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インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
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2022/05/29

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  • イタリアのおもちゃ セルロイド人形が怖くて

    始まったみたいですね、ゴールデン・ウィーク(ほとんど他人事モード)。ジリアン・アンダーソン主演のThe Fallというドラマを見ていたら、すごく久しぶりにX-ファイルが見たくなり、アマゾンやヤフーオークションをうろついています。これぞ、正しい休み方だ。すばらしい。去年の話になりますが、イタリア文化会館で開催された「イタリア玩具の世界」展に何度か行ってきました。ヴェスパ(ベスパ)の自転車の展示も。イタリア映画...

  • 【ドキュメンタリー】難民からドーナツ王へ

    ドキュメンタリーフィルム「ドーナツキング」を図書館の上映会で視聴できました。平日の午後。会場前に人が並び、会場時刻の15分前にはすでに定員20名に達していました。ある高齢男性が「今日は雨だし、平日の昼間だからすいてると思ったけど。」というと隣にいた高齢女性が「年寄りばっかり。」と言って笑い合っていました。平日の昼間に映画、なんて恵まれた身分なんだろうと私は嬉しかったです。私は、カラフルなポスターと予...

  • 【ポーランド映画】危険を承知で修道女たちを救う医師たち

    Wafuさんで、やっと三重ガーゼケットの再販が始まりました。Wafuの綿貫社長が求めるようなリネンを織れる職人も少なくなり、この機会を逃すと、次に買えるのはいつになることやら。リネンの良さを肌で知ってしまうと、もう化繊には戻れなくなってしまうという、リネン地獄に私は落ちてしまいました。さてさて。ポーランド・フランス合作の映画「夜明けの祈り」をDVDで視聴しました。1945年12月、雪に覆われたポーランド。ポーラン...

  • 後期高齢者 いろんなことが一度に押し寄せる

    前にブログに書いた通り、強風のため、相方の家の屋根が吹っ飛びました。屋根瓦を一枚取り換えるだけでも、全部取り換えるにしても、とにかく足場を組まなくてはならず、これが高くつきます。家を建てて20年近く。この際だから屋根を全部、交換することに決めましたが、な、な、なんとお値段、200万以上。お隣のアパートのオーナーさんも、同じ日に足場を組むように、業者が日程を調整してくれました。こうすると、足場を組む業者...

  • 【イラン映画】出征した男たちを待つ家族

    2007年のイラン映画「Village Dwellers(村に住む人たち)」は、イラン・イラク戦争中、兵士たちの帰りを待つ女性や子供たちが主人公。小さな村に疎開して、共同生活をして助け合っています。普段は、連続ドラマを楽しみにしながら、家事をしたり。角砂糖を作る場面も出てきました。大根のようなものが、実は砂糖の塊です。イラン映画「花嫁と角砂糖」を見て、初めて知りました。女性たちを取り仕切っているのは、ヘイリ夫人(「ウ...

  • オランダのダンサーと混血のこと

    久しぶりの「踊る」カテゴリーは、オランダに拠点を置くCDKのことを。CDKのこれまでの踊りは、ダンサーたちが同じ衣装を身に着けるので、集合体の迫力と面白さがあります。全員、異なる衣装で踊る動画を始めて見ました。衣装は自前なのかしら。もし自前だとすると、どういう考えで、それを選んだんだろう、と細かいことが気になります。写真中央で、ベロア調のブラッドオレンジ色の衣装を着ているのは、ジェシー・ダーメン(Jessy ...

  • 【米国映画】金に困った兄弟の結末 これは胸糞映画か

    とんでもない話だ。お金に困った兄のアンディが、おバカな弟、ハンクをそそのかして、強盗を企てる。とにかくハンクがバカバカで、あれこれとやらかしてくれて、話はとんでもない方向へ!何度、Oh my God!と私は叫んだことか。その度に、横で一緒に鑑賞している相方が、Yes?(神のオレのことを呼んだ?)というくだらなジョークを言うので、うるさい。「その土曜日、7時58分」の原題は、死んだことを悪魔に知られる前に。生前、...

  • 定年退職後、初の花見/お勧めJOHAのウール製品

    Joha(ヨハ)のサラ。ウール85%、シルク15%の長袖インナーを、この時期はトップとして使うこともあります。コトリワークスのメリノウールも優秀ですが、サラは毛羽立ちや毛玉がありません。一度、間違えて、アタックで普通水流で洗ってしまいましたが、サラはへこたれません。ちーさな糸くずが見えてしまうこともあるので、ベージュのサラも欲しくなってしまいますが、ここはちょっと我慢です。私はスイートサイトという信頼できる...

  • 【スペイン映画】ジメジメした田舎でジメジメした事件

    スペインのサスペンス映画「マーシュランド」を久しぶりにDVDで鑑賞しました。これでもかってくらい残酷な犯罪、地味な風貌の主人公、哀しいくらい美しい風景。ドイツ映画「23年の沈黙」を、なぜだか思い出しました。フランコの独裁政治が尾を引いている1980年。場所はアンダルシア地方の湿地帯、ラス・マリスマス(グアダルキビール湿地のことで、だから英語のタイトルが、marshlandになっている)。湿地帯が、妙に芸術的に映し...

  • 【外国映画】終末期の患者と訪問介護 (ネタバレなし)

    映画って、観て終わり、でしょうか。私の場合、いい映画は後を引きます。しばらく経っても、その作品のことを考えたりして。そんな作品のひとつが、メキシコ生まれのミシェル・フランコ監督の「或る終焉(しゅうえん)」。原題は、Chronic。慢性的な、とか長引く(病)という意味ですが、邦題はよくできていると感心しました。終末期の患者を在宅看護する看護師のデイヴィッド(ティム・ロス)。患者の人生の「一部」にでもなった...

  • シルクふぁみりぃ 絹でヘアケア?絹はニオイにくいは本当か?

    シルクふぁみりぃさんで「ゴールデンシルク ヘアケアロングキャップ」を購入しました。ゴールデンシルクには、ずーっと興味があったのですが、「いやいや、今は老後資金を貯める時」と、買うのを我慢していました。定年退職して「よし、買う!今なら、買える!」と鼻息を荒くしたら、売り切れ。ずーっと売り切れ。おいー、せっかく買う気マンマンなのに、なんだよーと思っていたら、立ち上がったのです。毛布でおなじみの瀧芳さん...

  • 【ルーマニア映画】共産党ババアで、何が悪い

    「私は年寄りの共産党ババア」という、とんでもないタイトルのルーマニア映画をYoutubeで視聴しました。政治的な思想がどうのという堅苦しいことはありません。昔を懐かしく思い、今についていけないという、誰もが経験しそうなことを、この映画では表現しています。かつて共産党員だったミカ(ルミニツァ・ゲオルギウ Luminita Gheorghiu)は夫と質素に暮らしています。処刑されたチャウシェスクのが、本当に本人なのか確かめるた...

