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── カチャ、「 お疲れさま 」「 ぅわっ、お疲れさまですっ 」だいたい午後のこの時間帯、店の裏から出入りするのはだいたいが業者でたまに関係者 · · · 無…
「 あ、そうそう料理長には俺からメールするから 探しに行かなくていいよ ─· · · っ、あちっ、 」彼は猫舌気味らしい · · · 特にそう聞いたわけではな…
パラレル R1806Cその事件はある日起こった僕のせいだ紛れもなく私情を挟んでしまった事による事故だっただけどそれはボスには言えない眠りこけてしまった、と言う事にするしかなかった僕は相変わらず、ユノのモニターを出来るだけチェックしないでいたお得意様がユノの部屋に入って行ったのを見て、それからモニターを切っていたんだ最初は、普段聞き慣れないブザーの音を何かの故障音かと思ったその音の出所がユノの部屋だと気付...
パラレル R1805Cユノは瞬く間に別格になったお遊戯の飲み込みも早かった指先までしなやかな踊りはプロ顔負けで、自分の魅せ方を無意識に知っているようにも見えた遊戯のない日もユノには客が群がる遊歩道を歩き、物色する男の目に止まるのは先ずはユノ身体は一つしかないからと値段を釣り上げても、それでも抱きたいと大抵の男は金を出す様々なポーズを習得したユノは、今日もガラス張りの部屋のソファーの真ん中で脚を組む浴衣の...
パラレル R1804C「チャンミンさん昨日診てくれるって言ったのにずっと部屋籠もって何してたんだよぉ…」「あー悪い悪い、面接みたいなものだよ。新しい人が来るんだ」「へぇ…、その人可愛いの?」「うんまあね。あ…ちょっとチクッとするよ?」ナンバー2のウィンウィンの部屋に行き、僕は彼に白玉注射を施すついでにビタミンの目薬を落として白目の充血を取ってやる「ほら、これで色男の完成。今日も頑張ってね」「はーい」「モニ...
パラレル R1803Cシャワーを浴びて浴衣に着替えたユノをベッドに横たわらせ、カーテンの方を向いて貰う「恥ずかしい?」「あぁうん…ちょっと…。でもいいから、やって」男らしくやってと言いながら、ぎゅっと目瞑っているそれが肩越しに分かって可哀想に思い、僕は引き出しの中を探った「リラックスできるもの…飲みますか」そう言うとユノは振り向き、僕の手の中の錠剤を覗き込む「何それ…」「もしかしたら気持ちいいと思える薬です...
パラレル R1802C「ユノって呼んで下さいチャンミンさん」彼はそういいながらビールを一口飲んでテーブルに戻す苦手なのかな?それともまだ緊張しているのかだけど半端な気持ちで来たんじゃない事だけは見て取れる短期間で多額の借金返済をしないといけないのだろう相当な覚悟をしてるに決まっているだけど未経験ね…僕はビールをまたぐびっとやって、一応彼の嗜好を聞いておくやっぱり、ノーマル男だっただけど男に誘われる事は何...
パラレル R1801C ガンガン煩いダンスフロアを抜け、階段を降りて地下のVIPルームのドアを開けるここまで来れば幾分か音も小さくなる「チャンミンさんおはようございます~何か飲まれます?」NIGHT CLUB「セル」のバーテンの一人が僕に尋ね、にこりと微笑んだ僕はいらないと手で合図しながらスタッフオンリーのドアを開けるそして長い廊下を歩き、更にエレベーターに乗って地下へ下ったエレベーターがガラリと開いて見えた景色は...
それはある休日の朝だった普通の日曜日の早朝、目を覚ました俺は隣で薄く唇を開けて眠るお前が可愛くて指先で鼻を触ったり、長い睫毛に触ったりして遊んでいた唇に触れようとしたら指先を嚙みつかれて、もう起こすなって背中を向けられた仕方がなくお前に腕をまわして二度寝に引き込まれていったっけ今朝も同じ朝だと思っていた目が覚めたらお前がいなくなっていた不自然な静けさに気がついてバスルームを見に行くと乾いたタイルと...
お前が誰かと付き合い始めた事を噂できいたあの笑顔は輝いているだろうか一緒に暮らしていた俺の部屋からお前が出て行って暫くはほっとしていたんだ馬鹿な俺は自由を感じたお前の事もいつの間にか忘れていた・・・はずだった夜型の俺は遅くまで外をほっつき歩き空を見上げたり、お気に入りのステップを踏んで夜の静かな空気と戯れた遅くに部屋に戻りベッドにダイブする両手を広げて大きく息を吸う朝もぎりぎりまで眠って、シャワー...
ユノさんにそう言われると、そうだったかもしれないと思った僕は臆病だから、鹿以外の動物に生まれ変わる事が怖かった寿命が来るといつもユノさんにサヨナラを言う為に、一生懸命にそばに歩いて行った気がする臆病な僕はユノさんを見送って、ユノさんのいない世界に一人でいる事が怖かった生まれ変わるまでも、星空に漂っていて空のしたの様子を伺っていたんだどんどん周りの星が降りて行って、新しい命に生まれても僕はユノさんを...
「 もう堕ちてる · · · 焦らさないで 」掴まれた腕は直に貴方の体温を感じじわじわと熱くなり始めてる「 · · · 今夜のユノは · · · 」「 ん?…
" 君がいい 君だけがいい " わけを知りたい · · · コンクリートの照り返しで目眩がするほど暑く眩しかった夏も終わりを告げると早足で秋が顔をのぞかせ…
いつもの夢を見ていた僕は星空に浮かんで漂っている近くの星が流れて落ちていくような、光の線を目で追うチャンミン・・・そう呼ばれて目が覚めた僕の手にユノさんの手が重なっているユノさんがゆっくりと僕の手に顔を近づけて、自分の頬に当てる僕は手でユノさんの頬の感触を教えられた気がしたチャンミン・・俺はあれから何度も人間に生まれていたんだよチャンミンは慎重な性格だったから、中々他の動物にも生まれ変わらなくてさ...
