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あざささんのプロフィール

住所
愛知県
出身
愛知県

甘くて幸せな「物語」がお好きな方はぜひお越しください。時々シリアスもありますが、受け溺愛主義の攻めが何が何でもハピエンにします。

ブログタイトル
eterna
ブログURL
http://storiaeterna.blog10.fc2.com/
ブログ紹介文
オリジナルBL小説を扱っています。広告代理店COO×家具デザイナーの短篇~長篇の糖度高めな「物語」をご用意しています。(#溺愛 #トラウマ持ち受 #独人×伊人)
更新頻度(1年)

47回 / 365日(平均0.9回/週)

ブログ村参加:2011/01/01

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あざささんの新着記事

1件〜30件

  • 相合い傘の魔法

    音もなく降る静かな雨は、忌々しい記憶を呼び起こす。それはグジュグジュに膿んだ傷口を引っ掻き回し、アルフレードは酷い痛みを訴える胸を押さえるようにシャツを握り締めた。濡れた石畳の感触は古びた板張りの冷たい床に似ていて、肌に纏わりつく湿気が煩わしい。耳鳴りは悲鳴の残響のようで。息が上手く吸えない。足取りは重くなり、逃げようと這いずる足首を掴まれた感覚が妙に生々しく甦る。そうして、米神がズキズキと鈍く痛...

  • 降りしきる夜雨

    「雨、止まないね」「あぁ、しばらくは続くと予報にあったな」「そっかー」明日はお休みなのにね、と残念そうな顔で振り返ったアルフレードを手招き、素直に近付いてきた彼をハインリヒは膝の上に抱き上げた。「お弁当持って庭園に行きたかったなぁ」こてん、と胸に頭を預けてきた彼の幼い仕草に小さく笑い、その柔らかな金糸の髪を撫でる。いつもはふわふわと跳ねている毛先も心なしか元気がないように見えるのは気のせいか。全身...

  • 揺れる傘揺れる恋

    昨夜から続く大雨を抱えた鈍色の分厚い雲は、ドイツのみならず近隣国をも覆い隠している。空港から唯一街に繋がるアウトバーンも土砂崩れで通行止めになり、辛うじて動いていた電車で普段の数倍以上の時間をかけてようやくミュンヘンの玄関口に降り立ったハインリヒは重たい溜め息を零した。曇天につられるように人々も昏く俯きがちで。確かにこうも陰鬱な天気が続くとさすがに嫌になる、と纏わりついてくる湿度を振り払う。だが、...

  • ずぶ濡れの恋心

    上等なスーツは水を吸い、磨かれていたであろう革靴は泥で汚れ、裾には跳ね返ったそれがシミになっている。黒髪からぽたぽたと水滴を垂らしながら息を切らして駆け込んできたその男を前に、ダイトは持っていたカルテの束を落としかけた。慌ててそれを抱え直し、大袈裟に肩を竦めてみせる。「おいおい、何だそのナリは」「そんなことよりもアルは?倒れたときに怪我はしていませんか?」「貧血で少しふらついただけだ。怪我はしてね...

  • Casablanca

    ふとしたときに、思い出すことがある。たとえば、好きだと言ってよく食べていた果物が市場に並んでいるのを見たとき。たとえば、毎朝淹れてくれたものと同じ豆のコーヒーを飲みながら窓の向こうに広がる青空を見たとき。たとえば、同じタイミングで吹き出した映画がテレビで放送されているのを見たとき。たとえば、色違いで使っていた歯ブラシやシャンプーを店先で見たとき。そう、たとえば。初めて2人で迎えた朝に見た花を前に、...

  • Kir

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