chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/05/29

  • 読書)手仕事礼賛

    林ことみさんの「手仕事礼賛」は、手仕事にまつわるおしゃべりを聞いているような楽しい気分にさせられます。手芸のハウツー本ではありません。作り方の教本だと思って本を開くと、説明やイラストがわかりにくいと感じます。気楽なエッセイとして、手芸家さんのこだわりの持ち物や針仕事道具について、素朴な雰囲気の写真とともに楽しみました。私が一番感動したのは、ジーンズをリメイクしたバッグ。幼かった息子さんが描いたサツ...

  • 【クロアチア映画】ユダヤ系天才子役の運命

    ユダヤ人やホロコーストをテーマにした作品は多いですが、クロアチア映画「レアとダリア」は、これまでとは異なった視点からユダヤ人虐殺の問題を扱っています。舞台は1939年のザグレブ。クロアチアのシャーリー・テンプルとあだ名された、13歳のレアは、同じく天才子役のダリアと大親友になります。しかし、時代はユダヤ系住民のレアたちに容赦しません。ユダヤ人を乗せた貨車の小さな窓からは、月明かりが静かに差し込みます。...

  • 読書)散歩とごはんのくり返し

    食べること、ぶらぶらすることをこよなく愛する私が、何故にこの本に気が付かなかったのか!岡根谷実里(おかねや みさと)さんの「世界の台所探検」を発見した時のような興奮が、どどっと押し寄せてきます。松本智秋さんの「散歩とごはんのくり返し」は、図書館の特集コーナーで偶然見つけた一冊。図書館員さんたちが工夫を凝らしたポップアップと選りすぐりの本を並べる、月替わりのコーナー。目利きが選んだ本を眺めるのが、図...

  • 読書)低年金でもエレガントな暮らし 小笠原洋子さんに学ぶ

    前作「おひとりさまのケチじょうず」は、写真ではなくイラストばかりで落胆した記憶がありました。前作から4年。「財布は軽く、暮らしはシンプル。74歳、心はいつもエレガンス 」を読むと、久しぶりに小笠原さんのお宅におじゃましたような気分になり、「あれ?キッチンのテーブル、変えたんだ?」などと勝手に話しかけている自分に気が付きます。さすが小笠原洋子さんだなと思う、手元にある物で工夫した室内の様子が写真や文章...

  • 定年後の衣類)自分で染めてみる

    岐阜県で活躍する手芸作家のRosyさんにドルマン袖のチュニックを作っていただいて、数年が経ちました。会社で着ても違和感のないように、色は暗めの亜麻色に。事務に支障がないように、袖口は絞ってもらいました。会社員時代は、周りの目を意識しながら、着る物を選んでいたんだなと今更ながら思います。定年退職して、「会社」という縛りが無くなった今、そして、解放的な春という季節が到来し、春めいた色に変えたいと思うように...

  • 【スペイン映画】失踪した幼い息子を追って

    6歳のやんちゃな息子、イバンは、離婚した夫とフランスへ出かけてくれた。あー、久しぶりの自由時間。おかあさんとショッピングにでも行こうかなー。そんな時に、息子から電話が入る。パパがいなくなっちゃった。知らない男の人がボクを見てる・・・。今、どこにいるのか、わからない。冷静を装い、必死で息子を安全な場所へ誘導しようとする母、エレナ。「イバン、この間、右と左を覚えたよね?右には何が見える?」と言うエレナ...

  • 南インドカレーとドーサ

    今日も暑くなりそうです。暑い日といえば、南インドのサラサラしたカレー。11時半に行っても13時過ぎに行っても、行列ができている有名店。神保町の三燈舎(さんとうしゃ)。上澄み液だけのサンバルに、人気店の驕りが感じられ、ちょっと残念。帰りには、いつもポルトガル菓子専門店へ立ち寄ります。神保町駅から水道橋方面へ向かって歩く途中で見つけたのが、シリバラジ。13時過ぎなら、空きテーブルが見つかります。シリバ...

  • シニアの衣類)スカートの裾を踏んづけて

    フリマで安く購入したマキシ丈のフレアスカートがあります。フレンチリネンの手触りと艶が素敵で、無印良品もなかなかやるな、と感心しました。マキシ丈は体形の欠点をうまく隠してくれるのですが、階段を上がる時に裾を踏んづけることが度々ありました。50代の頃は、さっと立て直せることが、60歳を過ぎるとできなくなり、危うくケガをしそうになりました。それに、冬の寒さが前以上に堪えるようになり、スカートよりパンツかなぁ...

  • 61歳になりまして

    相方がチョコレートケーキを焼いてくれました。(それにしても、台所やテーブルの上がとっちらかっていて、庶民的だなー)まぁ、相方本人が食べたかったってことなんですけどね。たっぷりのイチゴと大好きなココナツ。実はねぇ、イチゴはアレルギーが出てしまうので、1個か2個くらいしか私は食べられません。これも、相方本人が食べたいからってことで。おいおい、誰の誕生日だよ。えー、ケーキ、焼くんですか、すごいじゃないで...

  • 【ギリシャ映画】50歳 人生の「仕立て」直し

    肌寒い6月の朝。冬物をマンションへ持って帰った後だったので、とりあえず手元にあるものを組み合わせて工夫します。コトリワークスの腹巻をネックウォーマーにして仕事に行きました。さて。後味のよいギリシャ映画を観ました。主人公はアテネで父親と仕立て屋を営むニコス(ディミトリス・イメロス)。映画「テーラー 人生の仕立て屋」は、宣伝がカラフルでしたが、意外にも真面目で現実的な展開。セリフが少なく、内向的なニコ...

  • リネンタオル 近江上布伝統産業会館

    近江上布伝統産業会館のオンラインショップで、リネンのダブルガーゼのタオルを買ってみました。2か月使ってみてのレビューです。昭和初期のシャトル機で、ゆっくりと時間をかけて織りあげたリネンのダブルガーゼ。近江上布伝統産業会館では、織物の体験イベントもあるようで、ご近所の方たちが羨ましいです。お試しのつもりで「茶」を一枚だけ買いました。タグが茶色という意味で、タオル生地はどれも同じようです。オンラインス...

  • 【チェコスロバキア映画】国のためにステロイドを投与できるか

    1984年。ロサンゼルスでオリンピックが開催された年、何をしていましたか?私は幸せな大学生で、マンハッタンにあるInternational Student House(現在はありません)で世界中の学生たちといっしょに、古ぼけたテレビでオリンピックを観戦していましたが、チェコスロバキアの選手のことは何も覚えていませんでした。映画「線上のフェアプレー」(EUフィルムデイズでは「フェアプレー」)は、1980年代、共産圏だったチェコスロバキ...

  • 【イギリス映画】高齢ひとりで無謀なバス旅

    定年退職したら、若い時に訪れた場所にもう一度行ってみたい。そんなふうに思うことは、ありませんか?「君を想い、バスに乗る」の主人公、80代のトムは、老人無料パスを利用して、ひとりバスの旅を始めます。それは、愛する妻のため。トムとメアリーがどんな夫婦だったのか。二人の間に何が起こったのか。こんな無謀な高齢者のひとり旅・・・子供は助けてやらないのか(自分を棚に上げてますが)。その答えは、映像とわずかなセリ...

