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【ラスト考察】映画チャレンジャーズのパトリックが好きな人ってさあ…
ゼンデイヤ主演のチャレンジャーズを観ました。 私としてはパトリックの気持ちが気になって気になって仕方ない映画でした。 紅一点って感じでもないような。 ということで〜映画「チャレンジャーズ」ネタバレ感想いきます! 映画「チャレンジャーズ」の簡
映画『A Balloon's Landing鯨の消えた入り江』見ました❗️
完全にヤラれましたこの画像に冬夢、腐女子の触手が動いてしまいました劇場公開当時(日本では未公開)、BLチックなポスター画像やトレーラーなどでBLなのではと騒が…
エンドオブキングダムのネタバレ感想いきます! 裏切り者の存在や大統領、mi6、気まずいシーンの有無などお話ししていきます〜。 映画「エンドオブキングダム」の簡単なあらすじ エンド・オブ・キングダム 【DVD】posted with カエレバ
このページでは、女性が主役でアクションがかっこいい映画を紹介しています。 女性に限らずスパイ映画をまとめたページはこっち! 精神的な面だったり生き様がかっこいい女性の映画はこっち! 女性が強ぇ!女性が主役のアクション映画はこれですぞよ! 概
「カタリーナ」は15分ほどの短い作品ですが、年を取ってからの孤独感や出逢いについて温かさが残る作品です。スペイン語ですが、言葉がわからなくても、カタリーナの感情が映像で伝わります。毎日、市場へ出かけるカタリーナ。花屋さん、肉屋さん、八百屋さん、皆、カタリーナと顔見知りで親し気に会話を交わします。とっても楽しそうなのですが、家に戻ると時間が過ぎるのが長く感じられます。ひとり。変り映えのない日々。カタリ...
2022年5月に観たチェコ映画。2024年11月にまた鑑賞。チェコ映画にありがちな冷たい感じと、皮肉っぽい可笑しさがある、いい作品です。チェコ語のタイトルは Vratné lahve。グーグル翻訳によると、リサイクル用にお店に返す空瓶のこと。長年連れ添った夫婦の関係とか、何歳になっても若い女性に目が行ってしまう男の性(さが)を、皮肉っぽく描いている。最後の方でネタバレがあります。文学を教える教師のヨーゼフ、65歳。短気で...
「ゴンドラ」2024年11月11日(月)新宿シネマカリテにて。午後2時15分より鑑賞(スクリーン2/A-5) ~セリフなしですべてを物語る。コミカルでキュートなラブストーリー ドラマにはセリフがつきものだが、セリフのない映画もある。ドイツとジョージアの合作映画「ゴンドラ」にはセリフがない。別に無声映画というわけではなく、普通に音は聞こえるし、笑い声などの人間の声も聞こえる。だが、登場人物によるセリフは存在しないのだ。 この映画はコロナの時期に撮影されたが、セリフなしになったのはそのせいばかりではないようだ。監督・脚本を担当したドイツのファイト・ヘルマー監督(「ツバル TUVALU」「ブラ!ブラ…
【おぉ…そう変化するのね】人間が怪物 or 動物 or 異型な生物になっちゃう系の作品を集めてみた
今回は、人間がモンスターや動物になっちゃう系作品をまとめてみました。 物語の途中で変化するシーンが出てくる作品です。 動物だったり、モンスターだったり、やばいヒーロだったり。 映画、ドラマ両方あります。 人間でない生物になちゃう映画はこれ
【ハンガリー映画】ハンガリー連続殺人鬼(A martfüi rém)
1957年~67年にかけてハンガリーで実際に起きた連続殺人事件を描いた作品。田舎町、マルトフにある靴工場から、一斉に労働者たちが出てくるところから「ハンガリー連続殺人鬼」は始まります。映画の字幕では「靴工場」とありますが、調べてみたら、実在するティサチポというメーカーの靴工場が舞台になっているそうです。あまり番人受けする映画ではありませんが、ハンガリーの閉鎖的な社会、1960年代前後の古臭さが、芸術的な映像...