ソファーに座ってユノさんを見ると、優しい眼差しで僕を見つめていた「チョンさん、僕たちは何処で会っていたの?僕が忘れるくらい幼い頃のこと?」チョンさんは首を振った「チャンミン・・信じられないと思うけど、もっともっと遠い時間なんだよ。何度も生まれ変わってやっと今の形で出会えたんだ」「生まれ変わって・・・?今の形?全然わからないよ」ユノさんは笑って、うんうんと頷いたそして、風邪をひくといけないからちゃん...
部屋に入ると、ダブルの部屋で大きな作りだった結構上のランクの部屋だなあと思った荷物も中途半端に開けてあり、別にそれを気にもせず先にシャワーを浴びちゃうなと言ってバスルームに消えてしまったユノさんのペースがよくわからないから、僕は窓際にある小さなテーブルにクランチバッグを置いて、窓の外の景色を眺めていた濡れた頭をタオルでガシガシと拭きながら、チャンミンも入っちゃいなよと、着替えを貸してくれたから素直...
「ユノさん、僕はすっと昔に仲が良かったんですよね・・」「今日はこれから行くところがあるだよう?それが終わったら話そう」「僕はお手って聞くと、胸がざわざわするんだよ。」「後でな・・さあ、待たせているんだろ?行こう」僕の車でキュヒョン達が待つレストランに向かった車を止めて、駐車場から店内に入る予約していたから、料理がすぐに運んでもらえたキュヒョンもミノも、ユノさんに会えてとても嬉しそうだったオーストラ...
チョンさんは階段を最後まで降りると、一緒にいた人達と挨拶を交わして真っ直ぐに僕の所に来た「待たせたかな、ごめんな」 そう言ってポンっと僕の肩を叩いた僕は首を振って、今きたところですと答えると自然に肩を組み、久しぶりだ元気にしていたかと笑った僕はそれだけで立ち止まってしまったなんて言ったらいいんだろう突然僕は泣きそうなくらいにチョンさんが懐かしかったそんな僕をチョンさんは驚いた顔で見つめたそして静か...
僕たち家族はは動物園が広すぎて、結局は全部は見ることが出来なくて、途中で小さな列車に乗って出口に戻ったまたみんなで来ようと言って、電車に乗ってソウルに戻った家に帰ってきたら夕方7時頃になっていたので、明日からみんな仕事だったし疲れもあったから夕食はデリバリーを頼んで済ませた旅行で撮りためた写真を皆で眺めながら少しのんびりとした日常に戻れば時間が過ぎるのもあっという間で、いつの間にか季節も変わってい...
時間をかけて外に出て来るのを見守っている人が増えていたそれに気がついた係りの人が、観客に向かって「シー・・」と指を唇に当てたその真面目な姿が何とも可愛らしくて、クスクスとした笑いを誘った和んだ雰囲気の中でやっと二匹の小さな小さな虎が出て来た母虎がよくできましたとばかりに、二匹を順番にペロペロと舐めまわした舐める勢いに負けてコロンと転がる小さな虎にまたほのぼのとした笑いが広がる主役は小さな虎だからか...
皆で先ずは園内を回っている列車に乗って、動物園の一番奥まで移動した途中で降りて見ても大丈夫だったけれど初めての場所だったから全体を見たかったキリンやぞう、カバなどのポピュラーな動物達が広々とした所で遊んでいるそれぞれに名前がついていて、看板に可愛らしく紹介されていた一つ一つが本当に大きく作られているから、きっと一日ではまわりきれない人も結構いそうだな園内の地図があるパンフレットを眺めながら、何とな...
僕が仕事を始めた年に、下の妹が大学に入学した母は落ち込んでいる暇は無いわと言って、明るく過ごしているけれど夜中に父の遺影に向かって涙ながらに話すのをたまに見かけると切なかったまだ妹たちがそばにいてくれて、上手に母に甘えてくれていたから僕は助かっていた不器用な僕だけだったら、とても寂しくさせてしまっただろう僕は少しずつ仕事に慣れながら、微力だけれど家族を支えた妹達が順番に銀行に就職をするとだいぶ家も...
僕のオーストラリアでの生活が始まった早朝からレスキューの所に入院している各動物達の場所を清潔に掃除した水を変えたり、保護された動物達の元気な子供の遊び相手をしたりしながら餌の準備を教わり、順番に皿に入れていくどこを触れて良いとか駄目だとかも覚えておかないと事故に繋がる午前中に授業のようなカリキュラムがあり、実際に先生達がする治療を見ながら覚えていくこの場所はグロテスクな怪我をした動物達が多く、僕み...
飛行機に10時間ほど乗ってたどり着いたオーストラリアは、修学旅行で行った時と変わらない空気だった先ずはあの虎のいた動物園に向かった数年経っているから見ても僕には見分けがつかないけど、行きたかったバスを下りて入り口でチケットを無事に購入出来たら、やっと実感が湧いてきた修学旅行から帰った時は、本当にもう一度ここに来れるなんて思えなかった園内に入ると懐かしい感じがする水をゆっくりと飲んで、近くにあるゾー...