  • 東大病院 初診と朝食

    初診予約相方が定期的に通院している総合病院から紹介状を渡され、東大病院へ行ってきました。Web上で初診予約をできる科と、電話でないと初診予約できない科があり、皮膚科は電話でしか予約を入れることができません。外来予約には英語が話せる人がいないため、私が代理で電話をしたところ、「うちは通訳のサービスはないので、通訳を連れてきてください。」と言われました。相方がいつも行く総合病院や、高田馬場にある個人のク...

  • 【イスラエル映画】親離れ、子離れ

    久しぶりのイスラエル映画、「旅立つ息子へ」。息子を心配する父親という雰囲気が感じられる邦題ですが、息子から旅立つ父親の葛藤を描いた作品だと私は思いました。自閉症のウリのために、キャリアを棒に振る父親。別居中の母親はウリの世話を焼ききれなくて、ウリが入れる施設を見つけました。ところが、施設へ連れて行く途中、駅のホームでウリがパニックに。父親は施設には入れないと決め、ふたりで逃避行の旅に出るのですが。...

  • 高齢者皮膚のトラブル うっ滞性皮膚炎

    2024年の5月は、あまり5月らしくない天気が多かったです。寒くなったり、大雨が降ったり。一番好きな5月なのに。そして、いつになく忙しい月でもありました。先日、相方(後期高齢者)の静脈瘤のことを少しブログに書きました。最初に異変に気付いたのは、私でした。足の甲がぱんぱんに膨らみ、脛に赤黒いアザのようなものがどんどん広がりました。何故、相方本人は気づかないかというと、太っていて脛が見えない!!いいですか...

  • 【フランス映画】高齢者の恋 愛していたのは貴方の妄想だから

    「男と女」。あれから53年後のふたりを描いた「男と女 人生最良の日々」は、美しい恋愛映画だと高評価ですが、私は全然違う感想を抱いています。女性好きのジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)は、意に反して高級老人ホームに入れられ、息子に対する反感を隠せません(あーあ、フランスでもこれか・・・)。記憶があやふやなものの、昔、愛したアンヌのことだけは忘れておらず、息子はアンヌを探し出します。久しぶ...

  • 麻布館のリネンダブルガーゼ やっと素直に

    3年ほど前に購入した麻布館のリネン、綾織のダブルガーゼ。左側が現在。すっかり真っ白になり、キラキラと上品な艶があります。右側は買って間もない頃。実物は、写真よりもダークベージュです。麻布館といえば、リネン好きには評判が高いところですが、敏感肌の私にはどうにも合わず、2年以上経ってもチクチクしました。けれど、安い買い物じゃないからと頑張って使い続けました。どうしても使えないという時は、バスマットに作り...

  • 【米国・中国映画】ラッパーが余命いくばくの祖母に会いに

    中国に残してきたおばあちゃんが、ステージ4の肺がんに。中国の習慣で、そのことは本人には告知しないまま、海外へ散り散りになっていた親戚たちが久しぶりに集まります。6歳の時に両親とともに中国から渡米したビリー(ラッパーのオークワフィナ)。両親は、ビリーに内緒で中国へ飛びます。すぐに感情を露にしてしまうビリーが、おばあちゃんの病気のことを隠しとおせるはずがないという親の判断でした。けれど、誰よりもおばあ...

  • 益田ミリさん原画展 ファンが醸し出す雰囲気もよくて

    表参道の山陽堂書店さんで開催された原画展へ行ってきました。ちょっと苦手なエリア、表参道。病院へ行く用事でもなければ、あまり来ないところで、まさか地下鉄出口すぐそばに、本屋さんがあっただなんて。レンガと洒落た看板やガス灯(もどき)。奥行きはありませんが、スキップフロアを活かした隠れ家のような、かくれんぼをしたくなるような本屋さん。ああ、この原稿の注意書きはミリさんの手書き!?ミリさんお手製の表紙!!...

  • 【ドイツ映画】元・オリンピック選手が老人ホームにやって来た

    伝説のマラソンランナー、パウル(ディーター・ハラーフォルデン)は最愛の妻(ターチャ・サイブト)とともに老人ホームに入居しますが、どうしても馴染めません。ベルリン・マラソンに出場すると決めるものの、ホームの管理者たちと衝突。パウルが批判した栗の人形作り、そんなにダメかなぁ。私はやってみたいんだけど、なんてパウルに少し反感を覚えながら見ていました。彼がオリンピックのメダリストであることを知ったホームの...

  • 【チリ映画】老人ホームの母が被害に遭っているみたいです

    可笑しなスパイ映画「83歳のやさしいスパイ」をDVDで視聴しました。原題は、The Mole Agent (潜入捜査官)ですが、邦題にある「83歳」がなければ、あらすじを確認しようともしなかったでしょう。南米チリにある老人ホームに入所している母、ソニアが虐待や盗難の被害に遭っているようだ。私立探偵、ロムロのところに調査依頼が入ります。潜入捜査をするのは、83歳のセルヒオ。新聞の求人広告に応募した、まったくの素人。ホームの...

  • なで肩・敏感肌の下着事情 ヘンプのインナー2年経過

    なで肩過ぎて、ショルダーバッグもかけられない。化繊は嫌い。汗かき。そんな私が大切にしている下着のことをお話いたします。クリーマのviSva Chieさんに、ヘンプのブラ(楽なブラジャー 2)とサイドゴムのショーツを作っていただき、2年近くが経ちました。購入のきっかけは、ヘンプという素材に興味を持ったからです。(写真は、私の購入履歴です)購入を決める前に、viSva Chieさんと何度かやり取りして、この方が相手を気遣...

  • 【スウェーデン映画】63歳 専業主婦がどう変わるのか

    63歳の専業主婦が主人公の「ブリット=マリーの幸せなひとりだち」。40年間、完璧に家事をこなす専業主婦のブリット=マリー(ペルニラ・アウグスト)。63歳にして、まさかの事件が起こり、仕事を探さなくてはならない。見つけた仕事は、どういうわけだかサッカーコーチ。相手は生意気な子供たち。この映画、単なる「中高年の人生やり直し」の話ではなく、「人は誰でも、自分の存在を認めてもらいたい」ということと、しかし「周...

  • 【中国映画】千年の祈り (日米合作)

    またひとつ、心に深く残るお勧め映画と出会いました。「”ツウ”が語る映画この一本」で、大好きな料理研究家、ウー・ウェンさんが「とても静かな映画で、中国人のイメージが少し違ってくるかもしれません」と勧めていた映画「千年の祈り」をYoutubeで視聴しました。米国に住むバツイチの娘、イーラン(フェイ・ユー)を心配した父親(ヘンリー・O)が、中国からやってきますが、やがて父と娘、それぞれの秘密が明らかになってきます...

  • 【フランスミステリー】密室の翻訳家 秘密を漏洩したのは誰か

    複数の外国語を学習する人なら、きっと興味をそそられる映画、それが「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」。邦題、長すぎ。原題は「翻訳者たち」。文京区の図書館でDVDを借りて視聴しました。ベストセラーのミステリー小説を、世界同時に一斉発売したいと目論んだ出版社の社長(ランベール・ウィルソンなんだけど、マッツ・ミケルセンで演じて欲しかった)。翻訳者たちを豪華な屋敷に隔離して、スマホもパソコンも翻訳者たちから...