【ネタバレ感想】ウトヤ島、7月22日を観て思う。自分を見失わないことが重要になってくるのかも・・
先日「ニトラム」というオーストラリアで発生した銃乱射事件の犯人に焦点を当てた映画を鑑賞しました。 そういえばウトヤ島、7月22日は観たことあったけど、改めて観たくなり鑑賞。 実話を題材にはしていますが、物語はフィクションだそう。 ということ
なんと!映画ブルーマインドはジアンナがいて良かった!グロい気まずいてんこ盛りだけど面白い
グロいシーンあるは痛々しいシーンあるは過激なシーンあるはで、いろいろ超衝撃的だけど面白かったです。 少女の思春期と人魚化という斬新なテーマでなんかこの空気感良き。 そして、ジアンナ!あなたがいてくれて良かった!!と心底思いました。 こういう
実話から着想を得た映画「ナース・キリング〜死への誘い〜」を鑑賞しました。 実話を基に、というわけではなく、実話から着想を得た映画のようです。 結論から言うと、私は微妙でした。 映画「ナース・キリング死への誘い」の簡単なあらすじ 監督:ピータ
ワイルド・スピード9作目「ジェットブレイク」の突っ込みどころ【ネタバレ感想】
ワイルド・スピード9作品目「ジェットブレイク」を鑑賞。突っ込みどころが多いよ〜泣。「これはひどい」と口コミ書かれそう感が隅々から感じます。好きなシリーズだからこそ、良くも悪くもいろいろ目についてしまうものですね。ネタバレ感想や「最後の車は誰?」についてお話しします
男の子が誕生するというのは、イランでは今だに大歓迎のこと。2018年の映画、A Heart for an Eye は、マフタブ(Leila Zare)が男の子を身ごもっていることがわかり大喜びする場面から始まります。夫のババク(Saeed Aghakhani)は楽団を自宅に呼んでお祝いをします。ふと、テーブルの上を見ると。あぁぁ、またキュウリが・・・。キューリを見ちゃダメ。見ないのっ。いつも、そう自分に言うんだけど、イラン人の居間とか台所の場面...
【最後のシーン考察】オテサーネク妄想の子供の食事シーン気持ち悪いしグロあるしなんだこれ…
ヤバ・・・・・・ ヤバババババな映画を観てしまった・・。 チェコの民話に着想を得た映画らしいけど、これに出てくるオチーク(人を食う木)ってなんだか悪魔みたいな存在だなって思った。 奥さんにも少女にも取り憑いてて完全に心を支配されてた。 グロ
「ノーヴィス」2024年11月5日(火)シネ・リーブル池袋にて。午後2時より鑑賞(シアター2/D-4) ~ボート部の新入部員の狂気。緊張感にあふれた重量級の映画 スポーツを本格的にやったことはない。せいぜい大学で軟式野球のサークルに入っていたぐらいだ。それも代打専門でバント要員だったから大したことはない。 そんな私が、ボート部に入って極限までトレーニングに励んだような疑似体験をしてしまったのが、「ノーヴィス」という映画だ。ノーヴィスとは、スポーツの初心者のこと。つまり新人である。 主人公は大学1年生のアレックス(イザベル・ファーマン)。女子ボート部に入部し、過酷なトレーニングにのめり込む。一方…
アンブレイカブル(2000年製作の映画) Unbreakable ブルース・ウィリス 主演
サスペンスストーリーフィラデルフィアで乗客131人が死亡するという悲惨な列車事故が起きた。その中で、アメフト会場のしがない中年警備員のデヴィッドはかすり傷1つ負わずに唯一生き残る。ある日彼の元に、イライジャと名乗る人物から手紙が届き、デヴィッドは会いにいく。漫画のコレクターであり、漫画関連の画商をしているイライジャは、些細なことでも骨折してしまう骨形成不全症という難病を持って生まれ、今まで何十回と骨折してきた男だった。そのような病気を持つため、彼は外出しにくく、漫画にはまるようになって今ではそれを生業にしているということだった。そのような生涯から、彼は体の脆い自分とは対極に位置する病気も怪我もしない頑強な人間が存在するはずだと考え、それは漫画(アメリカン・コミックス)のヒーローのようであると信じていた。デ...アンブレイカブル(2000年製作の映画)Unbreakableブルース・ウィリス主演
B級感漂うクリーチャーグログロ映画のキャビン(the cabin in the woods)を鑑賞しました。 私の中では、後半一気に面白くなってびっくりした作品。 いろんな要素が詰めまれたスプラッターゴアグログロクリーチャー映画なんだけど、
【最後どっち?】Amazon映画「ノクターン」は怖いシーンが1つあった。ラストシーンも考察
アマゾンオリジナル映画のノクターンを観ました。 結論から言うと、話的には思うところありで微妙だったんだけど一部怖いシーンがありました。 映画「ノクターン」ネタバレ感想いきます! 映画「ノクターン」の簡単なあらすじ 監督:ズー・クアーク 製作
じいちゃん強っ!映画「SISU/シス 不死身の男」がグロいしありえなすぎるけど謎に面白い
おじいちゃんがとにかく強い!強い!強すぎる! そんな映画「SISU/シス 不死身の男」を鑑賞しました。 これ続編あったら観たいのだけど、作る予定ないのかなあ観たいなあ。 ネタバレ感想いきます! 映画「SISU/シス 不死身の男」の簡単なあら
(監督・共同脚本:佐藤純彌 原作:井上靖 1988 日本=中国)今こうして見ると36年も前の映画なんだ~って正直ビックリしてる。当時、公開前からポスターをあちこちでさんざん目にしたんだと思う。(今もよく覚えているくらい)今回は西田敏行さんの追悼特集で放映された
ソックスをどのように畳むか。人によっていろいろで、面白いなぁと思いますが、「ポストユーゴシネマ」の上映会で観た映画に、忘れられないワンシーンがあります。(このブログは2022年4月にアップしましたが、一部、追記して再度アップすることにしました)反抗的で問題を起こしてばかりいる十代の息子、マルコ(Benjamin Krnetic)。とうとう事件を起こしてしまい、父親の故郷へ息子を逃すことを両親が決めます。そう決めたもの...