  • 【パレスチナ映画】ユダヤ人入植者に追い出され 生き延びた者

    シリア・イラン合作、パレスチナを舞台にした映画、The Survivor (Almoutabaki/Bazmandeh)をYoutubeで視聴しました。1995年に製作され、今年の4月9日にTPMがペルシャ語吹替え版(英語字幕付き)を配信してくれました。1948年、イスラエルの入植者たちがアラブ系住民を追い出しにかかります。それは、あまりにも唐突で理不尽なことでした。(セルビアのムラジッチがボシュニャク人たちを村から追い出したYoutubeの動画を思い出しま...

  • 【トルコ映画】親を亡くした子供を守る人・見捨てる人

    母を亡くし、父親に見捨てられた幼いアーメドと妹のアイシェ。同居しているおじいちゃんは左手が麻痺しているため、おじいちゃんの体を拭いたり、食事を作るのはアーメドの役目。おじいちゃんが受け取る年金だけが頼り。おじいちゃんだって、この先、どうなるかわかりません。アーメドとアイシェはどうなってしまうのか。はい、典型的なトルコの泣ける映画です。貧しい子供が苦労する映画はイヤなのに、また観てしまった・・・。貧...

  • シルクふぁみりぃ エヴァのキャミを使った感想

    少し前に、シルクふぁみりぃのエヴァ(キャミソール)を、3,200円(税込み)で購入しました。ポコポコとした鹿の子編みが特徴。写真はシルクふぁみりぃさんのサイトから拝借しました。肌にべたりと密着しないので夏向きだそうですが、実際のところ、どうでしょうか。そして、エヴァ。・ 汗は乾きにくいリネンや薄手のメリノウールと比較すると、なかなか乾きません。これは、他のシルク製品全般にも言えます。桐生店長は、最近、...

  • 【イラン映画】家族の死と怪奇現象

    Distress(苦痛)(2008年 Ali Tavakolnia監督)をYoutubeで視聴しました。精神病と迷信をテーマにした、なかなか深みのある作品でした。最後にネタバレがあります。父親の死をきっかけに精神に異常をきたしたモフタブ。優しい夫、エーサンの計らいで、別の家へ引越しをしたのですが、荷物を家へ運び入れる最中に、鏡に黒いカラスが映り込み、バラバラに割れてしまいます。イラン映画で度々描かれるのですが、ムスリムの女性が結婚...

  • ダブルガーゼでタオルを作ってみる

    ふわふわのコットンガーゼで定評のあるfuwara(フワラ)さんで、六重織・雲のガーゼを購入したのが2021年夏のこと。生地を買い、ガーゼケットを作りました。買った時から表面がすべすべで、洗うたびに、ふわんふわんと膨らみます。今度は、ダブルガーゼでタオルを作ることにしました。以前、メルカリで売っていただいた麻布館のリネンダブルガーゼは、私の感覚ではガサガサしています。麻布館の評判は、手芸好きの間ではすこぶるい...

  • 【フランス映画】空港に住む人たち

    カナダの空港で居眠りをしている間に、パスポートなど貴重品を盗まれたアルチュロ(ジャン・ロシュフォール)。フランスに到着したものの、パスポートも身分証明書も盗まれたので、入国できず。「パリ空港の人々」は、パリの空港で出国手続きができず拘留されてしまう人たちを描いた、コメディタッチの作品。え?こんなふうにすれば、空港内で生きていけるってことなの?と驚きの連続。ウサギを捕まえる話には、本当にびっくりさせ...

  • 飯塚幸三と高齢者免許更新のこと

    日テレニュースの記事を読むと、未だに飯塚幸三のことを「元院長」としているのかと、朝からむかむかしました。飯塚幸三受刑者と報道できないのは、何故なのだろうか。遺族の男性ばかりがフルネームで報道されるばかりか、脅迫までされているというのに。飯塚幸三受刑者が運転する車に同乗していた、妻と息子の配偶者は、今、何を思っているのか。後期高齢者の相方のところに、免許更新のお知らせが届きました。認知機能検査を受け...

  • 【トルコ映画】自立できない女/弱さを利用するずるい男

    ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督には「スリー・モンキーズ」で懲りたはずなのに、また見てしまった、「雪の轍(わだち)」。とにかく、まぁ、セリフが多いの。大西公子さんの安定した日本語字幕無しには、理解できなかった映画です。冒頭の事件がきっかけで、どえらい復讐劇になるのかと思ったら、そういうわけではなく。閉鎖的な村に住む老いた夫と若く美しい妻の気持ちの移り変わりを描く超大作です。カッパドキアでホテル業を営む...

  • 江戸・明治時代の旅行記から現代チェコへ

    立て続けに、ワクワクドキゴキが止まらない本との出会いがありました。図書館の「今月のおすすめ」で見つけた文庫本、「そこに日本人がいた!」海外へ渡航することが難しかった江戸から明治にかけて、自らの意思で海外へ渡った人たち。熊田忠雄さんが資料をよく調べ上げており、記憶違いや勘違い、矛盾などもきちんと指摘しています。興味深いのは、漂流中に助けられて異国へ渡った人や密航者がいたということ。現地の女性と結婚し...

  • 【イタリア映画】修道士が握った秘密を巡り・・・

    久しぶりのトニ・セルヴィッロ。「グレート・ビューティー」の、にやけた顔もよかったなぁ。ロベルト・アンドー監督・脚本の「修道士は沈黙する」では、全然違う顔を見せてくれました。イタリア映画祭では、現代のまま「告解」というタイトルで上映されました。高級ホテルで開かれるG8の会議に招かれた一人が、修道士のロベルト・サルス(トニ・セルヴィッロ)。彼を招いたのは、国際通貨基金(IMF)のロシェ専務理事(ダニエル・...

  • 【フランス映画】それぞれの思いを胸に刑務所の面会室へ

    虎ノ門の近くに小さな公園があります。なぜ、気がつかなかったんだろう。いや、気が付くはずもないだろう。何しろ仕事が忙しく、お弁当(←食費節約のため)を自分のデスクで食べながら仕事をしていた昼休み。こんなの「昼休み」なんて呼べないけど。それが、今はどうだ。11時半前にはお気に入りの店でゆったりと食事を味わう。満腹になったお腹をさすりながら、虎ノ門を散策。昼ご飯を食べにサラリーマンたちがビルから吐き出され...

  • 【アルメニア映画】都市崩壊 タイムリミットは96時間

    アルメニア・ロシア合作映画「グラウンドブレイク 都市壊滅」(原題は「地震」)は、男性が交通事故から救出される場面から始まります。この場面が、どうやって繋がるんだろうと、ちょっと首を傾げるのですが、その後の展開が見ごたえありました。1988年にアルメニアで実際に発生した大地震でのできごとを、できるだけ忠実に再現したのが、アルメニア出身のサリク・アンドレアシアン監督。旧ソ連の映画をイメージして見始めた私は...

  • 【イラン映画】なぜ勉強するんだろう

    貧困、寒村、学校へ行けない子供たち。こういうイラン映画は、苦手なんですよね。見ていて辛くなるから。だけど、2020年のイラン映画「繭と蝶」は、心温まる作品で、日本の小学生たちにも見せてあげたいなぁ、と思いました。足に火傷を負い、歩けなくなった女の子、パルヴァネ(ペルシャ語で「蝶」の意味もある)。学校で習うことを教えてあげようと一生懸命なのは、お隣のヤヴァールくん。物がない村なので、ある物だけであの手こ...