  • 【ギリシャ映画】同情して!という気持ちが暴走すると

    「PITY ある不幸な男」、久しぶりのギリシャ映画です。監督は、バビス・マクリディス。あらすじには「不幸なときだけ幸せを感じる男の物語」とあり、お葬式で笑いを我慢できない蛭子能収さんのような人のことかと思ったら、全然、違いました。感情を表すのが苦手な弁護士(ヤニス・ドラコプロス Yannis Drakopoulos)。彼の妻が昏睡状態になり、周囲の人たちが親切に接してくれます。淡い青を中心に、色彩を抑え気味にした画面。...

  • レビュー)シルクふぁみりぃ「アンゼリカ」

    パートの帰りに、いつもは通らない道を歩いてみたら、とあるお宅の塀から赤とピンクの薔薇が枝垂れ(しだれ)ていました。赤いバラは、5つか6つの花がぴったりとくっつき、直径20センチほどの大きなブーケにも見えます。昨年、定年退職の式でいただいたブーケを思い出しました。薔薇といえば、シルクふぁみりぃの桐生店長さん。難しいと言われる薔薇をあんなにたくさん、上手に育てていて感心します。多くの良質の絹とコットン...

  • 読書)村上春樹さんと挿絵のこと

    天気予報通り、今日の東京は、朝は晴れ、午後から暗くなり雨が降り始めました。益田ミリさんの原画展へ行きたかったけれど、雨降りの日の外出が苦手なので、今日、行くのは止めました。「雨が降らなかったら、どうしよう。すごい後悔するかも?(別の日に行けばいいだけのことですが)」とモンモンとしてしまったので、雨が降ってくれて「やったー」と小躍り。アホか。さて、珍しく村上春樹。「猫を棄てる」は、父親との確執につい...

  • 【戦争映画】チェチェンのことも忘れないで とても美しい映画でした

    連休が終わり、今朝の通勤電車にはおみやげらしき紙袋を抱えた会社員の姿が。退職代行会社「モームリ」は、連休明けの相談件数が爆発的に増えたとか。モームリを頼ることの是非はさておき、一か月でそっぽを向かれる会社って、何なんだろう。私が定年退職した企業は表向きはホワイトですが、部署による色の差が大きくて。私の後任として来た派遣社員、7月で辞めたって・・・(笑)。結局のところ、長居をしている一部の人が ...

  • レビュー)シルクふぁみりぃ 麻のソックスとストア対応に思うこと

    シルクふぁみりぃで購入した麻(ラミーとリネン)のソックスの口コミです。約二年前に購入。「ミストマホガニー」という亜麻色が気に入りましたが、残念ながら肌触りがザラザラじゃりじゃりして、足が痛痒くなってきます。あまり履かなくなってしまいました。リネン好きな私は、「絹リネン やわらかフィット5本指」にもさんざんお世話になりました。歩く時に足指にシャリシャリとした感触がありました。これを「気持ちいい」と思...

  • 【デンマーク映画】アフガニスタンの平和維持は誰のためか

    世は連休で幸せモードなれど、屋根の職人さんは3日も4日も来てくれていました。ニカラグア人のような風貌の職人さんです。相方が「アス、ココ?(明日もここに来ますか?」と聞くと、頷いて「明日」とだけ答えます。うーん、何処の国の方なんだろう。そういえば、この近くの工事現場で働いているのは、アフガニスタン人です。ペルシャ語に似たダリー語を話す彼らは、私の片言のペルシャ語の相手をしてくれる優しい人たちです。さて...

  • 【米国映画】親同士の喧嘩ほど怖いものは無し

    多くの人が一斉に移動するものだから、どうしたってもめ事が発生します。指定席に勝手に座られたとか、線路を歩く外国人とか、逆走自転車に痴漢。ああ、やだやだ。精神的にひきこもりの私は、近所の公園のベンチで読書。とーーーっても広い公園なのに、ほとんど人はいない。何と言う贅沢な空間と時間だろう。ジョディ・フォスター主演の映画「おとなのけんか」は、大人向けの笑いを求める方にお勧め。公園の端で男の子たちが喧嘩を...

  • 【デンマーク映画】福祉国家の闇

    すかっと晴れた!よーし、洗濯物を干すぞー。太陽の恵みを感じずには、いられません。トマス・ヴィンターベア監督の「偽りなき者」で、後味の悪さを経験済なのに、また借りてきてしまった、ヴィンターベア監督の「光のほうへ」。邦題が「光のほうへ」となっているので、希望を持って見てしまう観客が多いと思いますが、う~ん、どうなのかなぁ、この邦題は。原題のSubmarinoは、頭を水の中に無理やり沈める拷問を意味します。息も...

  • 読書)けたたましい料理家の旅行記

    おととい、図書館の庭に菖蒲が3本。凛々しく、すっくと立っていましたが、今日、見に行ったらもう萎れていました。しまった、あの雄姿を写真に撮っておけばよかった!来年に期待しましょう。来年もまだ生きているって余裕で言えますから、今のところは。料理は簡単でいいの、レシピ通りじゃなくても大丈夫、ということを私に教えてくれたのは、平野レミさんでした。レミさんの言葉にどれほど救われたか。きょうの料理でのレミさん...

  • 【フランス映画】労働者階級が知識階級を変えられるのか

    連休の中休み。休日の企業も多いと期待して、7時直前の電車に乗りましたが、思っていたよりは乗客が多かったです。曇り空で蒸し暑い日となりましたが、屋根の職人さんは8時過ぎには来てくれたそうです。私がパートから戻ると、ちょうどひとりで昼休みを取っているところでした。職人の仕事は、こういうひとり時間を楽しめる性格の人が向いているのかな。さて、「画家と庭師とカンパーニュ」。何度もDVDを借りてしまいます。子供...

  • 読書)キルギス 誘拐と結婚

    衝撃的で考えさせられる写真集です。フォトジャーナリスト・林典子さんによる「キルギスの誘拐結婚」誘拐結婚ときいて、どんなイメージを持つでしょうか。私が最初に「誘拐結婚」のことを知ったのは、旧ソ連諸国の映画をYoutubeで探していた時でした。(キルギスのアリム・クバト監督の「明りを灯す人」はお勧めです)私が見た動画のURLを控え忘れましたが、数人の若い男性が車で女性に近づき、無理やり車に押し込み、そのまま結婚...

  • 【チェコ映画】ノイローゼの妻が木を育てるエログロナンセンスな映画

    また観てしまった、ヘンテコリンで目が離せない映画「オテサーネク 妄想の子供」を。なかなか子供に恵まれないカレル(ヤン・ハルトゥル Jan Hartl )とボジェナ(ヴェロニカ・ジルコヴァ Veronika Zilková)はノイローゼ気味。夫のカレルは、木の根っこを細工して赤ん坊に見立てますが、これが妻ボジェナの幻想を促進して、オティークと名付けて育てます。ボジェナを演じるヴェロニカ・ジルコヴァは、ヒッチコックが片思いしそう...