トム・クルーズ主演でリー・チャイルド原作の小説「ジャック・リーチャー」シリーズを実写映画化したサスペンスアクション「アウトロー」の続編。BSテレ東2024年10月28日(月)18時30分~20時54分ストーリー元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが……。出演者トム・クルーズコビー・スマルダース(『アベンジャーズエイジ・オブ・ウルトロン』)ダ...ジャック・リーチャートムクルーズ主演
映画サバイバルサスペンス【原題】Intersections【監督】デヴィット・マルコーニ【製作年・国】2013年・フランス車の多重事故により、砂漠の真ん中に放り出された男女たち。くせ者ぞろいの人間たちは、生き残るための駆け引きを繰り広げる。L・ベッソン製作のサバイバルサスペンス。ストーリー新妻テイラーは愛人と共謀し、新婚旅行先のモロッコで夫スコットを殺害する計画を立てていた。だが実行に移そうとした矢先、砂漠の真ん中で夫の車が愛人の車と修理中のバンを巻き込んで多重事故を起こしてしまう。町ははるか遠く、携帯も通じない。夫婦と愛人のほか、その場に居合わせたのは護送中のダイヤ密輸犯や他人の赤ん坊を連れた若い女性、謎の修理工など訳ありの男女。灼熱の下、協力しながら生還を図る彼らだが……。 出演者テイラー・ドランジェ...シネマスタジアムインターセクションサンテレビ
高齢の男女の出逢いを描いた異色のイラン映画、「私の好きなケーキ」を観ました。テヘランで一人暮らしをするマヒーン(リリ・ファルハダプール)。恋愛ドラマを見ながら編み物をするのが、憩いのひととき。外国に住む娘とスカイプで話はするものの、娘は育児に手いっぱい。一方的に切られてしまい、寂しさが募ります。女友だちの食事会で、ひとりが仰天告白をします。男性との、ちょっとした出逢いがあったのだと。「(後ろの席で...
【ネタバレ感想】サイレント・ウォーターはスプレー缶のメカニズムがわかりませんでした
水中パニック映画の映画「サイレント・ウォーター」を鑑賞しました。 普通でした! ネタバレ感想いきます。 映画「サイレント・ウォーター」の簡単なあらすじ サイレント・ウォーター/モア・ガンメル【返品種別A】posted with カエレバ J
「ジャッリカットゥ 牛の怒り」 これこそ、映画館で見て欲しい。肉屋のアントニが水牛を屠ろうとした、まさにその時。水牛は逃げ出し、村のあちこちで店や家を破壊しまくる。村の男たちが水牛を捕まえようと、走る、走る、走る。これだけのストーリーで90分ももつのだろうかと思ったが、いやはや、とんでもないインド映画を観てしまった。光と音を、こんなふうに表現した映画は、ちょっとないんじゃないだろうか。揺れるカメラ。...