  • 【アルバニア映画】ドアは開かれている いつでも帰っておいで

    珍しいアルバニアの映画、Open Door(原題は Derë e hapur )2019年の作品です。予告編(英語字幕)しんみりとする姉妹喧嘩や親との関り、悩みを癒すようなノスタルジックな風景を描いている作品で、「この素晴らしさを伝えたい」とブログに残したかったのですが、何かと忙しく後回しにしている間に、残念ながら動画は削除されてしまいました。何かの映画祭で上映されることを期待して、このブログを記録のためにアップします。掛...

  • 【イラク映画】戦争に行った父を探す過酷な旅

    イラク人監督によるイラクを舞台にした映画、「バビロンの陽光」(英語はSon of Babylon)をDVDで鑑賞しました。戦争に行ったきり戻らぬ息子を探しに出る、年老いた母親(Shazada Hussein シャーザード・フセイン)。クルド語しか話せない彼女は、アラビア語も話せる孫のアーメッド(ヤッセル・タリーブ Yasser Talib)を連れて行きます。最初に「バビロンの陽光」を観賞した時は、祖母に対しての怒りのほうが大きかったです。なん...

  • ホーキンスMIRANDAの履き心地と問題点

    ホーキンスのMIRANDAを、セールで安く手に入れました。毎日、これを履いていますが、ちょっとだけ気になることが。緑のマーカーをつけたところが、靴底です。(写真はABCマートから拝借)ピンク色の部分は、地面から浮いています。(写真はABCマートから拝借)変わった靴底です。(写真はABCマートから拝借)ひょっとして、安く仕上げるためでしょうか。靴底の周囲は、地面から浮いている状態。右か左に重心が傾くと、トランポリン...

  • 60歳 避難を意識した靴探しと足の変化

    2019年秋ごろから、安全な靴を探さねばと思い続け、ようやく買ったのは、(また)ホーキンスのMIRANDAというシリーズ。5年くらい前に、スケッチャーズのスリッポンを入手したものの買った当初から、滑りやすいことに気づき、後悔。スケッチャーズの前に履いていたのは、ホーキンス。穴があいてしまったので買い換えましたが、今の私なら、何とか修理して履き続けていたかも。お金がかかることなので、ずるずると先延ばししていたス...

  • 【パレスチナ映画】ガザを飛ぶブタ

    パレスチナ人の漁師、ジャファール(イスラエル人俳優のサッソン・ガーベイ)が、魚網にひっかかったブタを発見してしまうことから始まるコメディ。イスラムの世界では、豚は不浄の動物。羊に扮装させて、周りの目をごまかそうとします。売り飛ばしたいのですが、当然ながら買い手は見つからず。そこへ、豚を使った思いがけないビジネスが舞い込みます。こうなると、金のなる木ならぬ、金のなる豚。大事に匿わなくてはと思っている...

  • 難民の妻であり写真家であり 小松由佳さんのこと

    アウトドア雑誌、Be-PAL(ビーパル)で読んだ、登山家・写真家の小松由佳さんの記事。ご主人がシリア人。トルコの難民キャンプへ、ご主人の家族に会いに、幼児の長男を連れて撮影という記事を読み、どういういきさつでシリア人男性と結婚したのかという素朴な疑問が湧きました。そんな下世話な好奇心に応えてくれるのが、小松由佳さんの「人間の土地へ」。小松由佳さんとご主人のラドワンさんとの恋愛のお話を中心に、なかなか知る...

  • 【ルーマニア映画】私の、息子

    済東鉄腸さんの影響で、Youtubeでルーマニア映画を見つけては、せっせと鑑賞しています。英語字幕が無い作品もあり、「こうなったら、私もルーマニア語を勉強しちゃおうか。」などと分不相応なことを思ったり。さて、ルーマニア映画の「私の、息子」のDVDを図書館で借りてきました。日本語字幕付きで、ありがたい。脚本は、ラズヴァン・ラドゥレスク。「ラザレスク氏の死」でも脚本を担当。ルーマニア語が理解できれば、もっと楽し...

  • 神保町めぐり カレーと隠れ家カフェ

    「桜の木のベンチ 持続可能とは何だろう」でアップしたベンチ。製作したのは、工芸家、木村桃子さん。彼女がリフォームを手掛けた不思議なカフェの話を読みました。その名は、オトナリ珈琲。お昼の1時に開くというので、来店前に近くのRスリランカで腹ごしらえ。ここのカレーは、ココナッツミルクたっぷりのスープカレー。病みつきになりそうなおいしさ!ポークローストが人気だそうですが、これはちょっと失敗。結構、筋切りを...

  • 【イラン映画】純愛か執着か

    イラン映画、What's the Time in Your World? は、「別離」などでおなじみのレイラ・ハタミと、ご主人のアリー・モサッファが共演しています。日本では未公開なのが残念です。砂漠や貧乏な人が出てくるというイラン映画のイメージを、がらりと覆してくれる純愛もの。でも、見方によっては、ストーカー映画とも言えるかも。英語字幕版は、著作権の関係で削除されていました(泣)スペイン語字幕版しか見つかりませんでしたが、とり...

  • クーデンホーフ光子さんの展示/広尾で買い物

    聖心女子大学のグローバル共生研究所で開催中の展示、「クーデンホーフ光子とその周辺」を見てきました。受付近くで無料展示されていて、受付でチェックインの手続きをする必要はありません。チェコ文化センターからのお知らせで知りました。写真撮影はOKということなので、思い出として何枚か撮らせていただきました。展示名 クーデンホーフ光子とその周辺所蔵館 チェコ共和国国立文書館クーデンホーフ光子さんのご両親が、光子...

  • 【トルコ映画】行方不明の息子 ドイツからトルコへ

    風変わりなロード・ムービー、Doorを見ました。トルコのテレビドラマ「マザー」のお涙頂戴の盛り上げ方を「ちっ。わざとらしいんだよ。」と文句言いつつ、つい見てしまう私は、Doorもつい最後まで見てしまいました。トルコからドイツへ移住した老夫婦が主役です。(ルーマニア映画を見ていると、イタリア移住のテーマが多いですが、トルコ映画の場合はドイツ移住の話が多いです。)25年前に行方不明になったミハイル。骨が見つかっ...

  • うちのビルケンシュトックが脱皮しました・・・

    マンションへ戻り、「そうだ、久しぶりにビルケンシュトックのボストンを履こう。」と思ったら、な、な、な、なんと!バックリとひび割れがーーー、オーマイガー!!!大慌てで、補修方法を調べましたが、「こうなったら、もう直りません」だって。ガーンガーンガーン!!!革だよね?エイジングを楽しむつもりだったのに。マンションに帰るたびに、クリーム塗っていたのに。何がいけなかったのか。実はそれが間違いの元でした。「...