  • イタリアのおもちゃ セルロイド人形が怖くて

    始まったみたいですね、ゴールデン・ウィーク(ほとんど他人事モード)。ジリアン・アンダーソン主演のThe Fallというドラマを見ていたら、すごく久しぶりにX-ファイルが見たくなり、アマゾンやヤフーオークションをうろついています。これぞ、正しい休み方だ。すばらしい。去年の話になりますが、イタリア文化会館で開催された「イタリア玩具の世界」展に何度か行ってきました。ヴェスパ(ベスパ)の自転車の展示も。イタリア映画...

  • 【ドキュメンタリー】難民からドーナツ王へ

    ドキュメンタリーフィルム「ドーナツキング」を図書館の上映会で視聴できました。平日の午後。会場前に人が並び、会場時刻の15分前にはすでに定員20名に達していました。ある高齢男性が「今日は雨だし、平日の昼間だからすいてると思ったけど。」というと隣にいた高齢女性が「年寄りばっかり。」と言って笑い合っていました。平日の昼間に映画、なんて恵まれた身分なんだろうと私は嬉しかったです。私は、カラフルなポスターと予...

  • 【ポーランド映画】危険を承知で修道女たちを救う医師たち

    Wafuさんで、やっと三重ガーゼケットの再販が始まりました。Wafuの綿貫社長が求めるようなリネンを織れる職人も少なくなり、この機会を逃すと、次に買えるのはいつになることやら。リネンの良さを肌で知ってしまうと、もう化繊には戻れなくなってしまうという、リネン地獄に私は落ちてしまいました。さてさて。ポーランド・フランス合作の映画「夜明けの祈り」をDVDで視聴しました。1945年12月、雪に覆われたポーランド。ポーラン...

  • 後期高齢者 いろんなことが一度に押し寄せる

    前にブログに書いた通り、強風のため、相方の家の屋根が吹っ飛びました。屋根瓦を一枚取り換えるだけでも、全部取り換えるにしても、とにかく足場を組まなくてはならず、これが高くつきます。家を建てて20年近く。この際だから屋根を全部、交換することに決めましたが、な、な、なんとお値段、200万以上。お隣のアパートのオーナーさんも、同じ日に足場を組むように、業者が日程を調整してくれました。こうすると、足場を組む業者...

  • 【イラン映画】出征した男たちを待つ家族

    2007年のイラン映画「Village Dwellers(村に住む人たち)」は、イラン・イラク戦争中、兵士たちの帰りを待つ女性や子供たちが主人公。小さな村に疎開して、共同生活をして助け合っています。普段は、連続ドラマを楽しみにしながら、家事をしたり。角砂糖を作る場面も出てきました。大根のようなものが、実は砂糖の塊です。イラン映画「花嫁と角砂糖」を見て、初めて知りました。女性たちを取り仕切っているのは、ヘイリ夫人(「ウ...

  • オランダのダンサーと混血のこと

    久しぶりの「踊る」カテゴリーは、オランダに拠点を置くCDKのことを。CDKのこれまでの踊りは、ダンサーたちが同じ衣装を身に着けるので、集合体の迫力と面白さがあります。全員、異なる衣装で踊る動画を始めて見ました。衣装は自前なのかしら。もし自前だとすると、どういう考えで、それを選んだんだろう、と細かいことが気になります。写真中央で、ベロア調のブラッドオレンジ色の衣装を着ているのは、ジェシー・ダーメン(Jessy ...

  • 【米国映画】金に困った兄弟の結末 これは胸糞映画か

    とんでもない話だ。お金に困った兄のアンディが、おバカな弟、ハンクをそそのかして、強盗を企てる。とにかくハンクがバカバカで、あれこれとやらかしてくれて、話はとんでもない方向へ!何度、Oh my God!と私は叫んだことか。その度に、横で一緒に鑑賞している相方が、Yes?(神のオレのことを呼んだ?)というくだらなジョークを言うので、うるさい。「その土曜日、7時58分」の原題は、死んだことを悪魔に知られる前に。生前、...

  • 定年退職後、初の花見/お勧めJOHAのウール製品

    Joha(ヨハ)のサラ。ウール85%、シルク15%の長袖インナーを、この時期はトップとして使うこともあります。コトリワークスのメリノウールも優秀ですが、サラは毛羽立ちや毛玉がありません。一度、間違えて、アタックで普通水流で洗ってしまいましたが、サラはへこたれません。ちーさな糸くずが見えてしまうこともあるので、ベージュのサラも欲しくなってしまいますが、ここはちょっと我慢です。私はスイートサイトという信頼できる...

  • 【スペイン映画】ジメジメした田舎でジメジメした事件

    スペインのサスペンス映画「マーシュランド」を久しぶりにDVDで鑑賞しました。これでもかってくらい残酷な犯罪、地味な風貌の主人公、哀しいくらい美しい風景。ドイツ映画「23年の沈黙」を、なぜだか思い出しました。フランコの独裁政治が尾を引いている1980年。場所はアンダルシア地方の湿地帯、ラス・マリスマス(グアダルキビール湿地のことで、だから英語のタイトルが、marshlandになっている)。湿地帯が、妙に芸術的に映し...

  • 【外国映画】終末期の患者と訪問介護 (ネタバレなし)

    映画って、観て終わり、でしょうか。私の場合、いい映画は後を引きます。しばらく経っても、その作品のことを考えたりして。そんな作品のひとつが、メキシコ生まれのミシェル・フランコ監督の「或る終焉(しゅうえん)」。原題は、Chronic。慢性的な、とか長引く(病)という意味ですが、邦題はよくできていると感心しました。終末期の患者を在宅看護する看護師のデイヴィッド(ティム・ロス)。患者の人生の「一部」にでもなった...

  • シルクふぁみりぃ 絹でヘアケア?絹はニオイにくいは本当か?

    シルクふぁみりぃさんで「ゴールデンシルク ヘアケアロングキャップ」を購入しました。ゴールデンシルクには、ずーっと興味があったのですが、「いやいや、今は老後資金を貯める時」と、買うのを我慢していました。定年退職して「よし、買う!今なら、買える!」と鼻息を荒くしたら、売り切れ。ずーっと売り切れ。おいー、せっかく買う気マンマンなのに、なんだよーと思っていたら、立ち上がったのです。毛布でおなじみの瀧芳さん...

  • 【ルーマニア映画】共産党ババアで、何が悪い

    「私は年寄りの共産党ババア」という、とんでもないタイトルのルーマニア映画をYoutubeで視聴しました。政治的な思想がどうのという堅苦しいことはありません。昔を懐かしく思い、今についていけないという、誰もが経験しそうなことを、この映画では表現しています。かつて共産党員だったミカ(ルミニツァ・ゲオルギウ Luminita Gheorghiu)は夫と質素に暮らしています。処刑されたチャウシェスクのが、本当に本人なのか確かめるた...