復学して僕はすぐにはバイトをせずに、少しのんびりと近くにある動物園や水族館などに出かけた軍の殺伐とした年月は想像以上に僕にはこたえたんだ誘われるままに女の子と遊んでみたりもしたけれど、それでは僕は癒されなかった動物園に癒しを求める僕の事を、まだ子供なんだと言われても別に腹も立たなかった動物園に行ったり山に登ったり、家族と一緒に過ごす時間の方が僕には大切だった軍の生活で各々の価値観の違いがはっきりと...
そうして僕たちはミノと一緒に韓国に帰ってきたたくさんの思い出とお土産話がきっとこれからも僕たちの絆になるだろう僕たちは本格的に受験勉強に入った僕とキュヒョンとミノはIT企業への就職を目指すことにした広い分野だから、ロボットからスマホやゲームまで色々と挑戦できるのが魅力だ物理などの数学的なものが必要になるどちらかというと僕は読書が好きな文系のタイプだから、より頑張らないといけないと思った塾から帰ってか...
強い力で引っ張られるような、そんな感覚だった離しちゃいけない必死に掴もうともがくあの夢の底の想い気がつけば何処かで横になって天井が見えたユノさんと言う人がそばに座っていた「大丈夫ですか?貧血だったみたいで…ミノ達は先生の指示でまだ園内を周っています」「…あ…僕も行かなくちゃ…」「無理に起きない方が…」そう言って水を渡してくれた何だったんだろう思い出せなくて頭を抱えたら、ユノさんが、頭痛い?と心配そうに...
小さな動物達がいる所を周りながら道なりに進んでいくと、鹿のゾーンになった「おお!チャンミンだ」 とキュヒョンがふざけて言った僕たちは近くまで行って眺めていたら、ミノが鹿の角を見ると年齢がわかるんだよと教えてくれた角の枝分かれの数が多い方が年上らしい餌でももらえると思ったのか鹿たちが寄ってきたまだ小さな子鹿が細くて折れそうな足で何だか嬉しそうにひょこひょこと歩いている何だかいいなあとほのぼのとした気...
僕たちのグループはまだ人の列が出来ていないバスに乗って園内を少し見ることにした韓国の動物園の何倍の広さなんだろう、もはやサファリパークだバスに乗ってまわっても半分も見られないけれど、自然を満喫する動物を楽しもうと思った走り始めてすぐにサルや名前のわからない動物が木々の間を行き来するシマウマ達が離れた場所で走っているうまい具合に草食動物と肉食動物を分けてある動きの早い動物が走りまわれる広さと空の広さ...
翌朝起きて皆でレストランのバイキングに行って朝食を食べた先生方も顔に疲れが出ていて目の下に凄いくまを作っていた僕は先生にはなれないな・・・、生徒の付き添いで外国に行くなんてどれだけ心配事があるかわからない僕たちの私立高校はわりと生徒がのんびりとしていて問題を起こす子も少ない先生達の何人かはそんなおっとりとしているのが、逆に心配に感じるらしいどんな事も表と裏があるように、良い面と悪い面があるそんな事...
何でだろう・・・胸がざわつくでもスケジュールはとてもタイトだったから僕たちは進んでいった移動に時間がかかるから、決められたレストランで食事をした「チャンミン、さっきの話しなんだけど知っている人じゃないんだろう?」「うん・・、でも何だか引っかかるんだよね。小さい時に会っているのを忘れているようなそんな感じがする」「そっか、もしもこんな風に外国で出会うならすごく縁がある人なのかも知れないよなあ」「急い...
翌日はバスで結構遠いところまで移動して、野生動物レスキューセンターに行ったそこではボランティアの人達がたくさん働いていた親を亡くした小さなカンガルーやら怪我をした動物達がいたボランティアの人達の中にはアジア系の人もいて、韓国の人もいた僕はとても興味が湧いて色々と質問をさせてもらった聞いてみると、こちらのボランティア活動を経験したのがきっかけでなんとボランティア留学をしているらしい動物の数も日本と比...
オーストラリアと言えばやっぱりカンガルーだよなってキュヒョンが嬉しそうに言う僕たちは動物園のなかをゆっくりと歩いた動物っていいなと素直に思うカラフルな鳥たちも、夜行性で見られそうにない動物も、みんなそれぞれに可愛いさっき触ったコアラのおかげで、何だか胸が温かい少しホームシックのような感じで、家のペットに会いたいなんて思ってしまった動物園の出入口付近のお土産屋さんに寄ると、ついつい柔らかいぬいぐるみ...
僕たちはイルカに会いに行ったり、歴史的な物を見に行き一週間が過ぎたレポートの中間発表会なんてものがあるので、遊び気分半分、勉強半分だレポートの中間発表会の後は、自由に過ごせる日があるその日は僕はさすがに疲れが出て、ホテルでずっと休んでいた昼頃になって、やっとベッドから起き上がり着替えたキュヒョンは他の友達と少し買い物して早めに戻ると言っていたから持ってきた本を読みながら、キュヒョンが戻るのを待って...
翌日から幾つかのグループに分かれて行動をした僕たちは動物園も行きたいというお楽しみは最後に残して、先ずは建築物を見に行ったシドニーのオペラハウス初日に通り過ぎただけだったから、今日はゆっくりと中を見物した定番中の定番だけど、そういう所だって外さないで肌で感じる方がいい今日はここと美術館に行く自分達の普段の生活の中では行く機会が少ない美術館絵のことなどわからないけれど、本物を目の前にすると全然違う違...
