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インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
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2022/05/29

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  • 【イラン映画】なぜ勉強するんだろう

    貧困、寒村、学校へ行けない子供たち。こういうイラン映画は、苦手なんですよね。見ていて辛くなるから。だけど、2020年のイラン映画「繭と蝶」は、心温まる作品で、日本の小学生たちにも見せてあげたいなぁ、と思いました。足に火傷を負い、歩けなくなった女の子、パルヴァネ(ペルシャ語で「蝶」の意味もある)。学校で習うことを教えてあげようと一生懸命なのは、お隣のヤヴァールくん。物がない村なので、ある物だけであの手こ...

  • 【アルバニア映画】ドアは開かれている いつでも帰っておいで

    珍しいアルバニアの映画、Open Door(原題は Derë e hapur )2019年の作品です。予告編(英語字幕)しんみりとする姉妹喧嘩や親との関り、悩みを癒すようなノスタルジックな風景を描いている作品で、「この素晴らしさを伝えたい」とブログに残したかったのですが、何かと忙しく後回しにしている間に、残念ながら動画は削除されてしまいました。何かの映画祭で上映されることを期待して、このブログを記録のためにアップします。掛...

  • 【イラク映画】戦争に行った父を探す過酷な旅

    イラク人監督によるイラクを舞台にした映画、「バビロンの陽光」(英語はSon of Babylon)をDVDで鑑賞しました。戦争に行ったきり戻らぬ息子を探しに出る、年老いた母親(Shazada Hussein シャーザード・フセイン)。クルド語しか話せない彼女は、アラビア語も話せる孫のアーメッド(ヤッセル・タリーブ Yasser Talib)を連れて行きます。最初に「バビロンの陽光」を観賞した時は、祖母に対しての怒りのほうが大きかったです。なん...

  • ホーキンスMIRANDAの履き心地と問題点

    ホーキンスのMIRANDAを、セールで安く手に入れました。毎日、これを履いていますが、ちょっとだけ気になることが。緑のマーカーをつけたところが、靴底です。(写真はABCマートから拝借)ピンク色の部分は、地面から浮いています。(写真はABCマートから拝借)変わった靴底です。(写真はABCマートから拝借)ひょっとして、安く仕上げるためでしょうか。靴底の周囲は、地面から浮いている状態。右か左に重心が傾くと、トランポリン...

  • 60歳 避難を意識した靴探しと足の変化

    2019年秋ごろから、安全な靴を探さねばと思い続け、ようやく買ったのは、(また)ホーキンスのMIRANDAというシリーズ。5年くらい前に、スケッチャーズのスリッポンを入手したものの買った当初から、滑りやすいことに気づき、後悔。スケッチャーズの前に履いていたのは、ホーキンス。穴があいてしまったので買い換えましたが、今の私なら、何とか修理して履き続けていたかも。お金がかかることなので、ずるずると先延ばししていたス...

  • 【パレスチナ映画】ガザを飛ぶブタ

    パレスチナ人の漁師、ジャファール(イスラエル人俳優のサッソン・ガーベイ)が、魚網にひっかかったブタを発見してしまうことから始まるコメディ。イスラムの世界では、豚は不浄の動物。羊に扮装させて、周りの目をごまかそうとします。売り飛ばしたいのですが、当然ながら買い手は見つからず。そこへ、豚を使った思いがけないビジネスが舞い込みます。こうなると、金のなる木ならぬ、金のなる豚。大事に匿わなくてはと思っている...

  • 難民の妻であり写真家であり 小松由佳さんのこと

    アウトドア雑誌、Be-PAL(ビーパル)で読んだ、登山家・写真家の小松由佳さんの記事。ご主人がシリア人。トルコの難民キャンプへ、ご主人の家族に会いに、幼児の長男を連れて撮影という記事を読み、どういういきさつでシリア人男性と結婚したのかという素朴な疑問が湧きました。そんな下世話な好奇心に応えてくれるのが、小松由佳さんの「人間の土地へ」。小松由佳さんとご主人のラドワンさんとの恋愛のお話を中心に、なかなか知る...