  • 新生活・入学・就職などのお祝いに 靴のお手入れキット

    東急ハンズ銀座店で、靴のお手入れキットを見てきました。モウブレイと東急ハンズのコラボはお手軽価格で。お菓子の詰め合わせかと見間違えるような、缶入りとか。木箱入り!こんなのをお祝いにいただいたら、テンションが上がるなぁ!誰か、プレゼントしてくれないかしら・・・。私は、いい歳をした大人。自分にプレゼントしよう。私の悪いところなのですが、鍋でも靴でも、何か買う時は、それを使っている自分をうっとりと夢想し...

  • 【ルーマニア映画】腐敗暴きだすドキュメンタリー

    図書館へ行くと、近所の保育所の保育士さんふたりと10人の子供たちが絵本を借りていました。ひとり、ご機嫌斜めで泣きだした男の子がいました。みんなが帰ろうとしているのに、すねて床に座り込みます。「どうしたのー?」とお節介な私は声をかけ、男の子の手を握ると、握り返してくれて、立ち上がってくれました。その手の、なんとまあ、ちっちゃくて柔らかいこと!!子供の手って、こんなに柔らかかったっけ?吹き飛ばされそう...

  • 【パキスタン映画】SNSの恐ろしさと中高年夫婦介護の限界

    「神に誓って」以来、久しぶりのパキスタン映画、Zindagi Tamasha(英語タイトル Circus of Life)を観賞しました。(最後にネタバレがあります)予告編(字幕無し)不動産屋のラハット(Arif Hassan)は、詩を書いたり、結婚式で詩の朗読をしています。妻のファルハンダ(Samiya Mumtaz)は、病で床に臥すことが多く、歩くことができませんが、お互いに励まし合い、時に好き勝手なことを言い合っている熟年夫婦。本作では、観光客...

  • 【イラン映画】超常現象がお好きなら

    先日、イラン映画、Fireworks Wednesdayという映画のことを書きました。この作品で、金持ちだけど横暴な夫を演じていたHamid Farrokhnezhad (ハーミド・ファロクネザド)が、イラン映画では珍しいオカルトっぽい作品 Harim に出ていました。(harimの意味は不明。英語のタイトルは「封印する」になっています。)イランでの予告編。次々と起こる謎の惨殺事件。捜査にあたったのは、最近、妻を亡くしたモヘビ捜査官(ハーミド・フ...

  • 【ロシア映画】北海を舞台に家族関係を静かに描く

    Alexander Zachinyaev(日本語表記不明 アレクサンドル・ザチニャエフ?)監督のBy the White SeaをYoutubeで鑑賞しました。問題児の中学生、サーシャ(Nikita Manets)と継父のアンドレイ(Dmitriy Kulichkov)、サーシャを助ける老人(Boris Galkin)の出演がほとんどで、ちょっとだけサーシャの母親が出てくる程度。色気が無く、しかも舞台は寒そうな北海。荒波、強風、曇り空など、見ているだけで寒くなるし、サーシャの反発ぶ...

  • ウールの下着は臭わない、は本当か

    コトリワークス、Joha(ヨハ)、アイスブレーカー、シルクふぁみりぃ、モンベル。メリノウールと名の付くものは、いろいろと試して使い倒してきました。今日は、メリノウールの肌着は臭わないのか、です。変な話題ですみませんが、どなたかのお役に立てれば、と思います。こちらは、袋から出したばかりのタンクトップ(コトリワークス)。コトリワークスのブラも一枚、使っていました。メリノウールの質でいえば、コトリワークスが...

  • 【ボスニア映画】父の最後の願い

    これも、また珍しい。ボスニアの映画 Amanet を観ました。英語のタイトルは、「父の最後の願い」。2022年の作品です。1989年、ボスニアの小さな村が舞台。実際にロケに使われたのは、ポドスティイェナ村(Podstijena)とボソヴァチャ村(Bosovači)でした。大学を卒業し、弁護士になったアサド(Zlatan Skoljic)が、久しぶりに村に帰ってくるところから、映画は始まります。アサドには意中の女性、アミーナ(Iva Filipovic)がいます...

  • 【イスラエル映画】スイッチを押せば、死ねます

    「ハッピーエンドの選び方」テレビをつければ、ガザを破壊するイスラエル軍の姿ばかり。日本で劇場公開されたイスラエル映画の多くも、対パレスチナを題材にしていることが多く、それはそれでいい映画なのですが、たまには違う角度からイスラエルを見てみたい、そんな願いを叶えてくれる素敵な作品です。発明家のヨハスケル(モロッコ出身のZe'ev Revach ゼーヴ・リヴァシュ)が作った安楽死装置。死にたい人を死なせることは、殺...

  • 歯科検診と無料の鉄鍋

    久しぶりに歯科検診を受けてきました。 再診料 56点 医学管理 290点 検査 200点 処置 72点歯石取りと気になる歯周ポケットのチェックをしていただき、1,850円でした。随分といろいろな歯医者さんをまわりましたが、今、通っている歯医者さんは、自宅の一階が診察室。その自宅というのは、飾り気がなく、そういうところも気に入っています。家賃の負担がないからか、院長先生は業突く張りな感じではあり...

  • 【イラン映画】幼さ残るタラネ・アリドゥスティと結婚について

    声優のTARAKOさんが、さくらももこさんのオールナイトニッポンに出演した時のことを思い出すと、今でもクスクスと笑ってしまいます。同じ声で、どちらがしゃべっているのかわからなくて。享年63歳。私とたいして変わらない年齢。何があるか、わからない。今日という日を大切にしよう。TARAKOさん、安らかに。さて、今日も古いイラン映画のことを書き留めておきます。2006年のイラン映画、Fireworks Wednesday。イランが世界に誇る...

  • 【モンテネグロ映画】失業男、ふんばる

    これは珍しい、モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)の映画、Lazy Guyを観ました。首都ポドゴリツァに住む無職の男、ミロシュ(Savo Scepanovic)。一人息子のサッシャ(Ilija Redzic)のことを、とても可愛がっているのですが。(この赤ちゃんが、とっても可愛いのです。後頭部のおハゲも可愛くて、目が離せません。)妻、イェレナ(Milica Scepanovic)とは離婚。失業中のため、養育費の支払いが滞り、「養育費はどうなってるのよ。あん...

  • 災害時の洗濯とUTOカシミヤ製品

    できればすすぎをしないでも済むような洗剤はないものだろうかと、いろいろな洗剤を試して数年が経ちました。マーチソン・ヒューム。可もなく不可もなく。こちらは、ユーカラン。香りがいいのが特徴ですが、すすぎはしっかりと二回やらないと、洗剤が落ちた気がしません。シルクふぁみりぃの桐生店長さんが絶賛していたので、シルクふぁみりぃで購入したのがマザータッチ。入浴剤として使うと、垢がぼろぼろと落ちてびっくり。洗剤...

  • 【イラン映画】上映禁止 精神病の描き方

    バフラン・バフラミアン監督(Bahran Bahramian)による「パリナーズ」(英語版タイトル Fairy out of Wedlock)は、7年間上映禁止の後、ようやく公開されました。親を失った少女パリナーズ(マリヤム・ザレイMaryam Zarei)には、行くアテがありません。パリナーズの叔母、ファルコンデ(ファテメ・モタメド・アリアFatemah Motamed-Aria)が、不承不承、パリナーズを引き取ることにします。一人暮らしのファルコンデは精神を病ん...

