウエットパンツの裾を思い切り捲り上げた直子である。 「ども! 恵美、俺のワイフ、でーす!」 傍らでバケツを持って立っていた三田村は、ちょ
イノベーションによって、既存の業界が一気に破壊されてしまうということは、様々な場所で起こっています。この記事では、そうした業界破壊に注意することの意味について書いています。
月夜の猫-BL小説です 花さそう7 BL小説 良太は一つ溜息をついて、「いいじゃないですか、たまにはこういうのも」と工藤を窘めながら、玄関に置いた荷物の中から工藤と自分のキャリーケースを持って階段を上がる。 「貸せ」 工藤は自分のキャリーケースを良太から受け 取ると、たったか階段を上がる。 土産や差し入れの酒や
月夜の猫-BL小説です 花さそう6 BL小説 あちこちで、「お前と一緒だ」とか、「よかった、よろしくね」などという声が聞こえる。 いい年をした連中が、ったく、中学の席替えレベルだな。 工藤は周りを斜に見ていたが、「え、良太ちゃん、F? 俺と一緒だ」という声に工藤は眉を顰めた。 宇都宮だった。 宇都宮と良太が一緒の部
月夜の猫-BL小説です 花さそう4 BL小説 良太の傍らでまだ生きたいらしい自分の思いもさることながら、再検査の件で良太に寝込まれた上に泣かれた日には、さすがの工藤もとりあえずしばらくは、映画の編集作業も今のところ順調だし、仕事漬けのスケジュールを緩めるか、となったのだ。 「ちょっと工藤さん、聞いてます?」
月夜の猫-BL小説です 花さそう3 BL小説 もともとこの別荘は、東洋グループ次期CEOと目される太っ腹な東洋商事社長綾小路紫紀が東洋グループ社員の福利厚生のために古い屋敷にリノベーションを施し、綾小路家のイベントがある日以外なら、予約制で掃除等は各々の責任で足代と食事は自分持ちだが利用料無料で貸し出しており
月夜の猫-BL小説です 花さそう2 BL小説 工藤が空いている席に座ると、良太もとりあえず腰を下ろした。 「はい、どうぞ」 フットワークの軽い森村がすかさず、二人の前にコーヒーを置いた。 「サンキュ」 熱いコーヒーを飲んでようやく人心地ついた良太は周りを見回した。 辻や同じく猫の手の加藤、それに日比谷の芝ビルに
月夜の猫-BL小説です 花さそう1 BL小説 上里サービスエリアは上信越自動車道に入る少し手前にあった。 「あ、もう、走行車線に入った方がいいんじゃないですか?」 関越自動車道を走る車の助手席で、広瀬良太は案内標識を見ると、ハンドルを握る工藤に言った。 「いちいちうるさいぞ。軽井沢なんか何度走ったと思ってる」
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太) BL小説 「春立つ風に」の後になります。 昨年も参加した京助主催の軽井沢でのスキー合宿に、今年も良太やアスカ、秋山をはじめ、小笠原や森村のみならず、珍しく工藤までが参加すると言い出し、青山プロダクション一行は車数台で金曜の夕方東京を出発した。工藤が参加を決めたの
月夜の猫-BL小説です 嘉月15(ラスト、工藤×良太)アップしました BL小説 嘉月15(ラスト、工藤×良太)アップしました 「寒に入り」、「春立つ風に」へ続きます。 お正月シリーズはこれが最後となります。 イベント的には次はバレンタインでしょうか。 「お正月」は今月いっぱいは置いてありますの出よろしくお願い
月夜の猫-BL小説です 嘉月15 BL小説 「あの程度の酒じゃ、足りない。ラム酒開けるから付き合え」 何ごとかと思えば。 「え、お疲れだから寝るんじゃなかったのかよ」 とはブツクサ口にしてみたものの、良太はバスタオルを取ってジャージの上下を着ると、工藤の部屋のドアを叩く。 「開いてるぞ」 言われてドアを開けた
月夜の猫-BL小説です 嘉月14 BL小説 そう言えば今年に入って初めての一緒の食事だ、と良太は気が付いた。 オフィスで二人で食事というのも、悪くはないかもしれない。 「さっきの千雪さんと京助さん、何だったんでしょうね」 「いつもの戯言だ」 良太はちょっと噴いた。 「あ、例の、紫紀さんからのミッション、沢村の
月夜の猫-BL小説です 嘉月13 BL小説 「おめでとうございます。ボス、帰った?」 匠が聞いてきた。 「はい、昼過ぎに戻って来てまたでかけましたけど」 何だろうと良太は身構える。 「いやもう、スタッフみんな疲労困憊状態で、工藤さんも当然疲れてるはずなのに、最後まで気張ってたからな、また出かけたって、ほん
月夜の猫-BL小説です 嘉月12 BL小説 「俺がどうしたって?」 その時オフィスに入ってきたのは当の工藤本人だった。 「お帰りなさい」 良太はその顔から少し疲れを見て取った。 電話では話しているが、顔を見て話すのは今年初めてだ。 「おめでとうございます」 千雪の顔を見ると、「年明けから何かあったのか」と工藤が
月夜の猫-BL小説です 嘉月11 BL小説 「ただ今帰りました」 良太の分も昼の弁当を買いに行ってくれていた鈴木さんが戻ってきた。 「ふう、やっぱり寒いわね、今年は。風が強くって」 「すみません、ありがとうございます」 ガラス越しに見る外の風景は陽ざしが出ているようだが、実際は気温がかなり低いようだ。 「マルネ
月夜の猫-BL小説です 嘉月10 BL小説 「なるほど。沢村選手は繊細なんだね。しかしこれで、良太ちゃんが今後の広告市場を左右しかねないドンだってことがよくわかったよ。君を怒らせないようにしないとね」 「は?」 何わけわからないこと言ってんだ? この人。 第一沢村が繊細? どこをどう取ったらそういう結論になるん