僕はこの旅行でたくさんの動物と触れ合いたいと思っているコアラやイルカ、他にもたくさんの動物園やサファリパークがあるキュヒョンもコアラを抱っこしたいと今から楽しみにしていた僕の瞳は小さな頃から皆にバンビアイと言われていたキュヒョンもトナカイみたいだと時々言われるらしい前世は兄弟だったのかなキュヒョンが早速ホテル内の売店に行こうぜと誘ってきた英語を使いたいらしいそうなんだよね・・・修学旅行のテーマの中...
長い長い時間を飛行機で飛んで、僕らはオーストラリアに到着した空の青さや高さが違う気がする僕は思いきり深呼吸をした何故か懐かしさを感じる空気にときめくみんなでバスへと移動して、まずは歴史的な建物の見学から始まった外国での団体行動は、当たり前に目立つ旅行前に渡されたガイドブックに載っていた、文化の違いからくる禁止行動を思い出した僕はそういう文化の違いを知る事やマナーをとても大切だと感じていて、キュヒョ...
期末試験が終わり僕たちは夏休みに入った夏休みの最後の二週間にオーストラリアへ修学旅行に行くまではキュヒョンと一緒に塾に通った僕たちの国の学歴社会制度は半端ない厳しさだ地方の大学に入っても就職先はないし、稼げなければ結婚も出来ない留学する人もたくさんいるし、僕もキュヒョンも大学生になったら兵役に行く忙しい人生設計図だけど僕らだけじゃなく、皆が同じように一生懸命にやっているとにかく都心の有名大学に入ら...
僕はずっと暗い所に浮いていた何の音も聞こえないただ、時々何かとすれ違ったりどこかに動いていたり、止まったり・・・長い間そうしていた··························································ああ、いつもの夢だ何度も見る夢誰もいない場所で、多分夜空に浮いている数え切れないほどの星たちが流れて消えて、また輝いて繰り返し星たちが僕の近くを流れている「チャンミン、起きろよ!自習終わったぞ!学食のランチがなく...
年をとるごとに俺とチャンミンは群れから離れて柵越しにくっついている時間が増えていったお互いの感触が一番落ち着く俺たちはいつの間にかサファリパークの名物になっていたらしく、珍しい虎と鹿のカップルだと見物にくる人間が増えたらしい係の人間も見守ってくれた案外と他の動物たちは俺たちの所に集まるのを楽しんでいて、特別な事はなかったそれぞれの寿命を全うして、世代が変わっても何となく俺とチャンミンがいる場所が目...
「 ンわっ! 」「 っ?!」突然の叫び声で目が覚めるとまんがの様に勢いよくベッドから降りようとするユノの背中が目に飛び込んできた「 やばい何時だ?!寝過ごした…
─── カラン、ちょうど入れ違いで帰る常連客を先に譲ってから中に入ると客席を片してるヒョンと目が合った「 チャンミニヒョンこんばんは 」おそらくこの雑然とした…
隔離期間中は読書三昧の予定で大量に本を持参したわりにまだ2冊しか読み終えてない · · · 原因は。── カチャン、「 お疲れさまです 」「 わ。びっくりした…
今夜は 1つ前の駅で降りた。ピーク時を過ぎたホームは人もまばらで雨に混じって微かにとどく潮の香りが心地よい改札をくぐりぱらぱらと傘にあたる雨音を聴きながら15…
どこか懐かしい感じがするカフェ『 cinéma 』の扉をそっと押し開けると · · · · なれたほろ苦い珈琲の香りに混ざって甘めな柑橘系の香りがふわっとあ…
さっきのアレ · · · はどう返せば正解だったのか。キッチンから聞こえる軽やかな鼻歌を耳にしばらく雑誌をめくりながら考えていると · · · 「 おまたせ~…
「 おまたせしまし · · · た · · · 」 ?「 え · · · 」 ??顔を上げると鮮やかな蛍光色のメロンソーダのグラスが 2つ、目に飛び込んできた…
▫️「 「 ただいま ~ 」 」「チャンミン、はい お疲れお休み~ っ 」「 · · · · お疲れさまです」─── ピルルルルルル · · · · ブチッ…
── ピンポーン「 遅くなってすみません待った? 」約束の時間よりもだいぶ遅れ日付けも変わってしまった玄関の扉をくぐると同時に愛くるしい恋人を抱き上げリビ…
─── カチャン、空いた皿をまとめながら窓を叩く雨の音が強くなってきたことに気がついた · · · · 「 少し風も強くなってきたね 」「ですね 」「 帰りの…
昼間の容赦ない陽射しが照りつけた地上の空気は暗くなってもまだまだ冷めず身体に重くのしかかる · · · 「 はぁ · · なんで外よ?蒸し蒸しするってのに ·…
『 ごちそうさま 』「 ありがとうございます お気をつけて 」── カラン、顔馴染みのお客さんを送り出し今夜は少し早いけれど店を閉めることにした「 お? 」メ…
盆の一大イベント棚経も家族総出で無事周り終えひと段落した翌日 · · · 決まってあいつが姿をあらわす「 檀家さん参りお疲れさまユノ年々貴方の絽の法衣セクシー…
帰りのコンビニで棚に手を伸ばしながらふと彼が笑みを零した「 そうそうお土産なんだけどさぁ 」思い出し笑い?いちご牛乳持って · · · いい大人の男なのに不思…
Y21歳,C実年齢執事設定22(最終回)Y沢山の経験をした俺のロングバケーションも終わり、出発の朝を迎え俺はどんよりした気持ちになる最悪な事に、今日はどしゃぶりの雨だった「こんな日に帰るなんてー…嫌だ嫌だっ、俺このままここに居るっ」「飛行機乗ったら雨とか関係ないでしょ?ほら早く乗って下さい」リムジンの後部ドアを開けられ、俺は無理やり中へ押し込められるチャンミンは寂しくないのかよと言うと、それとこれとは別問...