  • 【トルコ映画】壁の中から猫の鳴き声が?ホラーか、ノイローゼか。

    ペット禁止なのに、マンションのどこからか、猫の鳴き声が聞こえる・・・?そんな考えに取り憑かれてしまった弁護士の女性、ズハル(ニハル・ヤルチン Nihal Yalçin)。頼りになるはずの彼氏はドバイへ赴任中。マンションに届いた家具が、どうしても居間へ入れられず、廊下に置きっぱなし。仕事は忙しい。あぁ、いまいましい。猫の鳴き声は、私の妄想ではないはず。絶対、どこかに猫がいる!目星をつけた住民の部屋に、理由をこじ...

  • 【ロシア映画】生前にお葬式の準備をする可愛いおばあちゃん

    近所を散歩していたら、ほぼ満開の梅の木に、なんと小さなうぐいすが!モズに追い出されても、何度も梅の木に戻ってくる健気な姿が可愛らしく、しばし見つめてしまいました。普段は「モズ、かわいー」なんて言ってる私ですが、こういう時はモズが憎ったらしく見えてしまいます。勝手なもんだね。さて。もしも、余命宣告を受けて、自分でお葬式の準備をするとしたら。どんなお葬式にしたいでしょうか。遺族に任せればいいことを、何...

  • ルーマニア人が日本語で書いた自伝エッセイ

    済東鉄腸さんが「千葉ルー」の中でお勧めしていた本を読みました。済東鉄腸さんはルーマニア語で小説や詩を書いて、ルーマニアで発表していますが、イリナ・グリゴレさんは、ルーマニア出身で日本語で「優しい地獄」を書きました。これまでにも、日本語を母国語としない人が日本語で書いた本は読んできました。ドナルド・キーン先生、スウェーデンの村雨辰剛さん、旧ユーゴの高橋ブランカさん、NHKイタリア語講座でおなじみのマッ...

  • 骨が語る人の生と死

    東京大学総合研究博物館で開かれている企画展示、「骨が語る人の生と死」は、好評につき2024年5月16日まで延長になりました。博物館の1階の片隅に開催されている展示会は、量はそれほど多くないことが、却って私のような素人にとってはちょうどよく、受付にいらっしゃるボランティアの方たちが親切に接してくださることもありがたいです。展示のフロアデザインを担当したのは、洪恒夫さん。本展示の企画者である海部陽介さんレベ...

  • 超高層ビルで綱渡り 呆れたフランス人

    フランスの綱渡り師、フィリップ・プティが、マンハッタンの世界貿易センタービルに、いかにしてワイヤーを張り綱渡りを実現してしまったかを、彼自身が記録した「マン・オン・ワイヤー」。(写真がピンボケ・・・)「マン・オン・ワイヤー」では、両親が親権を放棄したとありますが、その理由がわかりませんでした。何かのインタビューでは、あまり親とのことは語りたくないと言っていて、逆に気になってしまいました。映画「ザ・...

  • シルクふぁみりぃ もったいない袋落選で

    久しぶりに、シルクふぁみりぃのもったいない袋抽選に応募しました。お目当ては、アンゴラのウォーマー。欧州向け高級ブランドに使われる予定だったアンゴラ。ワケあって、シルクふぁみりぃのところへ。詳しいいきさつは、桐生店長さんのブログ「クイーンズアンゴラで編み上げた高級感たっぷりのウォーマーとソックス!!」で。(シルクふぁみりぃさんの公式サイトから写真を拝借しました)すべてのもったいない袋に、このアンゴラ...

  • 【ロシア映画】男らしさとは何だろう ネタバレなし

    アンドレイ・ズビャギンツェフ監督のデビュー作品「父、帰る」。12年ぶりに、どこからともなく帰ってきた父親(コンスタンチン・ラヴロネンコ)が、息子二人と小旅行にでかけます。長男アンドレイと父の距離、次男イワンと父の距離、そして兄弟の仲。それぞれが、くっついたり離れたり。そして迎える感動的な最後。多くの方がレビューを掲載されている有名な作品ですが、結構、ネタバレ率が高いので、これから鑑賞される方はご注意...

  • 衣類の穴あき・擦り切れ修繕 自由で奥深い世界

    てならい堂から届くメールには、好奇心を刺激する話題が、いつもいっぱい。遊ぶ金欲しさで始めたバイトの給料、案外と使い切れず、「よし、てならい堂の講習会で使ってやるぞ」と息巻くも、いつも満員御礼。手作りの大切さを理解している人、作ってみることに興味がある人が、ちゃんといるんだと思うと嬉しくなってしまいます。今週は、中須賀先生のダーニング教室の案内が、また届きました。(てならい堂のサイトから写真を拝借し...

  • 【イラン映画】戦う男たちの陰で

    今日の東京は、少し汗ばむような陽気でした。こんな天気のいい日に、パートから家へ直行するのはもったいないと、前から行ってみたかった無料の博物館で、日本で出土した人骨を見てきました。いやー、平日の昼下がりに、骨。贅沢な時間を過ごしてきました。お墓は江戸時代に広まったそうです。長い日本の歴史をみれば、割と最近のこと。なんだ、そんなにお墓にこだわることもないんだな。さて、それで。唐突に、忘れられないイラン...

  • 【ルーマニア映画】もうひとつの妻の顔 貧困と出稼ぎと

    ルーマニア映画でよく出てくる話題が、イタリア移住ですが、ルーマニア映画Cealalta Irina (The Other Irene)は、妻イリーナ(Simone Popescu)のエジプト出稼ぎがきっかけで、彼女の別の顔が徐々に明らかになる哀しい作品で、ルーマニアのいい加減な体制への批判がそこかしこに含まれています。後ろの方で、ネタバレがあります。夜警をしている夫、アウレル(Andi Vasluianu)は、妻のエジプト行きに反対しますが、押し切られて...

  • 【フランス映画】子供から孫へ 遺したいとは思っても

    屋敷の中にある美術品は、すべて売却してちょうだい。それが母親、エレーヌ(エディット・スコブ)の遺言でした。本当は、売却などしてほしくはなかったのでしょうけれど、三人の子供たちはそれぞれの人生を歩み、屋敷からすっかり離れていることを自覚していたのです。実家に縛られていた父や、親元を離れた私を今だに恨む母を見ていると、エレーヌのような決断はなかなか難しいことだと思います。「夏時間の庭」の主人公は、パリ...

  • 後藤絵美さんと観る「アッラーと私とスカーフと」

    カナダに住むシリア系女性が主人公の映画、Sabahでは、サバーが家に帰るなり、頭をぐるぐる巻きにしていたスカーフを取り、「あー、暑い!頭、痒いーー!」という仕草をするのが忘れられません。去年の12月に、ドキュメンタリー「アッラーと私とスカーフを」(監督は、カナダ在住の横間恭子さん)を観賞し、大好きな後藤絵美さん(ご専門は現代イスラーム文化・思想、ジェンダー研究)の解説を聞く機会に恵まれました。ドキュメン...

