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『ジュリーの災難』という映画を観た。ポスター等に、「この男が世界中の映画祭を席巻!」とか「第二の人生は、中国警察のスパイ」とか「自身に降りかかった驚愕の事件」…
【ボスニア映画】Halimina's Path (2012年 ボスニア・クロアチア・スロベニア合作)
2021年5月にアップした映画が、イスラーム映画祭で上映されることが決まりました。日本では初上映となります!*****2021年5月のブログは、ここから*****イランの映画ばっかり観てるなーと思うでしょ?そうでもないのよ。久しぶりにボスニア映画です。Halimina's Path (Halimin Put) ハリミナが辿ってきた道、人生というところだろうか。(英語字幕あり 日本語字幕なし)ボスニア戦争を題材とした作品。実話からイ...
秋田県大館市にある映画館「御成座」が今年もやります。12月28日(土)~31日(火)に「第二回オナリック・ショック映画祭」が開催されます。第二回 オナリック・…
高齢の男女の出逢いを描いた異色のイラン映画、「私の好きなケーキ」を観ました。テヘランで一人暮らしをするマヒーン(リリ・ファルハダプール)。恋愛ドラマを見ながら編み物をするのが、憩いのひととき。外国に住む娘とスカイプで話はするものの、娘は育児に手いっぱい。一方的に切られてしまい、寂しさが募ります。女友だちの食事会で、ひとりが仰天告白をします。男性との、ちょっとした出逢いがあったのだと。「(後ろの席で...
ゴゴベリゼ監督の「金の糸」は、日本の金継ぎ(きんつぎ)からヒントを得た作品で、壊れた人間関係が金継ぎのように修復され、より強くなることは可能なのだろうかと問いかけます。物書きのエレネ(ナナ・ジョルジャゼ)の家に、ミランダ(グランダ・ガブニア)が同居することに。ミランダというのは、エレネの娘の姑にあたる。娘の姑と同居だというだけでもイヤな話。そこへもってきて、ミランダというのはソ連時代の高官ときてい...
いつもは展示の企画を楽しんだり、新刊本情報を手に入れるためだけに訪れる東京堂書店。しかし、遂にこの時がやってきた。ビンボーな私が、遂に遂に(くどいぞ、貧乏人)買ってしまったのです、本を。はらだたけひでさんの「ジョージア映画全史」を。いや、それにしても。東京堂書店1階にいらっしゃる男性店員さんが紙カバーを本につける、その手さばきといったら!以前、スウェーデンから知り合いが来た時、彼女がトイレの音消し...
19世紀ジョージアの記録も、ソ連時代のやるせなさを静かに表す作品でした。ニコ・ベルナゼ(マムカ・サルクバゼ)の故郷の森に、森林開発業者の手が忍び寄ります。開発業者はロシア人ではなく、イタリアの企業のようです。森を奪われたら、村人には何もありません。都会で学ぶニコが、村人を代表して森林開発反対を役所へ訴えに行きますが、役人は「反対する人数が少ない。」と言います。ニコは「ここには先祖たちも眠っているんで...
1937年のグルジアを舞台にした、ラナ・ゴゴベリゼ監督の自伝的作品。父親は「人民の敵」として処刑され、母親はコトラスにある強制収容所送りに。コジョリにある孤児院に預けられたアナは、かつて住んでいた家に忍び込みますが、家はすでに秘密警察の男に乗っ取られていました。アナのおばあちゃん愛用のティーカップに、グルジアワインを注ぐ男。他人を尊重するなんて、ここにはありません。謎のアジア系男性のショットで始まる「...
「アラヴェルディの祭(ალავერდობა/ Alaverdoba)」は、1962年、ソ連時代のジョージア(旧グルジア)映画。私が生まれる1年前の映画です。カヘティ地方にあるアラヴェルディ修道院。ここで行われる伝統的なお祭りには宗教的意味が失われていることに、疑問を感じた記者のグーラム(Geidar Palavandishvili)。彼は、人々の気持ちをひとつにする行動を起こさなくてはという考えに至ります。コーカサス地方の伝統舞踏や音楽、土器...
日本で流れないニュース?! GAGA FOREVER?! 映画祭とモラル @ヴェネツィア
皆さん、こんにちは〜( ´ ▽ `)ノ すっかり住民が無視されたヴェネツィアのイヴェントとなってしまった映画祭。。。 「観に行けば良い」と仰る方もいるで…
ジャーナリストのソフィコ(Sofiko Chiaureli)は仕事にやりがいを感じていますが、反抗期の息子、サンドロ(Levan Abashidze)の扱いに悩んだり、夫との間に距離を感じるように。やがてめぐって来た昇進の話。管理職になれば、家族のために時間を融通しやすくなる。けれど、ソフィコは現場へ出て動きたい。優先にするのは、家族か、仕事かの選択を迫られます。こういうジョージア映画を観たいと思っていました!働く女性が「仕事...