それから数年後子孫を残すために俺は雌をあてがわれた本能に従って匂いを嗅ぐと、お腹のあたりがもぞもぞとした月がまあるくなった日に、どうにもならない衝動に駆られて交尾を繰り返した衝動が収まると、全く何事もなかったかのようでまるで俺の体は何かが取り憑かれたように感じたのが不快だった今は何でもない平凡な毎日に戻れたことでホッとしたチャンミンと変わらずに前足を重ねる日々の重要さが今更だけど俺を救ってくれる気...
#Welcome 天気予報。& 私もやってみました~今日のおみくじ
ようこそ かわい子ちゃん ♡Ciao.Ciao !!ご訪問ありがとうございます 大型過ぎる台風接近。大気の具合が不安定でかなり離れた地域でも大雨厳重警戒い…
Y21歳,C実年齢執事設定21Cほんのりとユノからペトリュスの香りが漂う前はただ酔っ払って気分を悪くしていただけそんな子が、たった1ヶ月半で急に大人になったように見えて不意に寂しくなる会えない間にまたユノは成長するんだろうかまあそれも楽しみだと僕は思うことにするだって、今でもこんなに美味なのだからワインの味のキスをしてユノの胸を撫で、僕は熱くなったユノを優しく握るとろんとした目が僕を見下ろし、何度か瞬きを...
回復してからも今までと変わらずに動き回り、みんなと一緒にお喋りをしたチャンミンはみんなとお喋りをした後に出来るだけ長く俺と一緒にいるようになった柵の所で身体を寄せ合って座り、頭も寄せ合っていた時々、ペロペロとお互いの顔を舐めた俺さ、チャンミンとずっとこうしていたいって思うんだよ他の友達も大切だけど、チャンミンはもっと違う特別なんだ誤解しないで怖がらせたくないんだけどもっとくっついて甘嚙みをしたいっ...
Y21歳,C実年齢執事設定20Cユノは帰ってくるとすぐに机に向かい、PCを立ち上がってレポートの続きを始める少し休んだら?と声をかけるが、早く終わらせたいからとPCと睨めっこをしてだけどやっぱりうーんと唸り、椅子に持たれて後ろで手を組んだ「チャンミンわかんない」「はあ…」「ここ見て、最後の段落」「うーん、これはですね…」結局、何だかんだとユノを甘やかしてしまい、僕の言った言葉そのままをユノは打ち込むこんなんでい...
俺が外をのんびりと歩いているだけで、皆が集まりだした鳥たちが皆に知らせたらしい柵の向こう側にたくさんの友達が次々と ユノ~と言いながら現れた俺は順番に挨拶をして、ありがとうと伝えたヤギの姉さんが来てくれて、ユノちゃんは私よりも先に死んじゃ駄目よと言ったぞうさんも来て鼻で抱えていたフルーツを柵の上から投げて寄こした自分の今日のおやつなのに、俺のためにとっておいてくれたらしいキリンのキー君もゆったりと...
Y21歳,C実年齢執事設定19Yバイト先のロッカーで着替えていると、ヒチョルが入ってきて俺を見るなり抱き締めた「おいちょっとヒっ…」「ユノヤー、お前かわいいな。」そう言われ、にやりとされて俺は思い出すそう言えば…あの日、あのままこの男とホテルに行こうとしてたんだったそれをチャンミンが追いかけてきてヒチョルは帰ってしまい、そのままだ「あ、あのさ…」「幸せそうな顔してかわいいって事だよ」ヒチョルは俺の頭を撫で回...
ある日の午後、いつものように遊び終わり柵の所に行ってみんなと一緒にお喋りをしていたチャンミンはまだ離れたところで雄たちの群れの中にいたチャンミンの子供がお母さんと一緒に遊んでいて、ぴょんぴょん走っているうさぎさん達とスズメのピーとお喋りをしながら、何となく視界の端にチャンミンの子を見ていたその先に・・・一匹のヘビが見えたまずい!俺は立ち上がり走った子鹿が動けなくて固まっているお母さんが威嚇の声を上...
気がついたのは、俺たちが大きな怪我をした時に運ばれる部屋の中だった俺は動けなくて目を開けるのが精一杯だった前足と首の後ろに何か管がつけられている目が覚めた俺に気がついた人間が近くにきて、顔を拭ってくれたそして少しずつ口の中に水をたらしてくれて、それが冷たくて美味しく感じた良かった・・と人間が呟いた俺は頭がぼんやりとして、水を飲んだらまた目をつぶって眠ってしまったそれからは時々目が覚めて、その度に水...
Y21歳,C実年齢執事設定18Yチャンミンを受け入れる為の場所にシャワーをあて、ゆっくりと中を洗われたただの洗浄なのに俺は立ってられなくなってチャンミンにもたれかかる「いいですよ、ユノ気持ち悪い?」「ぁ…ぅ、ん……」「ユノこれは洗ってるだけだから」そう言いながら、チャンミンは自分の開発した俺の好きなところをじっくり擦る「ぁ……っ、ぁ」チャンミンはイジワルだイジワルで行為の時はエッチでそして優しい俺に厳しい言葉...
サファリパーク全体が賑やかな季節だった人間もたくさん遊びに来て、俺たち動物を見て指をさしたり写真を撮ったりした少し離れたところでは、人間を乗せたバスが走りライオンたちがそのバスに付けられた肉を食べるようにしたりヤギさん達に葉っぱを食べさせたりうさぎさん達を触らせたりしていたチャンミンは家族で現れて子供に何か教えていたチャンミンそっくりの子鹿を連れてきて俺に紹介をしてくれた俺は何だかその子も守ってあ...