  • 【パレスチナ映画】ユダヤ人入植者に追い出され 生き延びた者

    シリア・イラン合作、パレスチナを舞台にした映画、The Survivor (Almoutabaki/Bazmandeh)をYoutubeで視聴しました。1995年に製作され、今年の4月9日にTPMがペルシャ語吹替え版(英語字幕付き)を配信してくれました。1948年、イスラエルの入植者たちがアラブ系住民を追い出しにかかります。それは、あまりにも唐突で理不尽なことでした。(セルビアのムラジッチがボシュニャク人たちを村から追い出したYoutubeの動画を思い出しま...

  • 【トルコ映画】親を亡くした子供を守る人・見捨てる人

    母を亡くし、父親に見捨てられた幼いアーメドと妹のアイシェ。同居しているおじいちゃんは左手が麻痺しているため、おじいちゃんの体を拭いたり、食事を作るのはアーメドの役目。おじいちゃんが受け取る年金だけが頼り。おじいちゃんだって、この先、どうなるかわかりません。アーメドとアイシェはどうなってしまうのか。はい、典型的なトルコの泣ける映画です。貧しい子供が苦労する映画はイヤなのに、また観てしまった・・・。貧...

  • シルクふぁみりぃ エヴァのキャミを使った感想

    少し前に、シルクふぁみりぃのエヴァ(キャミソール)を、3,200円(税込み)で購入しました。ポコポコとした鹿の子編みが特徴。写真はシルクふぁみりぃさんのサイトから拝借しました。肌にべたりと密着しないので夏向きだそうですが、実際のところ、どうでしょうか。そして、エヴァ。・ 汗は乾きにくいリネンや薄手のメリノウールと比較すると、なかなか乾きません。これは、他のシルク製品全般にも言えます。桐生店長は、最近、...

  • 【イラン映画】家族の死と怪奇現象

    Distress(苦痛)(2008年 Ali Tavakolnia監督)をYoutubeで視聴しました。精神病と迷信をテーマにした、なかなか深みのある作品でした。最後にネタバレがあります。父親の死をきっかけに精神に異常をきたしたモフタブ。優しい夫、エーサンの計らいで、別の家へ引越しをしたのですが、荷物を家へ運び入れる最中に、鏡に黒いカラスが映り込み、バラバラに割れてしまいます。イラン映画で度々描かれるのですが、ムスリムの女性が結婚...

  • ダブルガーゼでタオルを作ってみる

    ふわふわのコットンガーゼで定評のあるfuwara(フワラ)さんで、六重織・雲のガーゼを購入したのが2021年夏のこと。生地を買い、ガーゼケットを作りました。買った時から表面がすべすべで、洗うたびに、ふわんふわんと膨らみます。今度は、ダブルガーゼでタオルを作ることにしました。以前、メルカリで売っていただいた麻布館のリネンダブルガーゼは、私の感覚ではガサガサしています。麻布館の評判は、手芸好きの間ではすこぶるい...

  • 【フランス映画】空港に住む人たち

    カナダの空港で居眠りをしている間に、パスポートなど貴重品を盗まれたアルチュロ(ジャン・ロシュフォール)。フランスに到着したものの、パスポートも身分証明書も盗まれたので、入国できず。「パリ空港の人々」は、パリの空港で出国手続きができず拘留されてしまう人たちを描いた、コメディタッチの作品。え?こんなふうにすれば、空港内で生きていけるってことなの?と驚きの連続。ウサギを捕まえる話には、本当にびっくりさせ...

  • 飯塚幸三と高齢者免許更新のこと

    日テレニュースの記事を読むと、未だに飯塚幸三のことを「元院長」としているのかと、朝からむかむかしました。飯塚幸三受刑者と報道できないのは、何故なのだろうか。遺族の男性ばかりがフルネームで報道されるばかりか、脅迫までされているというのに。飯塚幸三受刑者が運転する車に同乗していた、妻と息子の配偶者は、今、何を思っているのか。後期高齢者の相方のところに、免許更新のお知らせが届きました。認知機能検査を受け...

  • 【トルコ映画】自立できない女/弱さを利用するずるい男

    ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督には「スリー・モンキーズ」で懲りたはずなのに、また見てしまった、「雪の轍(わだち)」。とにかく、まぁ、セリフが多いの。大西公子さんの安定した日本語字幕無しには、理解できなかった映画です。冒頭の事件がきっかけで、どえらい復讐劇になるのかと思ったら、そういうわけではなく。閉鎖的な村に住む老いた夫と若く美しい妻の気持ちの移り変わりを描く超大作です。カッパドキアでホテル業を営む...

  • 江戸・明治時代の旅行記から現代チェコへ

    立て続けに、ワクワクドキゴキが止まらない本との出会いがありました。図書館の「今月のおすすめ」で見つけた文庫本、「そこに日本人がいた!」海外へ渡航することが難しかった江戸から明治にかけて、自らの意思で海外へ渡った人たち。熊田忠雄さんが資料をよく調べ上げており、記憶違いや勘違い、矛盾などもきちんと指摘しています。興味深いのは、漂流中に助けられて異国へ渡った人や密航者がいたということ。現地の女性と結婚し...

  • 【イタリア映画】修道士が握った秘密を巡り・・・

    久しぶりのトニ・セルヴィッロ。「グレート・ビューティー」の、にやけた顔もよかったなぁ。ロベルト・アンドー監督・脚本の「修道士は沈黙する」では、全然違う顔を見せてくれました。イタリア映画祭では、現代のまま「告解」というタイトルで上映されました。高級ホテルで開かれるG8の会議に招かれた一人が、修道士のロベルト・サルス(トニ・セルヴィッロ)。彼を招いたのは、国際通貨基金(IMF)のロシェ専務理事(ダニエル・...

  • 【フランス映画】それぞれの思いを胸に刑務所の面会室へ

    虎ノ門の近くに小さな公園があります。なぜ、気がつかなかったんだろう。いや、気が付くはずもないだろう。何しろ仕事が忙しく、お弁当(←食費節約のため)を自分のデスクで食べながら仕事をしていた昼休み。こんなの「昼休み」なんて呼べないけど。それが、今はどうだ。11時半前にはお気に入りの店でゆったりと食事を味わう。満腹になったお腹をさすりながら、虎ノ門を散策。昼ご飯を食べにサラリーマンたちがビルから吐き出され...

  • 【アルメニア映画】都市崩壊 タイムリミットは96時間

    アルメニア・ロシア合作映画「グラウンドブレイク 都市壊滅」(原題は「地震」)は、男性が交通事故から救出される場面から始まります。この場面が、どうやって繋がるんだろうと、ちょっと首を傾げるのですが、その後の展開が見ごたえありました。1988年にアルメニアで実際に発生した大地震でのできごとを、できるだけ忠実に再現したのが、アルメニア出身のサリク・アンドレアシアン監督。旧ソ連の映画をイメージして見始めた私は...

  • 【イラン映画】なぜ勉強するんだろう

    貧困、寒村、学校へ行けない子供たち。こういうイラン映画は、苦手なんですよね。見ていて辛くなるから。だけど、2020年のイラン映画「繭と蝶」は、心温まる作品で、日本の小学生たちにも見せてあげたいなぁ、と思いました。足に火傷を負い、歩けなくなった女の子、パルヴァネ(ペルシャ語で「蝶」の意味もある)。学校で習うことを教えてあげようと一生懸命なのは、お隣のヤヴァールくん。物がない村なので、ある物だけであの手こ...

