【SS】:Release me #11
はぁはぁと息をついていた響生が、陽詩を見下ろす。そっと目が細められ、優しい手が髪を撫ぜる。ちがうの試してみよっか、と邪気なく言われたとき、陽詩はだから、よもやまだ性交がつづくのだとは思わなかったのだが。髪に触れていた手が背中にまわり、ぐるっと体勢を変えられた。陽詩が響生のうえになる。挿入の角度が変わり、あたらしい性感の息吹に陽詩はうんと背をしならせた。「や、や……きもちいぃの、もう、こわい…」「怖...
2025/04/24 16:25
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