Y21歳,C実年齢執事設定17C僕はユノを玄関のドアに押し付け、ユノと舌を絡めるこんな強引な僕は嫌い?初めてか?ユノは少し戸惑いながら、それでも僕に応えようと僕の肩に手を置いて僕をぎゅっと掴んだ僕を赦してくれたのか?本当に…早とちりで若くて、鉄砲玉みたいにどこかに飛んでって消えていきそうそれは困るから、僕が捕まえるずっともう、離したくない「ユノ…」「チャンミン…よく考えたらこんなとこで…っ…」「お父様は出張で...
そうして俺はチャンミンの角を宝物にしていつもそばに置いていた夏が近づいたある日、珍しくチャンミンが早い時間に群れで現れて草を食べていたチャンミン達は体の毛が生え変わり、白い斑点が見える俺の好きなチャンミンの可愛い目によく似合っているチャンミンの近くに小さな子鹿がひょこひょこといて、俺がチャンミンに会った時を思い出したチャンミンが俺を見つけて走って来た相変わらず嬉しそうににっこりと笑っているもう新し...
しばらくは何となく元気が出なかった俺は母さんの隣でじゃれていた母さんは歴史を語れるヤギの姉さんは素晴らしいわと言った大抵は自分たちの先祖がどれくらい偉いかの自慢で終わるから、ちゃんとした歴史を話をしたヤギの姉さんに今度会ったら母さんからお礼を言うわねユノのお友達には素晴らしい動物がいるって事が母さんの自慢ね母さんは俺の体を毛づくろいしながら、今日も優しくしてくれた俺はたくさん母さんに甘えた後で、水...
柵に寄りかかりながら立って見ていると、他の動物達が ユノ~ と言って遊びに来たうさぎさんがぴょこぴょこ来て今日の仲間の話を聞かせてくれたり、むしゃむしゃと葉っぱを食べてモグモグしながら、ヤギさんが来てのんびりと尻尾を揺らして散歩にきたリス君が戻って来て、驚かせて失敗しちゃった・・ごめんと謝りに来た俺はリス君に怪我はしなかった?と聞いたリス君が大丈夫だよって言ってくるりと一回転して見せた俺はありがとう...
それから2~3日して、鹿の群れがまた現れた俺は気がついてから直ぐに柵の傍に行って、あの小鹿を探したいたいた・・お母さんにくっついてひょこひょこと歩いている脚には白いテープが貼られて、体にも何か貼ってある痛々しいぞ・・柵に向かって立ち上がり様子を見ていたちびの俺が立ち上がっても誰も怖がらない今日は俺を見つけたリスが遊びに来たユノ~元気そうだね!と体の割に大きな尻尾をゆらゆらさせながら言った俺はうん今...
俺はピーから聞いた鹿のケンカの話のおかげで、すっかり落ち着かなくなったピーは話し終わると直ぐに夕方になる前に帰らないと群れからはぐれるって言って飛んで行ったこの柵にぶつかって転んだあの子のことだよなひょろっとして危なかっしくてドジだからケンカに巻き込まれたのかな姿が見えない事が俺を不安にしたでも今日はうさぎ達も現れなくて誰ともその後話せなかった母さんの所でゴロンとして甘えながら考えていたらユノは今...
あるよく晴れた日、俺が仲間たちと遊んでいた時に、柵の向こう側に鹿たちがいるのが見えた今日はたくさんの鹿の親子が遊んでいる立ち止まり眺めてあの子を探したけど、似ている子はいたけどあの子がいなかった俺はまた仲間たちと追いかけっこを始めて、木に登ったり転げまわったり思い切り運動をした水場に行ってがぶがぶと水を飲んで、ついでに水浴びもしていつもの柵の近くでぼんやりとした今日はすぐに眠ってしまったらしいユノ...
その日から、午後になると柵のそばであの子が来るのを待った痩せた脚なのに高くジャンプしたんだぜ俺に驚いた時の目が可愛くて、友達になりたかった柵の向こう側には草を食べる動物達がたくさんいる皆始めは俺達虎を見ると逃げるんだけど、慣れるとまだ体の小さな俺の事を怖がらなくなるウサギだって、山羊だって、キリンだって友達になってくれたいくら肉食動物だと言っても、俺は友達を食べたりしないよ人間がくれる食べ物でいい...
俺の声に驚いて、転んだその子が飛び起きたぴょ~んと跳ねて柵から離れて俺を見たなんだ、跳ねられるなら大丈夫だな・・・そう思ったところで、一緒にいた大人がまるで俺が悪者のように見てその子に合図を送って走って行ってしまったちぇ・・俺は他の動物たちと友達になれるんだぞそりゃあ 俺の声に驚いたかも知れないけどさ・・・俺は立ち上がり母さんの所に行ったなんとなく悲しくて母さんの隣でゴロンと横になり、腹をなめて毛...
俺がまだまだ小さい頃は、他の虎の家族もいてよく子供達で遊んだ俺たちがじゃれて転がったり走り回ったりすると、遊びに来た人間が指を指して喜んだよくカメラとか向けられた俺たちは人間に慣れていたからピカッと光っても驚かなかった外では虫という生き物もたくさんいて、俺たちは飛ぶ奴らを追いかけてみたり目の前を歩く奴をじっと見て遊んだ空から突然「雨」という水が降ってきても気持ちが良くて人間に呼ばれるまで外で遊んで...
