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お疲れ様です。有島です! 小説家になろう!!で「改稿版」の投稿始めてます!!のお知らせです!! 佐藤は汐見と番いたい〜7年越しの片想い拗らせリーマンラブ〜【改稿版】 そして、ブクマ...
何故ヒロアカが一定の腐女子層に爆発的な人気があるのかを真面目に分析してみた【僕のヒーローアカデミア】
はじめに 私はAmazonプライムビデオで、つい昨年からヒロアカを見始めました。 後発も後発のヒロアカ勢でござ
とん、とかるく背中にだれかの肘がぶつかった。地下鉄の駅からじゃあじゃあと雨の降りしきる夜の地上に出ようと傘をひらいていた優帆はつんのめってとっさに前方に手を伸ばす。雨に容赦なく背中を打たれたのは、さっき駅のコンビニで買った傘が手から落ち、風に転がっていったからで。これがきっと、最高についていない一日の終わりだ。もうこの自然の不快極まりないシャワーで終わりにしてほしい。ついてなさを。「いいじゃない...
「おまえがシルヴィオか」 シルヴィオが第一王子アルベルトと初めて顔を合わせたのは、五歳のときだった。 祖父が国王の補佐を務める関係上、同年齢ということもあって王子の遊び相手に抜擢されたのだ。シルヴィオとしては、知らない子と仲良くしろと言われて気が重いだけだったが——。 彼を目にした瞬間、息を飲んだ。 さらさらの艶やかな黒髪、宝石のように澄んだ紫の瞳、白くなめらかな肌、かたちのいい薄い唇、完璧といえる...
石畳をゆっくりと踏みしめながら深い呼吸を繰り返す。 静かな空間に俺の呼吸音が吸い込まれていく。 なにを話そう。なにがNGだったっけ? 考え出すと頭ん中がぐっちゃぐちゃになるな。あー。もう、こんな悩むの性に合わねーんだよ。 玄関に立ち、無意識にインターフォンを探してしまった。そういえば無いんだったっけ。 扉に手をかけると難なく開いた。不用心だなって思ったけれど、訪問時間伝えてるし、そういやモニターでチェックしてるんだったか。社長が云ってたな、セキュリティは万全だって。 それに、ここで声を出しても。応える者はいない。そう聞いている。 靴を脱いで中に入って周囲を見回しながら歩く。 天井が高い。 静か…
正直まだ迷ってる。 迷っているんだよ俺は。俺らしくねーよなー。って、自分に呆れるくらい迷ってる。『アイツ』のことだからなんだよな。俺も相当なんだよなぁ。 そんなこと考えながら石畳の上を歩いた。 まるでエアポケットだなこの場所。本当に静かだ。 周りを見回す。あの背の高い木たちが音を遮断しているんだろうか。 ・・・・・・ここには、何度来ることになるんだろう。「――――――まだ、・・・・・・信じらんねーんだよなぁ」 その呟きに呼応するみたいに周囲の木々がざわわと揺れた。「考えたって、しょーがねーんだけどさ」 風が吹く。俺は息を吐き出した。「社長(かーちやん)も頑張ってくれてるしな」 マジで。小っちぇ…
料理をしているときの横顔が好きだ。栄養と、食事と、人生を強く信じているようなぶれない横顔。調味料をはかるときにすこしだけ細められる目。でき上がりに満足したときのやわらかな笑顔。 いまは、カラメルソースを煮詰める匂いがせまいキッチンに充満している。 冷蔵庫で冷やされ出番を待っていた、卵と牛乳と砂糖を混ぜて蒸しあげたすこし硬めのプリンに香ばしいカラメルをかけながら、百々が僕の名を呼ぶ。「晴太、プリン...
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1話戻る→ 最初から読む→ どうしよう。逆に、女の子の姿じゃ抱く気になれないとか言われてしまうんだろうか
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お待たせしました……新規投稿サイトにR18BLの投稿始めてます!
お疲れ様です!! 有島です!! 1週間以上ぶり……ですっっ!!∑(゚Д゚) まずはお知らせ!!! やっと……!!『佐藤は汐見と番いたい〜』R18BL版のお引っ越し!始めました!!💦...
イベント参加お知らせ&B-NOVELさま、お世話になっております🙇
お疲れ様です!! まずい……前回からだいぶ日が空いてる!!!_(:3 」∠)_ 本日は、お知らせ2件(まとめて1件と見做しているもの)と、予告?をば!!! え〜〜……まず、お知らせ...
いまでも、あの日抱いた感情の名前をさがしている。ずっと、ずっと、いまも。 大学受験を控えた夏休みだった。休みとは名ばかりの、夏期講習と模擬試験と判定に一喜一憂する日々に埋め尽くされた、スケジュールもメンタルもぎゅうぎゅうに追い詰められるような、あの夏。 講習から帰り、昼ご飯をかきこみながらリビングのバラエティを眺めていた。ひとときの休息の時間で、一時間くらい昼寝できるかななどと考える頭の表面にテ...
24時間に動いている空調システムのおかげか、3日間留守にした部屋の中にも常に新鮮な空気が送り込まれていたようで。特に換気の必要はなく、これが普通のマンションならそういうわけにはいかなかっただろうな、とアルフレードは感心しながら冷蔵庫を開けた。ハインリヒの実家で休暇を過ごすことが決まったあの日、生ものや日持ちのしない食材を無駄にしてはいけないと保冷バックに詰め込んで持って行った。冷蔵庫には瓶詰のピクル...
オーバーシュライスハイムからミュンヘンまでは車でおよそ40分。3日間の休暇の余韻に浸りながら残りの時間を惜しむようにゆっくりとティータイムを楽しんだ後、ハインリヒとアルフレードはグラースの運転で陽が暮れる前にはマンションに帰り着いた。顔馴染みのコンシェルジュがわざわざカウンターから出て迎えてくれたのを嬉しく思いながら、留守を預かってくれた彼に礼と帰宅の挨拶を交わす。事故のニュースを知った彼は、あの日...
目の前に並ぶ皿の量に、アルフレードは丸い瞳を更に丸くして。次いで困ったように眉を下げ、ハインリヒを見上げた。縋るような、助けを求めるその眼差しに苦笑し、ハインリヒも次から次へと出てくる料理に肩を竦める。「これはさすがに食い切れないだろ」「アルちゃんがお泊りしていってくれるのが久しぶりで嬉しくなっちゃったのよ」「まだ時間も早いからな、ゆっくり食べればいい」父のフリッツに促され、並んで椅子に腰を下ろす...
ひとりでいいから。ちいさなうそをつくたびに、すこしずつ孤独に鈍くなった。 だれでもいいから。これまたうそを口にすれば、すこしずつ夜を乗り越えるのがじょうずになった。 ほんとうは、たったひとりがほしい。ずっと。ずっと前から。 すこしずつ、それを声に出せなくなるのは、なぜ。 部屋を出ようとすると、夜のなかに雨が降りしきっていた。一瞬、ごくわずかに躊躇した椎菜の背中に声があたって、転がる。「傘持ってん...