  • 【ルーマニア映画】私の、息子

    済東鉄腸さんの影響で、Youtubeでルーマニア映画を見つけては、せっせと鑑賞しています。英語字幕が無い作品もあり、「こうなったら、私もルーマニア語を勉強しちゃおうか。」などと分不相応なことを思ったり。さて、ルーマニア映画の「私の、息子」のDVDを図書館で借りてきました。日本語字幕付きで、ありがたい。脚本は、ラズヴァン・ラドゥレスク。「ラザレスク氏の死」でも脚本を担当。ルーマニア語が理解できれば、もっと楽し...

  • 神保町めぐり カレーと隠れ家カフェ

    「桜の木のベンチ 持続可能とは何だろう」でアップしたベンチ。製作したのは、工芸家、木村桃子さん。彼女がリフォームを手掛けた不思議なカフェの話を読みました。その名は、オトナリ珈琲。お昼の1時に開くというので、来店前に近くのRスリランカで腹ごしらえ。ここのカレーは、ココナッツミルクたっぷりのスープカレー。病みつきになりそうなおいしさ!ポークローストが人気だそうですが、これはちょっと失敗。結構、筋切りを...

  • 【イラン映画】純愛か執着か

    イラン映画、What's the Time in Your World? は、「別離」などでおなじみのレイラ・ハタミと、ご主人のアリー・モサッファが共演しています。日本では未公開なのが残念です。砂漠や貧乏な人が出てくるというイラン映画のイメージを、がらりと覆してくれる純愛もの。でも、見方によっては、ストーカー映画とも言えるかも。英語字幕版は、著作権の関係で削除されていました(泣)スペイン語字幕版しか見つかりませんでしたが、とり...

  • クーデンホーフ光子さんの展示/広尾で買い物

    聖心女子大学のグローバル共生研究所で開催中の展示、「クーデンホーフ光子とその周辺」を見てきました。受付近くで無料展示されていて、受付でチェックインの手続きをする必要はありません。チェコ文化センターからのお知らせで知りました。写真撮影はOKということなので、思い出として何枚か撮らせていただきました。展示名 クーデンホーフ光子とその周辺所蔵館 チェコ共和国国立文書館クーデンホーフ光子さんのご両親が、光子...

  • 【トルコ映画】行方不明の息子 ドイツからトルコへ

    風変わりなロード・ムービー、Doorを見ました。トルコのテレビドラマ「マザー」のお涙頂戴の盛り上げ方を「ちっ。わざとらしいんだよ。」と文句言いつつ、つい見てしまう私は、Doorもつい最後まで見てしまいました。トルコからドイツへ移住した老夫婦が主役です。(ルーマニア映画を見ていると、イタリア移住のテーマが多いですが、トルコ映画の場合はドイツ移住の話が多いです。)25年前に行方不明になったミハイル。骨が見つかっ...

  • うちのビルケンシュトックが脱皮しました・・・

    マンションへ戻り、「そうだ、久しぶりにビルケンシュトックのボストンを履こう。」と思ったら、な、な、な、なんと!バックリとひび割れがーーー、オーマイガー!!!大慌てで、補修方法を調べましたが、「こうなったら、もう直りません」だって。ガーンガーンガーン!!!革だよね?エイジングを楽しむつもりだったのに。マンションに帰るたびに、クリーム塗っていたのに。何がいけなかったのか。実はそれが間違いの元でした。「...

  • 新生活・入学・就職などのお祝いに 靴のお手入れキット

    東急ハンズ銀座店で、靴のお手入れキットを見てきました。モウブレイと東急ハンズのコラボはお手軽価格で。お菓子の詰め合わせかと見間違えるような、缶入りとか。木箱入り!こんなのをお祝いにいただいたら、テンションが上がるなぁ!誰か、プレゼントしてくれないかしら・・・。私は、いい歳をした大人。自分にプレゼントしよう。私の悪いところなのですが、鍋でも靴でも、何か買う時は、それを使っている自分をうっとりと夢想し...