俺は人間を噛んではいけない、爪で引っ掻いてもいけないと教わり、父さんと母さんにも厳しく躾けられた父さんは虎の生き方を教えてくれた例え人間の言うことを聞かなければ生きていけないとしても虎としての生き方がかっこいいから、サファリパークでも人気があるんだって堂々とした姿を皆に見せる事が俺達の仕事なんだぞって言った俺はわからないなりに父さんのマネをした俺達のいる所は、普通の動物園とは違って本物の自然がある...
俺は虎サファリパークで生まれたんだ名前はユノ父さんと母さんと、人間に育てられた小さい頃は大きなガラスの壁がある部屋で、寝たり母さんと遊んだりしていたたくさんの人間がガラスの向こう側からじっと見つめていた人間にたくさん教わりながら、気がつけば肉を食べられるようになりガラスに囲まれた所からもっと大きな空が見える場所に移された「外」という場所は、風が吹いたり太陽が暖かくてまぶしかったりして、気持ち良かっ...
初めましてStrawberry Station の 呑気ないちご と申します。急に大好きな東方神起のユノとチャンミンの妄想小説を書きたくなりました。いつも唐突です。後は日常の呟きやら、ユノとチャンミンの事をお喋りしたいな応援をよろしくお願いいたします。にほんブログ村...
Y21歳,C実年齢執事設定16Y「ユノいいのか?話があったんじゃねーの?」「…別にいいよ」「今なら戻れるぜ?」「お前は俺とヤりたくないのかよっ…!」下品に口走ってしまって俺はヒチョルをちらりと見る彼は困ったように笑って、しゅんとした俺の膝に手を置いた「別にいつでも相手してやるよユノ。でもお前と寝てお前を離せなくなったらめんどくさそうだな。わがままだし」ハハッと笑われ俺はまた拗ねる「どういう意味だよ」「なんか...
Y21歳,C実年齢執事設定15Y「あーユノお疲れ、お前この後どっか行くのか?」「いや、帰るよ?」「んじゃ今日車で来たから送ってやるよ」同じ時間にバイトが上がったヒチョルはそう言って俺に肩を組むそれならお言葉に甘えて‥と俺はヒチョルと一緒に映画館を出た「車は?」「あーパーキングが裏にあるからそこに停めてる」「バイト代が駐車場代に消えるな」「アハハハ!まぁそうだな、でも金なんて別にいいから」エレベーターの中で...
Y21歳,C実年齢執事設定14C「ユノここは段落を一つ下げた方が…」「あぁ…うん。チャンミンこの結論付けのところはどうしよう」「そうですねぇ…」結局、僕は今ユノと二人でPCと睨めっこをしているてっきり進んでいると思っていたレポートが白紙だったからだこれをしていると思っていた間にユノはバイトをやっていた自分が飲んでしまったワインを弁償する僕の為にだから今こうして僕が付き添って見ているのだけど、半分手伝ってる状態...
Y21歳,C実年齢執事設定13Y好きですよ……ユノって言われちゃった……俺は堅苦しいジャケットを脱ぎ、タイをほどきながらソファーにダイブするそして自分の唇に触れると頭がぼうっとした凄いキスだっただいたい男がキスだってリードするもんだから俺も今までそうしてただけどあのさっきのキスは違ったあんな包まれるように、攻めるように味わわれ舌だけで感じさせられるなんて初めてで、脳みそが溶けちゃうのかと思った経験を積んだ大人...
Y21歳,C実年齢執事設定12C僕はリムジンを裏口に回して、車の外でユノを待つ五分程するとユノはやってきて、僕の開けた後部席ではなく、自分でドア開け助手席に座った「後ろ広いのに助手席でいいんですか?」「うん、いい」ユノはやっと‥と言うようにネクタイを緩めてシャツのボタンを二つ程外した「疲れたよ…人酔いしちゃった」「そうですね、帰ってゆっくり休んで。では行きますよ」アクセルを踏み、車を動かす僕をユノはちらりと...
Y21歳,C実年齢執事設定11Y約束の時間に迎えにきてくれたヒチョルの車の中で俺はスーツに着替える「ユノなんて言って出てきたんだ?執事がうるせぇだろ?」「ああいや…チャンミンも親父の送迎でもう居なかったからすんなり出てこれたよ」「チャンミン…?」「ああ俺のとこの」俺はそう言いながらバックミラーを使ってネクタイを締め、帰る際に着替えるラフな私服を隣に置いた「帰りはこれ着て帰るからここに置かせて貰うよ。今着てる...
Y21歳,C実年齢執事設定10Y気軽く好きと言ってしまってもチャンミンは動じなかったあれから何か特別な事があるかと言うとそんな事はなく、いつものようにチャンミンは俺に世話を焼くそりゃそうか大人の色香を漂わせてるゲイの男が、こんな大学生のちゃらんぽらんノンケなんか相手にするわけない俺はれっきとした普通の男だったし、留学先のスイスでは女にもモテてるいや、何人かの男に言い寄られた事はあったけど…まぁ気持ち悪いと...
Y21歳,C実年齢執事設定09C零時を過ぎ、ユノはやっぱり僕のところに来てちょっと恥ずかしそうに言った「チャンミン…やっぱり痛くて…シャワーが持てない…」僕はいいですよと言ってユノをシャワールームに連れて行くさっきはついいけない癖が出てしまったし、あの時にからかわれた気がしたからやり返しただけだだけどあれからユノは妙に大人しくなって、脱衣場で服を脱ぐ時ももたもたしていたまぁ痛いのだろうけど…「ほら、ゆっくり脱...