  • 【イラン映画】奇妙な遺言と仲違いする子供たち

    山の上ホテルが、一旦、休業します。最後の宿泊者となった方が、かつて、このホテルで執筆を行った、ある小説家の名前を挙げ、その人の本を読みながら思いに耽り、あっという間に時間が過ぎたというようなことを、インタビューで話していました。なんと、優美な。文学に通じている人は、楽しみも多いのですね。羨ましい。文学に疎い私は、地道にイラン映画の道をひとりで進むことにします。さて、ちょっと変わったイラン映画、Deat...

  • 【フィンランド】誰からも必要とされない人生

    フィンランドの素朴さと自然の美しさを感じさせる、静かな作品「ヤコブへの手紙」。10年ぶりに再鑑賞したところ、見落としていた場面がいくつかあったことに気づきました。また、60歳というひとつの節目で、自分が老いてゆくことへの感傷と、牧師が感じる不安が重なる部分もあり、年をとってから見直すのにも向いている作品だと思います。終身刑だった女性、レイラ(カーリナ・ハザード)は恩赦により、刑務所を出ることに。出所後...

  • 【アラブ映画】カナダに住むアラブ系女性 恋愛とスカーフ

    欧米に住むアラブ系住民の映画にしては珍しく、最後に希望が持てるような明るい仕上げの映画を観ました。「サバー(Sabah)」の主人公は、カナダに住むシリア系のサバー。母親の世話をしているうちに、婚期を逃して40歳に。奥手な上に、外出する時は頭にベールを欠かさない、そんなサバーにも出逢いが。(ムスリム女性のスカーフのかぶり方はいろいろありますが、サバーのスカーフは頭巾のようです・・・)しかし、サバーが出会っ...

  • 【イラン映画】国民的英雄と謎の死

    イランの国民的英雄でレスリングのメダリスト、ゴラームレザー・タフティ(タクティ)。彼の死は自殺なのか、それとも反政府主義の彼を煙たく思う者による犯行なのか。実在したタフティ(タクティとも表記される)の生涯を描いた作品、「Gholamreza Takhti」を2023年8月にイラン映画祭で鑑賞しました。監督は、バフラム・タヴァコリー(Bahram Tavakoli)。2019年の作品です。タフティの貧しい子供時代から謎めいた死までを描いてい...

  • 【チベット映画】親子の確執、嫉妬と嘘と

    「草原の河」(2015年)を気に入って、何度か観ています。中国のチベットに暮らす6歳の女の子、ヤンチェン・ラモとその両親の生活を描く、まるでドキュメンタリーフィルムのような作品。生活力があるのですよね。子羊に乳を与える道具を、角を細工して作ったり。ある物で工夫すれば、何とかなるのだなあと感心しました。それから、民族衣装が可愛らしいです。袖の長いかいまきみたいな着物ですが、片方の腕だけを袖に通すことが多...

  • 【ルーマニア映画】60歳 余命宣告を受けた男の終活

    雪国の人に笑われちゃうけど、東京は雪。振ってます、すべってます、騒いでます。電車の運行状況ですが、遅延および運転見合わせが、合計70件も!6日朝に運行状況を確認したら、5件。ほとんどが平常運転に戻っていました。駅員の方たちの目立たぬ努力には、いつも感謝しています。天気が悪い時は、ゆっくり自宅で読書でも。済東鉄腸さんの「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話」(以下、「...

  • これは珍しい 金時人参のポタージュ

    寒い朝。UTO(ユーティーオー)のカシミヤ大判ストールをアラブ巻きにして、出勤。このストールのお陰で、フード付きのコートか耳マフラーを買わずに済みました。廃番色のオリーブグリーン。渋すぎず明るすぎずの、いい色。廃番だなんて、残念。猛烈に冷え込む、1月のある日。パート帰りに、また春日にあるK'ingsmanで昼食を。金時人参のポタージュは600円。初めての、甘~い味。とてもなめらかに仕上げてあり、感心します。仕上...

  • 【デンマーク映画】子供なら嘘は許されるのか 胸糞悪い映画

    ぞっとするようなデンマーク映画、「偽りなき者」を観てしまいました。この映画は、大きな謎がふたつ残されたまま終わります。道や床にある線を踏めない、ちょっと不思議な女の子、クララ。彼女によりそうのは、幼稚園の先生、ルーカス(マッツ・ミケルセン)。クララがついた嘘がきっかけで村は大騒ぎになり、ルーカスは村人たちから酷い仕打ちを受けます。カンヌ国際映画祭後のインタビューで、トマス・ヴィンターベア監督が「こ...

  • 【イギリス映画】ホームレスがあなたの敷地に居座る

    みなと工房が運営する「みなと茶寮」で、期間限定の大麦と根菜のスープを注文したら、節分のお豆がおまけでついてきました。子供や孫がいないと、季節の行事に疎くなってしまうので、こういうサービスは嬉しいです。いつもながら、心のこもった接客で温かい気持ちでみなと茶寮を後にして、三田図書館へ。それにしても・・・樋口恵子さんの「BB(貧乏ばあさん)の逆襲」は、読んで疲れました。私たちは、いったい何歳まで働きゃいい...

  • 【フランス映画】中年夫婦の倦怠期/また履歴書印刷しました

    「間奏曲はパリで」は、DVDのジャケットにイザベル・ユペールが写っていたという理由だけで、図書館で借りました。急いでいたので、ろくにあらすじも読まず、何の前知識もなく鑑賞しましたが、最後はじわじわと涙腺が緩む、いい作品でした。ノルマンディーの片田舎で、夫とともに牧場を営むブリジット(イザベル・ユペール)。学生結婚した夫との情熱は薄れ、何となくギクシャク。一人息子はサーカスの学校へ行っているのが、頭痛...

  • 神保町でカレーとポルトガルのお菓子を

    前から気になっていたインドのコーヒー、マドラスコーヒーを、神保町の南インドカレー専門店、三燈舎で、初めて飲んでみました。お砂糖とミルク入りの甘いコーヒーは、酸味も苦みもなく飲みやすいです。特徴は、ぷくぷくとした泡。これは、サーブしてくれる方が、コーヒーをカップから受け皿へ、受け皿からカップへ何度も注いでできる泡です。私はブラックコーヒー派ですが、ベトナムの甘いコーヒーも好きで、優しい甘さのマドラス...

  • 東京散歩 麻布と再開発

    いや~、歩いた歩いた。メトロと都営地下鉄のお得な切符(900円)を買おうかと思いましたが、天気がいいし、いろいろ眺めたいし。いいや、歩いちゃおうと思ったのです。麻布十番のゼノビアカフェで昼食の後、麻布図書館へ。2階から4階が図書館。5階には視聴覚室があり、月に二回、無料映画上映会があります。館内でDVDを視聴することも可能。家ではゆっくりと映画を観られないので、よく図書館のDVDコーナーを利用しています。さ...

  • 桜の木のベンチ 持続可能とは何だろう

    世田谷区役所で、木製のベンチを見つけました。区役所を建て替える前、敷地にあった桜の木。建て替えで桜の木を破棄するのではなく、その木でベンチにしたのです。1993年生まれの木工芸アーティスト、木村桃子さんが地元の子供たちとワークショップで製作しました。子供たちが成長していく中で、ベンチを作ったことは忘れてしまうかも知れないけれど、大きくなった時にふと「あぁ、そういえば。」と思い出してくれるといいな。木村...