前置き: ジョージア映画祭の立役者のこと「ジョージア映画祭2024」が開催されているユーロスペースへ久しぶりに行くと、はらだたけひでさんを見つけてしまいました。私は旧ソ連の文化が好きだと言いながらも、ジョージアがこれほど素敵な映画を作っていたなどとは恥ずかしながら知らなくて、はらだたけひでさんの個展へ行ったことがきっかけで、ジョージア映画の世界へ引きこまれて行った次第。あの日、個展へ行かなければ、珠玉...
あのはらだたけひでさんが企画されるジョージア映画祭2024が、明日から渋谷ユーロスペースで開催されます。はらだたけひでさんのことを知ることができたこと、ジョージアの映画のすばらしさを知ることができたことは、今、思い返しても鳥肌が立つほど感動します。ジョージアを代表する作家、ピロスマニの映画ももちろん上映されるほか、旧ソ連時代の貴重なモノクロ作品も上映されます。今年の映画祭では上映されませんが、私が好き...
忘れられない素敵なウズベキスタン映画「日曜日」を観ました。映画は、ある日曜日から始まり、次の場面では「翌週の月曜日」、さらに「翌週の火曜日」となり、最後は「翌週の日曜日」で終わる、約二か月におよぶ老夫婦の物語。不自由な田舎暮らしをする親を心配する息子。彼から次々と贈り物が届きますが、ガスレンジの使い方がわからない、テレビの設定ができない、冷蔵庫からは大きな音がしないけれど「本当に冷えているの?」と...
昨日、やっと告知されました。今年もリーブラホールで開催されます!あの「ヤドゥ」が。「タフティ」が。「ペインティングプール」が!戻ってきます!!あの作品の、あの場面が・・・と考えるだけで、もう涙が出そう。鈴木均先生のトークショーもあります!ドイツに移住したイラン女性を主人公にした No Prior Appointment を、Youtubeで早速、視聴しましたが、英語字幕がよく理解できませんでした。映画祭なら、森島聡さんの日本...
秋田県大館市にある映画館「御成座」が営業を再開して10周年が経ちました。再開に至るまでも再開してからも映画よりドラマティックな出来事だらけの御成座10周年は、…
ちょっとこの監督作品ってどういう感じなのかしら?とアマプラで鑑賞。 「よく知りもしないくせに」2008年 監督:ホン・サンスチェチョン国際映画祭に審査員として…
皆さん、こんにちは〜( ´ ▽ `)ノ 今年も嬉しい「JAPANESE FILM FESTIVAL ONLINE 2024」が開催中でイタリアでも日本…
5月4日から6日まで 横浜ベイエリアで開催される 横浜国際映画祭で 夫が監督をした 映画「幽霊はわがままな夢を見る」が 正式招待作品として上映されます。 …
日本大使館が主催する、日本フィルムフェスティバルが今ウエリントンで行われている。さっそく、「大河への道」を観に行ってきた。 感想は、 よかった! 伊能忠敬って歴史で勉強したけど、年代と初めて正確な日本地図を作った人、としかしらなかった。 だけど、映画の中で行われていた「ものすごーく地道な作業を、途方もなく丁寧に、丁寧に17年間も測量続けた」すごい人物だったんだ〜。 しかも、奥さん4人ももらっているし。50歳からわらの草履で全国をあるき回って、緻密な作業を延々とやり続けた。すごすぎ! 映画の中で、214枚の紙に大きな日本地図が描かれているのが映ったときには 「はーつ、美しい」 と思った。 俳優陣…
秋田県大館市にある映画館「御成座」の年末は凄そうです。12月1日(金)に毎年恒例の「柳家喬太郎独演会」があり、12月9日(土)・10日(日)に「おおだて短編演…
ついこの前まで20度以上だったのが・・・ 急に寒くなり、突然の秋がやってきました。 早朝、ダンナが出張に行ったので、ビリーの散歩に行ったらやけに寒い。 どうも1〜2度だったようです。(寒) 半袖から長袖、さらには冬のコートを出してきました。 さて、今日、ガーディアン紙でこんな記事...