2022/04/08—魔法ワールド最新作公開記念!前作を金曜ロードショーで放送シリーズ3作目公開記念★最新作に直接つながる2作目を放送★可愛い魔法動物たちもたくさん登場★魔法動物学者ニュートの前に最強の敵が現れる「ハリー・ポッター魔法ワールド」の最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が、4月8日に遂に公開。「金曜ロードショー」では、その前作にあたる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が放送。『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、『ハリー・ポッター』シリーズの原作者・J.K.ローリングが自ら脚本を執筆し、『ハリー・ポッターと賢者の石』の約70年前を舞台に、魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)の活躍を描くシリーズ。監督は『ハリー・ポッターと不死...ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
「国境ナイトクルージング」2024年10月19日(土)新宿ピカデリーにて。午後1時40分より鑑賞(シアター5/B-11) ~若い男女3人が一緒に過ごした数日間。繊細な描写が光る青春映画 とっくの昔に青春時代など終了してしまったが(いくつになっても青春!なんてことはこの際置いといて)、それでも青春映画には心動かされるものがある。 「国境ナイトクルージング」は、シンガポール人監督アンソニー・チェンが、北朝鮮と国境を接する中国の辺境の街を舞台に描いた青春映画だ。 ちなみにチェン監督は2013年の長編デビュー作「イロイロ ぬくもりの記憶」で第66回カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞している。シンガポー…
上品なマダム、マドレーヌ(リーヌ・ルノー)。92歳。彼女をタクシーに乗せることになったのは、借金返済を迫られていたシャルル(ダニー・ブーン)。タクシーに乗せた途端、ゆったりと自分語りを始めるマドレーヌ。マドレーヌの意外な過去が、男運のない人生が徐々に語られます。そんな暴力亭主、さっさと別れればいいのにと私は思ったのですが、1950年代のフランスでは、マドレーヌによると「主婦が仕事を見つけるのにも、夫の許...
ポール・ニューマンロバート・レッドフォード土曜洋画劇場「明日に向って撃て!」(字幕)10/19(土)19:00~21:20(140分)BS12トゥエルビ西部開拓時代から20世紀初頭にかけて銀行や鉄道を襲撃した実在のアウトローをモデルに、彼らの自由奔放な生きざまをユーモラスかつシニカルに描き、アメリカン・ニューシネマを代表する作品として語り継がれる青春西部劇の傑作。あらすじ19世紀末のアメリカ西部。強盗団「壁の穴」を率いて銀行や鉄道を襲撃し、お尋ね者として知られるブッチ・キャシディと相棒のサンダンス・キッド。ある日、ボスの座を狙う手下のハーベイに決闘を挑まれたブッチは、卑怯な手を使って勝利する。さらに、ハーベイの考えた列車強盗を実行したものの、追われる身となった2人は、サンダンスの恋人エッタを伴い、南米ボリ...土曜洋画劇場「明日に向って撃て!」
北極の真っ白い世界。舞台は、これだけ。主人公ひとり。途中から、もうひとり、サブで登場。大学生の卒業制作ビデオ、ではない。いやはや、たったこれだけの設定で、これほど見る人を惹きつけるとは、とんでもない映画を作っちゃったね、ジョー・ペナ。頑強なマッツ・ミケルセンをして「一番辛いロケだった」と言わしめた映画「残された者 北の極地」。余計なものをそぎ落とした世界にいると、五感が研ぎ澄まされることを実感させ...
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」2024年10月11日(金)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時50分より鑑賞(スクリーン8/H-19)(IMAX) ~ジョーカーの内面の精神世界を描く。予想を覆す斬新な続編 「バットマン」に悪役として登場するジョーカーの誕生秘話を描いた2019年の「ジョーカー」。ホアキン・フェニックスの壮絶な演技もあって、単なるエンタメ映画の枠を超えた奥行きある映画になり、第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞、第92回アカデミー賞で主演男優賞を受賞するなど高い評価を得た。 それから5年。満を持して続編の登場だ。題して「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」。監督は前作同様にト…
(監督・脚本:レベッカ・ミラー 2023 アメリカ)市民映画会2本立ての1本。今思うと、映画自体がオモチャ箱みたいだった(^^;実にいろんな人、いろんなモノが出てくる。まさに二ューヨーク、ブルックリンの(わたしが勝手に持ってる)イメージそのもの?「多様性の時
ゴゴベリゼ監督の「金の糸」は、日本の金継ぎ(きんつぎ)からヒントを得た作品で、壊れた人間関係が金継ぎのように修復され、より強くなることは可能なのだろうかと問いかけます。物書きのエレネ(ナナ・ジョルジャゼ)の家に、ミランダ(グランダ・ガブニア)が同居することに。ミランダというのは、エレネの娘の姑にあたる。娘の姑と同居だというだけでもイヤな話。そこへもってきて、ミランダというのはソ連時代の高官ときてい...
いつもは展示の企画を楽しんだり、新刊本情報を手に入れるためだけに訪れる東京堂書店。しかし、遂にこの時がやってきた。ビンボーな私が、遂に遂に(くどいぞ、貧乏人)買ってしまったのです、本を。はらだたけひでさんの「ジョージア映画全史」を。いや、それにしても。東京堂書店1階にいらっしゃる男性店員さんが紙カバーを本につける、その手さばきといったら!以前、スウェーデンから知り合いが来た時、彼女がトイレの音消し...