  • 【ベルギー映画】殺したいほど憎いヤツが目の前にいる

    「息子のまなざし」(原題の英語訳はThe Son)は、画質が粗く、素人がホームビデオで撮ったかのような揺れが多いです。まるで、私がビデオカメラをかついで、登場人物の後を追いかけているようです。職業訓練校で大工仕事を教える中年のオリヴィエ(ダルデンヌ兄弟の常連俳優、オリヴィエ・グルメ)。彼のところに新しい生徒、フランシスが入ります。フランシスの入学申込書らしき書類を見たオリヴィエは、ただならぬものを感じて...

  • 大使が一番好きな伝統料理

    六本木ヒルズで「大使が一番好きな伝統料理」の写真展が無料開催されました。参加国は、ウクライナ、ウズベキスタン、エクアドル、エリトリア、ギリシャ、コソボ、セルビア、ドイツ、バーレーン、パナマ、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ホンジュラス、モルディブ、リトアニア、レソト。馴染みのある国、ギリシャならムサカかと思ったら、ダコスという料理でした。ライ麦パンの上にトマトとフェタチーズ。上からたっぷりの...

  • 忘れない 警察汚職と若者の暴行死

    ハリード・モハメド・サイード(Khaled Mohammed Said)さんが生まれたのは、1982年1月27日。可愛い可愛いと大切に育てられたハリード(カリードと表記されることも)さん。幼い時に父親を失い、母親は女手ひとつで三人の子供を育てます。パソコンや音楽が好きな、普通の青年だった彼の人生が、2010年6月6日に幕を閉じるとは、誰も思ってもいなかったでしょう。エジプト警察が、押収した違法品を秘密裏に売りさばいていたことを、...

  • おむすび 若手を応援したい

    おむすび、おにぎり専門店「米農園」さんへ入ってみました。お味噌汁、漬物(たくあんときゅうり)、好みのおむすびひとつがセットになったセットを注文。しょうゆ漬けの卵黄のおむすびにしてみました。お店にはいると、「てんちょ」と「こうへー」とひらがなで書かれた名札をつけた男性ふたりがいます。ちゃらちゃらしている印象は否めませんが、こうへーが目の前でおむすびを握る様子は、ちょっとした職人。こうへーが両腕を柔ら...

  • 【ポーランド映画】誰に形見分けしようかな(ややネタバレあり)

    ポーランド映画「木漏れ日の家で」。どんな映画をイメージするでしょうか。https://www.youtube.com/watch?v=CTC6JWDBfJgポーランド語原題はPora umierac。 ポーランド語はわからないけれど、ウミエラチは、ひょっとしてロシア語で「死ぬ」を意味するウミェリェチのことかいなと思って、グーグル翻訳に頼りました。「死ぬ時が来た」という意味だそうです。物憂げな映画を想像してDVDを借りたのですが、パンチを食らっちゃいました...

  • 【セルビア映画】28人を轢いてしまった鉄道運転士と定年(ややネタバレあり)

    セルビア映画「鉄道運転士の花束」。字幕翻訳は佐藤まなさん。「栗の森のものがたり」の字幕翻訳を担当した佐藤まなさんの履歴を読んでいて、この映画のことを知りました。あらすじを読んだだけで「おおー、これは典型的な旧ユーゴスラビアのブラックユーモアだぞ。」とわかりました。鉄道運転士のイリヤ(ラザル・リストフスキー)、60歳。あらやだ、私と同い年。結構なジイサンに見えるのですが、60歳ってそういうもの?と言うこと...

  • 後期高齢者 スマホデビューしました

    3Gはもう終わるの。とってもお得な買い替えキャンペーンを用意したのよ、とソフトバンクから相方にA4サイズのカタログやら3つ折りのはがきやらが、知る限りでも3回は来ていました。「今、切り替えれば、2024年2月まで基本料金も無料だって。買い替えしなよー。」と私はずっと相方に言っていたのに、全然、重い腰を上げようとしない相方。これって、ひょっとして老人特有のやる気のなさとか鬱なのかとずっと心配していました。「...

  • これが最強 イラン紹介本

    イラン映画で描かれることがすべてではありませんが、イランの生活の一部をよく表現している場面が数多く見られ、一度も行ったことがないイランへ、まるで行ったような気になることがあります。先日は、The Wooden Bridgeという若い夫婦の人間模様を描く映画を観ました。妻、シリーンを演じるのは、私が「イランのアンジェリーナ・ジョリー」と勝手に呼んでいるマーナズ・アフシャール(Mahnaz Afshar)。夫、アミールを演じるのは...

  • 【フランス映画】尊厳死に向かう人 見送る人(ネタバレあり)

    治る見込みのない病に侵されたイヴェット。洗顔やアイロン掛け、掃除の場面を見ると、イヴェットが几帳面でひとつひとつの動作を大切に生きていることがわかります。息子のアランは、刑務所帰り。仕方なく母親の家に居候させてもらうものの、なかなか仕事が見つからないイライラを母親にぶつけ、生活のリズムを壊される母親もつい小言を言ってしまいます。スイスで尊厳死を望むイヴェット。せめて、自分の頭がしっかりしているうち...

  • ランガスタラム 踊るインド映画

    久しぶりの踊りネタです。インド映画というのは、言葉はわからなくても楽しめる、とよく私は書いています。ヒンディー語、タミール語、テルグ語。その違いさえわからない私も、インド映画を楽しんでいます。時々、ふっと思い出したように、誰かが英語を話すんですよ。英語の部分を繋ぎ合わせると、だいたいストーリーはわかる、と。(ただ、その英語がすごくなまっていて、英語だったことに気づかないこともありますが)ですが、「...

  • おいしい散歩 春日・後楽園

    1月20日未明に小型実証機「スリム(SLIM)」が月面に着陸しました。ちょうど、JAXA宇宙科学研究所の久保勇貴(ゆうき)さんの「ワンルームから宇宙をのぞく」を読んでいるところです。ワンルームマンションで一人暮らしをする久保さんが、ノートパソコンひとつでも宇宙工学の研究ができますよという難しい話は最初だけで、繊細過ぎる宇宙工学の専門家が、日頃、思っていることをメランコリックに綴っている・・・かと思え...

  • こだわりいっぱいのハンバーグ店 応援します

    春日にあった小さなロシア料理店、海燕。愛された店主さんも病気には勝てなかったか・・・。私ったら、ガラにもなく、いつまでも海燕のことが忘れられず、うじうじ・・・。個人がやっている店っていうのはさ、店主が死んで、跡取りがいないと、そこの味はもう味わえなくなっちゃうんだよね。元3(もとさん)がブログで、海燕の跡地に元・力士がハンバーグ屋さんを開いたと書いていて、気になっていました。定年退職して時間ができ...