  • 【ルーマニア映画】腐敗暴きだすドキュメンタリー

    図書館へ行くと、近所の保育所の保育士さんふたりと10人の子供たちが絵本を借りていました。ひとり、ご機嫌斜めで泣きだした男の子がいました。みんなが帰ろうとしているのに、すねて床に座り込みます。「どうしたのー?」とお節介な私は声をかけ、男の子の手を握ると、握り返してくれて、立ち上がってくれました。その手の、なんとまあ、ちっちゃくて柔らかいこと!!子供の手って、こんなに柔らかかったっけ?吹き飛ばされそう...

  • 【パキスタン映画】SNSの恐ろしさと中高年夫婦介護の限界

    「神に誓って」以来、久しぶりのパキスタン映画、Zindagi Tamasha(英語タイトル Circus of Life)を観賞しました。(最後にネタバレがあります)予告編(字幕無し)不動産屋のラハット(Arif Hassan)は、詩を書いたり、結婚式で詩の朗読をしています。妻のファルハンダ(Samiya Mumtaz)は、病で床に臥すことが多く、歩くことができませんが、お互いに励まし合い、時に好き勝手なことを言い合っている熟年夫婦。本作では、観光客...

  • 【イラン映画】超常現象がお好きなら

    先日、イラン映画、Fireworks Wednesdayという映画のことを書きました。この作品で、金持ちだけど横暴な夫を演じていたHamid Farrokhnezhad (ハーミド・ファロクネザド)が、イラン映画では珍しいオカルトっぽい作品 Harim に出ていました。(harimの意味は不明。英語のタイトルは「封印する」になっています。)イランでの予告編。次々と起こる謎の惨殺事件。捜査にあたったのは、最近、妻を亡くしたモヘビ捜査官(ハーミド・フ...

  • 【ロシア映画】北海を舞台に家族関係を静かに描く

    Alexander Zachinyaev(日本語表記不明 アレクサンドル・ザチニャエフ?)監督のBy the White SeaをYoutubeで鑑賞しました。問題児の中学生、サーシャ(Nikita Manets)と継父のアンドレイ(Dmitriy Kulichkov)、サーシャを助ける老人(Boris Galkin)の出演がほとんどで、ちょっとだけサーシャの母親が出てくる程度。色気が無く、しかも舞台は寒そうな北海。荒波、強風、曇り空など、見ているだけで寒くなるし、サーシャの反発ぶ...

  • ウールの下着は臭わない、は本当か

    コトリワークス、Joha(ヨハ)、アイスブレーカー、シルクふぁみりぃ、モンベル。メリノウールと名の付くものは、いろいろと試して使い倒してきました。今日は、メリノウールの肌着は臭わないのか、です。変な話題ですみませんが、どなたかのお役に立てれば、と思います。こちらは、袋から出したばかりのタンクトップ(コトリワークス)。コトリワークスのブラも一枚、使っていました。メリノウールの質でいえば、コトリワークスが...

  • 【ボスニア映画】父の最後の願い

    これも、また珍しい。ボスニアの映画 Amanet を観ました。英語のタイトルは、「父の最後の願い」。2022年の作品です。1989年、ボスニアの小さな村が舞台。実際にロケに使われたのは、ポドスティイェナ村(Podstijena)とボソヴァチャ村(Bosovači)でした。大学を卒業し、弁護士になったアサド(Zlatan Skoljic)が、久しぶりに村に帰ってくるところから、映画は始まります。アサドには意中の女性、アミーナ(Iva Filipovic)がいます...

  • 【イスラエル映画】スイッチを押せば、死ねます

    「ハッピーエンドの選び方」テレビをつければ、ガザを破壊するイスラエル軍の姿ばかり。日本で劇場公開されたイスラエル映画の多くも、対パレスチナを題材にしていることが多く、それはそれでいい映画なのですが、たまには違う角度からイスラエルを見てみたい、そんな願いを叶えてくれる素敵な作品です。発明家のヨハスケル(モロッコ出身のZe'ev Revach ゼーヴ・リヴァシュ)が作った安楽死装置。死にたい人を死なせることは、殺...