Y21歳,C実年齢執事設定08Yなんかチャンミンにお風呂に入れて貰った記憶があるあんまりよく覚えてないけど、ちょっと恥ずかしかったな…そもそもなんでこんな事になったかと言うと、俺が親父のシャトーペトリュスを飲んじゃったからだだってチャンミン、かっこよかったんだもん俺も真似して飲んでみたくなったんだでもまさかそんなに大事なものだったなんて…どうしよう、チャンミンが自腹で払うのか?なんか本当に申し訳ないここは俺...
Y21歳,C実年齢執事設定07Cコンコンユノの部屋をノックする返事がないのでもう一度コンコン……「もう…まったく…」ガチャリと開けて、ソファーに偉そうにふんぞり返っておられるユノ坊ちゃんに声をかける「ユノ、お父様が明日の…」そう言いかけて僕は思わずソファーに駆け寄った「ちょっとユノっ、どうしたんですかっ」「えー……?あーー……」そこには真っ赤な顔をしたユノがいて、テーブルの上には倒れたグラスから赤い液体が零れてい...
Y21歳,C実年齢執事設定06Y「ユノほら…涙拭いて下さい、今日は久しぶりにお父様が帰って来られるから一緒に夕食ですよ」「えっ…うそ」「嘘じゃないです。落ち着いたら降りてきて下さいね、先に行ってますから」チャンミンはそう言って俺から離れ、部屋から出て行ってしまう俺はハァと溜め息をついてスマホの時計を見た7時か珍しいな…親父と夕食なんて嫌だけど仕方ないきっと留学先での事をいっぱい聞かれるんだろうな…そう思いなが...
Y21歳,C実年齢執事設定05Y「ユノ、夕食の用意ができています……よ…」チャンミンはそう言ったまま硬直し、ソファーの上の俺を見つけて俺の股間を凝視した見てしまったと出て行こうとするチャンミンを引き留める為、俺はちょっとした演技をしてみる「ぁ……チャンミン……俺…こんななっちゃって……」「…え?」「俺凄く濡れるから……ズボン汚れちゃったんだ…」どうしよう…、と上目遣いでチャンミンを見上げると少々困惑しているまあ、そうだ...
改めてゴロゴロとキャリーバッグを引く貴方をさりげなく盗み見るまた少し日に焼けた?そのせいか精悍な顔立ちがより際立って· · · かっこいいな「 秋の気配感じる…
Y21歳,C実年齢執事設定04Yへぇ… そうなんだと俺は思ったゲイの執事ねそれならそれで我が儘を聞いてもらえるいい手があるなんて、安易な考えだって思ったけど、命令も聞いてくれないならこれしかないこの夏休み中に仕上げなきゃいけないレポートがあるんだそれをもれなく提出しなきゃ単位を落としそうな俺は、この安易な考えを決行しようとソファーに座ったもうすぐ夕食だから、きっとチャンミンは俺を呼びにやってくるノックをし...
Y21歳,C実年齢執事設定03Cユノ坊ちゃんは最高に我が儘でいらっしゃる命令を聞いて差し上げているのは僕の良心からで、お父上にはしっかりと躾するよう言われているしかしより素早く円滑な関係を築く為に、今は多少のワガママに付き合わせて頂く他ないそれが僕の仕事なのだからしかし、仕方なく手配した美しい女性5人それにも好みじゃないと、坊ちゃんは文句を言われた何ということだろう僕はまたもや仕方なくその女性たち一人一人...
Y21歳,C実年齢執事設定02Y「ユノちゃん。…いえ、ユノ、どこに行かれるんですか」深夜0時派手な服装に着替えてこそりと部屋を出ようとすると声がかかった振り返ると、チャンミンがぎょろっとした目で俺の格好を舐めるように見ている俺は思わず苦笑いしてサングラスを取った「いや‥久しぶりに高校の同級生と集まろうって。俺が帰ってきたからみんなが祝ってくれるんだ」「今何時だと思ってますか、しかもあなたはお父様の大事な跡継...
Y21歳,C実年齢執事設定01Y大学二年目の長い夏休み、俺は留学先のスイスから故郷に帰される事になった財閥の御曹司なんて自覚はみじんもない親父だって忙しくて家に殆ど居ないくせに、なんだっていうんだろ専用ジェットが空港に到着し、一台の黒い車が目の前に停まるそれを無視してふらふら歩いてると、黒ばりの窓がすっと開いて俺の名を呼ぶ声が聞こえた「ユノちゃん」ユノちゃん?!なんだよそれと思ったが、ああそういうことね「...
再公開から今まで三ヶ月弱、お付き合いありがとうございました。かつての常連さまもご新規さまも、お声を掛けてくださった方、お話ひとつひとつに拍手をつけていただいた方、とても有り難く思っています。短い間でも再度、存在価値を得てこのサイトも本望だと思います。一旦こちらのサイトはこれで幕引きとなります。今後としましては、近いうちにブログ村のランキングから登録を外します。まだ途中読みのお話などある方はURLなど...
「 よう、この降り方半端なくね?!前見えねえし事務所 引き返すか 」「 へっ、うわっ!? 」「 あ? 」「 · · · · · · 」··· 今朝は雲ひとつな…
ポカポカした太陽がまぶしくて何となく目が覚めたゴロンとしたままで伸びをして、う~んと声を出してみただらんとしたままで、周りを見ると、柵の向こう側にあの子鹿が座っていた俺と目があい、ちょっと緊張したみたいだった落ち着かない感じできょろきょろとしてあの可愛い瞳がくるりと動くこんにちは、俺は怖がらせないように怪我はどう?と聞いてみた少しプルっと震えたのか涙目に見える小鹿が、後ろを振り向いてお母さんでも探...