  • 【台湾映画】中国人が米国暮らしを始めれば(ネタバレ無し)

    息子が「同居しようよ」って言ってくれたんです。いそいそと引っ越してみれば、そこは異文化。言葉は通じない。電子レンジにアルミホイルはだめなんだってさ。ふるさとの歌も口ずさめやしない。嫁との関係はぎくしゃく。「推手(すいしゅ)」は、アン・リー監督のデビュー作。30年くらい前の作品ですが、今の時代でも十分に「わかる、わかる」「ある、ある」と頷ける素晴らしい内容です。中国から渡米して成功したアレックス(演じ...

  • 自由が丘でモルドバ料理

    自由が丘の笠井クリニックへ行った帰り、クリニックの向かいに面白い店を見つけました。中欧の小さな国、モルドバのワイン、チーズを扱うお店です。モルドバといえば、ノーロックというお店がありますが、うちからはちょっと遠いので、モルドバ料理はずっと保留になっています。自由が丘のモルドバ・マーケットなら、ここでモルドバの軽い料理を楽しめるようです。あいにく、この日は行くところが決まっていたので、またの機会に。...

  • トイレ清掃人が映画の主人公に 私のBeautiful Days

    パート先では、朝礼が始まる5分前頃から、ひとりふたりと事務所に同僚たちが集まります。年代も前歴もバラバラの私たち。これと言って共通の話題もなく、非社交的な私にはちょっと苦痛の5分間ですが、珍しく私たちが盛り上がったのが、役所広司さん主演の映画、Beautiful Days。「規則正しい生活をして清掃して、寝る前に本を読むんでしょう?それ、私じゃん。」と私が言うと、同僚がどっと笑い「役所広司がやるから、いいんじゃ...

  • シリア料理 イチオシの隠れた名店

    久しぶりに広尾商店街の端っこにある「ゼノビア」へ。地下だし、店内は昼間っから暗いし、ウェイターさんは彫が深すぎて、目がどこを見ているのかわからないしで、入るのに勇気が要ると感じる方がいるのも不思議ではありません。アラビアンランチセット(1,200円)を注文。お酢とオリーブオイルのシンプルなドレッシングだと思うのですが、何かハーブらしきものが入っていて、それが独特の風味を加えています。上にちょこんと乗っ...

  • 【内モンゴル映画】元夫の面倒も見てくれる夫を募集(ネタバレ無し)

    内モンゴルは砂漠化が進み、水不足です。ラクダを引いて遠くまで水を汲みに行く、けなげな妻、トゥヤー。年が離れた夫は、家の近くに井戸を掘ろうとして大怪我を負います。家畜の世話も料理も子供と夫の世話も、すべてトゥヤーが引き受けますが、限界が近づきます。そこで、トゥヤーが決めたこととは。中国内モンゴルを舞台にした映画「トゥヤーの結婚 」。監督は、ワン・チュアンアン。監督の「再会の食卓」も心に残る作品でした...

  • 老舗のロシア料理店と接客マナー

    神保町で有名なロシア料理店、サラファンのことを。狭くて急な階段を恐る恐る降りて行くと、その店はあります。録音されたテープのように話すウェイターがお出迎え。白金高輪のビストロキフキフの、無言ウェイターよりはマシだろうか。しっかり乳成分を感じられる、とてもおいしいサワークリームが乗ったボルシチ。野菜の甘みがしっかりあります。牛肉のエキスが口中に広がり、う~んと唸るおいしさ。私が作る、ビーツ、じゃがいも...

  • セーターのほつれと簡単補修

    2023年に買って一番よかったものは、クローバーのほつれ補修針でした。説明書に折れ目がついているのは、折りたたんで財布にしまい外出先でも使えるようにしているからです。こちらが、袖口のほつれ。写真中央あたりに、ぽこんと飛び出ています。補修針の細い方を使いました。補修した箇所の写真を撮ろうと思ったら、どこを補修したのか、場所がわからなくなってしまいました。ここらへんだったかなーと思いながら、目印に針を置い...

  • 階段の電球を交換する

    被災して、洗濯もままならないことは、私の身にも起こるかも知れません。やはり、ウールの肌着です。薄手なら、乾くのも早いです。洗濯というのは、洗剤で洗い、すすぎを2回・・・そんなふうに思い込む必要はありません。私が旅をしていた時、旅先で地震に遭い洗濯もままならなかった時、普通のハンカチを衛生ナプキンのようにしてショーツに入れました。簡単な手洗いができる時でさえ、ショーツを乾かすのは気まずいです。ハンカ...

  • 【スペイン映画】奔放な母親と失踪した娘

    演歌のことはわかりませんが、お笑い番組に出ていた八代亜紀さんが好きでした。八代亜紀さんが患っていた間質性肺炎の病名を見て、料理研究家の枝元なほみさんを思い出しました。今では酸素チューブをつけていると知り、驚いてしまいました。弱い立場の人たちを助けている人が、なぜこんな仕打ちにあうのか。さすが、枝元さんだなと思ったのは、「今の私に何ができるか」考えて行動しているんですね。夜パン、引き続き利用させてい...

  • イスラエル料理 タイーム

    宮城県の刑務所で、80代の受刑者が食事の後に死亡しているのが見つかりました。報道によると「男性受刑者は長期間病棟に収容されていて、噛まずに飲みこめるよう柔らかいゼリー状の食事が提供されていた」そうです。ゼリー状ですってよ。何、この好待遇。一瞬ですけど、真面目にやっているのがばかばかしいと思ってしまいました。さて。前から行きたい行きたいと思っていた、イスラエル料理の店、タイーム。イスラエルの言葉、ヘブ...

  • 【米国映画】実業家が映画監督に 連続殺人犯を追う(一部ネタバレあり)

    やはり、嘱託社員として継続せず、定年退職して元気に生きていられて、よかったと思います。2021年にアマゾンプライム、アップルTVなどでリリースされた映画、100 Days to Liveは、米国の実業家が初めて撮影した作品。映画は、公園でヨガをする女性が幼い子供を公園に残したまま、何者かに拉致される場面から始まります。同じ手口で次々と人が連れ去られ、遺体となって発見されてしまいます。ある自助会を主催するレベッカは、そこ...

  • 親殺しを恋人に依頼した女性が出所 恋人は終身刑

    ジプシー・ローズ獄中結婚と出所のニュースには複雑な思いです。どこも悪くないジプシーを重病人に仕立て、世間の同情をひいた母親。白血病と誤診した医師の責任は、無しなのでしょうか?その母親を殺害したのは、ジプシーの元・交際相手、ニコラス・ゴデジョン(ゴデジョンとは、神ヨハネとも読める)。正確に言うなら、ニコラスの別人格であるヴィクターに殺人を依頼したと、ジプシーは語っています。ふたりはキリスト教系の出会...

  • 産院で誘拐された女の子 その後

    中村メイコさんが、去年の暮にお亡くなりになっていました。享年89歳。まだまだお元気に活躍されそうな印象だったので、驚きました。今、83歳の母はもっと長生きしてくれるだろうかと、ふと気になってしまいました。私は親不孝者です。純粋に、母の長生きを願っているのではなく、母がいなくなってしまったら、パートの身元保証人になってくれる人がいなくなるからです。私は70歳くらいまでは働いていたい。だから、おかあさん、9...

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