  • 【アルバニア映画】ドアは開かれている いつでも帰っておいで

    珍しいアルバニアの映画、Open Door(原題は Derë e hapur )2019年の作品です。予告編(英語字幕)しんみりとする姉妹喧嘩や親との関り、悩みを癒すようなノスタルジックな風景を描いている作品で、「この素晴らしさを伝えたい」とブログに残したかったのですが、何かと忙しく後回しにしている間に、残念ながら動画は削除されてしまいました。何かの映画祭で上映されることを期待して、このブログを記録のためにアップします。掛...

  • 【イラク映画】戦争に行った父を探す過酷な旅

    イラク人監督によるイラクを舞台にした映画、「バビロンの陽光」(英語はSon of Babylon)をDVDで鑑賞しました。戦争に行ったきり戻らぬ息子を探しに出る、年老いた母親(Shazada Hussein シャーザード・フセイン)。クルド語しか話せない彼女は、アラビア語も話せる孫のアーメッド(ヤッセル・タリーブ Yasser Talib)を連れて行きます。最初に「バビロンの陽光」を観賞した時は、祖母に対しての怒りのほうが大きかったです。なん...

  • ホーキンスMIRANDAの履き心地と問題点

    ホーキンスのMIRANDAを、セールで安く手に入れました。毎日、これを履いていますが、ちょっとだけ気になることが。緑のマーカーをつけたところが、靴底です。(写真はABCマートから拝借)ピンク色の部分は、地面から浮いています。(写真はABCマートから拝借)変わった靴底です。(写真はABCマートから拝借)ひょっとして、安く仕上げるためでしょうか。靴底の周囲は、地面から浮いている状態。右か左に重心が傾くと、トランポリン...

  • 60歳 避難を意識した靴探しと足の変化

    2019年秋ごろから、安全な靴を探さねばと思い続け、ようやく買ったのは、(また)ホーキンスのMIRANDAというシリーズ。5年くらい前に、スケッチャーズのスリッポンを入手したものの買った当初から、滑りやすいことに気づき、後悔。スケッチャーズの前に履いていたのは、ホーキンス。穴があいてしまったので買い換えましたが、今の私なら、何とか修理して履き続けていたかも。お金がかかることなので、ずるずると先延ばししていたス...

  • 【パレスチナ映画】ガザを飛ぶブタ

    パレスチナ人の漁師、ジャファール(イスラエル人俳優のサッソン・ガーベイ)が、魚網にひっかかったブタを発見してしまうことから始まるコメディ。イスラムの世界では、豚は不浄の動物。羊に扮装させて、周りの目をごまかそうとします。売り飛ばしたいのですが、当然ながら買い手は見つからず。そこへ、豚を使った思いがけないビジネスが舞い込みます。こうなると、金のなる木ならぬ、金のなる豚。大事に匿わなくてはと思っている...

  • 難民の妻であり写真家であり 小松由佳さんのこと

    アウトドア雑誌、Be-PAL(ビーパル)で読んだ、登山家・写真家の小松由佳さんの記事。ご主人がシリア人。トルコの難民キャンプへ、ご主人の家族に会いに、幼児の長男を連れて撮影という記事を読み、どういういきさつでシリア人男性と結婚したのかという素朴な疑問が湧きました。そんな下世話な好奇心に応えてくれるのが、小松由佳さんの「人間の土地へ」。小松由佳さんとご主人のラドワンさんとの恋愛のお話を中心に、なかなか知る...

  • 【ルーマニア映画】私の、息子

    済東鉄腸さんの影響で、Youtubeでルーマニア映画を見つけては、せっせと鑑賞しています。英語字幕が無い作品もあり、「こうなったら、私もルーマニア語を勉強しちゃおうか。」などと分不相応なことを思ったり。さて、ルーマニア映画の「私の、息子」のDVDを図書館で借りてきました。日本語字幕付きで、ありがたい。脚本は、ラズヴァン・ラドゥレスク。「ラザレスク氏の死」でも脚本を担当。ルーマニア語が理解できれば、もっと楽し...

  • 神保町めぐり カレーと隠れ家カフェ

    「桜の木のベンチ 持続可能とは何だろう」でアップしたベンチ。製作したのは、工芸家、木村桃子さん。彼女がリフォームを手掛けた不思議なカフェの話を読みました。その名は、オトナリ珈琲。お昼の1時に開くというので、来店前に近くのRスリランカで腹ごしらえ。ここのカレーは、ココナッツミルクたっぷりのスープカレー。病みつきになりそうなおいしさ!ポークローストが人気だそうですが、これはちょっと失敗。結構、筋切りを...

  • 【イラン映画】純愛か執着か

    イラン映画、What's the Time in Your World? は、「別離」などでおなじみのレイラ・ハタミと、ご主人のアリー・モサッファが共演しています。日本では未公開なのが残念です。砂漠や貧乏な人が出てくるというイラン映画のイメージを、がらりと覆してくれる純愛もの。でも、見方によっては、ストーカー映画とも言えるかも。英語字幕版は、著作権の関係で削除されていました(泣)スペイン語字幕版しか見つかりませんでしたが、とり...

  • クーデンホーフ光子さんの展示/広尾で買い物

    聖心女子大学のグローバル共生研究所で開催中の展示、「クーデンホーフ光子とその周辺」を見てきました。受付近くで無料展示されていて、受付でチェックインの手続きをする必要はありません。チェコ文化センターからのお知らせで知りました。写真撮影はOKということなので、思い出として何枚か撮らせていただきました。展示名 クーデンホーフ光子とその周辺所蔵館 チェコ共和国国立文書館クーデンホーフ光子さんのご両親が、光子...

  • 【トルコ映画】行方不明の息子 ドイツからトルコへ

    風変わりなロード・ムービー、Doorを見ました。トルコのテレビドラマ「マザー」のお涙頂戴の盛り上げ方を「ちっ。わざとらしいんだよ。」と文句言いつつ、つい見てしまう私は、Doorもつい最後まで見てしまいました。トルコからドイツへ移住した老夫婦が主役です。(ルーマニア映画を見ていると、イタリア移住のテーマが多いですが、トルコ映画の場合はドイツ移住の話が多いです。)25年前に行方不明になったミハイル。骨が見つかっ...

  • うちのビルケンシュトックが脱皮しました・・・

    マンションへ戻り、「そうだ、久しぶりにビルケンシュトックのボストンを履こう。」と思ったら、な、な、な、なんと!バックリとひび割れがーーー、オーマイガー!!!大慌てで、補修方法を調べましたが、「こうなったら、もう直りません」だって。ガーンガーンガーン!!!革だよね?エイジングを楽しむつもりだったのに。マンションに帰るたびに、クリーム塗っていたのに。何がいけなかったのか。実はそれが間違いの元でした。「...

  • 新生活・入学・就職などのお祝いに 靴のお手入れキット

    東急ハンズ銀座店で、靴のお手入れキットを見てきました。モウブレイと東急ハンズのコラボはお手軽価格で。お菓子の詰め合わせかと見間違えるような、缶入りとか。木箱入り!こんなのをお祝いにいただいたら、テンションが上がるなぁ!誰か、プレゼントしてくれないかしら・・・。私は、いい歳をした大人。自分にプレゼントしよう。私の悪いところなのですが、鍋でも靴でも、何か買う時は、それを使っている自分をうっとりと夢想し...