月夜の猫-BL小説です 嘉月9 BL小説 すると紫紀は今社内にはいないが、向こうからすぐコールバックすると、秘書の野坂が言った。 「やあ、良太ちゃん」 五分もしないうちに紫紀から電話が入った。 「緊急事態かな?」 「あ、すみません、実は例の沢村の件ですが」 「快諾してくれた?」 何となく紫紀は勢い込んでいる。
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に244工藤×良太(ラスト)までアップしました BL小説 春立つ風に244工藤×良太(ラスト)までアップしました たまにはクリスマスを12京助×千雪(ラスト)までアップしました 一応、お正月エピソードもアップすることにいたしました。 嘉月(工藤×良太)トップページ、お正月、から入
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に244(ラスト) BL小説 辻、加藤、研二もやってくると、森村も手伝っててきぱきと荷物を車に運び込んだ。 これであとは工藤が帰ってくるのを待つだけだが。 良太は鈴木さんに一日だけ猫の世話を頼んだ。 セットしておけば自動でカリカリは出てくるし、水も同じくだ。 良太は手早くセーター
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に242(工藤×良太)までアップしました BL小説 あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 春立つ風に242(工藤×良太)までアップしました。 たまにはクリスマスを10(京助×千雪)までアップしました。 たまには~は、年を越してしまいましたが
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に(工藤×良太)239までアップしました BL小説 春立つ風に(工藤×良太)239までアップしました。たまにはクリスマスを(京助×千雪)6までアップしました。たまには、は短編のつもりなので、長くはならないつもりです
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に(工藤×良太)236までアップしました BL小説 春立つ風に(工藤×良太)236までアップしました。限りの月16(ラストxmascountdown工藤×良太)までアップしました。お付き合い頂き有難うございました。「限りの月」は月末までXmas count downのページからご覧
月夜の猫-BL小説です 限りの月16(ラスト) BL小説 いつだって思ってる。 このオヤジは俺なんかで満足してんのかとか。 どこまでも俺はあんたにとってガキなんだ。 クッソ、だけど今夜は離してやんないからな! ザマ見やがれ! 良太は心の中で毒づいた。 執拗な口づけにやがて頭の中から理性が飛び、酒のお陰で程よく弛緩した良
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に(工藤×良太)232までアップしました BL小説 春立つ風に(工藤×良太)232までアップしました。限りの月(工藤×良太 Xmas Count Down)9 までアップしました。時間が経過してから、追加のエピソードを入れざるを得ないことがあったりで、以前の話を少し変更するとこ
Amazon台頭で「町の本屋」は壊滅状態へ…Amazonが「次の犠牲者」に選んだ “業界”は
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月夜の猫-BL小説です 限りの月8 BL小説 「関西タイガースにCMオファーのアポを入れようと思ったら、そちらは青山プロダクションの広瀬さんが担当されていると言われてね、おや、と思ったんだよ。仲はいいとは聞いていたけどね」 「はい、沢村の意向でそういうことになってしまいまして。お話は持ち帰りまして沢村に話して
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に231 BL小説 現に新人には最初きつい対応をするはずの大澤流に弄られても森村は笑っている。 良太ならとっくに言い返しているところだろうが、森村は冷静なのか沸点が高いのか。 「工藤さん、今日は珍しく暇なんですね」 前を走る工藤の車のテールランプを追いながら、次のロケ地に向けて森
月夜の猫-BL小説です 限りの月6 BL小説 夕べは広告代理店プラグインのクリスマスパーティに良太も出向いたものの、いつもならいるはずのクリエイターの佐々木周平も顔を見せていなくて、佐々木のアシスタントの池山直子は何やら自棄になって酒をゴクゴク飲んだりしているし、良太もあまり楽しめなかった。 というのも、佐々木
月夜の猫-BL小説です 限りの月1 BL小説 忙しい年の瀬に、クリスマス寒波によって主に日本海側や山間部は大雪に見舞われ、交通機関にも大きく影響が出た。 新千歳空港では飛行機の発着が遅れたため、空港内で乗客が一夜を明かしたのを筆頭に、西の方が積雪で空のダイヤが乱れている上、東海道新幹線も運休や遅延となっ
月夜の猫-BL小説です 限りの月(工藤×良太) BL小説 忙しい年の瀬に、クリスマス寒波による雪のため、京都から工藤が乗った新幹線は関ヶ原辺りで動かなくなり、東京でのアポイントを変更せざるを得なくなり、良太に電話を入れて代わりに行かせ、ついでによもや夜までには着くだろうと良太と食事の約束をしたのだが