  • 歯科検診と無料の鉄鍋

    久しぶりに歯科検診を受けてきました。 再診料 56点 医学管理 290点 検査 200点 処置 72点歯石取りと気になる歯周ポケットのチェックをしていただき、1,850円でした。随分といろいろな歯医者さんをまわりましたが、今、通っている歯医者さんは、自宅の一階が診察室。その自宅というのは、飾り気がなく、そういうところも気に入っています。家賃の負担がないからか、院長先生は業突く張りな感じではあり...

  • 【イラン映画】幼さ残るタラネ・アリドゥスティと結婚について

    声優のTARAKOさんが、さくらももこさんのオールナイトニッポンに出演した時のことを思い出すと、今でもクスクスと笑ってしまいます。同じ声で、どちらがしゃべっているのかわからなくて。享年63歳。私とたいして変わらない年齢。何があるか、わからない。今日という日を大切にしよう。TARAKOさん、安らかに。さて、今日も古いイラン映画のことを書き留めておきます。2006年のイラン映画、Fireworks Wednesday。イランが世界に誇る...

  • 【モンテネグロ映画】失業男、ふんばる

    これは珍しい、モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)の映画、Lazy Guyを観ました。首都ポドゴリツァに住む無職の男、ミロシュ(Savo Scepanovic)。一人息子のサッシャ(Ilija Redzic)のことを、とても可愛がっているのですが。(この赤ちゃんが、とっても可愛いのです。後頭部のおハゲも可愛くて、目が離せません。)妻、イェレナ(Milica Scepanovic)とは離婚。失業中のため、養育費の支払いが滞り、「養育費はどうなってるのよ。あん...

  • 災害時の洗濯とUTOカシミヤ製品

    できればすすぎをしないでも済むような洗剤はないものだろうかと、いろいろな洗剤を試して数年が経ちました。マーチソン・ヒューム。可もなく不可もなく。こちらは、ユーカラン。香りがいいのが特徴ですが、すすぎはしっかりと二回やらないと、洗剤が落ちた気がしません。シルクふぁみりぃの桐生店長さんが絶賛していたので、シルクふぁみりぃで購入したのがマザータッチ。入浴剤として使うと、垢がぼろぼろと落ちてびっくり。洗剤...

  • 【イラン映画】上映禁止 精神病の描き方

    バフラン・バフラミアン監督(Bahran Bahramian)による「パリナーズ」(英語版タイトル Fairy out of Wedlock)は、7年間上映禁止の後、ようやく公開されました。親を失った少女パリナーズ(マリヤム・ザレイMaryam Zarei)には、行くアテがありません。パリナーズの叔母、ファルコンデ(ファテメ・モタメド・アリアFatemah Motamed-Aria)が、不承不承、パリナーズを引き取ることにします。一人暮らしのファルコンデは精神を病ん...

  • 【トルコ映画】壁の中から猫の鳴き声が?ホラーか、ノイローゼか。

    ペット禁止なのに、マンションのどこからか、猫の鳴き声が聞こえる・・・?そんな考えに取り憑かれてしまった弁護士の女性、ズハル(ニハル・ヤルチン Nihal Yalçin)。頼りになるはずの彼氏はドバイへ赴任中。マンションに届いた家具が、どうしても居間へ入れられず、廊下に置きっぱなし。仕事は忙しい。あぁ、いまいましい。猫の鳴き声は、私の妄想ではないはず。絶対、どこかに猫がいる!目星をつけた住民の部屋に、理由をこじ...

  • 【ロシア映画】生前にお葬式の準備をする可愛いおばあちゃん

    近所を散歩していたら、ほぼ満開の梅の木に、なんと小さなうぐいすが!モズに追い出されても、何度も梅の木に戻ってくる健気な姿が可愛らしく、しばし見つめてしまいました。普段は「モズ、かわいー」なんて言ってる私ですが、こういう時はモズが憎ったらしく見えてしまいます。勝手なもんだね。さて。もしも、余命宣告を受けて、自分でお葬式の準備をするとしたら。どんなお葬式にしたいでしょうか。遺族に任せればいいことを、何...

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