  • 【ルーマニア映画】腐敗暴きだすドキュメンタリー

    図書館へ行くと、近所の保育所の保育士さんふたりと10人の子供たちが絵本を借りていました。ひとり、ご機嫌斜めで泣きだした男の子がいました。みんなが帰ろうとしているのに、すねて床に座り込みます。「どうしたのー?」とお節介な私は声をかけ、男の子の手を握ると、握り返してくれて、立ち上がってくれました。その手の、なんとまあ、ちっちゃくて柔らかいこと!!子供の手って、こんなに柔らかかったっけ?吹き飛ばされそう...

  • 【パキスタン映画】SNSの恐ろしさと中高年夫婦介護の限界

    「神に誓って」以来、久しぶりのパキスタン映画、Zindagi Tamasha(英語タイトル Circus of Life)を観賞しました。(最後にネタバレがあります)予告編(字幕無し)不動産屋のラハット(Arif Hassan)は、詩を書いたり、結婚式で詩の朗読をしています。妻のファルハンダ(Samiya Mumtaz)は、病で床に臥すことが多く、歩くことができませんが、お互いに励まし合い、時に好き勝手なことを言い合っている熟年夫婦。本作では、観光客...

  • 【イラン映画】超常現象がお好きなら

    先日、イラン映画、Fireworks Wednesdayという映画のことを書きました。この作品で、金持ちだけど横暴な夫を演じていたHamid Farrokhnezhad (ハーミド・ファロクネザド)が、イラン映画では珍しいオカルトっぽい作品 Harim に出ていました。(harimの意味は不明。英語のタイトルは「封印する」になっています。)イランでの予告編。次々と起こる謎の惨殺事件。捜査にあたったのは、最近、妻を亡くしたモヘビ捜査官(ハーミド・フ...

  • 【ロシア映画】北海を舞台に家族関係を静かに描く

    Alexander Zachinyaev(日本語表記不明 アレクサンドル・ザチニャエフ?)監督のBy the White SeaをYoutubeで鑑賞しました。問題児の中学生、サーシャ(Nikita Manets)と継父のアンドレイ(Dmitriy Kulichkov)、サーシャを助ける老人(Boris Galkin)の出演がほとんどで、ちょっとだけサーシャの母親が出てくる程度。色気が無く、しかも舞台は寒そうな北海。荒波、強風、曇り空など、見ているだけで寒くなるし、サーシャの反発ぶ...

  • ウールの下着は臭わない、は本当か

    コトリワークス、Joha(ヨハ)、アイスブレーカー、シルクふぁみりぃ、モンベル。メリノウールと名の付くものは、いろいろと試して使い倒してきました。今日は、メリノウールの肌着は臭わないのか、です。変な話題ですみませんが、どなたかのお役に立てれば、と思います。こちらは、袋から出したばかりのタンクトップ(コトリワークス)。コトリワークスのブラも一枚、使っていました。メリノウールの質でいえば、コトリワークスが...

  • 【ボスニア映画】父の最後の願い

    これも、また珍しい。ボスニアの映画 Amanet を観ました。英語のタイトルは、「父の最後の願い」。2022年の作品です。1989年、ボスニアの小さな村が舞台。実際にロケに使われたのは、ポドスティイェナ村(Podstijena)とボソヴァチャ村(Bosovači)でした。大学を卒業し、弁護士になったアサド(Zlatan Skoljic)が、久しぶりに村に帰ってくるところから、映画は始まります。アサドには意中の女性、アミーナ(Iva Filipovic)がいます...

  • 【イスラエル映画】スイッチを押せば、死ねます

    「ハッピーエンドの選び方」テレビをつければ、ガザを破壊するイスラエル軍の姿ばかり。日本で劇場公開されたイスラエル映画の多くも、対パレスチナを題材にしていることが多く、それはそれでいい映画なのですが、たまには違う角度からイスラエルを見てみたい、そんな願いを叶えてくれる素敵な作品です。発明家のヨハスケル(モロッコ出身のZe'ev Revach ゼーヴ・リヴァシュ)が作った安楽死装置。死にたい人を死なせることは、殺...

  • 歯科検診と無料の鉄鍋

    久しぶりに歯科検診を受けてきました。 再診料 56点 医学管理 290点 検査 200点 処置 72点歯石取りと気になる歯周ポケットのチェックをしていただき、1,850円でした。随分といろいろな歯医者さんをまわりましたが、今、通っている歯医者さんは、自宅の一階が診察室。その自宅というのは、飾り気がなく、そういうところも気に入っています。家賃の負担がないからか、院長先生は業突く張りな感じではあり...

  • 【イラン映画】幼さ残るタラネ・アリドゥスティと結婚について

    声優のTARAKOさんが、さくらももこさんのオールナイトニッポンに出演した時のことを思い出すと、今でもクスクスと笑ってしまいます。同じ声で、どちらがしゃべっているのかわからなくて。享年63歳。私とたいして変わらない年齢。何があるか、わからない。今日という日を大切にしよう。TARAKOさん、安らかに。さて、今日も古いイラン映画のことを書き留めておきます。2006年のイラン映画、Fireworks Wednesday。イランが世界に誇る...

  • 【モンテネグロ映画】失業男、ふんばる

    これは珍しい、モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)の映画、Lazy Guyを観ました。首都ポドゴリツァに住む無職の男、ミロシュ(Savo Scepanovic)。一人息子のサッシャ(Ilija Redzic)のことを、とても可愛がっているのですが。(この赤ちゃんが、とっても可愛いのです。後頭部のおハゲも可愛くて、目が離せません。)妻、イェレナ(Milica Scepanovic)とは離婚。失業中のため、養育費の支払いが滞り、「養育費はどうなってるのよ。あん...

  • 災害時の洗濯とUTOカシミヤ製品

    できればすすぎをしないでも済むような洗剤はないものだろうかと、いろいろな洗剤を試して数年が経ちました。マーチソン・ヒューム。可もなく不可もなく。こちらは、ユーカラン。香りがいいのが特徴ですが、すすぎはしっかりと二回やらないと、洗剤が落ちた気がしません。シルクふぁみりぃの桐生店長さんが絶賛していたので、シルクふぁみりぃで購入したのがマザータッチ。入浴剤として使うと、垢がぼろぼろと落ちてびっくり。洗剤...

  • 【イラン映画】上映禁止 精神病の描き方

    バフラン・バフラミアン監督(Bahran Bahramian)による「パリナーズ」(英語版タイトル Fairy out of Wedlock)は、7年間上映禁止の後、ようやく公開されました。親を失った少女パリナーズ(マリヤム・ザレイMaryam Zarei)には、行くアテがありません。パリナーズの叔母、ファルコンデ(ファテメ・モタメド・アリアFatemah Motamed-Aria)が、不承不承、パリナーズを引き取ることにします。一人暮らしのファルコンデは精神を病ん...