映画祭とか入島料とか?! 巷 de 笑いのネタ(´・Д・)」 @ヴェネツィア
皆さん、こんにちは〜( ´ ▽ `)ノ 写真はとあるアーティストさんのアトリエ兼ご自宅にお邪魔した時に乾かしてあった3歳のお孫さんのお絵描きのもの🎨 …
GINMAKU Japanese Film Festival in Zurich 🇨🇭
日本映画をスイスで紹介し、上映するフェスティバル、チューリッヒで開催の「GINMAKU Japanese Film Festival」で、日本映画を鑑賞させていただきました。「GINMAKU」とは、「銀幕」を意味し、日本映画の巨匠や先駆者たちに敬意を表したタイトルがつけられたそうです。今年
先週のことですが、ベルギーの情報サイト ベル通(bel2.jp)さんから、僕のブログをリンク集に掲載したいとご連絡をいただいて、快諾していました。 【ベル通】…
ディマシュがSNSを更新し、ムンバイで開催中のSCO Film Festival/上海協力機構映画祭での様子をアップしていますのでご案内します。 この投稿をInstagramで見る Dimash Qudaibergen(@kudaibergenov.dimash)がシェアした投稿 モテモテ 【炉端談義】トークでは、"歌手2017のS.O.S"と"The Story of One Sky"のMVが流されました。 【トークの一部(ファンカム)】 (“S.O.S.” のビデオの後)D:(歌を)続けましょうか(笑) ありがとうございます。 皆さんご覧になったように、(このビデオでは)僕はもっと若かった…
【大先輩を表敬訪問】ムンバイのディマシュ【Dimash News更新】
インドのムンバイで開催中の「Shanghai Cooperation Organisation(SCO) Film Festival/上海協力機構映画祭」で審査員の一人として参加のディマシュ。 Dimash Newsが更新され、その様子を伝えていますのでご案内します。 ディマシュ SCO映画祭の審査員として活動開始 1月27日、映画祭のオープニングセレモニーがNational Centre for Performing ArtsのJamshed Bhabha Theatreで開催されました。 ディマシュ・クダイベルゲンは、オープニングセレモニーに審査員として参加しました。 「審査員のカザフスタ…
1/27~31にインドのムンバイで開催の 「Shanghai Cooperation Organisation(SCO) Film Festival/上海協力機構映画祭」に審査員の一人として参加のディマシュ。 映画祭が始まり、ディマシュの様子が次々にアップされています。 ↓ 審査員紹介 この投稿をInstagramで見る ディマシュジャパンファンクラブ(公式)DJFC🇯🇵(@dimash.japanfanclub)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Dimash.Japan.international(@dimash.japan.international)がシェアし…
ペナンでラテンアメリカフィルムフェスティバル🎞Latin American Film Festival
週末はドラゴンボートの後、息子と2人でガーニープラザの映画館でやっていたLatin American Film…
今回のテーマは、作品の内容も俳優も素晴らしかった「映画祭」です 先日、地元の映画祭2022で「すばらしき世界」の映画を観賞しました この映画は、小説「身分帳」(直木賞作家・佐木隆三さん)を原案にした 脚本&監督・西川美和さん、主演の「役所広司さん」はじめ 若手俳優の「仲野太賀さん」など、豪華キャストの作品でした この作品は、「シカゴ国際映画祭」や「シアトル国際映画祭」では それぞれ「観客賞」を受賞しています 日本では、2021年2月に公開された映画で 映画のポスターには、「この世界は 生きづらく、あたたかい。」と 「第45回日本アカデミー賞」では、作品賞をはじめ 7部門での優秀賞を受賞した作品…
雨のイスタンブール☆EATALY de 大集合❕ からの、日本映画祭『ひとよ』みたよ ❕
今週初め My Friend♡モックに日本映画祭へ誘われました。 映画の内容は知らなかったのですが、土曜の夜18:30開始だった『ひとよ』にすることに…
皆さん、こんにちは。 戦争やら何やらで開催されなかった事もあったそうですが映画祭は今年90年目を迎えたそうで。 招待客、参加者、関係者はそれぞれ楽しんだ…
今を生きよう いつだって青春 映画『ReLIFE』『サマーフィルムにのって』『あのこは貴族』
日曜から月曜にかけて見たオンライン日本映画祭の3作品で、一番胸に飛び込んできて、わたしが感動したのは、『サマーフィルムにのって』(It's a Summ...
はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 30年前に発生したある事件が切っ掛けで、 素人の我が輩が、映画祭のベスト男優賞に~~~‼ 一般に「神のみぞ知る」との言葉があるが…… おそらく神も知らなかったであろう出来事です。。。⁉ 全く映画の世界と関係のない人生を歩んで来た我が輩が、 古希を迎えるにあたって、映画に出演することになった。 その映画は、我が輩の幼少期の名前『とら男』~~~ ・ベスト男優賞で頂いたトロフィーです 我が輩が映画に出演するようになった経緯については、 予想もしていなかった信じられないような経緯からで、 その経緯については…… 映画の撮影と同時…
電子書籍の無料キャンペーンを実施中です。。 第22回 TAMA NEW WAWE コンペティション 上映映画…… ベスト男優賞受賞作品~長編映画『とら男』村山和也監督~~ 映画『とら男』の主演を演じた西村虎男が、 映画撮影と同時進行で綴ったエッセー、 ~~「古希を迎えた田舎の爺が映画の主演に!」~~ Amazonkindleの電子書籍として販売していますが、 映画祭での「ベスト男優賞」受賞の御礼として、 電子書籍無料キャンペーンを実施しますので、 興味のある方は、この機会に読んでみませんか……⁉ ・Amazonkindleに電子書籍として登録のエッセーです。 ● 無料キャンペーン日時など (日…