「憐れみの3章」2024年10月1日(火)新宿ピカデリーにて。午後1時20分より鑑賞(シアター7/C-6) ~ランティモス節全開の中編映画3本。毒気の向こうに何かが見える……かも アカデミー賞はじめ各賞を総なめにした「哀れなるものたち」や「女王陛下のお気に入り」を観てヨルゴス・ランティモス監督の映画を知った人は、新作「憐みの3章」を見てビックリするかもしれない。何しろ奇妙奇天烈でアクの強い作品なのだ。 といっても、「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」といった彼の初期作品は、いずれも奇妙奇天烈な映画。そういう意味で、原点回帰ともいうべき作品だろう。脚本も「ロブ…
19世紀ジョージアの記録も、ソ連時代のやるせなさを静かに表す作品でした。ニコ・ベルナゼ(マムカ・サルクバゼ)の故郷の森に、森林開発業者の手が忍び寄ります。開発業者はロシア人ではなく、イタリアの企業のようです。森を奪われたら、村人には何もありません。都会で学ぶニコが、村人を代表して森林開発反対を役所へ訴えに行きますが、役人は「反対する人数が少ない。」と言います。ニコは「ここには先祖たちも眠っているんで...
『Never Let Go』圧倒的もやもや感にあの名作の気配を感じる
ハル・ベリー主演の映画『Never Let Go』。彼女の演技と、圧倒的なモヤモヤ感を味わっていただけます。
ゾンビ映画は風刺の宝庫。これまで、多くのゾンビ映画が社会問題や人間の本質を風刺しています。ブラッド・ピット主演のこちらもそれに漏れず素晴らしい。
1937年のグルジアを舞台にした、ラナ・ゴゴベリゼ監督の自伝的作品。父親は「人民の敵」として処刑され、母親はコトラスにある強制収容所送りに。コジョリにある孤児院に預けられたアナは、かつて住んでいた家に忍び込みますが、家はすでに秘密警察の男に乗っ取られていました。アナのおばあちゃん愛用のティーカップに、グルジアワインを注ぐ男。他人を尊重するなんて、ここにはありません。謎のアジア系男性のショットで始まる「...
この記事では、『ロッキー5』が描くロッキー・バルボアの再起と家族の絆について解説します。1980年代後半のアメリカ社会を背景に、家族愛、友情、そして再生のテーマを深掘りします。
「アラヴェルディの祭(ალავერდობა/ Alaverdoba)」は、1962年、ソ連時代のジョージア(旧グルジア)映画。私が生まれる1年前の映画です。カヘティ地方にあるアラヴェルディ修道院。ここで行われる伝統的なお祭りには宗教的意味が失われていることに、疑問を感じた記者のグーラム(Geidar Palavandishvili)。彼は、人々の気持ちをひとつにする行動を起こさなくてはという考えに至ります。コーカサス地方の伝統舞踏や音楽、土器...
レオナルド・ディカプリオ主演。ダニー・ボイル監督の独特な映像美とストーリーテリングが光るこの作品は、楽園のようなビーチでの冒険とその裏に潜む危険を描いています。映画の舞台となったタイのリゾート地や、公開後の影響についても詳しく解説します。
(監督:スコット・ヒックス 1995 オーストラリア)『シャイン』(録画)を観るのは何回目かなあ。今回初めて、エンディングロールを丁寧に見てこの映画のピアノ演奏(少なくとも主人公の)はモデルのデイビッド・ヘルフゴッド 本人が弾いているんだと知って、もうビックリ
米国女優のダコタ・ファニングさんの記事を読みました。日本では「アイ・アム・サム」で幼いダコタ・ファニングを見てファンになった人が多いようですが、彼女の凄さを知りたければ、是非、子役時代のドラマを見てほしいなと思います。虚ろな表情を見せるのは、CSI第1シーズン・第7話「惨劇の家」(原題はBlood Drops)でブレンダを演じるダコタ。両親と兄を惨殺され、生き残ったのはブレンダとお姉ちゃんという設定。CSIに限ら...
ジャーナリストのソフィコ(Sofiko Chiaureli)は仕事にやりがいを感じていますが、反抗期の息子、サンドロ(Levan Abashidze)の扱いに悩んだり、夫との間に距離を感じるように。やがてめぐって来た昇進の話。管理職になれば、家族のために時間を融通しやすくなる。けれど、ソフィコは現場へ出て動きたい。優先にするのは、家族か、仕事かの選択を迫られます。こういうジョージア映画を観たいと思っていました!働く女性が「仕事...