  • 【トルコ映画】壁の中から猫の鳴き声が?ホラーか、ノイローゼか。

    ペット禁止なのに、マンションのどこからか、猫の鳴き声が聞こえる・・・?そんな考えに取り憑かれてしまった弁護士の女性、ズハル(ニハル・ヤルチン Nihal Yalçin)。頼りになるはずの彼氏はドバイへ赴任中。マンションに届いた家具が、どうしても居間へ入れられず、廊下に置きっぱなし。仕事は忙しい。あぁ、いまいましい。猫の鳴き声は、私の妄想ではないはず。絶対、どこかに猫がいる!目星をつけた住民の部屋に、理由をこじ...

  • 【ロシア映画】生前にお葬式の準備をする可愛いおばあちゃん

    近所を散歩していたら、ほぼ満開の梅の木に、なんと小さなうぐいすが!モズに追い出されても、何度も梅の木に戻ってくる健気な姿が可愛らしく、しばし見つめてしまいました。普段は「モズ、かわいー」なんて言ってる私ですが、こういう時はモズが憎ったらしく見えてしまいます。勝手なもんだね。さて。もしも、余命宣告を受けて、自分でお葬式の準備をするとしたら。どんなお葬式にしたいでしょうか。遺族に任せればいいことを、何...

  • ルーマニア人が日本語で書いた自伝エッセイ

    済東鉄腸さんが「千葉ルー」の中でお勧めしていた本を読みました。済東鉄腸さんはルーマニア語で小説や詩を書いて、ルーマニアで発表していますが、イリナ・グリゴレさんは、ルーマニア出身で日本語で「優しい地獄」を書きました。これまでにも、日本語を母国語としない人が日本語で書いた本は読んできました。ドナルド・キーン先生、スウェーデンの村雨辰剛さん、旧ユーゴの高橋ブランカさん、NHKイタリア語講座でおなじみのマッ...

  • 骨が語る人の生と死

    東京大学総合研究博物館で開かれている企画展示、「骨が語る人の生と死」は、好評につき2024年5月16日まで延長になりました。博物館の1階の片隅に開催されている展示会は、量はそれほど多くないことが、却って私のような素人にとってはちょうどよく、受付にいらっしゃるボランティアの方たちが親切に接してくださることもありがたいです。展示のフロアデザインを担当したのは、洪恒夫さん。本展示の企画者である海部陽介さんレベ...

  • 超高層ビルで綱渡り 呆れたフランス人

    フランスの綱渡り師、フィリップ・プティが、マンハッタンの世界貿易センタービルに、いかにしてワイヤーを張り綱渡りを実現してしまったかを、彼自身が記録した「マン・オン・ワイヤー」。(写真がピンボケ・・・)「マン・オン・ワイヤー」では、両親が親権を放棄したとありますが、その理由がわかりませんでした。何かのインタビューでは、あまり親とのことは語りたくないと言っていて、逆に気になってしまいました。映画「ザ・...

  • シルクふぁみりぃ もったいない袋落選で

    久しぶりに、シルクふぁみりぃのもったいない袋抽選に応募しました。お目当ては、アンゴラのウォーマー。欧州向け高級ブランドに使われる予定だったアンゴラ。ワケあって、シルクふぁみりぃのところへ。詳しいいきさつは、桐生店長さんのブログ「クイーンズアンゴラで編み上げた高級感たっぷりのウォーマーとソックス!!」で。(シルクふぁみりぃさんの公式サイトから写真を拝借しました)すべてのもったいない袋に、このアンゴラ...

  • 【ロシア映画】男らしさとは何だろう ネタバレなし

    アンドレイ・ズビャギンツェフ監督のデビュー作品「父、帰る」。12年ぶりに、どこからともなく帰ってきた父親(コンスタンチン・ラヴロネンコ)が、息子二人と小旅行にでかけます。長男アンドレイと父の距離、次男イワンと父の距離、そして兄弟の仲。それぞれが、くっついたり離れたり。そして迎える感動的な最後。多くの方がレビューを掲載されている有名な作品ですが、結構、ネタバレ率が高いので、これから鑑賞される方はご注意...

  • 衣類の穴あき・擦り切れ修繕 自由で奥深い世界

    てならい堂から届くメールには、好奇心を刺激する話題が、いつもいっぱい。遊ぶ金欲しさで始めたバイトの給料、案外と使い切れず、「よし、てならい堂の講習会で使ってやるぞ」と息巻くも、いつも満員御礼。手作りの大切さを理解している人、作ってみることに興味がある人が、ちゃんといるんだと思うと嬉しくなってしまいます。今週は、中須賀先生のダーニング教室の案内が、また届きました。(てならい堂のサイトから写真を拝借し...

  • 【イラン映画】戦う男たちの陰で

    今日の東京は、少し汗ばむような陽気でした。こんな天気のいい日に、パートから家へ直行するのはもったいないと、前から行ってみたかった無料の博物館で、日本で出土した人骨を見てきました。いやー、平日の昼下がりに、骨。贅沢な時間を過ごしてきました。お墓は江戸時代に広まったそうです。長い日本の歴史をみれば、割と最近のこと。なんだ、そんなにお墓にこだわることもないんだな。さて、それで。唐突に、忘れられないイラン...

  • 【ルーマニア映画】もうひとつの妻の顔 貧困と出稼ぎと

    ルーマニア映画でよく出てくる話題が、イタリア移住ですが、ルーマニア映画Cealalta Irina (The Other Irene)は、妻イリーナ(Simone Popescu)のエジプト出稼ぎがきっかけで、彼女の別の顔が徐々に明らかになる哀しい作品で、ルーマニアのいい加減な体制への批判がそこかしこに含まれています。後ろの方で、ネタバレがあります。夜警をしている夫、アウレル(Andi Vasluianu)は、妻のエジプト行きに反対しますが、押し切られて...

  • 【フランス映画】子供から孫へ 遺したいとは思っても

    屋敷の中にある美術品は、すべて売却してちょうだい。それが母親、エレーヌ(エディット・スコブ)の遺言でした。本当は、売却などしてほしくはなかったのでしょうけれど、三人の子供たちはそれぞれの人生を歩み、屋敷からすっかり離れていることを自覚していたのです。実家に縛られていた父や、親元を離れた私を今だに恨む母を見ていると、エレーヌのような決断はなかなか難しいことだと思います。「夏時間の庭」の主人公は、パリ...

  • 後藤絵美さんと観る「アッラーと私とスカーフと」

    カナダに住むシリア系女性が主人公の映画、Sabahでは、サバーが家に帰るなり、頭をぐるぐる巻きにしていたスカーフを取り、「あー、暑い!頭、痒いーー!」という仕草をするのが忘れられません。去年の12月に、ドキュメンタリー「アッラーと私とスカーフを」(監督は、カナダ在住の横間恭子さん)を観賞し、大好きな後藤絵美さん(ご専門は現代イスラーム文化・思想、ジェンダー研究)の解説を聞く機会に恵まれました。ドキュメン...

ブログリーダー」を活用して、由実子さんをフォローしませんか?

ハンドル名
由実子さん
ブログタイトル
インスタ映えのしない日々 
フォロー
インスタ映えのしない日々 

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用